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小さい頃からおかんの作るパンが大好きでした。何かの景品で当たったパン焼き機を使って作るおかんのパンは、色んな味の、ふかふかの食パンから、発行させた生地を使って作る惣菜パン、揚げドーナツ、ピザなど、どれも忘れられない味です。大きくなってからあたしもその機械を使ってパンを焼くようになりました。パン焼き機が生地をこねてくれて、オーブンが発酵をしてくれて、あたしは生地を切り分け、好きな形に丸めるだけ、といった簡単さ。それでも自分で作るパンは、どこのパン屋で売っているパンよりも美味しく感じたのです。スペインに来てから約2年とちょっと。パンを焼いたのはたったの2回。お菓子屋さんで働き始めてから、毎日のようにクロワッサンや食パン、バゲットを見ているせいか、なんとなくパンを作る気にはなりませんでした。それが、最近読んだ日本の雑誌でパン屋さんの特集があり、よく食べていた焼きそばパン、コロッケパン、ハムカツサンドなどのいわゆる惣菜パンが妙に恋しくなってしまい、パンを焼きたい、という気持ちに駆られたのです。スペインをはじめとするヨーロッパのパン屋さんには日本のように種類豊富な惣菜パンの類はありません。あるのはバゲットにハムやチーズをはさんだサンドイッチ、クロックムッシュなど。甘い系のパンもクロワッサンをはじめとするデニッシュ系がほとんど。そう考えてみると日本のパン屋さんの種類には驚きです。アンパン、クリームパン、メロンパン。食パンも日本の方が分厚くてふわふわで美味しい。ヨーロッパの魅力はいつでも焼きたてのバゲットが格安で食べれるとこかな。なんてったってご飯みたいなもんですから。ということで今回はオニオンベーコンパンを作ることに決定。手ごねは相当の力が要るけれど、徐々にイースト菌が混ざっていき、いい匂いがしてくる瞬間がたまりません。発酵は午前中にお日様が入って適度に暖かくなっていた寝室で。ドアを開けると、寝室もイーストの匂いでいっぱいでした。オーブンで焼くこと約15分。仕事から帰って作り出すこと、計4時間。パン作りは手間も時間もかかるけど、焼きたてあつあつのパンをほうばる時の幸せと言ったら。何ものにも代えられませんよね。残ったパンは冷凍保存して、明日、海に持って行ってお昼に食べます。
2005.07.31
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今年の春に植えたバジルとミントの種が窓際でたっぷりのお日様を浴び、すくすくと育って、収穫の時期になりました。今日はこのミントを使って、ミントティーを。乾燥の方が味がよく出る、ということなので、一部は紐で縛って、吊るして乾燥することに。生の葉っぱを使って入れた、まさに自家製のミントティーは今までに飲んでいたどのお茶とも違った新鮮な味がして、とても美味しかったです。バジルは一部を使ってジェノベーゼソースを作りたいなぁと。初めての種まきが上手くいったので、今度は違ったものに挑戦してみたいと思います。時間がかかるけど、自分だけのオリジナルを持つこと。愛情込めて作るものは、自分だけでなく、たくさんの人をも幸せにすることができます。
2005.07.29
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朝はお日様が昇ると共に起床。まぶしくて嫌でも目が覚めてしまう。でも、自然を強く感じた瞬間だった。外に出て、昨日スーパーで買ったパンなどを朝ご飯に食べる。この時点で朝の8時。芝生に寝っころがって、お日様を浴びながらパンをかじる。5月の旅行を思い出しました。今日は昨日とはうって変わって青空のいいお天気。あたしは生まれて初めてのボディーボードに挑戦。去年、約7年ぶりに水着を着て、泳げなかったあたしが今じゃボディーボードなんかやってるんだから自分でもびっくり。そんなに大きな波ではなかったので、自分の力で波に乗るのがとても大変で、2時間ほどの間で2回しか波に乗れませんでした。それでも波に乗ったときのあのスピードと、快感は今までに体験したことのないもの。大満足で海を出て、寝そべってお日様をたっぷり浴びる。お昼ご飯を食べに近くのAjoという村へ。昨日からハンバーガーやサンドイッチの類しか食べていなく、旅行の楽しみは食にあり、をモットーとする二人の目的を叶えるため、ここはカンタブリアのお魚料理を食べることに。カンタブリア名物のアンチョビ、アサリ、そしてメルルーサのほほの部分の網焼きを注文。美味しい白ワインと共にお料理を楽しむ。地元の美味しいものに舌鼓を打つ。現実の生活とはちょっとかけ離れた時間。やっぱり旅行はこうでなくちゃ。お昼ごはんの後はAjoのビーチで再びボードに挑戦。あたしがボディーボードで、彼がサーフィン。いつも海岸から彼がサーフィンするのを見ていたので、こんなに近くで、しかもサーフィンする彼を後ろから見るのは初めて。たっぷり海を満喫して、夕方カンタブリアを後にし、家路へ。たった1日半のエスケイプだったけど、新しい場所、新しい体験、リフレッシュするには最適でした。また行きたいな、Berriaの海。
2005.07.25
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日に日に観光客で溢れかえってくるサンセバにちょっと疲れ気味の私達。運良く彼が連休を取れたので、二人でサンセバから1時間半ほどのカンタブリアという地域へエスケイプすることに。車に地図と寝袋、水着と彼のサーフィンボード、あたしのボディーボードを詰め込んでいざ出発。地図を眺めながら、行き当たりばったりの気ままな旅。観光地化された大きな街よりも、穴場的な小さな村が好きな二人。波のあるビーチをひたすら目指す。着いたのはBerriaという3件しか飲食店のない小さな村。あいにくの曇りがかった天気のせいか、人少ないビーチ。白くて、きめ細かい砂浜に、透き通った水。ここに決定。彼は早速ボードを抱えて海へ。あたしは朝の3時から10時までというハードな時間帯で仕事をしてきた後だったので、タオルを敷いて、ラジオをかけてちょこっとお昼寝。4時頃、隣町の方を車で見に行き、お昼ご飯。スーパーでお買い物をして、再びBerriaのビーチへ。彼は休む間もなく再び海へ。あたしは持ってきた本を片手に読書タイム。夜の9時半頃にお日様が沈むのを二人でボーっと眺め、近くのBarで軽く夕ご飯。そして車のシートを倒して、寝袋にくるまって就寝。つづく。。。
2005.07.25
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今日、5日間にわたったお料理教室が終わりました。この5日間は、お仕事が終わってから休む間もなく、学校へと行っていたので、毎日くたくた。でも、沢山の事を学べて、貴重な体験でした。時間を見つけて、残りの3日分のレシピも載せますね。そして今夜からは待ちに待ったjazzフェス。今は夜の11時。これから出掛けて、朝の5時には仕事に行きます。今日は1時間半しかお昼寝できなかったけど、一年に一度の、そして一番のお楽しみ。体が壊れるまで、頑張ろうじゃないの。そうそう、うちの高校が夏の高校野球、神奈川県大会でベスト16に入ったそうです。おめでたいこと。そして懐かしいことでもあります。打倒私立を合言葉に頑張っている緑高野球部のみんな、出来るだけ長い夏を過ごせる様に、頑張って下さい。
2005.07.22
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本日のメニューMenestra de verdurasBacalao al pil-pilBacalao club raneroCanutillos fritos estilo Josepa一皿目のメネストラというのはたっぷりの季節のお野菜と、ハムなどを入れた煮込み料理。その時期に美味しい野菜なら何でも入れて煮込んでしまおう、という豪快な野菜料理です。今日私たちが使ったのは、人参、玉葱、じゃがいも、いんげん、グリンピース、そら豆、グリーンアスパラ、缶詰のホワイトアスパラ、ほうれん草、カリフラワー。玉葱とホワイトアスパラ以外の野菜は、それぞれ違うお鍋で茹でて、取り分けておきます。この時、いんげんの茹で汁を残しておいて、後々煮込む時に使います。土鍋にみじん切りにした玉葱をたっぷりのオリーブオイルで煮るように炒め、(この、煮るように炒める、というのはスペイン料理には欠かせません)そこに、ぶつ切りにした生ハム、小麦粉を少し加え、残しておいたいんげんの茹で汁を注ぎ、ソースのベースとします。そこに次は、いんげん、グリンピースを加え、味をなじませ、残りの野菜を綺麗に上に並べていきます。茹でたほうれん草は、小さくお団子状にまるめて、小麦粉、卵をつけて揚げたものを、最後に散らして出来上がり。好みで、ゆで卵を加えたり、薄く切った生ハムを乗せてもよいです。二皿目はちょっと複雑な1品。スペインでは鱈を本当によく食べるのですが、今日はこの鱈を使って、3種類のソースでお料理しました。1種類目はピルピルソース、と言って鱈のゼラチン質を利用して作るソース。鱈は塩漬けならば、前日から塩抜きをし、うろこをしっかり取り除いておきます。土鍋にこれでもか、というほどオリーブオイルを熱し、つぶしたニンニク、お好みで乾燥の唐辛子を入れ、油にアロマ付けをします。一度アロマが付いたらニンニクなどを取り除き、油が人肌くらいの暖かさになるまでおいておきます。油が少し冷めたら、鱈を皮の部分を下に向け、油に沈めるように土鍋に入れます。4分ほどごく弱火にかけ、ひっくり返し、さらに弱火でじっくり揚げ煮します。この時、鱈のゼラチン質がぷくぷくと浮いてくるのですが、その様子をピルピルという音で表すそうで、そこからピルピルソース、という名前が来ているそうです。鱈に火が通ったかどうかは指で皮の部分を押してみて確かめます。鱈を別のお皿に取り出し、残ったゼラチン質とオリーブオイルでソースを作ります。この油を、漉し網に少しずつ通し土鍋に移し、網の底を使って土鍋に円を描くようにしていきます。こうすると透明だった油がゼラチン質と一体化し、色っぽく濁ったソースになっていきます。最後に土鍋に皮の部分を上にして鱈を置き、ソースと絡めて出来上がり。2種類目のソースは玉葱とニンニクをよく炒め、乾燥の赤ピーマンを茹でて、果肉を取り出したもの、トーストしたバゲット、お魚のスープをよく煮込んで、ミキサーにかけた後、漉し、たっぷりの塩で味付けしたビスカイヤソースというものに、玉葱、赤ピーマン、緑のピーマンをたっぷりのオリーブオイルでじっくりと炒め煮したものを加え、少し残しておいたピルピルソースと混ぜたクラブラネロという名のソース。鱈はどれもピルピルの時と同じように調理して、最後にソースと絡め合わせます。そして最後のソースは、前に作ったビスカイヤソース。そして今日のデザートは、上げたコルネに5種類のクリーム。カスタードクリームはプラリネ味、チョコレート味、カラメル味、そして普通のカスタードクリームに、レモンのクリームも今日は作りました。このレモンのクリームは粉類を一切加えず、たくさんの卵を使って湯煎にかけながら根気よく作るもの。コルネの生地はとっても簡単。小麦粉、オリーブオイル、牛乳、塩とビネガー少々を手でこねあわせ、30分ほど寝かせたら薄く延ばして、コルネの型に巻いていく。これを油で揚げて、それぞれにクリームを詰めて出来上がり。さあ、試食の時間です。お野菜はこれでもかってほどの量だったのが、煮込んでいくと半分ほどになってしまってびっくり。塩をあまり加えなかったせいもあって、野菜の味が直に味わえました。ただ、それぞれの野菜の茹で時間が異なるため、別々に茹でなくてはならないのが家でやるとなると面倒かな、と。でも、好きな野菜で、その時に家にある野菜で出来るお料理だから冷蔵庫の片付け料理、としてはいいのかもな。 お野菜たっぷりのMENESTRA上には薄く切った生ハムをくるりと丸めて乗せてみました鱈は3種類のうちではクラブラネロのソースのが一番美味しかった。お野菜もお魚も入っているソースだからかなぁ。ピルピルは何度か食べたことがあったのだけど、なんとなく油っこい感じがしていまいち好きではありませんでした。作り方の手順を見てしまうと、余計に油っこさを感じてしまいます。 右からピルピル、クラブネイロ、ビスカイヤソースのバカラオそしてメインディッシュを待ちきれない生徒達デザートのコルネは、自分達の作ったカラメルクリームがとても美味しかった。レモンクリームはうちのお店のがとても好きだったのだけど、同じくらい美味しいクリームが出来て大満足。個人的にはパイ生地で、揚げずにオーブンで焼いたコルネが好きです。なんとなくスペインは、デザートまで油っこい気がします。今日は彼が試食の時間にやってきたので、お持ち帰りはなし。2人で夕食代わりにたっぷり食べて家路に着きました。
2005.07.19
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本日のメニューCrema de patata y puerro con bunuelos de bacalaoCarrilleras al vino tintoPanchineta一皿目はジャガイモと、玉葱、長ネギの白い部分を軽く炒めた後、ひたひたのお水を加えて20-30分ほど煮込み、ミキサーにかけて、漉して、塩コショウ、バター、または生クリームで味を調えたジャガイモと葱のピューレに、ブニュエロと言うシュー生地を揚げたものを浮かべた一品。今回はシューの生地を作った段階で、ニンニク、鱈、パセリを加え、塩で味を調えたブニュエロを作りました。スプーンを使って小さく丸めた生地を、油に落として揚げていき、ピュレに浮かべて、パセリを散らして出来上がり。二皿目は牛のほほ肉の赤ワイン煮込み。このほほ肉の煮込み料理は、あたしの大好物でもあります。ほほ肉は神経や余計な脂を綺麗に取り除き、塩コショウ、小麦粉をまぶして、よく熱したフライパンで焦げ目が付くくらいまでよく焼き、皿に移しておきます。人参、玉葱、長ネギを細かく切り、たっぷりのオリーブオイルでよぉくカラメル色になる位まで根気よく炒めます。ここでの野菜の色が、後のソースの色に反映するそうで、しっかり色づくまで炒めるのが大切。そこに焼いたお肉を加え、赤ワイン、もしくは赤ワイン半量と、デミグラスソースを加え、普通のお鍋ならごく弱火で2時間半ほど、圧力鍋なら40分ほど煮込みます。お肉にナイフを差して、スッと通るようだったら煮込み上がった証拠。お肉を取り出し、残ったスープとお野菜はミキサーにかけ、漉して、塩で調味してソースの出来上がり。今日はこれに、茸のソテーと、小玉葱のソテーを付け合せにしました。小玉葱はお湯で少し茹でて、皮を剥きやすくし、溶かしバターと、粉砂糖でカラメルの要領でゆっくりソテーします。お皿にお肉、ソース、付け合せのお野菜をのせて出来上がり。最後のパンチネタはパイ生地に、アーモンド風味のカスタードクリームをはさんだケーキ。うちのお店ではカスタードクリームにアーモンドパウダーを混ぜるのですが、今日はトーストしたアーモンドパウダーを加え、さらにイタリアンメレンゲを加えたカスタードクリームを作りました。ちなみにスペインではカスタードクリームのことをCrema Pastelera(クレマ パステレラ)と言い、直訳すると、お菓子屋さんのクリーム、となります。フランス語も一緒、Creme Patissiereと言いますね。今回は牛乳を使って作りましたが、個人的には8:2位の割合で生クリームを加えるとこくのあるクリームになるのでお勧めです。アロマ付けにはバニラビーンズか、シナモンスティックとレモン、オレンジの皮を牛乳を温めるときに加えます。あたしは断然バニラビーンズ派。そこに少しラム酒を加えると、更にアロマちっくなクリームになります。丸くくりぬいたパイ生地の中心にクリームをたっぷり乗せ、もう一つの生地で蓋をします。底の生地にはフォークで穴を開けるのをお忘れなく。そしてクリームを載せる前に生地に卵白を塗ると、クリームの湿気でパイ生地が半焼け状態になるのを防ぐそうです。蓋をした表面にしっかりと溶き卵を塗り、アーモンドスライスで覆って、180度のオーブンで40-45分。さあ、試食の時間です。一皿目のピューレは簡単で、シンプルだけどとても美味しい。でもこれだけだとちょっと物足りないので、ちょっとしょっぱいブニュエロとよく合います。でも、ブニュエロをお家でイチから作るのはちょっとした大仕事かな。二皿目のお肉は、まるでバターを食べているかのように柔らかい。ナイフが必要ないくらい。ソースはワインだけのと、デミグラスソースを加えたのと2種類作ったのだけど、ワインだけのはちょっときつい感じ。でも、使うワインの種類によってこれも変わるとか。個人的にはデミグラスソース入りのがお気に入りでした。美味しかったのはバターと粉砂糖でソテーした小玉葱。柔らかく、甘い小玉葱がソースとぴったり合ってました。デザートのパンチネタはあたしにとっては新しい発見。メレンゲを加えたカスタードクリームはただのカスタードクリームよりも軽い味で、これなら一切れ食べてもお腹いっぱいになることないなぁと言う感じ。実はうちのお店のはクリームがこれでもかって位入っているので、パンチネタはあまり好きではありませんでした。ちなみにこのカスタードクリームにイタリアンメレンゲを混ぜたものを、シブーストクリームと言い、サントノレというケーキに使われるそうです。みんなでワインと、パンと共に試食して、今日はお肉をちょこっとお持ち帰り。このお肉料理はぜひお家で挑戦してみようと思います。
2005.07.18
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旅のスタートは以前9ヶ月住んでいたSALAMANCAから。朝の6時にサンセバを出発して、車を走らせること約7時間。VITORIA-BURGOS-VALLADOLIDを通過して、SALAMNCAに到着。ここでの目的は美味しいイベリコ豚を堪能し、あたしがスペインにはまったきっかけになった街を彼に案内すること。今回の旅はキャンプ場を利用する、ということだったのですが1日だけの滞在だったので宿を取ることに。車を街のはずれに停め、旧市街の入り口の宿にチェックインをしたらもうお腹がすく時間。街の中心からはちょっと外れたVAN DICKという通りは道の両側にBARが何件も並ぶ、地元の人御用達の食べ歩き通り。まずは、誰かが訪ねて来たり、SALAMANCAに帰る時にはいつも行っていたBARへ。ここのメニューはいたってシンプル。豚のお肉を炭火であぶり焼きにしたものに、ハーブとビネガーのソースをかけて、パンと一緒にいただく。あぶり焼きにする料理法を、CARNE A LA BRASAというのですが、ここSALAMANCAでは色んなレストランがこの方法を使っています。日本の焼肉のように網に乗せて、肉の塊を焼き、食べる分だけをはさみで切り分けてサーブする、という方法。つまりいい素材を使っているので、調理法はいたってシンプルに、ということでしょうか。私は骨付きのあばら肉COSTILLAとロース肉LOMOを頼み、彼は同じくLOMOとモロッコ風串焼PINCHO MORUNOを注文。パンからはみ出すお肉に、滴るソース、指まで舐めてしまいたくなるほど美味しいのです。これにビールを頼んで、2人で6ユーロ弱!!サンセバで6ユーロ払って、何が食べれるでしょう!?スペイン南部やSALAMANCAでは1杯飲み物を頼むと、おつまみが一つ付いてくる、というのが基本。つまり1杯のビールに、この絶品のお肉が付いて来るんだからびっくりしてしまうのも無理はありません。 たっぷり空いていたお腹を少し満たしたら、もっと食欲が沸いてきた二人。次に行ったBARも炭火焼のお店で、もっとメニューの数が多く、どれも薄切りのバゲットに色々な具がちょこんと乗ったTAPASというタイプ。しかも値段が破格的に安い。私は厚切りのベーコンのあぶり焼きに、イベリコ豚の生ハムJAMON SERRANOを注文。彼は同じくJAMON SERRANOとMORCILLAという豚の血とお米などが入った腸詰め、揚げたじゃがいもにトマトソースと半熟の目玉焼きが乗った1皿を注文。ここのJAMON SERRANOがびっくりするほど美味しかった。パンは程よくさくさくにトーストされていて、その上に乗っかった1枚の大きなJAMON SERRANOはつやつやのピンク色、そして口の中でとろけてしまうほど柔らかい。2口ほどで食べれてしまう大きさだったのだけど、もったいなくて少しずつ食べてしまったほど。 ここでも6ユーロほどでお腹を満たし、宿に帰って昼寝をすることに。夕方は街に出て、以前の友達と少し会ってから、SALAMANCAの名所を彼に案内し、街の中心のPLAZA MAYORで催されていた野外のジャズライブを堪能。夕食はまたお肉を食べることに。同じようなあぶり焼きのお店に行き、私はLOMOとCOSTILLAを。いつも同じものを注文してしまうのだけれど、この味はSALAMANCAでしか食べれないと思うと、ほかのものを注文できないのです。だって次はいつ食べれるか分からないもんね。彼はCHORIZOとLOMOを注文。そしてRIBERA DE DUEROという地域の赤ワインを飲んでいい気分。食べ物と同じように、ワインもその地域の美味しいものを飲みたい。まだ味の区別なんかはよく分からないのが本音なのだけれど、少しずつ飲み比べをして、私なりに好きか嫌いかの判断をする程度。サンセバで飲むワインはほとんどがRIOJAという地域のものなのですが、RIBERA DE DUEROというのはSALAMANCAから北東に1時間ほど行ったVALLADOLIDという地域のワインで、ここ何年かで美味しいワインが色々とこの地域から出てきているようです。 SALAMANCAの滞在は美味しい豚に始まって、美味しい豚に終わる、という豚三昧の一日でした。でもその土地の一番美味しいものを食べられて、二人とも大満足。次はEXTREMADURAという州を通過して、PORTUGALに入ります。
2005.07.11
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5月9日から一足早い夏休みを取ってポルトガル、スペイン南部のアンダルシア地方へ旅行に行ってきました今回の旅行は車での、行き先未定、自由気ままな旅出発前になんとなくの予定はたっていたのだけどそのときの二人の気分次第で全てが決まる、といういつもしっかり予定を立てて旅行するあたしにとっては一つの新しい冒険でもありましたそして旅の目的は観光よりものんびりすること地図を眺めて、ここだ、と思った所へ車を走らせ近郊のキャンプ場にテントを張りいざ、街へ、海へと繰り出す地元の人たちが行くようなBARに入りその土地の美味しいものを食べる早起きして街へ出て見つけた活気ある市場白い砂浜がどこまでも広がる、まだ人の少ない5月のビーチラジオと波音とともに時間はゆっくりと過ぎていく色々な偶然が重なって出会ったもの見たもの感じたことを記録していこうと思います寄り道がてらに読んでいってください
2005.07.10
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雨降りが続いていたサンセバに久し振りのお日様。最近海に行ってなかったので、行こうかーと彼に誘われたのだけど、今日の海は同じ事を考えている人たちで溢れているはず、と思い、お家に残ることにしました。ボサノバをかけて、リビングの窓の横の机に向かって、お日様を少し浴びながら、ちくちくとお裁縫をして午後を過ごすことにしました。お家の前にそびえ立つ青々と茂った木々。車の音も何も聞こえない静かなお家。海に行かなくてもお家で少し日向ぼっこ。もう少ししたら茸たっぷりのリゾットと、茄子とトマトのオーブン焼きをお昼ご飯に作ろうと思います。
2005.07.09
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ここ何日か、体も頭もぼーっとして、何もやる気の起きない毎日が続いています。これって、月のせいなんだ、と彼は言います。7月6日は新月。新月の頃は体がだるくて、疲れやすい。逆に満月になるにつれて力が沸いてきて、満月の頃に絶頂期を向かえる、だとか。彼いわく、月の満ち欠けと体のリズムの変化には大きな関係があるそうです。なんだか自然に密着して生きているようでとても素敵な考え方だと思います。あたしの疲れた体も、月が満ちていくごとにパワーが満たされていくのかな。
2005.07.08
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今日、7月7日は日本では七夕の日。そしてスペインではサンフェルミンという成人の日。このサンフェルミン、という名前に聞き覚えのある人も多いのでは。そうです、世界的に有名なパンプローなの牛追い祭り。本日スタートです。パンプローナはサンセバから1時間ほど南に下った街。あたしもサラマンカにいた頃は行ってみたかったけど、今は特に興味もなし。スペインの伝統的なお祭りなんだけれども、あまりにも世界的に知られているので外国人ばかりだとか。お祭りの素敵な所って、伝統を守っていたり、現地の人の生活が垣間見れたりすることなんじゃないかなとあたしは思うので、あえてサンフェルミンはテレビで見る、ということにしています。あの牛追い、朝8時にスタートして、ほんの5分足らずで終わってしまうって知ってましたか?その何分かを見るために何時間も前から場所取りをするなんて、、、何時間も待つのなら、夜空を見上げて天の川を探すほうがあたしは断然好きです。
2005.07.07
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今日は日本からおかんに頼んでいた雑誌が2冊届きました。前回日本に帰ったときに見つけた天然生活という雑誌。綺麗な写真と、質のいい紙。特集はお料理、手芸、インテリア、旅、、、、、とさまざま。2ヶ月に1回の発行なので2冊いっぺんに、4ヶ月に一度おかんに送ってもらっています。いわば定期購読みたいな感じ。日本の雑誌界は本当に進んでいて、次から次に新しい雑誌が出ているみたいです。本当は自分の目で見て、ぱらぱらとめくってみて好きな感じの雑誌を自分で選びたいけれど、失敗はしたくないので今のところ天然生活を愛読中。日本から送ってもらう食材や、雑貨も嬉しいけど、何よりうれしいのは雑誌や本の類。時々日本語が恋しくなるし、スペインの雑誌は日本のように洗練されていないのが現状。この新しい2冊の雑誌で、次のが届くまで十分に楽しもうと思います。あ、でも次の号は日本に帰ったときに自分で買おうかなぁ。最後に、今日は彼の誕生日であると共に、おかんの誕生日でもあります。お母さん、お誕生日おめでとう。年齢に負けず、いつまでも若さを保ってください。日本に帰ったときには美味しいもの食べに行こうね。
2005.07.06
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明日は彼の28歳の誕生日。去年は二人で以前彼が働いていた、港にあるレストランでディナーを。そして今年は二人の誕生日を祝おう、ということで少し奮発してディナーを食べることに。何週間か前からネットで周辺のレストランを探し、メニューを見比べ、値段を比較して、たどり着いたのがBRANKAというお魚料理が有名な海のすぐ横のレストラン。明日の誕生日当日は彼の仕事があるので、前日の今日、夕食を食べに行くことにしました。いつもレストランに食べに行くときは大体がお昼ご飯で、今日のお勧めみたいなメニューを頼むのですが、夕食となるとまた別のメニューから選ぶようになっていて、お値段もちょっと張ったりする。でも1年に一度、いつもフード界でお客さんの為に働いている私たちにとってたまにレストランでもてなしてもらうのは気持ちのいい事。さて、何を食べたかというと、、、あたしは前菜にマグロの炙り焼きとハーブのサラダ、冷たいトマトピュレ添えを彼は蟹の身とタラがたっぷり入ったテリーヌ、アボガド、甘草のソルベ添えメインにはタラのお砂糖漬けと小イカのリゾット、彼は焼いたメロというお魚とトマトのパスタ、ウイキョウのテンプラを。そしてメインの後に消化をよくすると言われたりんごのリキュールが出され、お楽しみのデザート。あたしはホワイトチョコとパッションフルーツのムース、みかんのソルベ添え、彼はとろけるガナッシュのケーキ、オレンジソースとオレンジアイス添えを。前菜のマグロは外側に軽く火が通っていて、中は綺麗なピンク。このくらいだったら生魚が苦手なスペイン人もあたしも大丈夫。テリーヌは大きな蟹の身が贅沢にぎっしり詰まっていました。メインのリゾットはお米をイカの墨で煮てから軽くローストしてあったので、さくさくした食感がとても不思議で美味しかった。そしてデザートはおかわりしてしまいたくなるほど。特に美味しかったのがみかんのソルベ。オレンジとはまた違ったちょっと酸っぱいソルべが、甘いムースにぴったり。彼のケーキも、王道の組み合わせ、オレンジとチョコレートがやっぱりぴったりマッチしていてとても美味しかった。ワインはお魚料理だったので白をチョイス。MANZANEQUE という名前のワインは、バニラとへーゼルナッツのほのかな香りのするフルーティで飲みやすいワインでした。2時間半ほど掛けて、たくさんお喋りして、目の前に広がる海の景色を楽しんで、美味しいお料理に舌鼓。2人で合計120ユーロほど、日本円でいうと15000円くらいかな。1年に一度だもの、このくらいの贅沢は許されるよね、と言ってた二人。でも家に帰るなり、次はどこに食べに行くかを話し合っている食いしん坊の私たちなのです。
2005.07.05
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今まで訪れた国とは逆に、これから行ってみたい国の地図を作ってみました。create your own visited country map or check our Venice travel guide実際欲を出せば、もっと色々な国に行ってみたいけど、今回はその中でも厳選して選んでみました。ヨーロッパでは北欧3国、そしてスイス。モロッコはスペインから近いし、ここにいる限りいつでも行けそうな気がします。トルコとギリシアは来年辺り行ってみたい。中南米は同じスペイン語を喋るので、旅行するにはもってこい。ブラジルに友達を訪ねに行くのが一番の目的で、その後、ペルーのマチュピチュ、チリのパタゴニア、イグアス滝も見てみたい。この旅行はいつか必ず、1,2ヶ月をかけて実現したい。そしてアジア。ベトナム、マレーシア、カンボジア、タイなどなど。ビーチで過ごすよりも、活気のある街に出て現地の人と触れ合う旅がしたい。あぁぁ、旅に出たい。
2005.07.03
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