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ブルターニュに着いて三日目。ずっと曇り空が続いたけれど、今日ようやく晴れた。週末とも重なって、近所の海岸は久しぶりににぎやか。お昼は海の家で、子供たちはフレンチポテト&ソーセージを、大人達は生ハム&メロン付のサラダを食べる。子供たちが再び海へ行き、ようやく静かになった午後のひととき…。(といっても、彼らが海に出かけたのは午後5時45分!西の方では日が沈むのが午後10時頃なので、自然と生活のリズムも夜型にずれていく)**************************************あることを目標に持って動いていると、自然とそれに関するいろいろな情報が入ってくるというけれど、昨日のLe Figaroの付属誌に、「ROGER&GALLET (ロジェ&ガレ)」の石鹸の特集記事を見つけた。夏は石鹸の季節なのだろう。私が訪れる予定の石鹸工場も、今が一番忙しい時期だと言っていた。石鹸といえば南仏にたくさん石鹸メーカーがあるが、「バカンス=南仏=おみやげ=石鹸」という図式がなりたつからかもしれない。それにしても、フランスを訪れると石鹸を買って帰りたくなるのは、私の仕事のせいだけではないと思う。色とりどりで、さまざまな香りの石鹸を朝市などで見かけると、思わず手にとってしまうのだ。香水という香りの文化を持つフランスでは、石鹸も香水のひとつと言ってもいい。現に、多くの香水メーカーが、香水と同じ香りの石鹸を販売している。香りといえば、フランスのスーパーで販売されているシャワージェルの香りのバリエーションにも驚かされる。最近は「ブルーロータス」「グリーンティー」「東洋のシソ」等々、オリエンタルな香りも人気で、それらを見ると、日本のバス製品についている「フローラルの香り」「柑橘系の香り」だけではなんとも物足りなく感じる。バス製品には、香りにもそのネーミングにも、もっともっと夢を持たせなければ!と、ここブルターニュでも、あいかわらず石鹸のことばかり考えているのだった…。
2007年07月29日
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フランスの友人夫婦から久しぶりに電話がかかってきた。今年の夏休みには、ぜひ南仏で会おう、と。近況をお互いに聞きあうと、今彼らの子供達三人は、南仏のおじいちゃん、おばあちゃんの家に預けているという。共働きの彼らにとって、休み中の子供達の居場所には頭を悩ませられているようだ。ベビーシッター、児童館、祖父母の家...日本の働く母親達のように、綿密にスケジュールをたてなければならない。フランスの主人の両親の家にも、今三人の孫達が来ている。両親達はその間も仕事。おじいちゃん、おばあちゃんなしで、女性が仕事を続けるのが難しいのは、どこの国も同じだ。共働きが多いフランスで、女性達はどうやって仕事と育児を両立しているのか、ずっと気になっていた。すると折りしも今日のYahoo Franceに、「子供を持つことは若い女性のキャリアの妨げになる」という調査の結果が載っていた。********************「子供を持つことは若い女性のキャリアの妨げになる」Céreq(職業技能の資格に関する研究所)が7月20日に発表した報告によると、パートナーである男性にくらべ、若い女性にとって母親になるということは、キャリアの支障になるという。就職して7年たった1万6000人の若者について調べたこのアンケートの結果によると、32%の女性が、「第一子の出産が仕事に影響をもたらした」と答えた。第一子出産後、17%の女性が労働時間を短縮し、11%は部署を変えたり移動を受け入れた。7%は退職し、4%は完全な産休を取ったという。第二子出産後のキャリアに対する影響はさらに強く、35%の女性は労働時間を短縮し、16%は完全な産休を取った。この変化は給料にも影響を与え、大学学士号以上の資格をもつ女性の中で、子供がいる女性といない女性では給料に12%の差がある。同じく大学資格をもつ女性の中で、子供が複数いる女性のたった49%が通常の(短縮でない)労働時間で働いており、同等のレベルの女性でも子供がいない場合には92%が通常時間で働いている。大学を出ていない女性にとって、子供を産むということはキャリアにさらに影響を及ぼす。複数の子供を持つ女性のうち、18%のみが通常時間で勤務をしており、同じ学歴の子供を持たない女性は55%が働いている。一方男性はというと、「パパになってもキャリアに影響をおよぼさないようだ」と研究結果は発表している。仕事を始めて7年後、子供がいようといまいとほぼすべての男性が通常の労働時間で勤務しているし、子供の数によって給料に差は出ていない。91%の子供を持つ男性は、第一子誕生後も仕事のキャリアにはなにも影響はなかったといい、第2子目になると、96%が何も変化がなかったという。Céreqの説明によると、やはり今でも女性が家事の多くを担っており、子供の数が増えるにつれて、「伝統的な男性と女性の役割分担」の色が強くなっていくという。掃除機をかける、夕食のしたくをする、買い物をする、等々、若い女性は男性のほぼ4倍もの家事をこなす。彼女達は子供がいなければ平均して家事の1.8をこなし、子供が一人の場合には2、それ以上の場合には2.1こなす。若い男性は、子供がいようといまいと、0.6の家事をこなす。この家事分担は、夫婦の中で女性の方が上のキャリアをいく場合にも見られる。男性パートナーと同様かそれ以上の給料を得て、労働時間も同じかそれ以上だと答える女性の25%が、やはり家事の大部分をになっているというのだ。反対に、パートナーの女性より給料が低く、労働時間も少ないという男性の場合でも、たった8%のみが家事の大部分を担当しているという。この調査は、1998年に就職した若者1万6000人に対し、その後のキャリアについてアンケートをとった結果である。*****************やはりフランスでも、子供を持つことは女性のキャリアの支障になっていたのだ。フランス人男性は育児、家事をたくさんやってくれるのかと思えば、それほどでもないのだ。それでもフランス女性は子供を産み、働き続ける。給料が減ろうとも、自分の育児や家事の負担が増えようとも。たぶん働かなければ家計が厳しいという事もあるのだろうけれど、日中のベビーシッターの給料を払うと、働いても働かなくてもあまり収入に変わりがないという人も多いと思う。でもやはり、子供も欲しいけれど自分の仕事を持ちたい、自分で給料を稼ぎたいと多くの女性が思うのだろう。育児と仕事の間で毎日葛藤しながら、それでも彼女達は働くことを選ぶ。
2007年07月21日
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ついに南仏の石鹸工場見学のアポがとれた。わざわざシンガポールから営業の人が飛んできてくれるそうで、ちょっと申し訳ない気もするけれど、旦那に聞いたら「普通は工場長だけでは案内しないよ。だってそのクライアントとどんな交渉をしているか分からないし。」だそうだ。これは真剣に見学をしてこなければ。それから、もうひとつの石鹸工場のM氏も、工場が閉まっている期間だというのに私を案内してくれるという。ヴァカンス中に、申し訳ない...。それだけ皆、日本市場に期待を寄せているということだと思う。もう、後に引けなくなってきたゾ...。25日からいよいよ渡仏。デジカメの写真をどうやって小さくするかやっと分かったし(今頃...)、フランスではほぼ毎日写真つきでブログを更新するようにがんばる...!
2007年07月20日
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南仏の工場から、石鹸の試作品が届いた。約10cmほどの細長い円筒形の石鹸サンプルが、およそ10種類。エッセンシャルオイルをミックスして作ったオーガニックソープ達。すっごくいい香り。やっぱり合成香料とは違うな...。今回は別の会社用の試作だけれど、いつかはかならず私の石鹸を作ってもらいたい!!それまでどうか待っていて下さい,Monsieur M...。私が前いたフランスの石鹸メーカーからは、まだ試作があがってこない。原料の注文に時間がかかるっていってたけど、まさかもうヴァカンスに入ってないわよね...。輸入検討先からはすぐに返事がこないし。まさか私のメールに腹をたてたかも?だって質問したことに答えてくれないからよ!どうか工場見学をかねて、向こうの人達に会えますように...。100往復のメールのやりとりをしたって、1回会って話をするのにはかなわないのだから。それにきっと会えば、私が面倒な質問ばかりするイヤな女だなんて思わない、はず...。たぶん...。それにしても石鹸な毎日。うちに石鹸サンプルがたくさん置いてあるせいか、子供達も石鹸好き。シャワージェルで体を洗うと「ママー、ヌルヌルするー!!」ともう一度石鹸で洗いなおす。やっぱり石鹸よね!そのうちママが山ほど輸入するから、売れ残ったらいっぱい使ってね,お願い...。
2007年07月12日
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土曜日に、薬剤師の資格と行政書士の資格を持った方の所に輸入の相談をしに行った。あらためて、化粧品の輸入の大変さを実感。輸入の場合、輸入者が製造販売業者になるので、かなりむこうの工場から情報を出してもらわないと、品質管理に関する資料も作成できない。で、メールだけでは信頼関係も築けないし、実際に工場を見ておくべきだと思うので、フランスに工場見学の依頼をした。8月だから、バカンスで工場は閉まっているかなぁ。でも夏が一番忙しい時期だっていってたし。むこうはぜったい「うるさい日本人女だなぁ」と思っているんだろう。成分表をパーセント付きで細かく要求したり、色素変更を頼んだり、製造工程を詳しく聞き出したり...。だからこそ、どこまで信頼関係を築けるかが肝心。私もメーカーの立場だった時、会社を立ち上げたばかりのシンガポール人に石鹸の輸入をしたいと申し込まれ、ちょっと疑ったりしたこともあったしなぁ。こんな小さな会社がうちの製品売れるの?って...。今はちょうど、私がその逆の立場よね。今年の夏は南仏の石鹸工場巡りをするぞ!
2007年07月09日
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ついに7月突入!もう2007年も半年が経ってしまった...。私の石鹸プロジェクトは、とてもゆっくりだが進んで行っている。今までは、成分や価格のことでフランスとの交渉をつめていったが、これからは日本サイドのことをつめていかなければいけない。事務所の場所を決めたり、会社を設立したり...。いよいよ実際にお金をかけて動かなければならない段階にきたので、とても不安。これだけ交渉しておいて、今さら「やっぱりやめます。」とは言えないだろうなぁ...。自分で自分を追い詰めて前進させようとしているのだけれど、やっぱり最初の第一歩が踏み出せない私。毎日夜になると不安でいっぱいになり、朝がくると「やっぱりやるしかない。」と意気込む。今のままの人生でもいいはずなのに、どうして私は無理に前進しようとするのだろう。二十代前半のころもそうだった。普通に大学を卒業して、就職すればいいものを、わざわざまたフランスの大学に入りなおしたりして...。でも、10年前よりは確実に安全・安定志向になっている。やはり年を重ねると慎重になるものなのかなぁ...。昔はホテルも滞在先も決めずにフランスに飛び出して行けたけれど、今は違う。自分が損をしないようにまずは交渉。絶対に大丈夫だと分かってから、そろりそろりと前へ進む感じ。「とりあえずやってみよう!」という生き方が、なかなか出来なくなってきている。「石鹸をたくさん輸入して売れなくたって、いいじゃない。売れ残った石鹸を、毎日毎日死ぬまで使えばそのうちなくなるよ。とりあえずやってみなよ!」って言ってくれる?10年前の私。
2007年07月02日
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