陶芸を初めて5年目を終えた。
毎年、クラブと教室の一年間の成果を発表する作品展が
この時期に開催される。
今年も、4月3日~5日と3日間、
瀬戸蔵で開催した。
(天国のアンナちゃん&タイソン君・2014ねん制作)
そもそも
陶芸をはじめた動機は、
ペットの犬二匹、相次いで亡くなり、
心の痛手を癒すため
彼らを形にしたいという強い思いであった。
この数年間、犬たちを制作し続け、
今年、やっと少しだけ納得いくものが作れたように思う。
パグのタイソン君
このタイソン君は、今は天国に逝ってしまったご近所のワンちゃん。
我が家のシズーのアンナの作品を見て、
作ってほしいと依頼を受けて制作したもの。
初めて注文を受けて制作。
と、言っても手習いの域を出ない私にとっては、
四苦八苦、かなり研究と試行錯誤の果てに出来上がった。
(土:信楽 3.2キログラム使用。釉薬:灰マット。ガス窯)
こらが我が家のアンナちゃん。
この2匹の製作が、陶芸手習い5年目の到達点。
6年目は更なる向上をめざして作陶に励みたい。
少年と犬
今年は、今は亡き、このパピヨンのユメを
納得できる焼きものにしたい。
大きな物を作るのは中々難しく、ユメちゃんには思い入れ深く、
思うようなものが未だ制作できずにいる。
今年度の制作目標にしたい。
土の素朴な美しさ
そのたおやかさ
その激しさ
土でしか表現できないものを
作陶することを目標に頑張りたい。
日用使いの食器
皿3枚
大中小の皿
呉須染付で描くものも、私のテーマにしているもの。
これは、たたらで作ったもの。土は貫入土。
中々使い勝手はは良いが絵と焼き上がりはイマイチ。
直径13センチほどの
ほんの少し深みを持たせた
日用使いの皿二枚
たたら、土:貫入。
「焼き」があまり良くないが、使い勝手はとてもよく、毎日、よく使います。
陶芸5年目の最後に
ロクロの腕が急に上達。
ロクロは、やってもやっても思うようにやれない時期が続いていたが
なんだか急に土が、
少しだけ私の気持ちで動いているのが感じられるようになった。
その時の作品
抹茶碗
薄手で軽やかに出来上がったのには我ながら驚き。
釉薬は鉄赤。白萩。土は信楽。ガス窯。
鉄赤を濃く垂れ流したところと
水はけで薄く流したところの濃淡が
焼くことにより
微妙な色合いとなり、
土で作る思いがけぬ美しさに出会った。
先生曰く
「何年もやっていると、こういうものに出会う。
これから越えなければならぬお手本になる作品」
と講評頂いたが、
これはあくまで偶然で出来上がった作品。
計算して作ったものではないので、
これから試行錯誤して
ロクロ作りの器にも挑戦してみたい。
抹茶碗の内側。釉の白萩が底に垂れ溜まっている。ルリナマコのブルーが
アクセントになった。
陶板:こいのぼり
爽やかな5月の風をはらんで
泳ぐ鯉
吹き抜ける風が感じられる作品にしたかったが、、、
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