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私たちは10年以上前に「TPS」と名付けた戦略を導入した。
TPS戦略は特に株価指数に付きものの恐怖と強欲をまとめたものだ。この戦略では、市場で恐怖が高まるにつれて買い下がり、恐怖が収まるときに手仕舞う。
この戦略のルールは簡単だ。本書の多くの戦略と同様に、この戦略は恐怖と強欲という心理的な側面を利用しているためにエッジ(優位性)があった。この戦略では、恐怖が最大になったとき(ノイズが大きいとき)に取る予定のポジションの最大部分を買い、強欲が最大になったときにポジションの最大部分を空売りする。
TPSとは一体、何を表すのかを見ておこう。
T タイム (時間)
P プライス (価格)
S スケールイン (分割での買い下がり、分割での売り上がり)
TPS戦略では、ETFが買われ過ぎか売られ過ぎのときを特定して、買われ過ぎか売られ過ぎになるにつれて増し玉をする。
買いの場合のTPS戦略のルールは次のとおりだ。
1. ETFは200日単純移動平均線を上回っている。
2. 2期間RSI(相対力指数)の値は2日連続で25を下回っている。大引けで自分が取る予定のポジションの10%分を買う。
3. 大引けで価格が最初の仕掛け値よりも下がっていれば、ポジションを取っているどの日でも、さらに20%分を買う(増し玉をする)★
4. 大引けで価格が最初の仕掛け値よりも下がっていれば、ポジションを取っているどの日でも、さらに30%分を買う(増し玉をする)★
5. 大引けで価格が最初の仕掛け値よりも下がっていれば、ポジションを取っているどの日でも、さらに40%分を買う(増し玉をする)★
6. 2期間RSIの値が70を上回って引けたときに手仕舞う。検証結果を示す前に買い下がりで行ったことを見ておこう(売り上がりでは、これと正反対のことを行う。)
この10%、20%、30%、40%の買い下がり手法(別名1‐2‐3‐4)を使って、大きく売られ過ぎたETFで予定のポジションをすべて取っている。
★ ETFが大引けで200日移動平均線を下回ったときは、どんな場合でも新たに買いポジションを取ってはならない。
TPS戦略での買いの検証結果 - S&P500ETF
買い 1/2/3/4 勝率 94.79%
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