みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 26, 2015
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は久々に「株式投資本オールタイムベスト」シリーズをお送りします。第20位は、「新マーケットの魔術師 ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社)です。シリーズの第2作目(通称:白本)ですね。

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 マーケットの魔術師シリーズは現在までに4冊が発売されているわけですが、この白本はその中では最低の評価となります。その理由は後半の第6章の金儲けマシーンあたりの話なら、最新作の第4弾「続マーケットの魔術師」での第2部グローバルマクロ戦略のトレーダー(レイ・ダリオやコルム・オシア)たちの話の方がより新しく進化していて更に深いし、第7章のトレーディングの心理学の話ならマーク・ダグラスの「ゾーン」や「規律とトレーダー」などの方が圧倒的に出来が良いからです。

 ただこういった大きな減点ポイントがあってもなお、この本は名著であると思います。私がこの本で最も印象に残っているのは、ビル・リップシュッツの 「  全てのポジションを一度に構築したり、閉じたりしなくてもいい。  。。  ほとんどすべてのトレードで売り下がり/買い上がりの、スケールで取引を行う。  。。要はある程度のポジションを初めに積んで、その後、スケールに応じてポジションを積み増していく。」という、 「スケールで取引を行う」 という話でした。

 というのは、元々の私自身のやり方が大きな「優待株いけす」を常に持って、その中から良い銘柄は総合戦闘力に応じてどんどんとPF上位へ上げ、そして駄目な銘柄は逆にどんどんとPF下位へ落としていくと言うものだったので、このリップシュッツの話を初めて読んだ時に、「あ、これ自分が今までやってきていたことに似てるな。」と感じて、その理論的な補強材料を得ることが出来たからです。

 それ以外では、驚異的な勝ち組として知られたトレーダー集団の「タートルズ」の生みの親の1人とて知られているウィリアム・エックハートの、「一般原則として、  快適さを与えてくれるトレードは避けるべき。  。。押し目で買うのは心理的満足を得るための気晴らしに過ぎない。。。結局取引自体を逃してしまったり、高値で買わなければならなくなる。」というのも印象的なフレーズでした。

 ま、以上を一言でいえば、

マーケットの魔術師シリーズは最高すぎる。

ということです。一番出来の悪いこの2冊目ですらベスト20に入れざるを得なかったわけですからね。  マーケットの格言として知られている名言の中でこのシリーズが元ネタになっていることと言うのは物凄く多い  ですし、 マーケットの魔術師シリーズ全4作を読破していることは、投資家としての「必須の教養」であると考えています。






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Last updated  Nov 26, 2015 08:11:30 PM


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