inti-solのブログ

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2010.12.04
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カテゴリ: 環境問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101203-00000070-mai-soci

<地球の平均気温>2010年は観測開始以来、最も高温か
2010年の地球の平均気温は観測開始以来、最も高くなる可能性があると、世界気象機関(WMO)が2日、発表した。カンクンで開かれている国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で、WMOは「温室効果ガスの排出増がなければこのような上昇はない」と語り、各国に早急に地球温暖化対策に取り組むよう呼びかけた。
1~10月の平均気温は14.55度で、過去最高だった98年の14.53度を上回った。10年ごとの比較でも01~10年が最も高かった。現在、11月以降のデータを調べているが、簡易分析でも高い傾向が続いている。このため、WMOは年間の気温も「1850年に温度計による記録が始まって以来、少なくとも3位以内に入る」としている。
地域別では、特に北極圏のグリーンランドとカナダが突出し、一部で平年より3度以上高い。熱波に襲われたモスクワの7月の気温は平年より7.6度高く、同月29日に38.2度を記録してから30度超の日が1カ月続いた。アルジェリア北部では2月に36度を記録するなど世界各地で最高気温を更新した。
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は07年の報告書で、現在の気温上昇傾向が続くと、大雨や干ばつなど極端な現象が増えると予測している。今年はアジアのモンスーン地域を中心に大雨による洪水が発生し、南米アマゾンは干ばつになった。
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12月に入ってから、とても12月とは思えないような暖かい日々が続いています。もちろん、これが日本の中の一部の地域という、ごくミクロな現象であれば、それをもって「温暖化が」というつもりはありませんけれど、実際には世界中で高温傾向が続いているのは記事にあるとおりです。
温暖化のモデルによると、高緯度地方でより温暖化の影響が大きいとされます。そして、実際に北極圏のグリーンランドとカナダが突出して気温が上昇しています。ということは、温暖化モデルと現実の気候変動は、そう大きくは食い違っていないと言えそうです。
グリーンランドの気温が急激に上昇しているというのは、非常の恐ろしい話です。グリーンランドには氷床があります。南極の氷床に比べれば小規模ですが、これが全て融解すれば、世界の海面高度は7mあまり上昇します。東京湾・伊勢湾・大阪湾の3カ所で、現在海抜ゼロメートル地帯の面積は577平方キロ、人口は400万人にも達します( 国交省のサイトより )。日本の首都東京・大手町も、海抜高度6.1m(現在はゼロメートル地帯ではない)ですから、当然海面下になります。つまり、日本の政治・経済・社会の中枢が、水面下になる、ということです。
実際には、グリーンランドの氷が全て融解しているのに、南極の氷はまったく融解していないとは考えにくいので、そのときにはもっと海面高度は上昇する可能性が高いと思います。


話は変わりますが、温暖化否定論の様々なバリエーションの中に「温暖化は太陽活動の影響だ」という主張があります。
確かに、太陽活動と地球の気温には、相関関係があります。いや、ありました。太陽活動が活発化すれば気温が上昇し、不活発になれば気温が低下する、そんな関連性が、1990年代初め頃までは確かにあったのです。しかし、それ以降太陽活動と地球の気温の相関関係は不明瞭になっています。
太陽活動はおよそ11年周期で活発化と不活発化のサイクルを繰り返しています。そして、一昨年と昨年は、太陽活動がものすごく不活発な時期に当たっていました。
大雑把に言えば太陽黒点の数が多いときは太陽活動が活発、少ないときは不活発になるのですが、2008年と2009年は、それぞれ無黒点日、つまり太陽上に黒点が一つもない日数が年間260日以上にも達しています。これがどれほどの記録なのかは、年間無黒点日数の多かった年ベスト10を挙げると理解できるでしょう。

1位 1913年 311 日
2位 1901年 287 日
3位 1878年 280 日
4位 2008年 266 日
5位 2009年 261 日
6位 1902年 257 日
7位 1912年 254 日
8位 1933年 240 日
9位 1954年 229 日
10位 1867年 222 日

2008年の記録より上位は、全て1910年代以前の記録です。つまり、去年と一昨年は、太陽活動が100年ぶりに不活発な水準だったわけですが、さて、この2年間地球の気温が寒冷化していたでしょうか?
そんなことはないですね。 気象庁による と、2009年の世界の平均気温は平年差+3.1度で、1891年の統計開始以降3番目に高温の年だったとのことです。

そうこうしているうちに、今年2010年に入って、太陽活動の不活発な時期は終わりを告げました。
このことから考えると、太陽活動と気温には確かに関連性があるけれど、現在はそれを上回る規模で、人為的影響による温暖化が起こっていると言えるんじゃないかと思うわけです。





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最終更新日  2010.12.04 10:41:45
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