inti-solのブログ

inti-solのブログ

2013.10.11
XML
テーマ: ニュース(96565)
カテゴリ: その他
18歳少女、首切られ死亡=殺人未遂容疑で21歳男逮捕-当日相談も・警視庁
8日午後4時50分ごろ、東京都三鷹市井の頭の路上で、若い女性が首から血を流して倒れているのを通行人が見つけ110番した。女性はすぐ近くに住む私立高校3年(18)で、首などに刃物による切り傷があり、搬送先の病院で約2時間後に死亡が確認された。
警視庁は事件の約1時間半後、現場から逃げた男によく似た住所・職業不詳の容疑者(21)を市内で発見。「やったことは間違いない」と鈴木さん襲撃を認めたため、殺人未遂容疑で逮捕した。同庁は三鷹署に捜査本部を設置し、容疑を殺人に切り替えて詳しく調べる。
 警視庁によると、被害者は8日午前、両親と三鷹署を訪れ「(容疑者に)待ち伏せされている」とストーカー被害を相談。署員は警告のため、同容疑者の携帯電話に3回電話をかけたが、つながらなかったという。同庁は署の対応に問題がなかったかも調べる。
被害者は首の右側などを切られており、自宅の敷地内で襲われた後、助けを求めようと路上に出たところで倒れたとみられる。「助けて」という悲鳴を聞いた通行人が、制服姿で路上に倒れている鈴木さんを発見し、通報した。検視の結果、死因は首や腹部を切られたり刺されたりしたことによる失血死とみられる。

---

旧聞に属するかもしれませんが、痛ましい事件が起きてしまいました。警察の対応が万全だったか、ということが注目されているようです。過去に、ストーカー関連の関連に関して、警察の対応にはかなり問題があった例もあります。今回も、問題はあったでしょうが、相談から事件に至るまでの所要時間が短すぎた、という面もありそうに思います。

以前にあった桶川や逗子のストーカー殺人事件では、明らかに警察の失態があったわけですが、今回はそこまでの落ち度があったのかどうかは分かりません。

いずれにしても、殺人にまで至るような事例、要するに犯人が極度に異常な心理に陥っている状態では、犯罪を阻止するのはかなり難しいように思います。
数日とか1週間くらいなら、警察が被害者の身辺警護を行うことも可能でしょうが、まさかその状態を何ヶ月も続けることはできないでしょう。何しろ、凶行に及ぼうとする側は、自分の好きな時間をいつでも選べるのに対して、守る側は常時防御体制を固めていなければならない。これはなかなか困難なことです。
確か、何らかの犯罪行為でいったん逮捕され、服役して出所したとたんに再度の犯行に及んでストーカー相手を殺した、という事例もあったように記憶しています。そんな執念で何ヶ月、あるいは何年もつけ狙われ続けたら、とても防ぎきれるものではありません。

殺人を防ぎえたとしても、いつ殺されるか、という生活を何ヶ月も何年も続けたら、被害者側の神経が保たない。

いずれにしても、こういう犯罪行為を犯すような人というのは、基本的にまともじゃない。そういう、まともじゃない人にあってしまったら、早々に逃げるしか手がなさそうです。

Wikipediaの「ストーカー」の項目 によると、ストーキングを行う者の心理は5つに分類できるそうです。

精神病系
精神病によって抱く恋愛妄想、関係妄想によってストーキングを行う。現実には自分と無関係の、スターに付き纏うようなタイプが多い。警察庁の統計によれば、ストーカーに占める精神障害者の割合は、0.5%である[1]。

パラノイド系
妄想によりストーキングを行うが、妄想の部分以外は正常で、話すことは論理的で、行動は緻密であることが多い。現実の恋愛関係の挫折による付き纏い行為もあるが、現実には自身と無関係の相手に付き纏うタイプが多い[6]。

ボーダーライン系(境界人格障害)
性格は外交的・社交的で、「『孤独を避けるための気違いじみた努力』が特徴」[9]で、病気ではなく、人格の成熟が未熟で、自己中心的で、他人・相手の立場になってみてものを考えることが出来ないタイプで、このタイプの人は精神医学の専門家でない人が想像するよりも世の中に多いという。人間関係は濃く[9]、相手を支配しようとするところに特徴があるという。

ナルシスト系(自己愛性人格障害)
自信・自負心が強く、拒絶した相手にストーキングするものが多く、行動的な分類からは『挫折愛タイプ』に属するものが多い。現実の人間関係は深い。

サイコパス系(反社会的人格障害)
被愛妄想を持つ(相手が自分を好きであると信じる)のではなく、自分の感情・欲望を相手の感情と無関係に一方的に押し付けるタイプで、性欲を満たすための道具として相手を支配するものが多い。「凶悪・冷血な犯罪者」「典型的な犯罪者」というイメージが特徴で、人間関係は強引で、「相手に『取り憑く』能力を持っている」ことが特徴であるという。

福島章の『新版 ストーカーの心理学』(2002年)によれば、すべてのタイプのなかで、男女を問わずストーキングを受けた者が最も困難に陥れられるタイプは、ボーダーライン型であるという。

---

うーーーん、何というか、私は、こういう人たちと出会う確率の比較的高い仕事をしているので、実は結構他人事ではない。私生活だったら絶対にお近づきになりたくないタイプの性格の持ち主だって、仕事ではこちらから逃げ出すわけには行かないのです。
Wikipediaの記述によれば、意外に精神病系(狭義の)のストーカー犯罪は少ないようです。もっとも、人格障害というのは広い意味では精神疾患のようなものともいえますが。
確かに、狭義の精神疾患、たとえば統合失調とか妄想系の人などは、ひとことで言って「面倒くさい」例が多いけど、暴力を振るいそう、という意味で危険な人が多いかと言うと、必ずしもそうではありません。もちろん、中にはそういう人もいますけど、多くはない。

それに比べると、人格障害系の方が、危険な匂いのする人が多い、というのは体感的に私も思います。暴力は振るわなくても、1ミリグラムでも気に入らないことがあると、怒鳴るしか表現の仕方を知らないような人がいます。ある意味で不幸な人だなとは思うのですが、実際目の前で怒鳴り始めると、「かわいそう」という気にはあまり、いやまったくなれません。私も聖人君子ではないのでね。そういう人と応対すると、やはり神経を消耗します。

そんな人に四六時中つきまとわれたら、たとえ殺害という結果でなくとも、心身ヘトヘトになってしまいます。

仕事ではなく私生活だったら、こういう人と会ってしまったら、とにかく逃げる(避ける)しかありません。とはいえ、最初からそういう性格の持ち主ということが明らかに分かるとは限らないところが難しいところです。

話は変わりますが、今回の事件の被害者について、ある野球選手が「自業自得」とネットで発言して、非難を浴びたそうです。何でも、この被害者の、ある種の画像がネット上にばらまかれたことに関しての発言らしいですが、そもそもばら撒いた当事者が今回の殺人犯のようです。
2人の間に何があったかは知らないし、知りたいとも思いません。何があったにしても、殺されることを「自業自得」と言い放てるほどの非が、この被害者にあったと思えないということだけは疑いの余地はない。

恋は人を盲目にさせるけど、どんな恋もいつかは醒めます。大の大人だって相手の性格を見誤ることはあります。まして高校生が、相手の性格を見誤って、ろくでもない男と付き合ってしまったことを非難してもはじまらないのです。子どもの頃から大人並みの分別がもてる人間が、どこにいるのか、って話です。

とはいえ、私も子どもを持つ親なので、非難するとかしないとかということよりは、わが子がこういう事態に巻き込まれる事態だけは、なんとしても避けたい。いや、私自身もそうですけど、子どもは特にね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.10.11 21:24:25
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: