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ダム工事に限らず原石山の石の採掘は、階段状に火薬で爆破(ベンチカット)するのですが その一段が7mあるのです。ダンプカーなどの走路として各段に設けられていますが、歩くにはかなり面倒!機械も時速2kmではそう大きく移動も出来ません。毎日朝・晩小割発破を掛ける為積み込み場を移動しなければいけません。やっと岩陰まで移動して、後は待避所までダンプ走路を歩いて行くだけです。いつも歩いて(時には走る)出るのに ある日ふっと思いついたのが、この絶壁を飛び降りれば近い!次の日実行に移そうと絶壁に立ったのです。落ちる場所を選び、飛んだのです。不用意に飛んだため足が歩けないほど痛くて、着地の失敗をしたのです。次の日、今度は着地に重点を置き、膝のクッションを使って足の負担を和らげようと考え 飛んだのです。上手く行きましたが、ズボンの股が破けてしまって歩けない程!どうも上手く行かない!飛ぶときに飛び上がるように飛ぶと一度その位置より高くなるから落差が大きくなると思ったのです。そこで 飛び上がらないように飛ぼうと考え、絶壁の上に立ってしばらく考えながら そーっと体を前に移動して飛んだつもりが 体は倒れてるのに足は未だ岩カドに残ってるんです、慌てて蹴ったけど もう遅いのです、ムササビのように体を大文字のように広げて落ちたのです。地面に着くまで随分時間が掛ったような気がしました。勿論着地の時は一瞬に身をかがめて着地しましたけど、思わず出した右の手首骨折、両膝・左肩・頭・の打撲それでも着地後すばやく立ち上がり待避所へ歩いたのです、目の前がぐるぐる廻って おそらく酔っ払いの歩きになっていたと思います。10人ほどの作業員がその一部始終を見ていて、まっちゃん大丈夫か?と心配してくれるんですけど、大丈夫だといわざるを得ない状況だったですね(日頃強いイメージで生活してると辛いんです)主任から、明日は仕事出来るか?と問われると思わず”出ます”と言ったんです。夜になるとあちこちが痛い!送ってもらって病院に行くと先ずは手首のギブス、その他あちこち貼り薬。次の日は当然な顔して休んでしまったのです。夕方主任から呼び出しです、民家を借りて住んでる主任の家へ行ったんです。「ごめんください」と戸をあける、トタンに何か飛んで来たのです練習してたのか すごい命中で私の腹部に直撃 見るとかねの灰皿です、3枚投げられ共にいいとこ当たったのです。「入れ!」「貴様 昨日俺になんと言ったか!仕事に出るといっただろ!何故休んだ!ばかもの!!」「すみません」しかいえなかったのです。翌日から右腕ギブスで脂汗掻きながら運転しました。以後高いところは苦手です。
2002年08月25日
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人は、偶然と言うものを軽く見る傾向がある。どうしてか?何故なのか?という事を面倒臭いからか?怖いからか?追求しょうとしない!物理的な理論で答えを出そうとする。だがどうしても納得いかない、みな長い事同じ仕事をやってきてる、素人ではないのです。なのに信じられない事故!。削岩機を担いだ作業員は大石の間に落ちる時ヘルメットはとび削岩機は、別の穴に落ちて後からの大石で人は見えなくなってしまったのです10分ぐらいしてから石が落ち着き、落石がなくなったのですが、私も怖くて傍までいけないのです。人が集まってきています、「お~い静かにしろ!」気のせいか石の中から人の声が聞こえるのです。「死んではいないぞ!」私は怒鳴ったけどどうしょうも無い。けどどうかしなければ、人がいるはずのところは私しか判らない!大石をワイヤーを使って周りから一つずつ取り除く、中々はかどらない、ずーっと声を掛けつづけ かすかな声を頼りに 1時間以上掛ってやっと姿が見えたのです。石の間に落ち込み上半身は無事でしたが、下半身が大石でつぶされガタガタ!救急車で近くの病院へ、同乗して行くときささやくように「助けてくれて有難う でも死んだ方が良かった!」私は何もいえませんでした。その日の作業は中止となり、神官を呼んで山の神のお祭りとなったのです。現在の思想 理屈 理論で判断行動する時代 何百年 何千年の歴史の中で生きて来てる人類の 無形の教え いわれ しきたり を何故に現在の感覚で理屈で解釈するのか!憤りを感じた出来事でした。
2002年08月13日
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採石しているパワーショベルの前方から石山が崩れだし 運転手は機械に乗る暇も無しに20トンのショベルの上に落ちかかったのです。私は慌てて、下の段にも関わらずバックして上のショベルを見ると半分埋まるくらい、落ちてるんです。落石が落ち着いた後、歩いて上に上がって見ると 運転手はガタガタ震えているし 言葉も上滑りで何言ってるのか判らないくらいです。埋もれたショベルを見ると、運転席の変わりに座席に座るように10トンくらいな大石が乗ってるんです。運転手はその一部始終を見てたんです。もし運転手が乗っていれば、逃げもしたでしょうが、どうせ時速2kmで間に合わない!としたらあの大石が乗ってきてる事には間違いありません。ダンプもみな入って来たが 私も積み込み気分になれない!「おーい 誰か所長に知らせに帰って来い」出口に近いダンプが出て行く!。只呆然と眺めてるだけの時間が過ぎてる時 「まっちゃん 此れ 山の神のたたりじゃねーか!」 「バーカそんな事有るか!」といったものの 何かそんな気がしてきた。所長が上がってきたのですが、ビックリ仰天!「どうしますか?」「どうにも成らない、ショベル一台スクラップにしたな、ここは明日の朝からなんとかしょう、他のところは、仕事をしろー」「はい 」。「所長 ところで今夜のこの山崩れ、山の神の怒りに触れたんじゃないか?という者が居るんですが」。「なに~誰がそんなこと言うんじゃ、黙ってやれー。」急に機嫌が悪くなってしまいました。翌日のあさ、は1週間の交代日なので午前中までやるのですが、大発破掛けた後の石が大きすぎるため、小割発破をする為 人夫が削岩機を担いで大発破で崩れた山に登っていく時私のショベルの目の前で、人夫の足元の石が転んだのです、人夫も転び 大石の間に落ちたのです小さな石が外れた為段々と大きな石まで転びだし とうとう人夫の体は石の下で見えなくなって埋もれてしまッたのです…
2002年08月03日
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