みきまるの優待バリュー株日誌

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Aug 7, 2021
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カテゴリ: 株式投資全般
​​​​  さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第119位は、






高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ+シーザー・アルバレス+マット・ラドケ著、パンローリング、2014年) 








 です。









​さて私は以前から、





​コナーズ本に外れなし​













 と力説していますが、それは辛口で知られる本書の監修者である長尾慎太郎氏による「まえがき」を見れば一発で分かります。「もしも今日読まなければ、明日確実に死ぬ」くらいの激賞の嵐だからです。文章がとてもアツくて面白いので今日はそれを見ておきましょう。​









 監修者まえがき



 どれも出色の相場書であるが、本書もその例に漏れず読者の期待を裏切らない秀作である。ここで読者の方の理解を容易にするために、ラリーの著書に見られる顕著な特性を以下に整理してみる。




●明確に定義されたルールで構成され、恣意的な解釈を要しないトレード戦略。


●それらはすべて個人投資家にも実行可能でプラクティカルである。


●さらに、拡張性と有効性、堅牢性を備える。


●大言壮語もヘッジクローズもなく、事実のみを淡々と記述してある。


●自分勝手な推測に基づいて知ったかぶりで嘘を書いたりしていない。


●主張のすべてに検証結果が付され、その限界に関する記述がある。


●すべての記述を通して、相互の内容に矛盾がなく首尾一貫している。










 、、、いやあ、素晴らしい文章です。コナーズ本が何故素晴らしいのかの完璧な説明ですね。「長尾節」の続きを見ていきましょう。












 ​
なんだ、当たり前のことばかりじゃないか、と思われるかもしれないが、これらは現実には100冊に1冊くらいにしか見られない稀有な属性である。一方でほかの大多数の書籍・雑誌にあるような浮薄な夢や希望は本書には書かれていない。



 相場の世界で語られる夢や希望は、実際にはほとんどがファンタジーの世界にのみ存在する妄想の産物、絵に描いた餅である。



 バラ色の未来をうたったり、著者の成功譚を自慢げに語ったりするのはそれぞれの書き手の自由であるが、事実に基づかない話や再現性に乏しい話は、おとぎ話にしても投資家・トレーダーにとってはちっとも面白くないし、読むだけ時間の無駄だ。












 、、、、いやあ、辛辣ですね。ただコナーズの様に、「データに基づいた、簡潔で、堅牢で、理知的で、同時にとても誠実な文章」を紡ぎ続けて、更にそれを1冊の本にまとめ上げると言うのは、「言うは易し、横山やすし」で実際には至難の業です。









 私もこれまでに4冊の著書(単著)を出させてもらっていますが、












「とてもコナーズのような本は書けない。」と毎回降参しています。また以前から自分は 「​ コナーズの様な文章を書きたい。 ​」 と明言していますし、彼を著述家としての、そして同時に投資家としての目標にしてもいます。そのくらいコナーズは凄いんですね。









 ​
 監修者の立場を離れて感想を正直に書くと、短期売買に関しては、両ラリー(ラリー・コナーズとラリー・ウィリアムズ)の書いたものさえ手元にあれば、もはやほかの著者の本は読む必要がないのではないかとすら思える。



 以前に ​ 「コナーズの短期売買入門」 ​ が出版されたときに、「株式を売買するシステムトレーダーにとって最高の教科書」だと私は評したが、短期売買にフォーカスした本書は「株式やETFで短期売買を行うトレーダーにとって最高の教科書」であると言える。












 いやあ、長尾さん、べた褒めですね。(笑)







 さてそれでは次回からはこの本の大トロの所だけを見ていきましょう。(続く) ​​​





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Last updated  Aug 7, 2021 07:00:34 PM


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