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さて私は毎日大量の投資本を読みながら御機嫌に株式投資をしているわけですが、その中には「頻繁に参照する」名著中の名著と言うのがあります。それは具体的には、
の中の、 生き残りのディーリング や オニールの成長株発掘法 などがそうなのですが、実は一番良く手を伸ばすのは マーケットの魔術師シリーズ全4作 になります。
そしてその中でもシリーズ第1作の
を最も愛でているのですが、実は更にその中でもダントツに良く読み返すのが、
「1970年代で世界最高のトレーダー」として知られたエド・スィコータの至高のインタビュー
になります。
そこで今日は今後の自分自身の利便性のために彼の名言の数々を特別にまとめておきます。
彼のトレードスタイルは基本的にはトレンドフォローのシステムだったのですが、彼はその理由を 「多くの良いシステムはトレンドに追随することをベースにしている。生ある者はすべてトレンドに従っている。」
と説明しました。私は初めてこれを読んだ時に「なんて分かりやすい説明なんだろう。」と感銘を受けました。
「もし僕が強気だったら、押し目を買ったり、強くなるのを待つということはしない。その時点でもうすでに買っているんだ。。。強気なのに買っていないのは、非論理的だ。。。」
素晴らしい。本当にその通りですね。
「良いトレードの要素とは、1に損切り、2に損切り、そして3に損切りだ。もしこの3つの法則に従うならば、誰にでもチャンスはめぐってくる。」
これぞ正に至高の名言ですね。私はこの 「スィコータの3原則」
を常に心において毎日の相場を戦っています。
「損切りは早く、利食いはじっくり、躊躇無くルールに従う、ルールを変えるべきときを知る。」
これほどの歯切れの良い表現はスィコータ以外には出来ないでしょうね。
「トレードをしていく上で自分より優れたトレーダーを探すんだ。そして自分でも好きになれそうなやり方を何か見つけることだ。」
パクリュー投資のススメ & 自分に合った投資手法の大切さ
を語ったこのアドバイスも本当に深いですね。
「昔もそうであったように、市場は5年前や10年前と同じだ。なぜならそうであったと同じように変わり続けているからだ。」
市場は常に変わり続ける。だから努力を怠る投資家はその場に留まれるのではなくズルズルと後退しているのだ、という鮮烈なメッセージ
ですね。
彼の「負けるトレーダーが勝てるトレーダーに変身できることはほとんどない。」という指摘は「残酷だが同時に鋼鉄の真実」
だと思います。
そしてスィコータの一番の名言が有名なこれ。
「勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる。負けるのが好きなように見える人もいる。だから、彼らは負けることによって手に入れるんだ。」
この
皆、相場から自分の欲しいものを手に入れる。
というのは考えれば考えるほど真実だなあ、と感じます。株式市場をパチンコや競馬のようなギャンブルと同義に考え、スリルやサスペンスを求めて来る方は多大な金銭的ダメージと引き換えに望んだそれらを手に入れることが多いですし、努力と謙虚さと規律を保ち妥当な対価としての金銭的報酬を求めて来る方も、やはり望んだものを手にすることが多いと思います。
最後にスィコータのインタビューの一節を引用してこの日記を終わります。
「トレードの成果は、たぶん自らが認識している以上に自分自身の選好を反映している。。。利益を増やす最良の方法の1つは、目標を立て、それを実現させていくこと。つまり意識と潜在意識を金儲けと調和させること。」
さて、あなたが相場から最も欲しているものは一体何でしょうか?
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