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さて今日は株式投資本オールタイムベスト第35位
成長株投資の神(マーク・ミネルヴィニ著、パンローリング社)
の大好評4弾です。
今日は、 本書中でベストの出来である第9章「トレード管理」
についてみていきましょう。この章、本当に凄かったです。。。
最高の銘柄はすぐに上げるもの。
価格目標を設定することには問題がある。 最も良い銘柄は結局、たいていだれの予想をもはるかに超えて大きく上げる
もの。
大金が得られる真の勝ち銘柄は平均をはるかに超えるもの。 価格目標を設定するのは、せっかくゲートに入った勝ち馬を撃ち殺すようなもの。
含み損を抱えているポジションの買い増しはけっしてしません。
すでに判断を誤っているのに、買い増しをして状況を悪化させる理由などありません。。。 それらはガンに似ています。つまり、損失は切るべきものであって、増やすものではありません。
ポートフォリオの資産は絶えず、含み損を抱えている銘柄から含み益になっている銘柄に乗り換えていくべき
です。
トレードでは間違えたと分かった瞬間に正すべき。 。。 私が増やそうと心がけているのは間違いではなく、お金 のほうです。間違えたと分かっているのに、持ち続ける理由はありません。
利益をさらに増やそうとしている中長期の投資家は全て、ある程度は勝ち株に乗り続ける必要がある。
(みきまる注:この表現は心に滲みた。私はバリュー投資家的な観点からどうしても銘柄をファンダメンタルズで判断してしまうので、過去主力株が思惑通りに急騰したときに強いモメンタムを目の前で分かりやすく発揮しているのに、それを無視して指標面だけで既に割高であると判断してしまい、結果として早売りになってしまうことが多かったため。)
つまり私達バリュー投資家は、
バリュー株として買い、株価の上昇局面をグロース株として我慢してホールドし、ついにモメンタムが失われたときに売却する ことが必要
なのです。
私がこの株式投資本オールタイムベストシリーズで意識的にトレーダー系、グロース系、モメンタム系の本を多く取り上げているのは、それらの本には特に「株の売り時」に関して多くの示唆があるからです。
「バリュー投資家的観点から銘柄を絞り込んで選択し、トレーダー的観点からその銘柄の売買の適切なタイミングを測る。」 バリュー&モメンタム戦略は実に理に適っている
んですね。
ふー、それにしてもこの章は凄いですね。良すぎて涎が出ます。今日はこのくらいにしておきますが、皆様も是非実際に読んでみて下さいね。 (続く)
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