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2010.05.25
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カテゴリ: Travel(フランス)

エクスアンプロバンスは、バロック風の装飾のある建物やそこここにある広場、噴水などどこかイタリア的な都市だ。

エクスの広場

広場のカフェはお客さんでいっぱい。しかも、観光客でなく、地元の人が多い。観光客に占領されたフランスの有名都市と違う活気がある。生活感があり、しかも清潔で洒落た街並み。目だった観光名所はないが、エクスアンプロバンスはやはり魅力ある小都市だ。

エクスアンプロバンス タピストリー美術館

タピスリー美術館の前のカフェも、ものすごく賑わっている。食べているものを見ると、ピザが多い。しかし、フランスのピザは、イタリアのピッツァとはけっこう違っていて、正直、あまり美味しそうではない。Mizumizu母がピッツァマルゲリータを頼み、やはり「トマトソースもチーズもイマイチ」と、しぶい顔をした。

地理的には近いはずなのに、なんでアルプスを越えるとパスタもピッツァもこうも味が落ちるのか。日本のほうがずっと本場イタリアに近い(というか、そっくり同じ)ピッツァがある。

フランス人がこんなに軽食としてピザを食べているのには驚いた。やっぱりねえ、フランス料理は、マトモな軽食がないのだ。フランス風の軽食というと、クロックムッシュだとか、あんなのもんになってしまう。

南仏は美術館も、昼休みを取るところが多くて不便。だいたい12時から2時の間閉まるというのがパターン。

エクスのタピスリー美術館も、10時~11:45、14:00~17:45と、時間のない旅行者にとってはかなり行きにくい。午前中に2時間も開かないって、いったいどういう了見? まったく・・・

それでもタピスリーには興味があるので行ってみた。

入館料は3.1ユーロ。わりと安いと思ったら、展示物があまりにショボくて、がっくり。兎にも角にもタピスリーの保存状態が悪すぎる。ほとんど色が抜けてしまっているし、傷みも目立つ。NYの クロイスターズ美術館 やパリのクリュニー美術館とは比較にもならない。

エクス タピストリー美術館内部

タピスリー美術館は建物のほうが面白かった。壷をデザイン化したような洒脱な階段の手すりとモダンな照明器具が印象的。

エクスアンプロバンス シャンデリア

このシャンデリアもなかなかいい。やっぱりイタリア風だ。

サン・ソヴィール大聖堂中庭回廊

サン・ソヴィール大聖堂もたいして見るべきものはない。この回廊つき中庭には少し期待していたのだが、なんと閉まっていて中に入れず(写真は柵の外から撮影)。

クロイスターズに行けば、こうした回廊はまとめて見られるのだが、やはりちょっと直しすぎているきらいはある。ここはホンモノの聖堂付きの回廊なのだから、近くから見たかった。保存上の理由で見学を制限しているのかもしれない。

ミラボー通り

こちらはプラタナスの並木で有名なミラボー通り。エクスアンプロバンスを代表する通りなのだが、いかんせん季節が少し早すぎて(というか、今年は寒すぎて?)、緑がない。

4月後半でまだ樹木がこの状態とは、まったく予想していなかった。

ミラボー通りには、セザンヌも通ったという「ドゥー・ギャルソン」という有名なカフェ兼ブラッスリーがある。

ドゥーギャルソン

緑のシーズンなら気持ちがいいであろう路上の席。このブラッスリーは、店内の内装は時代がかった豪華なものだった。それなりに高そうな店。味はどうなんだろう?

エクスのカフェ、アイスクリーム

珍しくアイスクリームサンデーを頼んでみた。

しかし・・・

量もすごいが、それより味がよくなくて、ビックリ。シャンティー(ホイップクリーム)は、「いけません」。生クリームじゃないな、これ。植物性だろうか。アイスももっさりしていて、これまた「いけません」。これで8.5ユーロ(1,100円)って・・・

たけーよ!

イタリアでは、フラーゴラ・コン・パンナ(生クリームつき苺)に目がないMizumizu。すっぱい(そして、しばしば硬い)苺に生クリームを盛っただけのものなのだが、それでもかなり美味しい。だいたいどこで食べても生クリームが重いとか脂っぽいということは、ほとんどない。

そういえば、フランスのお菓子はバタークリームが中心。イタリアではどこでも見かける、生クリームをたっぷり使ったお菓子をあまり見ない。

なんでだろう??

しかし、このアイスクリームの味じゃ、食事の味もあまり期待できないかもしれない。

由緒ある店なのだが・・・

エクスのカフェ

メニューには昔の有名人の写真がずらり。セザンヌはわかるにしても、なぜここにもコクトー(下段中央)とジャン・マレー(中段右端)が・・・?

ジャン・マレーは「オルフェ」時代の顔なので、もしかして、映画に出てきたパリのカフェはここで撮影されたのかも? と思って、家に帰って「オルフェ」を見直してみたのだが・・・

わかりませんでした。

「オルフェ」の冒頭のカフェのシーン。確かにミラボー通りのカフェのようにも見えるが、パリの町角のようにも見える。

そして、プロバンスと言えば、ラベンダー。ラベンダーといえば、中富良野の ファーム富田 かプロバンス(←Mizumizuのアタマの中では)。

そこでラベンダーのエッセンシャルオイルを買ってみた。Chatelard社の製品で、5.5ユーロ(700円)。

ラベンダー エッセンシャルオイル

世に「高品質」を謳うものは多いが、このエッセンシャルオイルは確かに、高品質だった。香りがぎゅっと凝縮されていて、東南アジア産のエッセンシャルオイルに比べると、少量で強い香りが楽しめる。液が無色透明なのも、アロマポットが汚れないので助かる。

日本では こちら で扱っているよう。

しかし、根源的な問題として・・・

ラベンダーっていい香りずらか?

この花のアロマの効用としては、頭痛をやわらげるとか。頭痛持ちのMizumizuには、多少のお守り代わりになるやもしれない。

バリ島で買ったエッセンシャルオイル

こちらはバリ島で買った、粗悪品の見本のようなエッセンシャルオイル。500円弱。きれいな箱に入っているのだが、箱には「レモングラス」と書いてあり、あけてみたら「ジャスミン」で、しかも使ってみたら、「これ、本当にジャスミン?」と思うような正体不明の香り。中身もラベルも全部間違えたとか?(笑)。

香り自体も水っぽい。「水っぽい香り」というのは変な表現だが、そうとしか言いようがない。量を増やしても、水で薄めたような香りで、しかも液体は熱するとこげ茶に変色して、うっかりするとアロマポットが汚れてしまう。

アロマポット(アロマバーナー)はタイ製のものを使っているのだが、ベンジャロン焼きのものが使いやすくて気に入っている( こちらのエントリー の下から2番目の写真)。

使ってみて、初めて使いにくいもの、使いやすいものがわかる。旅先で出会った小物は、ほとんど一期一会なので、本当に、「買ってみなければわからない」ということだ。

追記:

この記事をアップしてすぐ、読者のかたより情報をいただきました。

「ドゥー・ギャルソン」は、コクトーゆかりのカフェだそうです。エクスをモチーフにした以下のような詩があるとか。

百余りの青い泉が、セザンヌの賛歌を歌っている

まさきつねさん、貴重な情報をありがとうございました。

しかし、エクスにコクトーが長期滞在したという話は聞いたことがないのですが・・・ いつぐらいになんのために滞在したのか、ご存知の方は、是非メールにてご教示ください。






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最終更新日  2010.05.26 02:46:13


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