みきまるの優待バリュー株日誌

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Dec 14, 2019
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カテゴリ: 株式投資全般
​​​​​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト97位







「恐怖で買って、強欲で売る」 短期売買法 (ローレンス・A・コナーズ著、パンローリング社 2019年)











 の第2弾です。​








 今日は、いきなり最高の出来である、第1章 恐怖と強欲と相場 から。














 本書の目標は、株とETF(上場投資信託)に短期的なエッジがいつ、どうして生じるのかに気付いてもらい、それらをトレードするための定量的な戦略を示すことである。



​​  この5年間でますます明らかになったこと  がある。それは、 私が見つけたエッジが生じるのはテクニカル分析によってでも、ファンダメンタルズ分析によってでもなかったということ  だ。たいていは市場の恐怖をきっかけとする要素や、恐怖ほどではないが、強欲をきっかけとする要素から生じていた。​​










どうです。これが「コナーズ節」です。歯切れがいいでしょう。そして更に本書は内容までが最高なのでほんとにたまらんですね。♬











 本書の戦略を最大限に生かすために知っておくべき16のこと



 1. 本書のすべての戦略は定量化されている



​ 本書を通して、私たちは  市場で恐怖が高まった時に買い、強欲が増したときに売る。  そうする理由は、心理状態にかかわる検証済みのエッジが繰り返し現れるため、それを利用できるからだ。​















 3. 用いた指標




 A. 価格 本書の戦略は値動きに非常に大きく依存している。値動きはしばしば、特定の時間にどのくらいの恐怖や強欲が市場に存在するかを伝えてくれる。



​ B. トレンド 多くの場合、トレンドに沿って買うときには長期のトレンドに従う。これは主として200日単純移動平均線で判断する。ヘッジファンド界の伝説的人物であるポール・チューダー・ジョーンズは、、、「 私が見るものすべての測定基準は終値の200日移動平均線  だ」と、的確に表現している。​










コナーズの戦略というのは、もうずっと以前からそうですが、全て極めて単純で分かりやすい  ものです。そしてシンプルなものはロバスト(堅牢)で長続きします。コナーズの言葉には嘘やごまかしや曖昧さが一切ありません。本当に信頼できる投資家ですね。​







 ちなみに、 マーケットの魔術師  にも登場している ヘッジファンド界の超大物  ポール・チューダー・ジョーンズ  については以前特集記事を書いています。彼はテクニカル投資で驚異的な成功を収めたスーパートレーダーであり、その言葉の1つ1つには純金よりも遥かに光輝く至高の価値があります。そんな彼の宝石の様な名言を分かりやすくまとめていますので、未読の方は是非上記リンクから一度ご覧になってください。







 すいません、悪い癖が出て脱線しました。本文に戻ります。









 ​
​本書の戦略ではRSIに3つの時間帯を使っている。。。RSIは堅牢で、全体として見れば今日でも株価で短期の市場センチメント(恐怖と強欲)を測るカギとなっていると言えるのだ。​









 と、ここでRSIについて説明しておきます。以下は、SMBC日興証券の用語集からの引用となります。








 RSIとは、テクニカルチャートのひとつで、「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。日本語に訳すと「相対力指数」になります。要するに、買われすぎか、売られすぎかを判断するための指標として利用されています。




​ RSIは、過去一定期間の上げ幅(前日比)の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。いくら値上がり、値下がりしたかはRSIでは判断できません。  数値は0~100で表され、一般的に70~80%以上で買われすぎ、20~30%以下で売られすぎ  と判断されます。(引用終わり)​







 、、、 ちょっと長くなったので、今回はここまでにします。(続く)
​​​​





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Last updated  Dec 14, 2019 02:24:14 PM
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