inti-solのブログ

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2019.09.19
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テーマ: ニュース(96526)
カテゴリ: 対中・対韓関係
主張】台湾ソロモン断交 中国の太平洋進出警戒を
南太平洋のソロモン諸島と台湾が断交した。経済援助を背景とする中国の外交工作の結果だ。
中国が台湾独立派とみる民進党の蔡英文政権発足後、台湾はこれで6カ国との断交に追い込まれた。
国際社会での台湾の切り崩しを狙う中国の圧力策は、あまりに露骨であり、強く非難したい。
中国は蔡氏の再選を阻み、中台関係で歩調の合う政権誕生をもくろんでいる。だが、中国の支配強化に反発する香港のデモ拡大を前に、蔡氏への支持は高まっている。中国はあからさまな選挙介入をやめるべきだ。
台湾を外交承認しているのは16カ国、太平洋地域にはパラオなど5カ国。いずれもソロモン諸島と同様の小さな島嶼国だ。経済規模やインフラ整備は限られ、経済力で押す中国には格好の標的である。
こうした太平洋地域への中国進出は、台湾への外交圧力にとどまらない。インド太平洋地域の安全保障に重大な影響を与えることを警戒する必要がある。
南太平洋では、サモアで港湾建設への中国支援が伝えられ、オーストラリアなどは中国海軍の拠点となることを警戒する。多額の援助を受けたフィジーにも、中国の軍事拠点となる懸念がある。
中国のインフラ支援は、採算性を度外視して戦略的に実施されるケースがある。多額の債務を負った被援助国が「債務の罠」に陥れば、中国の戦略の実現が加速される。政治、経済、軍事を問わず、この地域で中国の進める活動を見過ごしてはならない

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北海道旅行記の途中ですが、例によって産経のあまりにアホらしい主張に吹いてしまったので。

ソロモン諸島が台湾と断交した、いや、中国が断交させたことがけしからぬ、というのです。だけど、我らが日本自身が、もう47年も前に台湾とは断交しています。その日本も台湾と復交して中国と断交せよ、ということでしょうか。あるいは、産経ならそう主張するかもしれないですが、何ら現実性がないことは明らかです。いくら安倍政権がトチ狂っても、さすがにそんなことはしません。
ならば、ソロモン諸島が中国との国交を選ぶのは、逆に言えば中国が国交を結ばせるのは、不思議なことでも何でもない、当然のことです。むしろ、世界最大の人口と世界第二位の経済力を持ち、しかも現時点でなお経済成長著しい国と国交を結んでいない状態はどう考えても不正常に決まっています。
中国と台湾を天秤にかければ、中国を取るのは、損得勘定からいえば当然なのです。日本と台湾の関係がそうであるように、外交関係が途絶したところで経済そのほかの関係が途絶するわけでもありませんから。

確かに、中国の香港でのやり口は下策に過ぎますが、それと外交関係は別の話です。自国(自らの政権)と外交関係を結んでいない国があれば、結ぶように努力するのは、一国の政府としてある意味当然です。軍事力という圧力によってそれを強要するというなら非難にも値するでしょうが、経済力という「飴」によってそう仕向けることは、批判の対象になるようなことではありません。
要するに、中国が世界でも有数の大国になった、という現実の反映である、というしかないのです。他国から富を略奪してそうなった、というのでなければ、中国が超大国になったことがけしからん、などと吹き上がったところで仕方がないことです。





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最終更新日  2019.09.19 19:00:09
コメント(6) | コメントを書く


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Re:そうなることは自明である(09/19)  
Bill McCreary さん
>我らが日本自身が、もう47年も前に台湾とは断交しています。

昭和天皇は佐藤栄作に、ぜひ台湾を支援してくれと頼んだそうですが、田中角さんが日中国交正常化に動いた時は、さすがにこれといった不満を外部にはもらしていなかったみたいですね。内心は、反共理念が強い人物ですから相当な失望感はあっのでしょう。だいたい佐藤栄作ですら、中国との国交回復に動いていたのですが、周恩来が佐藤をものすごく嫌っていたので実現化はしなかったようですね。佐藤栄作ですらそうなのだから、台湾から中国にシフトするのは当然でしょう。岸信介だって、建前はともかくそれくらいのことは理解していたんじゃないんですかね? 

//blog.goo.ne.jp/mccreary/e/de78e71009695eb9f42ca0ed66f14575

//bogus-simotukare.hatenadiary.jp/entry/20170924/5640158721

だいたいむしろ馬政権時代はむしろ中国との関係がよかったので、中国側も台湾の顔を立てて、台湾と国交を結んでいる国から奪回するというようなことは控えていたんですよね(苦笑)。

ところで上の産経の記事で

>中国のインフラ支援は、採算性を度外視して戦略的に実施されるケースがある。多額の債務を負った被援助国が「債務の罠」に陥れば、中国の戦略の実現が加速される。政治、経済、軍事を問わず、この地域で中国の進める活動を見過ごしてはならない

とありますが、海外の支援で中国が大盤振る舞いをしているのを産経ほか日本の右翼はものすごく警戒、というより嫌がっていますね。最近は、金額では勝負にならないので、援助の質で勝負みたいな主張をしていますが、マジ論ですが、中国の新幹線はものすごく快適ですし、地下鉄工事もすごい。日本ではもう地下鉄を新規に作る都市はないでしょうし、延伸もそうはないでしょう。質では日本がリードしているなんて言える時代がどれほど続くか、甚だしく疑問です。 (2019.09.21 08:01:30)

Re[1]:そうなることは自明である(09/19)  
inti-sol さん
Bill McCrearyさん

台湾しか実効支配していない国民党政権を、中国を代表する唯一正統な政府とみなすのは、いくらなんでも無理ですからね。周恩来が佐藤栄作を嫌っていた、というのは知りませんでした。

>海外の支援で中国が大盤振る舞いをしているのを産経ほか日本の右翼はものすごく警戒、というより嫌がっていますね。

はい。どうしてそれを嫌がるのか分かりませんが、そのとおりですね。経済力において日本を超えているのだから、対外援助も当然のことで、むしろ大国としての務めとすら言えると私は思うんですけどね。中国が日本を超える大国になった、という事実そのものが受け入れ難いからなのでしょうかね。

>日本ではもう地下鉄を新規に作る都市はない

そうでしょうね。東京でも副都心線が最後みたいですし(地下を走る鉄道、という意味でなら、JR東日本が構想している羽田空港への新たなアクセス線は、空港付近ではおそらく地下を走ることになるで終始、つくばエクスプレス東京駅延伸の可能性もなくはないですが)他の都市でも、もう新たな地下鉄はなさそうです。中国の新幹線は最初こそ大事故を起こしましたけど、あれ以降は事故は聞きませんね。

日本の鉄道技術は世界最高、とも言われますが、FGTをめぐる迷走を見ると、果たしてどうかな、と思わなくもないです。 (2019.09.21 14:54:53)

Re:そうなることは自明である(09/19)  
アンドリュー・バルトフェルド さん
「日本のODAは役に立っている」アピールのアニメがメトロのモニター(行き先や駅名を流しているあれです)が流れていて「ああ」と思いました。

何かしら隠蔽したいことがあるのか、「中国よりも金の遣い方が綺麗ですアピール」かは分かりかねますが。

>日本の鉄道技術
「何を売り物にするか」を明確にしないと国内外で迷走して顰蹙を買いますからね。
ロンドンやパリの地下鉄車両や施設更新に対して売り込みは出来そうですが、さてさて。

リニアは「正直どうか」で、新幹線も「もう延伸や新規は要らないんじゃ」と思っています。 (2019.09.22 15:18:52)

Re[1]:そうなることは自明である(09/19)  
inti-sol  さん
アンドリュー・バルトフェルドさん

>「日本のODAは役に立っている」アピールのアニメ

そんなものがあるのですか。
日本のODAが役立つなら、中国の援助も多分役立つものになるのだろう、と考えるのが自然ですよね。役立たないなら、相手国が「いらない」って言うでしょうから。

鉄道技術、日立の車両はイギリスで好評のようです。確立された技術体系の上で信頼性の高いものを作ることはできるのでしょうが、まったく手がけたことのない新しい技術となると、なかなか厳しいのでしょう。日本に限った話ではないのかもしれませんが。フリーゲージトレインは上手く行かなかった。リニアモーターカーは果たしてどうでしょう。リニア中央新幹線については、以前に何度か記事に取り上げたことがありますが、正直なところ、「乗ってみたい」という魅力をわたしはまったく感じません。 (2019.09.22 22:16:11)

Re:そうなることは自明である(09/19)  
nordhausen さん
今や中国の経済力は目覚ましい勢いで伸びていますからね。2020年代の後半には、アメリカを抜いて世界最大の経済大国になるのは確実でしょう。そのうち、東南アジアや南アジア諸国も中国に続いて対外援助を積極的に行うようになると思います。今世紀の中頃には、インドが中国を抜いて世界最大の経済大国になるのでしょうね。

新幹線については、並行在来線の問題がありますからね。それでも、新幹線のない県もまだ残っていますから(四国には今も新幹線が走っていない)、地元と協議した上で本当に延伸すべきところは延伸する必要があると思います。また、それと同時に、経営状況が厳しいJR北海道や四国、九州のローカル線も、国が積極的に国費を投じて維持する必要がありますね(新幹線開業後の並行在来線も同様に、第三セクター鉄道に移管するのではなくJRのまま維持する必要があります)。 (2019.09.24 18:25:21)

Re[1]:そうなることは自明である(09/19)  
inti-sol  さん
アンドリュー・バルトフェルドさん

追記ですが、今更ながらそのアニメを見ましたよ。今の時代、ODAには納税者の厳しい目も注がれているでしょうから、ある種の言い訳宣伝でしょうかね。

nordhausen さん

もっと将来を見据えれば、中国も少子化が進んでいるので、ずっと発展し続けることは出来ないですけれど、あと20年くらい、多分米中が逆転するくらいまでは経済成長が続くのだろうなと思います。

新幹線に関しては、採算を考えると、本来はこれ以上作るのはどうかと思います。佐賀県が強硬に反対し、フリーゲージトレインも失敗した長崎新幹線は、いったいどうするのか、誰も便利にならず、ただ不便になるだけの新幹線に巨大な工費がつぎ込まれることになります。それに比べれば、北陸新幹線や北海道新幹線の延伸ははるかに筋が良いとは思いますが、採算が取れるかは微妙かなと思います。
四国も、輸送量から考えると、新幹線の採算を取るのは難しいのではないでしょうか。

>経営状況が厳しいJR北海道や四国、九州のローカル線も、国が積極的に国費を投じて維持する必要があります

そのとおりなのですが、国の財政状況などを考えると、それもなかなか厳しいのだろうなと思います。JRは今は民間企業なので、不採算であることが分かっている並行在来線を自社で持ち続けることは嫌がるでしょうし。 (2019.09.24 19:31:50)

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