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さて今日は当ブログダントツ一番人気の2022~23主力株概況シリーズです。
21位 7516 コーナン商事 (東1、2月優待) ◎◎
PF時価総額21位の準主力株は、ホームセンター業界大手で大阪地盤のコーナン商事です。積極的なM&Aや業界トップクラスの既存店月次推移による売上高の伸長により、 8218コメリ
を追い抜いて業界3位(1位は非上場のカインズ、2位は 3050DCMホールディングス
)に躍進しています。
現在の株価は3275円、時価総額1136億円、PBR0.68、自己資本比率は35.8%、今期予想PER7.77、配当利回り2.8%(90円)、総合利回り3.1%(90+10=100円、優待券のヤフオク平均落札価格は驚異の額面の98~100%!。そのためここでは額面の100%で換算)で、優待は100株保有で1000円相当の自社商品券です。1000株保有までは戴ける商品券はどんどんと増えていきます。また3年以上保有の場合には優待券が更に追加されます。
次にコーナンでの実際の買い物例を御覧頂きましょう。日々の生活でダイレクトに役立つ実践的な内容です。優待券が額面に対して超高額に評価されている理由が実に良く分かりますね。
さて前述した様に、コーナン商事は他の中堅ホームセンターの買収や好調な既存店月次を通じてマイルドながらも確実な成長力があり、また自社PB商品の拡充などを通じて着実に利益率も高まってきています。
更に同時に指標的に非常に割安で、過去25年間で一度も赤字もありません。総合的に考えて、この数年で極上&エクセレントな銘柄に変貌していると考えます。
(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
さてホームセンター業界と言うのは常に異業種からの攻撃に晒されていて 「経済的な堀(economic moat)」
が無いとマーケットから判断されています。そして慢性的に評価が低いせいで全体的に「割安株の宝庫」となっています。
そして自分の考えでは九州・中国が地盤の 2790ナフコ
が最も割安だと思って主力の一角に据えているのですが、ここ7516コーナン商事は成長意欲が強いことに魅力があり、総合的に考えるとナフコとほぼ同等の戦闘力があると感じています。
なんとなくですが、コーナン商事からは良い意味での「ケダモノ臭」がするんですね。それはカインズやDCMなどのお行儀の良い他の業界上位陣とは違って居抜き物件でもオラオラでガンガン出店していく姿勢や、事業報告書に毎回「業界売上高ランキング」を載せて「手段を選ばずトップを獲る」という野心を全く隠そうとしていない点などに端的に現れています。絶対に「カインズとDCMを一人ずつ順番に●す。」と考えていると思います。
引き続きそんな「業界の暴れん坊、コーナン商事」をポートフォリオ上位の一角で楽しくホールドして応援していく予定です。
2022~23主力株概況シリーズ 免責事項
2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
2022~24主力株概況132位、高島屋。 May 25, 2024
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