inti-solのブログ

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2023.09.21
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カテゴリ: 音楽
Falleció el músico y autor René Careaga
ボリビア生まれでアルゼンチンで長く活動したチャランゴ奏者レネ・カレアーガが死去しました。1936年1月6日生まれ87歳でした。

レネ・カレアーガと言えば、日本で第一次フォルクローレブームとされる1970年代から「コンドルカンキ」というグループを率い、何度も来日公演を行っていました。最初の来日はおそらく1976年、最後は90年代初頭で、娘のビビアーナ・カレアーガ(当時17歳)との親子共演でした。実は私自身は生では見たことがないのですが、ビビアーナと一緒に来日した時のビデオは我が家にあったはずです。


来日公演時の演奏です。曲名は分かりません。
この時から30年以上たっているので、当時17歳のビビアーナも今では四十・・・・・、いや、数えるのはやめよう(笑)

さて、コンドルカンキと言えば、代表曲は「Amigo」と「Condorcanki」でしょう。


Amigo(友達)

この曲は、チリのILLAPU(イジャプ)というグループがコピーしており、個人的にはオリジナルよりイジャプの演奏の方が好きだったりしますが。


イジャプ版アミーゴ

そして、グループ名と同じタイトルの曲「コンドルカンキ」

私が聞いたことがある版はレネ・カラアーガのボーカルでしたが、この録音ではビビアーナがボーカルです。ビビアーナの声は、高い音域では往年のアルゼンチンの夫婦デュオ「クリスティーナとウーゴ」のクリステイーナの声にそっくりだ、と言われていましたが、低音域はやっぱりレネの声質によく似ています。やはり親子だけのことはあるなと思います。

87歳での逝去は天寿を全うしたと言えますが、なんにしてもコロナ騒動以来、日本国内でも世界的にも、素晴らしい音楽家が次々と亡くなっていきます。時は立ち止まることはなく、ひたすら流れているので、それは仕方のないことではあるのですが、寂しいことでもあります。
ご冥福をお祈りします。

追記


コンドルカンキと言えば、このグループの演奏も有名です。アルゼンチンの夫婦デュオ「クリステイーナとウーゴ」の歌による「コンドルカンキ」(他「滅びゆくインディオへの哀歌」「ノスタルヒア(ノスタルジー)」)。1978年中野区中野サンプラザでの公演の録音です。
うろ覚えなので違うかもしれませんが、クリスティーナとウーゴの来日公演時の伴奏にはレネ・カレアーガも参加していたように思うので、この歌の伴奏のチャランゴも、ひょっとするとレネ・カレアーガ本人かもしれません。
70年代から80年代初頭にかけて度々来日公演を行っていましたが、1986年交通事故によってお二人同時に亡くなっています。今聞いても、素晴らしい歌声です。





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最終更新日  2023.09.23 20:22:25
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