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ダメ人間昨日は夕方から本当に何をやってもダメで、落ち込んで帰宅、夕食も摂らずに薬を飲んで早く寝た。…でもダメで、2時頃に目が覚めちゃった。仕方なく、先日買っておいたこの本を紐解いて読み始めた。「ミスター」の愛称で知られる、鈴井貴之氏が綴った半生記。そのダメっぷりが「これでもか!」とばかりに書かれており、さすが「サイコロ2」の段階で大泉さんから「鈴井さんは~ダメな人~」と言われていたのもうなづけるくらいの、壮絶な人生だ。30歳までの鈴井さんの人生は、「悪戦苦闘」「自信過剰」「七転八倒」「自己嫌悪」といった四字熟語で埋め尽くされるような空回りっぷり。「水曜どうでしょう」の中で紹介された「モザイクな夜」での「ハイパーメディアパーソナリティー」が、ほんの数年前までこんな人生を送っていたことに驚かされる。環境の差こそあれ、いま悩んで落ち込んでいる自分に「負けちゃいないぞ!こんなオレでも大丈夫だったんだ。」と励ましの言葉をかけてくれるような文体に涙が止まらず、気がつくと明け方の5時だった。おかげで本日、眠いことを除けば、まあまあの気持ちになることができ、会社にも行け、仕事も何とかこなしている。ありがとう、ミスター。
2009.09.30
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月末の期末とあって、海外物流を担当するわが課はてんてこまい。雑用係となった僕にも、「ちょっと手を貸して!」という声がよくかかる。今日に限って、狙ったように飛び込みの相談だの、急ぎの見積依頼だの次々と入ってくる。しかも電話で。こういうのに一々付き合ってると、オーバーヒートしちまうので、「ただいま混み合っております。用件は簡潔に、記録に残るメールで入れてください。」相手の反応も聞かずに、ガチャ。後からクレームが入るかと思ったら、そうでもないようだ。で、きちんとメールで入ってきた用件から順に処理して返信、後でフォローの電話を入れる。忙しい相手に振り回され、今週1日でも休んだら、それこそ大問題だもんね。うまくかわして行くしかないよなぁ…
2009.09.29
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4月から突然放送され、懐かしさに駆られて毎週見ていた「真マジンガー衝撃!Z編」。兜甲児の声がとうとう石丸博也氏じゃなくなってしまったのがショックだったが、原作どおりのキャラ、他作から引っ張ってきたキャラも併せ、キレイな映像と相まって、それなりに楽しむことができた。気にしていた音楽も、宮川彬良氏による親父譲りのパンチが効いたスコアが渡辺宙明氏でない渇きをいやしてくれた。原作どおり地獄王が登場し、否が応にも盛り上がるその最終回!ところが…ここでもキャラ同士の密談が続き、隠された秘密が暴かれ、その間にチョロッと戦闘場面が入り、Aパートが終わってしまう。甲児とZの出番、ゼロ。Bパート、息を吹き返した甲児によって放たれる、ロケットパンチ100連発!地獄王の最期だ!これでグランドフィナーレ!!と誰もが思ったら…狂ったように甲児を止めようとする女将。勿論止められようもなく、ドクターヘルは倒れた。瞬間、復活するミケーネ軍団!…すべては、あしゅら男爵の大謀略だった。世界の終りが始まる!ここで終わっちゃった。来週から続編が放送される予定もなし。OVAでやるんだろうか?これで終わったら「バルディオス」以来の大笑いエンディングだっての。いいのかねぇ、バンダイビジュアルとテレビ東京。
2009.09.28
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変な映画を観た!!カミさんがナゴム時代からの筋肉少女帯のファンだったのと、その昔11PMに生出演し、ドリフメンバーの悪口(というより、中傷?)をロックのリズムでがなりたてていたのを偶然見てしまい、大槻ケンヂという人に興味を持っていた。15年くらい前かな?「のほほん日記」にどっぷりハマって、中学生の時以来の日記をつける習慣がついた。地元の図書館で借りだしてきたこの本、オーケンらしいマニアックな映画が並んでいるんだけど、「『華魁』はポルノ版『ウルトラQ』」というタイトルが引っ掛かった。主演の親王塚貴子が「初代ウルトラマンAタイプ顔」という考えには、筋金入りのウルトラファンとしては「?」なんだけど、(それなら、Bタイプは桂歌丸師匠かい!)ウルトラQのようなSFホラーっぽい、というくだりに「いいとこ突いてるよなぁ…」と思ってしまった。その、SFホラーを思わせる描写である、喜助の人面疽が菖蒲大夫の局部に合成で現れる場面。この合成を担当したのは、「ウルトラQ」で合成監督を務めた、中野稔氏なのだ!思わぬ共通点があったもんだねぇ。オーケン、ここまで分かってこの文章を書いたのかは分からないけど、こういう深いところを喜々として文章にするところがやめられないんだよねぇ。
2009.09.23
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石原裕次郎/錆びたナイフむかしチャンネルNECOでやっていたものを録画して、ようやく鑑賞。「嵐を呼ぶ男」の次くらいの作品かな?シネスコサイズなんだけど、モノクロ。スター主演のプログラムピクチャーなのに、主役の石原裕次郎と北原三枝が出てくるのは開始から10分以上経ってから、という野心作だ。冒頭、悪の親玉で出てくるのが、まだ髪がフサフサだった頃の杉浦直樹!安部徹みたいな威圧感が出ているなぁ。杉浦直樹の秘密を握っている3人が、裕次郎の他に宍戸錠、小林旭という贅沢さ。しかも宍戸錠は、始まって10分もしないうちに殺されてしまう。それから1時間近くかけて、小林旭が組織に買収され、裕次郎の制止を振り切って挙句組織に消されてしまう。そこから裕次郎の逆襲が始まるんだけど…黒幕が唐突に分かってしまったり、それが老人なので、クライマックスのアクションがイマイチ迫力がなかったりと、「俺は待ってるぜ」でスッとした身にとってはちょっと物足りない感じ。個人的には、悪徳捜査官役の高原駿雄が情けなくてよかったなぁ。ゴレンジャーの江戸川総司令も、昔はこんなショボイ役をこなしてたんだねぇ。50年前の映画は、今見るといろんな発見があって面白い、と感じた。
2009.09.21
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昨日のニュースで見る時間がなくて、今朝のズームインで見たんだけど…昔のマンガのセリフを借りれば「お前、役者やのォ~」という印象。拘留中に書いたといわれる便箋の内容を暗記してしゃべったり、時折涙を浮かべて「反省しています」を繰り返すあたり、「ひとつ屋根の下」や「星の金貨」で魅せたあの演技力が蘇ってしまい、「いい女優だなぁ」と思わせてしまうところが、彼女の弱点だろう。漏れ伝わってくる「供述の二転三転」、実際のしたたかな行動力を見ると、どうしても「本気で反省している」というよりは、「反省している演技をしている」としか見えないんだよねぇ。残酷な言い方かもしれないけど。それにしても、ダンナには靴を投げつけ、酒井法子には「おめでとう」というファン心理が理解できない。のりピーのファンってのは、本人同様飛んじゃってるのが多いんだろうか?
2009.09.18
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朝起きると、まずやるのが冷蔵庫から水を出して、一杯グイっと飲むこと。口のネバネバは取れるし、新陳代謝にもいいんだけど…涼しくなってきてから、腹がくだることも多くなってきた。ラジオで言ってた「暖かいお湯を飲むと、水より健康にいい」というのがひっかかり、試しに今朝やってみた。湯呑みに湯を注ぎ、5分くらい待って、ゆっくり飲みほした。しばらくして身体がポカポカしてきた。これがいいのかもね。気温20度程度だというのに、身体ポカポカのため、まだ上着要らず。ネクタイもしないクールビズ状態で、まったく問題ない。これからの季節は、白湯を飲んだほうがいいかな?
2009.09.17
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解体作業に入るのに1日遅れた昨日の朝、ベランダに別れを告げてシャワーを浴びようとコックをひねった。勢いよく湯が出てくる…はずが…チョロチョロ。あれ、おかしい。実家の方も、湯が出にくくなっている。おいおい、これから涼しくなるってのに、湯が出なかったらカゼをひくっての。実家で手配して、急遽給湯業者に来てもらったんだけど…給湯機も異常なし。取り急ぎ、水圧コントロールの部品を取り換えてもらい、後日水道局に問い合わせることになった。しばらくは、給湯温度を上げて、水でうめて使うしかなさそうだ。立替払いしてもらった料金、約2万円。痛い出費だねぇ。
2009.09.16
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自宅のパソコンを動かしていたら、iTunes のバージョンアップ表示が出た。断るものでもなし、サクサクとダウンロードして、内容を iPod に移して聴こうとしたら…おいおい!プレイリストに入れているポッドキャスト番組がダウンロードされてないぞ!いろいろといじってみたんだけど、原因は未だ不明。最近はジョギングの際にTBSのラジオ番組を聴きながら走るのが定番だったのに…(ポッドキャストとしては入ってるんだけど、順番が新しい順になるので聴き心地が悪い。)これだったら、前のバージョンのほうがよかったなぁ。時々iTunes は、曲のアウトロが切れたりとか、信じられない問題を起こす。とっとと治まってくれればいいんだけど。
2009.09.15
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ここ3日くらい、会社で起こった悲しい出来事のせいで、用事のない時は部屋でじっとしていた。この思いを今週に引きずってはいけないと思い、気持ちを切り替えることにした。昨晩、実家から聞かされたんだけど、我が家の建て直しが今日から始まる。工場(こうば、だね)として貸していた隣の小屋を壊して、臨時の住まいを建てるらしいんだけど…そのために、出っ張っている我が家のベランダも壊すらしい。今朝、改めてそのことを思い出したのは…電車に乗ったあとだった。写真の1枚でも撮っておけばよかったかも。帰宅したら、どんなことになってるだろう。不安なような、楽しみでもあるような。
2009.09.14
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この日記を書いている日本時間の午後12時40分過ぎ、アメリカはまだ10日の夜だ。8年前の月曜日の夜、テレビの前で起こった惨事を、まだありありと思い出すことができる。貿易センタービルに突っ込んだ飛行機はアメリカン航空の旅客機。ちょうどその1カ月前、便名こそ違え、僕とカミさんはその飛行機でアメリカをウロチョロしていたので、未だに背筋に寒気が走る。新聞記事やニュースでは、PTSDになった人たちへのインタビューを見ることができた。廃墟と化したビルの中で吸い込んだホコリが今でも肺の中にあるようで咳が止まらない元消防士の話は、他人事では済まされなかった。復興に向けて動き続けているアメリカ。オバマ大統領になって初めての9月11日。中東に向かって「争いは止めよう」と提言する一方、タリバンやアルカイダは未だにアメリカ転覆を狙っている(と思われる)。初めて本土を爆撃されたアメリカは、この事故から何を学んだろう?僕ら人間が、この事故から何を学び、わずかでもできることは何だろう?今夜は、少しだけ真面目にこういったことを考えてみたい、と思った。
2009.09.11
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今日は強制的に休暇を取ることになった、と実家に話したら、おふくろが目を剥いた。「郵便局に付き合え!」家を建て替えるにあたって、かつていろいろと掛けていた保険を取り崩したりしている中、僕が子供の頃から積み立てていた定期預金と養老保険を本人立ち会いの元で手続きが必要らしい。郵便局は空いていたんだけど、解約手続きってのは意外と時間を食うもんで、最終的に20分くらいかかった。結構な額の現金を渡されたおふくろ。窃盗に会ったりするとまずいので、現金の入った手提げ袋を僕の方に引き寄せ、家まで年甲斐もなくおふくろと腕を組んで歩くことになった。東京の中では比較的治安のよい場所なんで、何も起こらなかったけど。来週早々には、古い建物の取り壊しを一部行うらしい。早いとこ、マニアックな所有物を整理しておかなければ、なぁ。
2009.09.10
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夏休みに臨出したのと、月の労働時間がオーバーしそうなので、明日は強制的に休暇を取らされることになった。だけど…木曜に休んでも、金曜は出勤だし、あんまり嬉しくないんだよねぇ。休んだところで、遠出する気力はないんで、家で本を読むかDVDを見るか、音楽を聴きながら散歩もしくはジョグするか…寝て過ごす、なんて時間の無駄遣いだけはしないように気を付けなくっちゃ。今日も夜更かししないで早く寝よう。(って、11時前に寝るのを「夜更かし」とは言わないか)
2009.09.09
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ロング・グッドバイ子供のころから自分になじんでいたのはイギリス文学で、アメリカ文学はあまり読む機会がなかった。(おかげで、「赤毛のアン」「トムソーヤーの冒険」を読んだのは社会人になってから。)大学生の時に村上春樹氏のファンになり、氏が翻訳したフィッツジェラルドやカーヴァー、アーヴィングといったアメリカ小説にも手を出すようになってきた。そのうちの1つが、この長編。ハードボイルドの代表作、という評判は聞いていたが、今回初めて読む機会を得た。約530ページを読みとおした感想は、「ハードボイルド?これが??」という感じ。筋書きは申し分ない。私立探偵フィリップ・マーロウの周りで次々と人が死んで行く。警察に拷問まがいの尋問を受けたり、やくざから「手を引け」と脅される中、アルコール依存症の作家、その妻とのやり取り、そして2人とも死を遂げたあとで繰り広げられる小規模なアクションと推理…いわゆるミステリーとしては派手さに欠けると思うんだけど、チャンドラーの「引きの強い」文体をうまく日本語に持ってきた村上氏の力で、静かな小説として楽しむことができた。春樹氏の翻訳作品、まだ読んでないのが多いんだよなぁ。図書館で借りてこなくっちゃ。
2009.09.08
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11月の大会に申し込んだ手前、練習くらいしておかなくちゃ!と思い、2日連続で荒川河川敷を走ってみたんだけど…ちょっとスピードを出しただけで体力を使い果たすなど、無残な結果になっちゃった。10キロ走るつもりで、土曜は神谷方面へ、日曜は堀切方面へ行ったものの、途中で「キロ5分」程度のペースで1キロ走っただけで、後が続かない。土曜は5キロ、日曜も7キロ走ったところで力尽き、歩いて帰った。せっかく、先週イモトの走りぷりに感動したのに、肝心の自分がこれじゃぁどうしようもないよなぁ。河川敷のトレーニングは、またノロノロ走りから始めて長距離を稼ぐようにしなくっちゃ。11月は15日にハーフ、22日にフルと、物凄い予定になっている。棄権しないようにしなくっちゃねぇ。
2009.09.07
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バカのひとつ覚えのように同じパターンの朝食を摂っていたので、カミさんが気を効かせてくれたのか?今朝は洋食だった。厚く切ったハムとチーズをサンドイッチして、トースターで焼き上げたパン。スクランブルエッグにトマトとレタスのサラダ。これにポタージュスープ。たまに食べると、ハムトーストってのも美味いもんだ。間に挟むハムは、安いプレスハムが断然美味しい。ロースハムは上品すぎる感じがするのだ。これも、子供の頃の食生活が影響してるのかなぁ。洋食をガッツリ摂ったのはよかったんだけど…昼になっても胸焼けが収まらないのはなぜなんだろう。長いこと、和食の朝ご飯に慣れた胃袋には、油を使った朝食は刺激が強すぎるのかねぇ。あとでサクロンでも飲んでおこうっと。
2009.09.04
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出勤中の電車の中で、高校生と思しき女の子の会話が耳に入った。「夏休みの宿題、やってないのバレちゃった!」「それじゃ、居残り講習じゃん!バカだねー。」「あんたも一緒じゃん!一緒に最後まで講習受けるんだよ、きっと。」「あたしたちって、バカもバカ、厳選されたバカだよねー!」…危うく噴き出しそうになっちゃった。それにしても、「厳選された」って言葉、こういうふうに使うかねぇ?よく「厳選されたコーヒー豆を使い」とかってのは聞くけど、「バカを厳選する」ってのはねぇ…ちょっと前の「エロかっこいい」ほどじゃないとは思うけど、日本語の使い方、乱れてるよなぁ…
2009.09.03
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帰宅した時、カミさんが僕の実家に呼ばれており、ちょうど戻ってきたところだった。開口一番、「この家、建て替えるんだって。明後日、業者が来るから私も会います。」え!…初耳だぞ、そんなの…早速実家に行ってみたら、親父とおふくろから「お前体調悪いから、こういうことに気を使わせちゃ悪いと思ったんだ。費用も調整も、全部こっちで面倒みるから、片づけだけしといてくれ。」いやはや、先手を打たれたというか、外堀も埋められてた、というか…とりあえず、あとで家の図面を見せてもらおう。それにしても、寝耳に水とはこのことだなぁ…
2009.09.02
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数学的にありえない(上)数学的にありえない(下)先月の初めくらいかな?TBSラジオ「キラキラ」木曜日の「サウンド・パティスリー」で書評家の岡野宏文氏が絶賛していた小説を図書館で借りだしてきた。「上下巻、一気呵成に読める!」と言っていたが、どうかなぁ?と思いながら1ページ目を開いたら…1時間に40ページ以上読み進める小説に久々に会えた気がする。続きが待ちきれなくて、夜中に目を覚ました際に読んだり、昼食を取りながら読んだり、と本当に1週間もかからずに読み終えてしまった。登場人物は沢山おり、それぞれが別の場所でそれぞれの災難に会い、物語が進むうちに邂逅し、ドラマチックな展開になってゆく…これだけなら、通常のミステリー小説とそれほど変わりはないようだが、本作は数学と物理学がキーになっている。両方とも大嫌いな僕には「読めるかな?」と思ったんだけど、「こういうふうに教わっていれば、理数系大好き人間になっていたかも!」と思わせるような平易な文体に、物語が加速度をつけ、一気に読めた。偶然と人が呼ぶ事象は、実はすべて確率で分析できる、といった内容が楽しいアクション・ミステリーだった。
2009.09.01
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