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いやあ激動の5月も終わりましたね。今月は市場の乱高下が激しく、率直に言って実に疲れました。 さて早速今月の成績ですが、対前年末比で+42.3%と先月末からはかなりダウンしました。これは超主力の2769ヴィレッジヴァンガードや6059ウチヤマHDなどが軟調だったこともありますが、それ以外に株価推移が軟調なものを中心に「逆張り」的な観点からいくつかの銘柄を主力化したことも大きく影響しています。 次に主な売買ですが、新規参戦が2058ヒガシマル、3178チムニー、7533グリーンクロスなど、追加参戦が3077ホリイフードサービス、4653ダイオーズ、6425ユニバーサルエンターテインメント、7551ウェッズ、8119三栄コーポレーション、9384内外トランスラインなどでした。 売却のほうは、完全撤退は3034クオール、3163トータルメディカルサービス、6826本田通信工業、6915千代田インテグレ、部分撤退は2418ベストブライダル、3097物語コーポレーション、3254プレサンスコーポレーション、3654ヒトコム、6249GCジョイコHD、期中売買は9206スターフライヤーでした。 今月は株価上昇で高PBRになった主力株は思い切って売却し、代わりに極力低PBRで同時に高い成長力を併せ持っていると考える銘柄に入れ替えました。そのため現在、主力株の顔ぶれは以前とは激変しています。 率直に言って今年の私の成績は対ベンチマークでは過去最悪レベルの物足りないものです。ただ同時に今年の良好な相場環境のおかげで「絶対額」としてはまずまずの利益を稼げてはいます。そのため、ここからは従来以上に銘柄選択に関してリスクを取り、同時にPF最上位銘柄群への資金集中を一層加速させ、覚悟を決めて残りの7ヶ月を戦って行きたいと考えています。
May 31, 2013
さて今日もPF概況シリーズです。 372位 7962 キングジム (東1、6月優待) △ PF372位は、事務ファイル首位で、ラベル作成機『テプラ』でも有名なキングジムです。 現在の株価は773円、PBR1.33、株主持分比率は61.5%、今期予想PER50.19、配当利回り1.8%(14円)、総合利回り5.0%(14+25=39円)で、優待は100株保有で2500円相当の自社もしくは自社グループセットです。 キングジムの優待品はオリジナリティに溢れ素晴らしいと思います。こういった銘柄をPF下位で持てる幸せ、優待族は「一度なったら、一生抜けられない」魔力に満ち溢れていますね。
May 30, 2013
さて今日もPF概況シリーズです。 371位 2186 ソーバル (JQS、8月優待) △ PF371位は、組み込みソフト開発の技術者派遣、請負中堅のソーバルです。 現在の株価は802円、PBR1.58、株主持分比率は75.8%で有利子負債は0、今期予想PER12.67、配当利回り2.2%(18円)、総合利回り4.7%(18+20=38円)で、優待は100株保有で 2000円相当のギフト商品(東北名産品・新米等3種類より1つ選択)です。 私は昨年は「醤油とポン酢セット」を選びました。 料理にチョイがけしたり、冷奴にかけたりして使っています。 ソーバルは財務状態良好ですし、総合利回りも高いですし、PF下位としては全く不満の無い銘柄です。これからも現行の優待制度が続く限り、末永くホールドして応援していく予定です。
May 29, 2013
さて今日は久々に通常のPF概況シリーズです。 370位 7525 リックス (東2、3・9月優待) ◎ PF370位は、新日鉄へのゴム靴納入から成長した独立系のメーカー商社のリックスです。 現在の株価は800円、PBR0.77、株主持分比率は43.4%、今期予想PER9.22、配当利回り2.5%(20円)、総合利回り5.0%(20+20=40円)で、優待は100株保有で年2回1000円相当のクオカードです。指標的に割安で総合利回りも高く、優待族的には鉄板銘柄の一つですね。 リックスのクオカードはその盤面が激シブということで一部の優待マニアの間で話題です。具体的には「創業時からの自社の歩んできた歴史を大切にする」意思が感じられて素晴らしかったんですね。具体的に過去のカードを見て行きましょう。 このように優待クオカードを貰い続けていると自然にリックスの社史も学べるという、斬新かつ素晴らしい企画だったのですが、前回の優待では、 突然時代が現代に飛んでしまいました。リックスに何が起こったのか? 次のクオカードの盤面の内容はどうなるのか? もしかして一気に現代に来たということは、これは「もう次は無いよ」という恐ろしい暗示なのか? それとも「優待クオカードパワーで株主数も増えたし、ついに東証1部に昇格するよ。」ということなのか、考え始めると優待族的に悩みが尽きず夜も寝られないほどですが、(笑)、とりあえず次の優待クオカードの到着を正座をして待ちたいと思っています。
May 28, 2013
いやあ今日も良く下がりましたね。ただ、このところ急騰していた銘柄は大きく、元々ヨコヨコだった銘柄は小さく、それぞれバランス良く下がっていたと言う感じで、「おぉ、欲しかったこの銘柄に暴落来た!」というのは私にはありませんでした。そのため元々狙っていた銘柄を淡々と「広く薄く」買い増しする一日でした。 さてそんな中ですが、今日は「主力株概況13位、イートアンド」の後編です。 イートアンドの最も良い所、それは成長力と優待力を併せ持ち、更に良い意味で「ワルイ企業」であるということです。 冷凍食品製造を筆頭とする食料品販売事業(48%) 大阪王将を筆頭とする外食産業(52%) の2本柱がバランスよく伸び続けているという私の認識に依然変わりはありません。 攻撃的な新規出店は相変わらず続いていますし、 近くのローカルスーパーでも、以前はなかったイートアンドの冷凍食品売り場がいつの間にか確保されていました。 また、「家の冷凍庫がもしも小さかったら一体どうするんだ。優待品を抱えて一緒に心中するしかないぞ。」というほどの、凶暴・凶悪な圧倒的なボリューム感を誇る優待品にもパワーがみなぎっています。 お酒の友にぴったりの小籠包 看板商品の餃子 レバニラ炒め 水餃子と若鶏唐揚げ コク辛炒飯 2186ソーバルの優待醤油を にら玉にちょっとかけて食べてから 炒飯に混ぜると超美味い。 イートアンドは、上記の成長力・優待力に加え、本家の「京都王将」が時間とコストをかけて作り上げてきたブランド力を横からローコストでタダ取りしているところが魅力です。 イートアンドは関東・海外などの京都王将と大阪王将の店舗の味の差がばれにくい(圧倒的に京都王将の方が手間もコストもかかっていて美味しい)、「王将」ブランドの力を最大限に生かせるエリアを確信犯的に攻め上がっており、次男坊らしいタフさ・ズルさ・ワルさに満ちた、投資家的には頼もしい銘柄です。 また我々ホルダーを地獄の底に叩き落した前期業績下方修正は既に過去のものですし、今期はその要因の一つとなった関東新工場もフル回転します。また11月以降には東証1部昇格期待もあります。そしてイートアンドは現段階では株主数が足りないので、「優待維持の上での株式2分割」程度の株主増加対策が出てくる可能性もあります。 以上をまとめると、イートアンドは、成長性・破格の優待戦闘力・評価の高い王将ブランドを確信犯的にローコストで使いまくる次男坊的なワルさ・保有するブランド力に対して相対的に小さな時価総額(41億円)・東証1部昇格期待・投資家に見放され期待値の下がった「翼の折れた」株価ヨコヨコ状態の6拍子揃った面白い銘柄です。今期の実際の業績推移をしっかりと見ながら引き続きPF上位で楽しくホールドしていく予定です。
May 27, 2013
さて今日も私の投資家人生の命運を握る、大切な主力株について考察する恒例のシリーズです。 13位 2882 イートアンド(東2、3月優待) ○~◎? PF時価総額13位の主力は、私のPF最上位陣の大きな問題児の一人である、中華料理店「大阪王将」を展開するイートアンドです。以前は超主力のポジションにいたのですが、前期の期待外れの業績で持ち株の一部を売却したことと、投資家の高い期待が剥落し「翼の折れたエンジェル」となった関係で順調に株価が下落していることから、ランキングを大きく下げる結果となりました。 現在の株価は1090円、PBR1.33、株主持分比率31.5%、今期予想PER8.31、配当利回り1.3%(15円)、総合利回り4.1%(15+30=45円)で、優待は100株保有で3月株主に3000円相当の自社商品です。 ここはしばらく前まではロックオンさんなどのグロース系の方を中心に個人投資家に高い人気のあった銘柄で、前期業績の強烈下方修正は「イートアンドショック」とも言うべき、計り知れないインパクトがありました。ただ、株式投資の世界ではこのようなことは日常茶飯事です。絶世の美女と思って抱きしめていた女性が、外から光が差し込んでみるとただの骸骨だった、、、、。でも、強く深く抱きしめ過ぎていたので体から離れない。。。。 この冷凍餃子ショックで、私自身も大変大きなダメージを受ける結果となりました。更にイートアンドが株価ヨコヨコの間に他の銘柄には急騰するものが続出したため機会損失も莫大なものとなってしまいました。 イートアンドは前期の驚愕の業績下方修正で投資家の信頼を深く損ない、完全に「翼の折れたエンジェル」となってしまいましたが、私は個人的には依然としてまずまず良い銘柄であると考えており、若干ポジションを落としたものの今でも主力の一角に据え置いています。 イートアンドに関してはもう二度と名前も聞きたくない、見たくない、考えたくもない、という投資家の方も多いでしょうし、今回はそのポジティブな面に光を当てて考えて見たいと思います。(続く)
May 26, 2013
さてこの2日間の市場の乱高下の影響でリリースが遅れましたが、今日の日記2投目は「主力株概況12位、ベストブライダル」の後編です。 私のこの日記は以前からたくさんの優待写真と共にお送りしており、それが皆様からの好評を戴いて来たのですが、実はこの日記で使用している写真の内、「説明的でないお洒落なもの」はほとんど全て姫が撮ってくれている物なのです。 姫は美的センスに優れる芸術家であり、そのため優待品を「美しくバランス良く魅力的に撮る能力」があります。一方の私は「下らなくて少し面白い文章を書く能力」と、公文式や株式投資などの「数字に絡んだ単純作業を飽きることなくいつまでも集中して執念深く取り組むことが出来る変な能力」はあるものの、残念ながら美的なセンスは0です。この日記はそんな姫と私のそれぞれの長所を生かした「二人三脚のコラボ日記」でもあるのです。 私はずっと以前から「いつの日か株式投資で大勝したら、いつも私を支えてくれている姫にロレックスをプレゼントしよう。」と決意して日々を戦ってきました。そしてこの数年間最大でPF1位の超主力として戦い、結果として過去最大級の確定利益を上げることが出来た2198アイ・ケイ・ケイでの勝負を終えた時に利益の一部をキープしており、それから毎週のようにロレックスの正規販売店に行ってショーウィンドーを眺めては、姫に似合うロレックスを捜し求めていました。 そして、結果としては、 この、ヨットマスターロレジウム(Ref169622、定価766500円)という、ベゼルと文字盤に贅沢にもプラチナを使用した、オールシルバーのボディにレッドの秒針を持つ、上品で小粋な時計を選びました。 ところが私は姫のロレックスを選んでいる途中で、不覚にも偶然隣に並んでいたグリーンゴールドの妖しい光を放つ時計に幻惑されてしまい、それで結局自分にも時計を買うことになってしまったというわけなのです。 ベストブライダル号とアイケイケイ号、この2つの時計は私がこの13年間を株式市場で生き延びてきた努力と汗と執念の結晶です。これからも左腕に輝くグリサブに足る投資家であり続けることが出来るように、日々精進して行きたいと考えています。
May 24, 2013
いやあ今日も値動き荒かったですね。私は元々「今日は戻すだろう。」と読んでいたこともあって、いくつかの銘柄に寄り付きで大量の成買いを入れていたのですが、1日終わってみると残念ながらそれほどまでには奏功した感じではありませんでした。 ただこの2日で市場が乱高下した関係で、「かなり安いな。」と感じる水準になっている優待バリュー株も散見されるので、また週末にゆっくりと分析したいと考えています。
May 24, 2013
いやあ今日は良く下がりましたね。ただ私は狙っている銘柄を中心に幅広く色々な銘柄を見ていたのですが、欲しい銘柄はそれほどには下がらないところが多くて今日のところは見ているだけでした。 日経平均というのは、皆様ご存知の通り9983ファーストリテイリングなどの一部の株価の高い銘柄の影響を大きく受ける「やや奇形で異形な指数」なわけですが、最近の相場では値下がり銘柄の方が全体として多くても日経平均は大きく上昇したりと、相場実態・心理との乖離が目立つ、「こんな指数、全然平均じゃないだろう。」という強烈な違和感を感じる場面が以前にも増して多くなっていました。 その意味では今日の暴落はその「強い違和感」を多少なりとも緩和してくれる、良い暴落だったように思っています。 今日の暴落で、「もう少し押すなら主力参戦したい。」と感じる銘柄がようやく複数出てきました。今日は仕事が終わってから5時間ほどぶっ通しで主力候補銘柄の分析をしていたのですが、久々にワクワクしています。十分に集中して明日からの相場に取り組んで行こうと考えています。
May 23, 2013
さて今日もPF上位銘柄を紹介する主力株概況シリーズです。 12位 2418 ベストブライダル (東1、6・12月優待) ○ PF時価総額12位の主力は、欧米風邸宅での挙式・披露宴が主力のベストブライダルです。 現在の株価は189400円、PBR2.23、株主持分比率は43.0%、今期予想PER10.78、配当利回り1.1%(2000円)、総合利回り2.1%(2000+2000=4000円)で、優待は1株保有で年2回、 1000円相当のクオカード+ 自社グループ運営施設飲食・宿泊割引券1枚です。 ウェディング業界というのは、未だガリバー企業が無くたくさんの会社が天下統一を目指して戦い続けている戦国時代ど真ん中の業界です。そして2128ノバレーゼ、2198アイ・ケイ・ケイ、3607クラウディアなど、魅力溢れる優待バリュー株が多いことでも知られています。 その中でもベストブライダルは非常にタフな銘柄で、私が有価証券報告書で確認した範囲では、2004年の上場以来一度も赤字も営業CFのマイナスもなく確実に利益を積み上げてきています。そして2004年の上場時には145億円だった売上高は今では400億円を超え、24.5%だった株主持分比率は今では40%程度まで上昇し、上場時には10倍前後だったPBRも今では2倍ちょっとになりました。このところ株価はかなり上昇してしまいましたが、依然としてベストブライダルは一定の魅力ある銘柄であると考えています。 ところで、私はしばらく前にこのベストブライダルの急騰で持ち株の半分を売却し、その利益の一部でロレックス グリーンサブマリーナ デイト (Ref.116610LV 定価 777000円)を購入したことを以前にも日記で報告しました。 この2010年に登場した新型グリーンサブマリーナは、ベゼル(文字盤の周りのリング状の部品)がセラミックになって耐久性が上がり、また目盛りがプラチナで特殊コーティングされている、バックルの堅牢性が上がっている等、先代サブに対して大幅にクオリティアップしています。また文字盤はロレックスのコーポレートカラーである緑で仕上げられているのですが、贅沢にもグリーンゴールド(金に銀を混ぜて緑に仕上げた合金)を使用しており、光の当たり方によってスパークリンググリーンにもダークグリーンにも変化し、その美しさ・妖しさは息を呑むほどです。皆様にも是非一度店頭でその輝きを見て欲しいです。 ところがこの「グリサブ」購入記には、実は秘密の前段となる話があったのでした。。。。。。(続く)
May 22, 2013
さて超主力に続いては、時価総額500~1000万円の主力株について見ていきます。私にとって大切な銘柄群が続きます。 11位 3172 ティーライフ (JQS、7月優待) ◎◎ PF時価総額11位は、PB健康茶、化粧品などをカタログ、ネットで販売しているティーライフです。2012年3月の上場以来不人気が続き株価は長期低迷していますが、優待族的には極めて良い銘柄と考えています。 ↑ 社長さんに目力が強くチョイ悪な感じがするのが、頼もしくて実に印象がいいですね。 現在の株価は699円、PBR0.90、株主持分比率は81.4%で有利子負債は0、今期予想PER9.90、配当利回り3.3%(23円)、総合利回り4.0%(23+5=28円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の50%で換算)で、優待は100株保有で7月株主に1000円相当の優待券です。 私は様々な選択肢の中から この「ティーライフの元気だし」を選びました。 そして、このティーライフの「元気だし」を使って、 今は優待を廃止してしまった、9058トランコムのウマウマ優待しゃぶしゃぶ肉を使って「優待コラボすき焼き」をしたのも良い思い出です。 また以前にも書きましたが、商品が到着してしばらく経つと、 手書きのお礼状が別に届いたのにはびっくりしました。普通の通販会社はここまで手間のかかることはしないですし、「一度掴んだ客は絶対に手放さないぞ。」という、良い意味での執念を感じました。 ところでティーライフは 中間業績 は若干計画に未達だったのですが、 私はそれを100%読んでいました。 なぜでしょうか? どうしてそんなことが可能だったのでしょうか? 株式市場で優待株に特化して13年間を生き抜いてきたおかげで、いつの間にか私は優待株のことならなんでも分かるスーパー投資家になったのでしょうか? もちろん違います。ティーライフのホームページ内には 「伸ちゃん日記」 という社長さんのブログがあるのですが、その中で中間業績発表前の2月5日に、「広告費を積極的に投下してお客様は増えているが、その割に実績が低調、お客様の立場に成りきれないからだ、お客様の代表として考え行動してもらい、、などと会社の研修室で社員に話した」と書いてあったからです。(笑) これを読んだ私はティーライフの中間決算はどんなになんぼほど悪いんだろう?とかなりハラハラしていたのですが、実際に出てきた数字はそれほどまでは悪くはありませんでした。 ティーライフは総合的に考えると、PF最上位の一角として十分に戦っていける戦闘力があると思います。今後も、 「伸ちゃん日記」に極上インサイダー情報(笑)が書いていないかに目を光らせながら、 ホールドしていこうと思っています。
May 21, 2013
さて時価総額1000万円以上で、私の投資家人生の命運を握る最重要銘柄群を徹底分析する「超主力株概況シリーズ」ですが、いよいよ今回が最終回となります。 10位 9384 内外トランスライン (東2、12月優待) ◎◎ PF10位の超主力には、買い増しと株価上昇によって独立系の国際海上輸出混載首位の内外トランスラインが前回の16位からジャンプアップして登場しました。私はここを「海のトランコム」と命名しています。(笑) 現在の株価は1470円、PBR1.39、株主持分比率は79.1%と良好、今期予想PER10.61、配当利回り1.9%(27.5円)、総合利回り3.6%(27.5+25=52.5円)で、優待は100株保有で2500円相当のカタログギフトです。 私は上記の選択肢の中から、 この「マキシムドリップコーヒーセット」を選択しました。常にカフェイン満タン&パキパキの状態で御機嫌に株式投資に励みたいと思います。(笑) 内外トランスラインは、魅力的なビジネスモデルと、 まずまずの成長力を有する、 極めて魅力的な優待バリュー株です。 内外トランスラインは、 1. 成長力が高いこと 2. 海上運賃は米ドル建てなので円安メリットで今期業績に期待が持てる(今期は1ドル85円を想定、1円の円安で1500万円の粗利↑)こと 3. 9381エーアイテイーなどの同業者のライバルに較べて指標的な割安感が濃厚なこと 4. 昨年6月には株式分割(1株→2株)、7月には株主優待新設をするなど東証1部を伺う動きが活発なこと、そして施策が実を結び株主数も3959人と東証1部昇格基準を満たしていること 5. 大株主に「平成の竹田和平翁」こと、最近バリュー株投資家としての凄みを増している9435光通信会長の重田康光さんが登場していること などを総合的に考えると、株価上昇のカタリストが芳醇かつ濃厚であり、十分に超主力の一角で勝負できるポテンシャルがあると考えています。 逆に欠点としては、 1. 内外トランスラインは海運株なのでリーマンショックの時には大きく業績が落ち込む等市況の影響を受けやすいこと 2. 中国との取引が多いことから、最近の尋常ではない日中関係の冷え込みの影響が懸念される銘柄であること 3. 4月30日発表の 1Q の内容がイマイチだったこと、四季報速報でも今期業績が下方修正されていること などのリスクもあるにはありますが、同時に伸びしろの大きい非常にポテンシャルの高い銘柄であるとも思います。これからも優待と将来の東証1部昇格を楽しみにホールドして応援していく予定です。
May 20, 2013
今日はついに「ロレックス3号機」を購入しました。その原資は超主力株だった3654ヒト・コミュニケーションズを売却して得た確定利益の一部だったため、この3号機は「ヒトコム」号と命名されました。ロレ3号機に関してはまたいずれ別の機会に書こうと思いますが、アベノミクスによる景気回復を受けてどのデパートからもスポーツ系のロレックスの在庫が急激に枯れてきています。私は田舎に住んでいるので元々はステンレスデイトナ(黒はほぼ無し、白顔はたまに並んでいる)だけが欠品している状態でしたが、今日行って見るとグリーンサブ、青サブ、ディープシーあたりも既に欠品となっており、次回の入荷も未定との事でした。急激な円安進行に伴い近い将来の価格改定(値上げ)は必至の状態ですし、ロレ好きの投資家の方は購入の決断を急いだほうが良いと思います。昔から「慌てるロレヲタは貰いが多い。」という格言もありますしね。(笑) すいません、のっけから話が脱線しましたが、今日は「超主力株概況9位、三栄コーポレーション」の最終回です。 三栄コーポはこの10年間くらいの業績推移を見ると着実に利益水準を高めてきています。IRにその理由を質問したところ、「何か特別なことをしたというわけではないが、一番大きいのは最大顧客の7453無印良品との取引が右肩上がりに順調に伸びていること(良品計画は今期も最高益更新見込み。ちなみに三栄コーポはOEMでベッドや壁掛けシェルフ、レイングッズ、キャリーバッグ、アロマディフューザーなどを作って良品計画に納めている。)、もう一つは、表には出ていないがこの5~6年で事業の選択と集中を進めて、セキュリティカメラ関係などの不採算事業を辞めたのが効いている。」ということでした。 三栄コーポは5月10日に 前期決算 を発表しました。そして来期業績予想が多くの投資家の予想を大きく上回ったことから株価は一旦急騰したもののその後は伸び悩んでいます。これは一つには三栄コーポが「円安デメリット」銘柄で、かつ今期の予想レートが1ドル95円であることから、現在1ドル103円程度の円安下では今期の利益の下振れが強く予想されるということがあると思います。 IRに確認したところ、「当社が円安でデメリットを受けるのは間違いないが、トヨタ等の自動車産業のようには単純に業績への影響を算定できない。というのは、実は香港や中国にも現地法人があり、そこから米ドル建てで欧米へ輸出しているので、円安がメリットになる面がある。また円安によって日本経済が活性化し、消費者の財布の紐が緩んで「プチぜいたく」が増えれば、ビルケンシュトック、キプリング、WMF(ヴェーエムエフ)など、やや高価な価格帯に属する当社ブランドにとっては追い風になる可能性もある。そのため、現在の1ドル100円ちょっと程度であれば問題なく予想利益を達成できると考えている。」との事でした。(でも1ドル110~120円程度まで円安になればやはり一定のダメージはあるだろうということです。) また三栄コーポは過去を見ても比較的固めの業績予想をしてくる会社なので、今期にはかなり自信があるのだろうと思います。 私は投資家として、企業リサーチのために飛行機に乗って忙しく全国を飛び回っていますが、常に腕元にはロレックス そして足元にはビルケンシュトック、手元にはキプリングの三栄コーポコラボ のスタイルで現在戦っています。 以上をまとめると、三栄コーポレーションは指標的に十分割安で、傘下に珠玉のブランド群を取り揃えており、今期はキプリングやWMFなどの新規ブランドがネットオンされるため売上高が大きく伸長します。かつ最近の市場の上昇率と較べれば依然として相対的には出遅れていますし、ヤフー掲示板が閑散としているのもいいです。 三栄コーポに関しては、ある投資家は「円安デメリットで、かつ既に上がりすぎだからもうダメだろう。」といいますし、別の投資家は「成長力、割安感の点から全市場で突出して良い。」と言うなど、明白な見解の相違が認められるのも良い兆候です。過去の経験上、大きく勝てる優待株では投資家によって激しく意見が割れることが珍しくない、そこに利益の源泉が隠れていることも多いからです。もちろん、自分の見立てが間違っていた場合には悲惨な目に遭う訳ですが。(笑) また過去2回に渡って見て来たように魅力溢れる自社ブランド商品のみで固められた、独自性溢れる優待品の戦闘力が非常に高いですし、総合的に考えて超主力でホールドしていくのに足る資質を持った素晴らしい優待バリュー株であると評価しています。これからもPF最上位の一角として、優待を楽しみにしながら応援していく予定です。
May 19, 2013
さて今日は「超主力株概況9位、三栄コーポレーション」の続きです。 現在の株価は590円、PBR0.86、株主持分比率45.1%、予想PER7.54、配当利回り3.4%(20円)、総合利回り3.9%(20+3=23円、1P=1円で換算)で、優待は1000株で株主優待ポイント3000P、4000株で6000P、10000株で12000Pです。 ↑ ポイントは上記の「株主優待カタログ掲載商品」と交換することが出来ます。三栄コーポの保有ブランドというのはかなりの精鋭揃いなので、内容は非常に充実しています。前編でも書きましたがここに更にキプリングが加わったらどうなってしまうのか、私は幸せすぎてめまいがしそうです。 さて私の過去の選択品ですが、昨年2012年は、6000P商品として「レヴォル ミニココット&ココットふた付きセット」を選びました。 また一昨年の2011年は同じく6000P商品として「ビルケンシュトック サンダル」を選びました。 また3000P商品の方では、2012年には「ヴェーエムエフ サラダサーバー」を選びました。 本当は3000P商品としては「モッフル モッフルホットサンドセット100」を選んだのですが、熟考して決断が遅れているうちに売り切れてしまい、セカンドベストとしてこの商品を選びました。今年2013年からはもっと迅速に商品を選ぶことにします。 ところでどうでしょう。こうして見てくると三栄コーポが傘下に持つブランドはどれも独特の輝きに満ちていないでしょうか? 私は中でも、今や三栄コーポの屋台骨を支える看板ブランドに成長した、ドイツ製コンフォートシューズ「ビルケンシュトック」が大好きです。このビルケンシュトックは静かに着実に店舗網を広げており、ついに全国45店舗を突破しました。 私は特に「フットプリント」というシリーズが大好きです。靴が足の形そのままをしているので、長時間履いていても小指がぷくぷくにならないんですね。 良く靴の量販店に行くと足の幅の広い人用として4Eとか3Eのものが売っており、私は足の横幅が広いので以前は仕方なく履いていました。でもなんだかデザインがダサいし、その割りに別に足にベストフィットすると言うわけでもないので長年悩んでいました。ところがこの「フットプリント」シリーズは見た目もお洒落でしかも抜群に履き心地がよいと言う事で、私は今では、 こんなにたくさんの「色違い」を買ってしまいました。 ビルケンの靴は一足3万円と非常に高価なので、もしかすると行き付けのお店の方には「上客」と思われているかもしれませんが、店頭で支払った分はいつの日か三栄コーポの値上がり益で数百倍にして返して貰おうと思っていることは皆様と私のここだけの秘密です。(笑) それにしてもフットプリントは本当に履きやすい靴です。皆様にも是非一度店頭で実際にお試し頂きたいです。 更に後編へ続く。。。。。。。
May 18, 2013
さて今日は久々に超主力株概況シリーズです。 9位 8119 三栄コーポレーション (JQS、9月優待) ◎◎ 保有全443銘柄中、時価総額9位の超主力は、生活関連品の専門商社の三栄コーポレーションです。この数ヶ月でチビチビコツコツと買い増ししてきたため、ついに超主力の一角にまで浮上してきました。 ベルギー生まれのファッションバッグの「キプリング」が新しくブランド一覧に加わったのが三栄コーポの最近のトピックです。ここはホリプロが過去6年間手掛けるもどうしてもうまく行かず投げ出し、それを引き継ぐ形になったわけですが、三栄コーポには新ブランドを育て上げる「ブランドインキュベーター」としての抜群な能力があるので非常に楽しみです。 店頭で商品を見た感じでは、「キプリング×三栄コーポ」のコラボにはまずまずの戦闘力がありそうに思っています。もっと言うと、おそらく今年の優待では選択品の1つとしてキプリングのバッグが登場するでしょうし、それを考えると私は楽しみで今から眠れないほどです。(笑) ということで、本当に不眠症になっても困るので、実際にキプリングのバッグを買ってみました。 ↑ バッグの中が非常に広いのがいいですね。 さて、このバッグに必ずついているゴリラのぬいぐるみでちょっといたずらを、、、、、 ↑ 悪い顔してますね。 ↑ これで寂しくないですね。(笑) キプリングのバッグは実際に使ってみると、非常に軽くて耐久性があり、デザインもまずまず可愛くカラーも豊富です。更に値段も比較的安価で、お得に必ずゴリラのおまけも付いてくるということから、日本でももっと売れても良い様に思います。三栄コーポレーションのこれからのお手並み拝見と言うところですね。(続く)
May 17, 2013
いやあ昨日・今日と小型株は本当に良く下がりましたね。私は逆張り系の投資家ですのでこういう日にはたくさん買いました。 具体的には円安メリット銘柄として4653ダイオーズ、9384内外トランスラインを大量に追加したほか、円安デメリットではあるものの指標的に安い8119三栄コーポレーションも追加しました。それ以外でも同じく指標的に安い7551ウェッズを買い増ししたほか、最近相対的に安い銘柄が目立つ福証銘柄の2058ヒガシマルへも新規参戦しました。 その一方でこの数日で超主力だった銘柄群の中で指標的に割高になった3097物語コーポレーション、3654ヒトコムあたりは思い切ってポジションを落とし、9206SFJからは完全撤退しました。 中小型の地味な優待バリュー株メインの私には厳しい市場環境が続きますが、少しでも総合戦闘力の高い銘柄と共に御機嫌で楽しく戦えるように、謙虚に柔軟に相場と向き合って行きたいと考えています。
May 16, 2013
さて今日もPF概況シリーズです。 369位 9932 杉本商事 (東1、3月優待) ○ PF369位は、機械・工具商社の大手で測定器具関連で高シェアの杉本商事です。 現在の株価は896円、PBR0.41、株主持分比率は86.6%で有利子負債は0、今期予想PER12.67、配当利回り2.2%(20円)、総合利回り3.3%(20+ 10=30円)で、優待は100株保有で1000円相当の図書カードです。 ところで、杉本商事の優待はずいぶん前にはカレーでした。 「やっぱり優待品って、少しでも特色があるほうが面白いし嬉しいなあ。」と優待族としては思っています。ま、杉本商事は低PBR、財務磐石、まずまずの総合利回りの3拍子揃った銘柄ですし、これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
May 14, 2013
さて今日もPF概況シリーズです。 368位 6985 ユーシン (東1、11月優待) ◎ PF368位は、スイッチやキーセットなど自動車電装品製造のユーシンです。現在の株価は845円、PBR0.84、株主持分比率は36.1%、今期予想PER6.76、配当利回り1.2%(10円)、総合利回り2.4%(10+10=20円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。 私はユーシンへは2月の 株主優待新設 を受けて参戦しました。指標的な割高感もありませんし、比較的貴重な11月優待銘柄でもありますし、まずは初優待を獲得するのを楽しみにホールドしていく予定です。
May 13, 2013
さて今日は久々にPF概況シリーズです。 367位 2796 ファーマライズHD (JQS、11月優待) ◎~◎◎ PF367位は、門前薬局型を得意とする調剤薬局中堅のファーマライズHDです。 現在の株価は84500円、PBR1.59、株主持分比率は17.7%、今期予想PER7.71、配当利回り1.7%(1400円)、総合利回り3.4%(1400+1500= 2900円、優待品はヤフオク平均落札価格の1500円で換算)で、優待は1株保有で 自社オリジナルアロマセットです。 実際に使ってみるとパソコンの周りがほのかに香り、確かにリラックスできました。 ファーマライズHDは指標的な割安さ、成長力、まずまずの優待の3拍子揃ったかなり良い銘柄です。以前から準主力候補の一角として見ていたのですが、他の銘柄に気を取られているうちにスルスルと上がってしまいました。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
May 11, 2013
いやあ今日は決算発表が多かったですね。私の主力も続々と出してきました。 ただその内容を見ると、思ったより来期予想が悪いところが多いなあという印象でした。固めの予想をしてきた会社が多いと言う可能性もありますが、それを差し引いていも厳しい予想のところが多いですね。 一番インパクトがあったのは6249GCジョイコの来期の超絶クソ予想でした。ここは毎年異常に弱気な予想を期初に出してそれを段々と上方修正していくというのが恒例行事なのですが、それにしてもこれはヒドイですね。(笑) 私は見た瞬間に飲んでいたコーヒーが少し口角からこぼれてしまいました。 いや本当はまだ1000株保有しているので笑い事ではないのですが。 それ以外でも2882イートアンド、4298プロトコーポ、6059ウチヤマHD、9206スターフライヤーあたりもイマイチな予想でした。 ま、これで大体主力株の決算も出揃ったので、各銘柄の会社予想の癖や精度、自分自身の予想に従って、これからPF上位銘柄のポジション調整を行うことになります。逝く株、来る株、出会いと別れの季節の到来ですね。
May 10, 2013
さて今日は居酒屋「はなの舞」、「さかなや道場」などを直営・FCで展開している3178チムニー(東2、6・12月優待)へ新規参戦しました。 チムニーは2009年の11月にMBOで一旦市場から退出していました。そしてこの時にMBO資金として100億円を米系ファンドのカーライルが出していました。 ところが、そのチムニーは市場から退出して僅か2年8ヵ月後の2009年11月に再び再上場を果たします。この時の株式売り出しでカーライルは保有株数の45%を売却し投下資金の80%強を回収するという美味しいビジネスをしました。再上場時の株価設定が割高であったことと、過去のいきさつがちょっと心に引っ掛かったこと、また100株優待(500円の金券10枚)に使用制限(一回の食事で1人1枚使用可)が付いていてあまり魅力が無かったことから、私は参戦することなくこれまで様子を見てきました。 しかしチムニーは昨日になって唐突に 優待改善 を発表しました。優待改善のポイントは500株優待にあります。一気に利用制限の無いお食事券500円分を30枚(15000円相当)を年2回ということになったのです。これを受けて当然今日のチムニーは急騰しました。 現在の株価は974円、PBR1.74、株主持分比率は37.2%、今期予想PER12.31、配当利回り2.1%(20円)、総合利回り6.7%(20+45=65円、利回りは最も有利となる500株保有で換算。優待券は額面の75%で計算。)となります。 私はこの優待改善を受けて今日チムニーに久方振りに再参戦しました。筆頭株主のカーライルが我々株式市場のお猿さんの優待族相手に持ち株を処分したいだけのような気が凄くしましたが、私も「正統派のお猿さん」を自認していますし、差し出されたバナナは躊躇無く喜んでパクつきました。ウキッ。 バナナに毒が盛られていないことを願いながら(笑)、現行の優待制度が続く限りはホールドしていく予定です。
May 9, 2013
いやあそれにしてもこのところ良く上がりますね。率直に言ってちょっと気持ち悪いです。(笑) それに私は逆張り系の投資家なので、今のような相場環境では本当にやることがないです。主力株のほとんどはそのまま持ちっぱなしですし、最近は家のオーディオシステムの刷新の検討などの趣味の勉強にも時間を大きく割いています。そのためこの日記の更新頻度も少し落ちるかもしれませんが御了承下さい。相場環境が悪くなれば、またきっと元気にガンガン書くと思います。 さて今日は「超主力株概況シリーズ」の続きです。 世の中に無数に存在する優待株の中から何故その銘柄を主力にしているのか、その理由を自分自身の頭を整理する目的で考えて行きたいと思っています。 8位 2786 サッポロドラッグストア (JQS、2月優待) ◎◎ PF全445銘柄中時価総額8位の超主力は、北海道地盤のドラッグストアで道内2位のサッポロドラッグストアです。 現在の株価は3835円、PBR1.07、株主持分比率は23.1%、今期予想PER8.82、配当利回り1.8%(70円)、総合利回り2.6%(70+30=100円)で、優待は100株保有で3000円、500株で5000円、1000株で10000円相当の自社商品券もしくは同額の名産品、+5%割引になる株主優待カードです。 サツドラは私は主力株なので、昨年は1000株優待品を戴きました。選んだのは、「ふらの和牛 すき焼き・しゃぶしゃぶ用700グラム」です。 本当にとろけるほど美味しいお肉でした。 サッポロドラッグストアは、3月22日に 決算発表 をしましたが、今期予想が投資家の期待を激しく下回るものだったことから株価は一旦暴落しました。ただ今の異常ともいえる全体相場の活況のおかげでその後株価はやや持ち直してます。 サツドラは今期は11店舗の新規出店を予定してます。積極的な新規出店の費用が重く今期はそれほどの利益は見込めないかもしれませんが、中期的に見て強い成長力と指標的な割安さを同時に高いレベルで兼ね備えていることに変わりはありませんし、私はこれからも主力の一角としてサツドラをホールドして応援していく予定です。
May 8, 2013
さてゴールデンウィーク中で日記をお休みしていましたが今日から再開します。いつものPF概況シリーズです。 366位 8154 加賀電子 (東1、2010年より優待休止中) △ PF366位は、『TAXAN』ブランドを展開している独立系電子部品商社の加賀電子です。 現在の株価は795円、PBR0.50、株主持分比率は41.4%、前期予想PER227.14、配当利回り3.8%(30円)で、業績悪化により2010年より優待休止中です。ただホームページのIRコーナーには今でもしっかりと 「株主優待」 の項目が残ってはいます。 ちなみに優待休止前の2009年度の優待品は、「やさいのようせい」グッズセット(ランチョンマット+ノート)でした。 私はこの「やさいのようせい」のランチョンマットが非常に気に入り、今でも職場で愛用しています。 私は「自分が欲しい株主優待を貰う」事に関してはちょっと執念深い面があります。そのため、優待休止後3年以上が経ちますが、今のところは業績が回復して優待制度が再開されるのを楽しみにしながら加賀電子をのんびりとホールドしています。
May 6, 2013
さて今日もPF上位を紹介する超主力株概況シリーズです。 7位 3376 オンリー (JQS、8月優待) ◎◎ PF全445銘柄中、時価総額7位の超主力は、『ザ・スーパースーツストア』等で低価格中心に自社ブランド紳士服を販売しているオンリーです。 現在の株価は93000円、PBR1.06、株主持分比率は74.0%で有利子負債は0、今期予想PER9.41、配当利回り2.6%(2400円)、総合利回り3.2~4.8%(2400+600~1500=3000~3900円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の60%で換算)で、優待は1株保有で買物優待券1000円分を1枚、12株保有で30枚です。つまり利回り的には12株買うのが1株よりもかなり得になり、一番良いということになります。 優待券は到着後の有効期限がかなり短いので注意が必要です。私は前回は6万円分の優待券が手元にあったので、たくさんの買物を楽しみました。実際に購入した品物を見て頂きましょう。 我々、スーツが戦闘服のビジネスマンにとっては必需品のありがたい優待品ですね。 また先日のことですが、2月の赤坂新店から店名と商品ブランドを「ONLY」に統一することを記念して、優待とは別に、 ネクタイ&ポケットチーフ無料引換券が特別に郵送されてきました。早速お店に行って引き換えてきたのですが、なんとこの「ネクタイ&ポケットチーフ」は株主のためだけにイタリアシルク100%で限定生産した極めてクオリティの高いもの(売値9800円)でした。 また店頭での引き換え時には、 なんとJリーグの観戦チケットまでプレゼントして貰えました。 紳士服業界には、1着買うと次の1着は半額とか、常に閉店セールをしているとか、お店と商品の価値を自ら貶めるようなやや奇形で異形な商習慣が横行していますが、オンリーはシンプルで分かりやすい値段設定でその代わり一切値引きはせず、ベーシックでしっかりとした品質の商品を売る「正当で真っ当」なビジネスを展開しています。 また製造から販売までを一貫して行う高収益体制を築き上げており、まだまだ伸びしろがあると見ています。 総合的に考えてオンリーは十分に主力株足る資質を備えていると見ており、これからも優待を楽しみにしながらPF上位銘柄としてホールドして応援していく予定です。
May 2, 2013
さて今日は久々に超主力株概況シリーズです。 6位 9206 スターフライヤー (東2、3・9月優待) ○~◎◎? PF6位の超主力には、前回の25位からジャンプアップして北九州空港を拠点とする新興エアラインのスターフライヤーが初登場しました。他の私の超主力株がどこも気持ちよく吹き上がる中、SFJはずっと株価ヨコヨコで機会損失が半端無いですが、逆張り系優待族の私が好む条件の多くを満たしており、非常に「自分らしい銘柄」ではあります。(笑) スターフライヤーは新興エアラインですが単純なLCCではなく、座席を最大座席数から2割ほど減らして、国内大手よりも12~15センチ広いシート間隔のゆったりとした本皮シートを採用したり、座席には全席タッチパネル式液晶モニター、コンセント、コートフックなどの快適な機内装備があったり、選び抜かれたドリンク(タリーズコーヒー等)の無料サービスがあったりと、気合の入った会社です。もちろん料金はJALやANAよりは数千円は安く(福岡ー羽田でいうとJALは36870円、SFJは32770円)設定されていますし、そのサービスの充実はJCSIの顧客満足度調査で「4年連続国内航空業界1位」になるなどの点に現れています。 スターフライヤーの良さは「この値段でこのサービス」というお得感にあります。全然業種は違いますが、リーズナブルな料金に疲れの取れる大浴場と美味しい朝食で評価の高いビジネスホテル「ドーミーイン」シリーズを展開している9616共立メンテナンスに似たフレーバーを感じる銘柄ですね。 そしてスターフライヤーは、24時間空港である北九州空港、関西国際空港、羽田空港に特化して早朝から深夜まで飛行機を効率よくガンガン飛ばすことによって、高サービスと低コストを両立しています。また飛行機はコストパフォーマンスに優れた名機として名高いAIRBUS A320型機のみを採用しています。 現在の株価は2341円、PBR1.62、株主持分比率は31.2%、前期予想PER11.77、配当利回り0%(0円)、総合利回り2.6%(0+60=60円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚1000円で換算)で、優待は100株保有で年に2回、普通運賃が50%割引になる優待券3枚(年6枚)です。 スターフライヤーは前期は、 機材関連費の大幅増や主力の北九州ー羽田線の競合激化の影響で厳しい業績に沈みましたが、 待望の羽田空港国内線発着枠を想定通り追加で5枠獲得することに成功し、 その全てをドル箱の福岡ー羽田線にぶち込んだことによって、 今期は前期の1日5往復10便から、1日10往復20便へと倍増させています。 私はこれによるスターフライヤーの業績伸長・改善がかなりの高確率で見込まれること、もしもそれが不発でも「優待エアバッグ」作動が期待される銘柄であること、空運株は全体的に極めて不人気で「逆張り系優待族」としては実に買いやすいことなどから超主力としたのですが、残念ながらその後「いくつかの誤算」がありました。それらを以下に列挙します。 1. スターフライヤーの株主優待券は私が主力化した時にはヤフオク平均落札価格が1枚3000円だったのだが、その後急激に暴落し現在では1枚1000円となってしまった。その理由は元々SFJは優待券発行基準が緩く供給がジャブジャブだったことに加え、他社との競争激化で安い料金設定を連発したので、優待券の価値がかなり下がってしまったということである。そのため総合利回りがかなり下がってしまい、優待エアバッグは株価1500円程度でないと開かないような状況になってしまった。 2. ドル箱の福岡ー羽田便は搭乗率が83.4%(3月)と合格ラインだが、同じく基幹路線の北九州ー羽田便は61.6%(3月)と低迷している。(IRによると「ライバル(JAL)の価格攻勢がきつく、またJALにはラウンジやマイレージサービスなどもあるので、そんなこんなで押されて苦戦している」とのことでした。) 3. アベノミクスによる円安進行が想定以上に激しく、燃料費の高騰が強く懸念される。スターフライヤーに先んじて前期の決算を発表した9201JALと9202ANAは共に今期の想定レートは1ドル95円で、JALは今期大幅減益予想に対してANAは前期並予想と割れた。個人的にはJALは「儲けすぎ批判」をかわすために弱気予想を出してきた可能性もあるとは考えているが、スターフライヤーの今期予想も四季報予想を大きく下回る可能性もある。 その一方で好材料としては以下の物があります。 1. 前述の通りドル箱の福岡ー羽田便倍増のインパクトはやはり大きい。搭乗率も非常に高いし、普通に考えれば今期業績は対前期比では飛躍的に良くなる可能性が高い。(筆頭株主に躍り出たANAに福岡ー羽田便のコードシェアを迫られる可能性はあるが、IRによると「自社で売ったほうが儲かるので、今のところコードシェアは絶対にしたくない。」とのことでした) 2. スターフライヤーIRは、「東証1部に昇格したい」ことを明言している。ところが現在の株主数は1141人(2012年9月)と昇格基準を満たさないため、今後株式分割&優待据え置きなどの何らかの手を打ってくる可能性が高い。(まあ、でもこれ以上ジャブジャブに優待券を発行されても困るのですが。) 3. アベノミクスバブルでどのセクターの銘柄も急騰する中、空運セクターだけは現在完全に蚊帳の外に置かれている。ただいくら円安による燃料高という悪材料があるとはいえ、景気が良くなれば全体的に飛行機の搭乗率も上がってくるだろうし、いずれは「循環物色」されて水準訂正が進む可能性がある。 そのため、現在のスターフライヤーは好材料・悪材料が混在した判断の難しい状態です。私としては今期の実際の搭乗率・業績推移を慎重に見ながらホールドしていく予定です。
May 1, 2013
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