ボクの音盤武者修行

ボクの音盤武者修行

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

xxtorapanxx

xxtorapanxx

バックナンバー

2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2011年01月02日
XML
カテゴリ: 今日の音盤
 新年というか年末年始をかけて、シューマンの交響曲全集を聞いてました。
 メータ指揮ウィーンフィルの演奏です。(楽天には無いみたいですね。輸入盤で出てます)
 この頃のメータは飛ぶ鳥を落とす勢いで、カラヤンの次の帝王、などと呼ばれてました。私にとっても小澤さんと並んでアイドルのような存在でした。どの演奏もかっこいいし、爽快でした。

 第1番、第4番:1976年6月録音
 第2番    :1980年6月録音
 第3番    :1981年3月録音

 ちょうどアナログからデジタルに移行する時期であり、ロスフィルで黄金時代(62~78年)を築き上げ、ニューヨークフィルに栄転する(78~91年)頃でありました。

 まさに絶頂期、乗りに乗ってる頃の勢いのある演奏です。シューマンのころころ変わる曲想にしなやかに反応しつつ、強引に音楽をクライマックスへと運んでいく、その辣腕ぶり。聴いてて心地よい。実際、シューマンをこれほど面白く聞いたことはなかったです。

 ウィーンフィルもこの次世代の帝王に全力で応えています。メータはかつてウィーンで学び、ウィーンフィルにもダブルベースのパートに参加していたこともあったそうで、そういう意味では同じ仲間という意識もあるのでしょうね。

 録音もアナログ期最後の素晴らしい完成度、デジタルの第3番も拡がり感のあるいい録音です。シューマンはちょっと、という方にお勧めします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年01月02日 16時07分13秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: