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ヴィラ=ロボス指揮フランス国立管
録音年月:1956年6月7日、13日
録音場所:?
○第2楽章
・早口でも言葉は明瞭で自然。素晴らしい。
・「カリリの里を思い出させよ!」と歌い放ったあとの合奏チェロの音量を抑えた絶妙な入り方は流石に作曲者の意図を反映したものか。単なる伴奏ではなく、有機的な部分として音楽の一翼を担っていることに気付かされる。
・ラストの部分は、長い音をややクレッシエンドで盛り上げ、ブレスし、最後の音はやや絶叫に近い声で締める。
作曲者の意図が100%表現されているかどうかはともかく、時にブラジル民謡、時にバッハ、時に懐かしさ、時に哀しみが交錯する不思議な世界がここには確かに現れている。
ショーロス第10番(続き) 2006年05月01日
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ブラジル風バッハ第5番~MTT盤 2006年04月27日