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仏教で動物を食べることを禁じられた頃の日本。それでも人々は、肉が食べたくてたまりませんでした。そこで人々は、動物の肉食をごまかす方法を考えました。例えば、ウサギの数え方は「一羽、二羽」。これは羽の様な長い耳を持ち、飛び跳ねるウサギは「鳥」だとごまかしたもの。ウサギは鳥なので、動物を食べてはいないとごまかしました。空飛ぶムササビやモモンガも、鳥と見なしました。さらに、ムササビが年取ると「ももんじい」になり、それも食べてよいとされました。実は、ももんじいとはイノシシのこと。ももんじいは、イノシシを食べたい欲望からに生まれた妖怪。さらにイノシシの肉は「山くじら」。魚なので、食べてよいともされました。くじらは魚ではありませんが。イノシシ肉は「ボタン」とも呼ばれます。シカ肉は「もみじ」、ウマ肉は「さくら」。いずれも、植物なので食べて良いのです。ごまかしながら、食べる肉。厄介なごまかしに、今も数え方や呼び名は混乱しています。ウサギの数え方は「一匹、二匹」。それで良いではないでしょうか。【以前の日記】 「扇じゃないのに - 孔雀 -」
2017.08.30
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ヒキガエルは鳴き声で、その体の大きさを競います。体の大きな蛙は、低い声で鳴くことができます。一方で、小さな体の蛙では、声が高くなってしまいます。声で優劣がわかるなら、声が高い小さな蛙は鳴かなければよく思えます。鳴くことで、体が小さいとばれるのだから。それでも小さな蛙も、負けるとわかっても高い声で鳴きます。なぜ小さな蛙も鳴くのでしょうか?そもそも鳴かなければ、その存在すら気づかれません。鳴かなければ、その場にいないのと同じこと。さらに、鳴けば可能性が拓けます。自分が最小ではなく、さらに小さな蛙もいる可能性が。行動を起こし、その存在を示すなら、見出せる世界もあります。必要なのは、一歩踏み出す、その勇気。さあ、勇気を出して、あなたがいる世界に踏み出しましょう。
2017.08.26
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今年はノリタケから、新作の洋食器「ROSA ROSSA」が発売されました。「ROSA ROSSA」は、イタリア語で「赤いバラ」を意味します。ノリタケが苦心したのは、鮮やかな赤の発色。高温で焼成する陶磁器では、鮮やかな赤は得難い色。陶磁器で赤の発色には、有毒なセレンやカドミウムを使います。通常、赤い絵付けは釉で覆われて溶け出すことがなく、問題はありません。それでも、ノリタケは有毒な絵の具を使うことを嫌いました。鉄や銅でも赤色は得られます。しかし鉄はベンガラの様に橙色を帯び、銅は黒ずみ易く安定しません。その結果たどり着いたのが、金による赤い発色でした。金の微粒子を分散させると、赤色に発色します。ただし、金の粒子径、配合濃度、焼成温度などの影響で色は大きく変化します。ノリタケは苦心の末に、金微粒子で鮮やかな赤を得ることに成功しました。陶磁器の絵付けを変えるかもしれない新技術。これからの技術の広がりに期待します。【ROSA ROSSA】
2017.08.22
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今では台湾ラーメンも、全国的に有名になりました。名古屋で考案された、台湾ラーメン。激辛が苦手な私は、以前はあのお店の青菜炒めが好きで、台湾ラーメンはそのおまけでした。ましてや、今では激辛な台湾ラーメンを食べることはありません。ただ、世の中の激辛志向に驚くばかりです。台湾にはない、台湾ラーメン。その名の由来は何でしょうか?あの台湾ラーメンのお店の店主は、台湾の担仔麺(タンツーメン)を作ろうと思いました。しかし結局は、名古屋の好みに合わせて辛いオリジナルのラーメンを作りました。当初は台湾料理が由来だったので、その料理を台湾ラーメンと名付けたそうです。イメージで、名前が付く。まるで芸能人の様な名付け。ところで、ベトコンラーメンの名前の由来は何でしょうか?
2017.08.18
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先日の日記に、ジュウシマツのさえずりをご存じないとのコメントを多く戴きました。たしかにジュウシマツを飼育した人しか、さえずりをご存じないかと思います。YouTubeから、ジュウシマツのさえずりの例をご紹介します。私のよく聞いたさえずりとは少し違います。調べると、ジュウシマツのさえずりは規則はあるけど、一定してはいないようです。同じジュウシマツでも、さえずりの語順を入れ替えることもあります。また、さえずりは後天的に学ぶので、グループによっても違います。黙々と歌う、ジュウシマツ。やはり平和なのだと思います。【日記】 「平和の歌を - ジュウシマツ -」
2017.08.15
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ジュウシマツ(十姉妹)のオスは、求婚の複雑な歌を歌います。その歌は複雑で、長時間歌い続けます。十姉妹の祖先は、コシジロキンパラ。しかし、祖先のコシジロキンパラは複雑な歌を歌いません。野鳥は食料集めに忙しく、天敵も多いために歌を歌う余裕がありません。歌が歌えるのは、平和で豊かな生活の保障があるから。私たち、ヒトも、歌が歌える平和を守りたい。*********※ 下記のリンクは、2007年の日記。 私が飼っていた十姉妹「しっぽなし」の悲しいお話。 10年前の日記で、ご存じない方も多いと思いますのでご紹介します。【2007年の日記】 「守るため 命をかける - 十姉妹 -」
2017.08.13
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肥満のなりやすさを決める遺伝子。いわゆる肥満遺伝子があるといいます。肥満遺伝子を持つ人は、日本人では約10%です。これは欧州人より多く、ネイティブアメリカンより少ない値。肥満遺伝子を持つ人は、胴回りが標準体型より太くなります。また同様に、体重も重くなります。ただし、その差はわずかです。胴回りでは0.9センチ太く、体重で200~300グラム重くなる。肥満遺伝子を持つ人の平均は、わずかな違いでしかありません。結局は、体形を決めるのは生活習慣。あなたの心掛け次第です。遺伝子のせいにはできませんね。
2017.08.11
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食べ物で、体の構成物質は変わります。年代の測定に使われる炭素同位体。体に含まれる炭素同位体の割合も、食べ物によって変わります。例えば、イノシシは人に飼われて、豚になりました。その時に食べ物も変わったので、イノシシとブタの骨にある炭素同位体の割合は違います。そのため骨の炭素同位体を測定すれば、いつイノシシがブタになったかわかります。人の体も食物で変わる。炭素同位体の測定で、食生活もわかるかもしれません。私の体を測定してみたら、おや、私の場合、お酒の成分が多い様です。
2017.08.09
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今日の午前中、愛知県ではあられが降りました。台風接近で発生した急激な上昇気流。この上昇気流が上空の冷気内に水滴を保ち、氷となって降るのがあられ。春や夏のあられは、今までも何度か見ました。しかし、今日のあられは特別でした。外観はまるで牡丹雪の様に見えました。夏に雪やみぞれが降ることはないとのことですから、これは雪あられではないかと思っています。雪あられは、白色不透明な氷の粒。雨と一緒に降れば、みぞれの様に見えるでしょう。真夏に降る雪あられ。台風接近の、まさに嵐の前触れです。愛知県は、これから台風が最接近。皆さんも、台風にはご注意を。
2017.08.07
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この夏の強い陽射しは、いつもより人の影を色濃く地に映す。真昼の短く、しかし濃く黒い影を見て、腕の時計で時を知る。影が時の流れと縁深いことを、猛暑の夏だからこそ実感する。かつて人は日時計を使い、時の流れを数に刻んだ。東から南、そして西に動く太陽は、日時計の影をゆっくりと右回りで動かす。右回りに影が動く日時計を真似た機械式時計は、その針の動きも右回りでコピーした。今日の時計が右回りなのは、日時計の影の動きに由来する。日時計の影が右回りなのは、しかしそれは北半球のこと。南半球の日時計では、左回りで影が動く。もし機械式時計が南半球で発明されていたならば、きっと時計は左回りになっただろう。地に映る影を見る。天を仰ぎ、再び見た影が色薄く感じるのは、眼に入った汗のせいだろう。時の流れが遅いのを、腕の時計で認識する。影が揺れるのを感じつつ、涼を求めて移動する。早く木陰に隠れよう。これ以上、影が揺れるその前に。影が回り始める、その前に。今年の夏は、熱中症の夏だから。
2017.08.05
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海遊館で開催中の企画展「顔博」が気になりました。どの様な顔があるのか、見てみましょう。画像は、下記リンクの海遊館のHPから。カエルに見える、カエルアンコウ。わかりやすい、ハコフグ。イヌにもいそうな、オニダルマオコゼ。細長い下あごの、エレファントノーズ。なるほど、魚の顔を正面から見ることはないので面白いですね。きっと涼しいだろう、水族館。夏は特に魅力的に感じます。【海遊館HP】 「海遊館」
2017.08.02
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