inti-solのブログ

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2008.10.12
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カテゴリ: PC・通信・IT関係
この夏我が家のテレビが壊れて、地上デジタル対応の液晶テレビ(26インチ)を買ったのですが、それに続いて、1ヶ月ほど前にハードディスクレコーダー(東芝製RD-XS31という型番)も壊れてしまいました。DVDドライブに何を入れても認識しなくなってしまったのです。購入したのが2003年の12月なので、まだ5年も使っていないのに・・・・・。ハードディスクへの録画は問題ないので、今のところはそのまま使い続けています。保証期間は過ぎているので、修理となったらいくら取られるか分からないし、アナログ機なので3年後には買い換えなくてはならないので、この機会に買い換えようかと思って情報収集しているうちに、途方に暮れてしまいました。

ハードディスクレコーダーって、どうしてこんなに複雑怪奇で使いにくいものになってしまったんだろう。

諸悪の根元は、地上デジタルのコピーワンスとかダビング10とかのコピー制御です。
地上デジタル放送に関する様々な問題は知っていたし、私自身も腹立たしいと思う部分は多々ありますが、コピー制御の問題については、体感的にはよく分かっていませんでした。だから、ダビング10が始まって、ああ、これで悪名高いコピーワンスからだいぶ使いやすくなって良かったなあ、デジタル対応のハードディスクレコーダーも買いやすくなったぞ、などと思っていたのです。
とんでもなかった。

5年近くDVDを使っているので、アナログ機に関係することであればDVDの様々な規格のことも一通りは知っているつもりでした。だけど、デジタル放送をコピーするにはDVDビデオモードではダメで、DVD-VRモードというものでなくてはコピーできない、ということははじめて知りました。
ところが、そのDVD-VRは、既存の再生専用のDVDプレーヤーなどでは再生できないのだそうですね。今手元にある東芝のハードディスクレコーダーも、DVD-RAMはVRモードをサポートしているけれど、DVD-RのVRモードはサポートしていません。どのみち、ドライブが壊れているから関係ないけど。
最新ではないDVDプレーヤーやレコーダーは蚊帳の外に置くってやり方は、非常に嫌な印象を持ちます。

それに、ダビング10と言っても、孫コピーはできませんし、別のハードディスクレコーダーにコピーできるわけでもありません。つまり、ハードディスクレコーダーを買い換えたとしても、古いハードディスクレコーダーに録画した映像を新しいハードディスクレコーダーに引っ越しできるわけではない。
ハードディスクは消耗品だから、いつかは壊れます。そして、DVDのメディアも、そんなに長期保存できるものではありません。私のハードディスクレコーダーでも、1年も経たずに読み出し出来なくなるDVDが結構ありました。
他のハードディスクレコーダーに引っ越しもできない、コピーしたDVDのバックアップもできないということは、ハードディスクが壊れ、複写したDVDが劣化して読み出しできなくなったら、その時点で録画は失われるということになります。

それじゃあ、今最新のブルーレイディスクにすればいいのかな。ブルーレイなら、細かくて訳の分からない規格や保存形式の違いはないようなので、規格としては分かりやすい。
でも、コピー制御がある限り、引っ越しできないという欠点は同じです。

それに、私はブルーレイディスクの高画質がほしいとは全然思わないのです。ビックカメラなどに行くと、よくDVDとブルーレイの映像を比較していたりしますが、そんなに決定的な違いとは思えないのです。ビデオ(VHS)とDVDの違いの方が、遙かに大きくて決定的と感じます。この差のために、10万円以上もするブルーレイディスクレコーダーを買おうとは思いません。DVD付きのハードディスクレコーダーなら5~6万でも買えますし、メディアの値段も安いですから。

これでも、我が家の中では私が一番画質にうるさい人間なのです。
我が相棒なんぞ、ビデオは3倍速で撮らなければテープがもったいない、と思っているような人種です。せっかく地上デジタルテレビを買ったというのに、リモコンの切り替えスイッチがアナログになっていれば、それをデジタルに切り替えることもせず、平気でアナログの番組を見ています。画質のがの字も興味がない。その影響か、うちの子に至っては、「デジタルやだ、アナログの方がいい」とまで言い、私がリモコンをデジタルに変えてもアナログに戻してしまうくらいです。

我が家には、高画質でも高価な地上デジタルテレビの意味なんて、全然ないのです。今から新しいテレビを買うにはそれしか選択肢がなかった、というだけのことです。
そんな相棒や子どもに比べれば、私は遙かに画質のこだわりは強いです。どんなにテープが安上がりで済んでも、ビデオの3倍速録画なんて見るに耐えない代物だ、という程度のこだわりはありますし、せっかく高画質のデジタル放送が見られるテレビで、わざわざアナログ放送を見ることはない、とも思っています。
だけど、アナログ放送の画質では耐えられないかというと、そんなこともないのです。デジタル放送が見られるのにわざわざアナログを見ることはない、というだけで、アナログしか選択肢がなかったら、それはそれでまあ良いんじゃない、というのが正直なところです。

そして、うちの相棒ほど画質にまったく興味のない人はかなり少数だと思いますが、私程度にわずかなこだわりしか持っていない人は、かなり多いのではないかと思います。だって、YouTubeなんて、画質は話にならないのに、あれだけの人気があるわけですから。要するに、YouTubeは便利なのです。そして、ハードディスクレコーダーも便利なのです、アナログ放送を録画する限りは。ビデオより高画質ですが、それ以上にビデオより使い勝手が良くて便利であることが、ハードディスクレコーダーがヒットした理由だと私は思っています。
しかし、地上デジタルになって、ハードディスクレコーダーは画質の向上と引き替えに便利さを失いました。
まあ、録って、見て、消してというだけで、長期保存とかDVDにコピーとかをまったく考えないなら地上デジタルでも使い勝手は変わらないでしょうけれど。皮肉なことにそういう使い方なら、高価なブルーレイディスクなんていらないのです。

というわけで、ブルーレイディスクは、HD-DVDとの熾烈な規格争いに打ち勝ったわけですが、どうもDVD並にヒットしそうとは思えません。東芝以外のメーカーはやがてブルーレイディスク搭載機しか出さなくなるでしょうから、選択肢がなくて仕方なく買う、というだけではないかと。
これもまた、地上デジタル放送を巡る矛盾の一つなのでしょう。





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最終更新日  2016.11.19 09:37:17
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