inti-solのブログ

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2015.07.08
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テーマ: ニュース(96561)
新国立競技場:突出した総工費 有識者会議「縮小」に反発
総工費2520億円に上る新国立競技場の計画が7日、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)の将来構想有識者会議で了承された。昨春の計画を900億円近く上回る大幅なコスト増に会議では異論がほとんど出ず、むしろ新たな出費につながる意見が相次いだ。
「価格についてはここまで圧縮され、私は妥当だと思う」。大会組織委員会会長の森喜朗元首相は評価した。
総工費は13年9月の五輪招致段階で1300億円と見込まれたが、建設資材高騰などを背景に同10月、3000億円の見通しが表面化した。見直しが進められ14年5月に1625億円に下げられたが、先月公表された計画で再び2520億円に膨らんだ。
2520億円を導くためJSCと文部科学省は、開閉式屋根(遮音装置)設置を大会後に先送りし、常設8万席のうち1万5000席を仮設に変更してコストダウンを図ったが、委員は「計画縮小」に反発した。
JASRACの都倉俊一会長は、五輪後にコンサート会場として活用する構想を踏まえ、遮音装置先送りに不満をあらわにして早期設置を訴えた。日本サッカー協会の小倉純二名誉会長は、W杯招致を見据えすべての座席を常設とすることを要望した。
過去の五輪主会場の総工費は08年北京大会が540億円、12年ロンドン大会も837億円で、新国立競技場は突出している。16年大会招致に携わった鈴木知幸・順天堂大客員教授は委員の発言に「自分たちの思い入れで言っているだけで、経費や将来構想の視点がない。先々のことまで憂慮して話しているのか」と疑問を呈した。
一方、文科省を批判していた東京都の舛添要一知事は「技術的な点を判断するのは私にとって不可能に近い。文科省、JSCの責任で間に合うよう、しかるべきものを完成させていただくことをお願いする」と述べるにとどめた。
建築家の安藤忠雄氏は会議を欠席した。遠藤五輪担当相は8日、東京都庁で舛添要一知事と会談し、新国立競技場の建設費の一部負担を要請する。舛添知事は7日夜、記者団に「協力要請を受けて、どうするか考えたい」と語った。

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この問題は、3000億の見積もりが出た当時、批判する記事を書いたことがあります。

常軌を逸した金額

3000億が2500億に圧縮されたのでめでたしめでたし、というわけにはいきません。そもそも、最初は1300億、それが3000億に拡大、批判されて1600億に縮小したけど、結局やっぱり2500億円と、どうしてこう見積もりが二転三転するのか。要するにその場しのぎのデタラメな見積もりとしか言いようがありません。
しかも、引用記事にはありませんが、別報道によれば、維持費が50年間で1000億円以上、つまり年間で20億円もかかるそうです。

サッカーのワールドカップを今後何回やるつもりなのか、8万人を集める音楽コンサートが、いったいどれほどの頻度で開かれるのか、ということを考えると、JASRAC会長やサッカー協会名誉会長の言い分は、費用対効果という視点をまったく欠いているとしか言いようがありません。
「価格についてはここまで圧縮され、私は妥当だと思う」と言い放った森元首相に至っては、あきれてものも言えません。2500億円という巨額、過去のオリンピック会場と比べても異常に高価な建設費を「妥当」と言う感覚はいったい何なのか。

要するに、今のアベノミクスもそうですが、公共事業にどんどんお金を注ぎ込もう、それによって利益誘導を計ろう、ということとしか思えません。民主党政権時代の子ども手当てや高校無償化がばら撒きだと散々批判されました。私自身も、子ども手当ては賛成ではありませんでした(高校無償化は賛成ですが)。でも、2500億円のオリンピック会場だって、バラマキだよねえ。

その負担は、結局国民にのしかかってくる。しかも、東京都にも建設費の一部負担を求める、ともあります。私は東京都民なので、冗談じゃないよ、と思うんですけどねえ。





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最終更新日  2015.07.08 23:35:41
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