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2010.11.13
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カテゴリ: 環境問題
都合により、タイトルを変更しました

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101109-00000003-pseven-int

「毎年4万種が絶滅してる」と主張する環境関係者に専門家反論

10月30日未明に国際協定が締結されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)をめぐっては議論百出している。新聞等の報道では「地球上には 3000万種の生物が生息し、毎年4万種が絶滅している」とし、生物の保護を訴えている。生物多様性が損なわれているのは事実ではないのか。
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』の著者である武田邦彦・中部大学教授はこう指摘する。
「毎年4万種が絶滅しているというが、その一方で新種がどんどん誕生しているのです。しかし、毎年新種がどれだけ生まれているかを関係者は絶対いわない。
何人かの動物学者や植物学者に話を聞いたところ、大型動物の絶滅に関しては、『間違いなく人間が関与している』と断言します。たとえばインドネシアのスマトラ島では、スマトラトラと人間の数は反比例し、人が増えるほどトラは減っている。人間も大型動物の一種で、地球上ではどんどん増えているので、必然的にほかの大型動物は生きていけなくなるのです。
一方、植物に関しては『基本的に人間は関係ない』ということです。さらに、某大学の博物学者に『毎年4万種減っている一方で、4万種ぐらいは生まれているのではないか?』と聞いたら、『実は、新種の誕生はよくわかっていないので、プラスマイナスはいい加減』と答えた。しかし、それを口に出せない雰囲気があるのです。
生物多様性が大事だというが、では、『何万種なら適当なのか』と聞くと、専門家は口を閉ざす。いま地球上には3000万種いるが、多いのか少ないのか。
3億年前の古生代には1000万種いて、ペルム紀(~2億5000万年前)の大絶滅で100万種に減り、その後の恐竜が栄えた中生代(~6500万年前)にまた2000万種に増えた。しかし、6500万年前に隕石が落ちて地球環境が激変し600万種に減り、その後続々と増えて現在の3000万種に到達した。地球の歴史で考えれば、現代は非常に生物種が多い時代といえます」
--------------

武田邦彦みたいな人の言い分を丸呑みしている時点で、記事のスタンスのお里が知れますが、そもそも生物の中にはまだ人間に存在を知られていない、あるいは同じ種と認識されていたものが実は別種だったという例がまだまだたくさんあるので、新しい生物種が次々と記載はされていますが、それはもちろん新しい生物種が「生まれた」わけではなく、単に「存在が分かった」というだけのことなのは、言うまでもないでしょう。

「毎年新種がどれだけ生まれているかを関係者は絶対いわない。」とありますが、この記事の中から単純計算できるではないですか。

「6500万年前に隕石が落ちて地球環境が激変し600万種に減り、その後続々と増えて現在の3000万種に到達した。」
→つまり、差し引きすると6500万年で2400万種増えた、ということになります。1年あたりで何種でしょうか?答えは、2.6年につき1種ですね。もちろん、これは「増加」であって、この間誕生して絶滅した種類もたくさんありますから、「生まれた種類」はそれよりずっと多いはずです。しかし、仮に1000回転、つまり240億種が生まれ239億7600万種が絶滅した結果の3000万種だったとしても、新種の発生は1年に400種にもなりません。それに対して、1年に4万種が絶滅する事態がどれほど深刻かということは、説明するまでもないでしょう。
哺乳類と鳥類では、6500万年前と現在で共通の属は一つもありませんが、それ以外の動植物では、6500万年前と現在で共通の属はそれほど珍しくありません。たとえば、マツやカエデ、ナラ(カシ)、ヤナギやポプラ(ハコヤナギ)など、今日我々が見慣れた樹木の多くは、白亜紀にはもうありました。
しかも、この6500万年間、ずっと同じ割合で生物種が増え続けてきたわけではありません。急激に増える時期と、そうでもない時期があります。基本的には、大絶滅の直後の時期(暁新世)やその後の時代(始新世)には急激に増えていますが、第四紀の現在(地球の歴史で言う「現在」という意味)は、そんなに急激に生物種が増えている時期ではありませんでした。
ですから、実際には現在新たな生物種の発生(種分化)は、おそらく年間400種なんてないのではないかと思います。

ただし、ここで書かれている何千万種という数字は、あくまでも推計です。今現在ですら、全ての生物種が発見されているわけではないことは前述のとおりです。まして、過去の世界の生物種は、推計の幅が非常に大きい。白亜紀の生物種が、本当に現在の2/3しかなかったかどうかなんて、実は明確には分からないのです。
「地球の歴史で考えれば、現代は非常に生物種が多い時代といえます」というのは、ひょっとしたらそのとおりかも知れません。しかし、だから少しくらい減っても問題ないのだ、というわけではありません。
何しろ、45億年前まで立ち返れば、地球上の生物種は0種です。従って、それ以降のどんな時代だって、地球誕生直後との比較で言えば「生物相は豊か」なのです。それこそ、単細胞生物しかいなかった時代ですらも、です。生物種が10万種しかなくなっても「地球誕生直後より豊かな自然だから良いじゃないか」と言うつもりでしょうか。

我々人類は第四紀という時代を生きているのであって、白亜紀を生きているわけでもペルム紀を生きているわけでも、先カンブリア紀を生きているわけでもないのです。人間の生活の場としての地球環境問題を考えるのに、人類の誕生していない時代の地球環境を持ち出しても仕方がありません。
よく、地球温暖化問題で「恐竜の時代は今の10倍も二酸化炭素があった」などと愚にもつかないことを主張する人がいますが、ではあなた、白亜紀の時代に行って暮らせるのかよと言いたくなります。ちなみに、その時代は酸素濃度も現在より低かったので、現在の人間は、窒息死はしないまでも相当息苦しかったであろうと思われます。

※計算間違い及び一部表現を訂正しました。





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最終更新日  2010.11.13 13:02:44
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