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さて今日は、当ブログの「看板シリーズ」となっている、2020~21主力株概況シリーズです。緊急で昨日一生懸命書き上げました。
19位 6073 アサンテ (東1、3・9月優待) ◎◎◎
PF19位の準主力株は、住宅用白アリ防除のトップのアサンテです。なおこのアサンテに関しては、以前に
という超人気記事を書いています。合わせて読んで頂くとより趣が増すものと思われます。(笑)
さてここは今年の10月にPF430位の中堅銘柄として紹介したばかりだったのですが、その後11月20日に 筆頭株主である「ムネマサ」による株式売り出しの発表
がありました。アサンテは 創業社長である宗政誠さんが、2月に逝去
されており、これは相続に関連する、恐らくは相続税支払いのための創業家の資産管理会社による売出しであると個人的には推察しました。
そして私は数年前の「アサンテの恥辱」での不完全燃焼の勝負を涙ながらに静かに終えた後もずっと、以下の様に心の奥底で思い続けていました。
「アサンテはとても利益率が高く、大した設備投資も必要なく、かつ時間の経過とともにどんどんと現金が魔法の様に積み上がっていくという最高のビジネスを展開している。私の様に株をのんびりとホールドしながら中長期の時間軸でゆったりと戦いたいおっとり投資家には最も適したエクセレントな銘柄だ。ただ、素晴らしい銘柄であるがゆえに、マーケットからの評価が高く指標的にはいつでも若干割高。でもいつかの日か、もしもチャンスを与えられるならば、大きく買ってもう一度主力の一角で戦いたい。」
創業家の資産管理会社による大規模売り出しの発表、その後の 12月1日に決まった1216円と言う驚異的に安い売出価格
、暴落&低迷を続ける株価を真正面から瞬きもせずジッと凝視し続けていた私は、
アサンテに数年振りに超主力参戦する時が来た。
と感じました。ある意味で、「1つの イベントドリブン
(
価格を動かす正体が分かっているものに対して、その現象を利用し利益を上げようとする手法のこと
)」であるとも考えました。
そして同時にアクセルを全開に踏み込んで大きく買い増ししました。仕込みの関係で紹介が遅くなりましたが、本日現在では既にPF2位の超主力に据えて「アサンテ、第2陣」を戦っています。
現在の株価は1453円、時価総額179億円、PBR1.30、自己資本比率は79.9%と鉄壁、今期予想PER19.17、配当利回り4.1%(60円)、総合利回り5.5%(60+20=80円)で、優待は100株保有で年2回、1000円分の三菱UFJニコスギフトカードです。
尚、今期はちょっと見た目のPERが高いですが、これは「白アリの暴れ時&業界の稼ぎ時」である4月、5月に新型コロナのせいで営業自粛をした影響です。普通に営業できれば、ここは1株益100~130円を安定して叩き出す力があります。
それではここで改めてアサンテの魅力を復習しておきましょう。
1. 営業エリアの拡大を通じた、無理のないまずまずの成長力
(上記データは、会社説明会資料より引用)
2. 極めて高い利益率と、現金ザクザクの魅惑のキャッシュフロー推移
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
3. 住宅用シロアリ防除の業界トップで先導者の地位にあること。
4. 今後の株価上昇の必要条件となる有力な機関投資家の参戦があること。
5. 株価が維持されやすい年2回優待銘柄で、かつ良好な総合利回りが出ていること。また同時に異次元の「現金ザクザク&ここ掘れワンワン体質」による溢れるキャッシュ創造力により、増配力が高いこと。
(上記データは、会社説明会資料より引用)
以上の5点です。
魅力的な、
優待クオリティ株
であるアサンテを再び超主力の一角に迎えられたことを心の底から嬉しく思います。業績推移をしっかりと見ながら、「アサンテ、第2陣」を戦っていく所存です。
2020主力株概況シリーズ 免責事項
2020主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
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