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さて今日は 2021~22主力株概況シリーズ です。
23位 7552 ハピネット (東1、3月優待) ◎◎
PF時価総額23位の上位銘柄は、玩具卸で圧倒的首位のハピネットです。昨2020シーズンは22位、そして今シーズンもほぼ変わらない位置で登場してきました。
現在の株価は1494円、時価総額359億円、PBR0.80、自己資本比率は49.5%で有利子負債は0、今期予想PER12.18、配当利回り3.4%(50円)で、優待は自社オリジナル玩具・ゲーム・DVD・ブルーレイなどから100株で1つ、500株で2つ+2000円相当のこども商品券、1000株で3つ選択+5000円相当のこども商品券です。
優待品のメルカリ価格はブツと時期によって違いますが大体1つ2000~3000円で平均すると2500円なので、総合利回りは5.0
%(50+25=75円)となります。
今日は私が過去に戴いた優待品をいくつか見ておきましょう。
どれも素晴らしい内容です。というか、最近のおもちゃって私が子供の頃のと較べるとどれも飛躍的にクオリティが上がっていて、大人が遊んでも滅茶苦茶面白いですね。
さて私がハピネットをPF上位銘柄として戦っている理由は以下の通りです。
ハピネットはヒット商品が出るか出ないかで毎年の業績が大きくぶれる
傾向がある。そして積極的な企業買収を通じての売上高の着実な伸長とこれまでの業績推移を見ると、今のハピネットには中ヒットが出れば1株益100円強、大ヒットが出れば1株益200円弱を稼ぐ力がある。
具体的に過去の事例を見てみると、 2015年3月期
には玩具事業でバンダイの「妖怪ウォッチ」のキャラクター商材の大ヒットがあり、1株益178.9円を稼ぎ出した。
また 2018年3月期
には映像音楽事業で映画「君の名は。」の大ヒット、またビデオゲーム事業で任天堂スイッチのハードと、そのソフトである「スプラトゥーン2」、「スーパーマリオオデッセイ」などのメガヒットがあり、1株益185.3円を稼ぎ出した。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
つまり、ここから3~5年の中長期の視点で考えれば、1株益100円の「普通の出来の年」が出る確率は非常に高いし、うまくいけば1株益200円の「当たり年」を掴める可能性もある。そして1株益200円なら、欲をかかずに低めに見積もってPER10倍としても株価2000円が目指せる。
また仮に利益低迷が続いた場合でも、下記の通りハピネットは「安定的な配当額として1株当たり年間50円を維持する」と公表しており、また「ほとんど無借金」で財務状態が良いことからも、その継続性には問題はないものと考えられる。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
更に最初に見たように、ハピネットには極めて強力かつ独自性が光る愉快で素敵で小粋な優待制度がある。配当50円+優待25円で合計75円になるので、 業績がどれだけ悪くても「総合利回り7.5%となる株価1000円ライン」はリアルガチで強固な防衛線として機能する
以上を簡単にまとめると、この投資アイデアは配当と優待を貰いながら、ハピネットに次のヒット作が出て株価が大きく上昇する日を地中に隠れて惰眠を貪りながら気長にゆっくりと待とうという、
ハピネット お昼寝待ち伏せ投資法
です。
私はハピネットに、名著 ダンドー
で著者のモニッシュ・パブライの言う
コインの表なら勝ち、裏でも負けは小さい
有利な状況を見出した、ということです。
、、、、、、という思考の流れで、私は現在ハピネットを準主力クラスに据えて戦っています。後、ここまで書いてきて今思い付いたので忘れないために書き残しておくのですが、自分は今、 8591オリックス
を「その銘柄が主力で戦うに足る力があるのかどうか」の判定のボーダーラインとなる閻魔様
絶対基準優待バリュー株
に据えていますが、万一大切な4代目に優待廃止などの一大事が起こった場合には、次の「5代目基準株」の地位はここハピネットになるかもなと思いました。そのくらい力のある銘柄です。
ま、いずれにせよ、高いガチンコ戦闘力を持つ正統派優待バリュー株のハピネットを、これからも楽しくホールドしながら応援していく予定です。
2021~22主力株概況シリーズ 免責事項
2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
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