inti-solのブログ

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2013.10.01
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カテゴリ: 環境問題
福島第2原発廃炉に理解 衆院審査で経産相表明
茂木敏充経産相は30日、東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐる衆院経済産業委員会の閉会中審査で、福島第2原発について「福島県の皆さんの心情を考えると、現状で他の原発と同列に扱うことはできない」と述べ、県や県議会が「県民の総意」(佐藤雄平知事)として求める廃炉に理解を示した。
安倍晋三首相は9月19日に福島第1原発5、6号機の廃炉を東電に要請したが、福島第2原発については経産省資源エネルギー庁の担当者が同25日の県議会全員協議会で「事業者(東電)が判断する」と答弁、大きく後退した印象が県内に広がっていた。

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安倍首相が福島第一原発の5号機・6号機の廃炉を東電に要請したことは、驚きでした。原発維持に前のめりになっている安倍政権がそれを言い出すとは予想していなんかったので。もちろん、いい意味での驚きです。安倍政権の政治姿勢に私は全面反対ですが、この決断に限っては評価したい。
それに続いて、福島第二原発についても、廃炉という言葉が出始めているようです。まだ、観測気球を上げているだけで、正式決定でも何でもありませんが、そういう観測気球を上げ始めたというだけでも、好ましい前兆ではあります。

もっとも、安倍政権は脱原発を進める気などは毛頭なく、福島以外の原発は再稼動する気満々なのでしょうが。
それにしても、何故急に福島第一・第二原発の廃炉に言及し始めたのでしょうか。ひとつには、先の参院選で、福島の自民党が福島の原発派全廃という、自民党中央とは違う政策を掲げ、自民党中央としてもそれを配慮せざるを得ないという判断があるのでしょう。

そしてもうひとつは、例の汚染水問題かな、という気がします。
安倍は「状況はコントロールしている」「問題ない」と大見得を切ってしまったわけですが、実際にはコントロールできていないし、問題は大有りであることが、大きな批判を浴びています。 当ブログでも批判記事を書きました
で、安倍首相としては、「コントロールできている」「問題ない」発言に真実味を持たせるために、目に見える変化を必要としたのではないかな、と。これは私の推測に過ぎませんけど。
もしこの推測が当たっているとしたら、「コントロールできている」といううそから、福島のすべての原発が廃炉、という正しい結論が出てきたわけで、瓢箪から駒というか、うそから出たまことというか、ともかく「結果オーライ」な状況に至った、と見ることもできます。
もっとも、全廃するのが福島の原発だけ、他は動かす、特に「もんじゅ」や浜岡原発も動かす、というのでは、全面的に賞賛する気にはなれませんが。

ところで、自民党の(元)政治家では、こんな人の動向も出てきています。

小泉元首相が「脱原発」主張=安倍政権に決断促す
小泉純一郎元首相は1日、名古屋市で講演し、日本のエネルギー政策について「私は原発ゼロを主張している。(原発事故を引き起こした)東日本大震災をチャンスと捉えるべきだ。原発ゼロの循環型社会をつくる契機となる」と述べ、「脱原発」を訴えた。
小泉氏は「原発ほど費用がかかるものはない。事故を起こしたら影響は計り知れない。廃炉も40~50年かかる」と指摘。「原発をゼロにしても日本は十分やっていける。早い方がいい」と、安倍政権に脱原発の早期決断を促した。

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何がどうなって、こういう認識に至ったのかは知りませんが、これもまた良い意味での驚きです。この記事に書かれている文面を見る限りは、小泉元首相の主張には全面賛同です。もちろん、だからと言って小泉政権の行った「業績」には、まったく賛同しませんが。今これを言うなら、首相のときにやってくれよ、という気もしますけど、小泉も震災を気に原発への視線が一変したのでしょうから、それ以前に脱原発を訴えていなかったことを批判しても、仕方がないのかもしれません。





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最終更新日  2013.10.01 23:17:25
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