みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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May 27, 2017
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カテゴリ: 株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト第49位








ハーバード流ケースメソッドで学ぶバリュー投資 (エドガー・ヴァへンハイム3世著、パンローリング社)







の第2弾です。

















 今日はまずは非常に出来の良い 第1章 投資アプローチ の中から特に印象に残った部分を見ていきましょう。









 投資家の多くが、株式市場の下落を避けようと躍起になっているが、私は同意できない。株式市場は下落しても、やがては完全に回復する。。。市場の下落をヘッジすることはたいていの場合は高くつき、長期的に見れば資金の無駄遣いでしかない。











 私もヴァへンハイムと全く同じように考えており、そのため常にヘッジ無しの現物フルポジを17年間貫き続けています。そして確かに実際「市場はやがて回復」しましたし、それでここまで特に困ったこともないですね。












 私の目的は長期にわたって市場を大幅に上回る業績を上げること。。。割安であること、成長していること、そして堅実であることは、われわれが忌み嫌う資本の永久喪失への防御となる。。。重要なことは、われわれが予見する前向きな変化をほかの多くの投資家がいまだ見いだしていないことだ。そのためには、創造的でなければならず、また先手を打たなければならない。
















 大きなリターンを獲得するためには、将来についてほかの大部分の投資家とは異なる、より正確な意見を持たなければならない。つまり、投資で成功することは、ほかの大部分の投資家よりも正確に未来を予測することだとも言えるのだ。










 私もポートフォリオ最上位銘柄群では、「自分だけが、もしくは極少数の投資家だけが気付いている何か特別な秘密」がその銘柄にあるかを何度も何度も自問します。そして、その条件をクリアしたものだけがポートフォリオランキングで10位以内に入れることがほとんどですね。












 安全域を求めることで、われわれは「グロース株」投資家ではなく、「バリュー株」投資家になる。。。私は  グロース株投資には問題がある  と考えている。  企業が高い成長率を永遠に維持することなどできはしない。事業とは時間とともに変化するのだ。市場も成熟する。競争も激化しよう。




 劇場内で火事が発生したことが観客に明らかとなったときには、非常口から逃げ出せるのはほんのわずかな人数にすぎない。それゆえ、  多くのグロース株投資家が資本を永久喪失する  こととなるのだ。










 私がグロース株投資を好きになれないのも、まさに企業が高い成長率を永遠に維持できることを前提とした投資法だからです。そのようなことが実際には決してあり得ないことは、10年ちょっと前のホリエモンバブルの頃に大量にいたグロース株投資家の方々のほとんどが既に淘汰されてしまっていること、そして生き残っている方も「当時とはかなり投資スタイルが異なっている場合が多い」ことが証明していると考えています。






 また更に言うと、先日紹介した 




オショーネシーの大逆張り時代の到来




 でも





グロース株はバリュー株に勝てない






 ことが明白な統計データと共に明示されていましたね。












 われわれはリスクの小さい株式を買う。。。 資本を大きく永久喪失すると、投資家は自信も失う。  良き投資家とは自分の決断に絶対の自信を持つ必要がある。。。  投資判断と言うのは明確ではあり得ず、常に不確実性と未知とのなかを潜り抜けていかなければならない  からだ。









 投資家と言うのは繊細で弱いものです。大きく負けると頭が曇って馬鹿になり、IQ(頭の知能指数)もEQ(心の知能指数)も下がってしまいます。私達は自分の身をしっかりと守りながら同時に勇気をもって戦わなくてはなりません。私が自分で発明した






優待バリュー株投資






に特化して戦い続けているのも、これが「エアバッグだらけで非常に安全なやり方」だからなんですね。












投資判断が明確であることなどめったにない。  投資家が得られる企業のファンダメンタルズに関する情報はたいていの場合は不完全で、かつ相矛盾している。。。それゆえ、投資の結果は不確かなものとならざるを得ないのだ。。。  投資とは、確率論的なもの なのだ。











 私達投資家は、「パズルのピースが全て揃った銘柄」を日々血眼で探しています。でも実際には決してそんな銘柄は見つかりません。不完全な、歪んだ世界で、少しでもパズルのピースが多い、そして光り輝く子を見つけるのが我々の仕事なんですね。(続く)





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Last updated  May 27, 2017 03:40:25 PM


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