inti-solのブログ

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2018.12.19
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テーマ: ニュース(96563)
カテゴリ: その他
消臭代1~2万円取ってスプレーせず? 処分後に爆発か
札幌市で16日夜に起きた爆発事故で、倒壊建物に入居していた不動産仲介店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の社長が18日に会見した。店長が室内で在庫の消臭スプレーを処分するため、120本を並べて立て続けに噴射し、約20分後に給湯器を使おうとして爆発が起きたと説明。「心よりおわび申し上げたい」と謝罪した。
店内には当時、店長と従業員の2人がいた。佐藤社長が2人から聞き取ったところ、スプレーを噴射したのは事故当日の2日後に店の改装を控え、在庫を処分するためだったという。
午後8時ごろから、店長が1人で店内のテーブル4カ所に120本を並べて中身を噴射させた。店内が煙ったため、2人はいったん外へ出た。15~20分後に戻り、店長が手を洗おうと給湯器をつけたところ、爆発が起きたという。店長は「匂いは残っていた」と話しているという。~
スプレーの販売業者によると、この消臭スプレーには可燃性の物質が含まれている。だが、佐藤社長は「店長は可燃性を認識していなかった」とした。

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札幌の爆発事故、吹っ飛んだ建物の中に居酒屋があったから、最初は誰もが居酒屋が火元じゃないかと思ったに違いありませんが、何と火元は不動産屋。しかも、室内で120本の消臭スプレーを噴射したあと火を使って大爆発、という、およそ想像の斜め上を行く原因が明らかになってしまいました。しかも、消臭代を取ってスプレーは未使用という、下衆な小金稼ぎまでバレちゃった。
これも、別報道ではスプレー缶に穴を開けたとありましたが、引用記事によるとそうではなくて噴射したそうです。

締め切った室内で120本のスプレーを噴射するという行動自体が、まず想像を絶します。1本2本じゃない、120本という数を、室内で噴射して、もし火事にならなくても、酸欠の危険があったんじゃないかと思ってしまいます。
更に、「可燃性を認識していなかった」という話に、またまた絶句。いや、スプレー缶の類が可燃物であることって、常識だと思っていたので。だって、「火気注意」とか「火気厳禁」とか、書いてあるじゃないですか。
見ていないんでしょうね。何も考えずにスプレー缶を使っていて、注意書きなんてちゃんと読んだことはなかったのでしょう。にしても、120本のスプレーを室内で噴射(スプレー缶の内容量は1缶200~300g程度ですから、120本あわせると25~35kg程度)という行動は、可燃性や酸欠についての知識がなかったとしても、「マトモじゃない」と、たいていの人は気が付くと思うんですけどね。
別報道によると、店長は33歳、店員は20代だそうです。33歳店長、それなりの社会経験はありそうに思うのですが、それでもこんな常識外の行動を取る人がまぎれている、ということなのでしょう。(末尾に追記しましたが、本人よりも会社の体質に問題がある可能性が高そうです)

けが人は大勢出ましたが、奇跡的に死者が出なかったのは不幸中の幸いでした。ただ、火元の不動産屋は当然賠償請求されるだろうし、やらかした2人の従業員、特に店長は、このままで済むわけがありません。傷が癒えれば、過失致傷、重失火で逮捕、起訴されることになるんじゃないでしょうか。勤務先の懲戒免職になる可能性が高いし、会社が被害者に賠償を支払った分は、今度は会社がこの従業員に賠償請求する可能性もあるのではないでしょうか。さすがにこれは、そうされても文句は言えないくらいの巨大な過失ですから。

ただ、それにしても、推定25~35kg程度程度のスプレー缶内容量で、3km先まで衝撃が伝わったと報じられるほどの大爆発になるんですね。これはもちろん、気化状態で密閉空間に充満していたところに火がついたからでしょうけど。この破壊力の大きさにはびっくりです。

ちなみに、わたしは登山用のガスコンロのガス缶を捨てる際は、穴を開けて捨てていましたが、改めて自宅にあるごみ回収ルールを見たら、穴を開けるようにという記載はありませんでした。そうだったのか。今後は穴をあけて捨てるのはやめよう。

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追記

どうやら、個人の行動ではない側面があったようです。

アパマン元従業員が「スプレー缶ノルマ」告発 「私の店舗にも300本が……」
だが、「アパマンショップ」元従業員は、「あれは起こるべくして起こった事故です」と「週刊文春」に告発する。
「アパマンでは、借主と賃貸契約を結ぶ際に仲介手数料以外に『消臭・抗菌代』などをつけるようノルマが課されています。といっても専門業者が入って作業をするわけではなく、店舗スタッフが消臭スプレーでやる。スプレー缶1本につき、1万800円を請求し、例えば1Kの部屋なら2本分が相場でした」
しかも、本部から直営店に課されたノルマは「付帯率500%」。つまり相場が2本分の部屋なら、10本分の値段をつけるよう求められるようなものだという。
「ただ、本当に契約通りの本数で作業したら床がベチャベチャになるし、そもそも匂いが消えている部屋もあるので、店舗に持ち帰るしかない。私がいた店舗では、それが300本近くも溜まっていた。余っているのを本部社員に見つかると『ノルマはどうした』と怒られるから、定期的に近くの廃墟ビルの屋上で穴開け作業をしていました」

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事実とすれば、これはやらかした本人ではなく、会社の体質の問題と言うことになります。もちろん、そうだとしても普通は、引用記事にあるように「近くの廃墟ビルの屋上」など屋外でやるだろうとは思いますけど、このような事態を誘発した会社の責任は重大と言わざるを得ないでしょう。





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最終更新日  2018.12.20 07:04:04
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