みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Feb 20, 2017
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カテゴリ: 株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト43位





ツキの科学 (マックス・ギュンター著、PHP研究所)





のクライマックス第5弾です。















今回は第4章の「運の良い人はラチェット(歯止め)効果をはたらかせる」について。






 車輪などを一方向のみ回転させるための装置を「ラチェット(歯止め)」という。「運が良い」と言われる人は、実は、自分のしていることが悪い方向に転がり始めたら、いつでも動きを止められるよう準備をしている。状況が悪化し始めたときには、素早くその場から逃げ出すことができる。









 私が「超A級である」と見ている投資家の方でも、結果として銘柄選択をミスすることはあります。それも(私の観察によると)割と頻繁に(笑)あります。ただ、彼らは自分の失敗を認識した時には即座に冷徹にそのポジションを切ることが出来ます。まさに「ラチェット効果」を働かせることが出来る、だからこそ凄腕の投資家なんですね。












1975年に亡くなった投資家の





ェラルド・M・ローブ





 は、近年のウォール街でも、あらゆる面から見てひときわ輝かしい実績を残した人物。ウォール街で最も「運が良かった」人物と言ってもいい。。。ローブが特別なのは、1969年に(相場の)活況が終わりを迎えた後も、富や名声を失わなかったからだ。。。ローブは、運を思い通りに操る方法を知っていた。。。相場が悪くなり始めると、彼は即座に退場した。。。











この第4章では、私が崇拝している大投資家のジェラルド・M・ローブの話がたくさん出てきます。全国4800人(みきまる推定)のローブファンの方にとっては、この数ページだけで間違いなくこの本を買う価値があると思います。








ローブのやり方(購入後の最高値よりも10~15%下落したらその株は買値に関係なく即座に全て売却する)の利点は、大損は絶対にしないということだ。だからこそ、1929年や1969年のように市場が壊滅的な状況になり、多数の破産者が出ても、ローブは大損を免れたのである。。。ラチェット効果は幸運をもたらすというより、不運から身を守ってくれるものと考えるべきかもしれない。。。





















 ローブの方法は、理屈の上では完全に正しい。ただ残念ながら、うまく実践できている人は少ない。ローブ自身が言う通り、この方法にはかなりの犠牲が伴うからだ。  特に辛いのは、「自分は間違っていた。」とはっきり認めなくてはならないこと  である。。。他人に自分の間違いが知られてしまう覚悟も必要になる。。。








誰だって間違いを認めるのは辛い。耐え難いほど辛いこともある。3流の投資家の多くは、この辛さを嫌って3流のままで終わる。それで破産する人間もいる。







運が良いといわれる投資家は、当然、これまで何度も自分の間違いを認めてきたはずだ。間違いを認める不愉快さに耐えて生きてきたとも言える。







 間違えたという事実は、自分だけではなく、証券会社にも家族にも、もしかすると友人にも知られてしまっただろう。間違いを認めるたび、悔しい気持ちを味わったに違いないし、できれば認めたくないとも思っただろう。しかし、それに耐えなければいけないと考え、実際に耐えたのだ。勇気がいったはずである。











心が震えるほどの名言。ギュンターの言葉は私達投資家の胸の奥にダイレクトに飛び込んでくる真っ直ぐさに溢れているんですね。(続く)





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Last updated  Feb 20, 2017 07:20:04 AM


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