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1月31日(土) マニュアルにはないこと ファストフード店に勤めるIさんが、テーブルを拭いていた時のことです。入口で、キョロキョロと周りを見ながら、困った顔をしている女性を見かけました。 と思いましたが、職場のマニュアルにそのようなことは示されていません。勝手な行動をして、上司に小言を言われたら面倒だと感じて、Iさんは掃除を続けました。 すると、先輩がサッと駆け出して、困っている女性に声をかけたのです。店内に戻った先輩は、上司から「君は気が利くな」と褒められていました。 と思いながら、こうした場合の対応を上司に尋ねてみました。「気がついても、行動しなくては何にもならないよ」という上司の言葉に、Iさんは、人として当たり前の行動ができなかったことを反省しました。 業務を円滑に進めるためのマニュアルですが、想定外の行動を縛るものではありません。周囲への気配りを磨きながら、気がついたことを放置せず、すぐ行動に移すよう心がけましょう。 今日の心がけ◆気配りを磨きましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2015年01月31日
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万歩計がない?!挫折だらけのアル中お気楽ダイエット日記 この日記は1月30日の朝 昨日の日記を書いています。 今朝の体 重:70.5kg 前日比-0.5kg昨日の飲酒量:缶ビール1個、日本酒2杯最近、ちょっと飽食気味、体重も増加傾向です。よし!新たな気持ちで日記を書こう。万歩計を身に付けようと決意したのに・・・万歩計がない!スマホのアプリにしましょうか。それとも買いに行きましょうか?2007年4月30日 ダイエットスタート時82.5kgでした。 2015年3月31日目標68.0kg BMI=21を達成します。 ♪♪♪ 私のダイエット方針 ♪♪♪ 朝と昼は、玄米を中心に少量でもきちんと食べる。夜は極力減らす。 出来るだけ節酒につとめ、お酒は3つ(個、本、杯)までとする。 1万歩以上歩く。失敗してもめげない。いつも笑顔でいる。
2015年01月30日
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1月30日(金) 世に雑草はない 雑草と 呼ぼうべからず あおあおと 野には野の草 山には山の草 この短歌は、本誌の発行元である倫理研究所で、二代目の理事長を務めた丸山竹秋が詠んだものです。世に雑草という草はなく、野山に生い茂るすべての草にはきちんと名があるのだ、という心が込められています。 雑草がないように、仕事にも雑用はありません。たとえば、倉庫の備品整理や書類棚の古い資料整理などを任された場合、 と、不満に思いながら作業してしまうことがあるかもしれません。 しかし、いつ、どこで必要になるかもしれない過去の資料整理は、誰かがやらねばならない仕事でしょう。倉庫内が煩雑になっていると、何がどこにあるのかわかりません。事故の原因になることさえあります。 人間の都合で「雑草」になってしまうように、業務を「雑用」と呼べば、それは雑用になってしまいます。本来はすべての仕事が大切であり、尊いのです。 喜んで働くのか、嫌々働くのか、それは自分次第です。 今日の心がけ◆喜んで働きましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。
2015年01月30日
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1月29日(木) フルーツ魚 大分県で「かぼすヒラメ」の養殖が進んでいます。エサに一%のカボス果汁を加えることで、生臭さがなくなり、通常のヒラメより味が良くなるのだそうです。 鹿児島県では、柚子の果汁をエサに混ぜた「柚子鰤王」が人気を集めています。こうした「フルーツ魚」誕生の背景には、高級魚が安価で輸入され、市場に出回るようになった背景がありました。 養殖業者の収入が激減する中、試行錯誤の中で生まれたアイデアが、地元特産の果物を活用した「フルーツ魚」です。養殖という差別化しにくい分野でありながらも、与えるエサを工夫して、付加価値を生み、ブランド化に成功しました。 どのような商売にも、好調期と低迷期があります。長く商売を続けていると、新しい発想やチャレンジ精神が乏しくなりがちです。 しかし、低迷期の時ほど、新しいものを生み出していくチャンスともいえるでしょう。じっくりと自社の製品を見つめ直し、自らの足元を見直すことで、新商品開発のヒントが得られるかもしれません。 今日の心がけ◆低迷期ほどチャンスと捉えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2015年01月29日
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1月28日(水) 家具も喜ぶ 作詞家の阿木燿子さんが、新しく別棟の一軒家を建てた時の話です。 新築に併せて、家具の新調も予定していた阿木さんでしたが、予算の都合であきらめ、使い古しの家具でやりくりすることになりました。 そこで、それらの家具を磨き始めると、買った当時の色艶がみるみる蘇ってきたのです。阿木さんは、その時の印象を「彼等が喜んでいると感じた。そして、捨てずにいてくれて、ありがとう、と語りかけてくる気がした」と綴っています。 実際に、家具が笑うことはないでしょう。それでも、今まで役に立ってくれた家具を手入れし、磨き上げると、「こんなに汚して、埃まみれにしてしまってごめんね」という感情が自然に湧いてくるものです。 そして、「これからなるべくきちんと手入れをするからね」と、物への愛情が込み上げることもあるのではないでしょうか。 家具をはじめ、多くの物に囲まれて生活している私たちに、阿木さんのエピソードは、大事な心のありようを示唆してくれています。 今日の心がけ◆物への愛を深めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。
2015年01月28日
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挫折だらけのアル中お気楽ダイエット日記 この日記は1月27日の朝 昨日の日記を書いています。 今朝の体 重:69.7kg 前日比-0.1kg昨日の飲酒量:缶ビール1個、バーボン3杯今、気がつきました。来月は13日の金曜日があるんですね。なんと、3月も!!連続して13日の金曜日がある年って、何年に一度の可能性なんでしょうね?実は、私にとって13日の金曜日は特別な日です。31年前の5月13日金曜日は仏滅の日。私が禁煙に成功した日です。あ、正しくは何十回目かの禁煙を始めた日という方が正しいかも。理由は単純、元々止めたかったから。まだ当時はサラリーマンだった私は、先輩が「今日は4年に一度の珍しい日だ」という言葉で、禁煙宣言をしました。もちろん、当時の私の禁煙宣言など、「狼がきたぁ~~~」と何十回も言っている少年のごとく、誰にも信じてはもらえませんでしたけど。ともかく、その日が私の禁煙記念日となったことだけは事実!!だから、13日の金曜日は私にとって特別な日です。
2015年01月27日
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1月27日(火) あなたの姿が 自宅近くの取引先に出向いたSさんは、現場で担当者の顔を見て驚きました。その担当者は、昔よく面倒を見ていた近所の子供だったからです。 久しぶりの再会に喜び、昔話に花が咲きました。仕事の話も順調に進みました。Sさんは最後に「君はなぜこの仕事を選んだの?」と彼に質問をしました。 すると、「いつも笑顔で仕事から帰ってくるSさんの姿が印象的で、Sさんのように笑顔になれる仕事がしたいと思い、今の仕事を選びました」という答えが返ってきたのです。 Sさんは、そんなふうに見られていたことに感激し、嬉しく思う反面、今の自分が笑顔で仕事と向き合えているだろうかと反省しました。 人は誰でも、多くの人に見られながら生活を送っています。その時々の姿は、様々な形で、いろいろな人に、知らぬ間に影響を及ぼしています。 だからこそ、自分の行ないに責任を持ち、良き影響を及ぼせる自分になれるよう行動しましょう。 今日の心がけ◆人から見られていることを自覚しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。楽天ブログはこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/monoski/
2015年01月27日
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1月26日(月) 日本人グランドスラム選手 国枝慎吾選手は、車いすテニス界の至宝といわれるプレイヤーです。 世界の四大大会を、一年間にすべて優勝することをグランドスラムと呼びます。国枝選手は、昨年、四度目のグランドスラムを達成しました。世界初の快挙です。 二〇一二年ロンドン・パラリンピック大会でも、金メダルを獲得。現在三十歳の国枝選手は、来年のリオデジャネイロ大会での金メダルはもちろんのこと、二〇二〇年に開催される東京大会での活躍も目指すと宣言しています。 国枝選手の高い意欲は、という強い思いがあるからこそでしょう。 スポーツにかかわらず、何かに意欲的に取り組むには、目標や希望を持つことが大切です。それが明確であるほど、理想の未来は実現しやすくなります。 さらに、自分一人のためより、他人や社会のためである目標のほうが、心はより明るく、より強くなっていきます。 社会に役立つ明確な目標を掲げ、理想の未来を切り開きたいものです。 今日の心がけ◆社会に役立つ目標を掲げましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。日本各地にある倫理法人会では、毎週「モーニングセミナー」が、毎月1回「経営者の集い」があります。モーニングセミナーも経営者の集いも、一般の方や社員に参加いただけます。いずれも経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。基本参加は無料です。(会場費・朝食代が必要な単会もあるようです)
2015年01月26日
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1月25日(日) 店を選ぶ理由 Mさんは、営業という仕事柄、背広やワイシャツを頻繁にクリーニングに出します。店への依頼や仕上がりの受け取りに行くのは、彼の妻です。 ある日、Mさんが帰宅すると、「クリーニング店の店長さんから丁寧なお礼を言われて、嬉しくなっちゃった」と、妻が弾んだ声で言いました。 店長から、「Mさんのお住まいの近くに、同業の店が二店舗あるにもかかわらず、当店をご利用くださってありがとうございます」と告げられたというのです。Mさんは、家から離れた店に洗濯物を出している理由を妻に尋ねてみました。 すると、以前は近所の店に出していたものの、どちらも応対が悪く、技術も今ひとつだったので、今の店に頼んでいる、とのことでした。 これは、あらゆる業種に共通していることでしょう。利用者の支持がなければ商売は繁盛しないものです。 仕事の質を高めるとともに、お客様に好感度や安心感をどれほど与えられるか。Mさんが、自身の仕事ぶりを振り返った妻との会話でした。 今日の心がけ◆お客様から好かれる仕事をしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月25日
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1月24日(土) カップ半分のコーヒー Yさんは仕事中、無性にコーヒーが飲みたくなりました。休憩時間に、コーヒーサーバーがある事務室に入ると、部長と先輩がいました。 と思ったYさんは、部長たちの分もコーヒーを入れることにしました。ところが、部長のカップに半分注いだところで、コーヒーが切れてしまったのです。 「半分だけですが・・・」とコーヒーを部長に渡すと、先輩から「僕にも」と要求されました。「今作っています」と伝えると、先輩は「それなら部長に半分のコーヒーは失礼だろう」と言うのです。 「自分だけ飲むのも申し訳ないと思い、まず部長にと渡したのです」と答えると、部長は「これは気持ちの働かせ方だね」と言いました。Yさんは、ハッとしました。自分が飲みたい気持ちが先行していたからです。 はじめに、と思って動いていれば、皆で気持ちよく一緒にコーヒーを飲めたのだと気がついたのでした。 今日の心がけ◆心の働かせ方を点検しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2015年01月24日
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1月23日(金) 曖昧な言葉 社内の後輩育成に悩んでいたTさんは、ある光景を目撃したことで問題打開のヒントを摑みました。それは、電車内で小学生を引率する先生の姿でした。Tさんが乗っている電車に、四十人ほどの小学生が乗車してきました。興奮状態の子供たちは、つり革にぶら下がったり、叫んだり、やりたい放題にはしゃいでいました。先生が「ちゃんとしなさい」と注意をしても、静かになりません。 ところが、もう一人の先生が何事かを指示し始めると、子供たちは魔法にかかったように静かになったのです。 その先生は、「ちゃんとしろ」といったわかりにくい言葉ではなく、「口を閉じなさい」「手すりにつかまりなさい」と細かく、丁寧に指示をしていました。 日頃、後輩に対して「きちんと」「ちゃんと」など、曖昧な言葉を使っていたTさん。翌日から対応を変え、後輩との意志の疎通が改善されたといいます。 「あれ」「これ」などの指示語が多い時は、思いばかりが急いている時です。依頼や指示は、相手の状況や立場を考えて、具体的な言葉で行ないたいものです。 今日の心がけ◆具体的に表現しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。
2015年01月23日
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1月22日(木) 早寝のススメ 何かに取り組んでみたものの、途中で挫折したことは誰にでもあるでしょう。挫折しやすい取り組みの一つに早起きがあります。 Nさんも、その一人です。早起きの効用はわかってはいるものの、夜は遅くまで起き、朝はギリギリまで寝て、毎日慌てて出社していました。 Nさんの家庭では、子供たちに夜九時に寝るよう躾をしています。ある日、なかなか寝ようとしない子供たちを叱ると、「私たちだけ寝させて、お父さんだけ起きているのはずるいよ」と言われたので、仕方なく一緒の時間に寝ました。 翌朝、いつもよりかなり早く目が覚めたことに驚きました。朝の支度に余裕が生まれ、スッキリした気持ちで職場に向かうことができ、集中して仕事に打ち込むことができました。 子供たちが自分の生活習慣を見直すきっかけを与えてくれたのです。そして、早く家に帰れた日は、なるべく子供たちと一緒に早く寝るようになりました。 早起きを実践するには、まず早寝からです。 今日の心がけ◆就寝時間を見直しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2015年01月22日
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1月21日(水) タダでもいらない Eさんが営む店は、駅前商店街の一角にあります。 かつては栄えていましたが、今では人通りが少なくなってしまった商店街です。Eさんは、とあきらめていました。 ある日、一人のお客様が店頭に立ち、商品を眺めながらこう言いました。「この店の品物はタダでくれると言われてもいらないね」。 ショックを受けたEさんは、「小売業はお客様の欲する物を仕入れ、安く提供することだ」という先代の教えを思い出したのです。時代の変化を理由に、商売の基本を忘れていたことに気がつきました。 しかし、Eさんには、お客様が何を欲しているのかわかりません。翌日から、店に来るお客様に、どのような商品が欲しいか徹底的にリサーチしたのです。 そして、お客様が求めているものを仕入れて、季節ごとに入れ替えながら陳列しました。やがて、少しずつお客様が増えていきました。 「タダでもいらない」という痛烈な一言に、今では感謝しているEさんです。 今日の心がけ◆苦言を受け止めましょう職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で)お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
2015年01月21日
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2月19日(木) ジュクの件 Aさんの業務の一つに、お客様からの電話応対があります。 ある日、受けた電話を別の部署へ取り次ぐことになりました。先方の用件は、「ジュクの件で」とのことでした。Aさんはと理解できないまま他部署に取り次いだのです。 しばらくして、気になったAさんは、電話を取り次いだ部署に確認をしました。すると、「十九日の件で」ということだったのです。幸いこの電話に関するトラブルはありませんでしたが、とAさんは落ち込みました。 電話を受けた時、相手の言葉がよく聞き取れなかったり、意味がよくわからないことは、日常的によくあることでしょう。 そういう時に、あなたならどうしますか。わかるまで聞き返す、相手の言葉を口に出して確認する、わからないままとりあえず話を進める、受話器の音量を上げる・・・、いろいろな対処法がありそうです。 電話応対に慣れている人に、普段どうしているか尋ねてもよいでしょう。 今日の心がけ◆電話応対のマナーを考えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。
2015年01月20日
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2月18日(水) ラジオ体操 様々なスポーツや体操の中でも、身近で、世代を越えて、誰でも参加できるのは「ラジオ体操」でしょう。 NPO法人全国ラジオ体操連盟によれば、ラジオ体操は、人間の体をまんべんなく動かすために、必要な運動を組み合わせて作られているそうです。 毎日続けることで体のきしみを取り除き、人間が本来もっている機能をもとの状態に戻し、維持する効果があるといいます。 ラジオ体操は、手足を含め、体全体を正しく動かすことで効果が上がります。中途半端な動きでは、効用は半減してしまいます。 効果的な方法とは、例えば、両手を上にあげる時は、両耳に腕が付くくらいに腕をまっすぐに伸ばす、腕を回す時は肩を中心に大きく回す、体を前屈させる場合は、指先が床に付くくらいにしっかり腰を曲げる、という具合です。 時間にすればわずかなラジオ体操ですが、より効果的に、元気よく行なうことによって、職場の明るいスタートにしていきたいものです。 今日の心がけ◆元気よく体操をしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月17日(火) 優しい一言 東北地方にHさんが旅行へ行った時の出来事です。 旅の終わりに空港でお土産を購入し、商品を宅配便で送る手続きをしました。「お願いします」と送り先の伝票を手渡しながら、つい咳をしてしまいました。 支払いが終わり、その場を離れようとすると、レジ係の女性から言葉をかけられました。「○○県から比べると、こちらは寒く感じられたのでは。お気をつけてお帰りください」 宅配便の伝票を見てHさんの住む県を知り、咳をしている様子を見て、一言添えてくれたのです。優しい言葉に、Hさんも思わず笑顔を返しました。 何気ないやりとりですが、思いやりに満ちた温かい社会は、こうした些細な言葉や行動から築かれるのでしょう。 また、仕事に追われていたり、心がイライラしていると、自分に対する親切な言動にも、気づかずに通り過ぎてしまうことがあります。人の優しさに気づくことができる心の余裕を持ちたいものです。 今日の心がけ◆言葉で人を温めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月16日(月) 天気図を愉しむ 今朝、出勤前に天気予報を確認してきた人は多いでしょう。 天気予報は、私たちの生活に欠かすことのできない大切な情報の一つです。その天気予報や気象情報を作成する上で、重要な資料となるのが天気図です。 今日は、日本で初めて天気図が作成された日です。一八八三年(明治十六年)の二月十六日に、東京気象台において、ドイツ人の気象学者エルヴィン・クニッピングの指導の下、七色刷り天気図が作られました。 当時は、全国十一ヵ所の測候所で地上観測された気象情報のみで、現在の天気図とは見た目もだいぶ違ったようです。 天気図が掲載されるメディアといえば、昔は新聞とテレビでした。現在は、パソコンやスマートフォンで、時間ごとの変化など、詳細な情報を誰でも手軽に確認できるようになりました。 天候は大自然のなせる業です。天気の変化はあって当然のものと受け止め、雨を愉しみ、風を愉しみ、四季折々の変化をじっくり味わいたいものです。 今日の心がけ◆自然の営みを尊びましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月15日(日) 「風」の読み方 Aさん一家は、月に一度、家族で外食をすることにしています。今日は、家の近くにある洋食屋で食事をすることになりました。 家族それぞれに選んだメニューを注文する時です。小学校一年生の次男B君が、メニューを指差しながら、「ドイツ風ハンバーグをください」と言いました。その場に居合わせた全員から、思わず笑みがこぼれました。 B君は小学校に入学して、漢字の書き取りを一所懸命練習している最中でした。すでに一年生で習う漢字の練習は終わり、二年生で習う漢字も練習するようになっていました。しかし、読み方はまだ「かぜ」しか知らなかったのです。 みんなが笑っている理由がわからないB君。Aさんは「よく読めたね。たしかに『かぜ』と読むけれど、この場合は『ふう』だよ」と、優しく伝えました。 Aさんは、B君が普段漢字の練習をしていることを知っていたので、ただ間違いを指摘するのではなく、褒める一言を添えたのです。風の新しい読み方を知ったB君は、その後も漢字の練習を続けています。 今日の心がけ◆子供の良いところを見つけましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月14日(土) お客様の声をきく 「こういったことで困っています」「こうしてほしい」というお客様の声に、耳を傾けていますか。 まずは、「聞く」ことからスタートです。耳で聞くのは知ることにつながり、情報を共有できるでしょう。 次は、「訊く」ことです。口で訊くということで、尋ねてみる、問いかけながら目的を理解し合っていくことになります。 そして最後は、「聴く」ことです。耳と目と心を傾けて、全身で聴くことは、考え方、生き方の波長を相手に合わせることになります。 「きく」ことは、人間関係の基礎を作り上げていきます。人と人の会話の肝も、話し方にあるように思えますが、実はきき方にあるのです。 お客様の変化や問題点をそのままにきいて把握し、より良い案件を提案する。そのためにも、お客様に重点的に話してもらい、その言葉の意味と、根底に流れている気持ちを理解するべく、耳を傾けましょう。 今日の心がけ◆きき方を見直しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。
2015年01月20日
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2月13日(金) 「あなたも知っているように」 人格は言葉に表われると言われます。Fさんがそのことを実感したのは、今から二十年ほど前のB氏との出会いからでした。 初めて会って話した時、しぼんだ風船がパッと膨らむように、自分の心が温かくなっていくのをFさんは感じました。 。考えても理由がわかりませんでした。 ところが、二度三度と会ううちに、あることに気づいたのです。 Fさんが何か尋ねると、B氏は必ず「あなたも知っているように」と言ってから、的確に答えてくれるのです。その言葉には、たとえ年下であっても、話し相手の人格を尊重する心がにじみでています。 質問するたびに、「えっ、そんなことも知らないの?」と言われたら、聞く気も失せてしまうでしょう。B氏を尊重し続けるFさんは、「あなたも知っているように」は、話し相手の人格をも向上させる言葉だと信じています。 今日の心がけ◆言葉を大切にしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月12日(木) 遊んだ時こそ遅刻しない テレビプロヂューサーの菅賢治氏は、「真夜中とか明け方まで遊んだ次の日は絶対に遅刻はしない」ことを実践しているといいます。 「明け方までみんな同じ条件で遊んでいても、だからこそビシッと一時間以上前に来るというのがボクのルール」と言う菅氏。そうすることで、周りから信頼される存在になるというのです。 職場においても、取引先においても、強い信頼関係があってこそ、良い仕事が生まれます。その信頼を築く第一歩は、時間を守ることから始まります。 仕事仲間との宴席や、取引先の接待などで、帰宅が深夜を過ぎてしまい、翌朝の出勤に支障が出ることもあるでしょう。そんな時こそ時間をしっかり守ることで、人一倍信頼を得ることができ、様々な仕事にもつながるのです。 また、家族や仲の良い同僚の間柄だと、甘えが生じてしまい、約束の時間に遅れてしまいがちです。まずは身近な間柄において、と思う時こそ一番乗りをするつもりで、早めの行動を心がけましょう。 今日の心がけ◆時間を守りましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。
2015年01月20日
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2月11日(水) 接客のコツ Dさんが近所のコーヒー店に行った時のことです。 二ヵ月に一度くらいしか利用しない店ですが、レジ係の女性スタッフが「いつもありがとうございます」と笑顔で挨拶をしてくれました。 と思いながらホットコーヒーを注文すると、すかさず「氷なしの水もお付けしますか?」と聞かれました。 Dさんは、注文の際にいつも、氷なしの水を付けてもらっています。それほど来店しているわけでもなく、そのスタッフが毎回いるわけでもないので、Dさんはとても驚きました。 Dさんは、スタッフが自分の注文パターンを覚えてくれていることを嬉しく思いました。そして、お客様一人ひとりのことをいかに覚えておくかが接客のコツだと実感しました。 と思ったのでした。 今日の心がけ◆お客様のことを覚えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月10日(火) 一人ではない 苦しい時、悲しい時、辛い時には、自分一人だけが大変で、周りの人は皆幸せそうに見えるものです。仕事をする上でも、と悩む時があります。 そういう時は、友達や信頼する同僚に、仕事が思うようにいかないことを話してみましょう。おそらく話を聞いてくれた後に、「あなただけではない。自分にもうまくいかないことがたくさんあるよ」と話してくれるはずです。 それでも不安が解消されなければ、また別の人、さらに別の人にも相談してみましょう。きっと似たような答えが返ってくるでしょう。 目の前が一気に開けるような、抱えている問題がすぐに解決するような答えは得られないかもしれません。それでも、問題の大小はあるものの、皆自分と同じように悩んでいるのだと知ることは大きな進展です。 そして、その環境から逃げることなく、精一杯の努力をしている友人の一面を知ることは、やがて自分で自分の問題を解決する際の力になるでしょう。 今日の心がけ◆一人で悩まずに話してみましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 9日(月) やる気を高める整理整頓 活気ある会社の共通点は、職場全体がよく整理整頓されていることです。それはあたかも、働く人たちの心が、身の回りの物に通じているような状態です。 整理整頓の大切さは、どのような業種でも厳しく言われるでしょう。事務所や作業場が雑然としていたら、すぐに仕事に取りかることはできません。せっかくのやる気も失せてしまいます。 また、仕事をしていて、不必要な物が目に入ってくると、集中力も低下してしまうでしょう。大切なのは、整理整頓が単なる効率にとどまらず、自らの「やる気」を高めるために大きな効力があることです。 では、具体的にどのように整理すればよいでしょう。整理整頓の原則は、「捨てる」「決める」「戻す」だといわれます。この原則に従って、職場の机の上や周辺をチェックしてみましょう。 不必要な物は「捨てる」。必要な物はどこに置けばよいのかを「決める」。そして、その物があるべき場所に「戻す」ことです。 今日の心がけ◆身の回りを整理しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 8日(日) 「末広手巻き」誕生秘話 東京・築地の老舗「築地玉寿司」は、昨年十一月に創業九十年を迎えました。 看板商品の一つ「末広手巻き」は、昭和四十六年、三代目社長の中野里孝正氏の発案で誕生しました。今やすっかりお馴染みの、手巻き寿司の元祖です。 氏が社長に就任した昭和四十年、第一号支店として出店した渋谷店は、本店を凌ぐ売り上げを記録しました。続いて出した支店も好調な業績を上げました。 その勢いに乗り、昭和四十二年には、日本料理を出す割烹を兼ねた大型店をオープンしました。しかし、客足が伸びず、わずか八ヵ月で閉店を余儀なくされたのです。氏は当時を振り返り、「商売を甘く見ていた。人生は失敗した時が一番大事だ。あの失敗がなければ今日はなかった」と話します。 その失敗を経て、本業の寿司で勝負をする決意が固まったという氏。そして、「若い人にも手軽にお寿司を楽しんでほしい」と、末広手巻きが生まれました。 その初心を忘れぬよう、毎月八日を末広がりの手巻きの日とし、昭和四十六年当時の価格のまま、お客様に振る舞っています。 今日の心がけ◆失敗を糧にしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
2015年01月20日
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2月 7日(土) 誰の都合か スーツを新調するため、Nさんが紳士服専門店に行った時のことです。 予算に限りがあったため、応対してくれた店員に、既製品の安価な製品でよいと伝えました。 ところが、店員は熱心にオーダーメイドのスーツを薦めてきます。理由を聞くと、今月中にあと一着販売することがノルマだと言うのです。 事情を察したNさんが、とりあえずお薦めのスーツを尋ねると、予算をはるかに超える高額な商品を紹介されました。結局、その店での購入は見送りました。 Nさんは、同じようなことを自分もしているかもしれない、と日頃の仕事ぶりを振り返りました。 と反省したのです。 私たちは、切羽詰まると回りが見えなくなり、自己中心的な考えで行動をとってしまいがちです。しかし、このような時こそ気を引き締めたいものです。 お客様に満足していただくには、まず相手の立場に立つことでしょう。 今日の心がけ◆お客様の気持ちを考えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 6日(金) 切り替える 季節の変わり目には、衣替えや空調の切り替えがつきものです。一方で、なかなかうまく切り替えられないのが人の心です。 Aさんは、三つの部署にまたがる合同会議のチーフです。会議の当日、「今日は会議だね」と部下に伝えると、「え? そうなんですか。知らされていませんでした」という答えが返ってきました。 他部署には事細かく連絡をしていたので、自分の部署へもすっかり連絡をしたつもりになっていたのです。Aさんは慌てました。 ところが部下は、「わかりました。早速準備にあたります」と、気持ちをすぐに切り替えて準備を始めました。そして、Aさんの連絡不徹底にもかかわらず、部下の的確な準備により、会議は無事に進行できたのです。 報告・連絡・相談は、どんな立場であれ、職場人として大切な心がけです。Aさんは、自分の連絡不徹底を反省しました。また、突発的な事態にも、すぐに切り替えて行動に移す柔軟さを部下の姿に学びました。 今日の心がけ◆心を前向きに切り替えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 5日(木) お似合いですよ 勤務歴四十年以上のベテランTさん。ある冬の冷え込んだ朝に、社内のエレベーターで一緒になったK子さんから、「素敵なマフラーですね。とってもお似合いですよ」と言われて嬉しくなり、温かい気持ちになりました。 人はいくつになっても褒められると嬉しいものです。Tさんのように、身につけている物を褒められても嬉しいですが、性格や気遣いなど、内面を褒められると喜びは倍増するのではないでしょうか。 人の欠点は、見ようと思わなくても目についてしまうものです。それに対して、人の美点は、心がけて見ようとしないと見つからないことが多いものです。 上司、部下、同僚、お客様、友人、家族など、周囲の人たちの長所・美点をどれくらい発見し、心から褒めているでしょうか。 人は誰でもと望み、そうされることがやる気の原動力にもなります。互いに長所を発見し合い、たくさんの褒め言葉を使って、職場の活気を生み出しましょう。 今日の心がけ◆互いに褒め合いましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 4日(水) 春はいつから 二月四日は「立春」です。立春を迎えると、よく「暦の上では春になったのに、まだ寒いですね」と言われます。 ただ、「立春」の時期は、一年で一番寒い「大寒」が終わったばかりで、まだまだ寒いのは当たり前です。しかし、寒さの峠は越えました。 つまり、「立春」とは、見た目には分からないものの、見えない大地の中では、少しずつ春の「気」が立ち始めた、という意味なのです。 目には見えない「気」の動きを重んじて、見えない春を感じるところに、東洋的な特色があります。立春のあとの寒さは「残寒」や「余寒」と呼びます。 ところで、「春」とは何月から何月までのことでしょうか。東洋の伝統的な旧暦では、一月から三月までが春です。年賀状に「賀春」「迎春」などと書くのも、旧暦の一月が春だからです。 これに対して、西洋で作られた西暦では、普通は三月から五月までが「Spring(春)」で、現在の日本の気象庁も、三月から五月までを「春」としています。 今日の心がけ◆見えない春の「気」を感じましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 3日(火) 今日は節分 季節の行事には、意味と由来があります。節分の由来をご存知ですか。 節分とは、字の通り、季節の分かれ目の意味です。もともとは立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を節分としていました。 その中でも、特に立春の前日を指すようになった由来は、この節分を境に、暦の上では冬から春になるからです。旧暦では新年は春から始まるため、この節分の日が、現在の大晦日と同じように考えられていたのです。 節分の際、「鬼は外、福は内」と豆をまくのは、一年の災いを祓うための厄落としの意味があります。年齢の数だけ、または年齢より一つ多く豆を食べるのも、疾病や災いを祓う厄落としの意味があるといわれています。 最近は「恵方巻き」を食べる習慣も広がってきました。これは、節分の日にその年の恵方に向かって食べる太巻き寿司で、「福を巻き込む」という意味、切らず一本丸ごと食べることで「縁を切らない」という意味が込められています。 行事はその由来を知ることで、行なう時の味わいが一層増すものです。 今日の心がけ◆伝統行事を大切にしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 2日(月) 三勝一敗 年が明けて、と決心した人は多いでしょう。 たとえば「明日から英会話を一日三十分学習しよう」と決意したとします。初めの数日は、計画通りに勉強が進みました。ところが、十日ほど経った時に予定外の仕事が入ってしまい、残業もあったので、英会話の学習を忘れてしまいます。 一度習慣が途切れてしまうと、「やっぱり私はダメだ、何をやっても続かない」と自信をなくし、その勉強すら止めてしまいがちです。 決心しても継続できないことを、よく「三日坊主」といいます。しかし、仮に三日実践して一日挫折する、また三日継続して失敗する、さらに三日続ける・・・と、三日坊主を一年間繰り返すと、実に二七〇日ほど実践できることになるのです。 と嘆くより、とポジティブに受け止めることで、一年では三日と二七〇日の差になるのです。 やがて三日坊主が四日になり、四日が五日になり、一貫して物事を継続できるようになるでしょう。 今日の心がけ◆失敗してもポジティブに考えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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2月 1日(日) ラーメンは月二回 Sさんは十キロの減量を目標に、ウォーキングを始めました。そして、大好きなラーメンをやめること、ご飯の量を半分にすることを決めました。 ところが、食事制限をすればするほど、かえって食べ物のことが気になります。ウォーキング中にも、新しくオープンしたラーメン屋が目に留まります。その時は我慢するものの、やがてストレスが溜まって、結局は食べ過ぎてしまうのです。 何かを制限したり、自分に鞭を打つような目標設定は合わないと気づいたSさん。目標設定そのものを変えることにしました。例えば次のようなものです。 「ラーメンは月に二回、行きたい店を毎月選んで食べる」「毎日の食事は色とりどりの野菜を中心に楽しむ」「町のおいしい店を歩いて探す」 目標設定の言葉を肯定的な、ワクワクするような内容に変えたことで、ウォーキングも楽しく継続できるようになりました。食欲も抑制が効き、ついに十キロ減量の目標を達成できたのです。 楽しくなるような目標を設定すると、継続しやすいものです。 今日の心がけ◆肯定的な目標設定をしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月20日
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1月20日(火) 寒いからこそ 今日は、二十四節気の「大寒」です。一年で一番寒い時期です。 という人は多いですが、世の中には、冬の寒さが必要なことがたくさんあります。 この時期の水は「寒の水」と呼ばれます。特に、大寒の朝の水は、雑菌が少なく、長期保存に向いているとされています。「寒の水」で作られた味噌や醤油やお酒は、長い期間、腐らないといわれています。 桜は、冬の寒さにさらされないと花が咲かない性質があります。休眠状態だった桜は、真冬になると厳しい寒さが目覚ましとなり、春を迎えて一気に生長して花を咲かせます。冬の寒さがあってこそ、美しい花を咲かせるのです。 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷しかりけり これは日本の四季の美しさを詠んだ、道元禅師の歌です。「雪が降る寒い冬さえ何とすがすがしいことか」と歌っています。 不満に思うより、あるがままを感謝して受け入れる時、煩いがなくなるのです。 今日の心がけ◆あるがままの自然に感謝しましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。
2015年01月20日
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1月19日(月) 知ったかぶり ビジネスアドバイザーの古田裕倫氏は、「デキる上司の条件」の一つに、「知ったかぶりをしない」ことを挙げています。 とかく人の上に立つと、物を知らないことを恥ずかしく思い、部下の前で体裁を繕いがちです。しかし、「知ったかぶり」のメッキはやがて剥がれ、思わぬ失態を招くことにもなりかねません。 それよりも、知らないことは知らないという率直な態度こそさっぱりとして、逆に周囲の信頼度もアップするというわけです。 論語に「下問を恥じず」とあるのは、まさにそのことを表わした諺でしょう。これは、「年齢や地位が下の人にも恥ずかしがらずに質問せよ」という意味です。わからない時は、体裁を気にせず、素直に聞くことが大切だと戒めています。 「訊くは一時の恥」ともいいます。「わかりません。教えてください」と、謙虚に物を尋ねる人には、人は喜んで教えてくれます。 そこからまた、良好な人間関係も生まれていくものです。 今日の心がけ◆謙虚に質問しましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。日本各地にある倫理法人会では、毎週「モーニングセミナー」が、毎月1回「経営者の集い」があります。モーニングセミナーも経営者の集いも、一般の方や社員に参加いただけます。いずれも経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。基本参加は無料です。(会場費・朝食代が必要な単会もあるようです)
2015年01月19日
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1月18日(日) 体験の持つ力 良い商品を作っても、物が簡単に売れる時代ではなくなりました。価格、品質、広告、流通面では、大型店舗が有利といわれます。インターネット販売など、自宅まで届けてくれる流通システムに対抗するのは並大抵ではありません。 コピーライターやCMプランナーとして広告制作に携わる川上徹也氏は、物語(ストーリー)の持つ力を活かして、会社や店、商品などが本来持っている価値をわかりやすく「見える化」し、ビジネスを輝かせる手法を提唱しています。 その物語には黄金律があります。それは、目標やゴールを掲げ、苦しい状況を乗り越えた一連の体験のことだと氏は言います。農薬に過敏な妻を助けるために開発した無農薬のリンゴが大ヒットした事例など、実話の持つ力を示しています。 私たちも、仕事をする上で遭遇した困難や苦難をきっかけに、自己の生活を見直したり、行動を改めた経験はあるでしょう。 苦難を契機にした心境の変化は、同時に苦境そのものを好転させます。この体験そのものも、自社の商品に関心を寄せてもらえる物語となるでしょう。 今日の心がけ◆ピンチをチャンスに変えましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
2015年01月18日
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1月17日(土) 食虫植物 M子さんは花が大好きです。玄関には鉢植えが所狭しと並んでいます。 ある日、ホームセンターで、ハエトリソウという食虫植物が目に留まりました。虫が触れると葉が閉じて、虫を捕らえて消化するという不思議な植物です。 興味を持ったM子さんは、早速購入しました。手で触れてみると、虫が来たのかと勘違いをして、葉を閉じます。と、毎日葉に触れていると、数日も経たないうちに枯れてしまいました。 そこで、同じ食虫植物を買って来ました。水やりの仕方や日光への当て方をきちんと聞いて、説明通り世話をしたのですが、また枯れてしまいました。 植物を育てる難しさを痛感していたところ、ある時、「葉に触れ過ぎると、植物が疲れて枯れてしまう」と聞いたのです。枯れる原因は自分にあったと知ったM子さん。再度ハエトリゾウを購入し、その後は無事に育っています。 「二度あることは三度ある」という諺もあれば、「三度目の正直」という諺もあります。M子さんは失敗を三度重ねませんでした。 今日の心がけ◆三度目には成功させましょう職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています
2015年01月17日
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1月16日(金) 仕事のスピード 中国の兵法書『孫子』には、このような一節があります。 「故に兵は拙速を聞くも、末だ巧の久しきを睹ざるなり」 戦において、速やかな終結で目的を達成したことは聞くが、長期化させて結果が良かった例は見たことがない、という意味です。この場合の「拙速」とは、「あれこれと余計な手は使わず、余計なことは考えず、ともかくすばやく行動する」という意味でしょう。 仕事を進める上で、小細工を弄したり、本来の目的以外のことまで考えすぎて時間をかけると、エネルギーを拡散させてしまいかねません。 むしろ一気呵成に、緊張感を保ちながら集中してやれば、密度の濃い、大きな力を発揮できます。 仕事の質がどうでもいいというわけではありません。しかし、締め切りや期限を過ぎてしまっては、何もしなかったのと同じでしょう。 課題や目標に対し、短時間にエネルギーを集中させ、良い成果を生みましょう。 今日の心がけ◆密度の濃い仕事をしましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。
2015年01月16日
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1月15日(木) 誰も借りてくれない本 昨年末に職場や家庭の大掃除をして、数年来使っていない物や、いつ購入したのかわからない物が出てきた人もいるでしょう。 昭和二十八年に設置された国際基督教大学の図書館には、八十万冊にのぼる蔵書があります。その中には、一度も開かれていない本もあります。 昨年六月、図書館では、「誰も借りてくれない本フェア」を開催しました。一度も借りられたことのない本にスポットを当てて、百冊並べると、初日に、十五冊の本が初めて貸し出しされました。 私たちの職場にも、引き出しやキャビネットの奥、倉庫の中に、何年も使われずに置かれているものがあるのではないでしょうか。 この世に使命を持って生み出された物が、誰にも使われず、捨てられもせずに忘れられているのは、どんなに寂しく悲しいことでしょう。 物は生かしてこそ、私たちのために働いてくれます。誰も使わない物に目を向け、愛情を込めて使ってこそ、物は輝き、使命を全うさせることができるのです。 今日の心がけ◆物を生かして働かせましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2015年01月15日
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1月14日(水) お願い名人 世の中には、何でも自分でやらなければ気がすまない人と、ほとんどの用件を誰かにお願いして、あっという間に事を済ませてしまう人がいます。 Tさんは、同僚から親しみをもって「お願い上手・依頼名人」と呼ばれています。周りの人たちは、Tさんから頼まれたら断れないという人ばかりです。 「この業務は○○さんが一番適任者だよね」「○○さんが協力してくれないと、この仕事は完成できないかも」などと、自然体で即座に仕事を振り分けて、次々に依頼をしていくのです。 そのようなTさんですが、日頃は率先して「頼まれ上手」を実践しています。依頼があれば即座に対応します。常に相手の状況に目を配り、困っている人がいれば、すぐに協力の手を差し伸べるのです。 いくら「頼み上手」でも、それだけで人は動いてはくれません。日頃の良好な人間関係があっての結果でしょう。「情けは人の為ならず」といいます。まずは自分が率先して、相手が助かることに協力していきましょう。 今日の心がけ◆頼まれ上手を目指しましょう職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で)お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
2015年01月14日
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1月13日(火) クレームがきた時は 業務の中には、お客様の窓口となって、クレームに応対する場面があります。 上手に対応できる人もいれば、苦情を言ってくるお客様と、さらに問題を起こしてしまう人もいます。 Aさんは、話すことは苦手で無口ですが、お客様から賞賛の声が度々届きます。Bさんは、話すことが得意で饒舌ですが、苦情もたくさん来るのです。 二人の応対はどこが違うのでしょう。Aさんはお客様の話を黙って最後まで聞いていますが、Bさんは、早く処理しようとして、話を急かしているのでした。 苦情を受ける時の応対は、反論せずに話をすべて聞くことが肝心です。次に、どうして欲しいかを聞き、できないことは、はっきり断る姿勢も必要です。 また、苦情を言ってきた人の悪口を職場で言わないことです。後日、その人とまた応対をする際に、嫌な雰囲気がつい表に出てしまうからです。 「お客様の気持ちを受け止め、必要な言葉だけをはっきりと口にする」。信頼を得るカギは、実はとてもシンプルなのです。今日の心がけ◆お客様の心を察知しましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。
2015年01月13日
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1月12日(月) 成人の日 一月の第二月曜日は成人の日です。積雪で開催が困難な寒冷地などを除き、多くの自治体で、新成人を祝う式典が行なわれます。 国民の祝日に関する法律では、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日と記されています。 新成人にとっては、大人になったことを自覚する日であり、様々な権利を得るとともに、相応の義務や責任を負う覚悟を定める日です。また、ここまで育ててくれたことへの感謝を深める日でもありましょう。 一方、新成人を迎える大人の側は、「みずから生き抜こうとする青年」を、より良き方向へ導く意識を持つ必要があります。大人とはいえ、まだまだ経験が少なく、伝えるべきことはたくさんあるはずです。 どちらにとっても大切なことは、こうした節目をうやむやにすることなく、未来に向かって重要な日であるという認識を持つことでしょう。 単なる祝日に留めず、意義深い一日としたいものです。 今日の心がけ◆節目を大切にしましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月12日
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1月11日(日) 水の如く おもひおく 言の葉なくて つひにゆく みちはまよわじ なるにまかせて 「この世に思い残すことはもう何もない、今は迷うことなく心静かに旅立つだけ」という意味の歌です。 これは、豊臣秀吉の名軍師として名を馳せた黒田官兵衛の辞世の句です。昨年のNHK大河ドラマの主人公として、記憶にも新しいでしょう。 「官兵衛がその気になれば、わしが生きている間にも天下を取るだろう」と秀吉をして言わしめた程、優れた人物でもあり、恐れられもしました。晩年は出家をして身を引き、水の如くありたいとして、「如水」と名乗りました。 出所は定かではありませんが、「水五訓」と呼ばれる如水の教えは、水の持つ特質を人の一生に置きかえ、生き方を説いた人生訓として語り継がれています。 「自ら活動して他を動かしむるは水なり」(自ら率先して動くことにより、他人を動かすことができる)は、その代表的な教えでしょう。 自ら率先垂範して、水の如く道を切り開いていきたいものです。 今日の心がけ◆自ら行動に移しましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月11日
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1月10日(土) 「ここでいいです」 Mさんが上司と昼食に出かけた時のことです。上司から「この店にしようか」と言われ、「はい、ここでいいです」と返事をしました。 席に着き注文をした後、上司から、「君のさっきの言い方は、気をつけたほうがいい」と注意されました。 「君は『ここでいい』と言ったね。何げなく返事をしたのだろうけど、『ここで』と言われると、他に行きたいところがあるのに、無理に合わせていると誤解して、気分を害する人がいるかもしれないよ」 Mさんにとっては、思いがけない上司の指摘でした。長い付き合いの上司なので、知らぬ間にぞんざいな言葉遣いになっていたのかもしれません。 無意識に口をつく一言に、自分の本音が現われるものです。日頃、当たり前のように使っている言葉が、相手にはどのように響くのか、考えてみましょう。 日常業務においては、お客様はもちろん、上司や先輩、同僚や後輩に対しても、謙虚な態度と丁寧な言葉遣いを心がけたいものです。 今日の心がけ◆謙虚さを保ちましょう職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。
2015年01月10日
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1月 9日(金) ダイエットに挑戦 四十歳を過ぎて徐々に体重が増えてきたKさんは、減量しようと決心しました。 もともと食べることが大好きなKさん。食べる量を減らせば体重も減ることはわかっています。食べる量以上に運動をして、エネルギーを消費する方法や、食べながらやせるダイエット食品に頼ることも考えました。 しかし、自分には運動は続きそうにありません。また、世界には飢えで苦しんでいる人たちがいるのに、食べてやせる方法は贅沢だという結論を出しました。 そこで、間食を抑え、三度の食事の際にと思うところで止めるようにしました。そして毎日、体重計に乗って、体重の変化をグラフにつけることにしたのです。 それだけで一月に一キロ、体重を落とすことができました。この減量法はKさんには合っていたようで、半年経った今も続いています。 と祈りつつ、今日もダイエットに励むKさんです。 今日の心がけ◆自分に合った健康管理に努めましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用するととっても効果が高いと思います。 書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。楽天ブログはこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/monoski/
2015年01月09日
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1月 8日(木) まねる効用 職場の同僚やお客様とのやりとりで、気遣いは欠かせません。 たとえば、来社したお客様の様子を見ながら、部屋の温度に気を配ったり、飲み物を変えたり、どのような交通手段で帰るのかを確認しておくなど、気遣いのポイントはいろいろあるでしょう。 日本橋高島屋でコンシェルジュ(よろず相談係)として勤めている敷田正法氏は、笑顔とアイコンタクトを交えながら、年間三万六千人の接客をしています。 敷田氏は、気遣いとは「もって生まれた性格や才能ではなく、心がけと工夫で培われる」と語ります。 そして、気遣いを身に付ける第一歩は、「気が利いていてステキだなと思える人の行動を、まねしてみること」だと言います。 自分の仕事が手一杯だと、なかなか周囲に気を配ることができません。しかし、気遣いができて、ステキだなと思える人は身近にいるのではないでしょうか。まずは、その人をまねることから始めてみましょう。 今日の心がけ◆手本となる人を探しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには著作権上の配慮をお願いします。
2015年01月08日
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1月 7日(水) 早食い一家 ある家庭の食卓での話です。 三人兄弟の長男は、いつも一番早く食べ終わります。次男もまた、兄に負けず、食べるスピードが早いほうでした。食べ終わるまで、ものの十分もかかりません。 一方、三男は二人の兄に比べると、食べるスピードはゆっくりです。兄からだいぶ遅れて食べ終わります。 ある時、二人の兄が三男に「おまえはいつも食べるのが遅いなあ」とからかうように言いました。すると、三男は「クラスの中では僕が一番早いよ」と言うのです。意外な答えに、家族で大笑いしました。 こうした話は、どこの家庭でもありそうです。わが家の尺度と、世間の尺度がずれていたり、家の中での常識が、他の家とは違っていたりするものです。 会社も同じでしょう。社内の評価と、社外での評価は、必ずしも一致しないかもしれません。時々、客観的な目で自社を見つめ、働く仲間を眺めてみましょう。 今日の心がけ◆客観視する目を養いましょう職場の教養は社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。
2015年01月07日
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1月 6日(火) 喜ばれる仕事 かつて、個人が荷物を送るには、郵便局か鉄道の駅へ、荷物を持ち込むしかありませんでした。宅配便の登場により、配送の利便性は格段に上がったのです。 宅配業最大手のヤマト運輸が「宅急便」を開始したのは一九七六年です。当時の小倉昌男社長の決断のもと、民間企業として初めて、大口荷物中心の事業から、小口配送事業に参入したのです。 社運を賭けた事業の初日、荷物はわずか十一個でした。「手間がかかり過ぎる」と誰もが失敗も予想していました。しかし、小倉社長は「人に喜ばれる事業なら会社はつぶれないだろう」と成功を確信したそうです。 なぜなら、ドライバーが家庭に荷物を届けると、「ご苦労さま」と声をかけられたのです。大口の企業相手では「遅い」と怒られる場面が多かったため、ドライバーの士気は大いに上がったのでした。 私たちの仕事においても、お客様や取引先、同じ職場で働く仲間の「喜び」を意識しつつ、目前の仕事に誇りを持って邁進したいものです。 今日の心がけ◆「喜び」を今日一日の糧としましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月06日
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1月 5日(月) お辞儀をする 挨拶をする際、頭を下げ、お辞儀をするのが日本の習慣です。 その形には、「相手の存在を認める」とともに、こちらが低姿勢をとることで「相手を敬う」謙虚な心が表現されています。 それは、人だけではなく、場も対象となります。神社の鳥居をくぐる時に、お辞儀をする人が多く見られるのは、境内を聖域として尊ぶ心の現われでしょう。 そうした場を尊ぶ行為によって、境内は、より神聖な場所として人々に受け止められるようになり、場そのものも清められてきたのです。 私たちが仕事をしている場所は、神社のような聖域ではないかもしれません。しかし、今日一日仕事ができるのは、この職場があるからに他なりません。そのことに感謝し、職場に「お辞儀」をしてみてはいかがでしょうか。 その積み重ねによって、職場はより心地良い場所となり、社内の雰囲気が和やかになるでしょう。心が落ち着いて、業務もはかどるようになるでしょう。 一人ひとりの心が、職場をより良い場にするのです。 今日の心がけ◆働く場に感謝をしましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2015年01月05日
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1月 5日(月) お辞儀をする 挨拶をする際、頭を下げ、お辞儀をするのが日本の習慣です。 その形には、「相手の存在を認める」とともに、こちらが低姿勢をとることで「相手を敬う」謙虚な心が表現されています。 それは、人だけではなく、場も対象となります。神社の鳥居をくぐる時に、お辞儀をする人が多く見られるのは、境内を聖域として尊ぶ心の現われでしょう。 そうした場を尊ぶ行為によって、境内は、より神聖な場所として人々に受け止められるようになり、場そのものも清められてきたのです。 私たちが仕事をしている場所は、神社のような聖域ではないかもしれません。しかし、今日一日仕事ができるのは、この職場があるからに他なりません。そのことに感謝し、職場に「お辞儀」をしてみてはいかがでしょうか。 その積み重ねによって、職場はより心地良い場所となり、社内の雰囲気が和やかになるでしょう。心が落ち着いて、業務もはかどるようになるでしょう。 一人ひとりの心が、職場をより良い場にするのです。 今日の心がけ◆働く場に感謝をしましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。この「職場の教養」は書店で販売していません。日本各地にある倫理法人会では、毎週「モーニングセミナー」が、毎月1回「経営者の集い」があります。モーニングセミナーも経営者の集いも、一般の方や社員に参加いただけます。いずれも経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。基本参加は無料です。(会場費・朝食代が必要な単会もあるようです)
2015年01月04日
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1月 4日(日) ユニークな挨拶 朝の慌ただしい時間帯に、皆さんは家族との出掛けの挨拶をどのように交わしていますか。 「行ってきます」と声を発しても、家族から反応がなかったり、儀礼的に「行ってきます」「行ってらっしゃい」と、挨拶を交わしてはいませんか。 「行ってらっしゃい。車に気をつけてね」と、相手を気遣う言葉を添えた挨拶が交わされている家庭もあるでしょう。 Iさん夫婦の挨拶はとてもユニークです。Iさんが玄関を出ようとする前に、妻が「働き者のお父さん、行ってらっしゃい」と声をかけます。次にIさんが、「別嬪さんのお母さん、行ってきます」と返すのです。 毎朝繰り返される「働き者のお父さん」「別嬪さんのお母さん」というお互いを思いやる優しい声の響きは、二人の元気の源になっているそうです。 たかが挨拶、されど挨拶です。当たり前のように行なっている家庭での挨拶を少し変えてみませんか。家の空気も、どこか変わるかもしれません。 今日の心がけ◆心の通う挨拶を交わしましょう職場の教養は社団法人倫理研究所の月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
2015年01月04日
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