'英'語学習ブログ
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衝撃的な結末を迎えた米大統領選。久しぶりにファッション雑誌のホームページを訪ねてみたら、コレである↓http://www.stylist.co.uk/20-30代ぐらいの、シティガール(?)を読者として想定していると思われるこの雑誌。日本でいうところの「More」「BAILA」あたりであろうか。しかしこっちは完全無料、全ページカラー、しかも週刊で、表紙にハリウッド女優を持ってきまくる、PDFで読みまくれて有料ページがゼロというすごい代物だ。おそろしいのは、何と言っても米大統領選に関する記事の多さ。別に「ファッション雑誌」なんだから、楽しみのために見るのだし、真面目な話はつまらないしシラけるよね...という意見も確かにおっしゃる通りで反論のしようもないが、多種多様な事象をとりあげる雑誌を読むのと、日本の雑誌を眺めるのと、なんだかうまく言葉にできないがクリティカルな差がついていくような気がして、非常に危機感をおぼえた。圧巻なのは、'Why Trump's win proves the feminist fight must go on' という記事で、なんとこれは一人の人間が書いているのではない。by the Stylist web team という連名なのである。どうだろう、この差は!ファッション、モテ、美魔女、◎◎に見える30日コーディネート...日本は韓国よりは外見に優しい国だと思うが、ひたすら外見や人からどう思われたいか?を延々とカラーページで見せる日本の『ファッション』雑誌はもう読むに耐えない。外見のネタ以外に頻発するのは、ネコ、旅、料理、マナー...フェミニズムに毒されているのかもしれないがわたしから見るとこれらは全て暇つぶしだ。女には暇つぶしをさせておけばと考えているわけではないと思うが、政治に経済、財テクに金融に不動産投資、なんだかよく分からない特集とか、スポンサーの広告だらけのグッズ紹介など、玉石混淆でなんでも入れまくりなネタ(※未だに宗主国マインド爆発であらゆることに首をつっこまんとする英国の良いところ且つ悪いところでもある苦笑)を無料で読めてしまう英国メディアと日本のそれとの差は、とてつもなく大きいのでは、と感じる。そういうわけで、今夜もこれからちょろっと読むのである。
2016年11月10日