ジイジの出番
昨夜、ちーちゃんから電話。
「ちーちゃん、水ぼうそうになったので、パパもママも明日は
お仕事休めないので、おばぁちゃんの家に行くからね。」
「あら、大変!また病気?」
(水ぼうそうの病気になる1日前のちーちゃん。この時も食欲なかった。あごの所に、
何かしこりがあった。きっと水ぼうそうすでに潜伏していたのだね。)
保育園児(5歳児)のちーちゃんは、今年になってから、
インフルエンザA型とB型と2回も流感に罹り、
1週間自宅待機となり、そのつど私たち、じじばばが、病児保育をした。
2回目のインフレエンザなど、
さすが1日目は熱があったものの、
他の日は元気、元気。
預かる我が家の大変さといったら。。。。
かくして
1月、2月、3月と毎月、
病気のちーちゃんに付き合うことと相成りました。
今日も水ぼうそうということで、
そんなに重くはなく、元気いっぱいでやってきました。
育児支援の中心メンバー・責任者の爺さん、
スポーツ得意で運動大好きな爺さん、
孫育てのなかでも、
スポーツを通して幼子を成長させることに
ひどく熱心です。
ママやパパよりも熱意をもってやっています。
ちーちゃんが今回、水ぼうそうになって、
一番がっかりしているのは爺さん、
ちーちゃんの通っているスイミングの進級テストが
毎月第四週にあるが、
今回もその第4週のテスト週に
お休みしなくてはならなくなった。
これで、1月から3回も進級テストはお休み。
毎月第4週に感染性の病気になっていることになる。
(椿もやっと咲き満ちて、厳しかった冬から解き放たれた。大きなクスノキも
間もなく新緑の若緑に燃えるだろう。)
爺さんは
ちーちゃんが元気ありすぎ、興味関心が多方面に及び、
集団行動のとき、ふらふら自分のやりたいことをやっており、
5歳児として、コーチの指示を聞き、
それに従って行動できないことを
とても気にしている。
「これでは、学校に行ったときダメだ。
今はカワイイと周りから思われ、
許されているが、それで良いということとは違う」と
爺さんは、のたまって、
ちーちゃんに事あるごとに、
ある時は面白く、ある時は怒ったりと、
手を変え品を変え
とても濃密に付き合って、
とりあえずスイミングを続けさせてきた。
進級テストもしかるべき時には「合格」して、
級を上げなくてはいかん。
そのことで子供は自信を持って、更に頑張れる、という
ご立派な持論のもと
日々努力して「孫育てに」参加している爺さんなのである。
そんな爺さんにとって
3回も進級テストを受けずに過ぎ行くことは、
残念至極。
ちーちゃんに
「ちーちゃんの行いが悪いから、いつもテストのとき病気になる」
などとのたまっている。
このようなやり方で、
ちーちゃんの姉のことちゃんは、
いくつかのハードルを比較的簡単に乗り越え、
どんどん進んで、今はタイムに挑戦している。
小学2年生としては
かなりハードな練習にも耐えうる体力を現在つけているし、
本人も「水泳大好き」になってきた。
目標に向かって「頑張る」ことの意味や楽しさを
体験を通して知ることが出来ている。
しかし、
「ちーちゃんは、ことちゃんのようにはいかんなぁ。
どうしたらいいかわからんなぁ。」と
しきりに首をかしげている。
猛烈に追い立てて、人を動かし、
業績を上げる企業のようには、
人は育ちませんよ。
(高度経済成長期の働く男たちが、このように育児にも参加して、
人間を鍛えていたら、日本の今の社会もっと違っていたのでは。)
人は自分の意のままには成長しない
その現実をしみじみ実感せざるを得ない
爺さまなのである。
(夜来の雨、サンシュウの花びらに宿り、春の嵐が春を呼ぶ)
ちーちゃんのママ(私の娘ですが)は、
30歳半ばも過ぎて、猛烈に仕事に突進しています。
乗りに乗っています。
やりがいを感じていきいき仕事に励んでいます。
ママが仕事に邁進するほどに、
私たち老夫婦に育児支援の負担が重くなっています。
私は週に最低2回は孫たちの夕食を作っています。
爺さんは、育児支援の責任者です。
自分の子どもが幼い時どんなであったかも定かでない
猛烈な企業戦士が、
孫育てを通して、
新たなる現実を発見している。
楽しんでやっています。
ちーちゃん満6歳になりました 2013.06.09
ことちゃん9歳を迎えた2013年春 2013.05.09 コメント(2)
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