inti-solのブログ

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2023.05.06
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カテゴリ: 音楽
5月3~5日に開催された「第4回ラテンアメリカへの道フェスティバル」のうち、最終日5月5日に演奏してきました。
今回は日秘修好150周年ということで、ペルーに関係の深い音楽と踊りが中心のイベントになっています。
「キラ・ウィルカ」は、いつもはボリビア濃度80%以上のグループですが、今回はそういう事情なので普段あまり演奏しないペルーの曲を中心に演奏しました。そのため、7曲演奏したうち初めての曲が4曲、昔演奏したけどかなり久しぶり(現在のメンバーになってからは初めて)の曲が1曲という新曲ラッシュとなりました。
お台場は海の近くのため風が強く、5日はとりわけ強風だったため、ケーナは非常に苦労しました。
録音も、レコーダーを置いた場所がよくなくて、風の音ばっかり拾ってしまいました。


Tosod vuelven バルス・ペルアーノ(ペルーのワルツ)の名曲です。ワルツは、アンデス高地の先住民系の音楽ではなく、コスタ(海岸地方)の白人系(クリオージョ)の音楽で、ケーナやチャランゴなどいわゆるアンデス系の楽器で演奏されることは多くはありませんが、この曲はスイス出身のケーナ奏者レイモンド・テブノーがレパートリーにしていたこともあって、ケーナで演奏されることが比較的多い曲です。
なお、本家ヨーロッパのワルツは、いわゆる「ズンチャッチャ」という3拍子ですが、ペルーをはじめラテンアメリカに広がったワルツは、聞けばわかるように、6/8拍子です。
写真を撮っていただきました。





実は、風が強くてもサンポーニャは音が出るのですが、ケーナはそうはいきません。吹き口に当たる息を風に持っていかれると、全然音が出ません。なので、何とか風を避けようと、横を向いて吹いてます。

その他のグループです。


下町ケーナ同好会


バイラ・ペルー(日本マリネラ協会)、当然踊りはマリネーラ・ノルテーニャ


自分たちの演奏が終わったらもちろん飲みます。ペルーのクリスタルビールと、料理の名前は忘れてしまいましたが、ペルー料理の牛肉煮込みスープ
これだけじゃ足りないので・・・・・・


コロナビールとチキン・タコス


ミユキ・イリチ・ネエナ・イ・ジロー。ペルーのクリオージャ音楽を中心に演奏していました。


カポエイラ・テンポ
ブラジルの黒人が音楽と踊りと格闘技を一体化させて作った伝統芸能。
ブラジル先住民の伝承楽器であるビリンバウを使っています。


ラス・パロミータス。メキシコの踊り


ラス・パロミータス


ユンサ。ペルーのお祭りで、枝にお菓子やおもちゃ等を吊った木を切り倒して、景品を取り合う、というイベントを再現しています。


ユンサのお祭り。ペルー(一部ボリビアかな)各地の踊りの衣装。


下町ケーナ同好会


ラス・パキータス。ペルーにはかつて、多くの黒人が奴隷として連れてこられた歴史があります。現在は混血化などにより黒人の数は少ないですが、ペルー音楽には黒人系の要素が歴然として残っています。ペルー・アフロともいわれる黒人系の踊り「サンバ・ランド」


ラス・パキータス。踊りと演奏が交互に繰り返し。ちなみに、メンバー全員知り合いです。


ラカ・パキータスの踊り。アンデス先住民系。ちなみに、2人は演奏と踊りの掛け持ちだったので、結構苦しかったようです。


最後はマリネーラ・ミ・アルマ。日が陰ってきて暗くなったため、写真のブレが酷いです。福田千文さんを中心とするマリネーラ・ノルテーニャの踊り。

自分たちの演奏の後、他のグループを一番最後まで見たら、6時を過ヘトヘトになってしまいました。でも楽しかったです。





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最終更新日  2023.05.06 19:34:01
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