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ヨンギ氏記事「先生のみ言葉以外は、絶対に信じてはいけません。」のコメント欄に記載した通りです(以下)。「先生のみ言葉以外は、絶対に信じてはいけません。」では、三男さんは誰の言葉を信じたというのでしょうか。義父・郭錠煥氏の「養子・養女文化」を継承されたのではなかったですか。違いますか???「お父様お一人でも真の父母、お母様お一人でも真の父母」、これも文先生のみ言です。これを絶対に信じなければいけません、でしょう。ほかにヨンギ氏は何が言いたいのですか?「真の父母様宣布文サイトからもUCIは「養子養女文化」継承(警鐘)」を明確にしていました。郭錠煥氏が過去の講話で「祝福家庭は養子養女」だと語っていたことは、自称ルポライタイーtomy4509の過去記事です。それに続く「ポチも知る「真の父母様宣布文」はホンモノ!!--それを認めない養子文化」もUCI(FPA)は否定することも出来ないでしょう。さらにくわえては、「Re:cocoaさん記事『《養子》 が気に入らない独生女教団』--イエス様の三大試練とは?」は、イエス様ではなく、顕進氏に「サタンの三大試練」を当てはめたものでした。真の父母様への「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」は「Re:ヨンギ氏の「(コピー)文顕進様世界副会長就任式映像」で省略されたものは?」でも書いていたものでした。「真の父母様宣布文」でも顕進氏はどうすべきであったかは自明と言わざるをえませんでした。ところが、結果はそうはなっていなかったということです。また、「お父様有原罪 お母様無原罪」は出生時に関する問題です。自称ルポライタイーtomy4509が検証し、すでに整理済です。モーセ路程ではヨシュアはモーセの代理使命者となりました。同様に原理講論からは、再臨主はイエス様の代理使命者として来られたお方であり、イエス様の使命を継承されたときからがその位置です。「宣布文サイト」も「再臨主は行かれたように来られる――〝罪人の立場〟で逝かれたイエス」で明示していました。情報は新しくしていかなければ情報社会にはついて行けません。茶けたFAXや「カビ情報」では全く話になりません。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.29
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U-ONE NEWS 2020年5月29日号【世界平和統一家庭連合】世界平和統一家庭連合公式チャンネル真のお母様(韓鶴子総裁)の自叙伝140ページから、命がけで宣教活動した教会員たちに真のお母様の痛哭する心情が表現されているところがありますが、特に「バタフライ作戦」について語られた「Peace Starts with Me ウィーン2018」(2018年4月29日 オーストリア・ウィーン)における真のお母様のみ言をはじめ、新型コロナウイルスにより新しい生活様式が求められる中、⻘年学生圏孝情精誠 40 日路程において、パソコンやスマートフォンを活用した「青年学生圏の伝道活動や教育」のユニークな取り組みの紹介、オンラインでの取り組みの弱点である、一方的なコミュニケーションの克服にチャレンジし成果を実感した「オンライン修錬会」(八王子家庭教会 成和青年部)の特集、緊急事態宣言の解除に伴い、礼拝も再開されていく中、教会員の安全を守るための礼拝時に特化した「礼拝再開にあたって 3つの注意点」などが収録されています。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.29
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▲日本宣教55周年記念 埼玉大会【天一国元年天暦9月12日(陽10.16)】埼玉スーパーアリーナ(’PeaceTVホームページ)韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第3部 天一国安着のための私たちの使命6. 天の父母様の栄光を現す先駆者*このみ言は、2013年10月16日、日本のさいたまスーパーアリーナで開催された「日本宣教55周年及び教会創立54周年記念大会」で宣布されたものである。尊敬する内外の貴賓の皆様、平和大使、そして愛する祝福家庭、食口の皆様。きょう私たちは、この場を備えて下さった天の父母様(神様)と天地人真の父母様に、感謝と祝賀の拍手をお捧げしましょう!日本の宣教55周年を記念するこの場において、感慨無量です。その当時は、韓日間の国交正常化もなされていない時でした。しかし、天地人真の父母様、お父様は、今日を思っておられたのです。今日の日本があるようになったのは、真の父母様の赦しと愛と祝福の恩賜であったという事を忘れてはなりません。(拍手)この場を借りて、日本の元(歴代)会長、元老食口、祝福中心家庭の献身的な努力と精誠で、今日の祝福家庭二世、三世がこの国の希望となり、灯台になる立場に立てるように精誠を込めて苦労された功労を、褒めたたえて差し上げたく思います。天の摂理の歴史は、人類堕落以後、長い歳月を経ながら、ひととき、真の父母を送って下さる事の出来るその時を待ちながら、準備してこられました。今から2000年前、天はイスラエル民族を、選民思想で育ててこられました。その時、イタリア半島を中心として、ローマ帝国は世界へと通ずる道であり、強大な帝国でした。その時のイスラエル民族は、当時ローマ帝国の属国として国の主権を持つ事の出来ない状況でした。そのとき天は、メシヤを送ると約束されました。そして、天は約束を守られたのです。しかし、天の摂理を知らない、蕩減歴史を知らない人間は、正しく見つめる事が出来ませんでした。悲惨な環境にいるイスラエル民族を通したメシヤ思想は、一夜にしてローマを圧倒できる、そのような機会が来ると考えていました。しかし、メシヤはどのように来られたでしょうか。4000年間育てて送ると言った息子を送ったのに、(誕生された時)飼葉おけとは、何という事ですか。そのとき東方の博士が祝賀をしました。しかし(天が)育んできた民族が、その当時、逆にイエス様を十字架につけてしまいました。私たちは、どのように考えるべきでしょうか。4000年間、待ちに待ってこられた天のその心情がどのようであったかという事を、皆様は想像だけでも出来るでしょうか。人間の生活において子女を失った父母の心情と、比べる事が出来るでしょうか。神様は、全知全能なる方でいらっしゃいます。始まりと終わりが同じ方です。摂理の歴史を始めたので、実を結ばなければなりません。それで、ローマ帝国の環境を通して、キリスト教が形成されました。ヨーロッパ大陸を経て、キリスト教は活発に伝播されました。そして島国である英国へと渡ったのです。その後、英国は大英帝国となり、世界で「太陽が沈まない国」と言われました。天の摂理はこのように奥妙です。しかし人間に責任があり、蕩減があるという事を知らなかったのです。天がこのように苦労して、ローマ帝国時代に世界を一つに抱く事の出来る時を失ってしまって、再び大英帝国、海洋圏を中心として世界を一つに抱こうとする摂理が始まりました。しかし、あまりにも天の前に頭を上げる事の出来ない人間たちであります。キリスト教はどのようになったでしょうか。特権的な階級と制度に縛られ、清新なる信仰生活をする事が出来ませんでした。そのような時代に処した民は……。その時、17世紀、ジェームズ王の命令によってへブライ語およびギリシャ語の聖書が英語に翻訳され、多くの民たちが天のみ言に接する事が出来るようになりました。それで、聖書の教えに基づいて、自由に神様に侍ろうとする群れである清教徒が立ち上がりました。彼らは信仰の自由を求めて、新大陸へと向かうようになります。1620年、ピルグリム・ファーザーズ、清教徒たちが新大陸アメリカに移住をして定着するようになった時、彼らはまず、天に侍るための教会を建てることを願いました。そして未来を約束できる学校を建てることを願い、次に、自分たちの住む家を建てることを願いました。そのように天を敬い尊んだのです。天は彼らを祝福されました。200年という短い期間で世界を指導できる民主主義国家アメリカ、強大国が誕生しました。このように、天の摂理は奥深く、人類を訪ねてきた歩みは、あまりにも大変なものでした。第二次世界大戦が終わり、アメリカを中心とした連合国、戦勝国が敗戦国である日本を助けました。なぜ助けたのでしょうか。再臨のメシヤ、真の父母が顕現される時を迎えたからです。全世界の国家たちは一つの兄弟になりました。それを天はアメリカを立てて、見せて下さいました。しかし、摂理を知らず蕩減復帰摂理も知らなかった人間たちは、最後までしっかりと進む事が出来ませんでした。アメリカも例外ではありません。天に侍るべきであったアメリカが、だんだんと没落していく方向へと流れていきました。その時、文総裁がアメリカに向かわれました。1971年12月のことです。アメリカに行くや否や、50州を巡回されました。「私は、アメリカが病気になったので、医者として来た」、「私は、アメリカの家庭に火がついたので、消防士として来たのである」と、アメリカの50州を巡回講演し、アメリカを諭して下さったのです。アメリカは本来、神が願っておられた清教徒精神、天を第一として侍る立場で、世界を抱き、再臨のメシヤの前に責任を果たさなければなりませんでした。彼らはそれを知りませんでした。しかし、摂理の歴史は発展します。イタリア半島を中心として始まった(キリスト教)文明の発達が、今や、真の父母様が誕生された大韓半島、韓国において実を結びました。しかし、真の父母様によって日本を赦し、祝福されたのは、真の父母様ゆえです。お分かりですか。先ほど、祝辞を述べられた方々は良い話をして下さいました。母の国、エバの国、母の愛は、どのようなものでしょうか。息子が、体の具合が悪かったり、苦しんだりしている時、「私は母親である」と言って、(母である事を)喜んでばかりいられますか。日本に責任をもち、今後日本を導いていく方々が、自分の国だけを考えていては、摂理に逆行するのです。母は全世界の子女を抱かなければなりません。抱いて、教育して、真の父を紹介して、真の父母の懐に導かなければなりません。そのような責任は、日本に下さった天の祝福なのです。先ほどもお話しましたが、祝福の前には責任があるのです。責任を果たせなければ、蕩減が伴います。私たちは、歴史を通して、選ばれた民族や責任者、国が責任を果たせない時、それぞれ大きな蕩減を払ってきたのを見てきました。私がこの壇上で一つ一つ話さなくても、皆様はご存知でしょう。大きな祝福を受けた立場は自分だけの立場ではありません。全体が、世界が一つになるように責任を果たさなければならないのです。今や、地理学的にも、日本は韓国と一つにならなければなりません。最近、天正宮博物館を訪問したマレーシアの現役国会議員30人に会いました。彼らに、「マレーシア 一国が裕福であっても、アジアの20ヵ国と一つになれないとするならば、(マレーシアの繁栄に)永遠性はありません」と語りました。一つになる道のみが、生き残る事の出来る道であり、また誤りゆく、全ての地球の環境問題などを改善する方法を見つける事が出来ます。日本にも多くの問題があるでしょう。私たちが侍るべき真の父母様に侍って一つになる時、全ての問題点が一つ一つ除去されていきます。祝福を受けた日本の祝福家庭と日本の全国民が、真の父母様と一つとなって、アジアを救い、世界を救う先頭に立って下さいませんか!そうするためには、皆さんが、み言を伝えなければなりません。生命を復活させなければなりません。堕落圏から抜け出す事が出来るように助けてあげなければなりません。2013年、基元節を通して、蕩減復帰摂理は完成、完了され、天の父母様を中心とした新しい時代、新しい歴史が開かれていく天一国時代に突入した事を説明しました。そうです。天は必ず、成功され、成し遂げられるでしょう!ここに皆様が拍車をかけて、2020はもちろんですが、これから皆様の(地上における)生が終わる時まで、天の父母様の栄光を全人類70億の前に現す先駆者、先祖になって下さる事をお願いしながら、私の話を終えたいと思います。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.28
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▲PeaceTVホームページ>週刊ブリーフィング(こちら)からです。真のお母様日本主要都市巡回・訓読会の映像は03:40~からになります。韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第3部 天一国安着のための私たちの使命5. 天一国の基元節と私たちの希望*このみ言は、2012年3月6日から11日まで開催された「天地人真の父母勝利解放完成時代宣布」日本大会で宣布されたものである。尊敬する内外の貴賓、そして愛する食口の皆様!2007年以来、5年ぶりに日本を訪ね、皆様にお会いでき、とてもうれしく思います。昨年(2011年)3月の大地震と今年(2012年)の豪雪により、大変な被害に遭われた日本と日本の国民、そして食口の皆様に、心からお悔やみ申し上げます。「世界平和女性連合」が今年(2012年)で創設20周年を迎え、これまでの足跡を振り返りながら、女性連合が世界的に発展し、成長できるように背後で役事して下さった神様に栄光を帰します。そして、世界各地で活動しておられる会員の皆様、特に日本の会員の皆様の御労苦に深く感謝いたします。私はきょう、皆様に「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」のみ言を中心として「天一国の基元節と私たちの希望」という主題でお話ししようと思います。「世界平和女性連合」の創設と「世界女性時代の到来」宣布真の父母様は、1992年4月、大韓民国のソウルで、世界72ヵ国の女性代表と韓国の女性15万人が参加する中、「世界平和女性連合」創設大会を通して、「世界女性時代の到来」(註:原理講論P.321「イエス再臨以降の完成成約時代は、妻の時代、すなわち、雌牛の時代である…」)を宣布しました。この日は、全世界の女性史において重大な意味を残す偉大な歩みの始まりでした。なぜなら、この時から歴史を発展させ導いていく力の主体が、男性から女性に移り変わる世界的転換の契機になったからです。真のお父様は当時、「今まで男性たちが主導してきた戦争と暴力、抑圧と搾取、犯罪の世界を終結させ、平和と愛、そして自由があふれる理想世界を実現する真の人材が、正にこの時代の女性たちである」という事を強調し、女性連合の基本理念である「頭翼思想」と「神主義」で武装し、新しい平和運動を先導する女性指導者になりなさいと激励されました。真のお父様が天のみ旨に従って正義の道を歩む間に、不義の勢力によって迫害を受け、投獄されるつらい痛みを共に体験しながら、私は良心的で義なる女性たちによる新しい平和運動を起こす決意を固めました。また基調演説を通して、「これから私たちは、真の母、真の妻、真の娘の理想像を確立し、まず夫と子女のために生きる真の愛の運動によって理想的な家庭を結実させなければならない」ことをお願いしました。女性連合は女性のためだけの運動ではなく、理想的な家庭が集い、理想的な国家、理想的な世界を成し遂げる運動であるという点を明らかにしました。創設大会以降には、韓国の主要都市での講演を皮切りに、日本、アメリカ、ヨーロッパの8大都市をはじめ、モスクワ、オセアニア、アフリカ、アジア、中国に至るまで、女性連合の世界的組織基盤と活性化のために、世界巡回の大長征につきました。勝利的伝統を立てた真のお父様のあとに従っていく立場にあった私は、真の母として歴史上初めて対等な位置に立って女性解放を世界的に宣布しました。また、脱冷戦時代の扉を開く事において決定的な役割を果たした「神主義」を基本とする真の父母様の「頭翼思想」を、永遠の平和世界建設のための大原則として提示しました。人類が真の父母、真の夫婦、真の子女の道を喪失する事によって、もつれてしまった罪悪歴史を清算する道を教える事が、メシヤ、救世主の使命です。私は行く先々で、真のお父様は一生を通して、このメシヤ、真の父母の道を開拓してこられた方である事を満天下に明らかにしました。アダムとエバが家庭で堕落したので、復帰も家庭で成就しなければなりません。真の父母様の家庭と一体になる事によって家庭復帰が可能となり、完成勝利者となります。さらには、氏族、国家を越えて世界の統一、そして地上と天上の統一を成し遂げ、ついに神様を中心とする「太平聖代(善政による太平の世の意)」が広がるようになるのです。真のお父様は、エバの代表として私を立て、堕落の根源だけでなくそれと関連する聖書の比喩と歴史の秘密に関する全てを発表しました。エバが犯した全ての事を直接世界的に発表しなければならないみ旨があったのです。わずか3ヵ月という短い期間に地球村の至る所を訪ね歩き、世界113ヵ都市で女性大会を行って勝利したという事実は奇跡のような事でした。女性連合創設の摂理的意味がどれほど大きく必然的だったかを思い起こす出来事でした。このような精誠の限りを尽くした努力により、創設初年度に、国内外の組織と活動基盤をもつようになった女性連合の全世界の会員たちは、今、「女性の母性愛を土台とする真の愛の家庭をつくり、健全な社会、平和の世界を建設しよう」という創設精神を、具体的に実践するために活動しています。後天時代の女性の役割皆様!昨年(2011年)、韓国をはじめとして、ヨーロッパ8ヵ国、アメリカ、ナイジェリアで開催した「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」は、真の父母様の生涯において、全ての復帰摂理歴史の最終的終結と完成を宣布するための巡回路程でした。真の父母様が歩んでこられた道は歴史的標本となる伝統であるので、その道を、皆様の生涯においても模範として歩まなければならず、真の父母様が完成されたみ旨を相続し、完結させる事を誓って実践する家庭となる事を宣布するものです。真のお父様は、去る2011年3月16日、第52回聖婚記念日を迎え、罪悪と蕩減の「先天時代」を終了し、真の愛に立ち返って新天新地を成し遂げていく「後天時代」を宣布しました。今回の巡回路程を通して、後天時代の生活が展開するという事を、皆様は肝に銘じなければなりません。真の父母様の生涯路程は、自叙伝を通して皆様に伝えられています。今回の「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」が完結するまで、皆様は、真の父母の代身者、相続者となられ、真のお父様がこの地上に生きていらっしゃる間に勝利の覇権を立てるために、生涯の必勝を記録した自叙伝と実績、与えられたみ言を相続して、皆様も真の父母のように勝利される事を願う次第です。皆様は、真の父母様がそうであったように、皆様の周囲の全ての親族と一族にとっての天上への架け橋となり、天の国に一族を案内する縦的な梯子にならなければなりません。このような真の父母の宣布を受け入れて肝に銘じ、実践する事を誓って下さるよう願います。真の父母様は、新しい女性時代の到来を宣布すると共に、これまで世界各地で神様の真の愛を中心とする新しい女性運動を展開してきました。「世界平和女性連合」の各国の支部は、真の家庭の倫理確立のための多様な社会教育活動、隣人と社会のための奉仕と分かち合いの実践活動、UNの新千年開発目標(MDGs)の成就をはじめとするUN刷新活動、および国際間の交流と連帯活動、「北朝鮮愛1パーセント運動」と南北和解および統一運動を行ってきており、この他にも世界各国の支部では、それぞれその国の事情と状況によって多様な活動を展開しています。1994年の1年間、38次にわたる16万組の日韓女性が姉妹結縁を結びました。翌年には、「第二次世界大戦終戦50周年記念 日米女性姉妹結縁」の行事へとつながり、2万組の日米姉妹が誕生し、のちにはアメリカ国内の黒人と白人の女性たちの間にも拡大されました。神様の真の愛を中心として、怨讐関係の両国の女性たちが互いに抱擁し、和解する場面は、誠に美しく感動的でした。このような伝統は次元を異にして発展しました。昨年(2011年)「神様の祖国と入籍出帆大会」を通して、172人のアメリカの牧師たちが韓国の姓を付与され、その姓氏の代表と姉妹結縁を結びました。神様の国に入籍したのです。「神様の下の人類一家族」の理想が実現しつつあるのです。このような活動を基盤として、日本の女性連合のボランティアたちは、アフリカや中東、中央アジア、南米など、世界の困難な各地において、人種と宗教、国境の障壁を越えて、学校を建て、技術を教えるなど、愛と精誠で献身的な奉仕活動を展開しながら、女性連合の世界的な活動基盤を築きました。私たちがもっているものの中から1パーセントを分け合う心を意味する「北朝鮮愛1パーセント運動」は、現在、全世界の女性連合の支部が連帯して展開しており、その活動と支援領域を広げようと、「地球家族愛1パーセント運動」に拡大して展開しています。女性連合は、これまでこのような多様な活動を行いながら、世界各国の女性指導者が大挙して参加し、真の平和世界建設のための女性の役割について、お互いの経験と知恵を分かち合いつつ、真に「世界は一つであり、人類は一家族」という強い連帯感をもつようになりました。何よりも世界的に有名な女性指導者たちと共に深い情の交わりをもった事は、私たち女性連合の大きな資産であると言えるでしょう。今日の摂理的意味愛する食口の皆様!私たち夫婦が一生の間、世界平和のために創設し、運営してきた世界的規模の組織と機構も数百に及んでいます。宗教、社会、文化、体育、教育、言論など、多くの分野に天文学的な支援を行い、人類救援と平和増進のために成功裏に発展させています。ここまで来れば「一人の人間として、万人の祝福の中で自らの人生を振り返り、満足して余生を楽しむ資格がある」と称える事でしょう。また「あらゆる重荷を下ろして、もう思い残すことなく天と共に『人生90年の成功』を誇って暮らしなさい」と言うでしょう。しかし、私たち夫婦の生涯は、世俗的な目で見て分かる、そのような次元の人生ではありません。人類の縦的真の父母であられる神様の印を受け、実体の真の父母の使命を完遂しなければならない私たち夫婦は、今、実体の天一国完成まで最後の1年を残し、いつの時よりも深刻な日々を生きています。90年の生涯を捧げて生きてきた真のお父様の生涯は、天宙の真の父母であられる神様を解放し、父母の位置を取り戻して差し上げ、死亡圏であえいでいる人類を救い、神様の懐にお返しするものでした。このみ旨のために、真の父母様は孤独な立場で万難を排して勝利し、父母を失った孤児の身の上に転落してしまった無知蒙昧な人類を導き、世界の救援の道を歩んできました。人間始祖の堕落によって偽りの血統を受け継いだ人間は、その誰もがサタンの束縛から抜け出す事が出来ないまま、今も暗闇の中をさまよっているではありませんか。70億の人類を導き、地上天国創建の道を歩んでいく私たち夫婦の人生が、どうして深刻でないことがあるでしょうか。皆様!今日、私たちが生きているこの時代は、歴史的な大天宙的革命期です。歴史を変え、霊界と地上界を一つにして、神様が太初から願ってこられた理想天国をこの地上に創建しなければならない大天宙的革命期です。これ以上、延期したり延長したりする時間はありません。天は既に2013年1月13日を「基元節」として宣布しました。実体的天一国の始発であり、起源となる日が、正にその日なのです。1年も残っていません。したがって、人類は今、天の命令に謙虚な姿勢で従順にならなければならない時です。平和の王であられる神様の実体として、地上界で摂理を経綸している真の父母様の導きに従い、残された1年間を全力投球、生死の決断をしなければならない宿命的な時間が、今日の私たちの前に近づいてきたのです。霊界の全ての善霊たちも総動員され、皆様よりも一歩先に立ち、再臨して走っています。日本の使命と祝福愛する日本の食口の皆様!今は太平洋文明圏時代です。この時代の中心国は、韓国と日本です。アダム国家は韓国であり、エバ国家は日本です。そして天使長国家は周辺のアメリカ、中国、そしてロシアです。これは神様が選択したことです。日本がエバ国家の使命を果たすためには、新しいエバ国家の伝統を韓国の女性の世界に連結しなければなりません。それは、女性連合の創設を通して成し遂げる事が出来たのです。日本は、エバ国家を超えて、母の国としての摂理的位置をもっています。これまで蕩減復帰の路程において、娘の役割と妻の役割を担い、責任と義務を果たそうと先頭に立ってきました。しかし、エバ国として日本が天のみ旨に従って、その使命を成し遂げるべきでしたが、かえって真のお父様の入国を反対し、活動を迫害しています。このような日本に対して私は、夫婦一心一体の愛の心情をもって、天の心情と事情、そして日本に願われるところを教え、伝えてきました。真の父母様は、日本を摂理的にエバの国としての使命、すなわち復帰されたエバ国家として、父に対する娘の立場、新郎を迎える事の出来る新婦の立場、夫に対する妻の立場を超えた母の国として立てるために心血を注いでいらっしゃいます。それは、常に新しい生命と愛を吹き入れることによって、新しい生命に復活させ、救おうとされる真の父母様の限りない愛と精誠が込められた犠牲の路程であることを、いま一度かみしめなければなりません。どの国の女性連合の会員よりも日本の会員たちが先頭に立ち、より熱心に奮発しなければならない理由がここにあるのです。皆様!すでに真の父母様は人類のための遺言を準備して残しました。一生に6、7度もの生死を行き来する獄苦を経ながらも勝利し、準備された遺言書です。永遠の人類の教材・教本として8種類の本を残しました。巻数で言えば1000巻を超える分量です。『文鮮明先生み言選集』、『原理講論』、『天聖経』、『家庭盟誓』、『平和神経』、『天国を開く門 真の家庭』、『平和の主人、血統の主人』、『世界経典』など8種類の書籍です。これらの教本は、皆様が霊界に入っていっても読んで学ばなければならない本です。決して人間の頭脳から出た言葉や教えではありません。天がかわいそうな人類を救援するために下さった、天道を教える教材・教本だからです。まず皆様の家庭で上記に列挙した教材・教本を中心として、訓読会の伝統を立てなければなりません。一つの家族3代が新たな一日を始めるにあたって、天のみ言を訓読し、新たな心で訓読の生活を実践する伝統を立てなさいという事です。毎日霊界と肉界が真の父母様に侍ってみ言を訓読する世の中をつくろうという事です。このようになれば、いくらサタンが皆様の血統に乗じて蠢動するとしても、訓読会の伝統の前では立つ場がなくなるのです。「正午定着」の基準で影のない人生を生きていく家庭に、神様の祝福が下らないとすれば、誰にその祝福を下さるというのでしょうか。このような天の家庭がこの地に満ちる時、自動的に「ワン・ファミリー・アンダー・ゴッド(One Family Under God)Jのみ旨が完成した地上・天上天国となるでしょう。皆様!真のお父様の一生を率直にそのまままとめて公開した自叙伝が3年前(2009年)に出版されました。この本を通して、人類のための天のみ旨がどこにあり、子女である私たち人間の歩むべき道がどこにあるかが詳しく示されています。「初不得三(精進すれば必ず成功するという意味)」、「七転八起」の典型的な人生でした。私はこの本もまた、訓読教材・教本に引けを取らない、実証的次元で真なる真理の人生を見せてくれる教本であると、自信をもって皆様に勧める次第です。天命に従って90年の生涯を歩んできた真のお父様の人生をそのまままとめたこの真の愛の記録をもう一度精読され、大いなる悟りを受けて下さる事を願います。USED【送料無料】平和を愛する世界人として—文鮮明自叙伝 [Tankobon Hardcover] 文 鮮明; 鮮明, 文 and 文鮮明師自叙伝日本語版出版委員会貴賓の皆様!このような深刻で貴い時代を迎えて、皆様の人生にも革命的で天宙的な変化が訪れるべきでしょう。そのような意味で、天が下さるきょうのメッセージをもう一度要約してみます。第1に、全ての祝福家庭は、家庭の中で神様を中心にお迎えし、父母と子女が完全に一つになる訓読教育を毎日実践しなさいという事です。原理教育、真の父母様が下さった教材・教本教育、真の父母様の自叙伝の内容の教育、そして原理本体論の絶対「性」教育を徹底的に行わなければなりません。第2に、天は既に重生と復活の聖和権の恩賜を家庭単位まで許諾されたのです。ここには、父母と子女間の完全一体を必要条件としています。絶対父母と絶対子女の基準を立てて、絶対家庭を立てなさいという事です。第3に、今や真の父母様の血と汗がにじむ苦難の恩賜により、人類は蕩減復帰の時代圏を抜け出したというのです。したがって、私たちはみな、真の父母様の御在世時に、家庭、氏族、民族、国家、世界まで、地獄圏を解放すべき責任がある事を忘れてはいけません。蕩減復帰時代が終わったので、これからどのような時代が到来するのでしょうか。神様と真の父母様を中心とした勝利圏の太平聖代だけが永遠に続くようになるでしょう。第4に、今や私たちは神様の直接主管圏時代に進入しているという事です。皆様!天が宣布したDデーまで1年しか残っていないと言いました。霊界の家族までも地上に再臨させ、原理本体論の教育を受けるようにして、一つの家庭で8代まで苦楽を共にしながら共に暮らすべき天宙安息圏の時代に入ったという事実を肝に銘じ、さらに銘じて下さる様にお願いします。皆様!真のお父様が、宗教世界と地上世界、霊界と肉界、カインとアベルの世界のための大会の終結、完了に向けて努力してきた総論的結論をお話しいたします。これまでの歴史過程には、このような内容が出てくる事が出来ませんでした。今の時は、神様が摂理を完結され、最終段階の収穫をする時です。ネパールでは、きょうこの時刻にも真の父母様が伝授した原理本体論を、国営放送局を通して全国民に教育しています。UNを中心とした活動も、今や本格的に軌道に乗っています。私たち夫婦が創設した「世界平和女性連合」が、UNの本来の設立目的と志に一致する活動を広げてきた実績が認められ、UNに登録されている3400以上のNGOグループの中でも、最上位のグループである第1領域に属している事はもちろん、女性の人権と子供たちの貧困問題と教育問題の解決のための活動に卓越した実績をおさめています。既に何度か受賞もしています。またUNの新千年開発目標(MDGs)に合致した多くの活動を国内外で展開しながら、1997年に承認されて以来、4年ごとに実施される再審査において、2010年3度目の再承認を受ける快挙を成し遂げました。真の母の道愛する日本食口の皆様!日本女性連合は今後、より積極的に平和統一思想と理念を中心に会員の教育に拍車をかけ、対外的には真の家庭の倫理確立と平和世界の実現に対して備える女性指導者たちを養成しなければなりません。そして「人類一家族平和世界」の理想実現のために、女性指導者たちの国際的なネットワーク構築にも努力を惜しんではいけません。また、神様が基本的に私たちに賦与された貴い本性と価値をより一層大切に育て、訓練し、会員各自が母の愛と母性を備えた、かぐわしい女性指導者となるよう努力しなければなりません。そうして、私たちの家庭と社会に愛と平和を植え、さらには平和な地球村建設の先頭に立ち、「人類一家族平和世界」のために最善の努力を傾けなければなりません。日本は摂理的に見ると、エバ国家の使命をもっています。そのため、日本には異質な二人の息子がいます。それが北朝鮮系の朝鮮総連と韓国系の民団です。朝鮮総連と民団を一つにしなければ、エバ国家として立つ事が出来ません。カインとアベルのような朝鮮総連と民団が一つになる事によって、エバがこれを抱えていき、その伝統を韓半島に連結させなければならないのです。とりわけ韓国と日本の女性連合の会員たちは一体となって、新しい国家の復帰という目標を定め、神様が求めてこられた神の国を復帰させる時まで進んで行かなければなりません。皆様!今や世界は、真の父母様を中心として回っています。歴史的に怨讐だった韓国と日本、日本とアメリカ、アメリカとロシアのような国々も、ルーシェルから受けた堕落の血統を根絶して、新しい天の血統を伝授されるために、交体祝福結婚に汎国家的な次元で参与するようになるでしょう。真の父母様が満天下に宣布して推進中である、日韓海底トンネル・プロジェクトとべーリング海峡トンネル事業も、世界的な次元で宗教人たちが先頭に立ち、解放された神様をお迎えして完成するでしょう。この世から神様の実存を否定する無神論の思想、すなわち共産主義を廃棄し、神様が理想とされた「万民疎通・和通(万民が相和して行き交う意)」の世界を成し遂げていくでしょう。私たちの目的地はこの世の果てですが、私たちの出発点は正に「私」の心と体が真の愛を中心に一つになるところから始まらなければならないという事実を忘れないで下さい。そして、私の家庭が永遠の幸福と真の愛の定着地になる時、私たちが願う理想の国、理想の世界が結実する事を肝に銘じなければなりません。皆様全員は、この歴史的で摂理的な革命の隊列において勝利者になって下さい。天地人真の父母様を通して賜る天運が皆様と共にあるでしょう。これが「世界平和女性連合」が神様と真の父母様、そして私たちの隣人と社会から愛され、真正な人生の恵みと幸福を感じる真の母の道であるからです。信仰とは愛であり、希望である愛する食口の皆様!私たちは、神様の秘密を知り、全ての事を蕩減して勝利した基台を立てられた真の父母様に侍っています。皆様は子女の立場にあります。私たちは、神様の夢を実現して差し上げる立場にあるがゆえに、幸福な人たちです。私たちは全ての事を知っているのですから、真の父母様が見せて下さった通りに実践していけばよいのです。幸福は、自分だけがもっていれば小さくなり、分かち合うほど大きくなるのです。私によって、私の隣人や氏族、国家、世界が幸福になる事が出来るのです。愛する食口の皆様!今年2012年は重要な時です。世界の多くの国々で新しい指導者を選出する選挙が予定されています。天が願う政府が立つことを祈らなければなりません。摂理的にも、基元節まで1年しか残っていません。最善を尽くして行動する道こそ、私たちが生きる道です。真のお父様は、若い人に劣らず常に第一線で摂理を考えられ、企画され、未来の計画を尋ね求めておられます。真のお父様は今も、「忙しく走りながら生きる、そのような生活をする」と常に語られます。最善を尽くされているのです。地球上で最も寒い南極大陸に棲む皇帝ペンギンのヒナに対する愛は、最高という表現を通り越して崇高そのものです。零下50度以下の過酷な寒さの中でも、種族を繁殖させようという希望を抱いているので、そのような崇高な愛が可能なのです。信仰とは愛であり、希望です。皆様にも愛と希望がありますか。私たちには、いかなる愛よりも貴い、神様と真の父母様の真の愛があり、いかなる希望よりも大きい天一国創建の願いがあります。真の父母様は皆様を愛し、日本の役割に大きな期待をかけていらっしゃいます。今回の機会が、皆様が真の父母様と心情的により一層一つになる機会となる事を願います。どうか今日のみ言をよく心に刻み、2012年を勝利する年へと導いて下さる事を願います。皆様と皆様の家庭、そして皆様の国家の上に天の祝福が共にある事を、真の父母様の名によってお祈りします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.27
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真の父母様宣布文サイトからの新着です。2020.5.25 「独自の『神観』に基づいて〝虚偽〟をかたる中村仁史氏―― 分派による、真のお母様批判の常套手段〝み言改ざん〟に要注意!」を掲載しました。詳細は宣布文ホームページから確認していただければ、以下に一部を引用しました。(1) 「家庭連合の神観は『天の父』と『天の母』の二元論の神」と批判する誤り① 「天の父母様」は真のお父様のみ言であり、〝一元論の神〟である 中村仁史氏は、1988年10月14日の真のお父様のみ言を、次のように翻訳します。 「神様は1人ですか、2人ですか?(「2人です」)。何ですか?(「天の父と天の母のお2人です」)。それが2人ですか、1人でしょう? 2つの性稟が入っているのです。(あなたには)良心がありますか、ありませんか?(「あります」)。体がありますか、ありませんか?(「あります」)。その2つが一つになって1人の女性です。(神様は)性稟は2つありますが、体は男性的主体としていらっしゃるということです。その男性格主体というのは何ですか? 女性格主体がいれば、また他の男性格主体がいなければならないという話になるので、二元論になるというのです。二元論にひっくり返ります。ですから、永遠に一元論になろうとするので、(神様は)この男性と女性の中和体として主体的な性稟をもつ男性型としていらっしゃるということです」 (マルスム選集182-61、中村仁史氏の翻訳は茶色の文字で表記)(註:「中村仁史氏ビデオ第2弾「真のお父様の神観と、家庭連合の神観との違い」から」(2020.02.25)ビデオ映像から実際のものです。 ↓) この中村仁史氏の翻訳は、正確ではありません。部分的に省略したり、意味合いを変えたりしています。そのように改ざんする目的は、「天の父と天の母」という神観を、真のお父様が〝問題視〟しておられるかのように読ませるためです。中村仁史氏が翻訳する際、彼が省略し、意味合いを変えて表現した部分を以下、青い文字で示します。 「神様は1人ですか、2人ですか? (「2人です」)。何がですか? 神様は1人…。朴ジョンミンなのか、何と言うジョンミンなのか、2人だと言うの? (「天の父と天の母のお2人です」)。それが2人ですか? 1人でしょう。 2つの性稟が入っているでしょう。その朴ジョンミンは(あなたには)良心がありますか、ありませんか? (「あります」)。体がありますか、ありませんか? (「あります」)。それは2つですが、合わせて朴ジョンミンという(体は)1人の女性です。 (それと同様に神様は)性稟は2つありますが、体は男性格主体としていらっしゃるということです。その男性格主体というのは何ですか? 女性格主体であれば、どれほどいいですか。女性格主体がいれば、また他の男性格がいなければならないという話になるので、二元論になるというのです。分かりますか? 二元論にひっくり返ります。ですから、永遠に一元論になろうとすれば、 (神様は)この男性と女性の中和体として主体的な性稟をもつ男性形としていらっしゃるということです」 (マルスム選集182-63、青い文字は、中村仁史氏が削除したり、意味合いを変えて翻訳した部分)…(省略)…(2)真のお母様が「原罪を持って生まれた」というみ言は存在しない…(省略)…元・光言社職員・中村仁史氏は「翻訳者」という職歴でビデオ出演して語っていましたから、当然、教理研究院が間違った翻訳をしているというのであればその反論があって然るべきでしょう。自称ルポライタイーtomy4509もまた、韓国語の原文「マルスム選集182-61」とやらをを調べてみました。実際には63ページにその記載がありました。(以下はサンクチュアリ教会サイトからのペーストですから、サンクの方も文句はないでしょう。)もちろん、私自身は韓国語は象形文字みたいなものですから、「朴ジョンミン(박정민)」だけを調べたところ、やはり、教理研究院の翻訳通りに「박정민」が存在しました。皆さんは、サンクの中村氏と教理研究院の翻訳では、どちらが正しいと思われますか?http://cafe.daum.net/rainbowKINGDOM/HjjW/44063아니고 아들도 아닌데 그 관계가 귀한 거예요. 그 관계가 무엇이냐? 부자 의 관계를 영원히 갈라놓을 수 없는 힘이 참된 사랑이라는 거예요. 그렇기 때 문에 하나님의 참된 사랑은 혼자 이루지 못한다는 말이 되는 거예요. 알겠어 요? 오늘 기독교인들이 말하기를 하나님은 참된 사랑의 주체이시기에 무엇이 든지 마음대로 한다고 그런다구요. 천만에! 하나님 자신도 관계할 수 있는 대 상이 없게 될 때는 하나님이 제일 귀하게 여기는 사랑을 세울 수 없다 그 말 이예요. 그러면 하나님이 혼자예요, 둘이예요? 「둘입니다」 뭣이야? 하나님은 혼자…. 박정민인지 무슨 정민인지 둘이라고 그래? 「하나님 아버지하고 하나 님 어머니하고 두 분입니다」 그게 둘인가 하나지. 두 성품이 들어가 있지. 그 박정민이 양심 있어, 없어? 「있어요」 몸뚱이 있어, 없어? 「있어요」 그 둘인데 합해 가지고 박정민이 여자 하나예요. 성품은 둘이 있지만 체(體)는 남성격 주체로 계신다 이거예요. 그 남성격 주체라는 게 뭣이냐? 여성격 주체면 얼마나 좋겠나 그거예요. 여성격 주체가 있으면 또 다른 남성격이 있어야 된다는 말이 되기 때문에 이 원론이 된다구요. 알겠어요? 이원론에 나가떨어지는 거예요. 그렇기 때문에 영원히 일원론이 되려니 이 남성 여성의 중화체(中和體)로서 주체적인 성품 을 가진 남자형으로 계신다 이거예요. 그러면 왜 남자형이냐? 남자는 여자를 거느려야 할 책임이 있다는 거예 요. 뒤로 와도 거느리고, 옆으로 와도 거느리고, 이쪽으로 와도 거느리고, 이 쪽으로 와도 거느리고, 위로 와도 거느릴 줄 알아야 돼요. 여자는? 여자는 진짜 주체 되는 남자 앞에…. 여자가 제일 빠른 속도, 제 일 빠른 속도가 몇 마일일까? 아까 빛처럼 초속 3억 미터나 되는 속도로 여 자가 주체 되는, 참다운 주체를 만나 가지고 서쪽으로 그저 휘―익 가서 싹 부딪치더라도 남자는 핑 몇 바퀴 돌 뿐이지 금방 수습한다는 거예요. 그거 무 슨 말인지 알겠어요? 그거 돌면서 수습해야지, 비실비실 나가떨어지면 안 되 는 거예요. 그게 그렇게 되어 있어요. 그렇기 때문에 남자는 여자를 거느려야 되고, 또 부모는 자식들을 거느려 야 돼요, 동서남북으로. 사람은 다 그걸 원하는 거예요. 그렇기 때ところで、先に「皆さんはどう思われますか?」と、問うた私でしたが、実は、愚問でした。「ファミリー」1989.1月号からは、中村仁史氏以外の方が翻訳した1988年10月14日の真のお父様のみ言がすでに掲載されていました。しかも、ごく最近の私のブログ記事でも紹介していたものです。「「宇宙の根本は父子の関係」(1988.10.14、ソウル本部教会)」(2020.03.29)からです(以下)。 では、神は一人でしょうか、二人でしょうか? (二人です)。天のお父様と天のお母様という二人ではなく、神には二つの性稟が入っているのです。今答えた人は良心がありますか。ありませんか? 体がありますか、ありませんか? それら二つが合わさってあなたという一人の女性なのです。神の性稟は二つありますが、体は男性格主体となっているのです。では、男性格主体というのはいったい何でしょうか。女性格主体であればどんなにいいでしょうか。しかし女性格主体といった時には、別に男性格が存在しなければならないので二元論になってしまうのです。分かりましたか。二元論になってしまうというのです。神は永遠に一元論であられるために、男性、女性の中和体として、主体的な性稟をもった初めての男性形なのです。上記からも、教理研究院に軍配が上がりました。サンクチュアリ教会の元光言社職員・中村仁史氏過去に「翻訳者」の職歴を自負されていましたが、「彼のみ言改ざんにも要注意!」です!!一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.26
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▲アメリカと神様のみ旨 - ワシントンモニュメント大会40周年記念大会 (2016.9.17 PeaceTVホームページから)韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第3部 天一国安着のための私たちの使命4. 真の愛・真の幸福・真の平和の世界建設*このみ言は、2016年9月17日にアメリカのワシントン・モニュメント広場で開催されたワシントン・モニュメント大会40周年記念大会で宣布されたもので、文善進世界会長が代読した。尊敬する指導者、平和大使、アメリカ聖職者会議(ACLC)の会員の皆様、そして愛する祝福家庭と食口の皆様!アメリカの復興のために1976年に建国200周年を記念して開催された歴史的なワシントン・モニュメント大会の40周年を記念するために集まって下さった皆様に、まずは深甚なる感謝の挨拶を申し上げます。神様と真の父母がアメリカに願われること40年前、私の夫である文鮮明総裁は「神様のみ旨とアメリカ」という題名のみ言を語られました。そのみ言の中には、アメリカに向けた神様のみ旨とそのみ旨に添うために50年以上アメリカのために全ての精誠を尽くして生きてきた私たち夫婦の核心的な教えが溶け込んでいます。この場をお借りして、40年前の大会と同じように、神様と真の父母がこのアメリカに対して願われる事が何であるかという事について、しばらく考えてみる時間をもとうと思います。今は聖和された文鮮明総裁は、御自身の魂と心情をそのみ言の中に込められました。アメリカは、神様を中心とした世界平和のためにビジョンと希望を与える灯台となるべき使命をもっています。この国をして、その使命と責任を悟らせるために、神様は文鮮明総裁と私をこのアメリカの地に送られました。皆様!私は40年前、当時の大会をあたかも昨日の事の様に生き生きと覚えています。当時、アメリカに向かって叫ばれた文総裁のみ言は、いつも私の胸中に刻まれています。そのみ言は、今日相変わらず病んでいるアメリカが治癒されるために必要な処方箋です。私の夫が40年前に全ての思いと精誠を尽くして叫ばれたビジョンを、アメリカとアメリカ国民が受け入れてくれる事を希望しながら、私が今もどれほど多くの夜を明かして神様に祈り、涙を流しているか、皆様には分からないでしょう。当時、ほとんどの人たちは見ても見えず、聞いても聞こえませんでした。それにもかかわらず、私たち夫婦は諦めませんでした。文総裁と私は、瞬間ごとに神様に侍り、そのみ旨を成し遂げるために生きてきました。指導者の皆様!今日の世界は、本来、神様が御計画なさった本然の創造理想とは相当な乖離がある、悲惨で悲劇的な状況に置かれています。世界の中に生きている個人、家庭、社会、国家は、絶え間ない紛争と葛藤、分裂を経験しており、テロ問題、銃器問題、家庭問題、貧困問題、人種問題、気候問題や、神様の下さった美しい地球が私たちの生存を脅かすほどに破壊されつつあるという便りが、毎日主要ニュースとして報道されています。神様の理想から掛け離れたこのような現実を見ると、人類の縦的真の父母であられる神様は、どこの誰よりも苦しんでおられ、息子、娘の苦痛と悲しみを目撃しながら、言い表す事の出来ない苦痛と悲しみを感じておられます。そのような神様の御事情を誰よりもよく知っているがゆえに、人類の横的真の父母であられる文総裁と私もまた、そのような心情を感じ、共に痛く感じているのです。神様の願いと人間の責任分担指導者の皆様!神様の願いは、人類を復帰し、神様の下の一家族を成し遂げて、真の愛と真の生命、そして真の心情の天宙共同体をおつくりになる事です。しかし、神様の摂理は、人間の責任分担を完成した基台の上でのみ完成されるのです。息子、娘である私たちが神様のみ旨に従い、そのみ旨のために実践躬行するようになれば、歴史が復帰に向かって前進するようになり、み旨が成し遂げられるでしょう。反対に、私たちが神様のみ旨に従う事が出来なければ、その摂理は中断され、延長されます。この場に参加していらっしゃる指導者の方々の中でも特に宗教指導者の方は、この点を明確に理解して胸に刻んで下さるよう願います。なぜなら、宗教的な預言者と信仰者が主導してきた宗教の本来の使命と目的は、神様の理想を実現し得る道を案内する事だからです。それは、イエス様の使命であり、教えの核心でした。私たちがみな知っているように、イエス様は神様の独り子、メシヤとしてこの地に現れましたが、人間の無知と準備できなかった環境圏によって激しい迫害と反対を受けました。ついにイエス様は予定されていなかった十字架の道を行ったのであり、神様が4000年間、日増しに強まる気持ちで準備し、願われた摂理の完成は再び延長してしまいました。血と汗と涙の4000年間の摂理が再び延長されたのです。しかし、神様は人類の真の父母であるがゆえに、御自身の子女たちのために再び摂理を経綸せざるを得ませんでした。ところが、神様は、魔法の杖を振るようにして摂理を完成させる事は出来ません。神様の摂理には、必ず蕩減と人間の責任分担があります。結局、その責任分担は、人間がどれほど神様のみ旨に従って実践するかという事です。尊敬する指導者の皆様!歴史的に見ると、神様の摂理は、いかなる迫害や反対があったとしても絶え間なく発展し、前進してきました。なぜなら、人類を子女とされる神様の真の愛を中心とする心情は、絶対的で永遠だからです。ですから、イエス様は亡くなりましたが、神様の祝福を受けたキリスト教が今日、全世界に広まって摂理を完成し得る礎石をすえたのであり、摂理のためにその中心にアメリカをお使いになろうと祝福し、保護し、導いてこられたのです。このような神様のみ旨を知っていたがゆえに、文鮮明総裁と私は、天の摂理に対する確かな使命感を抱いて1971年にアメリカに来ました。そして、アメリカが、神様の計画された本然の使命とその責任を全う出来るように悟らせるために全てを投入しました。当時、アメリカは退廃の一途をたどっており、道徳的、霊的な全ての基盤が崩れつつありました。ですから、私たち夫婦は、病んでいるこの国を治癒する医者や、火事が起こったこの国の火を消す消防土の切迫した気持ちで、アメリカを生かすために精誠を尽くしました。しかし、私たち夫婦は絶え間ない迫害と反対を受け、真の子女たちは皆様の知らない途方もない犠牲を払わなければなりませんでした。それにもかかわらず、私たち夫婦は、神様のみ旨のためだけに全てを捨て、死生決断、全力投球の姿勢で真の愛の献身的な人生を送りました。アメリカが責任を完遂すべき指導者の皆様!皆様は、私たち夫婦が神様の願いを成し遂げて差し上げるために、どのような人生を生きてきたのかを見てきました。皆様は、天から祝福されたアメリカが危機に陥った時、孤独な身でこちらに来て、数多くの迫害の中でアメリカを生かすために私たち夫婦がどのような人生を生きてきたのかを見てきました。皆様に真実を見つめる事の出来る目と真実を聞く事の出来る耳があるならば、私たち夫婦の人生が誰のための人生であり、何のための人生であったのかがとても良く分かるでしょう。今、アメリカはどの時よりも霊的な復活を切実に必要としています。どこの誰がこの事実を否認できるでしょうか。1976年に開催されたニューヨーク・ヤンキースタジアム大会とワシントン・モニュメント大会だけでなく、去る40年間に開催された数多くの大会の目的は、アメリカの摂理的な責任を悟らせる事でした。皆様!私がもっている最も悲しい記憶の中の一つは、アメリカの偏見と無知によって文総裁が不当にダンベリーで監獄生活を余儀なくした事です。この国のために御自身の全ての人生を捧げられた方がこの国から迫害と反対を受けたのです。神様は、その無知が醸し出した悲惨な状況を御覧になって、痛哭の涙を流されなければなりませんでした。尊敬する指導者の皆様!神様がこのアメリカに大いなる祝福を与えて下さいましたが、その祝福はアメリカだけのものではありません。神様の摂理について見ると、アメリカは長子の国家として他の国家のために生きなければならない使命をもっています。アメリカは、心情文化の世界と神様の下の一家族の理想が実現されるように世界的な復興を主導するために召命を受けました。きょう私は、摂理の長子の国家として祝福を受けたアメリカに「アメリカよ!神様の摂理のために再び立ち上がるべきであり、絶対に失敗してはいけない」と言いたいです。この国を建てるために犠牲になったピルグリム・ファーザーズと、この国を守るために命を捧げた忠臣たちのために、アメリカは必ず責任を成し遂げなければなりません。指導者の皆様!今、アメリカは深刻な危機に置かれています。この困難な危機を克服し、神様の理想を実現するためには、キリスト教の指導者だけでなく、すべての宗派の指導者が神様のみ旨を中心として一つにならなければなりません。ですから、人種、民族、性別、地位、文化、信仰と宗教の障壁を越え、「神様の下の一家族」の理想を実現しなければなりません。併せて、宗教指導者とこの国の為政者は、自分の利益を越え、この国だけではなく世界の利益のために協力しなければなりません。霊的な宗教指導者のように為政者が「ために生きる生活」を実践躬行する時、神様を中心としたグッド・ガバナンス(Good Governance)が実現されるのです。指導者の皆様!最近、私は世界平和のために「天宙平和連合(UPF)」を中心として「世界平和国会議員連合」の創設を主導しています。アジア、オセアニア、中華圏、アフリカ、ヨーロッパ、中東、中南米大陸で議員連合が創設され、12月にはワシントンD.C.でも創設される予定です。同時に、私は国民が選出した国会議員に、自国の利益を越え、世界平和のために和合し、協力して、神様が願われる共生・共栄・共義主義に基づいた一つの共同体を形成するために先頭に立ってくれるよう督励しています。アメリカをはじめとする194ヵ国の国家が緊密に協力し、今日、世界平和を阻害する気候問題、人権問題、宗教的な極端主義問題などの解決を企図しています。特に「神様の下の人類一家族」の理想を成し遂げるために、摂理の長子の国家であるアメリカは、どの国よりもこのビジョンと理想の完成のために先頭に立たなければなりません。神様の摂理のために共に協力することを約束しよう尊敬する指導者の皆様!今まで私たち夫婦がこの国にあらゆる精誠を投入したのは、神様のみ旨のためでした。アメリカは摂理の長子の国家としてその責任を全う出来ませんでしたが、神様はアメリカをあきらめてはいません。しかし、神様も永遠に待っているわけにはいきません。今日、世界は神様のみ旨とは正反対の方向へと動いています。神様は、個人だけではなく国全体が御自身の側に立ち、真の愛を中心として変化と革新の原動力になってくれる事を願われています。したがって、神様の摂理のために、そして73億の人類のために、私たちは共に協力する事を約束しましょう。共に立ち上がることを約束します。皆様!そのようになさいますか。神様と真の父母が皆様の決意と約束を信じてもよろしいですか。皆様がそのように決意するならば、神様と真の父母に、私たちの決意を込めて拍手を送って下さい。皆様!きょう私たちは40年前にあった大会を記念するだけではなく、その時始まった摂理を完成、完結させるためにこの場に集まりました。もうこれ以上の遅延はあり得ません。私たちは共同体よりも個人を指向する個人主義の全ての要素を清算しなければなりません。そして、神様の下の一家族として互いに愛し合い、見守り、仕え、和合しなければなりません。神様と真の父母様を中心として一つになって共にあれば、私たちは真の愛と真の幸福、そして真の平和の世界を建設する事が出来ます。それがアメリカの使命です。神様が理想とされた本然のモデル国家をアメリカに完成させて、神様と真の父母様を中心とした真の平和の世界をつくっていきましょう。きょう人類の縦的真の父母であられる神様がこの場に私たちと共にいらっしゃいます。また人類の横的真の父母であられる、聖和された文鮮明総裁もこの場に私たちと共にいらっしゃいます。神様と文鮮明・真のお父様がこの場にいらっしゃるとしたら、私たちに何を願われるでしょうか。私たちが再び立ち上がり、アメリカを、神様と真の父母様を中心とした一方向、一つの目的に導き、アメリカの使命と責任を完成する事を願われることでしょう。そうして、神様が祝福なさったアメリカが、真の父母様を中心とした「神様の下の人類一家族」の理想を実現し、全人類を御自身の真の子女として再び抱く事を切に願われることでしょう。摂理史的に非常に重要なこの時期に、神様と真の父母が望まれ、願われるみ旨を成し遂げて差し上げる皆様となる事を祈ります。神様の祝福が皆様と皆様の家庭、そしてアメリカに永遠に共にある事を祈ります。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.25
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▲God Bless America Family Festival (2016.6.5 ニューヨーク・ベルベディア:PeaceTVホームページ)韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第3部 天一国安着のための私たちの使命3. 新しい心情文化革命*このみ言は2016年6月5日にアメリカ、ベルべディア修練所の野外広場で開催されたニューヨーク・ヤンキースタジア厶大会40周年記念行事で宣布されたものである。愛する食口の皆様、祝福家庭、平和大使、アメリカ聖職者会議(ACLC)の会員の皆様!お会いできてうれしく思います。きょう、ヤンキースタジアム大会40周年を記念しながら、しばし考えてみようと思うのは、「天の父母様と真の父母様は、今、アメリカに何を願っておられるのか」という事です。キリスト教の2000年歴史は独り娘を捜し求めてきた摂理歴史神様は天地を創造され、御自身の夢をかなえる事の出来る人類始祖アダムとエバを創造されました。特別に人間には責任分担を与えられました。しかしながら、成長期間において堕落することにより、神様の夢はかないませんでした。全知全能であり、絶対者であられる神様は、始まりと終わりが同じでなければなりません。失敗はあり得ません。それゆえ、天は蕩減の限りない困難に耐えられながら、人間を捜し求める蕩減復帰の摂理歴史を出発されるしかありませんでした。そうして、4000年という非常に長い時間をかけて、イスラエル民族という選民を立てて摂理してこられました。4000年にして神様の夢をかなえ、人類の夢をかなえ得る独り子イエス・キリストを送って下さいました。ところが、マリヤが責任を果たせませんでした。周辺のヨセフの家庭やザカリヤの家族、ユダヤ教団とイスラエル民族が責任を果たせませんでした。環境を失ったイエス様は、公的路程を出発されました。しかし、12弟子でさえイエス様に代わる道を行く事が出来ませんでした。すべてを失ったイエス様は十字架にかかって亡くならざるを得ませんでした。イエス様は、亡くなられる頃、「再び来る」と言われ、再び来たら「小羊の婚宴をする」とおっしゃいました。イエス様は独り子として来られましたが、その時、独り娘が誕生していたなら、イエス様は神様の夢をかなえ得る立場に進んでいく事が出来たのです。しかし、そのようになりませんでした。キリスト教の2000年の歴史は、独り娘を捜し求めてきた摂理歴史です。今日のキリスト教徒たちはこの事を知りません。天は、一度責任を与え、立てた民族が責任を果たせなくなった時には、(その民族を中心とした)摂理歴史を継続されません。新たな民族を選択されます。紀元前の時代においてアジアに東夷族だった韓氏王朝がありました。天は堕落した世界の最高レベルで国と責任者を選ばれます。その民族は平和と自由を愛し、天を敬い、父母を敬う白衣民族でした。天は過去4000年間イスラエル民族を育ててこられたように、独り娘のための基盤を築いてきたある民族を選び、立てられました。その民族こそが、正に独り娘を誕生させる事が出来た韓民族なのです。天の奥妙なる摂理歴史韓国は1945年に解放されました。それ以前は、世界の中で韓国は日の目を見る事が出来ませんでした。しかし、解放と同時に、韓国は38度線を境に民主主義と共産主義に分かれてしまいました。そのような中で、1950年に朝鮮戦争が勃発しました。私が生まれた年が1943年ですが、その時、天は再臨のメシヤを迎えるための一番の核心である独り娘を捜し求める摂理をされ、キリスト教の基盤を通して私が生まれました。ですからサタンは私を殺そうとしました。「お前が生まれたので私が滅びることになった。だからお前を殺してやる」と言って、私を殺そうとしたのです。しかし、大母様が霊的な闘いに勝利しました。そうして生まれた私が、まだ北にいた時でした。その時は、解放と共に民主主義と共産主義に分かれたのですが、韓国はまだ安定していない状態でした。キリスト教が韓国に入ってきてから100年が過ぎた頃でしたが、ほとんどのクリスチャンは雲に乗ってやって来る再臨のメシヤを待ち望んでいました。しかし、平壌を中心として神霊運動が起こり、彼らは肉身をもって来られる再臨のメシヤを信じました。ですから、彼らは平壌に再臨のメシヤが来られると信じていたのです。韓半島の南北が民主と共産に分かれて定着しつつあった状況の中、私が共産圏である北朝鮮にそのままとどまっていてはいけないので、南へと下りていくように天の計らいがありました。その時、母方の叔父が日本に留学していたのですが、故郷(北朝鮮)に帰るべきなのに南の韓国に行って軍隊に入ったという電報が来ました。それで祖母が息子に会いに南に行こうと言ったのです。そのようにして、3代の母と娘が南に下って来たのですが、その2年後に朝鮮戦争が勃発しました。これは何を意味しているのでしょうか。人間の力ではどうする事も出来ないとしても、天は6000年をかけて初めて誕生させた独り娘を守らなければなりませんでした。ですからそのような環境をつくって、私を南に来るようにしたのです。一方、そのような状況の中で、天は真のお父様には北に行くようにされました。なぜでしょうか。再臨のメシヤとなられる方、独り子の位置は残っています。イエス様が現れて、御自身が果たし得なかった責任を果たして欲しいと(真のお父様に)おっしゃいました。お父様が16歳(数え)の時でした。ですから、お父様はイエス様の33年路程を蕩減復帰しなければなりませんでした。また、その期間に、天が教育しようとされるみ言を探し出さなければなりませんでした。そのような摂理的な責任を全うされ、1960年に独り娘に出会い、「小羊の婚宴」を挙げました。摂理歴史はこれほどまでに奥妙なのです。新しい心情文化革命が起きるべき天は、真の父母様が誕生し、摂理歴史を展開し得る基盤をサタン世界に築いて下さいました。それが、今日のアメリカが存在するようになった動機です。17世紀にイギリスの国王がジェームズ1世だった時、へブライ語の聖書が英語に翻訳され、一般市民が聖書に触れる事が出来るようになりました。それまでキリスト教は摂理の中心を知りませんでした。それはまるで穀物で言えば、中身を知らずに皮ばかり舐めているようなものでした。あらゆる制度や規範をつくって、自由の許されない信仰生活を強いられていたのです。それゆえに、自由に神様に侍る事の出来る信仰を求めて出発した清教徒たちの運動こそが、アメリカを誕生させたのです。本来この国には主人がいました。しかし、天は清教徒に味方されました。再臨のメシヤが来られる時の環境を造成するために、多くの祝福を与えられ、第二次世界大戦直後、世界を抱き込む事の出来る位置にアメリカをお立てになったのです。2000年前のローマ帝国のような位置に立たせて下さったのです。アメリカは再臨のメシヤをお迎えする事の出来る環境圏を、アメリカはもちろんのこと、全世界につくらなければなりませんでした。しかし、神様のみ旨や世界よりも、自国のことを考える群れによって退廃文化が生まれるようになりました。アメリカが本質を忘れて堕落していく時、真の父母様は、アメリカを再び覚醒させ、天の摂理と世界摂理を完成させるために、アメリカで摂理の役事を展開されるようになったのです。きょう、ヤンキースタジアム大会40周年を記念していますが、当時、備えられた環境は十分ではありませんでしたが、渾身の力を込めてアメリカの若者と指導者を教育し、覚醒させる大会を数多く行いました。その時、真の父母様と第一線で共に働いた古くからの食口たちがこの場に集まっている事と思います。今日のアメリカはどのようになるべきでしょうか。今、外的に起きている出来事を見ると、天からだんだんと遠ざかっています。この時代に生きる皆様は、どのようにすべきでしょうか。天の望みは何でしょうか。天の父母様の夢、真の父母様の夢は、人類一家族です。73億の人類を抱き、平和で幸福な世界をつくることです。6000年にして初めて迎えた真の父母様の顕現を通して、新しく祝福を受けた子女たちによって、新しい心情文化革命が起こらなければなりません。天の父母様の夢をかなえる一番の近道天の父母様の御苦労と愛、そして真の父母様の愛に深く深く感謝しながら生活しなければなりません。天の父母様の限りない愛に対して忠孝を尽くす生活をする個人と国にならなければなりませんが、そのような中心にアメリカがあるという事を忘れてはなりません。皆様の国は、真の父母様によって長子の国家として宣布されました。真の父母様には200ヵ国以上の国々がありますが、これらの国々の中で、アメリカは兄の立場にあります。父母様を喜ばせるためには、兄である長子が全世界の兄弟たちを抱かなければなりません。自分だけ幸せに暮らそうとしてはいけません。父母を喜ばせるために、兄弟が一つとなり、みな幸せに暮らせる道へと導いてあげるのが兄の立場です。今日のアメリカはそのような立場に向かっていますか。真の父母圏にいる私たちはそのようにしていますが、一般のアメリカの政治家や国民たちは、そのような事は考えられずにいます。自分を中心とし、自国だけが豊かであれば良いと思っています。世界の中で豊かに暮らすためには、自国だけでは駄目です。みな共に豊かにならなければなりません。その事を教育する皆様となるよう願います。皆様は堂々と真の父母様を証し、誇らなければなりません。それが、人類の夢と天の父母様の夢をかなえて差し上げられる一番の近道です。きょう私がここに来る時に、様々な事を考えました。真の父母様と一つになった立場で、神様の願いと夢をかなえて差し上げられるこの国となって欲しいと思いました。解決すべき問題がたくさんありますが、私は必ず成し遂げようと思っていますが、皆様はどうですか。韓国の清平を中心として、世界の中心となる事が出来、世界の人々に見せてあげる事の出来る、皆様の子孫と未来の人類に見せてあげる事の出来る真の父母様の業績を輝かしく立てるつもりです。このことに参加しますか。私たちにとって、毎日が希望です。毎日が発展です。毎日が喜びです。このような生活に、皆様も共に参加して下さる事を願います。そうして、天が覚えて下さり、世界の人類が誇りに思うアメリカとなる事を心から天の前に願いながら、祝福する次第です。文鮮明師生涯路程シリーズ「米国巡回講演での奇跡」ナレーション版一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 【中古】 親と子の聖書ハンドブック 1 / 袖山 高明 / 光言社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】【中古】 人さらいからの脱出 違法監禁に二年間耐えぬいた医師の証言 / 小出 浩久 / 光言社 [単行本]【ネコポス発送】【中古】マンガ天国道場 /光言社/Tomu (単行本)【中古】 主の道 写真で見る文鮮明師の路程 改訂新版 / 光言社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】【中古】 神様の摂理と日本 / 世界基督教統一神霊協会, 文鮮明 / 光言社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】【中古】 至誠感天・家和万事成 / 文 鮮明 / 光言社 [単行本]【宅配便出荷】【中古】 真の家庭と世界平和運動 世界に広がる統一運動 グラビア / 光言社 / 光言社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
2020.05.25
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いつも私のとのりにさんの記事「実は、話し上手なお母様 原理原本の神髄が、独生女によって現れた! 《史吉子先生》」からです。書籍『心を打つ50の証し 真のお母様、感謝します』から史吉子先生の一文を取り上げたものでした。実は、私の過去記事にてもU-ONE TVでの映像を紹介していました。『真のお母様、感謝します』-- 「お母様を通して現れた『原理原本』」史吉子先生(36双)の証し(2019.07.14) ところが、よくも調べもしない心無い方が「お母様を通して現れた原理原本 ? ? ? 原理講論の改ざんへ」などと批判をされています。原理原本には「天の父母様」と書かれていました。このことは、5月8日の特別集会での上映映像「真の父母様聖婚60周年 - 新たな出発、新たな希望の始まり」にもあった通りです。史吉子先生の証し引用: お母様はその後、全世界を巡回講演されるようになりました。1996年お母様が講演された「救援摂理史の原理観」というみ言で、イエス様の血統が明らかにされました。私はこのみ言を聞いて、「ああ、お父様は、お母様を通して『原理原本』の一部を、少しずつ出しておられるのだ」と悟った瞬間がありました。 『原理講論」は、お父様からのご指示で、私の夫(劉孝元)が、「原理原本」を体系化したものです。『原理原本」は霊的な内容なので非常に難解で、ただ読んだだけでは理解できません。それで、万人が分かるように体系化する必要があったのです。 「原理原本」においては、イエス様の母であるマリヤの問題が一番深刻でした。それで、私はその内容が明らかになる日を今か今かと待っていたのです。 その後もお父様は、「真の家庭と私」「宇宙の根本を探して」「真の愛を中心とした真のなる家庭と真なる宇宙」などのみ言を発表され、心と体の問題、良心の問題などを明らかにしていかれました。このようにして、お父様の『原理原本』は、お母様を通して、地上に現れてきたのです。とありました。であれば、お母様が講演されたみ言がどういうものであったかを先ずは調べられてからではないでしょうか?韓鶴子総裁御言選集 (2-2) 3. 真の家庭と私韓鶴子総裁御言選集 2 - 2 - 4. 救援摂理史の原理観(以下に掲載)韓鶴子総裁御言選集 2 - 2 - 5. 真の愛を中心とした真の家庭と真の宇宙文鮮明総裁 講演文「宇宙の根本を探して」(96.08.01 世界平和家庭連合創設会議 閉会晩餐会 ワシントン・シェラトンホテル)ほか韓鶴子総裁御言選集 2 - 2 - 4. 救援摂理史の原理観4. 救援摂理史の原理観 その1'このみ言は、1996年2月26日に文鮮明総裁が中南米宗教指導者特別研修で語られたもので、その後、韓鶴子総裁が7月20日から10月29日まで開催された「真の父母と真の家庭」アメリカ12ヶ都市巡回講演、「世界平和家庭連合」創設世界大会、「世界平和家庭連合」185ヵ国結成大会などで宣布なさった。尊敬する内外の貴賓、高名な紳士淑女の皆様。今日、歴史的大変革時代を迎え、皆様と出会うことができ、神様に心から感謝を捧げる次第です。宗教と救援摂理の目的神様は、絶対者であられ、唯一、不変、永遠であられるお方です。そのみ旨も同じです。もし人間始祖アダムとエバが神様の愛で一体になっていれば、万事が完全、完成です。しかし、人間始祖であるアダムとエバは、堕落して、無知と混沌に陥りました。個人的な無知と混沌から、家庭、国家、世界的な無知と混沌に陥るようになりました。この堕落圏を抜け出すためのものが宗教と救援摂理の努力なのです。「終わりの日」にメシヤが来て、神側から見る絶対、唯一、不変、永遠の原因と方向と結果をはっきりと教えてあげ、無知と混沌の世界を清算し、本然の神様の懐に帰ることが神様のみ旨の完成です。そのようにならなければ、「終わりの日」に、すべての宗教、主義、思想や国家も、みな滅びるようになるのです。今や人類は、わずか数年のちには21世紀を迎え、2000年代の新しい歴史時代に差し掛かります。このような重大な時点において、私は、「救援摂理史の原理観」と題するみ言を通して、新しい時代を準備する私たちの心を確認しようと思います。創造主と人間との真の愛を中心とした完全、完成を願う神様は、人間と一体となる条件が必要でした。それで神様は、人間始祖に与える戒めが必要だったのです。 人間が成長期間を上がってい<未完成段階にいたことを御存じの神様が、子女である人間に最も貴い真の愛を相続させてあげるための条件として与えてくださったのが戒めでした。本来、真の愛は経験を通して、体恤を通して分かるようになっていました。真の愛は、言葉や文字、あるいは一般教育を通して体得できるものではありません。生活を通してのみ、完全に体得するのです。赤ん坊として造られたアダムとエバは、成長しながら段階的に生活を通して経験し、真の子女の心情、真の兄弟の心情、真の夫婦の心情、真の父母の心情を体恤することによって完成するようになっていたのです。神様の真の愛を全体的に体得するとき、初めて創造目的を完成した理想的な人間になるのです。人は、自分の愛する相対が、自分より何千万倍の無限大の価値ある存在として現れることを願います。このように神様も、御自身が愛する相対である人間が、無限の価値ある存在になることを願われるのです。人間は、完成すると神性をもち、天の父が完全であられるように完全で、神様のような価値をもつのです。神様は絶対者であられますが、真の愛の理想は独りでは達成されません。愛の理想は必ず相対を求めるからです。私たちはここで、神様の真の愛と人間の真の愛の出発と完成が、互いにいかなる関連をもっているのかを知らなければなりません。もし神様が、真の愛の絶対的な対象体として人間を立てずに、他の方法を通して御自身の真の愛の出発と完成を達成しようとされたとすれば、どのようになるでしょうか。神様と人間の真の愛を中心とした理想は、各々動機が異なるようになり、二つの愛の方向と目的も異ならざるを得なくなります。そのようになれば、神様の愛の理想は、人間よりも上位に、他の愛の対象を立てて達成しなければならず、一方で、人間の愛の理想は神様と直接的な関係をもてなくなってしまいます。真の夫婦は神様の絶対的愛の理想を完成する真の愛の主体者であられる神様は、その真の愛の相対者として人間を立てました。神様の愛の理想は、人間を通してのみ完成されるのです。神様の創造目的は、神人愛一体の絶対的愛の理想世界です。人間は神様の最高、最善の愛の対象として造られました。ですから人間は、創造物の中で唯一、神様の実体をまとった対象なのです。無形の神様のみ前に、見える体として生まれました。人間は完成すれば神様の聖殿になります。神様が自由に、また安らかに、いつでも入ってきて暮らすことのできる有形の実体です。神様の絶対的な真の愛の全体的な理想は、人間を通して、父母と子女の縦的関係で実現し、完成します。神様は、御自身の体としてアダムを先に造りました。アダムは神様の息子であると同時に、体をもった神様自身でもあります。その次に、アダムの相対者としてエバを造り、横的な愛、すなわち夫婦の愛の理想を完成しようとしました。エバは神様の娘であると同時に、神様の横的愛の理想を実体で完成する新婦でもあったのです。アダムとエバが完成し、神様の祝福のもとで結婚して初愛を結んだとすれば、その場は、神様が実体の新婦を迎える場だったのです。アダムとエバの夫婦の愛の理想が横的に結実するその場に、神様の絶対愛の理想が縦的に臨在、同参(一緒に参加すること)することによって、神様の真の愛と人間の真の愛が一点から縦横の基点を中心として出発し、一点で結実、完成するようになっていたのです。神様の創造は必然でした。目的のない創造は想像することができません。神様にとって創造が必要だった理由は、ただ一つ、真の愛の理想のためでした。最も簡単で低級な被造物から人間に至るまで、各々主体と対象、陽性と陰性の相対関係で展開された理由も、愛の理想のもとで相対関係を形成するためなのです。創造物の愛の理想と神様の究極的な愛の理想は、別個のものではありません。人間世界の男性と女性の愛の完成を通して、神様の絶対愛が完成するようにされたのが創造原理です。太初に人間をアダムとエバ、一男一女として創造された理由もここにあります。神様の創造目的は、アダムとエバが真の愛の主体であられる神様の戒めを守って、真の人として完成することでした。さらには神様の真の愛で一つになった真の夫婦になることでした。また、彼らがその真の愛の中で息子、娘をもち、幸福で豊かに暮らすことのできる真の父母になることでした。アダムとエバが真の愛で完成していれば、それは実体を身にまとう神様の願いが成就することだったのです。そして、彼らが真の夫婦として完成していれば、それは神様の絶対的な愛の理想の完成を意味しました。それから、アダムとエバが善の子女をもって真の父母になっていれば、それは永存する父母の位置を実体的に確定し、人間の血統を通して子々孫々を繁栄させることによって、天上天国の市民を無限にもつことを望まれた神様の理想が成就されるようになっていたのです。ところが、人間始祖アダムとエバは堕落してしまいました。エデンの園から追われるとき、彼らは子女を連れていませんでした。神様が、追い出したアダムとエバをエデンの園の外まで訪ねていって祝福し、結婚式をしてあげたはずは絶対にありません。ですから全人類は、神様の愛と関係なく繁殖した、追い出された先祖の子孫なのです。人間の完成は愛に対する責任をもつときに可能満場の内外の貴賓の皆様。人類の堕落が、木の実を取って食べた結果でしょうか。アダムとエバの堕落は、神様の真の愛の理想に背いた不倫の犯罪でした。守るべき戒めが必要だった堕落前のアダムとエバは、未完成の段階、すなわち成長期間で堕落してしまいました。蛇で表示された天使長に誘われ、エバが霊的に堕落し、そのエバがアダムを誘って、時ならぬ時に善悪の実を取って食べる肉的な堕落をしてしまったのです。本然の園で神様と対話しながら、楽しく遊び回って暮らしていたアダムとエパが、死ぬことまでも顧みずに犯す可能性のある犯罪は、誤った愛の犯罪しかありません。本来、人類の先祖の初愛を中心とした結合は、神様御自身の愛の完成でもあったので、当然、神様も、アダムとエバも、宇宙万象も、歴史を通して歓喜と祝福の中で酔いしれる幸福な宴の連続でなければなりませんでした。神様の愛と生命と血統が、人間の中で出発するとともに、定着する幸福な儀式でなければならなかったのです。ところが、彼らは下半身を覆い、木の後ろに隠れて不安に震えました。天道に逆らう偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統の根源をつくった不倫の関係を結んだからです。堕落したアダムとエバの子孫である全人類は、子々孫々、生まれながらにして原罪をもつようになりました。人類が個体の中に心と体の衝突を矛盾として感じるのも、堕落に根源があり、愛の秩序が乱れた社会の中で、本心の願わない人生を生きていくのも、すべてここに由来しているのです。愛の理想を中心として見るとき、動植物の世界の愛の関係は、すべて繁殖を前提としてのみ行われます。しかし、人間だけはその例外です。人間は、夫婦の愛の関係において自由を享受します。それが万物の霊長たる特権です。神様は、息子、娘である人間が無限の愛の喜びをもつように祝福したのです。神様が許してくださった真の自由は、責任性を前提とします。もし責任性なしに個々人が愛の自由だけを主張して実践すれば、どれほど大きな混乱と破局がもたらされるでしょうか。至高な愛の理想を達成する人間の完成は、愛に対する責任性をもつときに可能なのです。その責任性とは、次の三つを考えることができます。第1に、人間は愛の自由を下さった神様に感謝しながら、自己修養、自己管理により、自由な真の愛の主体となる責任です。人における愛の責任性は、法や世間体のために守られるものではなく、神様との生きた縦的な関係の中で、自己主管、自己決断によって守られるものです。第2に、相対に対する責任性です。人間は本性的に、自分に対する相対からの愛が分けられることを願いません。夫婦間の横的な愛の関係は、父母と子女の縦的な愛の関係とは異なり、分けられれば、もはやその完全性が破壊されます。これは夫婦間では絶対的な愛の一体を形成するようになっている創造原理のためです。人には、絶対に自分の相対のために生きる愛の責任性があるのです。第3に、子女に対する愛の責任性です。子女たちの誇りと幸福の基地は父母の愛です。子女たちは、真の愛で和合一体化した父母を通して生命が生まれ、そのような愛の中で養育されることを願います。父母の子女に対する最も貴い責任は、外的な養育だけではなく、彼らの霊性を完全にしてあげる真の愛の生きた要素を提供することです。家庭が貴い理由はそのためです。生活的な経験を通して体得する真の子女の心情、兄弟の心情、夫婦の心情、父母の心情は、真の家庭以外に、いかなる所でも得ることはできません。メシヤは新しい生命の種を連結してくださる真の人アダムとエバが神様を中心とした真の愛の夫婦となれば、神様は理想どおりに、御自身の実体であるアダムの体の中に住まわれながら、エバを愛するようになるのです。さらには、アダムとエバは、神様の実体をまとった真の父母になって、善の愛、善の生命、善の血統の始原となったでしよう。ところが、堕落によってアダムとエバはサタンの実体となり、悪の夫婦、悪の父母、悪の先祖になってしまいました。彼らの結合は、悪の愛と悪の生命と悪の血統の根になってしまったのです。人類はみな、この根に根源を置いているので、生まれたときからみな神様の怨讐であり、姦夫であるサタンの子孫になり、悪の父母の血統を受け継ぐようになってしまったのです。親愛なる紳士淑女の皆様。人類始祖の堕落によって真の愛の理想が崩れたとき、神様の苦痛はどれほど大きかったでしようか。神様の子女になるべき人間たちが、本来の父母である御自身のことが分からず、サタンに仕えているにもかかわらず,神様は救援摂理をしてこられたのです。また、絶対的な神様の創造理想も絶対的なので、悲しい救援摂理をされるしかありませんでした。神様の救援摂理は、失った真の愛の創造目的を回復する復帰摂理です。ですから、救援摂理は再創造摂理でもあります。このような点で、復帰摂理の根本は、いかにすれば創造理想を完成する人間の種、本然の赤ん坊の種を見いだせるかにあります。神様が最も嫌う姦夫サタンの偽りの愛に由来した生命と血統を清算しなければなりません。神様の真の愛と生命と血統と一体になった救世主、真の父母を、いかにして誕生させるかということです。人間始祖が自分の責任分担を完遂できず、不倫な血統関係を結んでサタンの主管を受けるようになったので、神様が直接進み出て原状回復させることができないのです。神様は、悪の天使長側に回った人類を、条件なしに善の立場から取ることも、打つこともできないのです。神様は、善の天使長的中心人物を立て、先に打たれながら蕩減条件を立てさせて取り戻してくる作戦をしてこられました。しかし、サタンは先に打ち、奪われる立場になりました。第一次、第二次、第三次世界大戦はその例になります。先に打ったほうが滅びました。復帰摂理を概観すると、母子協助の基盤が重要でした。ヤコブのとき、モーセのとき、イエス様のときも、すべてそうでした。堕落の張本人であるエバの代わりに責任を果たす母を立て、次子に母子協助をしながら、サタンの血統と生命を分立させるための摂理が行われてきたからです。神様は、堕落によって人類を先に占有したサタンと血縁的に直結した長子に、直接相対することはできません。神様は、善の側を代表する次子を相対として条件を立たせ、悪の側を代表する長子を屈服させることで、善の血統を復帰してこられました。アダムの家庭で、神様は、次子アベルを立てて長子カインを屈服させようという摂理をされたのです。堕落したエバによって、兄弟を一つにしようとする努力があったかもしれませんが、結局、カインがアベルを殺害することによって、救援摂理は終結することができず、そこから延長が始まったのです。ノアの時も、母子協助の基準はありましたが、本格的な母子協助の基準は、リベカとヤコブの時からです。人間の堕落はアダム、エバ、天使長の三つの存在によって引き起こされました。天使長がエバを誘って霊的堕落をし、その次に堕落したエバがアダムを誘って肉的堕落をすることによって、神様を裏切ったのです。堕落した天使長がサタンになりました。救援摂理は復帰摂理であり、復帰は180度反対の道を通して行われるのが原則です。真の愛と生命の種をもったアダムを失った神様は、サタンの讒訴条件がない新しい種をもった息子を探し立てなければなりません。神様が人間を創造するとき、アダムを先に造ったように、再創造摂理である復帰摂理も、堕落と無関係な息子を先に立てなければならないのです。これがメシヤ思想の根本です。メシヤは、サタンの主管下にいる堕落した血統をもった人間たちの生命を否定し、新しい生命の種を連結してあげるために来られる真の人です。根は神様に置いているのですが、後のアダムとして来て、アダムによって引き起こされたものを清算しなければならないのが、メシヤの使命です。神様が能力だけで役事する超人を、メシヤとして送ることはできない事情がここにあるのです。タマルを中心とした血統復帰摂理この地に神様の愛と生命の種をもって生まれる息子のためには、先に母親がいなければなりません。母親が息子を生むにしても、ただ単に生むのではありません。必ず復帰の公式を通して生まなければならないのです。復帰摂理の中に現れた母子協助はみな、天の息子がサタンの讒訴を免れた新しい生命の種をもって着地するための準備であり、条件なのです。母子共にサタンの攻撃を免れる条件を立てた土台の上で、サタンを代表する長子を屈服させることにより、サタンが先に占有した愛と生命と血統を復帰してこられたのです。神様の摂理歴史を記録した聖書の中には、理解のできない記録がたくさんあります。リベカが夫のイサクと長子のエサウをだまし、次子ヤコブを助け、彼に祝福を受けさせました。神様は一見不当に見える方法を用いた、この母子の側に立たれて、彼らに祝福を与え続けられました。アダムの家庭では、カインとアベルの兄弟が母胎の外で争い、次子のアベルが殺害されました。ヤコブは、アベル以後、善の側に立った多くの人の犠牲と蕩減条件の基台の上に立ったので、先に占有したサタンに追いついて、双子の兄であるエサウを相手にするようになったのです。結果的にヤコブは、ヤボク川で天使を屈服させる霊的勝利を収め、実体の天使長の立場であるエサウを屈服させることによって、歴史始まって以来、初めて「勝利した」という意味の「イスラエル」という祝福を受けるようになりました。しかし、その時は既に歳が40代でした。サタンの偽りの愛の種が、エバの胎中に蒔かれて悪の生命が生まれたので、神様は母の胎中まで入って分別しなければ、天の息子が胎中から誕生することができないのです。ですから、ヤコブの勝利によっても、依然として分別されていない妊娠から40代までの期間も、サタンが分立されなければなりません。結果的にこの責任を担った偉大な母がタマルでした。タマルは、ユダの長男のエルと結婚しましたが、エルは神様にふさわしい人ではなかったので早く死んでしまいました。当時の慣例に従い、ユダは次子のオナンをタマルに与え、子女を生むようにしましたが、オナンは生まれる子女が自分のものにならないことを知り、精を地に流しました。これが神様のみ前に罪となり、オナンも死んでしまいます。タマルは、ユダの3番目の息子のシラと一緒になろうとしましたが、ユダはシラをタマルに与えませんでした。タマルによって二人の息子が死んだと考えたユダは、シラまで死んで家系が途絶えることを心配したからです。タマルは、選民の血統を継がなければならないという一念で、売春婦を装って、舅であるユダを迎えて双子を身ごもりました。赤ん坊たちが生まれるとき、先に手を突き出して出ようとした長子が再び胎に戻り、弟になるべき次子が先に生まれたのですが、それがペレヅです。タマルの胎中で長子と次子が争い、サタンが分立される胎中復帰が成就したのです。このような条件の上に選民の血族を得て、その2000年後に、ローマ帝国の国家基準に対峙するイスラエルの国家的な土台の上にメシヤを身ごもることができたのです。神様の息子の種が準備された母親の胎中に、サタンの護訴のない立場を得ることができる国家的勝利の土台が造成されたのです。このような基盤の上に、聖母マリヤが摂理の主流に登場したのです。4. 救援摂理史の原理観 その2神様の初愛を独占できるイエス様ヨセフと婚約したマリヤは、自分の身を通してメシヤが生まれるという天使長ガブリエルの驚くべきメッセージを受けました。処女の立場で赤ん坊を身ごもれば、死ぬしかないというのが当時の規則でしたが、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」(ルカ1:38)と言いながら、絶対信仰で神様のみ旨を受け止めました。マリヤは、親族であり、尊敬される祭司ザカリヤに相談しました。ザカリヤの家庭では、その妻のエリザベツが、神様のみ旨によって妊娠した洗礼ヨハネを胎中に身ごもったまま、マリヤに対して「あなたは女の中で祝福されたかた、あなたの胎の実も祝福されています。主の母上がわたしのところにきてくださるとは、なんという光栄でしよう」(ルカI:42、43)とイエス様の懐胎を証しました。このように神様は、マリヤとザカリヤとエリサべツに、メシヤの誕生を一番先に知らせました。彼らはイエス様によく侍り、神様のみ旨によく従わなければならない重大な使命をもった人たちでした。ザカリヤ夫婦はマリヤを自分たちの家に泊まらせました。エリザベツとマリヤは、母親側のいとこの関係でしたが、摂理上では、姉(力ィン)と妹(ァベル)の関係でした。ザカリヤの前でエリザベツの助けを受けたマリヤは、レアとラケルがヤコブの家庭で母子の一体化を果たせなかったことを、国家的基準でザカリヤの家庭を通して蕩減する条件まで立てながら、イエス様を誕生させなければなりませんでした。歴史始まって以来初めて、神様の息子の種、真の父となるべき種が、準備された母の胎中に、サタンの讒訴条件なく着地したのです。それによって、地上に初めて、神様の初愛を独占できるひとり子が誕生するようになりました。当時の法によっては容認されるはずもない、また、常識でも考えられないことを、マリヤは成し遂げなければなりませんでした。3人が共に霊的に感動したのであり、神様から来た啓示に従い、それが神様のみ旨であり、願いであることを無条件に信じ、従わなければならなかったからなのです。神様の息子は、たとえ着地はしたとしても、サタン世界の中で無事に育ち、み旨を成し遂げるためには、保護してくれる囲いが必要でした。神様はザカリヤの家庭の3人に、その基盤になってくれることを期待されました。3人が神様の息子を保護し、彼に侍ることにいかに専念し、どれだけ長い間一つになっていたかについては、考えるべき点がたくさんあります。聖書には、「マリヤは、エリザベツのところに3か月ほど滞在してから、家に帰った」(ルカI:56)と記録されています。その後、聖書には、マリヤとエリサベツとザカリヤが互いに行き来した記録はありません。ここから、マリヤとイエス様の困難が始まったのです。ザカリヤの家庭は、最後までイエス様の囲いにならなければなりませんでした。しばらくして、ヨセフは、マリヤが妊娠した事実を知るようになります。この時、彼の衝撃はどれほど大きかったでしようか。愛する婚約者のマリヤが、自分とは何の関係ももたない状態で、3力月間どこかに行って戻ってきた時には妊娠していたというのですから、ヨセフがマリヤに、誰の赤ん坊を身ごもっているのかと追及するのは当然のことでした。その時、もしマリヤが正直に話してしまっていれば、どんなことが起こっていたでしようか。もし明らかにした場合には、一族が滅亡するのです。ですから、マリヤはただ「聖霊によって懐胎した」とだけ話したのです。マリヤのおなかが大きくなってきて、周囲の人たちも妊娠していることが分かるようになりました。その時、ヨセフが「自分は関係をもたなかった」と言っていれば、どうなっていたでしようか。しかし、ヨセフは神様の啓示を信じ、妊娠は自分の責任であると擁護した義人でした。これによってマリヤは、婚約期に妊娠したという嘲笑は浴びたとしても、石を投げられて死ぬことはなかったのです。マリヤを愛したヨセフは、初めはこのようにマリヤを守ってあげました。しかし、ヨセフの心の底には悩みがたくさんありました。特に、生まれたイエス様を見つめるヨセフは、その父親に対する疑問がつのり、心中に苦痛を頻繁に経験するようになりました。イエス様が成長するとともに、ヨセフとの心情的な関係において距離が生じるようになり、このことによって、家庭に頻繁に争いが起こったことは間違いない事実です。こうしてイエス様は、私生児の立場で、ザカリヤの家庭の保護も受けられず,またヨセフとの関係も厳しい状況下で、心情的に、言うに言えないほど寂しい立場で育ちました。イエス様の寂しい3年路程メシヤの道を自覚するようになったイエス様は、自分の孤独な事情が、神様のみ旨を成就するに当たって深刻な障害の要因であることを、独りもどかしく思いました。メシヤは真の父母であり、その使命のためには実体の新婦を迎えなければなりません。天使長が、アダムと兄妹のように育ったエバを偽りの愛で堕落させたので、イエス様はそれを根本的に復帰しなければならなかったのです。したがって、アダムに代わって神様の息子として来られたイエス様は、天使長の立場に立った人物の妹を妻として迎えなければなりませんでした。その女性が正にザカリヤの娘であり、洗礼ヨハネの妹だったのです。サタンの権勢が主人の役割をする世の中で、このことが成就するためには、絶対的な信仰によって形成された保護の基台がなければなりません。不幸なことに、イエス様の周辺では、そのような基台がすべて崩れてしまいました。もしザカリヤとエリザベツが、神様の啓示と霊的な恩恵のもとで、初めにもった絶対的な信仰をもち続けていたなら、状況は違っていたでしょう。彼らが責任を果たしていたならば、マリヤは3力月後にその家を出たとしても、継続して彼らと行き来し、相談したはずです。ザカリヤの家庭は、イエス様の誕生ののちにも、地を代表し、一番の先頭に立ってメシヤを保護し、侍りながら証す人たちとして、神様が選んだ家庭でした。彼らは、イエス様を神様の息子として、メシヤとして、この上ない精誠を込めて侍るだけでなく、イエス様を通して神様のみ旨を受け、絶対的に従っていたはずでした。また、イエス様のために生まれた洗礼ヨハネだったので、彼が悔い改めさせた民たちをして、イエス様を信じさせ、救いを受けさせるように導く責任を果たしたはずです。しかし不幸なことに、ザカリヤも、エリサべツも、洗礼ヨハネも、イエス様を神様の息子として証しただけであって、侍ったことはありませんでした。尊敬される祭司のザカリヤが傍観し、洗礼ヨハネがイエス様と無関係な立場に立つことにより、かえってイエス様の道を困難なものにしてしまい、民たちが従うことができないようにしてしまいました。ましてや、彼らが信仰を失い、人間的な思いに流れたときに、イエス様が願われた、新婦を迎えることに協力するはずはなかったのです。次に考えるべき点は、ヨセフとマリヤの関係がイエス様に及ぼした影響です。マリヤは、エバとタマルを蕩減復帰すべき立場なので、ヨセフとは婚約関係を保たなければなりませんでした。しかし、摂理的に見れば、彼らの関係は夫婦ではありません。ですから、彼らはイエス様が誕生する時まではもちろん、そののちにも夫婦関係を結んではいけないのが神様の願いでした。ヨセフはマリヤに対して、イエス様の誕生ののちにも、ずっと愛の心をもち続けました。マリヤには、ヨセフと別れ、イエス様を神様の息子として育てたい気持ちがあったはずです。しかし、現実は、それを簡単には許しませんでした。本心ではいけないと思いながら、マリヤはヨセフと夫婦関係を結ぶようになり、子女をもつことによって、エバの失敗を反復した結果になってしまいました。サタンはこれを条件として、彼らに侵入するようになりました。イエス様一人を残して、皆がサタンの主管下に入っていった結果となったのです。イエス様を守るべき父親も、母親も、アベル側の兄弟(洗礼ヨハネとその兄弟)も、カイン側の兄弟(ヨセフの子女)もすベてサタン側になってしまいました。人がサタンの侵入を受ければ、もはや霊的に受けた恩恵と感動を失ってしまい、神様に対する確信と感謝を失うようになり、すべてのものを人間的に考えるようになります。これによりマリヤまで、イエス様が願われる結婚に協力することができず、かえって反対してしまったのです。これが、イエス様が新婦を迎えられず、そして真の父母になれず、十字架の道を行かざるを得なくなった直接的な原因になったのです。カナの婚宴で、イエス様がマリヤに「婦人よ、あなたは、わたしと、なんの係わりがありますか」(ヨハネ2:4)と言ったのも、最も貴い摂理の要請である、イエス様の新婦を迎えることをなおざりにし、遠い親戚の婚宴を手伝おうとするマリヤを責める心情が表出されたものです。「わたしの母とは、だれのことか。わたしの兄弟とは、だれのことか」(マタイI2:48)と言われたみ言も、このような基準から理解しなければなりません。イエス様は、母マリヤからも、ザカリヤ、エリサべツからも反対され、最後に洗礼ヨハネからも反対されて、肉親の保護を受けながら使命を完遂することを断念するしかありませんでした。新しく霊的基盤を探し求め、再び復帰摂理を出発しようとしたのがイエス様の出家でした。出家したイエス様は行く所がありませんでした。「きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。しかし、人の子にはまくらする所がない」(マタイ8:20)と嘆息されました。親族の基盤を失ったイエス様は、それに代わる基盤を求めて出発したのです。それがイエス様の3年路程でした。救援摂理史の原理観しかし、民族が不信し、弟子たちの信仰が弱くなって、サタンの侵入を受けてしまったので、イエス様の基台は崩れ、十字架の道を行かれるしかありませんでした。本来、イエス様は、メシヤとして地上に来て、弟子たちと万民を祝福され、罪のない天国を築かなければなりませんでした。ところが、不信されることによって新婦を迎えられなかったので、真の父母になれず、その使命を完遂できませんでした。ですから、再臨することを約束されたのです。再臨主はイエス様が果たせなかった神様の復帰摂理の根本を完成するために来られます。すなわち、創造理想を完成する真の本然の赤ん坊の種として来て、神様の真の愛、真の生命、真の血統の根源となる真の父母の理想を完成するために来られます。彼は、既にイエス様の時まで神側が勝利した根本摂理の基台の上に臨在されます。すなわち、イエス様が大人になられる時までの勝利的な基盤の上にまっすぐに立たれ、彼が果たせなかった新婦を探し出し、真の父母になられ、万民を救ってくださるのです。ですから、真の父母は、血統を伝授する新しい結婚行事を通じ、全人類を神様の真の愛、真の生命、真の血統に接ぎ木することによって真の人として救い、さらには真の家庭を完成して、地上天国を建設されるのです。ですから、再臨主は肉身をもって来られ、新しい血統関係を編成しようとするのであり、それが国際合同祝福結婚式なのです。アダムの家庭で失われたものを、世界大家庭圏で蕩減することにより、アダムの家庭で完成しなければならなかった真の長子権、真の父母権、真の王権を取り戻し、神様が主管される地上天国へと転換し、天上天国に入籍して神様を中心とした地上・天上王権時代に進入し、勝利と自由と幸福と統一の世界を復帰し、神様の創造理想である地上天国、天上天国を迎えるようになるのです。これが救援摂理史の原理観です。皆様も、未来に幸福な新しい祝福結婚を受けるようお願いします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.24
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韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第3部 天一国安着のための私たちの使命2. 真のお父様との地上での最後の生活*このみ言は、文鮮明総裁の聖和21日目となる2012年9月23日、天福宮で宣布されたもので、金孝律・世界平和統一家庭連合宣教会財団副理事長(当時)が代読した。愛する食口の皆さん。真のお父様の聖和にあたって、皆さん全員が深い愛と精誠をもって最善を尽くす事を天の前に誓いました。真のお父様に、地上の事は心配なさらずに安らかに逝って下さいとお願いした心も、私たちは記憶しています。真のお父様は生涯御自身を顧みられず、神様の解放と人類救援のためにお体を燃焼なさいました。そのようにして、誰も想像する事が出来ないほど多くの業績を残され、真の父母様だけが成す事の出来る権能を行使して、神様を解放して差し上げられ、神様が直接、この地上と霊界をお治めになる事が出来る門を大きく開かれました。そして、歳月の流れと共により強くなる思いをもって一心に、ひたすらために生きる人生を、お体を顧みる事なく1分1秒を惜しまれながら、いつも時間がなく不足であるという心情で、生きておられました。そのように過ごされるので、決まった時間にお食事を取る事も出来ずに、(食事を)抜かれる日も多く、肉身が必要とする休息というものはお考えになる事も出来ませんでした。真のお父様は元来、とても健康なお体でお生まれになったため、健康管理だけしっかりなさるならば、もっと長く生きる事が出来たでしょうが、最近の数年間は、「1日が1000年のごとく感じる」と語られながら、大変急がれました。今回も病院に行くのをとても嫌がられ、御自身が全てを主管される立場にいらっしゃったために、何もして差し上げる事が出来ませんでした。特に外国を行き来されるにおいても、南北を縦断するよりも東西を横断する事は(時差のため、お体に良くなく)、真のお父様のご年齢を考えた時に、医学的な判断としては可能な限り長距離の旅行をしてはならず、もししたとしても、2、3年に1回程度が良いと言われています。ところが真のお父様は、昨年(2011年)だけでも8回も米国を往来されました。なぜそのような人生を生きられたのでしょうか。真のお父様は基元節を定められましたが、それまでに霊界へ行かれる事を御存知でした。そのため1分1秒をも惜しまれる人生を、自ら行動で実践しながら示して下さいました。その事を知る私としては、どのような言い訳をしてでも(真のお父様が撫理をなさるのを)防ぎたかったのです。ある時は「私の体の調子が優れないので、ついて行く事が出来ません」とお伝えした事もあります。そうしたら真のお父様は、「私一人で行ってくる」と言われたのです。そのように無理をする生活を続けてこられました。皆さん。私たちが乗る車や工場で使う機械も、時々油を差して整備する事でより長く使用する事が出来るように、人間の体もより一層老いる前に、様々な方法を用いて若さを維持出来るように努力する、そのような時代に生きている私たちではありませんか。しかし真のお父様はそれらを全て超越して生きておられました。そのように無理な日程で、訓読会の時も10時間以上み言を語られ、ヘリコプターで巨文島や麗水を訪問されたりするなど、無理に無理を重ねられて、結局、風邪を引かれてしまいました。御高齢になられた真のお父様にとって、風邪を引かれるという事は最も恐ろしい事です。すぐに病院に向かい、手当てを施さなければならなかったのですが、時間が少々かかってしまいました。そのため風邪をこじらせて肺炎になられ、肺機能が弱まると共に合併症が生じて、状態が一層悪化してしまいました。真のお父様は願われませんでしたが、病院に入院せざるをえなくなり、その時はとても衰弱した状態でいらっしゃいました。今年(2012年)の8月の初め、病院で10日間にわたり全ての検査を終えられると、いったん退院を切望されました。「病院は監獄のようだ」とつらそうにされるので、しかたなく退院をさせて差し上げました。8月12日のことでした。退院されて天正宮博物館にいらっしゃった1日の間、真のお父様は周囲の補佐官らに「きょうは、オンマと向かい合って食事をしたい」とおっしゃいました。いつも私は真のお父様の横に座って一緒に食事をするのですが、その日だけは「向き合ってオンマの顔を見ながら食事がしたい」と言われるので、そのように食事の席を準備して差し上げました。そのようにしたところ、真のお父様はお食事を召し上がらずに、私の顔だけをじっと見詰めていらっしゃったのです。恐らく真のお父様のお心の中に私の顔を刻みつけておられたのでしょう。私は心の中では涙があふれ出てきましたが、笑みを浮かべつつ、「これも、あれも、おいしいですよ。召し上がって下さい。」とお勧めいたしました。そのような時間があったので、私はさらに深刻になりました。ですから、できることならば安静にして頂きたかったのです。けれどもしきりに天正宮博物館のあちこちを見て回ると言われながら、補佐官たちに慌ただしく催促なさいました。8月13日は太陽の日差しが非常に強かったのです。それにもかかわらず、焼けつくような日差しを受けられながら、背丈ほど大きな酸素ボンベを持って回らなければならない状況である事を御存知でも、しきりに「見て回る」とおっしゃいました。天正宮博物館を一回りされてから、山の麓の清心中高等学校と自然公園を回られ、清心平和ワールドセンターと天宙清平修錬苑までぐるりと回ってこられました。それから天正宮博物館の居間に戻って録音機を持ってくるようにとお命じになりました。真のお父様は録音機を直接手に持たれ、10分ほど深く考えられてから、み言を録音なさいました。皆さんも録音を通じて肉声を直接聞いて御存知でしょう。真のお父様はその日、居間において、また奥の部屋で、そして清心国際病院に向かわれた時、このように3回も全く同じように「全て成した!全て成した!」と言われながら、「全てのものを天の前にお返しいたします」と荒い息遣いをされながら、祈祷なさいました。「完成、完結、完了された」と強調されました。そして私の手を握って、「オンマ、ありがとう!オンマ、よろしく頼んだよ!」とも言われたのです。このようにされたのは何を意味するのでしょうか。時々み言の中で「私が霊界に行く時になった。私は行く時を知っている」などといった内容を数多く語られたのですが、そのような準備をされた最後の期間であった事は間違いありませんでした。これは真のお父様が逝かれる前の一つの逸話ですが、実際にはそれよりも多くの事情を真のお父様と共にした日々でした。お食事をされる時も、私と並んでお座りになって召し上がっていましたが、私を意識されて、片方の手で私の手をしっかりと握って召し上がっていました。このような事を思うたびに、そのような真のお父様を、もっと安らかに過ごされるよう侍って差し上げられず、お送りしてしまった事がとても申し訳なく、心が痛むのです。「少し休んで下さい」とお勧めすると「オンマの膝で横になりたい」と言われながら、うたた寝をされたりもしました。健康でいらっしゃった時には全くなさらなかったそのような行動を、近頃はたくさんお見せになりました。一生涯を通じて誰よりも強く生きてこられた真のお父様が、お体が大変になられてからは幼い子供がお母さんを必要として頼ってくるように、いつも私のそばに一緒にいたがられたのです。きのうは、ある食口が真のお父様をお送りしながら、とても寂しく真のお父様が懐かしくて、真のお母様のお顔だけでも一度拝見できれば力が湧いてくると思うので、天福宮にお越し頂けないかというお願いをしてきたと伝え聞きました。私がどうして行く事が出来ないでしょうか。しかし今は40日間の上食(サンシク・喪家で朝夕霊前に供える食事)をお捧げする期間であり、きょうはその21日目なのです。真のお父様は天上でお仕事をされながら、食事の時間には必ずいらっしゃいます。上食は午前7時、正午、午後6時と定めました。地上ではそのように生活出来ませんでしたが、霊界に行かれて以降は、必ず時間を守られます。私はそれを実感しています。私は今、毎日真のお父様と対話をしながら過ごしています。真のお父様が平素より好まれた味噌チゲやおかずなどを、あれこれ説明して差し上げながら、おいしく召し上がって頂けるようにお勧めして、食膳を上げています。1日3回の上食をお捧げしてみると、私には自由な時間がありません。真のお父様の生前においては、このように決まった時間に合わせて(お食事を)お捧げする事が出来なかったので、この期間だけでも私が精誠を尽くして侍らなければなりません。皆さん。真のお父様が聖和されたその瞬間、私は真のお父様が人類のために願われ、志された内容を、私の命が尽きるその日までに成就して差し上げると約束したではありませんか。そのため今、私は忙しいのです。複雑な韓国の事情を再整備し、一糸乱れず神霊と真理を中心として進んでいく統一教の伝統を立てようと思います。自発的な教会として成長させようという目標の下、最近は多くの幹部や指導者たちの報告を受けて、新しい計画を立てていますので、皆さん、もう少し待っていて下さい。6000年ぶりに来られた再臨主、救世主、メシヤ、真の父母様を送って差し上げましたが、40日の精誠だけでよいでしょうか。100日の精誠であればよろしいでしょうか。侍る精誠においては終わりを告げる事が出来ません。皆さんも、これから韓国で新しく進められる全ての内容が、真のお母様を中心になされるものであるという点を理解して下さるようにお願いします。1次目標としては、基元節まで全力投球、死生決断で天一国を定着させなければなりません。この国と全ての民が、真の父母様による祝福を受けるようにさせる責任が皆さんにあるという事を忘れないようお願いします。皆さんも一層頑張って、100倍、1000倍と、より努力する道のみが、真のお父様から頂いた愛と恩恵に報いる道なのです。皆さん。私たちの統一教を、これからは生き生きと息づく草創期の教会にしていきます。数字や制度に束縛されずに、より自発的で創意的な、躍動する教会として発展させていくでしょう。いつでも行きたいし、留まっていたい私たちの家、温かいお母さんの懐のような、「原理」と愛を中心とした教会にしていきます。草創期のように、いつも原理講義の声が絶えないようにしていきます。基元節まで残りわずかとなりました。皆さん全員が、毎日毎日取り組む仕事に感謝しながら、祝福を受ける人となり、生涯で最大の実績をおさめて下さい。そのような皆さんになるように、重ねてお願いします。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 文鮮明師自叙伝に学ぶ 『平和を愛する世界人として』の生き方【中古】 霊界の実相と地上生活 合本版4 /統一思想研究院(その他) 【中古】afb
2020.05.24
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韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第3部 天一国安着のための私たちの使命1. 真の父母様の勝利圏を相続して希望あふれる未来を開いていきましょう*このみ言は、2012年9月17日、清心平和ワールドセンターで開催された「基元節勝利のための世界指導者特別集会」で宣布されたもので、金孝律・世界平和統一家庭連合宣教会財団副理事長(当時)が代読した。尊敬する内外の貴賓、そして全世界の祝福家庭の皆様!今日私たちは、実に重要な神様の摂理的経綸の中において、空前絶後の歴史的で、革命的な大転換期を迎えています。人類の善なる血統の根として来られた再臨主、メシヤ、救世主、そして真の父母様であられる私の夫、文鮮明総裁が霊界に旅立たれました。したがって私たちは、真の父母様の勝利圏を相続し、「One Family under God(神のもとの一つの家族)」の平和理想王国を創建すべき摂理的出発点に立つようになりました。真のお父様の聖和は、全生涯を共に歩んできた私や、私たち全員にとって、量り知れない苦痛と悲しみです。人類の永遠なる愛の本体であられ、真の父母であられる神様の心情も、到底量り知る事は出来ません。しかし他の側面から見れば、(真のお父様が)太初の天地創造から神様が立てた天法に従って、この地上で人類歴史以来、誰一人として成就する事が出来なかった摂理的課題を完成、完結、完了なさり、霊肉界を主管されるために、今や霊界へと生を移されて、新しい次元の摂理を開くようにされる希望の時でもあります。人間が知るどのような言葉や文章をもってしても表現する事の出来ない万感迫る中、今日の摂理的転換期を迎えているのです。真の父母様の顕現皆様も御存知の通り、私は清らかで純粋な少女時代に、天の導きを受けて真のお父様にお会いし、天が準備してこられた摂理に従い、17歳という花のような年齢で、天宙史的な「真の父母様のご聖婚」の恩恵をあずかるようになりました。摂理の道において、私は、このように真のお父様の伴侶となって、全生涯を懸けてそのお方に侍り、天倫の摂理の道を共に乗り越えてきました。私は幼くはありましたが、この摂理の道を出発してから、大きくは二つの使命を完遂するために全力投球してきました。第1に、私の当代において、恨の積もった神様の蕩減復帰摂理の終結を見る事であり、第2に、神様のみ旨である理想世界の具現を真のお父様に侍って、当代で完成して差し上げる事でした。人類の先祖、アダムとエバの堕落以降、神様の救援摂理歴史は絶えず進められてきましたが、今まで誰一人として蕩減復帰の摂理路程を完成できないまま、真の父母様の顕現を待ってきたのです。サタンが霊肉界における主権を持ち、全権を持って君臨する、凄絶な摂理的状況の中で、真の父母の路程は出発しました。6000年間主権を握ってきたサタンが、悪の先祖として最も恐れるのは、善の先祖となる「真の父母」が出現する事でした。そのため、サタンはどれほど激烈に反対し、悪逆の限りを尽くしてきた事でしょうか。真のお父様は、1960年、私との聖婚を通して「真の父母」の位置が定立されるまで、量り知れない蕩減の摂理路程を通過してこられました。人類にとって真の父母は、たった一度しか迎える事が出来ず、その一度の真の父母が永遠に真の父母様であられるのです。1945年、第二次世界大戦の終息と共に、真のお父様は公的生涯の摂理路程を出発されるようになりました。天が準備してきたキリスト教の2000年の精誠の基台の上に、神霊運動を中心とした韓国のキリスト教が、「摂理的新婦」の使命を持って天が送られた再臨のメシヤを新郎として侍り奉り、「実体的新婦」をお迎えする摂理を展開しなければなりませんでした。しかし、キリスト教はその摂理的責任を果たす事が出来ませんでした。2000年のキリスト教の霊的基盤と、連合国軍の勝利を通した実体的な摂理的基盤を全て失ったため、真のお父様は、千辛万苦の摂理的事情の中で独り、興南監獄(徳里特別労務者収容所)という地獄の底から、再び蕩減復帰の摂理路程を展開なさいました。そうして、遂にサタンの激烈な攻撃に忍耐して打ち勝たれ、サタン分立の勝利的基盤を打ち立てられたのです。その基盤の上に、キリスト教に代わる「摂理的新婦」の資格をもって、1954年に「世界基督教統一神霊協会」を設立され、その基台の上に「実体的新婦」として私を迎え、歴史的な聖婚式を挙行する事により、ついに1960年、真の父母の路程が出発するようになったのです。真の父母様の摂理路程尊敬する貴賓の皆様、愛する祝福家庭の皆様。真のお父様が捜し出された天のお父様(神様)は、どのようなお方でしょうか。栄光と尊貴の玉座にいらっしゃる創造主ではなく、罪悪の中で死の境地に陥ってしまった子女を捜して、千万里を駆けてきた真の愛と心情の「真の父母」であられます。真のお父様は生前、あれほどまでに大事にされていた「天地人真の父母定着実体み言(天宙)宣布」の講演文の中で、神様の実存に対して、このようにお話しされています。「皆様、億劫(一劫の億倍、極めて長い時間のこと)の時間と精誠を注ぎ、御自身の子女として創造した人間が、堕落によってサタンの血統を受け、暗闇の中に隠れてしまったその瞬間から、神様が受けられたその苦痛がどれほど大きいか御存知ですか。骨がきしみ、身が震える凄惨な苦痛の中で数千、数万年を耐え、待ってこられた皆様の父が、どれほど長く険難な蕩減のトンネルを経てこられたか、考えてみましたか。このようなかわいそうな父のために、一瞬でも涙を流してみた事があるのかという事です。」そうなのです。真のお父様は、このように苦痛を受けておられる神様を全身で感じられる実体となられ、血と汗と涙で真の父母の路程の40年間を勝利され、ついに2001年「神様王権即位式」を奉献なされたのです。内外の貴賓の皆様。神様王権即位式が奉献されるまでの真の父母様の40年摂理路程は、誰も想像する事の出来ない凄絶な峠を越えていく道でした。悪主権のサタン勢力圏との生命を懸けた七顚八起の闘いが続き、一瞬たりとも緊張を緩める事の出来ない死生決断・全力投球の路程でした。特に6000年摂理歴史の完結と人類救援のための荒野時代を締めくくるため、真のお父様が自ら進んで選ばれた地獄の底、ダンベリー刑務所で受けられた苦難と血のにじんだ蕩減路程等の全てを、どのように筆舌に尽くす事が出来るというのでしょうか。人類が望んでいた救世主であるにもかかわらず、日本(帝国)の圧制や北朝鮮の共産党の権力、そして韓国の自由党政権によって囹圄(獄舎)の身となられ、ひたすら一貫して蕩減の人生を歩んでこられた真のお父様が、再び米国の牢獄に向かいながら語って下さったみ言を、私は今も鮮明に記憶しています。「心配しなくていい。牢獄の向こうに新しい希望の世界が待っているのだから!」しかし、一番近くでその崇高なるご生涯を直接みつめ、共に歩んできた私としては途方もない悲しみでした。特に、共産主義者たちが真の父母様の生命までも狙う、そのような切迫した状況の中で、サタンの巣窟である牢獄におられる真のお父様の事を考える時に、胸が詰まる心情でお父様のお身の回りとご健康を案じ、天の前に懇切に求めた蕩減復帰の摂理的事情を、天だけは覚えて下さるでしょう。1985年8月、ついに真の子女を代表した次男興進君の犠牲と真のお父様のダンベリー(刑務所における)苦難の勝利的基台の上に荒野時代が終結し、「一勝日」を期して新しい摂理が出発しました。そしてサタン主管圏の中心人物であった共産主義の首脳、ゴルバチョフ大統領と金日成主席に会い、天の愛によって屈伏させました。その基盤の上に再び「摂理的新婦」格として、1992年に「世界平和女性連合」を創設し、私は人類歴史上、最初で最後の再臨のメシヤに侍る実体新婦の立場で、再臨主、メシヤ、救世主、真の父母を満天下に宣布するようになりました。そのような基台の上で私は、摂理の中心である真のお父様に侍り、「母子協助」の摂理を7年間展開して勝利圏を奉献し、ようやく天一国時代が開かれるようになったのです。1999年(天暦)5月1日(陽暦6月14日)、「真の万物の日」に真のお父様は私に大きな祝福を下さいました。人類歴史上二度とない、母子協助時代の勝利を祝賀する授賞式を行って下さり、私をしっかりと抱いて「オンマ、御苦労だったね。摂理的に大きな山を越えたよ」とささやかれた時、私は万感こもごもの涙を流しました。韓国の大学街で左翼学生たちの反対をくぐり抜けて、カインとアベルを抱かなければならなかった危機的な瞬間や、世界185ヵ国を7年間、数百回巡回し、あらゆる危険と焦燥を甘受した記憶が走馬灯のように駆け巡る中で、真のお父様の慰労と祝福を受けたのです。https://youtu.be/K9-GrBcViX8?t=1162天一国時代の開門尊敬する平和指導者、そして誇らしい食口の皆様。振り返れば本当に険難な蕩減復帰路程でしたが、真の父母様はこれら全てのものをきれいに締めくくって勝利され、神様の王権時代、神様直接主管圏の時代が定着する天一国時代を開門されました。「私の誓い」を「家庭盟誓」に格上げさせ、「真の父母様の名」で祈る時代から、「祝福中心家庭の名」で直接報告する時代になる、過去からは想像する事も出来なかった変化の中で、新しい摂理の時代、天一国時代を開いて下さったのです。神様の王権の下、善主権の秩序は、真の父母を中心とする中で、縦的、横的に心情文化の実体化として拡大されました。私の60歳(2003年)の還暦を期として(挙行された)、「天地父母様天一国開門祝福聖婚式」と「天宙・天地真の父母様平和統一祝福家庭王即位式」を通して天の主権が縦的に根づき、また120の氏族と120ヵ国における平和の王即位式を通じて、全世界に定着するようになりました。天宙平和連合(UPF)を通じたアベルUN創設とともに「天地人真の父母天正宮入宮戴冠式」を奉献し、初めて創造理想の実体化が確固たる基盤を構築するようになり、ついに真の父母様の50年路程の勝利により、摂理的禧年を迎えながら、「天暦時代」、天基元年が去る2010年に宣布されたのです。真の父母様の勝利圏真のお父様がこの3年間、一瞬たりとも離されなかったみ言、非常に大切にされ、機会さえあれば訓読されながら説明して下さった「天地人真の父母定着実体み言宣布(天宙)大会」のみ言、「神様の祖国と故郷は韓国」のみ言から「人類のための遺言」(と「天地人父母時代宣布」)の小項目の内容を見ると次の通りです。「この教本は、皆様が霊界に入っていっても読み、学ばなければならない本です。決して人間の頭脳から出てきた言葉や教えではありません。天がかわいそうな人類を救援するために下さった天道を教える教本だからです。……正午定着の人生は影をつくらない人生だと言いました。私たち全員が発光体となって光を与える人生を生きれば、影が生じる隙間がありません。受ける者は借りをつくる者です。皆様は、その借りを返すために、これから、かわいそうな貧しい人の涙を拭ってあげ、暗い所を明るくしてあげる永遠の真の愛の発光体となる人生を生きるように願います。……すでに真の父母様御夫妻は最終一体をなして、完成、完結、完了の基準で、全体、全般、全権、全能の時代を奉献宣布されたのです。」真のお父様は何者であられるのか尊敬する平和の指導者、愛する祝福家庭の皆様。これから新しい摂理的転換期、新しい時代を開きながら、私は何よりも真のお父様の摂理的位相(位置と状態)を確固たるものとする事を願います。全生涯をひたすら神様のみ旨のために全力投球で一分一秒を惜しまれながら、五大洋六大州、そして霊界まで絶え間なく渉猟(広くわたり歩いて探し求める事)なさり、血と汗と涙で積み上げられ、勝利された天宙史的な摂理的業績が、人類に永遠の基準となり、見本となる事を願います。第1に、真のお父様は人類の善なる先祖、真の父母様であられます。人類の先祖アダムとエバは、堕落して悪の先祖になりました。イエス様が証言されたように、(サタンを偽りの父に持つ)偽りの先祖なのです。神様は、アダムとエバの堕落によって創造本然の人間、すなわち御自身の形状を失われてしまったのです。このため神様は復帰摂理を展開され、最後の再臨のメシヤとして真のお父様を送って下さり、真のお父様は自らの責任分担として真理のみ言を究明され、蕩減復帰摂理を完成されました。祝福と聖和式を通して、堕落人間が行くべき肉界、霊界の重生、復活、永生の道を開いて下さいました。したがって創造本然の真の愛、真の生命、真の血統は、ひとえに善の先祖であられる真の父母様を通してのみ相続を受ける事が出来るのであり、その関門は正に祝福結婚なのです。第2に、真のお父様は永遠なる真理、すなわちみ言の主人であられます。神様はみ言によって被造万物世界を創造されました。すなわちみ言は真理であり実体です。神様の愛と心情は、み言を通して有形として現れます。人類の偽りの先祖アダムとエバは、神様のみ言に背いて堕落し、み言の実体化を成せませんでした。したがってメシヤは「出発のための摂理」として、天の真理、み言を取り戻さなければならないのです。真のお父様はこのような摂理的要請に従って、自ら千辛万苦の精誠とサタン分立の勝利、神様の認証を通してみ言を究明なさり、全生涯を通してみ言によって摂理の陣頭指揮を執ってこられ、み言によって生命力を吹き入れ、愛で育み、再創造の摂理を完成してこられました。その結果、真の父母様の路程で禧年を迎え、八大教材・教本を完成なさり、訓読会の伝統を打ち立てられて、万民が家庭でみ言と愛により天一国を定着させる事の出来る道を開いて下さいました。したがって八大教材・教本のみ言の権威は、ひとえに真の父母様だけにあるのであり、これはそっくりそのまま、子孫万代まで永遠の伝統として守られなければならないのです。第3に、真のお父様は神様の救援摂理の完成者であられます。『原理講論』で規定しているように、人類歴史は救援摂理、すなわち復帰摂理歴史です。人類の先祖アダムとエバが堕落して、偽りの先祖を中心とした悪主権の世界が生じました。人間の不幸・苦悩・罪悪・疎外、そして総体的葛藤と反目によって引き起こされた戦争は全て、人類先祖の堕落に起因しているのです。このような罪悪世界を創造本然の理想世界、すなわち幸福と犠牲と奉仕と愛があふれる平和な世界に復帰するための摂理が始められ、それは人類歴史の中で一瞬たりとも休む事なく続けられました。しかし蕩減と復帰の繰り返しの中で進められてきた救援摂理は、中心人物や集団の責任分担が完成されずに延長を繰り返してきました。2000年前、神様の独り子、イエス様がメシヤとして来られましたが、ユダヤ民族の不信によって十字架にかかって亡くなり、再臨を約束されました。予定された約束の通り、約2000年が過ぎて再臨のメシヤとして真のお父様が来られ、全生涯を通して全歴史を蕩減する摂理的路程の中で、勝利を成就なさいました。真の父母の生涯路程を一言で表現すれば、「緊張と苦痛」であると言っても過言ではありません。その理由は、蕩減復帰摂理におけるサタンとの生死を懸けた闘いであったためです。このようにして、メシヤ路程40年、真の父母路程40年、そして平和の王、万王の王としての10年の路程を通して摂理を完成、完結、完了なさったのです。第4に、真のお父様は平和の王、万王の王であられます。神様のみ旨は平和理想世界の完成、すなわち神様の下の人類大家族世界の完成にあります。個体的に見れば、心と体が統一された個人完成、そして夫婦、父母、兄弟、子女の統一を通した家庭完成、さらに拡大して社会、国家、世界が一つになって、愛と平和のあふれる世の中を築こうという事です。しかし堕落以後、個体から全体に至るまで善と悪の葛藤は絶えず繰り返されてきたのであり、結局、人種、国境、宗教の壁は、人類に量り知れない苦痛を抱かせるようになりました。真の父母様は、神様の解放と人類救援、そして平和理想世界の完成という生涯の摂理的目標をお立てになり、全生涯を全力投球してこられました。霊性回復のための宗教活動を中心として、政治・経済・社会・文化・芸術・教育・言論・スポーツを通じて人類平和運動を展開してこられ、特に天国の最小単位を「真なる家庭」に置き、真の家庭の祝福と怨讐間の祝福結婚の門を開いて下さいました。全ての葛藤を解消する国際(交叉)交体祝福結婚を通して、名実共に人類大家族理想を現実のものにされました。その結果、120の氏族と120ヵ国で平和の王、万王の王に推戴されて戴冠式を挙行し、人類の夢は現実となっています。第5に、真の父母様は「天地人真の父母」として、神様の位相を完了され、この地上で初めて創造本然の完成を成就なさいました。真のお父様は僕の僕の立場から蕩減復帰摂理を展開され、その勝利的結果に従い、サタンの主権は徐々に縮小していき、神様の位相は次第に創造本然の位相に格上げされたのです。2000年前、イエス様が神様を「父」として啓示しましたが、その事によって、ユダヤ人たちから神様を冒涜したと言われ、十字架の苦難を受けるようになった事を皆様も御存知でしょう。しかし真の父母様はこの地上において実体的に蕩減復帰を完成なさり、神様に本然の創造主、すなわち天と地と人間を主管なさる真の父母としての尊貴と栄光を取り戻して差し上げたのです。このように真の父母様の摂理的位相は、摂理の基準に従って変化してきたのであり、その基台の上に神様の解放と釈放圏が成されていきます。メシヤから真の父母、天地父母、天地人父母、祝福家庭王、平和の王、万王の王を超えて、2010年「天地人真の父母定着」を宣布されました。すなわち神様は「無形の天地人真の父母」であられ、真の父母様は「有形の天地人真の父母」として定着なさり、創造主、神様の本質的アイデンティティを実体で完成、顕現させられたのです。愛する食口の皆様。天も干渉する事の出来ない蕩減復帰の摂理路程で、真のお父様と私が経験してきた苦痛は想像を超越するものです。私たちは真の家庭の子女4人を摂理の祭物として捧げる事までしました。その険難な蕩減復帰の路程を、誰が畏れ多くも量り知る事が出来るというのでしょうか。私は全生涯を捧げて真のお父様の伴侶として、苦楽を共にし、万難を克服してきました。その勝利的基盤の上に、真の父母様は天が下さった摂理的次元の同等権、同居権、同位権を持つようになったのです。今後の私たちの行くべき道尊敬する内外の貴賓、そして愛する全世界の祝福家庭の皆様。これから真のお父様は、天法に従って霊界を拠点として、自由自在に霊肉界を往来されながら、天一国の拡張のために摂理なさるでしょう。真のお父様は肉界に再臨され、真のお母様と一心、一体、一和、一念の境地で、摂理を経綸されるようになるでしょう。基元節の勝利を通して本然のエデンの園をこの地上に創建するにおいて、皆様と共にあられるでしょう。天の摂理は中断する事が出来ないためです。これから私は、このような歴史的摂理の新しい転換期を迎え、真のお父様の勝利的基盤を相続して、この地上を中心とする摂理を主導し、先頭に立つ事を明らかにしながら、皆様に次の幾つかのお願いをしたいと思います。第1に、私たちは真の父母様が立てて下さった伝統を、絶対、生命視しなければならず、子孫万代まで相続し、伝承させなければなりません。真の父母様は愛と心情の伝統、み言と規定、規則と定例の伝統、心情文化の伝統を立てて下さいました。特に真の父母様の蕩減復帰摂理路程の結晶体であるみ言を訓読する訓読会の伝統は、各家庭ではもちろん、教会や天を中心とする集会で、最も中心的内容となるようにしなければなりません。それと共に、私たちはこの地上で新しい秩序を立てていかなければなりません。それゆえ組織の秩序と伝統も、真の父母様を中心とする真の家庭とアベルを中心とする中で、一糸乱れず統一体を築いていく、真の父母様の伝統を肝に銘じて下さる事をお願いします。第2に、天が祝福された祝福家庭の理想を完成しなければなりません。家庭は真の愛、真の生命、真の血統の揺りかごであり、神様の創造目的を実現する基盤です。家庭盟誓の八大項目を中心とする中で、善なる血統の伝統を絶対信仰によって守らなければならないのです。私たちの平和のビジョンは「純潔な愛、幸せな家庭、平和な世の中」です。夫婦が絶対愛で天に侍って一体となる伝統の中で、子女を愛とみ言によって養育しなければなりません。家庭において訓読会を通して天一国の秩序がしっかりと定着するようにしなければならず、正午定着の基準で縦的、横的に心情的伝統が定着していく祝福の理想を完成しなければなりません。第3に、皆様全員は氏族的メシヤの祝福を受けたので、この地上に天一国が完成される時まで、その使命と責任を果たさなければなりません。氏族的メシヤは真の父母が下さる祝福の中で最も大きな祝福です。蕩減復帰摂理の勝利的基台でなければ、堕落人間を氏族のメシヤとして立てる事が出来ないためです。それゆえ真の父母様の全生涯の摂理的経綸の中には、いつも氏族的メシヤの使命が強調されてきたのです。この地上における天一国の天宙的完成は、氏族的メシヤたちがその使命を果たして、各氏族にみ言と祝福とために生きる生活を相続させ、善なる主権を立てて、平和な世の中、人類大家族の実現を通してこそ可能になるのです。各氏族において勝利的基盤が成されるようになれば、その基台の上にアベルUNが自動的に安着し、善主権は完成を見るようになるのです。第4に、私たち全員は真の父母様と真の家庭を中心として、和合と統一の心情文化共同体を築いていかなければなりません。皆様全員は、例外なく天の選択と先祖の功績、そして自らの後天的天稟によってみ旨の道と因縁を結び、数多くの迫害を顧みず真の父母様のみあとに従い、今日の勝利圏を迎えるようになりました。それゆえ私たち全員は、一つの父母を中心とする一家族心情共同体です。世の中はいまだに分裂と葛藤に満ちていますが、私たち統一家は、人種、国境およびいかなる障壁も軽く越えて、一つの兄弟姉妹になる事が出来ます。ために与えて生きる人生の手本を見せれば、確かに成す事が出来る夢です。特に、このような摂理の大転換期には、私たち全員が真の父母様と一つにならなければならない事を、肝に銘じてください。尊敬する平和指導者、愛する統一家の食口の皆様。真のお父様は今、霊界で私たちといつも共にいらっしゃいます。ただ無形でいらっしゃるだけであり、一瞬たりとも私たちの傍らを離れる事はないでしょう。今私たちに何を望んでおられるでしょうか。正に中断のない前進です。神様の摂理は、全世界に真の父母を中心とする中で愛と平和が満ちあふれ、心情文化が定着し、新しい秩序が定着する時まで続けられなければなりません。その上に基元節の勝利を土台として、より一路邁進し、天と真の父母様の前に大きな栄光をお捧げし、世界と歴史の前に大きな希望を抱かせてあげなければならないでしょう。愛する食口の皆様。私はこのような摂理の勝利圏のために最善に最善を尽くしながら、全生涯を見せて下さり、指導して下さった真のお父様の生涯と伝統に忠実であり続けるでしょう。皆様にきょうお伝えするこのお願いは、霊界に行かれる真のお父様の遺言なのです。全員が胸深く刻み、勝利者になられる事を懇切に願う次第です。皆様の家庭と国家の上に、神様の祝福と愛がいつも共にありますようにお祈りいたします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.24
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HJグローバルニュース (2020年 5月 23日)FFWPU PeaceTV1. 天の父母様聖会と神統一世界安着のための出征礼拝2. 世界ニュース- HJ天宙天寶修錬苑:第1512回孝情天寶特別修練会実施- 世界本部神氏族メシヤアカデミー 「2020サイバーリーダースクール」4月から出発- 世界平和女性連合:母の日記念「ご飯は愛だ、命だ」行事一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ ハワイコナ・エクストラファンシー200g/自家焙煎コーヒー豆 ストレートコーヒー豆 高級コーヒー スペシャルティコーヒー父の日 ギフト 遅れてごめんね 母の日 引越し 個包装 コーヒー ギフトセット インスタントコーヒー ギフト 100%コナコーヒー マルバディ MULVADI 5箱ギフトセット 12スティック×2箱 COFFEE アイスコーヒー コナコーヒー ギフト
2020.05.23
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これまで「「ウソ!!『JooJangYong TV』 」これだけは覚えておきましょう!!」ほかで「JooJangYong TV」のウソを訴えてきましたが、「嘘も百回言えば真実になる」は本当」でしょうか?2020/05/21付の新着「JooJangYong TV」もまたウソを語っています。「JooJangYong TV」の主張は、一貫して韓鶴子総裁は「独生女」ではなく、再臨主は文鮮明総裁ただ一人だということです。それは本当ですか?世界基督教統一神霊協会(統一教会)はキリスト教の教義・歴史を相続しています。原理講論からは、マラキ書に預言されたエリヤの再臨がありました。選民イスラエルが待望していたのはメシヤ・救世主でありましたが、それを前には「主に道を整え」るためにエリヤが先に「天から雲に乗って来る」と信じられていました。しかしながら、そのエリヤの知らせもない中にイエス様が「神様の独り子」を名乗って出てきたから混乱が生じました。実は、洗礼ヨハネが再臨のエリヤであるとイエス様が語られては、弟子たちはそれを信じました。イエス様の再臨の約束も聖書からでした。さらには、黙示録からは「小羊の婚宴」の預言までありました。であれば、再臨のイエス様は来られて何をされるでしょうか?結婚式です。それまではキリスト教信徒は聖霊の役事を受けながら、イエス様の「新婦格」の信仰を持ってこんにちまで来ました。神父さんといえども「新婦」ということです。聖書からはエリヤは雲に乗って昇天したとあり、イエス様も逆には「天の雲に乗って」来られる(マタイ伝24/30)と信じてきました。ところが、再臨主は肉身を持ってこの地上に誕生されるという天からの啓示を受けた霊的教団が現れました。統一教会はその歴史的流れの中に創設されたものでした。統一原理では「再臨論」を説いています。再臨主はお一人ではなく、我々を原罪のない善の子女として生み変えてくださる「善の父母」として来られると明確な記載があります(こちら)。となれば、「JooJangYong TV」の主張する再臨主はお一人は、果たして、正しいのでしょうか?「JooJangYong TV」は、韓総裁は「独生女」でもなく、しかも(統一)原理を破壊しているなどのウソを語っています。イエス様「独生子(独り子)」は2000年の歴史を経た今もキリスト教信徒たちは信じています。ところが、「独生女(独り娘)」の概念を見れば、これまでのキリスト教には存在しませんでした。言葉「独生女」が最初に語り始められたのは、1959年10月に文鮮明総裁でした。イエス様が十字架に架かられることなく結婚していたならば、神様は「独生女」も準備されていたでしょう、と。その翌年1960年(陰暦)3月16日、文総裁・韓総裁の聖婚式が成されました。黙示録の「小羊の婚宴」とでもいうものでした。それ以降は、文総裁夫妻を「真の父母様」として信奉してきたのが統一教会信徒でした。クリスチャンの方々も考えてみてください。キリスト教はどこに向かって進んできたか、ということです。間違いなく、再臨のキリストと出会うためでした。そして、その再臨主は「小羊の婚宴」されるということです。また、それを信じるものは「わたし(神)の子となる」ことを約束されていました。ヨハネの黙示録/ 21章1 わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。2 また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。3 また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、4 人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」。5 すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。6 そして、わたしに仰せられた、「事はすでに成った。わたしは、アルパでありオメガである。初めであり終りである。かわいている者には、いのちの水の泉から価なしに飲ませよう。7 勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐであろう。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。8 しかし、おくびょうな者、信じない者、忌むべき者、人殺し、姦淫を行う者、まじないをする者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者には、火と硫黄の燃えている池が、彼らの受くべき報いである。これが第二の死である」。文総裁は、2000年前にイエス様がご自身を「独生子(独り子)」と言われたのに対して、その花嫁を「独生女(独り娘)」との名称を「造語」として発表されたものです。イエス様はニコデモに、「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない」と言われました。人間は例外なく男性も女性も母親の胎を通して生まれて来ます。となれば、イエス様のその「新生論」からは、私たちを生み変えてくださる「母親」がいなければ不可能であるということです。五旬節のとき天から聖霊が降臨しては、霊的な「母親」としてキリスト教徒を生み変える役事をなしてきましたが、ローマ書8/23からは「それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。」と、心だけでなく体もいつかそうなることを願ってきました。しかしながら、この地上で先ずは解かれなければならないという聖句があります。『わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」。』(マタイ16/19)結論が見えてきました。聖書からも絶対的に私たちを生み変えてくださる「母親」がこの地上に現れない限り、私たち人類は「神様の息子・娘」となることは出来ないということです。したがって聖書が求めてきたもの、統一原理からも来られる再臨主はお一人でなく「善なる父母」として来られる、は疑う余地がありません。来られる再臨主は「小羊の婚宴」をなされる、となれば絶対的にその花嫁「独生女」が必要です。「独生子」×「独生女」=「小羊の婚宴」です。どちらか一つが欠けても「再臨主」とはなり得ないというのが「黙示録」の預言です。黙示録22章では、その預言に関しても釘を指していました。18 この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。19 また、もしこの預言の書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべき分を、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。20 これらのことをあかしするかたが仰せになる、「しかり、わたしはすぐに来る」。アァメン、主イエスよ、きたりませ。21 主イエスの恵みが、一同の者と共にあるように。この預言は必ず成就するということでした。また、それを信じない者には「第二の死」があるということです。「JooJangYong TV」のウソの話に戻ります。クリスチャンの方であれば、周囲のうわさに翻弄されることなく、韓鶴子総裁の自叙伝「人類の涙をぬぐう平和の母」(ソフトカバー版 06/02発行)を是非手に取って読まれてください。人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 / 韓鶴子 【本】「JooJangYong TV」の主張するところの韓鶴子総裁が「独生女」でないとすれば、これまで統一信徒が信じてきた文鮮明総裁お一人では「独生子」「再臨主」となることは出来ません。「独生子」×「独生女」=「小羊の婚宴」であってどちらも欠けることは出来ないというのが原理講論です。その原理講論を破壊しているのは韓総裁ではありません。「JooJangYong TV」が自らの「原理講論の破壊」を証明していました。https://youtu.be/HSeMJfYSHpM?t=208上記に続く韓総裁の映像もPeaceTVで確認することができます(天地人真の父母様主管 神韓国家庭連合 日本宣教師会特別集会 真の父母様のみ言 (2019.8.10) こちらから)。ここでも「JooJangYong TV」は韓総裁のみ言の順番を故意に入れ替えて(改ざんして)いました。「私(韓総裁)は独生女、宇宙の母」だから文総裁を差し置いて何でもできるということを印象付けようとした意図があります。原理講論は半世紀以上も前に書かれたものであり、これまでも「新生論」が「重生論」へと原理用語が変更されたこともありますし、冒頭「総序」末尾にも完成本ではないことが明記されていました。韓総裁が間違っていることを語られていたわけではありませんでした。しかも、2008年7月19日の文総裁夫妻ほかのヘリコプター事故後の8月1日の早朝訓読会で文総裁は「原理講論の主人は真のお母様(韓総裁)」とも語っておられました。その主人である韓総裁がその「原理講論を完成する」ということに何ら問題はないはずです。cocoaさんも女性でしょ--原理講論の主人は「お母様」!!(2018.11.16)その原理講論の主人が、まさに「お母様!!」「JooJangYong TV」の情報自体を見てもこれまでに言い古されてきたものばかり、根拠のあるものはありません。文総裁が生まれた時から無原罪にしても、これまでのイエス様の因習的概念(先入観)からのものであって、文総裁のみ言からも16歳のときに、という話を何度もされておられました。一方、お母様無原罪誕生については、三代続きの「ひとり娘」の家系、第三アダムは無原罪のエバを探して結婚される、というみ言も語られていたものでした。このことについては「真の父母様宣布文サイト」でも紹介されていましたし、私の過去記事でも何度も書いていたものでした。「JooJangYong TV」はそれを隠蔽してウソを語っています。「ウソも百回言えば真実になる」は、私たち祝福家庭としての位置を離れなければ消え去っていくものです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 一和高麗人参濃縮カプセル(120粒)[2個セット]【送料無料(※北海道・沖縄は除く)】【初回ピルケースプレゼント】【あす楽対応】【東北_関東_北陸_甲信越_東海_近畿_中国_四国_九州】中橋商事 石川県産 ひゃくまん穀(ひゃくまんごく) 10kg
2020.05.23
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U-ONE NEWS 2020年5月22日号【世界平和統一家庭連合】世界平和統一家庭連合公式チャンネル「38回全日本聖和祝祭」に合わせて、真のお父様(文鮮明師)が「平和指導者追慕統一昇華祝祭記念大会」(2010年4月13日 韓国・ソウル)で昇華(聖和)の意義と価値について語られたみ言をはじめ、新型コロナウイルスの影響にも負けず、事前ビデオ収録をして開催された「第38回 全日本聖和祝祭」(5月17日 群馬・尾瀬霊園)の模様、教会での聖和の文化交流を促進するために発足された「孝成家庭教会 聖和家庭会発足式」(5月17日 東京・孝成家庭教会)の特集などが収録されています。*一般社団法人 健康総合研究会 健康体操講師の吉武宣孝さんの「自宅でもできる簡単な健康体操」はこちらからもご覧いただけます。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ ジンスト15高麗人参茶(一和高麗人参茶)高麗人参【送料無料】一和高麗人参茶α 【国内正規品】高麗にんじん 発酵 霊芝 人参茶 濃縮エキス 朝鮮人参 携帯用
2020.05.22
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韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第2部 神様と人類の希望 真の父母7. 天地人真の父母定着実体み言宣布 (その1)*このみ言は、2010年7月8日、天地人真の父母定着実体み言宣布大会で文鮮明総裁が語られたもので、その後、韓鶴子総裁が2011年5月11日にイギリス、ロンドンの国会議事堂で宣布なさった。今大会に参席された貴賓の皆様。新しい大会でお会いできて、心からうれしく、感謝いたします。私がきょう皆様に宣布するみ言は、真の父母の生涯で全ての復帰摂理歴史の最終の終結と完成を宣布するためのものです。それが、今回の真の父母様の巡回路程であることを知らなければなりません。真の父母様が歩まれた道は歴史的な標本となる伝統であるがゆえに、皆様の生涯もその道を手本として歩まなければなりません。真の父母様が完成させたみ旨を相続し、完結させることを誓い、実践する家庭になることを宣布するのです。私の夫、文鮮明総裁は、去る(2011年)(天暦)3月16日、第52回の聖婚記念日を迎え、罪悪と蕩減の先天時代を終了し、真の愛に回帰して新天新地を形成していく後天時代を宣布しました。今回の巡回路程を通して後天時代の生活が展開される事を、皆様は心に刻まなければなりません。真の父母様の血族である天上と地上の世界の全ての祝福の子女たちは、無形の神様と有形の神様、夜の神様と昼の神様、イエスの先祖からその理想の国、真の父母の先祖からその理想の国を完結するための全体的であり、最終的な宣布を心に刻まなければなりません。真の父母様の生涯路程は、文総裁の自叙伝を通して皆様に全て公開され、皆様に伝えられています。今回の天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会が完結されるまでに、皆様は全員、真の父母の代身者、相続者となって、お父様がこの地上で生きておられる間、勝利の覇権を立てるため、生涯の必勝を記録した自叙伝と実績、下さったみ言、これらの全てのものを相続し、皆様の生涯も、真の父母と同じように必ずや勝利される事を祈願します。皆様は、真の父母様がそうであったように、皆様の周囲の全ての親族と一族との天上との懸け橋となり、天の国へ一族を案内する縦的なはしごにならなければなりません。尊敬する世界各国の指導者、そして内外貴賓の皆様!公私共にお忙しいにもかかわらず、きょう、この摂理的な「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」に参席してくださった事に、私たち真の父母、真の家庭と大韓民国と、祝福を受けた天宙(霊界肉界)の食口の名により歓迎し、感謝致します。昨年(2010年)、世界百二十数ヵ国の最高指導者たち数千人が私たち夫婦の金婚式と戴冠式、そして新しい国連ビルにおいての聖和祝祭行事を光り輝かせるために満場の盛況をなして下さいました。もう一度、韓国全国民と全人類の名により、心から感謝を申し上げる次第です。皆様、文総裁は既に昨年(2010年)、満90歳の誕生日を祝賀し、既に100歳に向かう忙しい摂理の一歩を踏み出しています。世俗的な観点から見れば、平均寿命の基準をはるかに超えて長寿を保っています。また、私たち夫婦は金婚の年を迎え、このように世界的規模の祝賀宴も開いています。摂理的な観点から見れば、昨年(2010年)は単純な金婚の年だけではありません。禧年です。皆様、私たち夫婦は14人の子女を持ち、その中の5人がハーバード大学を卒業し、四十数人にもなる孫の中からも、すでに数人がハーバードで学んでいます。世界194の国と地域で、数百万人の善男善女たちが私たち夫婦を平和の王・真の父母として侍り、従っています。私たち夫婦が一生の間、世界平和のために創設し、運営してきた世界的な規模の組織と機構も数百に及んでいます。宗教、社会、文化、体育、教育、言論など、多くの分野に天文学的な投資を行い、人類救援と平和増進のため、成功裏に発展させてきています。ここまで来れば、「一人の人間として、万人の祝福の中で自らの人生を振り返り、満足して余生を楽しむ資格がある」とたたえる事でしょう。「あらゆる重荷を全て下ろして、もう心ゆくまで天と共に“人生90年の成功”を誇って暮らしなさい」と言うでしょう。しかし、私たち夫婦の生涯は、世俗的な目で見るそのような次元の人生ではありません。人類の縦的真の父母であられる神様の印を受け、実体の真の父母の使命を完遂しなければならない私たち夫婦は、今、実体の天一国完成までの最後の3年を残し、いつの時よりも深刻な日々を生きています。90年の人生を捧げて生きてきた文総裁の生涯は、ひとえに天宙の真の父母であられる神様を解放してさしあげ、父母の位置を取り戻してさしあげ、死亡圏であえいでいる人類を救い、神様の懐にお返しする事でした。このみ旨のため、文総裁は独りで万難を貫いて勝利し、父母を失った孤児の身の上に転落した無知蒙昧な人類を導き、この世界の救援の道を歩んできました。人類始祖の堕落によって偽りの血統を伝授された人間は、誰もがサタンの束縛から抜け出す事ができないまま、今も暗闇の中をさまよっているではないですか? 65億の人類を導き、地上天国創建の道を歩んでいく私たち夫婦の人生が、どうして深刻でないことがあるでしょうか。創造的3段階皆様、神様は人間をご自身の子女として創造されました。絶対、唯一、不変、永遠の本体であられる夜、昼の神様がご自身の愛を魂として吹き込み創造した人間始祖もまた、堕落しなかったならば、神様のような基準まで霊人体も完成し、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道理を尽くして永生するようになっているのです。しかし、不幸にも人類は堕落の末裔となって暮らしています。したがって人間は、誰彼を問わず、真の父母様を通じた重生、復活、永生の3段階の祝福を経て生まれてこそ、完成した人生を送る事が出来るようになるのです。言い換えれば、重生は個人的基準の生まれ変わりであり、復活は家庭と国家的基準の生まれ変わりであり、永生は世界的基準で全人類が共に完成し、平和の王・真の父母様をお迎えして地上・天上天国を創建し、神様の祖国で永生する事を意味します。そして、霊界で暮らしている皆様の先祖たちまでも無形として臨在される神様の実体として、万生万事を実体主管しておられる真の父母様の時代を迎えて、既に地上に再臨し、重生、復活、永生の3段階祝福を経て、真の父母様の本体論教育、すなわち絶対性教育を経てこそ本然の聖和圏に進んでいき、地上で天一国市民の資格を確保できるようになるのです。私たち個々人の人生を見ても、3段階の人生を簡単に知る事ができます。人間は誰もが、まず神様の恩寵と祝福を受けた真の家庭を通して真の父母の愛によって新しい生命が育まれ、十月十日という長くて短い期間を母の胎中で過ごすようになります。意識水準がどの程度であれ、私たちは例外なく胎中の十月十日の期間を経るようになります。電気炊飯器の中より狭い空間でも、その中で私たちの人生は宇宙空間よりももっと大きな第1段階の人生を経験するようになります。第2段階である地上の人生としての誕生はどうですか?未知の世界に向かう幼い胎児の身悶えする姿を私たちがどうやって筆舌で描写し尽くす事が出来るでしょうか。より大きく広い世界、腹中世界では想像も出来ない新しい次元の世界に向かって出発する新しい生命の産声は、百年の大計を約束する新しい時間と空間の祝福であり、歓喜です。今日、全ての皆様は、この第2段階での人生を祝福されて生きています。十月十日という時間が100年に延びただけで、私たちには行くべき道が、まだ残っている事を忘れないで下さい。胎中での意識基準は全て忘れて、より高い意識とより広い空間で心ゆくまで人生を楽しんでいると思うかもしれませんが、皆様には永生に向かう最後の段階がさらに残っているのです。第3段階が正に私たちが完成して、入っていって暮らす永生の世界、すなわち霊界です。堕落した後裔である人間としては想像も出来ない未知の世界です。時空を超越して暮らす世界です。腹中の胎児が地上界を想像する事が出来ないように、地上界で空気を呼吸して生きる肉身を持った人間では、霊人体として生まれ、真の愛を呼吸して生きる霊界での人生を容易に理解する事は出来ないのです。皆様、死に直面すれば、人間は不安で震えるようになります。恐怖を感じるようになります。それは、死が何を意味するのかが分からないからです。不幸にも人類歴史が6000年の期間を経てきながらも、誰一人として死に対する真実を明確に教えてくれた人がいませんでした。しかし今、歴史の終末期になり、人類の真の父母が、初めてその天の秘密を明らかにして下さったのです。皆様、「死」という単語は神聖な言葉です。悲しみと苦痛の代名詞ではありません。それで、真の父母様がその単語を「聖和」という言葉に換えて発表しました。地上界の人生を花咲かせ、実を結び、穀物を抱いて歓喜と勝利の世界に入る時が霊界入門の瞬間です。喜ぶべき瞬間です。心ゆくまで祝賀し、送り出してあげるべき時です。悲しみの涙ではなく喜びの涙を流してあげるベき時です。聖和式とは、このように神聖で崇高な儀式です。神様の懐に入って侍り、永生を楽しむために行く第一歩なのです。新婦が嫁いでいくその瞬間よりも、もっと胸躍らせて興奮すべき時です。このように貴い永生への門を開くために、私たち夫婦は、昨年(2010年)3月18日、ニューヨークの国連本部において、最近、永眠した世界的平和指導者たちに聖和式を催してあげました。かつて韓国動乱の時、文総裁が収監されていた興南刑務所を爆破し、総裁の命を救ってくれたアレクサンダー・ヘイグ元アメリカ国務長官をはじめとして、ノーベル平和賞を受賞した韓国の金大中元大統領、最近発生したハイチの大地震による惨事で殉職したヘディ・アンナビ国連ハイチ安定化派遣団団長と隊員百数十人、平和の大統領として世界に広く知られたカラソ元コスタリカ大統領、不自由な体でありながら人口が2億を超える大国インドネシアのために生涯、身を捧げ献身したワヒド元大統領、ゴルバチョフ元ソ連大統領とレーガン元アメリカ大統領の出会いを仲介し、冷戦の終息に共に功を立てたヘルマンソン元アイスランド総理、イスラム圏の代表的碩学として尊敬されたセネガルのハセンシセ氏、11億のインド人から“和解と平和の大使”として称えられたシンヴィ大使たちです。そのほかにも最近、韓国では哨戒艦「天安」沈没によって将兵たち46人が不意に戦死しました。私たち夫婦は昨年(2010年)4月、韓国での主要都市巡回講演を通して、その無念なる犠牲将兵たちのために聖和祝福の恩賜を施してあげ、その後にもアメリカのラスベガス大会では、日本の歴史上最後の将軍(武将)として、17世紀に日本列島を統一した徳川家康の17代後孫、ドクター・レイコ・カワサキの聖和祝福をなしてあげたりもしました。その方は、生涯与える人生を生きて最近聖和したラスベガス出身の女医であり、今後、韓国と日本、アメリカ、さらには世界平和実現のための政治・経済等、諸般の問題などを解決するのに大きな役割を果たした方なので、このように神聖な聖和祝福の隊列に参与するようになったのです。指導者の皆様、しかし、先に列挙した方々の生涯がたとえ利他主義と博愛主義に立脚した偉大な人生であったとしても、人類始祖の堕落によって神様との父子の関係が断絶した現世界では、真の父母の祝福結婚と聖和祝福なくしては、永生の世界は保証されないという事を肝に銘じなければなりません。皆様、今この時代は、天が「天暦」を宣布した時代です。深刻な時代です。65億の人類の永生に責任を持つ「天印」を持って来られた人類の真の父母様の教えに従わなければ、生きる道がない時が来ました。皆様全員が真の父母様の名を満天下に宣べ伝え、誇り、たたえるべき時です。真の父母様が出現した韓民族の伝統と精神を尊敬して受け継ぎ、天の伝統を定立して国連と65億の人類が一つになり、世界平和を定着させる時が来ました。皆様は、すでに「天暦」の出発とともに貴い天国の民の理念を伝授してくれる旗を高く掲げ、神様の解放と人類の救援を祝賀する聖なる礼式が聖和祝福式であるという事を忘れないで下さい。そうして、真の愛を根として家庭理想を完成し、神様と人間が、そして天上の霊界と地上の肉界が完全に統一された太平聖代の世の中を開いていかなければなりません。万国に光り輝かせる事の出来る祝福と聖和の鍵を下さり、天一国の伝統を立てるようにして下さった神様と真の父母様に、大いなる感謝を申し上げなければなりません。このような貴い生命をただ同然に私たちに恩寵として与えて下さった神様と天地人真の父母様に、私たち全員で感謝の拍手をお送りしましょう。神様のもとの一つの家族貴賓の皆様、それでは、今日の人類が行くべき道はどこにあるのでしょうか。今も世界の至る所で戦争と疾病、飢餓、そして自然災害によって無辜の人命が、毎年数千万人ずつ犠牲になっています。宗教、政治、教育、文化、思想など、どの分野を見渡してみても、個人はもちろん、集団にまで極度の利己主義的我執の沼にはまり、徹底して門を閉じ、鍵を掛けています。疎通のない不通の世界に転落してしまったのです。結局、人類の諸般の問題は、真の父母である私たち夫婦が天から受け、一生の間、主唱して教育してきた“神様のもとの一つの家族”思想、すなわち真の愛の教えによって解決せざるをえません。この思想こそが人類に平和と幸福の道を探し出してあげられる唯一の道なのです。皆様、今日、私たちが生きているこの時代は、歴史的な大天宙的革命期です。歴史を変え、霊界と地上界を一つにして、神様が太初から願ってこられた理想天国をこの地上に創建しなければならない大天宙的革命期です。これ以上、延期したり、延長する時間はありません。天は既に、2013年1月13日を“基元節”として宣布しました。実体的天一国の始発であり、起源となる日が正にその日なのです。2年も残っていません。したがって、人類は今、天の命令に謙虚な姿勢で従順にならなければならない時です。平和の王であられる神様の実体として地上界で摂理を経綸している真の父母様の導きに従い、残った2年間を全力投球、死生決断をしなければならない宿命的な時が、今日の私たちの前に近づいて来たのです。霊界の全ての善霊たちも総動員され、皆様よりも一歩先に立って再臨して走っています。韓民族の使命皆様、億劫(一劫の億倍、極めて長い時間のこと)の時間と精誠を注ぎ、御自身の子女として創造した人間が、堕落によってサタンの血統を受け、暗闇の中に隠れてしまったその瞬間から、神様が受けられたその苦痛がどれほど大きいか御存じですか。骨がきしみ、身が震える凄絶な苦痛の中で数千、数万年を耐え、待ってこられた皆様の父が、どれほど長く険難な蕩減のトンネルを経てこられたか、考えてみましたか。このようなかわいそうな父のために、一瞬でも涙を流してみた事があるのかという事です。皆様、神様は、数千年間、静かに韓民族を育て、準備させてきました。2000年前、御自身の独り子イエス・キリストをこの地に送られ、彼を通して人類を再び救援しようとされた歴史を皆様もよく御存じでしょう。しかし、あまりにも悲惨な結果に終わってしまいました。イエス様をメシヤとして受け入れ、絶対信仰と絶対愛、絶対服従の道を行かなければならなかったユダヤ教の指導者たちとイスラエル民族が、かえって彼を十字架の道に追いやってしまったではないですか。しかし、「成し遂げられた」(ヨハネによる福音書19章30節)という霊的救援の一言を再び静かに残して忽然と逝かれたイエス様の再臨は、悲しくも2000年間の準備を経て、ついにこのはるか遠い韓半島で実を結ぶようになったのです。韓民族は、昔から神様を先祖の中の最高、最上の先祖として崇め敬って生きてきた天孫民族です。ただおひとりであられる万人の先祖、その方を「ひとりのおかた」、すなわち「ハナニム」と呼び、主人(夜と昼の創造主)として侍ってきたのであり、したがって、全ての数の根源も「ハナ(一)、トゥル(二)」から始まったのです。このような「ハナニム」を原初の先祖として侍ってきた民族なので、韓民族の精神と伝統の中には、共生、共栄、共義の精神を超えた霊人体として生き、存続してきたのです。5000年を超える歴史を守ってきながらも、他の国と民族を侵略したり略奪したりしない「弘益人間」(広く人間世界に利益を与えること)の血脈が通っている選民です。更に、韓国の歴史の中には、人間の人生の根本徳目となる孝と忠と烈の魂が息づいています。花のような乙女の年頃に自らの身を海に投げ出し、年老いた父の目が見えるように願った孝女・沈清の真の孝誠こそ、父母に侍って暮らす韓国人の孝の基準です。夫との約束を天のように敬い、命を差し出すところまでいった春香の哀切な愛と志操は、全ての韓国女性たちの人生の見本となっています。自らを捨て、王と指導者たちの前でも、白衣従軍として命を懸けて、国家と民族を救った李舜臣将軍の不撓不屈の忠誠こそ、韓民族の誇りであり、気概です。このような崇高な伝統は、偶然に歴史上に現れた単なる事件ではありません。天がこの民族を準備し、その伝統の上にメシヤを立てるための基台摂理だったのです。そして、ついにこの韓半島の精気を受けて、人類の真の父母であり万王の王が、天の印を受けて顕現されるようになったのです。人類の行く道尊敬する貴賓の皆様、今、人類の行く道は明確になりました。天が真の父母様を通して明らかにして下さった「Dデー」を前にして、何を躊躇する事があるでしょうか。すでに600日余りしか残っていません。皆様の忙しい壮途には、天の祝福が共にあるでしょう。人類歴史の流れを摂理史的な目で見てみると、時代の変遷は大きく3段階に大別されます。1番目は「物情時代」、すなわち物本主義的物質優先時代です。そして2番目には、「人情時代」、すなわち人間の知識と天の公平な感情を前に立てて世界を支配してきた人間中心主義時代です。しかし、このような時代は過渡的時代です。人間が堕落性を脱ぎ捨てて本然の姿を取り戻し、神様を父として侍り、統一された一つの家族をなして暮らす時代に入っていくうえで、経ていかなければならない過程的な時代なのです。祝福結婚を通して内外両面で聖別された基台の上に絶対的な基準を立て、「ために生きる人生の道」を行かなければならない最後の段階の時代が「天情時代」です。すなわち、おひとりの神様の心情に回帰する天一国の時代を開いていく時が、今日の私たちが生きている、正にこの時代だという事を深く肝に銘じて下さる事を願います。実体的天一国時代が広がれば、この地上に「霊連世協会」が中心軸の位置に立って、初めて万有を治めるようになるでしょう。霊界と肉界を連結して実質的な統一を完成し、天理と天道によって摂理を経綸するようになるという意味です。この地で世俗的な次元の選挙をこれ以上見る必要はなくなり、交叉祝福結婚を通して人類は一つの家族となり、太平聖代を享受しながら平和と幸福の真の愛を楽しむようになるでしょう。そのような日が、もう私たちの目前に迫ってきているのです。その日の準備の一環として、私たち夫婦は2010年2月14日に「天暦」の出発を満天下に宣布しました。既存の陽暦と陰暦は、今やカインとアベルの立場に立ち、新たに摂理を記録して明示する天暦を補助する役割をするようになるでしょう。今から皆様は、真の父母様の教えを骨に刻みつけて実践する人生を生きなければなりません。選択の余地がありません。今から準備しなければ、間違いなく落伍者になるからです。7000メートルを超えるヒマラヤ山脈を往来し、越冬する鶴(アネハヅル)の勇気と気概を私たちも学ばなければなりません。人類のための遺言皆様、真の父母様は、すでに人類のための遺言を準備し、残しました。一生に6度、7度も生死を行き来する獄苦を経ながらも勝利し、準備した遺言書です。永遠なる人類の教材・教本として8種類の本を残しました。冊数としては1000冊を超える分量です。『文鮮明先生マルスム選集』、『原理講論』、『天聖經』、『家庭盟誓』、『平和神經』、『天国を開く門 真の家庭』、『平和の主人、血統の主人』、『世界経典』、以上の8種類の書籍です。これらの教本は、皆様が霊界に入っていっても読み、学ばなければならない本です。決して人間の頭脳から出てきた言葉や教えではありません。天がかわいそうな人類を救援するために下さった天道を教える教材・教本だからです。皆様は、今からまず皆様の家庭から上記に列挙した教材・教本を中心として訓読会の伝統を立てなければなりません。一つの家族3代が新しい一日を始めるに当たって、まず天のみ言を訓読し、新しい心で訓読の人生を実践する伝統を立てなさいというのです。霊界と肉界が同時に真の父母様に侍り、同じ天道のみ言を毎日訓読する世の中をつくろうという事です。このようになれば、いくらサタンが皆様の血統に乗じて蠢動するとしても、訓読会の伝統の前では立つ場がなくなるのです。正午定着的基準で影のない人生を生きていく、そのような家庭に神様の祝福が下りないとすれば、誰に下さるというのでしょうか。このような天の家庭がこの地に満ちるとき、この地球星は自動的に「ワン・ファミリー・アンダー・ゴッド(神様のもとの一つの家族)」のみ旨が完成した地上天国、天上天国となるでしょう。皆様、文総裁の一生を率直にそのまま収めて公開した自叙伝が2年前(2009年)に出版されました。文総裁はこの本を通して、人類のための天のみ旨がどこにあり、子女である私たち人間が歩むべき道がどこにあるかを詳しく示しています。「初不得三(精進すれば必ず成功するという意味)」、「七顚八起(七転び八起きのこと)」の典型的な人生でした。この本もまた、訓読教本・教材に引けを取らない実証的次元で真なる真理の人生を見せてくれる教本だと自信を持って皆様に勧める次第です。天命に従って90年の生涯を歩んできた文総裁の人生を加減なく収めたこの真の愛の記録をもう一度精読され、大いなる悟りを得て下さる事を願います。正午定着の人生は影をつくらない人生だと言いました。私たち全員が発光体となって光を与える人生を生きれば、影が生じる隙間がありません。受ける者は借りをつくる者です。皆様は、その借りを返すために、これから、かわいそうな貧しい人の涙を拭ってあげ、暗い所を明るくしてあげる永遠の真の愛の発光体となる人生を生きるように願います。天地人父母時代宣布皆様、2010年天暦5月8日午前2時20分と5月15日午前3時25分、このように両日にかけてアメリカのラスベガスにおいて神様を中心とした天地人真の父母様の特別宣布が行われました。ところがここでいう3時25分の3数は「初不得三」の3時代を代表するものでもあり、旧約、新約、成約の3時代を象徴する数です。そして25分の25数は100の4分の1を象徴します。すでに真の父母様御夫妻は最終一体を成して、完成、完結、完了の基準で、全体、全般、全権、全能の時代を奉献宣布されたのです。それとともにアレクサンダー・ヘイグ元アメリカ国務長官の聖和式を契機として、重生、復活の聖和式を生涯路程の中で完了するための第1、第2、第3イスラエルの勝利式を韓国に移譲することを宣布しました。そうしてこれから神様の祖国と故郷は韓国になります。韓国を神様の祖国として発表する事で「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」も韓国において完成するようになります。日にちは(2010年陽暦)7月8日に宣布されました。これをもって天宙の全ての境界線が撤廃されます。したがって自主的神様を中心として、天地が昼夜もなく、神様の統治のもとに天地人真の父母様の助けを頂いて永遠に存続するようになります。天地の重要事項貴賓の皆様、このような深刻で貴い時代を迎えて、皆様の人生にもこれから革命的な天宙的変化が訪れるべきでしょう。そのような意味において天が下さる、きょうのメッセージをもう一度要約してみようと思います。第1に、全祝福家庭はまず家庭の中で神様を中心にお迎えし、父母と子女が完全に一つとなる訓読教育を毎日実践しなさいという事です。原理教育、真の父母様が下さった教材・教本教育、真の父母様の自叙伝の内容の教育、そして原理本体論の絶対性教育を徹底的に行うべきだという事です。第2に、天はすでに重生と復活の聖和権の恩賜を家庭単位まで許諾されたのです。ここには父母と子女間の完全一体を必要条件としています。絶対父母、絶対子女の基準を立てて、絶対家庭を自然に築きなさいという事です。第3に、真の父母様の血と汗がにじむ苦難の恩賜により、人類はすでに蕩減復帰時代圏を抜け出したというのです。したがって私たちは皆、真の父母様の御在世時に天が臨在する事の出来る家庭、氏族、民族、国家、世界まで、地獄圏を解放させるべき責任があるという事を忘れてはならないのです。蕩減復帰時代が終わったとすれば、何の時代が到来するのでしょうか。神様と真の父母様を中心とした勝利圏の太平聖代だけが永遠に続くようになるでしょう。第4に、私たちはすでに神様の直接主管圏時代に進入しているという点です。皆様、天が宣布した「Dデー」がすでに2年も残っていないと申し上げました。霊界の家族までも地上に再臨させて原理本体論教育を受けるようにして、一家族で8代まで苦楽を共にしながら、共に暮らすべき天宙安息圏の時代に立ち入ったという事実を肝に銘じ、また肝に銘じて下さるようお願いします。アーヂュ!皆様、霊肉界の先生と教祖である文総裁が一生を通して功を立て、最終的なこの結論を出すための宗教世界と地上世界、霊界、肉界、カイン・アベル世界のための大会の終結完了に向けて努力した総論の結論をお話し致します。これまでの歴史過程には、このような内容が出てくる事が出来ませんでした。初めて、真の父母様の一生を通して摂理の総体的、覇権的、神様の解放、釈放世界の勝利権のために、最終的結末をなす生涯の標題の勝利権を立てるために、後天時代の完成、完結、完了のために、神様の祖国になる韓国とアメリ力の中心地を代表する韓国ソウル大会を出発点として、ワシントン・ニューヨーク大会を経て、きょうの大会まで来たのです。真の父母様の特別指示ワシントン・ニューヨーク大会に来ているアベルUN圏194の国と地域、カインUN圏193ヵ国、387人の大使と分捧王、および平和大使と各国家の大統領と国家要員全体と天宙の前に伝えます。1、 天宙平和連合韓国会長を中心とする宗族的メシヤ圏と第1、第2、第3イスラエル圏の聖和式を2010年10月から12月31日までに終えて、祝福三日行事と蕩減棒儀式も完了させ、そこには、韓国が神様の祖国と故郷であり、真の父母様の国であるために、韓国の全国民を参加させなければなりません。2、 分捧王と平和大使の責任を受けた人たちは、全世界的に霊界、肉界の祝福式を同時に「Dデー」までに完了しなければなりません。3、 真の父母様を中心として、アダム・エバから、文氏の氏族、分捧王と平和大使たち、各国の大統領と国会指導者たちを含め、本然の血統圏の先祖たちと天の血族、親族になる祝福を受けた人々全員が、全体、全般、全権、全能の一体圏を完成しなければなりません。4、 今から60年前の10月14日、その日を起点として、蕩減復帰される60年後の天一国10年天暦10月14日、15日、16日の三日間に真の父母様の宣布記録に一致した「Dデー」の宣布期間の最終段階として、天地の全ての全体完成、完結、完了をする宣布大会が、天基元年(2010年)10月17日なのです。5、 今回の天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会であるワシントン・ニューヨーク大会とフーバーダム・ラスベガス大会、そして、神様の祖国と故郷になるソウル・韓国大会は、摂理の最終的な完成、完結、完了を意味する真の父母様の宣布内容です。この使命は、真の父母様が決定した1年8ヵ月余りを残す「Dデー」までに完了しなければなりません。6、 そうして、真の父母様が誕生した韓国が神様の祖国と故郷として、完成、完結、完了されるのです。神様の祖国と故郷である韓国の大統領を中心として、カイン圏UNとアベル圏UNの大統領格であるジョージ・ブッシュ前米国大統領とオバマ米国大統領、G20に参席した全ての大統領たちと国民が一つになって、この大会の成功のために真の父母様の天命に従って、完成、完結、完了的勝利を奉献しなければなりません。万が一、参席できない者たちは、真の父母様が代身者を選出して、完成させるでしょう。新実体映像時代到来皆様、きょうの映像を通して御覧になったと思いますが、今の時は、神様が摂理を完結させて、最終段階の収穫をする時です。少し前に、ソロモン諸島のダニー・フィリップ首相が直接真の父母様を訪ねて来て、天のみ言に大きく感銘を受け、真の父母様の同盟国になることを約束し、誓って帰りました。これからは、天の働き手になって摂理の一線で走る勇将になるという覚悟を見せてくれました。そして、ネパールでは、きょう、この時刻にも真の父母様から伝授された原理本体論講義を、国営放送局を通して全国民に教育しています。国連を中心とした活動も、今や本格的に軌道に乗っています。そして、私たち夫婦が創設した「世界平和女性連合」が国連の本来の創設目的と趣旨に一致する活動を展開してきた実績が認められ、国連に登載された3400余りのNGO(非政府機構)グループのうち、最上のグループである第1領域に属している事はもちろん、女性の人権と子供たちの貧困問題と教育問題解決のための活動に卓越した実績を収めています。すでに何度か受賞もしました。また、最近では、共産主義者たちのいたずらで私の手を離れたワシントン・タイムズも再び戻ってきました。これが奇跡でなくて何が奇跡と言うのでしょうか。最高のカイン圏、黒白の中心要員たちが一つになって、ワシントン・タイムズ理事会を中心として連合体制として、神様の祖国と故郷の意味を広げ、神様の主権の国を保護していくでしょう。皆様、すでに真の父母様を中心として世界が回っています。歴史的な怨讐であった韓国と日本、日本とアメリカ、アメリカとロシアのような国々もルーシェルから受けた堕落の血統を根絶して、新しい天の血統を伝授されるために交体祝福結婚に汎国家的な次元で参加するようになるでしょう。私たち夫婦が満天下に宣布して推進中である韓日海底トンネル・プロジェク卜とベーリング海峡トンネル事業も世界的な次元から宗教人たちが先頭に立って、解放された神様をお迎えして完成する事でしょう。この世から、神様の実存を否定する無神論の思想、すなわち共産主義をなくし、神様が本来理想とされた万民疎通・和通の世界を成していくでしょう。人間始祖の堕落によって引き起こされた夜の神様、昼の神様、万王の王、そして、真の父母、このように四大代表王たちの歴史的な葛藤と闘争も、ついに天地人真の父母様によって、完全に解決されました。万人が平等であり、万国が兄弟国になって、「ワン・ファミリー・アンダー・ゴッド」の世界が皆様の目の前から展開されています。皆様全員が、この歴史的であり、摂理的な革命隊列から必ずや勝利者になって下さい。天地人真の父母様を通して賜る天運が皆様と共にあるでしょう。皆様と皆様の家庭、そして国家の上に天の祝福が共にある事を真の父母様の名で宿願致します。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.22
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韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第2部 神様と人類の希望 真の父母6. 真の父母と成約時代*このみ言は、1993年5月13日から始まったアメリカ12ヶ都市巡回講演で文鮮明総裁が語られたもので、その後、韓鶴子総裁が1993年5月26日から12月22日まで開催されたアメリカ巡回講演、アメリ力議会招請講演、日本巡回講演、韓国大学巡回講演、韓国国会招請講演、世界巡回講演で宣布なさった。敬愛する上下院議員、ならびに尊敬する紳士淑女の皆様。きょう、このようにお越し下さったことに、深い感謝の意を表す次第です。皆様はこの偉大な国家の指導者として、アメリカと世界を、やがて来たる千年王国へと導く責任を担っています。平和と繁栄の未来に対する約束は、きょう私たちがいかなる行動を取るかにかかっています。御存じのように、今日のこの世界は、平和で幸福な世界ではなく、葛藤と絶望に満ちた世界です。私たちは、家庭破壊や社会における道徳的退廃の問題などに直面しています。私たちは、このような問題に関して、幾度となく論議してきましたが、その解決策はいまだに見つかっていません。それはなぜでしょうか。本当の問題の解決策は、神様から出てこなければならないのであり、現象的な面だけを扱うのではなく、問題の根本から明らかにしてこそ解決できる問題だからです。その根本を明らかにするためには、神様の創造目的を理解し、私たちが神様の摂理史で最も重要な転換点に処している事実を知らなければなりません。神様の創造理想と偽りの歴史の出発神様は、真の愛を体恤するために、この世をお造りになりました。神様は、アダムとエバとして知られている人類始祖を創造されました。彼らは、真の愛によって自分自身が完成し、真の父母として真の愛、真の生命、真の血統をもつ完全な家庭を築かなければなりませんでした。アダムの家庭で神様の真の愛の理想が実現されていれば、メシヤが必要ない世界になっていたはずでした。初めて完成した彼らの家庭が、すべての家庭の標本となり、その家庭が氏族、国家、世界へと拡大したのです。そうなれば、その世界は真の愛の世界、すなわち地上天国となっていたでしょう。ところが、不幸なことに、このような神様の理想は実現されませんでした。聖書の教えによれば、人間の堕落によって、アダムの家庭全体を失ってしまいました。第1に、アダムとエバが、サタンを中心とした自己中心的な偽りの愛で偽りの父母になることによって、真の父母の位置を喪失しました。第2に、カインがアベルを殺害することによって、真の子女の位置を喪失しました。その最初の家庭が自己を中心として愛することにより、彼らは善よりも悪を繁殖するようになったのであり、偽りの生命と血統を子孫に相続して、偽りの世界をつくり上げました。ですから、神様の救援摂理歴史が始まったのです。神様は、御自身の真の愛を中心とした真の父母を復帰するために、アダムとエバに代わる一人の男性と一人の女性が必要でした。そうしてこそ、神様の本来の計画に従って真の家庭が形成されるのです。本然の家庭を復帰するために、神様は、カインとアベルが一つになるようにして、真の子女の位置を先に取り戻し、それから、真の母と真の父の位置を取り戻すというように、人間が堕落するようになった経路とは反対の経路で役事(働き)されます。真の父母を復帰するための基台として、カインとアベルを和解させることが復帰歴史の全路程を通して続いてきた神様の公式でした。堕落によってもたらされた憎悪を取り除こうと、神様は人間始祖の堕落後、二人の兄弟を、サタンを象徴するカイン側と、神様を象徴するアベル側とに分けて立たせる役事をしてこられました。神様の戦略は、カインに打たれたアベルがそれを耐え忍ぶことによって、カインを抱き、失った祝福を取り戻すことでした。そうすることによって、神側はサタン側に勝利し、神様の位置を復帰してきました。この公式に従って、神側の男性と女性は、大きな苦痛を受けてきたのであり、神様の摂理上、前面に立った宗教は、サタン側から最も過酷な迫害を受けてきたのです。最初の家庭の侵犯と復帰路程紳士淑女の皆様。このように自己中心的な不貞の愛のために、人類初の家庭は侵犯を受けるようになり、利己主義と貪欲の歴史が続いてきたのです。神様の復帰歴史は、個人次元から始まります。サタンもまた、それを知っているので、個人次元からその努力を集中して反対します。これこそが、この「終わりの日」に、自己中心的個人主義が人々の生き方を支配する理由です。人々は、周囲の人から次第に疎遠になるのを感じるようになり、国家や社会、さらには家族に対する責任感さえも、さほど感じなくなっていきます。増加する離婚率の統計は、結婚に対しても責任感をほとんど感じていないことを意味しています。すなわち、父母は自分の子女に対して責任を持とうとせず、人間の尊厳性に対する感覚を全く持ち合わせていない人たちは、自分自身に対する責任さえも取ろうとしません。1960年代、理想主義的な若者たちは、愛と平和を追求するために、周辺に蔓延する物質主義を排斥しました。しかし、その過程で、彼らは道徳性と責任感まで捨ててしまいました。その結果として今日の社会は、麻薬とフリーセックス、そして自殺などにより苦痛を受けています。これらの中で、神様が最も胸を痛められているのは、フリーセックスによる性的な愛の誤用です。愛は、純粋な感情の刺激から誘発されます。しかし、フリーセックスは、純潔や真の情緒を破壊します。どれほど多くの人々が、不倫なる愛の関係や離婚のゆえに、苦痛を受けているでしょうか。一夜のかりそめの愛、そのどこに神様が臨在されるのでしょうか。性的に虐待を受ける幼い子女たちは、どんな悪夢にうなされているでしょうか。エイズの犠牲となった死亡者数が日ごとに増加していく中、学校では妊娠の危険性のない安全な性生活を教え、「婚前性交は避けられない」と言って学生たちにコンドームを配っているのが現状です。乱婚に寛大な社会は、神様のみ旨とは絶対的に相反する所です。一方、神様のみ旨に従って生きる人たちは、先ほどお話しした例とは180度異なった人生を生きます。歴史を通して、自己犠牲的で神聖な道を歩んできた人たちは、反対側の世界の人々から、激しい反対と迫害を受けてきました。その一つの例として、統一教会を挙げることができます。統一教会の信徒たちは、純粋で、自己犠牲的に生きようと努力してきました。統一教会は、戦争で引き裂かれ、暗鬱だった韓国で生まれ、世界的なひどい迫害にもかかわらず、わずか38年で世界的レベルの宗教運動へと発展し、神様が教え導き、助け続けていらっしゃることを証するに至りました。紳士淑女の皆様。宗教では、過ったことは、復帰過程を経て回復できると教えています。「統一原理」では、蕩減を払うことによって、過ったものを取り戻す方法について説いています。堕落したエバは、自らの過った行為を正すために、自らに課せられたすべての責任を負わなければなりませんでした。それは、エバが真の父母を復帰するための基台として、まず、子女であるカインとアベルが一つになるようにすることを意味します。カインは、アベルが神様の代身者として選ばれた人だという事実を悟って、弟と一つにならなければなりません。しかし、カインがアベルを殺害することによって、アダムの家庭を復帰する機会を失ってしまいました。そこで、神様は、堕落したエバの位置を取り戻せる別の女性を待たなければなりませんでした。聖書に出てくる女性の中で重要な一人が、イサクの妻リベカです。ヤコブとエサウの母として、リベカはエバがアダムの家庭で立っていたのと同じ位置にいました。しかし、リベカは、エバとは違って神様の摂理を理解し、次子ヤコブに協助して、長子エサウが受けるべき祝福を次子が代わりに受けるようにしました。カインがアベルの命を奪ったように、長子エサウはヤコブが祝福を受けたことを知って、弟ヤコブの命を奪おうとしました。しかし、リベカの協助によって、結局、この二人の兄弟は抱き合って和解しました。この和解は、摂理上、重要な勝利となりました。しかし、それは神様の血統を象徴的に純潔にする意味にすぎませんでした。すなわち、神様の血統の実質的な純粋性は、腹中で取り戻さなければならなかったのです。これが正にタマルに関する逆説的な物語です。リベカのようにタマルもまた、堕落したエバの立場にいたことを理解すると、イスラエル選民の血統の中からイエス様がお生まれになった理由を理解することができます。タマルは舅であるユダをだまして、ペレヅとゼラを身ごもりました。聖書には、二人の息子が母の腹中から互いに先に生まれようとして闘ったことが記録されています。タマルが出産で苦しんでいるとき、ゼラの手が母の腹から先に出て、産婆がその手首に赤い糸を結びました。するとゼラの手は再び母の腹中に引っ込み、もともと弟となるはずだったペレヅが先に生まれました。このようにして次子が長子の位置を、生まれる前の腹中で復帰したのです。伝統的な道徳観から見れば、リベカとタマルに関する物語は多くの疑問が提起される内容です。今、私たちが知っているように、神様はイエス様を誕生させるために、サタンから神様の血統を取り戻す役割を果たすように、彼女たちを祝福されたのです。こうして2000年が過ぎたのちに、聖母マリヤがタマルの勝利圏を相続する立場で現れました。彼女はしかるべき蕩減を払い、アベルを長子の位置に復帰することによって、家庭、氏族、そして国家的次元へと拡大されたカインとアベル的存在を一つにする責任を担っていました。その当時は、正式な結婚以外の方法で子を身ごもった女性は、石で打ち殺すのがならわしとなっていました。マリヤは命の危険を顧みず、神様の召命に応じてイエス様を懐妊しました。マリヤの信仰とリベカとタマルの役事で、サタンはマリヤの腹中にいるイエス様に対する主管権を主張できませんでした。ですから、イエス様は、神様の完全な直系の血統をもった真の息子の位置でお生まれになったのです。イエス様が神様の最初の息子として、聖人の中の聖人であられ、神様の真の血統の先祖となられる理由がここにあります。イエス様の誕生は、国家的次元の旧約時代を終結させ、世界的次元の新約時代を開門する意味があります。また、マリヤには、アベルの位置に立っていたイエス様と、カインの位置に立っていたイエス様の従兄である洗礼ヨハネを一つにする責任がありました。多くの人々が洗礼ヨハネに付き従い、彼は多くの人々に尊敬されていました。そのような洗礼ヨハネがイエス様と一つになることは、イスラエルの民がイエス様をメシヤとして認める時に、重要な要因でした。彼らが一つになっていれば、「小羊の婚宴」のための基台が造成されていたのです。そうすれば、イエス様は人類の真の父としての位置を確立し、新婦は人類の真の母となっていたはずでした。さらには、地上天国が建設されていたでしょう。洗礼ヨハネは、イエス様に洗礼を与えるとき、明らかに啓示を受けたにもかかわらず、イエス様と一つになることができませんでした。洗礼ヨハネの協助なしにユダヤ民族がイエス様を信じ、付き従うことは不可能なことでした。結局、イエス様は独りで、御自身が誰であるかということを宣布する困難な道を歩まれました。イスラエル民族の不信に直面したイエス様は、人類のための霊的救いの道だけでも成就するために、御自身の生命を捧げることを決意されました。しかし、イエス様は、霊的救いと同様に、地上で肉的救いの道を開くために、救世主が再び来られなければならないことを知っていました。成約時代の開幕とアメリカでの活動私たちの心はイエス様を通して神様に近づくことができますが、体はいまだに悪の誘惑を受け続けているのです。それで、使徒パウロさえも、肉身の欲求と霊の欲求の葛藤で煩悶しました。キリスト教の多くの偉大な聖職者たちも、そのような葛藤ゆえに苦しんできました。成約時代が開かれながら直面した主要な課題は、いかにして霊的救いと肉的救いを共に成就するかということです。それで再臨主が必要なのです。神様は、再臨を準備するために、カインとアベルが世界的次元で和合できる基台が必要でした。その基台は、第二次世界大戦を中心として造成されました。キリスト教的連合国はアベル圏であり、国粋的軍国主義の影響下にあった枢軸国はカイン圏です。連合国が勝利した直後、アベル圏の国家は敗戦国を包容し、キリスト教を中心として統一された平和世界を創建するための基台の潮流が形成されました。神様は再臨主を迎える基盤を造成することができたのです。ところが、このようにすべての準備が整ったにもかかわらず、神様の救援摂理は、その当時に完成されませんでした。神様の代身者が神様のみ言を携えてきましたが、2000年前のイエス様のように、その方は激しい迫害と全世界的とも言える誤解を受けるようになりました。イエス様の時に、イスラエルの民が、天から火の車に乗って降りてくるエリヤの再臨を待ち望んでいたように、キリスト教徒たちは、イエス様が雲に乗って天から降りてこられることを期待しながら再臨主を待ち望んでいたのです。第二次世界大戦以後、その重要な時期に、神様は私の夫に、韓国のキリスト教徒たちに新しい真理のみ言を伝えるように指示されました。ところが、キリスト教の指導者たちは、このみすぼらしい青年が新しいみ言を伝える機会を剥奪しました。この宗教指導者たちは、私の夫と一つになるどころか、逆に夫に付き従う人が増えるのを妬みました。彼らは私の夫の話を聞こうともせず、盲目的に反対しました。甚だしくは夫に関するうそや虚偽を広めました。彼らは夫の人格を抹殺しようと、夫の教えとは正反対の淫教であるとか貪欲だとのうわさを広めたのです。悲劇的にも、世の中は神様が選ばれた代表を拒み、その方を荒野へと追い出してしまいました。第二次世界大戦後、キリスト教が私の夫と一つになることができなかったので、キリスト教の道徳的権威は、驚くほどに失墜しました。アメリカや、キリスト教に基盤を置くその他の国々もまた、文化的、社会的に深刻な危機を迎えていました。そうして冷戦が始まりました。第二次世界大戦の期間中、二つの側に分かれていたように、世界は再びカイン圏とアベル圏とに分かれました。イエス様の左で十字架にかかった強盗のように、神様を否定する共産主義はカイン側です。右の強盗のように神様の存在を認める民主主義はアベル側です。冷戦時代における最初の戦闘は韓国動乱でしたが、その戦争に国連の旗のもとに自由世界16ヵ国が参加しました。1988年のソウル・オリンピック前までは、互いに敵対的だった160ヵ国は、平和的に一つの所に集まることができませんでした。結局、1991年に世界的次元のカイン側とアベル側を代表する韓国と北朝鮮が国連に同時に加盟することによって、それぞれ160番目と161番目の加盟国となったのです。韓国は、神様が真の父母を送った国なので、韓国からこのような多くの調和と和合が達成されるようになるのです。過去40年の冷戦の期間中、私の夫は、失ったメシヤを迎えるための基台を再び探し立てるために、すべての障壁を崩す闘争をしました。その期間、人々は私の夫を完全に誤解しました。夫は、神様のみ旨のために、北朝鮮の共産主義下で送った3年の収容所生活をはじめとして、無辜の投獄生活を6度もしました。そればかりかマスメディアは、「私利私欲のために若者たちを洗脳する残忍な怪物のような存在である」と言って、夫を罵倒してきました。文鮮明牧師こそ世界で最も多く迫害を受けた宗教指導者だという事に異議を唱える人がいるでしょうか。私の夫が受けてきた苦労を思うと、私の胸は張り裂けそうです。しかし、夫はいつも、「神様は、御自身の摂理のために迫害を受けてきた人たちを慰労していらっしゃる」と言って、私を安心させてきました。夫と私は、過去の失敗を復帰するために、蕩減の道を歩んでいます。20年間、私の夫は、2000年前のイスラエルの国とユダヤ教の立場に代わる、韓国と統一教会を中心として、旧約時代を蕩減するために苦労をしてきました。その基台の上に私たちは、1960年に国家的な次元で真の父母の聖婚式を挙行しました。その後、1971年に、夫と私はアメリカに来ました。この国は、キリスト教、ユダヤ教、そしてイスラエルの国と密接な関係にあるため、摂理史において非常に重要な役割を担っています。ですから、その後20年間、私たちは新約時代を完成し、成約時代を出発するための蕩減路程を歩みました。旧約、新約、成約時代のすべての摂理は真の父母を中心として完結されなければならないことを考えた時、イスラエルとアメリカと韓国は、神様に選ばれた国だという共通の運命をもっています。ですから、民主世界と自由世界を代表するアメリカは、無神論的共産主義国家である北朝鮮と、民主主義とキリスト教が栄えている韓国の統一のために活動しなければなりません。紳士淑女の皆様。神様が、アメリカ自体のためではなく、世界を救うためにアメリカを祝福されたことを知らなければなりません。アメリカの初期における清教徒たちは、富を求めてアメリカに来たわけではありませんでした。彼らは、この地で神様に侍り、より誠実にキリスト教の信仰を続けるためにアメリカに来ました。アメリカが祝福を受けた目的を想起できなければ、アメリカに対する神様の祝福は中断されるでしょう。神様は、摂理歴史を導いてきた力が何であるかを、夫と私に悟らせて下さいました。神様が私の夫に啓示して下さった真理は、「統一原理」の中に含まれています。「統一原理」は、摂理史的観点から人類歴史と聖書の内容を考察し、数千年間解けなかった疑問に対する答えを提示しています。その内容を真剣に研究した人たちは、これこそが、神様の下さった真の贈り物であり、今日、私たちの社会が直面する問題に対する唯一の解決策を提示していることを発見しています。さらには、共産治下の旧ソ連でも、政府指導者と数千人の若者たちが、私たちの教えを学ぶことで、新たな人生を見つけました。結局のところ、彼らは共産主義思想の抑圧から解放され、彼らの国を救う霊的な真理を渴望していたのです。女性の重要な役割と祝福敬愛する皆様。第二次世界大戦後、キリスト教の基盤が失われた事によって、神様の摂理は1992年まで40年間延長されました。それで、1992年4月、夫と私は「世界平和女性連合」を創設しました。去年(1992年)、私は真の母の心情で、第二次世界大戦中に世界的カイン側を代表する国家だったドイツ、日本、イタリアと、世界的アベル側を代表する国家だったアメリカとイギリス、そしてフランスを含む世界の12ヵ国を巡回しました。これらの国で、ロシアと中国の時と同じように、私は100万人を超える女性指導者たちに、「共に真の父母を迎える基台を築きましょう」と力説しました。このような基盤の上に、今、夫と私は、最初の真の父母として成約時代の到来を宣布することができました。この場に来られた全ての方が、私たちの導きによって真の父母となることを願います。各家庭が立ち上がり、全世界の救援摂理を完遂するメシヤ的使命を果たすべき時が来ました。皆様の家庭を復帰したのちには、皆様の社会と氏族と国家を復帰しなければなりません。私たちは、このような使命を果たす人を「氏族的メシヤ」と呼びます。成約時代には、母の役割が非常に重要になるでしょう。母は、子女と夫を一つにし、家族を真の父母に連結させなければなりません。私たちは既に、数千人の氏族的メシヤを全世界に派遣しました。遠からず、本然の家庭理想が全世界的に成し遂げられるでしょう。すべての完成した家庭で、祖父母は神様と善なる先祖に代わって、王と女王の位置に立つようになるでしょう。父母は現在の人類を代表する王と女王の位置に立つようになります。そして子女は、すべての未来の子孫を代表し、王子と王女の位置に立つようになるのです。これら3代が一つになる時、過去、現在、未来の3世代が一つの所で調和して暮らすようになるのです。このような理解の基台の上で、最初の真の家庭の出現を皆様にお伝えすることができ、大変光栄に存じます。13人の子女と20人の孫をもつ私たち夫婦は、神様と人類のために、私たちの人生を完全に捧げています。この3代は、祖父母が聖書でいう生命の木の中心の根となり、父母はその中心の幹となり、子女はその枝となります。皆様も、真の家庭と理想国家、そして理想世界を建設するための私たちの努力に協力し、この生命の木に接ぎ木される事を心から願います。成約時代が到来する事で、アダムとエバを創造し、再び神様と共に暮らそうとされた神様の本然の目的を、私たちが完遂するようになるでしょう。このような事を知って、私たちは、個人的に心と体が一つになり、家庭においては夫と妻が一つになり、父母と子女が一つにならなければなりません。そうすれば、私たちは神様の愛を中心とした理想家庭を完成する事ができるのです。1992年、私たちは韓国で、神様のため、互いのため、世界のため、自らの人生を捧げることを誓う3万組の合同祝福結婚式の主礼をしました。今日、多くの家庭は、父母が子女を効果的に指導できずにいます。特に、愛や結婚などの私的な問題において、そのようになっています。しかし、私たち夫婦は、世界131ヵ国から若者たちを呼び集め、歴史的な方法で、彼らの貴い愛の夢を実現させてあげました。そのように、神様を中心とした家庭が集まって、理想国家と理想世界を構築するようになるのです。そのような家庭を形成していけば、社会の没落現象はなくなります。確実に神様の子女となった人たちは、これ以上アルコールや麻薬の誘惑の奴隸となる事はないでしょう。さらには、夫婦間の愛の神聖さを理解する事で、不倫と乱婚に対抗し、強く立ち向かう道徳的な力をもつようになります。最終的にその力が合わされば、戦争、人種の偏見、世界的飢餓を根絶できるのです。このような基盤の上に、私たちは真の幸福と自由と平和を享受する世界を建設できるはずです。敬愛する皆様。この国の指導者として、皆様は、深い心情で心の扉を大きく開き、このメッセージの意味を理解してくださることを願います。神様の理想を完遂する事によって、すべての人が神様の祝福の場に至る事を心からお祈りします。アメリカに神様の祝福が共にあることを願います!どうもありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.21
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韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第2部 神様と人類の希望 真の父母5. 絶対信仰の標本*このみ言は、2002年2月15日、韓国ソウルのヒルトン・ホテルで開催された「世界文化体育大典2002」および「IIFWPアセンブリ2002」開会総会で宣布されたものである。尊敬する内外の貴賓、そして紳士淑女の皆様!私の祖国、韓国で開催される今回の「世界文化体育大典2002」の開会式典で、皆様を歓迎することができ、たいへんうれしく思います。私は、生涯を通じて、奇跡のような多くの変化が韓国で起きるのを目撃しました。韓国に初めて来られた方々が、韓国の文化を経験し、韓国が飛躍的に発展している様子をごらんになることができますことを願っています。私たちは、新千年紀を迎えるに当たって、過去の暴力と苦痛を清算して、現代科学技術を総動員すれば、世界の平和と繁栄が来るであろうと期待しました。しかし、昨年(2001年)に起こった一連の事件が見せてくれたことは、私たちは、輝かしい物質文明を享有していますが、その文明との調和を成す精神文化と価値観の混乱によって、いまだに大きな葛藤を解決できないでいるという事実です。今日の世界は、相対的道徳観が澎湃(ほうはい)としている世の中ですが、私の夫である文鮮明総裁は、その全生涯をささげて、神様に対する“絶対信仰”と“絶対愛”と“絶対服従”、そして人類と万物が願う“絶対愛”に根本を置いた“絶対的道徳性”を教育してきました。皆様の中の多くの方々は、すでに夫によって推進されているプロジェク卜や活動を通して、皆様なりに文総裁を知っていらっしゃることと存じます。しかし、きょうは、私だけが知っている総裁についてご紹介しようと思います。42年間の結婚生活を経てきたこの時点で、私よりも夫のことをよく知っている人は、神様以外にはないはずです。総裁が教えている絶対価値と、総裁の生涯とは、どのような関係があるのでしょうか。私は、朝から晩まで終始一貫、ために生きる総裁の生活の姿と、人間生活のすベての分野において塀を崩し、究極的には、神様と人間の間の壁を取り除こうと、率先垂範する総裁の姿を見守ってまいりました。私が、初めて夫に会った時のことを考えてみても、それは、世界がいまだに軍事力を軸にした二つの世界に分かれ、すなわち東西冷戦によって対立し、韓半島は、6.25動乱(朝鮮戦争)の悲劇によって、南と北の二つに分かれていた時でした。数年間続いた戦争で、ほとんどすべてのものが破壊されました。私の夫が建てた初めの教会にしても、それは、捨てられた紙の箱を拾い集めて土と混ぜ、地べたの上に立てた土壁の家でした。そのような状況でも、総裁は、「神様が、この地に新しい希望を下さる」という約束に対して、少しも疑うことはありませんでした。総裁は、北韓(北朝鮮)共産治下の監獄生活の中、残酷な拷問によって何度も死の峠を越えるとき、そして、他教団の指導者たちの偽りの告発によって、南韓で監獄生活をするときも、自分が置かれた苦境ゆえに神様に助けを求めるという、そのような祈祷は、絶対にしませんでした。むしろ神様を慰労し、神様のみ旨である平和世界を必ず成就するということを、自ら何千回も誓い、そのみ旨のために黙々と実践するだけであったのです。どのような苦境に置かれても、例えば、食べるものに窮して飢え乾くとき、あるいはキリスト教と言論、そして政府までもが共謀して、夫を迫害するときにおいても、総裁の神様に対する愛と、人類に対する哀れみは、より一層大きくなるのみでした。総裁は、歴史上の預言者たちのように、反対の前にも屈することなく、逆に真理を伝播することにおいて、より拍車をかけてきたのです。このように、総裁は、天に対する“絶対信仰”の手本を見せてくれました。16歳(数え年)になった年、総裁は天から啓示を受け、本来、神様が願われた純潔と自由と喜びが充満する世界に、人類を導かなければならないという使命によって、自身が選ばれたということを悟るようになりました。その使命を成就するために、総裁は、個人から家庭、氏族、民族、国家、そして世界に至るまで、神様のみ旨を成就するために“絶対信仰”を基礎とした人生のパターンを広げてきたのです。総裁は、天から召命を受けたその日から、言い表すことのできない苦難と苦痛を伴う、総体的な犠牲の道を歩んできました。その中でも、最も胸痛むことは、総裁が助けてあげようとしたその当事者たちが、かえって嘲弄と偽りの非難を浴びせてくるときでした。それにもかかわらず総裁は、ただの一度も、天から与えられた使命を完遂するための意志を曲げたり、躊躇したりすることがありませんでした。自ら手本を見せてあげ、神様に対する“絶対服従”の道を教えているのです。何よりも、夫が説き明かす“絶対愛”に関する教えこそ、他の宗教指導者たちの追随を許さないものであると思います。数多くの宗教指導者や学者たちも、自分たちの教団建立や教理伝播のために献身しました。慈善事業や人道主義的なことを大きく行われた方々もいます。しかし、総裁は初めから違いました。統一教会の運動が小規模で、また財政的に難関に直面していたときも、総裁の教えには変化がありませんでした。それは、私たち自身を心配する前に、私たちの予算の3分の2を、人を助けるために使いなさい、ということでした。そのようにして、これまでに、超宗教活動を支援するだけでも数億ドルを注ぎ込みました。それは、神様が願われることが、すべての宗教を一つとすることにあるということを知っているからです。総裁は、統一教会の運動自体のためよりも、はるかに多くの予算を、宗教の和解と一致のために投入してきました。1975年に、手ずから創設した統一神学大学院の学生たちは、自らの教団の教理を学ぶことよりも、はるかに多くの時間を費やして、他の宗教と対話し、また、それらの教理を学んでいます。米国政府が、不当にも総裁を罪に定め、監獄に送ろうとしていた渦中においても、文総裁は、「ワシントン・タイムズ」を創設して米国が冷戦を終息させ、世界平和のために摂理的な役割を果たす一助としたのです。皆様もご存じのように、総裁は、世界的に他の多くの言論機関に対しても財政的な支援を惜しまず、今も継続して、統一教会自体の出版物に使うよりも、はるかに多くの予算を、彼らのために注いでいます。総裁の不屈の意志と、“自らを顧みる前に、まず他のために犠牲になる”という、このような生き方は、神様の無条件の愛に起因しており、これこそが愛の真のみ旨であり、今日、この世界に存在する諸々の壁を取り除くことができる解決方法であると確信します。総裁は、自ら手本を見せることによって、“絶対愛”ということを教えています。そのような絶対的愛で結ばれた夫婦関係においては、背信や離婚は許されません。そうして、それこそが、今日、世界的に蔓延している性病から防御することのできる、唯一で真なる道なのです。総裁が、このような理想を実現するために、自ら実践し、教育するうえで見せてくれた確固不動な献身的姿に対して、誤解する人もいました。あるときは、総裁の絶対的基準ゆえに、もう少し楽な道を選ぼうとする人々のねたみと嫉妬による、いいがかりの非難も多くありました。しかし、時間が過ぎるとともに、徐々に、多くの人々が、正と不正、そして善と悪ということに関しては“折衝”というものがありえず、私たちの生命と、神様のための献身的な愛には、寸分の譲歩もありえないということを悟るようになりました。私は、一生を通して総裁との心安らかな時間を、ほとんど過ごすことができませんでした。他の人々のように、新婚旅行を楽しむこともできませんでした。しかし、率直に申し上げて、私はこの世の中のどの妻よりも、より大きな“夫の愛”を受けて生きてきました。総裁の、家族に対する愛と献身的な教育は、驚くほどの結実を収めました。総裁自身が見せてくれたように、総裁は、「私たちの家族は、神様のために絶対的基準で献身しなければならないということはもちろん、人類のための愛においてもまた、完全でなければならない」と教えてきたのです。13人の子供と、20人を超える孫を得ましたが、私たちは、家族単位の休暇を、一度も満足に過ごすことができませんでした。しかし、私たちの家族は、神様のご加護の中で感謝の生活をしています。私たちが、初めてニューヨークに移住して、数百人の教会員とともに暮らしていた時のことです。だれよりも先に、私の夫は、芝刈り機の操作法を覚えようとしました。自分独りでカーペットの敷き方を体得したりもしました。芝を一つ一つ刈りながらも、「神様と人類に美しい芝生を贈ろう」という心情で臨みました。カーペットに刺す釘一つ一つにも、そのような心情を注ぎ込んだのです。私たち夫婦の人生は、ほかの人々とは異なっていました。一生を通じた犠牲的な生活の結果として、世界的に、数百万の家庭と彼らの子孫が、文総裁の伝統に従って生きていることを目撃しながら、私は、神様がご自分の献身的な息子、文鮮明総裁を本当に誇られるであろうと思っています。きょう、私の生涯において、初めてこのような公式の席上で、あふれる感謝と愛を込めて、私の夫を皆様にご紹介することができ、喜びの心を禁ずることができません。紳士淑女の皆様!私とともに、この「世界文化体育大典」の創始者であり、神様の真の息子であり、真の夫であり、真の父母であり、真の師である私の夫、文鮮明総裁を歓迎してくださいますよう、お願いいたします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.21
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ビデオ「本然のお母様は真の愛の主人です」というタイトルとは裏腹に、その内容を見れば韓鶴子総裁を批判し否定したものでした。あるブログでは、韓総裁の肉声が紹介されており、これこそが正論だと書いていました。さて、それは何を物差しとして書かれたものでしょうか?韓総裁の肉声は肉声でも、そのみ言の真意を歪曲すべく音声を切り刻んで並べかえた編集映像、改ざんされたものでした。これについては、先記事「韓鶴子総裁の改ざんされたみ言動画「生声で聞く独生女教の核心教理」」にてほんの一例を挙げたに過ぎません。家庭連合のPeaceTV映像は最初に生中継されたものの録画映像ですから、そのままのものでした。http://www.ipeacetv.com/vod/vod_view.asp?vId=7976&mId=A01&page=7ところが、家庭連合を批判するブログで挙げる映像といえば、画像をぼやかした映像に肉声を流したものであり、実際に語っていたものであるという判断がつきません。ほか「「ウソ!!『JooJangYong TV』 」これだけは覚えておきましょう!!」からも短い映像こそが真実であるかのような錯覚を与えるものでした。「養子・養女文化」に染まった人たち(「郭錠煥教」信者)が子女様に気に入らてようと、養子・養女でも少しは良い生活を得ようとして、デマ・ねつ造にと躍起になって家庭連合や韓鶴子総裁を批判されているようです。自称ルポライタイーtomy4509が検証した内容が正しいかどうか、cocoaさんもじっくりと確認されていれば、私へ中傷記事も書けないと思います。三男さん情報は正しいなどと鵜呑み(妄信)ばかりされず、ご自分の目でその事実関係をよく確かめることも必要です。さて、ビデオタイトル「本然のお母様は真の愛の主人です」ですが、人間始祖アダムエバから今日までそのような母はほかにどなたかいらしたでしょうか?ビデオで見る「母親像」といえば、既存の価値観からのものであって私たちは「本然のお母様」がどういう方であるかを知りません。「本然のお父様」も同様であって、仮に文鮮明総裁がその父と認められるのであれば、その母とたてられ韓総裁こそが「本然のお母様」となるというものです。韓総裁が「真のお母様」と呼べないというのであれば、文総裁もまた「真のお父様」と呼ぶことは出来ないでしょう。となれば、最初から「真の家庭」など存在しなかったという結論、三男さんが「真の家庭だ」という主張も虚偽を語っていることになります。cocoaさん、私のこの論理は「正論ですか? 邪論ですか?」【関連記事】分派のご夫人らのアベルカインがあれば分派問題は解決される分派のご夫人らのアベルカインがあれば分派問題は解決される(その2)コスモスさんも女性でしょう!!お父様は郭錠煥氏(洗礼ヨハネ)の失敗を警告しておられた?!一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.21
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天一国経典・平和経から文鮮明総裁のみ言をお送りします。第三篇 宗教と理想世界 - 1. お一人の神様と一つの世界宗教お一人の神様と一つの世界宗教日付:一九七二年二月三日 場所:アメリカ、ニューヨーク、リンカーン・センター行事:アメリカ九カ都市巡回講演 紳士淑女の皆様。今夜、このように悪天候にもかかわらず、大勢の方々が集まってくださったことに対して、心から感謝申し上げます。皆様に会ってみたいという思いは、数十年前からありました。今晩、初めて皆様にお会いでき、まず皆様の前に感謝申し上げると同時に、神様に心から感謝を申し上げる次第です。神様は実在するのかきょう、お話しするタイトルは、「お一人の神様と一つの世界宗教」です。このニューヨークに住んでいる方々は、「神様」と言えば、「神様は死んだ」という言葉を連想するかもしれません。しかし、神様が存在しているのに、存在する神様を「死んだ」と言うのは、これ以上の罪はないと思うのです。神様が存在しないのに「神様は存在する」と言うほうが、それよりまだ良いと見ることができます。きょう、お話しする「お一人の神様と一つの世界宗教」というタイトルを見ても、ここに人がいなければ何の問題にもなりません。人がいるので、その人と一人の神様が必要なのであり、人がいるので、その人と一人の神様が一つになってつくられる宗教が必要だというのです。万一、絶対者である神様がお一人でいるならば、その神様がいる所は幸せな所ではないと考えざるを得ません。神様であっても、その神様が一人で喜ぶならば、神様も正常な神様ではないでしょう。しかし、その神様がいくら小さな相対だとしても、その一つのものを見て「ははは」と笑いながら喜ぶとすれば、それは正常なのです。いくら小さなものでも、それを見て笑う神様に対して「狂っている」と言えば、そのように言う人がかえって狂った人になるのです。ですから、相対的存在がどれほど貴いかということを、皆様に最初にお話ししているのです。「不幸」や「悲しみ」という言葉は、相対がいないところから始まる言葉です。 それでは、神様が相対を好むとすれば、この世界でいったいどのような存在を好むと思いますか。感覚がない鉱物のようなものでしょうか。鉱物ではありません。植物でもありません。植物よりは動物のほうがより関心事になるでしょう。このように見るとき、この被造物の中で神様の関心事になり得る中心存在とは何かと尋ねれば、幼稚園児であっても、人間だと指摘するでしょう。皆様は、そのように思いませんか。このように見れば、人間は被造物の中で最高傑作だということを否定できないのです。ですから、神様も対象を訪ねていくとすれば、人間を除いては訪ねるべき対象がないという結論が出てきます。今日、この複雑な情勢の中で、今後のアメリカの運命や、あるいは世界の運命を考えるとき、神様がいれば良いのか、いなければ良いのかという問題は、深刻に考えてみる問題にならざるを得ません。絶対者がいて、真は真とみなし、悪は悪として処断することができれば良いですが、そのようなお方がいないとすれば、今後の世界は問題にならざるを得ません。ですから、神様がいないより、いるほうが良いというのが、私たちの願いです。ですから、神様がいるか、いないかということが問題です。二性性相の神様この宇宙は、存在世界であることを私たちは知っています。それは誰もが認めています。存在するためには、力がなければならないことを知っています。その力が存在するためには、力が先か、存在が先かということが問題です。力がなければ、存在もありません。ところが、その力というものは、作用をせずには現れないのです。力がある前に、作用という現象が必ず必要です。また、作用をするためには、そこには必ず先行条件として、主体と対象が絶対必要だということを否定できません。この主体と対象が授受するところから作用が始まり、作用が始まることによって力が存続するのです。言い換えれば、力が存在する前になければならないものとは何かというと、主体と対象だというのです。主体と対象は互いに異なる立場にあるので、これらが作用をするためには、互いに相手の内容に合うようにしなければならないのです。そのようにしなければ作用することができません。ですから、主体と対象が作用するためには、主体の目的と対象の目的が一致できる基点がなければならないのです。そうでなければ作用しないというのです。私たちが何かの用で外に出ていくとき、自らが損をするために出ていく人はいないでしょう。ニューヨークのタイムズ・スクエアを大勢の人々が往来していますが、その人々が家から出るとき、「私はきょう、一ドルでも損をするために家から出ていく」といって出てきた人は一人もいないはずです。出てくる時は、必ず自分に利益になることを望み、自分にプラスになる何かを望んで出発するのです。皆様が友人たちに会って交流するとき、お互いがマイナスになり、今よりも悪くなりかねない立場では、絶対に一つにならないのです。甲と乙の二人が一つになるには、今よりプラスになる共通の目的があるからこそ、そこで作用が起こり、一つになるということが起こるのです。このように見るとき、力が作用するには、二重目的、すなわち主体と対象が互いの目的にプラスになるものがなければ、一つになることもなく、作用もしないという結論を出すことができます。原子を例に挙げれば、原子は陽子を中心として電子が取り囲んでいます。それもやはり、二つの目的を結合して与え合う立場にあるので、一つの原子型を形成するのです。ですから、電子の目的と陽子の目的が追求するものを中心として、合わせているのです。大きく見れば、神様も存在者です。神様が存在するならば、実存体としていらっしゃるのです。そうだとすれば、神様もやはり主体と対象の関係になっていて、完全に与え合うことができる二重目的を中心として、結合した位置に立たなければ、永遠に存在することはできないのです。それは、神様も結局は、主体と対象が一つになって、お一人の神様としていらっしゃるという話です。神様のかたちに創造された人間聖書の創世記第一章二十七節を見れば、「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」という聖句があります。それを帰納的に追究してみれば、神様は、一人の男性と一人の女性を合わせた方だという結論が出てきます。そのような神様が一人でいてはいけないので、対象を必要とされ、そのために、この世界を創造せざるを得なかったというのです。それで、造られたのが一人の男性であり、一人の女性です。一人の人について見ても、人には心と体があります。この心と体が与え合うのです。もしこれが食い違ってくると苦痛を感じるようになります。どちらか一方が傾くというのです。しかし、これが一つになって上がっていけば喜びがあるのです。これが完全に一つになった男性がいるとすれば、彼は完全な男性です。もし絶対者がいるとすれば、どのような男性を要求するでしょうか。そのような男性を要求するでしょう。女性も同じです。心と体が完全に一つになった女性がいるとすれば、神様は、その女性に会おうとせざるを得ません。絶対者の威信から見ても、最高の男性、最高の女性に会わなければならないというのです。そのように、天のみ前に堂々と立つことができる人を天は求めるのであり、私たちも望むのです。私たち人間を見れば、原因的な存在ではないことを否定できません。人は結果的な存在です。皆様は、存在する、しないを自由に決めることができますか。できません。原因になれないので、結果的な立場にいることを否定できないのですが、結果的な存在も、原因が絶対的ならば、絶対的な相対の位置に立つことができるのです。人体の神秘を通して見た神様の実在性皆様。神様がいるか、いないかについて、少しの間お話ししてみましょう。私たちが人類始祖を求めてさかのぼれば、最初の人類始祖が出てくるでしょう。その人類始祖は大地で生まれたのです。その生まれた最初の人間が、大地に生まれるとともに、太陽があることを、それ自体が知っていて準備して出てきたか、そうでなければ、それ自体は知らずに出てきたかということを考えてみます。この地に出てくるとき、目は太陽があることを知らなかったでしょう。しかし、それ自体は知らなかったとしても、あらかじめ天体に太陽があって、見ることができることを知り、目をそのように生じさせたのです。皆様の目を見るとまばたきしています。それは、地の熱を受けて目の水分が蒸発するので、湿らせなければならないことを知っていたからです。また、まつげは、ほこりを防止しなければならないことを知って生じました。これを見れば、人間は博物学的、天文学的知識を基盤として生まれたということです。そして、目はあらかじめ汗が流れてくることを知っていました。それを知って、この貴重なところに異物が入れば大変なことになるので、防波堤をつくっておいたのです。そして、人が立って行き来することを知っていたというのです。また、耳を見てください。あらかじめ音波が来ることを知って、それを聞き取れるようになっています。また、鼻を見てください。鼻がなぜこのように下に向かうようになっているのかというのです。鼻に汗や雨水が入ってはいけないので、防波堤をつくって下に向かうようにしたのです。すべて知ってつくられたというのです。それらが自然にそのようになるでしょうか。このように私たちの人体を見れば、神秘の王宮のようになっています。これがただそのままそのように生じることはありません。このように見るとき、人間が生まれるとき、自分自身は知りませんでしたが、それを知っていた方がいたか、いなかったかということが問題になります。そのように生まれたことに対して、「ただ生まれた」とは言えません。それをあらかじめ知っていた方が誰かというと、神様でいらっしゃいます。神様との関係から見た人間の本然の価値それでは、神様が人間を造ったとすれば、私たち人間をどのような立場に置いて、どのような関係を結ぶために造ったのかを調べてみましょう。神様が人間を造ったとすれば、造った神様の目的があったはずです。また、そのように造られた人間ならば、その人間自身にも目的があるのです。造られた人間の目的と造った神様の目的が別々だということはありません。必ずある一致点がなければならないというのです。その立場は神様も望み、私たち人間も望むでしょう。ここに来た人々の中で、世界的に著名な大統領がいらっしゃるとすれば、その大統領よりも偉くなりたくないと思う人がいますか。偉くなりたいと思いますか、偉くなりたくないと思いますか。偉くなりたいと思うのです。最高に偉くなりたいと思います。世界で一番偉い人がいれば、その人と関係を結びたいと思うのが人間の欲望です。そして、その偉い人を中心として一つになったとしても、それよりも偉い人がいれば、その人とも一つになりたいのです。男性も女性もそのような思いをもっています。いくら愚かな人だとしても、そのような思いをみなもっているというのです。もし天地を創造した絶対者である神様がいらっしゃるならば、その神様と関係を結びたいと思うでしょうか、結びたくないと思うでしょうか。そして、その神様を占領したとしても、神様の中にただ一つしかない愛を占領できないときは、安心できないというのです。神様を占領し、神様の中に一つしかない愛までも占領すれば、万事OKです。そのお方の愛さえ占領する日には、そのお方のものは、私のものになるというのです。良心は私たちを、そこまでせき立てる作用をします。本来の人間は、そのような価値のある立場にいるので、そのような作用をしていることを否定できません。神様は愛の神様ですが、私たち人間を愛そうとするならば、どのような立場で愛したいと思われるでしょうか。また、私たち人間は、どのような立場で神様の愛を受けたいと思うでしょうか。その立場は父子関係、すなわち父と息子の立場しかないというのです。ですから、今日、キリスト教で「父なる神」と呼ぶのです。父と息子なら上下関係です。人間の欲望を見るとき、その高い父の位置に私も一度行きたいと思わざるを得ないというのです。ですから、神様はそれまでも心配して、私たちの心、すなわち内的なところに入ってきて、私たち人間自身を外側、すなわち神様の体と同様の立場を許諾しようというのです。そのようになれば、同等な立場に立つようになります。人間で見るとき、その父が貴いとすれば、一人しかいないその父を、どこかに持っていって保管したくはないのです。あの遠いところに置きたくないというのです。いつも自分と共にいて、自分だけに会い、自分だけが喜べるところに持っていって置いておきたいと思います。ですから、神様が見えないことを願うのです。神様をどこかほかのところに置いてはいけないというのです。私だけが分かる心の中に置きたいというのが、私たち人間の欲望であるに違いありません。ですから、創造主である神様は、被造物である私たち人間を神様と同じ立場に置くというのです。私たち人間を、神様の息子の立場で愛することができるように、神様と同等な立場に立ててくださったのです。神様は天地を創造する能力をもったお方なので、その創造の能力までももつようにさせたかったというのです。神様が人間を創造したあと、私たち人間を造ってみると、どれほどかわいく、愛らしかったのか、そのような妙味までも、私たち人間が感じるようにさせたいと思われたというのです。 その神様の創造の能力を受けようとするなら、神様はお一人の中に完全な男性と女性の姿でいらっしゃるので、分かれて生まれた男性と女性も、完全な男性と女性が一つになって、神様の相手にならなければなりません。神様の相手になることによって、創造的役割を身代わりできるのです。ですから、夫婦の愛を通して一つになることによって、神様のような立場で創造の能力を果たせるのが子女です。赤ん坊を生んで、どれほどうれしいかということを私たちに感じさせるために、神様は子女を愛する心を下さいました。このように見ると、神様は最も良いものを私たち人間に、すべて注いでくださったというのです。このように、永遠であられる神様の愛と一つになって、幸福と満足の中で、平和なエデンで生きるように私たち人間を造られたのです。そのようになることによって、絶対的な神様のみ前に、神様の愛を中心として永遠に相対となる立場で、別れようとしても別れることができない幸福な人として生きるのが、人間の本然の姿だったということを、私たちは知らなければなりません。世界を救うべき宗教の使命絶対的な神様が造られた存在物は、一つの目的をもたなければならないことは間違いありません。それでは、神様の愛を中心として、絶対的な相対の立場に立った人間がこの地にいると思いますか。いません。絶対的な神様が造ったので、一つの目的を指向する人間になるべきですが、人間を見れば二律背反的な、反対の目的となるもう一つの道に立っているのが分かります。ある人はこれを、人における主体と対象の関係と見ますが、そうではありません。良心が内的なプラスだとするならば、邪心はまたほかの一つのプラスなのです。ですから、反発が起こるのです。そのような立場に立っているのが、この地上に生きている私たち人間です。神様が私たちに高貴な偉業としてくださった愛の理念、絶対価値の理念を喪失してしまい、反対の二つの現象世界で呻吟して生きる悲惨な人間だということを知らなければなりません。言い換えれば、故障した人々になっているというのです。ところが、絶対的な神様は人間に相対するしかないので、このような人間をそのまま放置することができず、歴史過程を通して再生させる運動をしてきたというのです。すなわち、修理工場を造ったのですが、それが宗教なのです。世界には多くの宗教がありますが、文化が異なり、あるいは民族の背景が異なるので、その基準によって、多くの宗教を立てて糾合してきたのです。宗教が望む目的は、世界を救うことです。神様が望む目的も、世界を救うことです。世界を救おうとする宗教でなければ、長く存続できません。皆様、宗教指導者たちは、民族主義者ではなく、世界主義者であり、天を中心とした世界的な運動を提示した人々です。私たちは今、四大聖人として、イエス・キリスト、釈迦牟尼、孔子、ムハンマドを挙げます。ある人はソクラテスを挙げていますが、ソクラテスは哲人であって聖人ではありません。知識では生命を救うことができません。天だけが生命を左右するのです。ですから、四人聖人とはどのような人々かというと、すべて世界的な大宗教の教主になっています。天に仕えなかった人はいません。皆様、聖人を尊重しながら、天を無視する人になってはいけないというのです。世界的中心宗教はキリスト教したがって、この修理工場のような使命を宗教がするのですが、神様が絶対者ならば絶対者が一番好む宗教とはこの四大宗教の中でどの宗教かということを、私たちは知らなければなりません。 儒教を見れば、神様に対するはっきりとしたことを教えられませんでした。善を行えば天が福を与えて、悪を行えば災いを与えるという程度しか教えることができなかったのです。仏教を見れば、法則的な神様は認めますが、人格的な神様は知らずにいます。また、イスラームを見れば、これはキリスト教を受け継いだ中間的な宗教です。ところが、ただイエス・キリストだけは、主張した内容が異なります。彼が現れて「私は神のひとり子だ」と言いました。人類歴史上に、神様のひとり子だと主張した人は、イエス様しかいないのです。その次に「わたしを見た者は、父を見たのである」(ヨハネ一四・九)と言いました。「父がわたしにおり、また、わたしが父におることを知って悟るであろう」(ヨハネ一〇・三八)と言いました。それだけでなく、「私は花婿であり、あなたがたは花嫁である」という立場で語られたのです。このようなことを見るとき、誰を中心としてこれを成し遂げようとしたのかといえば、神様を中心として成し遂げようとしたというのです。言い換えれば、神様を中心として息子になり、一つの体になり、一つの新郎新婦になり、一つの家庭をつくろうというのがキリスト教の目的なのです。私たち人間に最高の価値として与えられた息子の位置と同等な立場、そして創造の偉業と創造したそれ以後の喜びまでも感じられる家庭的起源を、イエス様は教えてくださったのです。キリスト教の限界ところが、イエス様は神様の息子であり、天の父と一体になりましたが、相対である新婦を準備できませんでした。もし、イスラエルの国とユダヤ教が、その時、イエス様と一つになった立場で、イエス様が新婦を迎えられるようにしたならば、イエス様は神様と直接の相対となって、創造の能力を発揮できる基盤をもったはずですが、それを成し遂げることができずに逝きました。このような神様を中心とした息子、娘が出てきて、家庭をつくって、新しい氏族と民族と国家と世界になったとすれば、この地球星はすぐに天国になったでしょう。神様を中心とした天の国になったでしょう。イスラエルの国の人々が信じることができず、ユダヤ教徒たちが信じることができなかったためにイエス様が死んだのであって、信じたとすればイエス様は死ななかったでしょう。もし、そのとき、イスラエルの国とユダヤ教がイエス様を信じて、神様が理想としていた新郎新婦を迎えて新しい出発をしていれば、第二次世界大戦中に六百万人のユダヤ人がヒトラーに虐殺されることもなかったでしょう。歴史始まって以来、初めて現れた、神様の対象となり、神様が愛することのできるお方を打ってしまったので、そのようになったのです。それ以上に大きな罪はないというのです。今、ここにもイエス様を信じる人が大勢来ていると思います。しかし、皆様の信じているキリスト教がこのまま進んでいけば、追われていくイスラエル民族のようになるかもしれません。今日、全世界に散らばっているキリスト教徒たちは、神様を中心として一つになり、再び来られる主がこのような使命をもって来られるので、再び追放することがないように基盤を築く運動をしなければ、今後、この世界の展望は悲惨だと見ざるを得ません。そのお方が来て、新郎として新婦を迎えて婚宴をするというのが、ヨハネの黙示録に出てくる「小羊の婚宴」です。堕落したために、私たちは偽りの父母をもちました。神様がモデルとして考えていた善の真の父母は出てきませんでした。このように計画していたことを、終わりの日に来て、再び合わせなければならないというのです。真の父母が現れて、再び生み、再び接ぎ木するみ業をしなければ、世界のすべての人は救援されないのです。新しい愛の理想世界建設のために出現した統一教会今後、来られる主はどのような使命をもって来られるのでしょうか。堕落せずに善の父母の立場で完成する真の父母を失ったので、それを再び完成して、神様の愛を受ける真の父母の家庭から人類が再び愛される道を開くために来られるお方が、再臨主です。神様の愛を受ける息子、娘たちがこの地で生きて、家庭的に天国に行くのが幸福でしょうか。今日、キリスト教で信じるように、ただよく信じて、母は天国に行き、父は地獄に行くようになって、別々に別れていくのが幸福でしょうか。父母から子女に至るまで、全体が入らなければならないというのです。家庭が入り、氏族が入り、国が入り、世界がすべて入らなければなりません。このような新しい父母を中心とした世界的な家庭がこれから生じ、そこから人類歴史上になかった新しい愛の理想を中心とした文化と伝統がこの地球星に顕現するようになるとき、今日のこの複雑で罪悪に満ちた世界ではなく、新しい地上の天国になるのです。そのようになるためには、皆様がどのように手続きを踏まなければならないのかを知らなければなりません。ですから、そのような内容を教えるのが、私たち統一教会の使命です。膨大な内容をこのように要点を整理して短時間で話そうとするので、飛躍も多く、理解しづらい点もあったかもしれませんが、皆様が了解して聞いてくださったことに対して、心から感謝を申し上げます。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.18
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【参考記事】神山威氏のダンベリー収監の罪状は「偽証罪」――『牢獄の救世主』から(2015.01.11)米国における文師裁判とダンベリー収監--過去記事整理(2016.12.14)ダンベリー収監後のお母様のみ言(その1)(2019.06.18)ダンベリー収監後のお母様のみ言(その2)(2019.06.18)ダンベリー収監後のお母様のみ言(その3)(2019.06.19)天一国摂理--真のお父様ダンベリー出監日(1985.08.20)(2019.08.20)以下二つの韓鶴子総裁講演文は、文鮮明総裁がダンベリー刑務所収監中のものです。韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第2部 神様と人類の希望 真の父母1. 神様と人類のための献身*このみ言は、1984年9月3日、アメリカ、ワシントンD.C.のマリオット・ホテルで開催された第13回「科学の統一に関する国際会議」において宣布されたものである。大会議長、著名なる学者の皆様、そして紳士淑女の皆様。私は皆様がこの第13回「科学の統一に関する国際会議(ICUS)」に御参席くださいましたことを心から感謝申し上げます。年に一度のこの会議が、ますます重要かつ盛大なものとなっておりますのも、皆様方の参加と勤勉な努力の賜であると思います。私の夫は、この場に来ることができませんので、私に、皆様が今回の会議に参加してくださったことに対する心からの感謝を伝えてほしい、と申しております。皆様がここにいらっしゃるということは、この会議の重大性と卓越性を証明するものでしょう。それはまた、この会議が学界や、世界全体にとって重要なものとなっていることを示しております。私にとりまして、きょうはめったにない機会ですので、この場をお借りいたしまして、夫である文鮮明牧師の仕事やビジョンについて、少し証させて頂きたいと思います。夫は自分のために生きているのではありません。神様と人類のために生きています。にもかかわらず夫は今、連邦刑務所に収監されております。なぜ文牧師が入獄という道を行かなければならないのか、不思議に思われる方もいらっしゃることでしょう。私はただ皆様方に、夫は神の戦士として生涯多くの非難と迫害を受け続けてきたことだけを申し上げておきたいと思います。1971年に夫は神の召命を受けて、キリスト教の復興と、アメリカの建国精神の復興運動を指導するために、アメリカに参りました。夫は私に、自分が迫害を受けるだろうと、さらには入獄されることさえあるだろうと申しておりました。それにもかかわらず、アメリカが神より与えられた使命を全うするか否かということに、世界全体の運命がかけられていたので、夫は神から与えられた使命を果たすために、アメリカに行かなければならないと申しておりました。この12年間、夫はアメリカと世界のために、汗と涙を振り絞り、自分の心情と魂の限りを尽くしてまいりました。そして極めて重大なこの時期に、収監問題を中心として、全米において宗教の自由のための決起大会が開かれたことを、神に感謝いたします。アメリカの精神的覚醒がついに始まっております。キリスト教が一つになっていることも事実です。この成果のすべては、夫にとって大変貴重なものであり、このために夫は自分の生涯を喜んで捧げております。様々な宗派、人種、国家の宗教指導者たちが、夫と連帯し、宗教の自由を支持しようとしております。このような支持が表明されるのを見て、私は大変うれしく思いますし、夫は自分が一人でないことを感じております。夫は刑務所の中で、アメリカが神に祝福されるようにと毎日、祈っております。自分が宗教の自由のための闘いを指導するという、特別の使命を与えられていることを神に感謝しております。私は、文牧師の妻であること、彼の子供たちの母であること、そして彼のビジョンを固く信ずる者であることを誇りに思っております。私の夫や家族、そして私たちの運動にとって苦難のこの時に、皆様が示してくださった共鳴、愛、支持に対して、とりわけ皆様の祈りに、心から感謝申し上げます。私の夫も皆様方に感謝しております。ICUS(科学の統一に関する国際会議)は夫にとって、いつも特別なものでした。それは地上に神の国を築いていくことを主題として扱ったプロジェクトの、注目すべき一つのひな型なのです。世界の至る所から、あらゆる学問分野の学者の皆様が一堂に会して、他のいかなる組織もなし得ない方法で、世界の問題を扱い、解決していく可能性をもっているのです。私の最大の願いと祈りは、皆様方がICUS(科学の統一に関する国際会議)のビジョンと仕事を支持し、学界に求められている極めて重大な責任を、積極的に果たしていくための道を探求し続けて頂きたいということです。もし皆様方がそうされるなら、夫にとってそれ以上の喜びはないでしょう。夫が毎年、恒例として行っている創始者のあいさつを、長男の孝進にさせたいと思います。息子が父親のメッセージを伝えることを許していただければ大変有り難いと思います。神が皆様と皆様の家族を、そして皆様の仕事を祝福されますように。ありがとうございました。韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第2部 神様と人類の希望 真の父母2. 神様のために生きてきた生涯に対する応答*このみ言は、1984年11月15日、アメリカ、ニューヨークの国連本部において開催されたアルゼンチンのラプラタ大学「文鮮明先生名誉神学博士学位授与式」において宣布されたものである。文鮮明牧師の妻として、私は、私の子女たちと全世界の統一教会のメンバーと共に、難しい状況にいる私の夫を理解して、栄誉なる学位を授与してくださろうとする貴大学の勇気ある姿勢に対して敬意を表したいと思います。皆様方の勇気ある決断に大きな感動を受けました。これに対して、この場で私の深い感謝の意をどのようにお伝えしたらいいのか、言葉で表すことができません。私の夫は現在、コネチカット州のダンベリー刑務所に収監されております。夫は自分の自由よりも神様をより愛するゆえに、刑務所の生活を送っています。自分の安逸を願うよりも人類をもっと愛するゆえに、刑務所にいるのです。個人の名声よりも原理原則を固守する人であるゆえに、そして現世のために生きるより歴史のために生きる人であるゆえに、そこに行くことになったのです。私たちが今までの歴史を調べてみるとき、神様に従う人たちや原理原則に従う人たちは、たびたび受難の道を歩んだという事実を知ることができます。私の夫は、その伝統に従っているのです。ラプラタ・カトリック大学におかれましては、文牧師の生涯の価値とそのビジョン、彼が成し遂げた業績を認められ、そのため学位を授与してくださるのだと思います。夫が刑務所にいるために、きょう、このような栄えある場に参席できないのはとても胸痛いことでありますが、しかし、収監中に学位が授与されることは、一層歴史的な意味があると思われます。私はきょう、ダンベリー刑務所で夫と共に過ごしてから、ここに参りました。そこを発つ時、夫は私に「私のなしていることに対して深く理解してくださったことに、心からの感謝の意を伝えてほしい」と申しました。貴大学が示してくださった行為は、夫が本当に私心をもたず、自分自身のためよりも人類のために働いているという事実を全世界に証明するものとなります。ひいては、この栄光は、夫の受難が決して無駄ではないことを立証し、世界の人々が、神様と人類のために生涯を捧げる夫に感謝を表したことになるのです。私の夫である文牧師は、皆様の偉大な国、アルゼンチンを訪問したことがございます。夫は、アルゼンチンの国民と国家の前に広がっている無限なる未来を見てきたと申しました。貴大学は南北アメリカ大陸において最も立派な大学の中の一つであり、ローマ・カトリックの2000年史の伝統をもつ教育機関です。皆様の基準、特に神様のみ前に真正なる自由を死守しようとされる皆様の姿勢は、文牧師の心を動かしました。そのためにラプラタ大学と、このような特別な因縁を結ぶことになったことに対して、大変うれしく思っております。文牧師と私は、近い将来に貴大学を訪問することを待ち望んでおります。神の祝福がラプラタ大学と共にありますようお祈りいたします。どうもありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 / 韓鶴子 【本】自叙伝「人類の涙をぬぐう 平和の母」P.170~ 一九八四年七月二十日は、私の人生の中から永遠に消してしまいたい一日でした。それは文総裁が家を離れ、ダンベリー刑務所に収監される日でした。私たち夫婦は最後まで信徒たちを励まし、希望を与えると、数人の信徒と共に午後十時、イーストガーデンを出発し、ダンベリー刑務所に向かいました。私は既に強く決煮していたので、動揺することはありませんでした。 怒りと悲しみを露わにする信徒に向かって、文総裁は念を押すように言われました。 「私のために泣かずに、アメリカのために祈りなさい」 刑務所に人る夫の背中が、暗闇に消えていきました。信徒たちは、文絵裁がまた姿を見せられるのではないかという思いからか、刑務所の人り口にしばらく立っていました。私は彼らをなだめ、帰途に就きました。 夫が異国の地で無念の獄中生活を送ることになったわけですが、それでも私は、アメリカを許すべきだと思いました。 「無響までも愛しなさい。そして、ために生きなさ数力国 …176 文総裁が監獄に人った当初、世界のマスコミがあざけりながら、果たして統一教会は存続でさるのか、それとも消え去ってしまうのか、と騒ぎ立てました。いくつかのメディアは、まるで待っていたかのように、根拠のない話を吹聴しました。 「統一教会は自ら瓦解し、信徒たちは離れていくだろう」 しかし、そのようなことは決して起こりませんでした。むしろ、信徒の数がぐっと増えたのです。人類の救いと宗教の自由を懸けて献身する中で無念の獄中生活をすることになった文総裁の姿が、人々の心を動かしたのでした。 文総裁が収監されて一ヵ月ほど経った時のことです。当時、私たちは「科学の統一に関する国際会議(ICUS)」を目前に控えていました。私たち夫婦が一九七二年に創設したこの会議は、世界中の科学者が集まり、科学と技術の未来について議論する大きな行事でした。創設者が収監された状態で果たして会議が開けるのか、心配する声も少なくありませんでした。「開けはしまい」と言ってあざ笑う人も大勢いました。 しかし、私はそのような状況に、一言で決着をつけました。 「会議は必ず開かなければなりません」 一九八四年九月二日から五日まで、第十三回ICUSがワシントンDCで開かれ、世界四十数ヵ国から約二百五十人の科学者が参加しました。私は科学者たち一人一人と挨拶を交わした後、演壇に上がり、毅然とした態度で歓迎の辞を述べました。そうして、創設者不在の中、国際会議が成功裏に終わるや、科学者たちが私の元に来て、口々に感謝の気持ちを伝えてきたのです。信徒たちも、感服した様子でした。 国際会議は、それで終わりではありませんでした。一九八五年の夏には、「世界平和教授アカデミー(PWPA)」が世界大会を準備していました。ところが、やはり創立者が収監されている状況ですから、大会を行えるかどうか心配している、という知らせが入つたのです。私はきつぱりと、「予定どおり開催しなければならない」と言いました。大会の場所は、スイスのジュネーブに決まりました。 大会の議長を務めるシカゴ大学の政治学者、モートン・カプラン教授が、私たち夫婦に会うためダンベリー刑務所まで来ました。文総裁が、大会のテーマを「共産主義の終焉、ソ連帝国の崩壊」にしなさいと告げると、カプラン教授はそれに真っ向から反対しました。当時、共産主義は依然として強大な勢力を誇つていたのです。 「社会学者は、まだ起きていないことについては論じません」 しかし文総裁は、強い口調で彼に言いました。 「共産主義は滅び、ソ連帝国は崩壊する! この事実を、世界の学者、教授たちが集つた場で宣布しなさい」 ……
2020.05.18
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韓鶴子総裁御言選集3 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道 21. 終末時代に人類とアメリカが進むべき道*このみ言は、2000年1月22日に文鮮明総裁聖誕80周年祝賀大会で文総裁が語られたもので、その後、韓鶴子総裁が4月8日から5月31日まで開催されたアメリカ、南米、ヨーロッパ巡回講演で宣布なさった。尊敬する内外の貴賓の皆様!きょう、私の夫である文鮮明総裁の80回目の誕生日を祝賀してくださるために、全世界から参加して下さった各界各層の指導者の皆様に心から感謝いたします。特に、今日まで常に共にいてくださり守ってくださった神様に、私たち夫婦はこのすべての栄光をお返しし、深く感謝申し上げます。終末は天の摂理の全般を完成すべき時文総裁は生涯を通してただひたすら神様の創造理想の実現のための諸般の難問題を解決するために心を砕いてきました。気がつけば、神様は栄光と尊貴の玉座にいらっしゃる方ではなく、堕落して地獄に落ちた子女たちを捜し、救援するために苦労してこられた、悲しみと嘆息と苦痛の神様であられました。このような神様のみ旨と心情を知った文総裁の生涯は、一言で言えば、夜も昼も季節も環境も超越し、ひたすらみ旨を成し遂げるために全身全霊を傾けてきた日々でした。過ぎし80年の星霜を振り返るとき、この間ありとあらゆる迫害と苦難を受けたにもかかわらず、きょうこの場において皆様とともにすることができたのは、神様が共にいてくださったからです。この意義深い日に、皆様とともに、神様の摂理的な視点から歴史と世界を理解するために、「終末時代に人類とアメリカが進むべき道」という題目でお話ししたいと思います。神様の救援摂理的歴史観の立場から見るとき、歴史の終末はサタン主管圏の悪なる歴史の終末であり、同時に神様の主管の善なる歴史の出発の起点となります。したがって終末は、天の摂理の全般を完成させなければならない時です。すなわち、個人完成を完結させるべき終わりの日であり、家庭、民族、国家、世界、ひいては天宙完成を完結させなければならない終末であるというのです。神様は摂理路程で、終末期を迎えるときごとに、神様中心の理念圏へと人類を導いてこられましたが、実に人類は、自ら責任分担を果たすことができず、悪なる歴史を整理して善の立場に立つことができませんでした。しかし神様は、絶対、唯一、永遠、不変のかたなので、神様のみ旨に対する予定も絶対的です。それゆえに神様は、堕落によって人類が失ってしまった真の個人、家庭、社会、国家、世界、そして真の主権の復帰を通じて、天上と地上に神様が運行できる、その世界を取り戻し、成し遂げられることでしょう。神様が求めていらっしゃる世界とは、どのような世界でしょうか。その世界は、真なる父母を中心とした真なる世界です。ところが人類は堕落によって、歴史の過程においてではなく歴史の初めに、人類の真なる父母と真なる世界を失ってしまいました。その結果、堕落によって、わたしたちが住んでいるこの地も、人類が所有している理念も、どれ一つとして真の父母と直接因縁を連結してあげることのできるものがありません。ですから人類は、まず「真」を求めなければなりません。そうして真なる父母、夫婦、子女、民、万物、主権、宇宙が、真なる神様の心情を通じて動じ、静ずることのできるそのような日が、人間世界において悪なる世界の「終わりの日」になるのです。その日が、人間世界において悪なる世界の終わりの日となるのです。このような理想が成就する時が終末であり、再臨の時期なのです。したがって再臨期は、火の審判がなされたり、地が崩れたり、信じる人が空中に引き上げられるなどの天変地異現象が起こるのではありません。もつれた曲折の悲運の歴史を蕩減し、個人から家庭、社会、国家を経て、世界を取り戻し、正しく立てる時なのです。縦的に失った個人、家庭、社会、民族、国家、世界を再び取り戻して、横的に連結させ、歴史的な個人、家庭、社会、国家、世界を成す時です。その日を願って生きてきたというのが人類の所望であり、人類歴史が行くべき終着地なのです。ところが、個人も家庭も国家も行く道を失ってしまいました。世界では、各種の公害問題、食糧問題、さらに宗教間の葛藤、人種間の対立などが至る所で起こっており、それが各種の紛争の主要な原因となっています。文鮮明総裁の教えの核心誰がこの世界に責任をもちますか?深刻な問題です。過去の共産主義国家群も、自分の民族主義を超えることができませんでした。今日、強大国であるアメリカも、汎アメリカ主義の理想を超えることができずにいます。自国の利益のみを先立てるときは、世界を指導することができません。自らを犠牲にしてでも世界、人類を抱き、より次元の高い理想的な国へ前進しようという理念で団結した、ある民族や宗教が必要な時です。このような側面から、文総裁は神様の命を受け、ここアメリカに来て青年たちを教育しながら、没落していくアメリカの道徳的危機に強力な警告をするとともに、地に落ちたキリスト教の再復興のために全力を尽くしてきました。皆様は、文総裁の教えの核心とは何なのか、気になることでしょう。その答えは簡単です。第1は、「より大きなことのために犠牲になって生きよ」ということです。個人は家庭のために、家庭は氏族のために、氏族は民族のために、民族は国家のために、国家は世界のために、世界は神様のために生きよというのです。そのようにすれば、その神様は結局、「わたし」を訪ねてこられるのです。家庭においても、父母は子女のために生き、子女は父母のために生き、夫は妻のために生き、妻は夫のために生きなければなりません。よりために生きる者が、善の中心者になるのです。第2は、「怨讐を愛せよ」ということです。神様は堕落して悪魔サタンの子になってしまった人類を救うために、ひとり子イエスを送り、犠牲の道を行かせました。本当の子供よりも怨讐をさらに愛するところには、サタンも自然屈伏するのです。いつも、サタンの戦略は打って奪われるのであり、天の戦略は打たれて奪ってくるのです。それが公式的です。文総裁が全生涯を通じて、多くの迫害と苦難を受けてきたにもかかわらず、今日全世界185ヵ国に宣教基盤を築いたのは、このような天理に従って生きてきたからです。キリスト教の宣教の歴史を見ても、イエス様を信じるキリスト教徒たちが行く道は追われる道であり、迫害の道であり、殉教の道でした。そのように2000年の歴史を経て、殉教の血の痕が土壌となり、民主世界という巨大な体系を発展させてきましたが、今日、その原動力となったキリスト教は危機に瀕しています。キリスト教の理念を中心とした国家群が神様を否定し、イエス様を否定し、さらには神様の摂理を否定しています。甚だしくは「神はいない」、「神は死んだ」という神学までも主唱しているのを見るとき、真の子女を捜してあらゆる犠牲の道を歩んでこられた神様の心情は、いかばかりでしょうか。メシヤ思想の核心内外の貴賓の皆様!神様が今まで神様が投入して犠牲になったものは、誰のためのものでしょうか。それは、アメリカのためのものでもなく、キリスト教自体のためのものでもありませんでした。結局は、堕落によって失ってしまった「わたし」一人を救うためであったということを知らなければなりません。堕落が一人の個人から始まったので、救いも一人の個人から始めなければならないのです。したがって、代表的な一人が出てきて、「この時代の責任を果たそう。人間が神様から負ったすべての借りを清算して、堂々と善なるものをお返しできる私になろう」と自覚せずしては、復帰する道がないのです。漠然とした立場では、絶対に蕩減復帰をすることができません。観念的であってはいけないのです。神様に代わって、悲惨なことがあれば悲惨な目に遭う当事者以上の心情を持たなければ、神様の心情に到達することはできません。皆様は、皆様の息子が死んでいくという、そのような深刻な心情で、60億の世界の人類のために祈祷されたことがありますか?皆様個人を犠牲にして家庭を救い、氏族、民族、国家、世界を救うために、どれほど精誠を尽くされましたか?そのような点で、だれも簡単に自信を持つことはできないはずです。そのような絶対的な基準の代表者として来られる方が、再臨主です。人間始祖が堕落した後、救いの摂理を展開してこられた神様は、アダム以後2000年目にアブラハムを捜し立てられ、その後孫を選民とされ、新しい家庭、氏族、民族を編成されましたが、それが正にイスラエル民族なのです。メシヤを迎えるための勝利的な基台の上に召命された選民がユダヤ民族であったので、その後、メシヤを実体として迎えるための主流民族になったのです。その主流のかなめを尋ね求めていくと、本来、人間始祖アダム、エバができなかった使命を再現するための基準と理念が必要ですが、それが正にメシヤ思想であり、クリスチャンの立場から見れば、新婦思想であるというのです。主を新郎として迎えるための新婦としての資格を準備することが、最も重要なキリスト教の使命なのです。このような極めて重い使命を持っていたのに、ユダヤ民族がイエス様を十字架で処刑することによって、第1イスラエルとして召命されたユダヤ民族は流れ去ってしまい、第2イスラエルであるキリスト教がその使命を継承してきたのです。この一つの目的を中心として神様は6000年の摂理をしてこられましたが、その摂理の終盤が、今のこの時代なのです。それではメシヤ思想の核心とは何でしょうか。それは世界を救い、統一するための思想であり、本然の理想家庭を建設することのできる教えであり、人間始祖が堕落によって失ってしまった位置である真の父母の立場を取り戻すことです。新約、旧約聖書の教えを見ても、メシヤは父の権勢をもって来られ、聖霊の実体である女性神に出会い、真の父母の立場を回復されるのです。ヨハネの黙示録に預言されている小羊の婚宴後の新郎新婦は、真の夫婦の段階を経て、真の父母になるのです。このような使命を持って来られた方が、イエス様でした。イエス様は、イスラエルの不信によって民族と国を失ってしまわれましたが、神様の願われた世界と天国のために生命をささげられたのです。十字架にかかったイエス様の苦難の行路は、神様とともに歩まれた苦難の道でした。イエス様は死の場でも、「彼らの罪を赦し給え」と切に祈られたのです。死にゆく場でも未来の勝利を期して、ローマと反対する群れを祝福したのです。したがって、イエス様の生涯は1代33年で終わったのではなく、神様が助けられて歴史とともに残り、その精神を継承したキリスト教は世界的な宗教にならざるをえなかったのです。人類文明の循環内外の貴賓の皆様!アメリカは今、世界一の強大国であると言いますが、神様の摂理線上に正しく立たない限り、いつまでも栄え続けることはできません。人類文化史を見れば、古代文明の発祥は主に熱帯圏から始まりました。マヤ文明、インカ文明、エジプト文明、インド文明、中国の黄河文明など、古代文明の発祥地は亜熱帯圏ないしは熱帯圏でした。人間が堕落しなかったならば、春の季節の温帯文明から始まるべきであったのですが、熱帯文明から始まって、その次は秋の季節の涼帯文明圏に属するようになりました。次が自由世界を中心とした温帯文明圏で、西洋文明がその中心です。赤道を中心として見るとき、大体、北緯23度圏で連結されていますが、アメリカ、イギリス、ドイツなど、西側の先進諸国がこれに該当します。秋の季節の涼帯文明が終わると、冬の季節の寒帯文明がしばらく押し寄せるようになります。これが共産主義の出現です。多くの知性人たちは、ソビエト連邦が解体したのち、戦後の冷戦体制は終わったと思っていますが、いまだに唯物論と無神論は、無力化された民主と共産の両大思想の代替理念として世界の至る所に蔓延しているのです。本来、神様の創造理想は春の季節の温帯文明から始まるべきであったのですが、堕落によって熱帯文明から、原始的な状態から出発したのです。今こそ涼帯文明の危機と寒帯文明の脅威を貫いて、古代から人類が追求してきた本当の春の文明である温帯文明が現れるでしょう。だれが、冬の季節の寒帯文明を溶かすことができますか?権力や経済や科学の知識をもってしては不可能なのです。河川と海岸を中心とした文明の循環を見てみても、文明は巡礼します。ナイル川、チグリス川、ユーフラテス川を中心として発達した文明は、ギリシャ、ローマ、スペイン、ポルトガルを中心とした地中海文明に移り、この地中海文明はさらにイギリス、アメリカを中心とした大西洋文明を経て、最後にはアメリ力、日本、韓国をつなぐ太平洋文明で結実するようになるのです。このような文化史的観点から見て、韓半島の位置はとても重要です。韓国は、北の方はロシアと中国を結ぶ寒帯文明圏の極地点であり、南の方はアメリカと日本を結ぶ涼帯文明の極地点です。したがって、ここで涼帯文明を消化することのできる世界史的な春の季節の温帯文明圏が誕生するということは摂理観的です。このような側面から、涼帯文明の結実地として人類の課題として残された南北問題と東西問題を解決するために、生涯をささげてきた文総裁が韓国から出てきたということは、神様の摂理的な帰結であると言わざるをえないのです。神様のみ旨の成就において最も重要なこと実際に文総裁が、生涯を通じて人種と理念と国境を超えて「神様のもとの一つの世界」運動を展開してきたのは、このような神様の摂理による道であったのです。これは摂理史的な原則であって、文総裁が作り上げた特別な理論ではありません。天のみ旨を悟った文総裁は、理論だけではなく、このような神様の構想を実現化するために、外的には五大洋六大州で及ばない所がありません。アラスカ、南極、南米33ヵ国、旧ソビエト連邦各国とアジア、アフリカ大陸の各国などに、全方位的な宣教と事業基盤を通じて、到来した新千年時代に人類が当面した公害、食糧問題などを解決することができるように準備をしてきたのです。近年では、ブラジルのパンタナールとアマゾンを中心に、地球環境保存に対する実際的な基盤を築いてきました。一方、内的にはその間、国際合同結婚式および「真の家庭の価値誓約運動」を通じ、それにこれまで約4億3000万双が参与することによって、神様が長い間、待ち望んでこられた理想家庭を土台にした地上天国建設に拍車をかけてきたのです。内外の貴賓の皆様!これまで世界は、政治、軍事、経済において優越した力を持った国々が支配してきました。しかし、神様の摂理と一直線上に立たなければ、“永遠の国”はありません。燦爛たるギリシャ・ローマ文明の滅亡は、そのよい例です。今日、超強大国として抜きんでたアメリカは、過去のローマのような立場です。ローマの滅亡は、外からの侵犯よりは内部から崩れ始めた道徳的堕落に起因して、天の運勢が離れたことによるものです。一時期、労働者、農民を主体視した唯物論と唯物史観に立脚した政治勢力が、旧ソ連と中国を中心に世界人口の3分の1、地球面積の3分の2を占領したこともありました。しかし、それも永遠ではありえませんでした。これからは、神様のみ旨を代弁する宗教人たちが勢力を得る時が来ることでしょう。宗教指導者は、神様のみ旨を地上に宣布し、人類にその進むべき方向を提示してあげなければならない預言者です。しかし、今のように四分五裂して続けられてきた教派間の葛藤と宗教間の争いは、神様の摂理にとって障害物となるだけです。それで文総裁は、ずっと以前から教会全体の予算の半分以上を超教派、超宗派運動に投入し、宗教間の葛藤を解決しようと努力してきました。さらに「世界平和宗教連合」を創設し、宗教間の和解と一致によって、人類平和増進の先頭に立ってきたのです。近年では「世界平和超宗教超国家連合」を創設し、これまでに、ここワシントンで7回にわたって「国際訓読セミナー」を行ってきました。すべての人類は、人種と宗派を超越して、創造理想世界の実現のための神様の摂理を理解し、究極的には神様の心情と一致点を持たなければなりません。堕落によって失ってしまった神様との心情的関係を回復し、本然の父母と子女の位置を取り戻さなければならないのです。したがって、神様が約束された終末とは、真の父母が顕現される時です。言い換えれば、堕落によって父母を失ってしまった人類が、本然の父母を再び迎えることのできる希望の時です。ですから真の父母は、人類歴史の希望の結実体であり、願いの結実体であり、勝利の結実体なのです。統一教会は、このような伝統を、国際合同結婚式を通じて世界化してきました。民族と人種、皮膚の色を超えて、黒人と白人、黄色人が一つの兄弟姉妹としてまみえ、夫婦となることは、地球村を一つにしようとされる神様のみ旨成就において、最も重要なことの一つです。今日、このように人類は、失ってしまった本然の兄弟姉妹、夫婦、親子の因縁を回復して、究極的には、子供を失い、嘆いてこられた神様を解放してさしあげなければなりません。そうしてこそ、真正なる幸福の道が開かれるのです。これまで民主主義は、「人間の自由」と「人間の解放」を主張してきました。これに対して私たちは、「神様の自由」と「神様の解放」を主張しなければなりません。この問題を解決するならば、人間解放はもちろん、人間の自由回復は自然に成し遂げられるのです。アメリカは神様の祝福によって準備された国内外の貴賓の皆様!きょう、特別にアメリカの首都ワシントンで、神様の摂理について語っていることには深い意味があります。アメリカは、さまざまな面において神様の祝福によって準備された国です。アメリカを建国した先祖たちは、信仰の自由のために命を懸けて自由の国を求めてきたピルグリム・ファーザーズ(Pilgrim Fathers)です。彼らは真の信仰の自由を求めて、愛する父母、兄弟、故郷に離別し、さらには国まで捨てるという覚悟で、命を懸けて大西洋を渡ってきました。メイフラワー号がニューイングランドに到着したのは1620年11月、晩秋でした。その年、初めての冬を越えながら、共に到着した102人の中で、寒さと飢えによって半分以上の人々が死亡しました。彼らが素晴らしかった点は、後孫たちのために翌年に蒔く種を残しておいて、自分たちは飢えて死んでいったという事実です。清教徒たちは、何をするにしても“神様のみ旨のために生きている”という信仰が徹底していました。彼らは、初めの年の収穫をもって神様に感謝をささげ、教会と学校を先に造ってから、彼らが住む家を造りました。清教徒たちが開拓する路程で、農業をするときも、戦争するときも、常にまず祈祷をしました。独立戦争当時、あの有名な最後の激戦地フォージ渓谷(Valley Forge)ジョージ・ワシントン将軍は、戦闘において決戦に臨む瞬間、命を懸けた祈祷をしたはずです。神様のみ旨を先立てた戦闘において、神様はアメリカの手を挙げてくださいました。当時、世界的な強大国であったイギリスは、国王と国民が一つになって戦いましたが、アメリカは、神様と神様が愛する息子、娘たちが共に戦ったのです。それで、アメリカという自由信仰の国家が成立するようになったのではないでしょうか。今でもアメリカは、国会が開会されるときは祈祷から始めます。そして大統領が就任宣誓をするとき、聖書の上に手を置いて神様の前に誓い、聖職者の祝祷を受ける国です。さらには、貨幣にも「我々は神を信ずる(In God We Trust)」という言葉が書かれている唯一の国です。このようにしてアメリカは、地球上で唯一、プロテスタントを信奉した、世界的な形態を整えた国家となったのです。ところが、今のアメリカはどうでしょうか。公立学校では、公式的に祈祷を禁じています。「創造論」よりは「進化論」を教育しています。さらには、50パーセントに至る離婚率は、家庭の神聖さをことごとく破壊してしまっているのです。このような現実を心配されている神様の声を聞いた文総裁は、すでに1971年に祖国と家族をあとにして、アメリカにやってきました。何度も全国を巡回しながら、私は「火事になった家に消防士として来た。病気になっているアメリカを治療するために医者として来た」と叫びました。そのとき文総裁は、すでにアメリカから離れていらっしゃる神様を発見しました。アメリカのいかなる所にも神様がいらっしゃらなければならないはずなのに、反対に、至る所で神様が離れ始めておられたのです。人々の心から、家庭から、学校から神様が離れようとされていました。振り返ってみると、ニューヨークのマンハッタンの5番街を歩きながら、アメリカを離れていかれる神様にすがりついて限りなく涙を流したことが、昨日のことのようです。不幸にもアメリカは、文総裁の預言したとおり、道徳的に衰亡の一途をたどっています。天上と地上に神の国が成就される時代皆様!文総裁が、なぜアメリカで反対されながらも苦労して、このように叫んでいるのでしょうか。文総裁は、神様が今日、アメリカを訪ねてこられるまでに流された血と汗と涙の苦労をだれよりもよく知っているので、去る30年間、アメリカにいながら1日たりとも気楽に過ごしたことがないのです。アメリカの主人はだれですか。ホワイト・アメリカンやブラック・アメリカンではありません。“神様がアメリカを愛されるようにアメリカを愛する人”が本当のアメリカの主人です。アメリカは、地上に神の国を立てるために選ばれた長男のような長子権代表国家なので、今もイエス様は霊的に主にアメリカの地にいらっしゃりながら、そのみ旨を果たしてくれることを切に祈っていらっしゃるのです。一方、文総裁は神様のみ旨に従って1982年にワシントン・タイムズ社を設立し、アメリカが行くべき正しい方向を提示する保守正論紙として、アメリ力の世論を主導してきました。そして真の家庭の価値運動と青少年たちのための純潔運動を通じて、強力な救国救世運動を展開してきました。このすベてのものは、アメリカが神様の摂理の前に正しく立つことを願う心から投資してきたのです。文総裁が1965年にワシントンを訪問し、指定したホワイトハウスの近くの聖地には、今も夜を明かしてアメリカのために祈祷する群れがたくさんいます。皆様はすべて、心の門を開き、あのピルグリム・ファーザーズから歴代の愛国の烈士たちまでの切なる願いを聞くことができなければなりません。内外の貴賓の皆様!今、始まった新千年は、6000年の間、追い求めてきた神様の救援摂理歴史がみな終わり、エデンの園で失ってしまった創造理想が天宙的に実現される時です。人間の堕落によって主人を失った万物の嘆きも解放される時であり、長い間、別れていた父母と子女が再び出会い、これ以上涙のない新しい天と新しい地が成し遂げられる時であり、霊界と地上が一つに通じ、地上と天上に神様の国が成就する時代です。生きていらっしゃる神様の直接主管が、全般、全能の権勢として現れる時代です。さらに東西両洋全体が、天地父母を中心に「一なる神様のもとの一つの宇宙」として地球星大家族主義の世界が実現される時です。これは、聖書に預言された「旧約」の約束と「新約」の約束が成就される、成約時代の完成を意味します。今、時が来ました!アメリカが目覚めるべき時が来ました。第2の建国運動を挙国的に展開し、神様を中心とした真の父母、真の家庭、真の国家、真の世界を取り戻すべき時です。そうして、離れようとされる神様を再びお迎えしなければなりません。6000年間も準備して訪ねてこられた神様は、アメリカを離れられたとしたら、どこに行かれますか。神様さえ正しくお迎えすれば、家庭問題、倫理問題、青少年問題、人種問題は自動的に解決されます。五色人種が一つに相まみえて生きていくアメリカは、地上天国のモデルなのです。このとき、わたしたち皆が一致団結して、人類が進むべき道を開かなければなりません。長子の国であるアメリカが先頭に立って、天の父母様に侍り、世界各国を神様の前に導く先導者的な使命を完成すべき時です。この歴史的な課業を完遂するために、共に同参してくださるようお願いいたします。もう一度、この場を訪ねてくださった皆様に深甚なる感謝をささげ、天と地に平和と自由と正義があふれる新たな千年王国が始まることを願いつつ、私の話を終えようと思います。皆様の家庭と国に、神様の祝福が共にあらんことを願います。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.18
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道19. 天宙は私の故郷と祖国*このみ言は、2000年2月2日、第2回アメリカン・センチュリー・アワード授賞式で文鮮明総裁が語られたもので、その後、韓鶴子総裁が3月7日から10日まで開催された日本東西南北統一前進大会で宣布なさった。尊敬する内外の貴賓の皆様。きょう、私の夫である文鮮明総裁の80回目の誕生日を祝うために、公私共に御多忙の中を世界各地からこの場にお越しいただいた各層の指導者の皆様に心から感謝申し上げます。私は、今日まで共にいてくださり守ってくださった神様に、このすベての栄光をお返ししたいと思います。理想的な存在のモデル文総裁は、生涯を通じ、神様の創造理想を実現するという一念で、ひたすら諸般の難問題解決のために苦心し、努力してきました。16歳(数え)の少年の頃に天命を受け、楽園のイエス様をはじめとする歴代の聖賢と自由に交流しながら、神様のみ旨の究明とともに、人類救援のための復帰摂理歴史を完結するために、孤軍奮闘してきました。実は神様は、栄光と尊敬の玉座にいらっしゃるお方ではなく、堕落し地獄に落ちた子女たちを救うために苦労してこられた、悲しみと嘆息と苦痛の神様であられました。この意義深い日に、私たちが心に刻むべきことは、私たちがみな神様の心情と完全に一つになることであり、さらに神様のみ旨を果たすことです。人間は堕落によって霊的無知に陥ることにより、神様の実在および人間と宇宙に対する根本的な無知に陥りました。したがって、肉身をもってこの世をどのように生きるべきか、死後の霊界の実在と、その準備として地上生活をどのように過ごすかということを知らないまま生きてきました。神様のみ旨と心情を知って生きてきた文総裁の生涯は、一言で言えば、昼夜を忘れ、季節も環境も超越して、ただみ旨を成就するために全心全力を尽くしてきた道でした。文総裁の80年の生涯を振り返ってみるとき、これまでの多くの苦難と迫害にもかかわらず、今日まで皆様と共に過ごすことができたのは、神様が助けてくださったからです。文総裁はこれまで、世界の至る所の公席で1万回以上語り、これが既に300巻以上の書籍として発刊されました。きょう、世界最高の指導者の皆様を迎えたこの意義深い場で、これまで私たち夫婦が考え、教えてきた内容の一端を「天宙は私の故郷と祖国」という主題でお話ししようと思います。本来、天宙は人間が主人となって暮らすように造られた巨大な家です。そしてこの天宙の中心となった人間は、上下、左右、前後の関係性、すなわち父子関係、夫婦関係、兄弟関係の中で球形として存在します。神様は、この上下、左右、前後の1、2、3、4、5、6の中心である第7の位置にいらっしゃいます。それで、神様は、私たちの日常生活を指導されながら、見えない中心の位置にいらっしゃいます。理想的な存在モデルと真の愛人間は堕落し、落ちたサタン圏から、神様の救済により自由と解放を受け、真の息子、娘として成長したのちに、相対に出会って真の夫婦となり、さらに子女を生み、真の父母となることが正常な人生路程です。したがって、私たちは、真の子女を否定することができず、真の夫婦を否定することができず、真の父母を否定することができません。これを否定すれば、宇宙の原則に逆行し、自らの存在を破壊することになります。ですから、人間は、真の父母と真の夫婦と真の息子、娘で構成された真の家庭を成し遂げなければならず、これが正に理想的な存在のモデルです。人間は、家庭で真の父母の愛を完全に受けなければならず、真の夫婦の愛を完全に受けなければならず、それから真の息子、娘の愛を完全に受けなければなりません。このようなすべての人間関係を完成させるものとは何でしょうか。それは、お金でもなく、知識や権力、あるいは物質的な力でもなく、均衡の取れた神様の真の愛しかありません。真の愛は、投入する力です。与える力であって、受けることのみの力ではありません。すべてを与え、零点の位置に入っていくのです。完全に空いた場になるので、零点の位置には、何が入ってきても0Kです。それで、与える力が永続するので、戻ってくる力が加重されて永続することによって、永遠の均衡が形成されるのです。ですから、真の愛を中心に、ために生きる世界は授受作用を通して完成されるのです。天地のすべてのものが相対的関係で存在しているのも、このように与え合う作用を通して、真の愛の世界を成就するためなのです。相対関係において、すべての授ける力に対して、戻ってくる力が運動することによって、その中心点は永遠に定着できるのです。すなわち、幸運の数である7のような真の愛の中心位置に神様がいらっしゃり、全宇宙が均衡を取って運行しているのです。天運というのは、このように受けて返す巨大な天宙的な流れです。その中で、愛も流れ、空気も流れ、水も流れ、光も流れます。しかし、その流れは巡り巡って、再び円形になっていくのです。信仰および平和と統一の本郷の地は故郷と祖国紳士淑女の皆様。善なる人とは、どのような人ですか。様々に定義することができるかもしれませんが、一つは、受けたものを踏み倒す人は悪なる人であり、受けたものに対して、プラスして施す人は善なる人であるというのです。ですから、子女が自分よりも劣ることを望む父母はいません。立派になることを望みます。また、夫は妻を、そして、妻は夫が自分よりも素晴らしくなることを願います。また、兄は弟を、弟は兄がもっと立派になることを願うのです。したがって、受けたものよりも、もっと大きなものを返そうとするのが父母の願いであり、夫の願いであり、子女の願いであり、万物の願いであり、結局、宇宙の願いなのです。さらには、大きな心で「天宙が私の故郷であり、私の祖国である」という考えをもった人こそが、自由と解放を受け、天宙的な歓迎を受けます。個人的に歓迎され、家庭、国家、世界、天宙的に歓迎されてこそ、結局、神様の真の息子、娘になることができるという結論が出てくるのです。それでは、皆様はどこで暮らしたいですか。自分が生まれた本然の故郷で暮らしたいはずです。本然の故郷は、広い意味で考えるとき、天宙の中でも地球星であり、祖国は先祖の代わりに私たちの神様がいらっしゃる所です。この地球星で堕落していない本然の父母、兄弟、息子、娘が共に暮らすならば、そこがすなわち、「私」の本郷です。そこには、黒人、黄色人種、そして白人が共に調和して暮らしています。このすベての人種は誰の息子、娘ですか。父母は一人の方であられます。したがって、宇宙で、東西南北のどこに行こうと共にいらっしゃる神様が人類の父であることは間違いないのです。ですから、アメリカの主人が白人である、黒人である、黄色人種であるという考えは誤りです。アメリカの主人は神様であられます。皮膚の色が違うのは、住んでいる地域によって気候と環境が異なるので、それに合わせるためなのです。それで、雪の多い地域には白人が多いのです。反対に太陽の光が強いアフリカのような所には、黒人がたくさんいるのです。しかし、人は根本的に同じです。例えば、血の色や、筋肉や骨の形は、すべて同じです。そして、互いに愛し合うことも同じです。したがって、人種の差別はあり得ません。それで、統一教会では国際祝福結婚式を通して、人類平等を実現してきました。自然の道理と原則を尊重してみると五色人種(すべての人種)が互いに結婚するようになったのです。黒人と白人が結婚することは、極と極が一つになることと同じです。あるいは、黄色人種と黒人が結婚すれば、お互いの長所を受け継ぐようになり、より優れた子孫を生むと考えるのです。愛があるところには、葛藤がありません。たとえ、皆様の生まれた故郷と祖国は異なるとしても、一つ間違いないことは、信仰の本郷地であり、平和と統一の本郷地は、真の愛を中心とした祖国と故郷であるということです。最も重要なことは真の愛、真の生命、真の血統人間世界で、最も重要なのは真の愛、真の生命、そして真の血統です。真の愛には真の生命があり、真の血統が連結されます。真の血統が連結されなければ、真の愛が連結されません。また、真の生命が連結しない愛は、偽りの愛です。真の生命は、真の愛と真の血統の関係の中で懐妊されるのです。このように、真の愛と真の生命と真の血統を通して、永生の道が開かれるのです。真の人となり、真の愛と真の生命と真の血統を後代に残すことが神様の創造理想なのです。永遠の真の愛、永遠の真の生命、永遠の真の血統の主人であられる理想的な神様に似た人が、天の国の完全な真の息子、娘になります。どうして結婚をするのかというと、正にこのような真の血統的伝統を過去、現在、未来に連結するためです。堕落する前、アダムとエバは神様に直接、自由に対することができたのですが、堕落したのちには、以前のように神様と対することができなくなってしまったのです。さらには、堕落したアダムの子女であるカインとアベルは、神様の血統を受けることができず、サタンの血統を受け継ぎました。したがって、イエス様は、ヨハネによる福音書第3章3節で、「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない」と言われました。人間は、血統的に誤った愛によって、誤った生命をもっている自分自身であることを自覚しなければなりません。人間は、自分たちが愛の怨讐であり、生命の怨讐であり、血統の怨讐の位置にいるという事実を、この上なく恥ずかしく思わなければなりません。神様は、今日の世界でフリーセックスやホモセックスが乱舞していることを御覧になって、言葉にできない悲しみと苦痛を感じていらっしゃいます。しかし、怨讐の息子、娘を自分の息子、娘よりも、もっと愛さなければならないというのが神様の立場です。投入して忘れ、また投入して忘れながら、失ってしまった息子、娘を再び取り戻そうとするのが、神様の救援摂理です。堕落した人間を救い出すためには、それよりももっと強い生命力を投入しなければなりません。堕落し、偽りの種で腹中に妊娠した子女を見ながら、悲しみ、心を痛める神様がどれほど哀れでしょうか。そのような子女が繁殖し、今日の60億の堕落した人類となったのです。人間は本来、3時代を通過するようになっています。母の腹中時代は水中時代であり、地上世界は土と水と空気の時代であり、死後の世界は愛の時代です。胎児が母の胎で栄養をもらって育つのと同じように、人間の肉身は、地球星で万物を食べながら成長するのです。それで、人間は、地を母のように愛さなければならないのです。霊界は、太陽の光のような光が、いつも光り輝いている所です。太陽は常に昼です。霊界もこれと同じです。霊界での愛の光は、変わることがありません。朝でも夜でも、北極でも南極でも、愛は変わることがありません。そのような真の愛に満ちあふれた世界が霊界です。霊界は、春夏秋冬の季節を通じて実った収穫物を貯蔵する倉庫と同じなので、地上世界の人生が結実する所です。人類の真の父母として来られる再臨のメシヤ復帰歴史路程で、これまで神様の直接的な真の血統が連結され、真の生命をもって出生した人は、イエス様しかいません。これまで堕落した人類の中で、地上や霊界で、神様の直接主管圏に入っていった人は一人もいませんでした。それで神様は、これまで独り、孤独な悲しみの歳月を過ごしてこられたのです。したがって、人間も悲しく、万物も悲しい世界となってしまったのです。それで神様は、信じることができる一人の人、すなわち、血統を浄化させ、真の生命に重生させ、神様の真の愛を受け継ぎ、解放の主人になることができる一人の男性、メシヤを求めてこられたのです。皆様も御存じのように、アダム以降、旧約時代の歴史は、メシヤを迎えるための選民の歴史でした。準備された選民、イスラエルを通して、イエス様がメシヤとして来られ、万民をイエス様の家庭と接ぎ木し、真の血統を世界化しようとされたのが神様のみ旨だったのです。しかし当時のユダヤ民族の不信により、イエス様が十字架にかかって亡くなることによって、その歴史は再臨理想として残されました。したがって、再び来られる再臨主は、人類の真の父母の立場で、再び真の愛の家庭を取り戻し、天地父母の位置を経て、人類救援摂理を完成しなければなりません。メシヤが出発する起点は、アダムとエバが堕落せずに完成した家庭よりも、もっと神様に栄えある立場で素晴らしく侍ることができる孝子、孝女の家庭にならなければなりません。メシヤは、真の愛を中心とした父の立場で、真の生命と真の血統を連結し、新たに出発しなければならない人類の理想的な核となる家庭の主人です。ここから、祝福結婚した家庭を連結し、地上天国と天上天国が完成するのです。したがって、メシヤは人類の真の父母として来なければなりません。来られるメシヤは、サタン世界の愛とサタン世界の血統を否定し、神様の真の愛で連結した、完成した個人、家庭、氏族、民族、国家、世界と天宙を形成しなければなりません。すなわち、真の父母の愛によって、全人類が新たな祝福結婚をすることによって、新しい血統的家庭の相続を受けなければならないのです。そしてこれは、真の愛でなければ道がないという事実を知らなければなりません。こうして、サタン世界の地獄圏を解放しなければなりません。したがって、全人類は、8段階の復帰過程を経て、神様の子女の立場を取り戻さなければなりません。本来なら、腹中時代を経て、幼児時代、兄弟時代、婚約時代、夫婦時代、父母時代、祖父母時代を経て、王と女王の時代までの8段階を経なければなりません。結局、人間は、神様の子女として王、王妃として、天地の大主人になるという目的で生まれたことを知らなければなりません。完全に生まれ変わった新しい人になるためには皆様。このように、私たち人間は本来、成長し、男性は女性に出会って王となり、女性は男性に出会って王妃となり、天の国の王子、王女として、天の国のすべてのものを相続される相続者の位置にまで行かなければなりません。このためには、地獄の底から、8段階の蕩減条件過程を通過して天国まで一体化させなければならないのですが、これは、メシヤとして来られる真の父母の祝福を通してのみ可能です。このような祝福家庭は、世の中の助けとなる主体的な家庭にならなければなりません。このように、完全に生まれ変わって新しい人になるためには、神様を中心として、絶対信仰、絶対愛、絶対服従を実践しなければなりません。文総裁もやはり、生涯を通じてこれを実践してきました。神様は、宇宙を創造されるとき、絶対信仰をもって造られました。さらに、神様は私たち人間を愛の絶対的パートナーとして造られました。絶対従順とは、自分自身までもすべてなくして、完全投入することを意味します。このように投入して忘れ、投入して忘れて、最終的に自分という概念さえすベてなくなる零点に進入するのです。神様は、信仰もすベて注いだので、残ったものは零点であり、愛もすベて注いだので零点であり、純情もすベて注いだので零点です。しかし、神様の真の愛は投入するほど大きくなるのです。私たちはこのような神様に似なければなりません。愛を否定されても、さらに愛し、投入しても、もっと投入してこそ、怨讐を真の愛で自然屈伏させる位置まで進むようになるのです。神様がそのような道を歩んでこられたのであり、天地父母がそのような道を歩んできたのです。投入して忘れてしまい、投入して忘れてしまうことを続ける人が中心者となり、全体の相続者となり、孝子の中の孝子となります。家庭の中でも、祖父、祖母をはじめとして10人の家族が暮らすとしても、最もために生きる人が家庭の中心となるのです。愛国者も同様です。投入して忘れてしまうほど、忠臣、聖人、さらに進んで聖子として決定されるのです。神様は、人類歴史始まって以来、いかなる存在よりも、真の愛を中心として、より一層ために投入して忘れてきたのであり、また、永遠に継続して投入できるので、ために生きる人の王となり、先祖となることができます。文総裁が導いてきた統一教会が、短い期間に世界的な宗教団体として成長したのも、正にこのような原理原則で努力してきたからです。文総裁の生涯を振り返ってみるとき、総裁が人類救援の道を行くとき、今日に至るまで、有形・無形世界の億万のサタン勢力が反対し、多くの宗教指導者たちが反対し、各国の政権が反対しましたが、文総裁は堂々と彼らのために生きてきたので、いつの間にか、彼らの中心の位置に立つようになったのです。真実を理解できず反対する彼らのために生き、反対する彼らの子女たちのために投入し、反対する政権のために生きていくと、いつの間にか文総裁が尊敬されるようになったのです。私たちはここで、天の戦法とサタンの戦法がどのようなものであるかを学ぶことになります。すなわち、天の戦略は打たれて取り戻すのであり、サタンの戦略は打って失ってしまうのです。国際合同結婚式の意義このような原則のもとで、文総裁は、人類救援のために、五大洋六大州に広がっている五色人種を一つにし、一人の方、神様のもとの一つの世界を実現するために、国際祝福結婚式を挙行し、数千、数万双の若者たちを祝福結婚させてきました。東洋と西洋が結婚を通して一つになるとき、世界で最も大きな文化的葛藤はなくなるはずです。アメリカ人とドイツ人が結婚し、夫婦が真の愛で一つになれば、怨讐だった二つの国が神様の真の愛によって一つになるのです。さらに、文総裁は、霊界にいる霊人たちまで、真の愛によって祝福してきました。地上と天上に天国が形成されるためには、霊界にいる霊人たちまでも祝福を通して解放しなければならないのですが、それは、実体の真の父母を通してのみ可能なのです。人類の先祖が偽りの父母として罪悪の種を蒔いたので、メシヤは、人類の真の父母として来て、地上と霊界の全人類を解放してあげなければならないのです。血統で誤った問題に対する解決は、全知全能であられる神様でさえも、一人では成し遂げることができないのです。もし、神様ができるのであれば、既にずっと以前に解決されていたはずであり、また人間に堕落もさせなかったはずです。しかし、人間に賦与された自己の責任分担に対しては、原理法度の神様は、一切干渉することができないのです。したがって、再び来られるメシヤは、人類の真の父母として来られ、血統を汚した原罪をもつ人間を真の愛によって重生してあげなければなりません。このような点から、私たち夫婦が主導してきた国際合同結婚式の意味は、単に男性と女性が配偶者として出会うことのみにあるのではありません。本然の神様の生命の種を与えられ、真の神様の子女として生まれ変わるための、神聖で偉大な重生の儀式なのです。このように、蕩減原則を通して個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙的蕩減時代を経て、最終的には、霊界解放と地上解放時代を迎えたのです。世界が、数千、数万の民族に分かれ、父母、夫婦、子女まで分裂し、宗教圏も、キリスト教、イスラーム、儒教、仏教など四大文化圏に分かれてきましたが、今私たちは、大統一の家庭化時代を迎えました。新約時代を経て、完成時代である成約時代を経て、堕落がなかった本然の第四次アダム圏時代に入ってくるようになったのです。言い換えれば、今は、国家主義時代が過ぎ、世界主義時代を超えて、天宙が一つの神様のもとで、一つになる時代に進入したのです。さらに地球星が全祝福家庭たちの故郷となり、神様がいらっしゃる天上世界は祖国になり、それが一つになることによって、永遠の祖国光復である地上・天上天国が始まるのです。真の愛の天宙化は新千年天国の完成内外の貴賓の皆様。文総裁は、新千年が始まる午前零時に、全世界に送るメッセージを通して「真の愛の天宙化は新千年天国の完成」というみ言を宣布しました。「真の愛の天宙化」という言葉は、天と地を真の愛の家にするという意味であり、新しい千年を迎え、全体世界を通して天国を完成するのです。天宙は、神様から出発したので、その対象的立場にある愛の家が完成するためには、家庭や氏族、民族、国家、世界が同じ公式的な原理に基づく家を求めて、一つにならなければなりません。国は、家庭が入ることができる愛の家であり、世界は、国が入ることができる愛の家であり、さらに天宙は、世界が入ることができる愛の家です。その中でも、真の愛の家庭というものは、巨大な天の国の家である天宙の出発点であり、核になります。家庭で夫は、妻の真の愛の家であり、妻は、夫の真の愛の家であり、父母は、子女の真の愛の家であり、子女は、父母の真の愛の家です。神様の国は、真の自由と信仰、そして理想が実を結んだ花であり、真の愛と真の生命、そして真の血統が定着した真の家庭がとどまる所です。さらには、永遠の真の愛と幸福が満ちあふれた千年王国時代が始まる所です。これまで文総裁が主唱してきた天地安息圏の中心は、神様が共にいらっしゃる真の男女が結合した家庭なので、真の家庭の価値を説き明かしてきました。したがって、私たちは、聖書で言うエデンの園をこの地球上に具現させなければならないのです。今、新たに迎えた新千年は、6000年間の救援摂理が完結され、創造理想を中心とした本然の天の国が建設される時です。旧約と新約の約束が成就される、成約の時代です。二度と涙がなく、死亡がなく、哀痛の声が聞こえない、新しい天と新しい地を意味します。水晶のような澄んだ生命水を代価なく分け与えられる、条件のない真の愛の時代を言うのです。霊界と地上が一つに通じ、天上と地上に神様の国が成就される時代です。生きていらっしゃる神様の直接王管圏が、復帰された長子権、父母権、王権を通して、全体、全般、全権、全能の新時代を開く時です。以上のように、地球星は人類の故郷であり、霊界は人類が完成、到達しなければならない永遠の祖国を意味するのです。最後に「一人の神様のもとの一つの国」を越え、「一人の神様のもとの一つの天宙」として、天の父母を中心とした地球星大家族主義の世界が形成される時です。したがって、私たちは、神様と人間の根本関係である父子の関係を心に刻み、「天宙」すなわち霊界と地上を「私たちの故郷と祖国」として創建するために、積極的に先頭に立ってくださるようお願いいたします。重ねて、この場を訪ねてくださった全世界の指導者の皆様に感謝し、四海同胞がお互いに真の兄弟姉妹となり、平和と自由、そして正義があふれる新しい千年王国が始まることを願いながら、み言を終えようと思います。皆様の国と家庭に神様の祝福が共にあることを祈ります。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.16
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2020年5月15日ひとつになりましょう ~神様の夢に向かって~説教者:柴沼邦彦一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.16
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FFWPU PeaceTV- 天地人真の父母様天宙聖婚60周年記念特別集会 真の父母様のみ言特集■日本語http://www.ipeacetv.com/vod_view/116095月といえば一番美しい季節。希望の季節だと言います。数日前に私が天正宮(博物館)の庭でつつじ畑を散策していた時ですが、いつ来たのか蜂や蝶たちが踊って熱心に仕事をしている場面を見ました。その時私は、創造主・天の父母様を思いました。その方には夢があり、天地万物を創造されて、このような美しい季節を人間のために つくってくださいました。しかし、人間始祖の堕落によって、天の父母様が天宙の主人であられるのに、その主人の役割をできませんでした。ご自身があまりにも長い6000年の期間を、自身のみ旨を知り得る人間を尋ね求められ、忍耐して待って来られました。特に今回のコロナの事態によって全世界の国々が国境封鎖をして、あらゆる面で一つになれないように自国を中心とした道に進んでいます。人間の努力と力ではこれ以上一つになれず、平和の世界が来ることができないということを見せてくれました。それで私はこのコロナの期間中、55日間深い精誠の祈祷を捧げました。天はこれ以上待てないということです。地上に私がいる間に、天の父母様に万民とともに栄華をもって侍って生きる生涯を見せてあげなければならないのに、遅らせることができないというのが結論です。天の父母様が夢見て来られたその愛の実践場は、天上ではなく地上です。一人でも、この地に住んでいる民が天の父母様を知らないということがあってはいけません。真の父母が分からなくてはいけないのです。ですから私は政界、宗教界、財界、思想界、言うまでもなくすべての人たちが一つの旗の下に集まることのできる『天の父母様聖会』として発表します。 英語で言えば 'Heavenly Parent’s Holy Community’です。 天の父母様の大きな傘の下、今まで私たちがして来たすべてのNGO、 天宙平和連合、世界平和統一家庭連合、世界平和女性連合などすべてのものが入って120%天の父母様を証さなければなりません。 天の父母様が私とともにいらっしゃるので喜びと頌栄をお返して、毎日毎日「天の父母様、きょうはどこどこの何という国が父母様をお迎えして侍ると決心しました。」 このような報告を捧げなければなりません 少なくとも私が地上にいる間に10年になるか20年になるか分かりませんが、77億人類の中の3分の1でも天の父母様を知って侍ることのできる地上天国(実現)を実践しなければなりません。1960年は、天の父母様が待ちに待った地上の摂理を出発できる年です。1960年3月16日、この日は天の父母様が真の父母と一つになる日にならなければなりませんでした。しかし歴史を通して見る時に、救援摂理、蕩減復帰摂理は多くの過ちによって遅れてきました。特に再臨のメシヤという方、その方の責任はキリスト教基盤を通して完成できなければなりませんでしたが、そのようにできないまま1960年、真の父母は世界に向けてマラソンを始めました。世界を抱くために絶え間なく努力し、到底話すことのできない、言語に絶する血の涙の流れる死闘でした。2013年1月13日、基元節に天一国元年を宣布しました。そして3年間は真のお父様のため、天の父母様の前に、矜恤と赦しと愛を切に求めました。真のお父様の使命は地上で完成をしなければなりません。地上が先です。それで私は3年の侍墓精誠を捧げると話しました。3年後に、真のお父様にこのように話しました。「天の父母様の前に頌栄の対象として自由になってください。地上は私が責任を果たします。」地上が重要なのです。皆さんの今の人生が、永遠なる天上の天一国の民として資格があるかを検討し、努力して反省し、悔い改めなければなりません。そして責任を完成すると誓う皆さんになることを願います。私は今まで選り分けられた摂理の真実を話すと言いました。天の父母様には天の父だけいらっしゃるのではなく、天の母もいらっしゃいます。見えない霊としておられる天の父母様が、見える完成した人間と一つになった真の父母の位置で、天の父母様として人類を抱いて愛し育てたかったのです。その夢を実践しなければなりません。これ以上天を待たせてはいけません。そうであれば、私がすべきことは天の父母様に侍り暮らすべき天一国の民が、どのようにして侍り暮らさなければならないかを見せてあげなければならないのです。それで真のお父様の聖和後に私が天苑宮をつくると話した時、その準備がすぐに実施できませんでした。この世的な、人間的な、さまざまな障害物が多くありました。しかしいま決めました。2023年にこの美しい季節に天苑宮、特に天の父母様に侍ることのできる聖殿である『天一聖殿(천일성전)』を奉献して差し上げようと思います。昔、真のお父様がこのようなみ言を語られたことを皆さんは憶えているでしょう。「これからこのみ旨を知った世界の全ての人々が、いっぺんにどっと押し寄せて、釜山の沖合に遊覧船が絶え間なく連なるようになるでしょう。」これは言葉だけになってはいけません。実体的に成されなければなりません。そうであれば見せてあげられるものがなければなりません。私が1960年、真のお父様と聖婚した時、天が私に啓示を下さいました。「これからすべての民は天一の民になるでしょう。」金氏、李氏、朴氏など、すべて天一の民です。「どうすれば天一国に相応しい人として暮らすことができるか」が問題ですが、そのような人の名前が、天に残される名前です。このことがどれ程とてつもない祝福であり、また恐れなければならない名前であるかを皆さんは分からなければなりません。人間として一番重要に考えなければならないものは、子供であれば父母なのです。父母の聖婚記念日です。この日だけが永遠に人類の前に伝わっていくのです。摂理の完成は春に出発します。春の季節から出発して完成しなければなりません。それで真の父母の日の行事3月16日、天の父母の日の行事も3月16日にしなければなりません。天の父母様は春に出発されました。冬の間にすべて準備されて、春に花を咲かせて希望の芽を息吹かせようとされたのです。ですから人類の前に、天の前に最高の日は3月16日なのです。わかりますか?それで私は世界本部を強化します。これからすべての指示を、世界本部を通して行います。今までもそのようにしてきましたが、国家を相手にしてもそのようにします。それで世界本部の本部長として尹煐鎬を任命します。今まで皆さんが多くを理解できずに口うるさくしていたことも知っています。しかし信じられないことを話した時に信じた人です。 皆さんが進むことのできるすべてのものを私はつくってあげました。皆さん一人が100人、また100人が1000人と相対することのできる実力を持って努力すれば可能になります。わかりますか?天一国の文化と伝統を、子孫万代、人類の生活として根を下ろすことのできる、祝福の日として迎えるようにしてくださった、真の父母様!今私たちは、与えてくださったみ言と見せてくださった生涯を受け継ぐ天寶家庭となり、勝利の日に向かって進んでいきます。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ ブログ村の中には、真のお母様は「韓鶴子氏,一つを除いて全ての名節を消し去る」などといった間違ったことを書かれていますが、「天の父母様の日」と「真の父母の日」の二つの名節を聖婚式(天暦3月16日)にお祝いすると語られていたものでした。
2020.05.16
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昨日のアクセス数が通常の2倍に急上昇となりました。通常数にプラスしたアクセス数が上位記事(以下)を占めていました。30年前統一教会作られた映画[インチョン]の新しい分析提示--日本人の作った映画 インチョン(2019.12.31 アクセス数:1451)幻の名作映画 『Inchon! (仁川)』、YouTubeで蔵出し!!(2012.02.13 アクセス数:101) 5.韓国映画「仁川上陸作戦」と(統一教会制作の)アメリカ映画「Inchon!」を見てナニ...(2016.08.17 アクセス数:52)コロナウィルスは日本でも下降線を描き始めていますが、落ち込んだ経済はまだ底が見えていない現状のようです。その影響もあって、私の会社も受注が急激に落ち込み、5月からここしばらくは3勤4休(場合によっては2勤5休も?)が続いていくようです。緊急事態宣言も緩和されたとはいえアクセス数の増加は不要な外出の自粛もあってか、映画「仁川」記事が口コミで広がったみたいです。そのおかげでかブログ村のインポイントにもつながったというのが、私の分析です。映画「仁川」からほか記事にも関心を持っていただけたら嬉しいです。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.16
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「ファミリー」1989.11月号、文鮮明総裁のみ言「韓国は人類の祖国」(一九八九年六月十八日・ソウル本部教会)の一部です。P.34~統一教会とは、教会と名の付くもの全部を含む 既成教会は四十年間反対してきましたが、このレバレンド・ムーンを打ち倒せませんでした。追い出すことなどとんでもありません。そのような不肖な私ではありません。そういう複雑な過程の中で、四十年間も迫害を受けながら、銃弾一発も射たれずに今日まで生き残って、大きいことを言っている人は歴史上にレバレンド・ムーン以外にいないというのです。分かりますか?(はい)。それでこそ統一教会の食口なのです。このように有名な先生が現れたので、皆さんは故郷に帰り、おじいさんより三代を従えて、文総裁の教育の場に連れてきて訓練を受けさせることのできるリーダーにならなければなりません。 統一教会とは、すべて教会という名の付くもの全部を含んでいるのです。キリスト教、カトリック、イスラム教、ユダヤ教などすべて集まることができるのです。そうして宗教を統一しようとするのです。最近、先生はシリアのモスレムの指導者に会いました。 彼は四十年前、第二次世界大戦直後に啓示を受けて篤実なる信仰生活に入ったのですが、その時「ユダヤ教とキリスト教とイスラム教を統一することにおいて、連合運動せよ。そうせずしてはこれからモスレムの世界は残らない」という啓示を受けたそうです。それで四十年間連合運動してみると、モスレムの人たちが歴史的怨讐として見えてきたというのです。十字軍戦争の時も、キリスト教と戦って勝敗を決したのがモスレムでした。それで彼は、そういう恩讐的見方を持ったために、モスレム世界の監獄に入れられてあらゆる迫害を受けたというのです。またユダヤ教から、「あの人は気が狂ったのではないか、私たちを見てどうしてモスレムと一つになれというのか!」と言われたというのです。キリスト教でもそうであり、どこに行ってもそうでした。そうして四十年を経て、今こそ宗教が一つになる時が来たと思ったというのです。(文)先生が世界宗教議会を中心として、宗教指導者たちを集めて世界的な大会を開いて、宗教一致運動を始めているということを知っていたのです。先生がそこで何をしようとしているかということを知って、これはただごとではないと分かったのです。自分が四十年間連合運動をしてきても何の基盤もないのに、先生は既に世界的基盤を造って、また政治、外交、文化、言論などのあらゆる分野における基盤を持っているし、宗教界やあらゆる面においての旗手であるということを知ったのです。それらを見て感嘆したというのです。 それで約二万名の責任者たちが集まったモスレムの集会で、「私は四十年間宗教一致運動をやってくるなかで多くの追害を受けてきたが、今やこの世界は一つの世界に向かって行かなければなりません。宗教が一つにならずしては世界を収拾することができないことを神様が知って、こういうことを全部準備せよと言われるので、私もそうしてきたのですが、今やそのことを実践して、世界的版図を中心としてすべての宗教が反対しても従わざるを得ない基盤を造った方がおられます。その方こそレバレンド・ムーンなのです」と言ったのです。そして「私が今まで提唱してきた道を完結する現代の代表者がレバレンド・ムーンです」と結論付けたのです。(アーメン)。(拍手) 先生はその人に何か強制したのではありません。霊界が、レバレンド・ムーンのみが今後宗教界のすべての壁を崩していくことのできる力を持った人であると教えてくれたのです。それで、彼なりのキリスト教に対する何かがあって、決死的に先生に会おうとしてやって来たのです。ですから、先生は会わなければなりませんでした。初めて彼に会って、国を代表した宗教指導者として彼をイーストガーデンに招待して神の摂理について話しました。 先生は、そういう時には簡単に話をするのです。先生が説教するようになれば内容が深くなってしまいます。この前はワシントンで十二時間半も話しました。きょぅはその内容を簡単にまとめて話そうと思うのに韓国の人は受ける資格がないようですね。私の口調がなぜこのように冗談ぽくなっていくのか、先生の口を誰がコントロールするのでしょうか。畑を耕す牛を引っ張っていくように、引っ張られる方向に従っていくようになっているのです。 それで先生は、こういうみ旨を持って歩んでいるということを話しました。その次に、内部の責任者たちが報告したことの話をしました。それで彼は、「自分はシリアの大統領の所へ行って何でも指示できる基盤を持っているので、帰国してからアラブ国家のすべての総帥たちを集めます。その時、文総裁が会ってくださるならば私が連れてまいります。それで許してくださいますか」と言うのです。それは許諾して良いでしょうか、しなくて良いでしょうか。そうすると国が引っ掛かってくるのです。モスレムの国です。イランとの戦いや中国とソ連の外交政策においてシリアが問題になっていたのですが、この人の手中で皆回ってしまうのです。こういうモスレムの頂上にいる人が先生に侍るようになったのです。彼らが贈物をラクダに積んでやってくる時に通行禁止にすればいいでしょうか、通行禁止を解除しなければならないでしょうか。皆さん、どうですか? 門を開けなければならないでしょうか、閉めなければならないでしょうか。先生は民主主義の代表者ですので、私たちは民主主義式に決定しましょう。門を開けなければなりませんか、それを閉めたらいいですか? (開けなければなりません)。開けなければならないという人は手を挙げてみなさい。それ以外の人たちは全部何ですか。手を挙げなかった人たちは手を挙げてみなさい。朝から悪口を浴びせてデモをするような人は一人もいないですね。(笑い) この統一教会に入ってきて文総裁を知った人は、教会を離れても一人で生きることはできません。反対する人に、「あなたは文総裁を憎みますか」と聞いてみれば、「文総裁は尊敬するのですが、幹部たちが嫌です。教会長が私に辛くしたのでこのような姿になったのです。誰々が私をこういう姿にしてしまいました。文総裁がそうするはずはありません。私は文総裁を今でも愛しています」と言うのです。いつだったか思い出せませんが、これは実際に起きたことです。急に道路にある人が飛び出してきました。それが誰かと言うと、元ムーニーです。私を見て涙を流して逃げていきました。その人はなぜ涙したのでしょうか。先生は直ちに分かったのです。「ああ、彼か」と。先生の前で話もできず横道へ逃げていくその姿を見た時、"ああ、教会を離れてかわいそうな人になったなあ。再び訪ねてくれば先生が分別してあげよう"と思ったのです。先生は悪い人ではありません。一度手を挙げて約束すれば、原理を中心として約束したことを条件として、愛するために従おうとする人であり、反対したり排斥できない人です。それが原理の道だからです。先生自身がそうですから、彼らは先生を射つことができないのです。人は霊物であります。 今日、既成教会の牧師たちは反対しているのですが、その信者たちは皆統一教会に来るようになるのです。そうなるか、そうならないかを見ていなさい。なぜ連日のように文総裁に反対するのですか。自分たちに何かくれと言うのですか、それとも自分の妻を強奪されたのですか。(笑い) むしろ彼らが貧しい時、隠れて学費を与えたりして、先生は既成教会にどれほど多くの投資をしてきたことかしれません。数十、数百億以上です。世界を回りながら反対する怨讐の子供たちのために犠牲となりました。今や世界はそれを知っているのです。それで信者がだんだん多くなって、これからは新芽が出てきて実を結ぶようになるでしょう。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.16
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世界平和統一家庭連合公式チャンネル真のお母様(韓鶴子総裁)が「天地人真の父母様天宙聖婚60周年記念特別集会」(5月8日 韓国・HJ天宙天寶修錬苑)で「天の父母様聖会」について語られたみ言をはじめ、これまで一度も中止することなく行われてきた尾瀬霊園の「全日本聖和祝祭」が今年で38回を迎えるにあたり、コロナ事態に対応した環境で行われる「第38回全日本聖和祝祭」に向けての特集、「自宅でもできる簡単な健康体操」の紹介などが収録されています。*(一社)健康総合研究会 健康体操講師の吉武宣孝さんの「自宅でもできる簡単な健康体操」はこちらからもご覧いただけます。【気巡り体操 ① 腕と肩と背骨の骨格筋のストレッチ】 https://www.youtube.com/watch?v=YCjqU...【気巡り体操 ② 首・肩リラックス体操】 https://www.youtube.com/watch?v=lQxxI...【気巡り体操 ③ 気、血流を促進して代謝アップ】 https://www.youtube.com/watch?v=twe0U...一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.15
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先回記事「ウソ「JooJangYong TV 1」-- 真の父母様宣布文サイトにて詳細」(2020.05.07)でも書きましたように、動画編集までしてはみ言の歪曲や改ざんをしているはまったくの信ぴょう性がありません。05/13付の映像「JooJangYong TV これだけは覚えておきましょう」も、今回も同様のことを申し上げなければなりません。「JooJangYong TV 1」からです。文鮮明総裁最後の訓読会(2012.08.03)で以下のように語られていました。文鮮明総裁のお話 「主人が誰で、上には誰で、女が上になることはできない。反対になっている、これが。オモニが根本を全て捨てた。(指の方向)上がるべき腹に上がることがオモニがお祖父さんと孫、孫娘を蹴ってしまった。」それでもって、「指の方向に注意 」ということで、指の先を見てみましょう。 PeaceTVホームページ(韓国語)に最後の訓読会の映像(こちら)がありました。言語は韓国語ですので話されている内容までは分かりませんが、お父様の目の前にはお母様と「最終一体の宣布」のサインされた講演文もあることを考えれば、お母様のことではないと判断できると思います。「オモニ」と語られた後の「04:11」にわずかながらお隣の席を見ることが出来ました。韓鶴子総裁(お母様)が居られません。となれば、指の先はお母様でしょうか?また、「お母様の原理否定」といっては、原理講論(韓国語)のP.27を紹介しながらもお母様が間違っているかのような錯覚を与えようとしていました。日本語『原理講論』では神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる。です。赤字部分を見れば一目瞭然です。肝心の部分の「本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との」を省いては、それをつなげて(赤字部分)お母様のみ言批判でした。これについては既に「5月8日のお母様のメッセージから」(2020.05.12)でも私からも提起していたものでした。原理講論は厳密には、神様は「男性格」ではなく、「本性相と本形状の中和的主体であると同時に、本性相的男性【天のお父様】と本形状的女性【天のお母様】の中和的主体」としおられる方であられるので、「天の父母様」の呼称は何ら問題はありません。「神様は男性格」だと主張されては原理を歪めている方もいますが、「被造世界に対しては、性相的な【男性格主体】としていまし給う」お方と原理講論では書かれています(P.47)。「神様の男性格」に対しては「母なる大地」、つまりは被造世界です。このように、原理講論からも「天の父母様」は正しい、ということです。皆様!「ウソ!!『JooJangYong TV』 」これだけは覚えておきましょう!!一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.15
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道15. 新しい歴史が始まった基元節*このみ言は、2013年2月23日に天正宮博物館で開かれた世界頂上・国家指導者晩餐会で宣布されたものである。基元節に参加し、きょうこの場まで参席してくださった貴賓の皆様を心より歓迎いたします。ご存じのかたもおられるでしょうが、基元節は新しい歴史の始まりとなり、起源となる日です。人類歴史において、必ずなければならず、来なければならない日なのです。しかしこのような日が、簡単に成し遂げられるということはありえません。心と体が一つになる運動からしばらくの間、私が神様の天地創造についてお話したいと思います。聖書には(天地創造には)6日間かかり、7日目に安息されたと記録されています(創1〜2:3)。しかし、このような日付の概念ではない、基元節を「13日」に設定するまでには、天の摂理は、6日ではなく「12」という期間を経て、13日目を神様の夢がかなえられる日として立てられたのです。そうして、気体、液体、固体(の鉱物界)から始めて、微生物、小さなアメーバから始めて、高等動物に至るまでを創造され、最後にアダムとエバを創造なさり、「はなはだ良かった」と言われました。そして、13日目になる日を待たれました。その日が正に、神様の夢がかなえられる日だったのです。ところが、どうなったでしょうか?天も、これまで人類歴史を通して平和世界を追求してこられました。これまで数多くの宗教と善なる人々を通して、どれほど努力してこられたか分かりません。しかし、今もなお私たちは困難を抱えて生きています。どうしてこのようになったのでしょうか。アダムとエバが、神様の願いを成し遂げるところまで行くことができなかったのです。み言どおりに成長しなければならなかったのに、天使長の誘惑によって堕落してしまいました。それで聖書には、エデンの園から追い出されたとあります。そのため人類歴史は、戦争と苦痛と飢餓による困難な歴史を経てきました。人間によって誤ったので、人として来られて蕩減復帰摂理を完成させてこそ初めて、神様のみ旨が成されるのです。このような蕩減復帰摂理というものは、言葉で言うのは簡単ですが、実践することはたやすいことではないのです。摂理に責任を負った人々は、サタンの讒訴条件を勝利しなければなりませんでした。旧約、新約を通して、ご存じのかたもおられるでしょうが、2000年のキリスト教歴史だけを見ても、本当に大変だったのです。世界平和のための未来指導者を養成ところで先ほど皆様は、文鮮明総裁、天地人真の父母様に対して多くの証しをしてくださいました。私たちにとって、あまりにもありがたいことです。このような人類にとっての希望の灯火となられました。このようになるまでの(統一教会創立から)60年の生涯は、血と汗と涙でつづられた蕩減復帰摂理歴史でした。犠牲でした。しかし、(それを)完成なさいました。それゆえに、きょう、基元節という新しい歴史が始まるこの日を迎えるようになったのです。この日を迎えるまで、特別に12年間、あらゆる精誠と、全ての面において自ら実践なさって、教育をしてこられました。統一家の責任者たちや祝福家庭たちは、よく分かっていることでしょう。この日は簡単に誕生した日ではないのです。天の父母様の願いであり、人類の願いがかなえられた日です。新しい歴史が始まる日なのです。このような日を迎えることができた皆様は、本当に祝福されたかたがたなのです。そのため、これからが重要です。私は、環境創造を始めました。天一国を出発するこの時点です。天一国は、(私たちが)神様を天の父母様として侍り、そのかたの子女となることです。(天の父母様は)私たちの父母であられます。万王の王であられ、私たちを天一国の民として抱いてくださいました。ところが、まだ世界では、70億もの人類がみな、(そのことを)分からずにいます。皆様は本当に福を受けたかたがたです。どのようにしてこのように摂理歴史に同参することができたのでしょうか。私はこの瞬間から、環境創造を始めます。(文)総裁は、いつもこのように語られていました。「無知には完成がない」と。そして多角的に、全ての面において、地位の高さ・低さを問わずに教育されました。理解できるようにされたのです。そうです。個人から家庭、氏族、民族、国家、世界が一つになることのできる道は、この道しかありません。それゆえ、まず初めに教育に重点を置こうと思います。そうして、未来の指導者養成はもちろんですが、各界各層の全ての指導者たちから教育していこうと思います。それは世界平和のための道なのです。神様を中心とした一つの世界を成そうとする実践行動なのです。皆様はそれぞれの国の指導者であられ、責任者であられます。(これまでも)そのような人生を生きてこられたことと思います。私たちが本当に力を合わせて、自由と平和と統一と幸福があふれる真の愛の世界、全てを自ら進んで行動できるそのような世界、それは私たち個人の心と体から一つになる、そのような運動から始まらなければならないのです。このような面において、ここにおいでくださった貴賓の皆様が、共にそれぞれのお国において、未来に向かい、そして私たちの現実を克服できるよう、互いに力を合わせて一つの世界をつくるに当たり、担い手となってくださることをお願いいたします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.15
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前回「証「統一家の誇りであるお母様」-- 姜賢實伝道師(前編)」(2020.05.15)の続きです。元光言社職員・中村仁史氏ビデオ第4弾ですが、家庭盟誓の「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」を挙げながらも、サンクチュアリ教会へ逝かれた姜賢實女史こそが1952年から原理原本の写本をしたからといっては、また、サンクの亨進氏の元へ来てはサンクの母としての祝福(?)を受けたことを理由としてか、彼女こそが「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の手本であるかのように語っていました。上記のように中村氏は語っていましたが、1986・87年ころに姜賢実伝道f師がお母様(父母様)について証されたものです。この中で姜女史はお母様の絶対信仰と絶対従順を称賛していました。かつては洗礼ヨハネやペテロがイエス様を証しながら、最後まで従っていかなければならなかったのですが……。「韓鶴子女史 御言選集 愛の世界」(1989年2月、光言社)に掲載されていた「姜賢實伝道師の証」の後編です。 統一家の誇りであるお母様(Ⅱ)姜賢実伝道f師が祝福家庭婦人会の集いで語った証 お母様の勝利は絶対的信仰と侍奉の結晶 一九七六年以前には、お母様はわずかなお金も自由に使うことができませんでした。しかし一九七七年以降はそういう制限もなく、家庭の母として、教会の母として、天宙の母として、堂々たる真の母として、より大きな責任を果たし、また責任を持たれたのです。 私たちのお母様に普通の人と違った点があるとすれば、神を信じることにおいて真心から信じたという点です。本当に神を愛することにおいては、すべてをささげて愛されました。針の先ほども疑わず、前面的に真心をもって信じてこられたのです。もしそのような信仰の基台がなかったならば、神が選び立てられなかったことでしょう。これはお母様が歩んでこられた路程を見て知ることができるのです。 次にお母様は、霊的な面において非常に繊細で、敏感でいらっしゃり、人に対するときにも事物に対するときにも、洞察力や観察力があまりにも正確であるということです。お母様の心に反映することは、すべて真実であり、正確であるということができます。 第三には、お父様に対する絶対的な忠誠心を持ち従順な点であるといえます。献身することをはじめとして、お父様がどんな方向に導いたとしても、どんなことをおっしゃっても、どんなことを願われても、喜びの心で従う生活をしてこられました。お母様はまずお父様の思いを察しられたのです。「ああ、このような思いを持っておられるのだ」「ああ、このようなみ意を持っておられるのだ」と感じて把握され、お父様が言われる前にまず、すべてを知って備え、合わせることのできる賢明な内的土台を持っておられたのです。 四番目としては、お母様はどんなときでも自分の所有という思いがなく、無私の生活をされました。持っておられるすべての物を自分のものと思わず、神と天宙のものと信じてこられたのです。どんなに貴重で高価な物であったとしても、「これは私のものなのに」という所有観念を超越されたのです。 だれかにあるかぎりの物を与えて喜び、まただれかがそれをもらって喜ぶことを考えながら、ご自分が持っておられる物は結局全部人に与える生活をされました。お父様はお母様がこのような性質を持っておられることに対して、「いつも神に感謝する」と語られたのを聞いたことがあります。 自分の所有観念を捨てるのは、本当に難しいことです。無私の心とは、私のものを私のものとして認めないということです。事実、私が私のものとして認めるときは、私が立つことのできる足場があまりにも狭くなることを感じます。数坪の土地を得て誇る人がいるとすれば、その人は自分が所有している数坪の土地を除外した全世界にあるすべての地を失った者となるのです。 友を何人か得て誇る人がいるとすれば、その人は今得ているその何人かを除外した全世界の魂を失ったのと同じです。 お金を何千万ウォンか持って誇る人がいるとすれば、その人は自分が持っている何千万ウォンを除外した全世界の富を失うことになるでしょうし、全世界の宝物を失う立場に立たざるをえないのです。 失うときに見いだすことができ、捨てるときに得られることを私たちは考えないでいるのです。自分のものは自分のものであるということになれば、すべての物が他の人のものと思うようになります。しかしお母様はすべての物を神様のもの、天宙のものとして考えておられるために、すべての物を全部与えて喜ぶ生活をされるのです。 お母様の伝統は私たちみんなのもの 私は一九八O年度にアメリカに行き、約三か月間お母様とともに生活したことがありました。そのとき私はより一層身近にお母様の内面について読み取ることができ、学ぶことができ、知って感じることができたのです。それである日のタ方、私はお父様にこう申し上げました。「お父様、神様が本当に私たちのお母様のようなかたをどこに隠しておいてこのように見つけ出し、このように大きな使命を与えられ、それを担えるようにしてくださったのか知りませんが、私はあまりにもあまりにも感謝する思いでいっぱいです。本当に私たちは、お母様のようなかたがいらっしゃらなかったら、どうなっていたでしょうか」。 お父様は「そう、どんな点がそれほど素晴らしいの」と尋ねられました。私は「まず神様に対する絶対的な信仰、お父様に対する不変の忠誠心と従順な心、そして食口たちに与えてもまた与えたいし、会ってもまた会いたいという心情と、食口たちのために生きてもなおために生きようとされる、そんな心を持っておられることが本当にありがたく思われます」と申し上げると、お父様の表情が明るくなり、喜ばれるのでした。 ある日、お母様と一日中一緒に過ごしたことがありました。そのときお母様は「前線で苦労しながらみ旨を進めるために頑張っている私たちの食口を思うと、私は本当に胸が張り裂けるようです。食べることもできずに飢え、寒さと空腹と疲労の中で、み旨を進めるためにきょうも命を失っていく食口たちを思うたびに……」と言われ、それ以上言葉を続けることができず、胸を詰まらせられました。 そして「私たちはこのように犠牲の代価を払ってきましたが、またこれからも苦労しなければならないでしょう。たとえどれほど難しく困難なことがあっても、闘って、必ずこの地にみ旨を成就しなければならないし、またみ旨を成就すべき課題が私たちにあるのです」と強調されるのでした。 本当に私たちには、犠牲の祭物があまりにも多かったのです。み旨を成し遂げるために苦労して霊界に行った人々が、どれほど多いか分かりません。その人々が果たしえずに残した仕事を果たさなければならない課題が、私たちの前に残されています。もし後日、私たちがこの課題を果たしえずして神の前に行くとするなら、神は明らかに私たちをとがめ、大声でどなり、しかることでしょう。 神が私たちをながめるとき、しかるまなざしで見つめるときがあるでしょう。それは神がみ旨を成すために、それだけの犠牲を払ってこられたからなのです。 私たちが行くべき道 結論を申し上げれば、父母様と私たちの間が、言葉の上でお父様、お母様と呼ぶだけの関係で結ばれるのではなく、真実で確かな関係をもって結ばなければならないのです。世の中の父母と子供の関係は、いかなる場所においても変わらないものであり、東洋、西洋とも同じです。情に乏しいといわれる西洋においても、確かな関係を結んでいるのです。 ところが私たち統一教会の食口たちの中には、十年間、二十年間、三十年間、「お父様」「お母様」「父母様」と言っていた人々が、そのまま離れ去っていくのをしばしば見ることがあります。これは、真の父母様と確かな関係を結ぶことができなかったからなのです。本当に確かな関係を結んだなら、離れることはできません。 信仰の道は決してたやすい道ではありません。天国はあまりにも尊く、高く、大きい所なので、そのような天国を所有しようとすれば、反対に最低の地獄の底から、辛苦をなめながら、通過しなければならないのです。そうして初めて天国に対する深い味わいを感じることができます。地獄の辛苦を味わわなかった人は、天国に入れてあげても、感謝する思いを持つことができないのです。かえって天国に対する価値を一文も感じることができないでしょう。 それゆえ、私たちのお母様は「今年も苦労をしましょう。苦労しなさい」と言われました。史吉子(サーキルジャ)宣教師(故劉孝元協会長夫人)の長男珍勝(チンスン)さんが幼いとき、「お父様は何とおっしゃったの?」と聞いてみると、「苦労しなさいと言われました」と答えたことが思い出されます。 苦労によってつくり上げた天国は、苦労を通して私が見いだした天国なので、世の中のいかなるものがやって来ても奪っていくことができないのです。 お母様は地獄と天国を共に通過されました。そのように最低の地獄の底まで苦労を味わいながらも、一言の不平もこぼされませんでした。ひたすら立てられた位置で、その場では実際につらく苦痛であっても、心では常に感謝しながらこの道を歩まれたのです。 それゆえにお母様は勝fされました。今は最高の栄光の立場を神から授けられたので、天地は「あなたは受けるべき栄光をすべて受けられました」とたたえるようになりました。 私たちはこの時間、お母様が力に余る困難な道を行かれるときに、私たち自身も共に行けなかったことを悔い改め、精誠を尽くして過ごすことができなかったことを申し訳なく思いながら、反省する心を持たなければなりません。 お母様が十字架を背負い、いばらの道をかき分けながら歩んで来られた峠の道には、多くの血と汗と涙がにじんでいるのです。お母様が行かれたその道が、私たちが行く道の路程となり、鏡とならなければなりません。 父母様は私たちを見て、もどかしく思われるのです。お父様が私たちを見さえすればどなりつけ、しかる理由は、私たちの心情が死んでいるからです。また、息絶えたこの地を見渡すとき、あまりにももどかしいと思われるのです。どんな方法を使ってでも生かすことが問題ですから、必死の努力をしておられるのです。 この前も来られて、全国を巡回され、最前線に立って走るようにみ言を伝えられました。それはまさに命の道をつくるためだったのです。緊迫した摂理の瞬間におかれている現時点であることを知らなければなりません。 サタンは私たちがどのように生きてきたかということを見て、嘲笑しています。そればかりでなく、ざん訴しているのです。だれがりっぱにしているものかと、サタンは神を嘲弄(ちょうろう)しています。私たちは立てた天道の前に外れない生活をすることによって、一生の記録を価値あるように、また意味のあるように、貴いものとして残さなければならない課題が残っているのです。私たちは殻を脱がなければなりません。殻を脱ぐということは、殻の信仰を脱ぐことをいうのです。 教会に入って数十年になったにもかかわらず、原理について尋ねると一つも分かりません。だれもがほかのことばかり気にしながら生きてきたからです。原理が頭のてっぺんから足のつま先まで成就されていなければなりません。原理が生活の中で成就され、自分が知っている分だけそれを実践して現さなければならないのに、一人もそういう人がいません。殻を脱がなければならないし、実が実っていなければならないのに、一人も実ってはいないのです。 私たちは父母様の代身者にならなければ お父様は今年六十七歳、来年は六十八歳になられますが、限りなく忙しいのです。そしてなさなければならないことがあまりにも多いので、常に追われておられます。それに私たちが歩調を合わせていかなければなりません。父母様の生きておられる間に神のみ旨を地上に成就しなければならない責任が私たちにあるのです。父母様が万民の父母として現れなければならない基盤をつくる今日の私にならなければならないという覚悟をしなければなりません。私たちの道が険しく困難に満ちているときには、お父様、お母様が行かれた道を考えれば、それを克服することができるでしょう。本当に難しくて、もうこれ以上行けないという心に押され、荷物をまとめて出ていこうという思いが来たとき、お父様の獄中路程を考えれば、勝利することができます。私たちは一人も落伍者になってはいけません。神と父母様と私たちの後孫のために、最後までこの地に残って、み旨を成し遂げるための礎石となり、肥やしとなり、一粒の麦とならなければならない課題が残っているのです。 ところが私たちの頭の中では、ほかのことを考えているのです。この間、お父様にこう申し上げたことがあります。 「お父様、本当に私たち統一教会の食口がどれほど真実に生きるかということが問題です。真実から離れるときには、神は顔をそむけるのではないでしょうか。顔をそむけられるとすれば、私たちが苦労して築き上げたものが一つ残らずなくなってしまうでしょう。そうなればどうしたらよいでしょうか」 お父様も深刻になられました。本当に真実が私たちの心の中から離れれば、明らかに神は私たちから顔をそむけられることでしょう。この時間もう一度、私たちがどれくらいみ旨にひたむきであり、忠誠を尽くしてきたか、またこのみ旨を成すにおいて私でなければならないという心があるだろうかということを考えてみなければなりません。 この地を私たちはみ言をもって一つ一つ占領していかなくてはなりません。逆に私たちが占領されてしまうとしたら、大変なことです。占領することができず、のまれてしまうしかない私自身になってしまったなら、悔い改めなければならないのです。 私たちも「父母様とともに勝利しました。また勝利しています。これからも勝利することでしょう」と誓いながら、必ず韓国教会を復興させなければなりません。「私たちがこの民族とこの国を本当に取り戻して、神と父母様におささげいたします」という決意を持ち、勝利の凱歌を歌うことのできるそのときまで、私たちはすべてを耐えて行かなければなりません。 統一教会で自分を中心として生きる人は、焼いてしまった卵と同じです。私たち統一教会では、焼いた卵のような人たちは必要としません。たった一人でも命ある食口を統一教会では願っています。真実な信仰のない食口、その人はあたかも焼いた卵のようです。焼いた卵は千万個あっても、その中から殻を割ってひよこが出てくることはありえないのです。しかし卵一個であっても、本当に生きている卵の中からは、時がくれば殻を割って、かわいいひよこが出てくるのです。私たちは命ある卵にならなければなりません。真の生命を創造しなければなりません。 絶対的信仰と実践のみが永遠に生きる道 二千年前、イエス様もやはり多くの人々を連れて働くようなことはされませんでした。イエス様はたった一人でしたが、みんなの心を動かし、また私の心をも動かしました。また今日、十三億キリスト教徒の心を動かしているのです。同様に私たちのお父様も一人から出発されましたが、今私たちの心を燃え立たせてくださっています。そして今、百三十七か国に宣教師を送り、働いておられるではありませんか。 それゆえ、私たち自身が本当に生きている生命とならなければなりません。そして完全に信じて、心と体を完全にささげましょう。全面的に信じ、全面的にささげるとき、光明なる太陽と月が昇ってくるでしょう。 光明なる太陽と月が昇るということは、私たちが発光体となって、行く先々を照らすことをいいます。私たちが完全に信じてささげていくとき、信仰の大宇宙が建設されるでしょう。これは、この地上に神が願われ望まれた天国が成就されることをいうのです。 使徒ペテロに幼い女のしもべが「あなたはナザレ人イエスと一緒だった」と言ったとき、完全に信じられないでいた心から「そんな人は知らない」と否認しました。しかし完全に信じていったとき、三千名を悔い改めさせることができたのです。ムーディー伝道師は自分の一生のうちに百万人を神の前に導くことができました。ヨハン・ウエスレーは「完全に信じてささげる者がこの地に百人だけでもいるなら、世界を一年以内に神の前に帰しても余りがある」と言いました。 今日私たちは伝道ができないといって心配する必要はありません。全面的に信じて頼り、全面的にゆだねてささげることができなかったために、そういうことが起きるのです。私たちは力を集め、一つに団結しなければなりません。私たちはどれほど父母様を愛し、慕い、思っていますか。心底から私たちは父母様の流した血と汗と涙を理解していますか。このすべてを私たちが感じ、考えているならば、私たちは父母様が願われる方向と一つにならなければならないのです。「だめだ、できない」という心を捨てて、一つに団結するとき、神の心を動かすことができるし、霊界にいる億兆万聖徒の心も動かすことができるのです。そればかりでなく、神の全知全能なる役事の力が現れるでしょう。神と霊界が共に働く力に、サタンは恐れ、姿を隠すようになるのです。 そうするためにも、まず韓国にいる統一教会の食口たちが生きていなければなりません。信仰の宗主国として、世界に広がっている統一教会の食口たちが私たちを仰ぎ見ています。それゆえ私たちがこの期待に背かないようにするためにも、力を合わせなければなりません。信仰の宗主国であり、信仰の先輩として彼らの前に現れるためには、心を再び新たに整え、正しい姿勢を持って、どこに出ていっても誇りえる自分とならなければならないのです。 きょうが過ぎ去ってしまう前に、私たちが今までそのように生きられなかったことを悔い改めなければなりません。父母様の期待に背かないように私たちの残りの余生を備え、一致させなければなりません。また私たちは真の孝子女として真の道理を尽くし、この場だけではなく、遠い後日においても、お父様の前で勝利の凱旋歌を歌う日まで、一人たりとも落伍者にならないようにしなければなりません。 ただ会うだけの出会いとならず、多くの命を再創造する役事が、私を通して行く先々に起こるように祈祷し、努力しなければならないのです。ありがとうございました。【参考記事/『愛の世界』からの引用】「6マリヤ」は存在しない(その2)-- 1977年5月3日お母様の証 (2019.02.22)「6マリヤ」は存在しない(その3)-- 17周年聖婚聖婚式でのお父様み言から(2019.02.23)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.15
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先回記事「5月8日のお母様のメッセージから」(2020.05.12)の末尾でも取り上げました元光言社職員・中村仁史氏ビデオ第4弾ですが、家庭盟誓の「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」を挙げながらも、サンクチュアリ教会へ逝かれた姜賢實女史こそが1952年から原理原本の写本をしたからといっては、また、サンクの亨進氏の元へ来てはサンクの母としての祝福(?)を受けたことを理由としてか、彼女こそが「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の手本であるかのように語っていました。果たして???もしも原理原本の写本が身に沁み込んでいるというのであれば、「天の父母様」を否定するサンクは逝かれなかったと思いますがいかがでしょうか?!きょうは韓鶴子総裁御言葉選集といっても、「韓鶴子女史 御言選集 愛の世界」(1989年2月、光言社)に掲載されていた「姜賢實伝道師の証」を紹介していきます。 統一家の誇りであるお母様(Ⅰ)姜賢実伝道師が祝福家庭婦人会の集いで語った証 この時間、皆様とともに考えたい内容は、お母様に関することです。統一教会の食口たちはみんな真の父母様を絶対的に信じています。信仰生活においても真の父母様が中心となっていますし、お二人のすべての路程を伝統として相続しようとしています。また私たちはお父様の路程については数多く聞いてきましたから、お父様に関することは概して多く知っており、また知っているだけによく信じて実践しています。 けれども、お母様に対する内容はそれほど聞けなかったので、よく知らないでいるのが現実です。そのためお母様をお父様ほど信じることのできる境地に入るのは、とても難しいことなのです。 しかし、私たちは真の父母の名で祈祷をささげているのですから、すでにお母様はお父様と同じ位置に立っておられるということを知ることができます。したがって、私たちの信仰もやはり、お母様をお父様と同じ位置に立てなければなりません。またお母様が立っておられる立場やその位置を私たちがどれほど知っているかが、今日私たちに与えられている課題なのです。 そういう面から、今はお母様についても証(あかし)する人がなければならないと感じます。この観点から、お父様が語られた内容、お母様が語られた内容、また洪順愛ハルモニが語られた内容と、私が考えてきた内容を総合してお話しすることにいたします。 洪順愛ハルモニの信仰生活 私たちが統一教会の歴史を正しく知るためには、お父様についてのことも知らなければなりませんが、まずお母様のお母様である洪順愛ハルモニについて知らなければならないと思います。 洪ハルモニは平安南道安州郡シンギリという村で育ちました。キリスト教の家庭で父母から厳格な宗教教育を受け、熱烈な信仰生活を送ったのです。娘時代には、その当時、神の特別な選びを受けた聖主教団の創始者、金聖道ハルモニから直接的な指導と多くの愛を受けることができました。 わが韓国は特別に神が選ばれた国だったのですが、日帝時代に至っては多くの宗教弾圧によって、信仰の自由というものは全くありませんでした。そういう状況においても、金聖道ハルモニは神に熱心に祈祷をささげ、また多くの啓示を受けることができました。 金聖道ハルモニはいくつかの祈祷内容について、神にすがるように祈ったそうです。「第一に、人間の罪の根は何なのでしょうか。第二に、二千年前に来られたイエス様は本当にイスラエル民族から殺されるために来られたのでしょうか。第三に、主は確かに雲に乗って来られるのでしょうか」。これに対して神が現れて、「多くの者が私に祈祷をしたが、こんなに粘り強く祈祷する者は初めて見た」と言われ、答えを下さったというのです。 神の返答は、まず罪の根は淫行であったということ、そして二千年前に来られたイエス様はイスラエル民族に殺されるために来られたのではなく、この地上に天国を建設するために来られたのであり、主は雲に乗って来られるのではなく、肉身をもって来られるという内容でした。ここで、この三つの質問に対する答えが、私たちの原理と同じであることが分かります。 また腹中教会の李一徳(イイルドク)氏の夫人で許孝彬(ホヒョウビン)氏というかたがいましたが、そのかたも腹中を通してメシヤが来られると言ったのです。そして再臨主がこの地上に来られるようになれば、どのように信じ、どのように侍り仕えなければならないかという実質的な面においての啓示を受け、実践していました。敬礼をささげるにおいても五千回もしなければならないと信じていました。許孝彬氏が仏教徒に会って話を交わしたとき、「一万二千回敬礼をささげたら、すべての世情に通じ、神と通じるようになった」ということを聞いて、敬礼を信仰の基本儀式としたのです。 そして一週間のうち月、水、土曜日と聖日には、十二種類の食べ物を供えて、主をもてなすために精誠を尽くしたというのです。また服をつくるにおいても、イエス様は三十三歳で亡くなられましたから、一歳から三十三歳まで着られる服を各季節に合わせて洋服を三着ずつ、韓国服を一着ずつ作っていたので、百十八着にもなったそうです。 そればかりでなくコート、ポソン (報国固有の足袋Ⅰ)ツルマキ(外とうのような着物)、そして座布団まで作ったそうです。そのようにして、主がこの地上に来られたら、私たちがどのように信じ、侍り、仕えなければならないかという方法をそのときすでに見せてくれたのです。 また李龍道(イヨンド)牧師というメソジスト教会の牧師がおられましたが、本当に素晴らしい信仰を持ったかたでした。その人について書いた本を六冊も精読し、本当に恵みに満たされたそうです。李牧師が平壌で復興会をすると、二千名から三千名が集まり、最後には礼拝堂の壁が壊れるほどであったといいます。しかしメソジスト教会連合で問題となって迫害を受け、追い出されるようになりました。 金永雲(キムヨンウン)先生も十七歳のとき、そのかたにつき従いながら、恵みを多く受けたそうです。 以上、聖主教、李龍道牧師の話をしたのは、このように神は私たちの分からない間に摂理し、役事してこられたことを確認したかったからです。これによって神が外的にそんなにも準備してこられたのだということを知ることができるのです。 洪ハルモニは二十九歳まで、聖主教団と腹中教、李龍道牧師につき従ったといいます。そうして祈祷する中で啓示を受けられたそうです。洪ハルモニのご主人になるかたも、李龍道牧師の教会に行っておられましたが、李龍道牧師は「あなたがた二人が結婚をして子供を生むと、男の子を生めば天宙の大王となり、女の子を生めば天宙の女王となるから、必ず結婚しなければならない」と言われたそうです。そして李牧師が仲人をされ、結婚の主礼を務めてくださって、お二人が結婚できるようにされたというのです。 先般、李龍道牧師の嫁に当たるかたが来られたことをお母様にお話し申し上げると、お母様は「私の父母の主礼 をしてくださったかたが、正に李龍道牧師なのです」と言われました。 洪ハルモニの先祖は、七代にわたって善の功績をたくさん築き上げた家系を持っておられます。そして二、三代は男性が多かったのですが、女性たちは少なく、一人娘として三代まで続いてきたといいます。洪ハルモニの弟さんが日本に勉強するために出発すると、洪ハルモニのお父さんは洪ハルモニのご主人を婿養子にしたい気持ちから、「家に来て息子のように暮らしなさい」と頼みました。しかし、主体性の強い韓さんは、「それはできない」と言って、お母様がおなかに宿って七か月のとき、洪ハルモニと別れることになったそうです。 お母様の誕生と南下 一九四三年陰暦一月六日、午前四時三十分にお母様が誕生されました。誕生された翌日、洪ハルモニがわかめスープを召し上がると、周囲が急に暗くなり、体がとても強い鉄のロープでしばられたように動けなくなったそうです。それで、だれかに「助けて」と声を上げようとしたのですが、声が全く出てこなかったというのです。すると、またどこからかとても気持ち悪い声が聞こえてきました。その声は「この小さな子供をもしこのまま生かしておけば、世界に大異変が起こるようになるから、この子を殺すのだ」というのです。 洪ハルモニはあまりにも驚いて、「こんなことがあるだろうか」と言いながら赤ん坊を抱き上げ、命を懸けて神に祈祷されたそうです。 「天のお父様、私の命はどうなってもかまいません。しかしこの子だけは生かしてくださり、守ってください。神の尊いみ旨のために生まれた子供なのですから、あなたがこの子を生かしてくださらなければなりません。サタンの手から命を守ってください」と切実に祈り、イエス様のみ名で祈祷を終えたそうです。 そのとき、イエス様の姿を思いながら、心の底から命を懸けて祈祷をささげると、サタンは消え、初めて体を自由に動かせるようになったのです。そしてサタンがなぜ子供の命を奪おうとするのか、一生懸命考えました。すると一週間後に、金聖道ハルモニが洪ハルモニの夢に現れたのです。「順愛(スネ)よ、その子は将来、主の新婦となるかたであるから、あなたは母というより乳母のような立場で、この子を貴重に思って育てなければならない」と教えてくださったそうです。 洪ハルモニはそのとき初めてその子供の使命がどれほど大きいものであるかを悟りました。洪ハルモニの娘ではありましたが、自分の娘とは思わないで、神から直接授けられた貴い贈り物と思いながら、本当に大切に育てたというのです。 当時は日本帝国主義の時代でしたから、信仰の自由もなく、言論の自由、出版の自由、結社の自由もなく、隠れて信仰する難しい時代でした。ですから解放になって少しは自由に信仰生活ができると思っていたのですが、共産主義が入ってくるようになって、もっと大きな弾圧を受けるようになりました。私が神学校にいるとき、北韓の信徒たちのために、熱い涙を流しながら祈祷したことがあります。それは彼らが自由のない中で信仰を守ろうと努カすればするほど苦労し、苦労しながらも祈祷して、命懸けで信仰を守ろうとしていたからです。 しかし共産党は、牧師から信仰の篤い信者まで一人一人逮捕して、全員監獄に入れてしまいました。このとき洪ハルモニとお母様は知り合いの家に避難しながら、信仰を守ったのです。しかし一九四八年、とうとう洪ハルモニ母娘は逮捕され、収容所に人ることになりました。 ところが、収容されて十一日目に、天から声が聞こえたのです。 「南の方に逃げなさい」という啓示でした。その夜、子供をおぶって真夜中に収容所を脱出し、三八度線を越えたということです。 それが可能だったのは、そのときから神が背後で守ってくださり、直接に導いてくださったからでした。 しかし、収容所を脱出したあとも、たやすいことばかりではありませんでした。当時三八度線は往来が禁止されていたのです。南の方に脱出する亡命者を防ぐために、北韓軍は厳重な警備網を広げていました。洪ハルモニは、警備網をくぐり抜ける瞬間瞬間に、命を懸けて神に祈祷されたのです。 無事に三八度線を越えて、安堵する間もなく、数発の銃声が耳元をかすめていきました。南の国境を守備する軍人たちが暗やみに動く影を見て、共産軍のスパイではないかと誤解し、銃を撃ったのです。 そのとき洪ハルモニは、彼らに敵でないことをどうやって知らせようかと苦心しましたが、子供に南の歌を大きな声で歌わせることにしました。するとその歌を聞いた軍人たちは、銃を撃つのをやめたというのです。軍人たちは二人を近くに迎えると、洪ハルモニに「こんなに小さな子供を連れてどうやって下ってきたのか」と言って慰めながら、旅費まで援助してくれ、ソウルに行く道を案内してくれたそうです。 自由を求めて三八度線を越えたとき、お母様は六歳でした。北韓で教えられたのは金日成の歌だけでしたが、洪ハルモニはお母様に南の歌を教えてあげていたのです。これがお母様にとっては二度目の死線を越える出来事でした。 洪ハルモニとお母様の統一教会人教 このようにして無事にソウルに到着した洪ハルモニは 本当に娘がとれほと重要な使命を持っているかを知るようになりました。そして、サタン世界に染まらないようにするため 祈祷生活をする中で 鄭毒源(チョンスウォン)社長のお父さんである鄭錫天(チョンソクチョン)長老に会われたのです。鄭長老は聖主教団の会聖道ハルモニの息子さんでした。そのかたを通して統一教会を知ることこなり、原理のみ言を聴き、お父様にお会いするようになりました。 原理を学んでみると、聖主教団で聞いていた内容や腹中教会で聞いていた内容と、あまりにも似ていると思いました。それぞれの教団の役事はすでに終わってしまったものと思っていましたが、まだ続いていることを悟ったのです。そして原理のみ言を下さったかたがお父様であるということを知って、その場で献身しようと決心をされたそうです。そうしてま青坡洞(チョンパドン)本部の台所の仕事を担当するようになりました。 このように啓示を受ける人たちは、正しく生きようとし、志があって、貴く生きようと頑張ってきた人たちです。一言でも心打つものがあれば、直ちに実践するのです。しかし私たちにとっては、決心して実践するということはとても難しいことなのです。 一九五六年三月、お母様は江原道春川で小学校を卒業され、青坡洞の本部教会で働いておられる洪ハルモニに卒業証書を見せるために、春川から上京されました。そして台所のそばで洪ハルモニを待ちながら立っているとき、お父様にお会いになりました。そのとき心の中で「このかたが、私の母が真の師として信じ、精誠を尽くしているかたなのだ」と思い、洪ハルモニと一緒に中に入って敬礼をささげたのです。 このときお父様は少女の姿と少女の母親をごらんになり、しばらく目を閉じて瞑想されながら「神よ、こんなにも素晴らしい女性をこの韓国の地に送ってくださり、感謝いたします」とつぶやくと、近づいて名前を尋ねられたそうです。 お母様が「韓鶴子と申します」と言うと、「一生懸命勉強して、正しい信仰の道を行きなさい」と激励してくださったそうです。 お父様の伴侶として選ばれる 初めてお父様にお会いしてから四年の歳月が流れました。一九六O年、お二人は神のみ旨の中で運命的な出会いを持つことになったのです。このときになされたすべてのことは、だれ一人として予期することはできませんでした。お母様をそのように導かれ、選び、指導してくださった、ただ神のみがそのすべての事実を知っておられたのです。 聖婚式がある一か月前に、お父様が幻で現れて、お母様に「その日が近づいたので準備しなさい」と言われました。それ以後、神から啓示が下りるようになったのです。そのときから、お母様は「私には本当に何もございません。天のお父様、あなたのみがおられるだけです」という貴い心情を持ってこられたというのです。 このときお母様は、「どうして私にこんな大任を課せられるのでしょうか」と自らこうべを垂れ、謙遜な中に、すべてをただ神にゆだねられたのです。 一九六O年三月二十七日、陰暦の三月一日、お父様とお母様の約婚式が執り行われました。そして四月十一日、陰暦三月十六日に、聖婚式が挙行されたのです。ところが、お母様にとっては、聖婚式を終えたあとからの道のほうが、もっと難しく険しい道だったのです。 聖婚式以降、お母様は苦痛の十字架を担う生活をされました。外的にみると、お父様はこのような大きなメシヤの使命を持ってこられたかたですから、お母様はどれほど幸福であろうか、と単純に思いがちなのです。天宙の母として幸福な家庭をつくり、楽しいことばかり、幸福なことばかりだろうというのが私たち食口の見解でした。しかし私たちが知らなければならないことは、お父様ご自身が今この立場に立たれるまで、私たちが想像することもできない苦痛の十字架を背負って、いばらの道を一人寂しくさまよいながら、血と汗とを流してこられたということです。だれが催促するわけでもないのですが、お父様は常にだれかに追われるように忙しい日々を選ってこられました。 お母様も同じように何の苦労もなくその場に立つことはできなかったのです。お母様もやはり、信じて従っていくには難しい十字架の道を行かなければならなかったのです。前には大きな山が立ちはだかっていました。その山を登っていき、征服しなければならないのですが、一人で山を登るということは、お母様にとってはあまりにも難しいことでした。そこには苦痛が伴い、涙が伴い、血が伴うのです。血と汗と涙を流さなければ、大きな山を登ることができないのです。そればかりでなく、お母様の前に横たわっている深い谷はあまりにも深く、か弱いお母様にとってはその深い谷を渡ることはとても力に余ることでした。 「天のお父様!」と呼ぶだけで胸が張り裂けんばかりになり、涙がとめどもなく流れて、前が見えなくなることが、幾度もあったのです。 聖婚後に訪れた苦難の七年路程 お母様は完成に向かって闘わなければなりませんでした。その完成の基準はあまりにも高く深いものでした。そしてその決勝点にゴールインするということがあまりにも難しいために、「神様、どうしたらよいのでしょうか」と天の父にすがるように祈ったことも一度や二度ではなかったことでしょう。 お母様が歩まれたその道は、あまりにも堪えがたい十字架の連続でした。試練の峠がいくつもあり、想像もできないほどの道があったことでしょう。一つの峠を越えるとまた一つの大きな峠がありました。それは昔、サタンがイエス様を試練し、お父様を試練したと同じように、試練の多い道だったのです。 お父様が通過されたと同じような過酷で険しい試練をか弱いお母様が通過しなければならなかったのですから、どれほど言うに言えない事情が多くあったことでしょうか。お母様は私たちが信じ難いような道を歩んでこられたのです。歴史の秘密の最初のぺージを、最低のどん底から出発されたのでした。 最低のどん底から最高の完成の基準に向かって上がっていくことは、あまりにも難しいことでした。しかし、お母様は不平一つこぼさず、不屈の忍耐を持って黙々とすべての事情を甘受してこられたのです。 そのときお父様がお母様に願っておられた基準がありました。お父様は、アベルの立場におられるお母様がカインの立場にいる食口たちを愛し、慈しみ、抱擁してくれることを切に願っておられたのです。ご自身が背負っていかれる十字架も大きいのに、外的にこれを導こうとされるので、さらに多くの苦労を背負わなければなりませんでした。 お父様が行かれた道は、個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙と、予定されたすべての段階において勝刊された道です。もはやサタンがここに侵入する条件がないのです。それゆえお母様も、その基準まで上がらなければならず、その基準から出発しなければならないのです。ですから、聖婚式以降の七年期間は、お母様にとっては苦しい訓練を受ける期間でした。この七年期間を内的な面において、外的な面において、耐えながら闘って勝刊されたのです。 苦難の七年期間に、数多くの非難と中傷、うわさと誤解がお父様の家庭を取り巻いて広がりました。したがって迫害も多かったのです。この地上のどんな人でもこのような試練、非難を克服しながら乗り越えることは、本当に難しいことだったでしょう。さらにお母様の立場で受けなければならない苦労がどれほど大きかったか、私たちは十分に想像することができるのです。それは、私たちもみ旨の道を歩みながら、そのような非難、迫害、苦難を受けてきたからです。 七年の苦難を勝利に導かれたお母様 どんなことが起きても、お母様は不屈の信仰で耐えてこられました。犠牲と祭物の立場で沈黙を守り、お父様を全面的に信じてついてこられたのです。非難し、よくない思いを抱いていた人たちが多かったのですが、最後にはみんなお母様の前にこうべを垂れました。「あなたは本当に天宙のお母様です」と敬礼をささげた人たちもいました。このような難しい道をお母様が行かれる中で、お父様は一度もみ言を語ってくださらなかったそうです。「これらすべてのことを理解しなければならない。感謝しながら行かなければならない。闘って勝利しなければならない」というようなことは一度もおっしゃらなかったのです。ただお母様お一人で行こうとされたのですから、これはとても負い切れないほどの難しいことでした。 しかし、もしお父様が事前に説明され、慰め、指導されて勝和したのであれば、その勝利は何の価値もないものとなってしまったでしょう。一人で耐えながら勝利してこそ、お母様のものとなることができたのです。それゆえお母様は、自ら悟りながら理解し、耐えながら越えなければなりませんでした。本当に難しい道を歩み、闘って勝和されたのです。 事実、私たち食口が、背後で精誠を尽くし、共に苦痛を分かち合い、その道を共に歩まなければなりませんでした。にもかかわらず、昔も今も私たちは父母様から愛を受けることだけを願っていますし、慈しみ合いつつ共に行くということ、施すということは、本当に難しかったのです。 お母様と洪ハルモニは、共にすべてを克服し、勝利されました。もはや一九七六年以後、お母様は完成という基準に立たれるようになりました。一九七六年以後、お二人が完全に復活されるまで、サタンと闘わなければなりませんでした。それゆえ七七年、父母様のご聖誕目であるその日は、父母様においてはとても意義深い日だったのです。統一教会においても、過去のすべての困難な問題が清算される役事が起こりました。それは父母様ご自身によってすべての基盤が決定され、そのときにおいて全面的に完全な解放を宣言できるようになったのです。 これは本当に知ってみれば、神の勝利、父母様の勝利であり、また統一教会の勝利であるともいえるのです。<後編に続く>一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.15
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]▲世界平和議員連合創設世界大会 (2016.11.30, アメリカワシントンD.C.):PeaceTVホームページから韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道9. 世界において神様に侍る運動を展開しましょう*このみ言は、2016年11月30日、アメリカ、ワシントンD.C.の国会議事堂で開催された「世界平和国会議員連合」北米圏創設大会で宣布されたものである。今年(2016年)初め、韓国において議員連合の発議を行い、ネパールにおける議員連合創設大会、西アフリカ、ヨーロッパ、中米、南米、東アフリカにおける大会を成功裏に終えたうえで、このように米国大会の日を迎えました。神様に侍る運動を展開すべき時この場に集った私たちは、世界で起こっている、言葉にできないほどの悲惨な出来事を目撃しています。もはや人間の力では解決できない状況に置かれているのです。それでは、私たちは、どうすべきなのでしょうか。本来の宇宙の主人であられる神様を、私たちの家庭と国、世界にお迎えし、侍る運動をしなければなりません。しかし、現実として、心はそのように望んでいますが、実践するのは非常に大変なことです。創造主であられる神様は、天地万物、動物世界まで創造し、最後に、人間の始祖となりうるアダムとエバを創造されました。そして特に、アダムとエバに責任を下さったのです。それは、神様の夢を成し遂げるための責任でした。(アダムとエバは)神様と絶対的に一つになった立場で祝福を受ける位置まで行くという、成長過程を通過しなければなりませんでした。しかし、成長過程において、欲心が生じました。自分を顧みるようになったのです。それは、神様との関係が遠くなったということです。結局、真の父母となるべき人類の始祖は、堕落によって悪なる偽りの父母となり、人類を生み殖やしてきたのです。しかし、全知全能であられる神様は、創造目的を実現しなければなりません。始まりと終わりが同じでなければならないのです。ですから、神様はあまりにも寂しく、つらい摂理路程を導いてこざるをえませんでした。そうして、聖書で言う選民、イスラエル民族を選び、40年でも400年でもなく、4000年という気の遠くなるような歳月を通して、御自身の独り子、イエス・キリストを送られたのです。どれほど大変であれば、4000年もかかるのでしょうか。堕落した人類は、天のみ前に直ちに進み出ることはできません。蕩減条件を立ててこそ、進み出ることができるのです。ですから、天の蕩減復帰摂理というのは、一言で言って、血の涙が流れるようなつらい路程でした。天の願いは、人類を前にして、失われた真の父母の位置を探し立てることです。それを成し遂げるのが正に、メシヤ、救世主です。しかし、どのようになりましたか。イスラエル民族の置かれた環境は、巨大なローマ帝国に囲まれていました。「全ての道はローマに通ず」と言われていたのです。そのような環境圏にイスラエル民族を置き、イスラエル民族を通してメシヤを送ってくださったというのです。イスラエル民族、特にマリヤ、ザカリヤ家庭、ヨセフ家庭、ユダヤ教がイエス様と一つになり、天の摂理を率いていったならば、ローマ帝国の基盤を通して、そのとき、神様を中心とする一つの世界、地上天国が成し遂げられていたことでしょう。しかし、実際はどうだったでしょうか。責任を果たすべきイエス様の周りの人たちが、責任を果たせませんでした。それにより、イエス様の足場がなくなってしまったのです。それでイエス様は、十字架に掛かって亡くなる状況の中で、「再び来る」と言われました。再び来て、「小羊の婚宴」をするというのです。それは、イエス様が真の父母の位置に行けなかったので、再臨のメシヤは、必ずや真の父母の位置に進まなければならないということです。アメリカを中心とした天の摂理キリスト教の2000年の摂理歴史は、独り娘の位置を築いてきた摂理歴史であると考えることができます。天は再臨のメシヤを送るため、多くの摂理を展開する中で、特別にこの国を選ばれました。中世のキリスト教は腐敗していたため、何の束縛もなく天の父母様(神様)に侍ることを願い、アメリカ大陸に移民として来た清教徒によって、米国という国が誕生しました。米国には原住民がいましたが、再臨のメシヤの基盤、環境圏をつくることのできる民族として、天はこの米国を立てられたのです。祝福されたということです。天の祝福を受けた民族には、責任が伴います。しかし、米国が建国200周年を迎えたとき、状況はどのようになっていたでしょうか。極度の個人主義、利己主義、家庭破綻、青少年問題、麻薬問題によって、米国は病んでいました。そのとき、アジアの小さな国、韓国から、レバレンド・ムーンが米国にやって来たのです。(レバレンド・ムーンは)天の摂理を知り、米国を守るために来ました。米国を通して天が計画されている摂理を知っていたのです。「米国が病気になったので、私が医者として来た」、「米国の家庭に火事が起きたので私が消防士として来た」と言いながら、米国の義なる人々、有識者たちを覚醒させました。当時、米国には有名な牧師も他に大勢いましたが、レバレンド・ムーンは1976年、ワシントン・モニュメント広場に30万人が集まる中、「米国は覚醒し、神様に侍る国にならなければならない。そうしてこそ、神様が祝福したこの国が責任を果たせる」と訴えました。“God Bless America”という趣旨のもと、大規模な大会を続け、善良な家庭を築いている米国の人々の琴線に触れたのです。その結果、米国の青少年たちが新たに復活しました。当時、統一教会員になった青年の大部分は、もともとヒッピー、イッピーでした。彼らは、天の召命を前にして、いかにして責任を果たすべきかを知ったのです。神様はこの米国を、2000年前のローマ帝国のような巨大な力を持つ民主主義国家として成長させました。それは、来られる再臨メシヤ、真の父母の基盤になりうる米国となり、世界を一つに抱くためです。私たちがそれほどまでに待ち望み、神様の夢、神様を中心とする一つの家族、“One Family Under God”(の世界)を実現するそのときのために、(レバレンド・ムーンは)この米国で40年以上、過ごしたのです。キリスト教文化圏の中から、「神は死んだ」という思想や共産主義が現れました。その共産主義が(1980年代初頭)当時、世界の3分の2以上を占める勢いでした。この米国の鼻の先にまで迫っていたのです。しかし、米国は目を覚ましていませんでした。その深刻さが分からなかったのです。(1982年)当時は、皆様もご存じのように、世界の首都ともいえるワシントンの主要な新聞といえば、「ワシントン・ポスト」しかありませんでした。これは民主主義の基本的な常識として考えてもありえないことです。米国には世界的な富豪が多くいて、金持ちの国だとも言いますが、民主主義と共産主義(の闘い)について深刻に思いをはせる人が一人もいなかったということです。米国がそのような無防備な状態に居続けたとすれば、今日の米国はなかったことでしょう。レバレンド・ムーンはその状況の中で、(1982年に)多大なる費用をつぎ込んで、「ワシントン・タイムズ」を創刊したのです。常識的に考えても、途方もない経費がかかります。それでも、このワシントン・タイムズ社を設立し、米国、特に保守陣営を教育したのです。米国が神様の摂理の中で生き残り、神様のみ旨を成し遂げる国となることを願って、そのようにしたというのです。(拍手)ありがとうございます。しかし、米国は、そのレバレンド・ムーンを、どのように扱いましたか。「ワシントン・タイムズ」にかかった途方もない費用を考えれば、利子分の税金を払わなかったという理由で、恩人を、ましてや救世主を、監獄に送るようなことができますか。人類の前に絶対的に必要な真の父母天が、堕落した人類を救うためには、救世主、メシヤ、真の父母が絶対に必要です。それで神様も、6000年という時間がかかったのです。人間に責任を与えたのですから、人間の側から、真の父母の位置に進みうる人が現れなければなりません。そうして、神様の摂理、神様の夢を成し遂げてさしあげるべきなのです。ですから、堕落した人類には、絶対にメシヤ、救世主、真の父母が必要です。メシヤ、救世主、真の父母であるがゆえに、この巨大な米国を赦し、生かしたのです。(拍手)今日、全世界で起きている暗澹たる問題は、人間の力では到底解決できません。きょう集まった皆様を通じて、私はこのようにお話ししたいです。本来、神様には、人類の真の父母になるという夢がありました。ご自分の息子、娘として、73億の人類を抱きたかったのです。しかし、倉造の原則において、責任を果たせなかった人たちの後孫である今日の人類は、神様の前に直接出ていくことができません。聖書には、野生のオリーブと真のオリーブの比喩があります。野生のオリーブである堕落した世界人類は、真の父母によってのみ、真のオリーブになることができます。ですから、今日、人類にとって絶対に必要なおかたが、真の父母なのです。今日、この国(の各地)から集まった国会議員や指導者の皆様と、世界(各地)から来られた議員の皆様には、重大な責任があります。皆様が重要なのです。新しい摂理時代において、神様は一人の責任者より、民を代表する仲保者である皆様を必要とされています。(拍手)ですから、真の父母に侍り、皆様の家庭、社会、国家、世界において、神様に侍る運動を展開しなければなりません。それが、今を生きる皆様が、天の父母様の前に孝子・孝女、忠臣となる道です。私たち皆が、神様の真の子女になるべきだということです。そこに至るための正しい道を示してくださるかたが、救世主であり、真の父母であることを肝に銘じてください。一つになって、神様の夢、人類の願いをかなえてさしあげる皆様になることを願っています。(拍手)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ .
2020.05.14
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先ずは、cocoaさんブログ記事「念願の第一教祖じゃないですか~? !」から私tomy4509(peace) のコメントを転載します。1「天の父母様」呼称を否定される方々の意見です。自称ルポライタイーtomy4509のこれまでの検証からは、呼称「天の父母様」から「天の父母様教団」への流れに何ら問題はないと思います。もしも問題があるとすれば、原理原本に始まりお父様のみ言の黒・天聖経を始めとした八大教材教本に記載された「独生女」、「天の父母(様)」までも批判・否定される方々ではないでしょうか?その批判・否定によって頭をもたげようとされる真の父母様(お父様)以外の人物の言葉でしかありません。「親泣かせ原理運動」との批判をされながら、肉の父母以上に真の父母様を慕い求めてきた私たちであったはずです。ところが、心情はおろか 【そのみ言とも一致しない】 子女様方にお父様の残像を求めてみたところで結末は見えてきています。「天宙天地人真の父母定着実体み言宣布大会」です。み言以上にその実体「天地人真の父母」が大切です。以下は既に読まれたでしょうか?・「cocoaさんへ--Re:「独生女教の小さくても大きい嘘」は?」https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/202005030002/興進様の聖和を目の前にしながらも、お父様に「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」のお母様でした。cocoaさんならば、夫をひっぱたいてどころの騒ぎではないと思います。『人類の涙をぬぐう平和の母 』の真のお母様ですが、その心と体は闘わなかったでしょうか。。1960年に御聖婚された真の父母様でしたが、そのお母様自身はプリンセスのようなあまい新婚生活を送られていては「平和の母」となることは到底できませんでした。さらには、真のお父様との心と体を合わせられての「最終一体の宣布」までもお父様はされておられます。「これを信じますか?」という前に、頭を下げざるを得ないのが私たちの姿勢ではないでしょうか!!peace2020-05-06 17:39:113>cocoaさん原理講論は厳密には、神様は「男性格」ではなく、「本性相と本形状の中和的主体であると同時に、本性相的男性【天のお父様】と本形状的女性【天のお母様】の中和的主体」としおられる方であられるので、「天の父母様」の呼称は何ら問題はありません。「神様は男性格」だと主張されては原理を歪めている方もいますが、「被造世界に対しては、性相的な【男性格主体】としていまし給う」お方と原理講論では書かれています(P.47)。「神様の男性格」に対しては「母なる大地」、つまりは被造世界です。>お父様のみ言の真髄は「神様と人間は父子の関係」ですよ ! !(cocoaさん)-----神様と人間は「父子の関係」はお父様のみ言からも強く語られてきたことです。これまでの「天のお父様」はキリスト教からであり、イエス様は結婚しなかったゆえに「天の父」としてしか語ることができなかった、というのがお父様のみ言です。ところで、アブラハム家庭の話をしてみましょう。アブラハムには二人の息子、イシマエル(兄)とイサク(弟)がいましたh。二人ともアブラハムを「父」と呼びますが母親が違っていました。エサウとヤコブ、彼らは双子ですが、恩讐関係となって別れて暮らしていました。ヤコブはレアとラケル、そして、その僕も入れて12人の子供らはヤコブを「父」と呼んでいました。父は同じでも「異母兄弟」です。また、人間始祖アダムエバ堕落で天使長が「偽りの父」となり、この世には「異父兄弟」もあります。私が統一教会に来て最初に聞いたのは原理講義と「信仰講座」でした。キリスト教は同じ神様を「天の父」と呼びながら、何故、人権差別や教派分裂が生じたのでしょうか。結論は聖書そのものは象徴や比喩で書かれたものであり、イエス様の教えも人間的解釈によって歪めららたからということでした。イエス様はニコデモに、もう一度母親の胎に入って生まれなければならないと語られていましたが、イエス様と聖霊による「霊的救い」といっても極めて観念的なものでした。イエス様はもちろん「独り子」、実子ですから「天の父」はハッキリしていました。ところが、クリスチャンたちはどうでしたか? 「養子」の立場とも言われていますが「天の父」といっても「ハナニム(一なる方)」ではなく漠然としたものでした。ところが、お父様の「父子関係」はそれを「ハナニム」(性形の中和体)へと引き上げた言葉です。それを可能にせしめたのが、この地上に初めて誕生した「真の父母」の実在でした。アダム・エバが双子の兄妹であったようlに、真の父母様も23歳の年齢差はあっても「父母様一体」の特別宣布の時は一つの血統(ハナニム)から出てきた「一つの母体」「一つの血筋」といった祈祷までされていました。・「お父様最後の祈祷映像と特別宣布式」https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201710040000/私が考えるには「父子関係」もありますが、それ以上に神様との血統の近さを感じさせてくれるのは「父母」ではないかと思います。「天のお父様」といえば、これまでのキリスト教がそうであったように母親がハッキリせず「異母兄弟」や「異父兄弟」もあります。ところが、「真の父母様」「天の父母様」はだれもが同じ父母ということにいます。夫婦であっても同じ(永遠の霊的)父母から生まれた兄妹であり、その子女も同じ「お父様、お母様」です。十代重ねても同じ「天の父母様」からの真の愛・生命・血統まで連結されていきます。平和も家庭から始まっていきます。根っこである「中和体」の神様を最も正確に表現する言葉は「天の父母様」であるとは思われませんか?!peace2020-05-06 22:50:445月8日の「天地人真の父の母様 天宙聖婚60周年記念特別集会」でのお母様もメッセージですが、批判・反対される方々の意見を見れば、基元節は「独生女たった一人のゴールイン ? !」「お母様だけがゴールした???」と、お母様がさも自慢げに語られていたかのように捉えているようです。とうごま氏の記事を見ても(こちら)もお母様のみ言を引用しながらも同様でした(赤太字はとうごま氏)。●1960年からマラソン。基元節でゴールしたのは「真の母のみ」だった?1960年、天の父母様が待ち、待ち焦がれた、地上に、地上の摂理を出発することの出来る、1960年3月16日、この日は天の父母様が、真の父母と一つとなる日とならなければなりませんでした。しかし、歴史を通じて見るときに、救援摂理、蕩減復帰摂理は、多くの遅延と失敗の連続でした。特に、再臨主メシア、その方の責任は、キリスト教の基盤を通して、完成しなければならなかったにもかかわらず、そのように出来ない環境の中で、1960年、真の父母は世界に向かってマラソンが始まったのです。絶え間なく世界を抱こうとする努力、言葉に表せない、表現する事の出来ない、血の涙を流す状況でありました。 53年間マラソンは始まり、2013年1月13日、紀元節、ゴールは誰がしましたか?真のお母様のみゴールしました。そこで私は天一国元年を宣言しました。●お父様は地上で使命を完遂できず。私が地上で責任を果たすという立派な「主管性転倒」の自分勝手な決意。そして3年間はお父様のために。天の父母様の前に赦しと愛と真の父の生涯は地上がまず先なのです。しかし、そのように出来なかったというのです。それで私は、3年侍墓精誠の期間を持ちました。そして3年後、お父様にこのように言いました。「天の父母様の前に頌栄の対象としてご自由であられて下さい。地上は私が責任を果たします。」そうしましたね。皆さんが今日私と共に息をしているこの瞬間がどれだけ重要でしょうか。今回のコロナによって社会的な距離を置く、そのような運動がありました。みなさんが、今のこの生活が、永遠の天上の天一国の国民としての資格があるのかどうか、検討し努力し反省し悔い改める、出発の責任を完成することを誓う皆さんであることを願っています。そうしますか。この一文を見てはお母様が自慢して語られているという方は「狂った人」です。1960年、真の父母様は世界に向かってマラソンを始められました。ところが、基元節(2013年1月13日)を前に文総裁(お父様)が聖和(逝去)されたために、そのマラソンのゴールを持つことができませんでした。ために、お母様も寂しい心情を吐露された言葉ということです。それに続くお母様の3年間の侍墓精誠の期間を持たれたと続いています。ところで、基元節(マラソンのゴール)はお二人だけがゴールすべきであったのでしょうか?基元節を前に元老院の方々を集められれては、天一国入籍の話をされては祝福家庭も入籍する日がその日であるということでした。但し、入籍に際しての責任分担もあり、ゴールにいたりませんでした。「平和の母」として77億人類を抱きたいお母様です。侍墓精誠は本来は長兄が仕事を辞めてはお墓の近くに小屋を設けて捧げるものということです。その期間、「長子だ」「相続者だ」と主張される息子さん方は何をされておられましたか?長兄・孝進様でしたらそれをされたでしょうが、2008年に聖和されていましたのでお母様がされていかれたのではなかったでしょうか。<続き>ほか、とうごま氏は赤太字でもってこれまでの何ら根拠のない論調を繰り返しては、最後は「亨進氏」ということなのでしょうか?私からは、サンクチュアリ教会は「不母主義」であり「孤児」であると書いてきました。ところが、お母様の自叙伝「平和の母」P.180~にも「孤児」の話が出ていてその不思議さを難じた次第です。孤児たちを誰が抱くのでしょうかわたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない。あなたがたのところに帰って来る。(ヨハネによる福音書14章18節)(続きは音読映像にて)このように、サンクチュアリ教会は孤児を代表するような立場ですが、父母に侍って生きるとき、すべてを失った孤児の立場から抜け出し、本当の幸せを手にする神様の息子、娘となるのです。サンクチュアリ教会の元光言社職員・中村仁史氏のビデオ第4弾も昨日にはUPされていたようです。「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」をメインとしたもので、お母様が2013年1月に「天の父母様」呼称としたほかに家庭盟誓の第八番の「成約時代」から「天一国時代」に変更したことを挙げていました。中村氏曰く、1993年からの成約時代に「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」を私たちが果たさなければならなかったのですが、それができなかったので「天一国時代」に変えてはお母様はその罪を隠すため、だとかでした。まさに、中村氏の危弁としか言いようがありません。家庭盟誓の「成約時代」が「天一国時代」に変更されたとしてもその責任がなくなったわけではありませんから。加えては、真のお母様も「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」の責任を果たされておられないかのような論理展開でもって、サンクチュアリ教会に(霊的に)逝かれた姜賢實女史こそがその勝利者と言わんばかりです。中村氏が引用している『2000.11.11「父子協助時代」宣布』のみ言については、「真の父母様宣布文サイト」からは以下のように反論していました。詳細は「宣布文サイト」で確認してください。https://trueparents.jp/?page_id=2569(2)分派の「父子協助時代」の御言の改ざん サンクチュアリ教会の人は「父子協助時代」の御言を悪用して、「摂理の流れから見て、1992年から1999年までは『女性の時代』であり、『真のお母様』を中心とした摂理です。当然、その頃の御言は、真のお母様を「後継者」として言及されたような御言もあります。しかし、2000年からは『父子協助時代』に入りました。 お父様は、2000年1月5日の御言で、『国家時代を越えて、アボジを中心に連結された時、オモニではありません。これで一つになると、オモニは長子に任せるので父子協助時代になるのです。父子協助時代になると、ここで全て終わるのです』(マルスム選集、314-230)と語っておられ、お母様を中心とする時代は終わり、今や亨進様を中心とする時代が来ている」などと主張します。(注:この部分の翻訳の問題については後述) しかし、1999年の「九・九節」の御言、および2000年11月11日にハワイで宣布された「父子協助時代」の御言は、お父様が母の国日本を救うための措置として宣布されたもので、お母様について語られたのではありません。何度も繰り返しになりますが、元光言社職員・中村仁史氏は翻訳者としてのスキルはあっても「原理観と摂理観」を語るだけの知識は持ち合わせていません。「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」そのものの根が神様からであったことも理解していない歪曲解釈です。冒頭にも転載しましたように、これまでの人類歴史は神様との深い関係を回復しようとしてきたものでした。神様の呼称の変化もまたそのような時代の流れの中でのものであり、キリスト教の曖昧な「天の父」であったものが、1989年9月1日の「天父主義」宣布でもって「絶対神」「絶対父」へと段階が上がり、「天の父母様」は「ワンファミリー・アンダーゴッド」の本来的家庭から理想世界へと拡大していく希望となることを確信させてくれるものと思います。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.12
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道20. 世界と南北の統一は真の愛で*このみ言は、2000年2月10日に「2000世界文化体育大典」開幕式で文鮮明総裁が語られたもので、その後、韓鶴子総裁が3月9日に日本名古屋の愛知県体育館で開催された「東西南北統一前進大会」で宣布なさった。世界と南北の統一を熱望する内外の貴賓、そして紳士淑女の皆様。今、正に始まった新千年紀は、分裂と葛藤の前世紀の遺物が清算され、和解と統一の地球村、一つの家族の理想が実現される時です。皆様の各家庭に、新千年紀の祝福が共にあることをお祈りいたします。初めに、私の夫である文鮮明総裁の80歳の誕生日を祝賀してくださるために、各地からお越しくださった皆様に心から感謝申し上げます。何よりも、この日まで見守ってくださり、共にあってくださった神様に、このすベての栄光をお返しいたします。文総裁の過去の生涯を振り返ってみるとき、一時も平坦な時期はありませんでした。韓半島を取り巻く列強の狭間で、あらゆる苦難の道を歩んできた民族の受難史と共に歩んできました。文総裁は、16歳(数え)の少年時代に、祈祷をしている最中、突如として天のみ旨に接し、それから生涯を通して神様のみ旨を成就するために、全身全霊を尽くしてきました。その中で、人間の不幸の根本原因は、人類始祖が堕落することによって霊的無知に陥り、神様との関係が断絶された結果だったということを知りました。それによって私たち人間は、神様と人生、そして宇宙の根本問題などについて無知に陥ってしまったのです。これまで文総裁は、世界各地の公式の場で、1万回以上にわたり、み言を通して「神主義」に立脚した真の人生観、世界観、歴史観を提示してきました。これは、世界12ヵ国の言語に翻訳され、既に300巻以上の書籍として出版されています。これは、文献による研究や、学問的な探求の結果として解明されたものではなく有形と無形の世界を自由に行き来しながら、原論的で根本的な答えを説き明かしてきたものです。きょう私は、この意義深い場を感謝しながら、我が民族の宿願であり、世界の冷戦の最後の決算と言える韓半島の統一問題を念頭に置いて、その方案に対する根本的な解答として「世界と南北の統一は真の愛で」という題目で、お話ししようと思います。人類歴史は蕩減復帰摂理歴史我が国の統一は、単に国土の統一だけでなく、これは、堕落によって分かれた人間の心と体の統一問題から始まり、東西の二大世界に分かれた全世界の統一のためのモデル的路程です。したがって、この問題は、神様の救援摂理観的な側面から理解しなければならない事案であり、したがって、摂理的な次元で解いていかなければならないのです。人類歴史は、人間始祖が堕落によって失ってしまった本然の世界を、再び取り戻すための蕩減復帰の摂理歴史です。ですから、歴史は、神様の創造理想の実現を目標とした、サタン側と天側との間で起こる善悪闘争の歴史なのです。歴史の背後ではいつも、善の側には善霊が協助し、悪の側には悪霊が協助してきました。人間の堕落によって始まった分裂の歴史は、家庭、氏族、民族、国家、世界へと範囲を拡大しながら、結果的に人本主義と神本主義の根幹となった、無神論と有神論の対決として現れたのです。2000年前、ユダヤ民族がイエス様を受け入れていれば、イエス様はユダヤ教を基盤としてユダヤの氏族と民族を統一し、12支派の子孫たちが住んでいたアラブ圏を統一していたでしょう。さらに、イエス様の思想が中東地域とインド地域を経て極東にまで伝播され、一方では、ローマ帝国と全ヨーロッパを掌握し、イエス様の時代に統一された一つの世界が成し遂げられていたでしょう。最終的には、イエス様を中心として一つの新しい宗教文化圏を形成し、万王の王にならなければならなかったのです。しかし、イエス様が十字架にかけられたのち、外的な肉身を中心とした文化圏である人本主義のヘレニズムが先に発達し、ローマの中心文化を形成しました。一方、内的な心の文化圏である神本主義のヘブライズムを代表するキリスト教は、400年の間、ローマからあらゆる迫害を受けたのです。人間始祖の堕落によって分かれた善と悪の闘争歴史の背後で、サタンは今、何を狙っているのでしょうか。神様をはっきりと狙っています。永遠、不変、絶対、唯一であられる神様が、太初に理想とされた基準も、永遠、不変、絶対、唯一でなければなりません。サタンは、そのような神様の絶対的なみ旨を破壊しようとするのです。神様にお尋ねしてみれば、神様は、その事実を認められるでしょう。サタンが神様に、「神様!最初に、私を天使長として立てられたときには、一時的な愛で立てられましたか。それとも、永遠の愛のために立てられましたか」と質問するならば、神様はどのように答えられるでしょうか。神様は、「永遠に愛するために立てた」と語られるでしょう。一時的な愛で立てたとするならば、一時的な愛の神様となります。永遠に愛するという基準をもたなければ、いつかは、サタンの前に神様の権限を行使できなくなるのです。ですから、神様は、サタンがどんなに反対しても、彼を愛したという条件を立てざるを得ないというのです。サタンを自然屈伏させるための神様の戦法それで、神様は悪に対しては「無抵抗主義者」なのです。それはどうしてでしょうか。神様は、この地球上に天国理想の世界を成就する時まで、いかなる環境の中でも、堕落してサタンになった天使長を愛さなければなりません。神様は、サタンがいくら暴れ回ったとしても、罰したり、打ったりすることができないのです。いかなる状況でも愛したという条件と基準を立て、サタン自身が「ああ、本当に神様は神様であられます。降服します」と告白しない限りは、神様は、完全な勝利を果たすことができません。それが問題なのです。神様がそのようにサタンを愛することによって屈服させることが、復帰原理的な道であるならば、神様の子女である私たちも、その道を歩まなければなりません。世界的に迫害を受けても、世界的な怨讐圏に立っても、彼らを愛したという条件を立てなければなりません。このような側面から、悪を自然屈伏させようとする神様の戦法は、「怨讐を愛せよ!」というものでした。言葉は簡単ですが、今までこれが神様とサタンの間で勝敗を分ける境界線となってきたことを誰も知りませんでした。神様がサタンを敵や怨讐とみなし、彼に対して復讐しようという思想をもったとすれば、絶対に勝利の絶頂を占有することはできません。反対に神様は、「怨讐を愛せよ!」と言って、愛の作戦を展開してきました。神様のひとり子であるイエス様は、サタンが役事(働き)して自分の命を奪おうとする怨讐に対して、「彼らを赦し給え」と祈ったことは偉大なことです。もしイエス様が十字架で死んでいかれながら、怨讐に対して敵愾心を抱いたならば、摂理は逆転していたでしょう。福を祈る、愛する心をもって死を克服したので、サタンが自然屈伏したのです。永遠に、神様の子女として残ることができる資格が、そこで生じたのです。サタンもこれを是認し、「あなたは、本当に神様の息子である」とサインするのです。ですから皆様も、神様のみ前で、「サタンよ、私は神様の息子であることに間違いないだろう」と問えば、「はい、間違いありません」と答え、それだけではなく、「神様の息子として相対圏を拡大していくであろう。個人から家庭、氏族、民族、国家、世界圏に拡大するのに異議はないだろう」と言えば、「はい、それは原理と原則なので、仕方がありません」と答えるように行動しなければならないのです。神様は、このような条件に従って、キリスト教文化圏を中心として摂理を推進してきました。犠牲の道、殉教の場、血まみれの境地においても、神様を愛し、怨讐までも愛する運動を展開してきたのです。私たちは、家庭、社会、国家、世界においても、この運動を展開しなければなりません。キリスト教の愛の精神によって、激しく迫害を加えてきたローマ帝国が屈服しました。キリスト教は、そのようにして世界的な宗教になりました。これまで、クリスチャンは、個人的な怨讐だけを考えてきたのですが、そうではありません。怨讐国家や、さらには怨讐世界も愛さなければなりません。怨讐国家の中心に天国の出発点があるので、そこに真の愛の伝統基盤をつくって出発しなければ、地上天国は成し遂げられません。このようにして、伝統が立てられれば、これ以上の思想、これ以上の消化すべき主義は生じません。韓国が日本帝国主義治下にあったとき、韓国を含めた日本、ドイツ、アメリカの主要摂理4大国家は、互いが怨讐の関係でした。その当時の状況では、日本と韓国が怨讐同士であり、日本とアメリカが怨讐同士であり、アメリカとドイツが怨讐同士だったのです。文総裁は、このような怨讐関係にあった日本人とドイツ人をアメリカに連れていき、「アメリカが神様を無視して失ってしまえば、滅びて死んでしまうので、アメリカを活かさなければならない」と言って、真の愛の道理を実践しました。日本人やドイツ人に、「敵対関係のアメリカを、自分の祖国を愛する以上に愛する伝統を立てなければ、天の願う新しい世界理念を立てることができない」と強調し、真の愛の伝統を教えたのです。怨讐の関係である国家を、自分の祖国以上に愛する基盤と伝統を築かない限り、この地上に天国は顕現できません。このような歴史的伝統の樹立は、神様の真の愛の中でのみ可能なのです。文総裁は、アメリカ連邦政府から屈辱を受けながら、罪なく法廷に立ったとき、アメリカの未来を心配しながら保守紙「ワシントン・タイムズ」を発行したり、放送局を設立させたりするなど、むしろアメリカのために、あらゆる努力を尽くしたのです。近来では、共産主義の没落以降、ロシアと中国の未来を心配し、数十種類に及ぶ各種の教材を出版して、青少年を中心とした倫理教育に多くの支援をしています。限りない犠牲による受難の道の克服皆様。日帝治下において反日地下運動をした文総にとって、日本民族は怨讐でした。民族的にはもちろんのこと、個人的にも怨讐でした。しかし、日本が敗戦したのち、総裁は日本人を愛しました。地下独立運動をしたかどで総裁を引っ張っていき、激しい拷問をした日本の警察官たちは、総裁の一言で処刑される運命だったのですが、反対に追われている彼らを安全に日本に送ってあげたのです。今日、日本の多くの若者たちが、なぜ総裁に永遠の命を懸けて忠誠を尽くしているのか分かりますか。因果の法則に従って、報いなければならない原則があるからです。それは、国家を超越し、神様の心情的なみ旨に従って、世界に向かって真の愛を植えたからです。国家的な怨讐を愛しながら生きる道に導く心情的な基盤を植えたので、彼らは我知らず天命に従っているのです。文総裁は、日帝治下において、当時の日本にも恨みがありました。しかし、日本は既に敗者でした。天は、滅びた者をさらに打つことはしません。自分の罪を自白して、謝罪する人に対しては、哀れみをもって対するのです。そのような天であるので、敗者に向かって再度打つならば、打った者の子孫が滅びるのです。アメリカもまた、総裁を敵対視していた国家です。しかし総裁は、道徳的に塗炭の苦しみに陥ったアメリカを救うため、父母、兄弟をあとにして、祖国を振り返ることなく、カイン世界を救うために、御自身に属しているすべてのものを捨てました。また、キリスト教会が統一教会をどれほど憎んだことでしょうか。しかし、怨讐のように闘ってはいけません。互いに愛で和合しなければならないのです。二つが和合し、大韓民国を天のみ旨の前に立てて、北朝鮮を消化しなければなりません。解放直後に、既成教会と統一教会が一つになっていたならば、すべてが解決されていたのです。しかし、そのようにならなかったので、私たちが行く道の前には、個人的、家庭的、氏族的、民族的、国家的な怨讐などと対峙してきながらも、闘わない条件を立てるために、限りない犠牲を払いながら、受難の道を克服してきたのです。南北を統一する方案内外の貴賓の皆様。既に北朝鮮の人たちは、全国民が金日成主席の主体思想で武装をしています。私たちは、彼らを消化できる神様の真の愛を中心とした思想で武装しなければなりません。北朝鮮は、ソビエト連邦から来た冷たい風が吹きつける、北方文明です。私たちは、温帯圏の文明で、彼ら自身を溶かせるような作戦を取らなければ、互いが滅びるのです。ですから、私たちは、徹頭徹尾、真の愛の思想武装をしなければなりません。私たちの思想は、個人の欲望のためのものではなく、世界人類を救うためのものです。自分を中心としたものではありません。より大きなもののために生きようという思想です。しかし、共産主義者たちは、共産党員の何人かの幹部を中心として物事を進めようとします。それで彼らは、自分の敵が現れれば、除去してしまうのです。私たちは、そうではありません。「相対的環境と和合し、一つとなって、より高い次元の相対的基準を結ぼう。すなわち、カインとアベルが一つとなって、より高い父母を迎えよう!」という思想です。言い換えれば、生活的に感服させ、人生観や人格的な基準を中心として、共産主義の思想で武装した彼らを凌駕できる私たちにならなければなりません。私たちが彼らに影響を与える環境をもたなければ、カイン国家を復帰することができません。カイン国家を復帰できなければ、天の国を中心とした世界的な国になる復帰の国家が成立しないのです。したがって、韓国と北朝鮮は分断されましたが、北朝鮮と闘わずして解放しようというのです。お互いが利益となる愛を探し求めなければならないのです。皆様。現在、南と北の方向が食い違っています。方向が異なった立場で、一方は南に、もう一方は北に行こうとする、二つの分かれ道があるのですが、その目的が異なっているのです。どのように統一されるかという問題について見るとき深刻です。その主体的な使命は誰がしなければならないでしょうか。それを韓国が主導するようになれば、北朝鮮が反対し、北朝鮮が主導するようになれば、韓国が反対するでしょう。互いが「自分のいうとおりにしよう!」と言うときには、統一されないのです。自分自体に固執する立場からは、必ずまた決裂するでしょう。これをどのように克服するのかということが問題です。問題は、韓国を愛する以上に北朝鮮を愛する人が韓国に現れなければならないということです。同様に、北朝鮮を愛する以上に韓国を愛する人が北朝鮮に現れればよいのです。それ以外に、解決方案がありません。韓国の誰よりも相手の国を愛する人、北朝鮮の誰よりも相手の国を愛する人、そのように一つの道を行く人がいるというとき、そこから超国家的な統一方案が出てくるのです。どんなに考えても、それ以外に道があるでしょうか。それでは、これをどのように実践するかが問題です。それは、北朝鮮の人よりも苦労し、韓国の人よりも苦労することです。このような苦労の中で立てられた超民族的な愛国心が南北を生かす近道であり、解決の方案なのです。悪の世界と善の世界を統一するのも、やはり同じです。これまで、私たちの先祖が立てた忠臣の道理以上の忠節を主張できる人が現れてこそ、決裂した歴史を収拾できるのです。そのような意味から見るとき、イエス様は偉大でした。ユダヤ民族が不信し、十字架の道を行かざるを得ない状況に立たされたとき、神様のため、イスラエル民族のための道は、神様のために死に、イスラエル民族のために死ぬ以外にはないと考えたのです。それが十字架の道理です。人類を愛することにおいて、有史以来、誰よりも人類を愛し、神様を愛することにおいて、有史以来、誰よりも愛したので、滅びる歴史がそこから新しい方向を取り、より次元の高い善の目的の世界へと進むようになったのです。それがキリスト教文化圏です。それは歴史的な事実です。南北統一はどこから、何によって成し遂げられるのかですから、南北を統一できる方案は、南と北のために死ぬことができる群れになる道しかありません。それ以外に、統一できる道はありません。心から一緒に暮らしたいという心がなければならないのです。人間はどのように生きるのか、あるいは私たちの人生航路はどのように行くべきか、ということを念頭において見るとき、その骨子を要約すれば、孝子が行く道、忠臣が行く道、聖人が行く道、聖子が行く道の根本があるはずです。一つになって永遠に一緒にいたいと思い、一緒に暮らしたいと思う心です。上下を問わず、一緒にいたいと思い、前後左右、昼夜を超越し、生涯を越えて、一緒に暮らしたいという思いに徹した人生のことではないでしょうか。このような結論が出てくるのです。「一緒に暮らしたい!」という、その内幕の共通分母は何でしょうか。それは権力ではありません。権力は、歴史を超越できません。それは一時のものです。知識もやはり同じです。知識世界は発展するものです。知識の世界で、この学問と永遠に「一緒に暮らしたい」という思いがあるでしょうか。明らかに、私たちが共に暮らすことができるのは、知識でもなく、金銭でもありません。このように見るとき、上下、前後、左右の区別なく、過去、現在、未来の時間性を超越した立場から、共通して認定できる一つの分母とは何でしょうか。これがすなわち、神様を中心とした真の愛です。ですから、孝子は、家庭で父母を限りなく愛して生きる人です。また愛国者は、国をこの上なく愛して生きる人であり、聖人は世界万人をこの上なく愛する人であり、聖子は人類と神様をこの上なく愛しながら生きていく人なのです。したがって、愛国者の心のように、民族と共に暮らしたいと思い、民族が困難なときには、その困難がすなわち自分のことであり、自分の痛みであり、喜びがあるとすれば、それが過ぎ去る喜びではなく私たちすベての永遠の喜びとして残るものでなければならないと誓う、真の心情基盤が問題なのです。真の愛と心情の関係をもった人は、統一圏に同参できる特権があります。皆様。学歴のない女性でも、博士と結婚して愛の関係を結べば、一日にして博士夫人になるでしょう。このように、共に暮らそうという情の関係をたくさんもった人は、今日、統一圏に堂々と参席できる特権があるのです。神様御自身がそのようなお方なので、一つになることができる生活内容をもてば、同参できる資格が自動的に賦与されるのです。それでは、南北統一はどこから、何をもって成し遂げるのでしょうか。力で屈服させれば、相手側の力がもっと大きくなるとき、また闘いが起こるようになります。そのやり方では、統一を成し遂げることはできません。たとえ韓国の地で暮らしていても、北朝鮮で暮らす彼らと一緒に暮らしたいという心、一つにならなければならないという心があってこそ、統一の道は開かれるのです。北朝鮮を思いながら、胸が詰まり、哀れに暮らす私たちの同胞のために涙を流し、「あなたたちの困難と共に私は生きている。解放の一日を準備し、あなたたちの前に現れるであろう」と誓いつつ、統一のための真の愛の実践運動がここに起こるならば、統一の日は遠くありません。皆様。その最初の段階として、郷土とともにどのように生きるのかを考えてみなければなりません。自分の父母と共に暮らしたいと思わず、郷土とともに暮らしたいと思わない人が国を愛するというのは偽りです。国とともに生きてこそ、世界とともに生きるようになっています。そして、世界とともに生きてこそ、神様と生きるようになっています。ですから、郷土を愛し、その地域社会を愛してこそ、愛国も可能なのです。政治の指導者たちは国をどれほど愛しているでしょうか。彼らに、国民と真心から一緒に暮らそうという心がないときには、そのような政治家は流れ去ってしまうのです。どんなに優れていても、水の泡のように流れ去ってしまうのです。分かれた南と北がそのまま一つになることはできません。愛国の同志たちが闘争するその過程では、夜寝ることもせず、時間を超越して、困難な環境を克服できる心の決意と実践が必要なのです。「本当に一緒に暮らしたい。死んでも共に死に、生きても共に生きたい!」という、そのような心を互いがもつようになるときに、南北統一運動が始まるのです。南北統一を成し遂げれば、民主世界と共産世界の統一も、ここから起こるのです。ですから、韓国の問題を心配する場合は、世界を代表した立場に立って、60億人類を代表し、30億のアジア人を代表し、民族の将来と世界の将来を見通さなくてはいけません。そして、「私は、あなたたちと一緒に暮らす運動を本当に展開する」と誓わなければなりません。それが聖人の道理に通じれば、聖人に似るのであり、聖子の忠節をもって神様に対して実践すれば、「神様の相続者」、あるいは「み旨の後継者」になるということを、文総裁と私は生涯を通して確認したので、きょう皆様にこのようなみ言を伝えているのです。真の愛とは何か内外の貴賓の皆様。神様の真の愛を中心として互いに縁を結べば、必ず主管権と所有権、そして相続権をもつことができる特権が賦与されます。力学では、入力より出力が小さいのですが、真の愛の世界では、入力よりも出力のほうが大きいのです。真の愛とは、ために生きる愛であり、与えてはそれを忘れてしまうものです。与えたことも記隱しないのです。また、どんなに注いでも、疲れることがありません。90歳を超えた父母が、70歳になった息子に、「息子よ、車に気をつけなさい!」と言っても、不自然ではなく、何十年間、その言葉を繰り返したとしても、嫌気が差したり、疲れたりすることがありません。堕落した世界の父母もそうであれば、ましてや本質世界において父母なる神様の愛を与えたり受けたりするとき、疲れることがあるでしょうか。人生で、神様の真の対象圏を確定し、真の愛の栄光が不変であることを初めて知るようになるとき、永生の論理を妥当化させることができるのです。文総裁が、去る1984年に何の罪もなくアメリカの監獄に入り、獄中のべッドに一人で横になっているとき、神様が訪ねてこられ、「信じられる人はあなたしかいないので、ニカラグアの事態を解決しなさい」と命令されました。神様が訪ねてこられる人間が、どうして文総裁しかいないのでしょうか。先進国を代表すると言われるアメリカには、2億4000万という国民と数限りない大勢の宗教家がいるのですが、彼らを訪ねていくことができず、文総裁を訪ねてこられた神様は、どれほど哀れであられるか、推し量ることができるはずです。神様は、強い引力の愛を訪ねようとされるので、昼夜、世界のために心配する文総裁を訪ねてこられたのです。その時、文総裁が「ワシントン・タイムズ」を前面に立てて援助する仕事を展開していなければ、南米は思想的に既に廃墟になっていたでしょう。紳士淑女の皆様。我が民族の念願である南北統一は、この時代の神様の願いでもあります。北朝鮮と韓国を統一させ、神様が安息できる基盤を、皆様の家庭と私たちの教会、そして国に築くことを天は願っているのです。南北統一は真の愛でそれでは、何をもって神様に侍るのでしょうか。何をもって、これをすべてきれいに洗い流さなければならないのでしょうか。何をもって洗い流せば、神様はきれいだとおっしゃるのでしょうか。ほかでもありません。自分の父と母を愛する以上、夫や妻を愛する以上、子女を愛する以上の真の愛を中心として、その環境を築き、祭物的な祭壇を築こうというその立場から、初めて理想的な南北統一が出てくるのです。理想的な東西文化の統合が起こるのです。分離した地上世界と天上世界の理想的な統一が起こるのです。地獄と天国の解放圏が開かれます。それで、真の愛の鍵が必要なのです。「私」の心と体の愛による統一は、家庭的な愛の統一と常に互いに通じることができます。家庭が和合した愛の夫婦は、家族だけでなく、その氏族と国家と世界にも通じることができます。愛し合う夫婦が一つになれば、誰がそしり、踏みにじることができるでしょうか。和合した家庭、民族、国家、世界、天宙、和合した真の人間が愛を中心として神様と一体になった世界が、真の愛のユートピアではないでしょうか。すべての植物が、太陽の光を生命の要素として吸収するように、人間にとっては、愛が生命の要素となるのです。私たちの願いは、永遠に真の愛とともに、慕いながら生きることのできる地上天国や天上天国が建設されることです。しかし、この世の中に、すべてのものの主人格として登場できる、驚くべき人生の価値とその特権的な権限をもった真の愛の主体者、あるいは対象者が、果たしてどれだけ存在するでしょうか。きょう、この場に参席された皆様は、どうかこのことを忘れずに、心と体が一つになるように努力することによって、自らの夫婦同士で、より高くために生きる愛で愛し合い、家庭と民族と国家と世界を愛する真の人と家庭となることを願います。もし、そのようになれば、南北統一は既に成就したのと同じです。どんなに強い主体思想であっても、神様の愛の中では、力なく収拾され、消滅してしまうでしょう。本当に愛する心をもつようになれば、南北統一は問題になりません。それだけでなく、東西問題や、世界的南北の貧富の格差の問題も、この神様の真の愛をもって完全に解決することができます。このような神様の理想を中心として、世界の理想を消化し、そこから国家理想を消化し、国家理想から民族、家庭、個人にまで連結できる理想が成し遂げられることによって、この地上には、真の愛の平和世界が建設されることは間違いありません。内外の貴賓の皆様。文総裁は、40年以上前から、ここでお話ししたように、統一の根本原則を宣言し、国内外で「神主義」を中心とした理念運動を土台として、周辺4大強国に、統一の国際的な基盤を造成してきました。韓国と日本、そしてアメリカなどに、それぞれ数百万人を超える会員たちが、「国際勝共連合」と「カウサ(CAUSA:南北米統一連合)」の活動などを通して、民間基盤を構築してきたのです。これまで、文総裁が主唱してきた「神主義」は、有神論や無神論の相反する価値観の統一はもちろんのこと、世俗的人本主義を解放できる唯一の思想として、世界各国の指導者たちと思想界で検証されたものです。世界平和のために南北統一を信仰化しよう南北統一を熱望する愛国同胞の皆様。私たちは共に、真の愛の「神主義」によって私たちの価値観を確立し、国民思想武装に総決起しましょう。私たち自身と韓民族、そして世界平和のために、南北統一を信仰化しましょう。そしてこの時代に、歴史と天の召命を受けて立ち上がり、南北統一運動に私たちすべてが先頭に立つ義人と指導者になりましょう。真心から一緒に暮らしたいと思う真の愛、怨讐までも愛する心で、真の愛の温風を北方の地の同胞たちに送りましょう。特に、人類歴史の始まりに、エバの失敗によって歴史が誤ったので、「終わりの日」には、女性たちが先頭に立って、真の愛の母性愛で、青少年の和解と統一の新しい歴史を創造していきましょう。女性の使命は、子女格の青年男女および学生たちを、真の教育を通して真の子女として復帰していくことです。さらには、母と子女が一つとなって手本を示し、夫までも教育を通して真の天の息子として復帰し、真の父母に従い、神様を中心として侍り、地上天国の理想を復帰しなければなりません。いま一度、きょうの話が、韓国と北朝鮮が共に真の愛で出会うその日を早める全国民運動となることを願いながら、話を終えようと思います。神様の祝福が皆様と皆様の御家庭に共にあることをお祈りします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.10
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道7. 平和世界に向かう道*このみ言は、2014年9月23日日本千葉県の幕張イベントホールで開催された日本統一教会創立55周年記念「グローバル・ユース・フィスティバル2014」で宣布されたものであり、文善進・世界平和統一家庭連合世界本部長が代読した。愛する青年指導者の皆様!日本でグローバル・ユース・フェスティバル2014大会が行われるようになったことを、心からお祝い申し上げます。鋼鉄の意志と実践力のある人が青年天の摂理は、韓国と日本の一体化を通して、常に奥妙に進展してきました。韓国と日本が共同で開催した2002年の日韓ワールドカップ(サッカー)が、その代表的なものだと言うことができます。今、韓国の仁川において、45の国と地域が参加するアジア大会が行われていますが、今回のアジア大会が、青年の運動選手たちによるアジアの和合のための外的なスポーツ祭典だとすれば、今回の日本での大会は、日本の青年たちによる世界平和のための内的な祝典だと見なすことができます。過去の痛みの歴史を清算し、韓国と日本、日本と韓国が調和と協力の関係になることにおいて日本の青年たちが先頭に立ち、アジアの和合と世界平和を開く主役となることを願います。皆様!世界の至る所で気象異変と戦争、環境汚染、そして何よりも価値観の混乱により、人々が多くの苦痛を受けています。本当に残念なことであり、心が痛みます。私たちは、このような嘆かわしい状況を根本的に変えて、平和の新時代を開かなければなりません。世界が混沌に陥り、民が主人を失ったとき、天は志のある青年たちを召命しました。天の声に耳を傾け、大義に生きる青年たちが結集したとき、時代は大変革の門を開いたのです。天は預言者を立てられ、これとともに義人たち、その中でもまず青年を求められました。青年とは誰でしょうか。20や30代の人だけが青年でしょうか。私はそのように思いません。70歳でも、心の中に夢があり、夢を成し遂げようという情熱があり、世の中のどのような荒波の中でも、不義に立ち向かってその壁を乗り越え、その夢に向かって前進していく鋼鉄のような意志と実践力のある人こそ、正に青年です。反対に、20歳でも、夢もなく、情熱もなく、不義に屈伏し、現実に安住する人こそ、正に老人です。年齢が基準にはなりえません。皆様は、青年ですか、老人ですか。愛する青年の皆様!私の夫、文鮮明総裁は、16歳(数え)の時に天の召命を受け、天のみ旨とは何かを探ろうと苦闘しました。聖書が裂けてしまうほど読んではまた読み返して、天のみ旨と心情を汲み取り、膝頭が固くなるほど祈り、天の悲しい事情に声を上げて泣きました。ここ日本の早稲田大学付属早稲田高等工学校に留学しながら、「天宙主管を願う前に自己主管を完成しよう」をモットーに、真の自我を実現することにこの上ない精誠を尽くしました。その結果、青年だった文総裁は、神様の創造目的と創造原理、そして罪悪と堕落の原因はもちろん、創造本然の人間へと復帰する道、自然と歴史の発展法則を明らかにし、神様のみ旨成就のために世界に出ていきました。今世界は新しい未来を開く真の青年運動を求めている私は、5歳のとき、天の新婦という祝福を受け、文総裁と17歳のときに聖婚しました。以降、夫と共に、真の父母、真の師、真の主人のモデルを立て、世界の人々を教育することに一生をささげてきました。神様の解放、人類の救援、平和世界実現のその道は茨の道でしたが、感謝する心で歩みました。一瞬たりとも不平不満を抱いたことがありませんでした。振り返ってみれば、私の人生は海と同じです。海は、天を抱くのに十分な懐があり、天と一つになり、空の色と似ています。最も低い所で、世の中のあらゆる水を受け入れます。海は全てのものを抱き、全ての生命を育みます。海の中ではあらゆる生命体が暮らし、豊かに育てられます。月の引力と和合して潮の干満の差をつくり出し、節気を変えます。日差しに呼応して水蒸気をつくり出し、気候を調節します。静かな海は、表面的には平穏に見えます。しかし、深い所には、とうとうと流れる黒潮のような大洋を動かす巨大な流れがあります。一度荒波が起きれば、あらゆるものを呑み込んでしまうこともあります。人々は、海の深い所を流れる海流を見ることはできません。天の摂理はもちろん、私の生涯もこのように展開してきました。台風のように押し寄せる摂理の中心で、私だけが知る、言葉にできない事情が多くあります。私は、その流れに巻き込まれることなく乗り越えて勝利し、蕩減復帰摂理歴史を、夫であられる文総裁と共に終えることができました。私が出会った神様は、全知全能の権能を束縛されたかわいそうなかたでいらっしゃいました。天上と地上世界を創造されましたが、人類始祖の堕落により、「私の息子よ!私の娘よ!」という一言を叫ぶことのできなかった神様が、私の父であり、私の母でした。天の父母様(神様)でいらっしゃったのです。その心情は、血が沸き立ち、骨がきしみ、骨髄が溶け出す境地です。そのような恨の歴史を抱いてきたのです。そのような話をすれば、胸が張り裂けそうです。このような天の父母様を解放してさしあげ、新しい時代を迎えることに一生をささげてきました。今、蕩減復帰摂理を全て勝利した基盤の上に、愛があふれる幸福な平和の新しい時代が開かれました。天の父母様は、全知全能の恩賜を与えようと、準備された義人たちを探し求めていらっしゃいます。青年指導者の皆様!皆様がその主人公になりませんか?太平洋を動かす黒潮のように、歴史を動かす若き英雄として立ち上がりませんか?既に、新しい真理のみ言を中心とする青年学生運動は、韓国において1954年に胎動して60周年となり、日本でも55周年を迎えています。天のみ旨に従う青年たちが、日本を超えてアジアに渡り、世界で目覚ましい活躍をしています。「愛天愛人愛国」を実践するよう、犠牲と奉仕の生き方で教育し、指導しています。性の開放と退廃に向かってひた走る社会で、道徳性の回復と純潔運動を展開しています。社会制度が一瞬で変革されることはありません。「今、この瞬間から、正にここから」という思いで青年たちが先頭に立たなければなりません。私から、私たちから先頭に立たなければならないのです。今、世界は、新しい未来を開く真の青年運動を求めています。天の召命に応じて責任を果たせば歴史の英雄となり、そうでなければ歴史から跡形もなく消えるでしょう。皆様!恒久的な平和は、どのように実現しなければなりませんか。まず、私自身の本性、すなわち良心を取り戻すことが重要です。人類始祖の堕落により、人類は無知に陥り、創造本然の本性が隠れてしまいました。無知の壁は、6000年間にわたって積み重ねられてきたため、高くて厚くなっており、堕落性本性の川は、広くて深いものになっています。人間の力だけでは、この壁を越え、この川を渡っていくことは難しいのです。平和世界に行く道では命を懸けた挑戦を要求されても堂々と出るべき愛の本体でいらっしゃる天の父母様は、常に私たちを助ける準備をしていらっしゃいます。全てのことは、私自身に懸かっています。良心を目覚めさせなければなりません。良心は第二の天の父母様です。神霊と真理で常に目を覚まして祈り、あらゆることに感謝する生活をすれば、天の父母様の声を聞くようになり、体中が震えるほど愛を感じるようになるでしょう。ここからさらに進んで、全ての人は、天の父母様の代身者に出会わなければなりません。人類歴史は、一つの中心を立てようとされる復帰摂理歴史です。2000年前、天の独り子としてイエス様を立てられましたが、(イエス様は)イスラエル民族の不信によって十字架で亡くなりました。天の摂理は、再臨の時まで再び延長されざるをえませんでした。ついに人類は、再臨主がこの地に来られ、天の新婦である独り娘を捜し出し、真の父母として顕現された祝福の時代を迎えています。人類は、天の父母様の代身者でいらっしゃる真の父母様に出会わなければなりません。侍って従わなければなりません。そうしてこそ、6000年にわたって受け継いできた原罪を清算することができます。愛と知恵に満ちた創造本然の人間に生まれ変わることができるのです。愛する青年指導者の皆様!体と心を統一し、良心に従って分かち合いと奉仕、社会貢献をする真の愛を実践する人は、真の善男善女だと言うことができます。彼らが真の父母様に出会い、真の愛を中心とする祝福結婚式を挙げて真の家庭をつくれば、その家庭は平和の基地になります。真の家庭は平和世界の核心です。真の家庭が拡張し、真の国家と真の世界の新しい時代を開いていくのです。私と夫は、平和の実現のためであれば生死を懸けてきました。1991年、北朝鮮の国会にあたる万寿台議事堂で行った演説は伝説になりました。主体思想の国である北朝鮮の心臓部で、主体思想を批判し、「天の父母様を中心とする真の愛で統一しなければならない」と語られた発言は衝撃でした。拳銃を持った北朝鮮の警護員たちが駆け込んでくるような情勢で、随行員たちは、手と背中に冷や汗をいっぱいかいたそうです。このような峠を越えて実現した金日成主席との会談により、南北統一の新たな章を開きました。平和世界に向かう道では、命懸けの挑戦を求められても、堂々と歩んでいかなければなりません。スイスのジュネーブには、ロシア大使館があります。共産圏が膨張の一途をたどっていた1985年、ソ連大使館の前にあったインターコンチネンタルホテルには、世界の大学教授が数百人集まり、歴史的な宣言をしました。夫の文総裁のみ言に従い、世界的な学者たちが、「共産主義は5年以内に滅亡する」と宣言したのです。テロの危険を顧みず、天の摂理を敢行したのです。そして、数年後、世界大学原理研究会の学生たちが、ドイツのベルリンの壁に向かって行進し、スローガンを力強く叫びました。「壁は消え去れ!」と。壁に触れながら痛哭の涙を流し、天に祈りをささげました。「統一が早く訪れるようにしてください。神様の下の人類一家族の夢が成し遂げられるようにしてください!」。彼らは、全世界の大学街で命を懸けて統一運動をしていた青年たちでした。驚くべきことが起きました。ベルリンの壁が崩れたのです。引き続いて東欧圏の崩壊が起き、共産圏の宗主国ソ連が崩壊するという、奇跡のようなことが起きたのです。予言が的中しました。1960年代の末から、韓国と日本を中心に勝共運動を展開し、日本の世界日報、アメリカのワシントン・タイムズ、南米のティエンポス・デル・ムンドなど、言論を通して正しい世論を形成し、政策支援を導き、民主世界に勝共戦線を形成したことが冷戦終息の大きな力となりました。大勢の人たちの功績がありましたが、私は、私たちの青年や学生たちが命懸けで思想運動を展開し、祈りをささげたことが、天を感化し、感動させたのだと思います。ここにも、当時の現場に一緒にいたかたがたがいるでしょう。また、冷戦以降に、地球村の至る所で、家族と離れて神の国と神の義を立てるために平和統一運動に献身し、幸仕してきた青年たちも、この場に一緒にいると思います。彼らは歴史の誇りであり、英雄たちです。彼らのために盛大な拍手を送りましょう。大変革の時代に平和の主役として立ち上がるために皆様、良心に従って生き、蕩減復帰路程を歩む道には、多くの困難があります。復帰摂理の路程は、誰も理解できず信じられないことを信じて行かなければなりません。み旨が分からない人が(彼らを)迫害し、脅したり、実際に身体に危害を加えることもあります。夫と私は、天の父母様のためであれば、許し難いことを許し、人類のためであれば、愛することのできない怨讐までも愛しました。また、世界平和のためには、国境線を撤廃して一つになるように実践躬行してきました。大変革の時代に平和の主役として立ち上がろうとすれば、私たちはどのような生活をしなければならないでしょうか。第1に、感謝する生活をしなければなりません。全てのことに感謝する生活は簡単ではありませんが、感謝する心には、心と体が統一されます。心を空にして悔い改めるとき、感謝する生活が始まります。天の父母様が常に私と同行し、苦楽を共にされることを、いつも気づき、見て、感じる修練をしなければなりません。常に喜び、休むことなく祈らなければなりません。そのようにすれば、小さなことから万事に至るまで、私の周辺が幸福になります。第2に、許す生活をしなければなりません。夫は、アメリカで無念にもダンベリーの監獄に行きましたが、「私のために祈るのではなく、アメリカのために祈りなさい」とおっしゃいました。アメリカを動かし、世界を救うために、あらゆる努力を注がれました。その結果、多くのアメリカの指導者たちとキリス卜教の牧師たちが冷戦終息の先頭に立ったのであり、それ以降、超宗教平和運動に共に力を合わせています。自分の罪を許すように、人の罪を許せば、天は驚くべき恩賜を施してくださるのです。第3に、愛する人生を生きなければなりません。真の愛は、ために生きて、またために生き、投入して忘れてしまう愛です。自分のために生きる人は、最初はうまくいくかもしれませんが、結局は破綻してしまいます。天理原則がそうです。私たちは、教会よりも世界のために全てのものを投入してきました。韓国協会の建物が古くなっても建て替えることができず、50年目にようやく新築したほどです。そのため、祝福家庭の生活が経済的に困難であることを知っています。摂理を発展させるためのその精誠と犠牲は、天が決して忘れないでしょう。第4に、一つになる生活をしなければなりません。天の真の愛を中心として本心と良心が一つになり、心と体が統一されなければなりません。家庭で父母と子女が和睦し、世界で国と国が和合し、そして天上と地上が合徳すれば、恒久的な平和理想世界はそのとき実現されるのです。一つになれないのは、中心がないからです。兄弟間の争いは、父母がいないときに起きやすいのです。父母の思いがよく分からず、深い心情を推し量ることができずに起きるのです。真の愛を中心として心情の絆を結んでこそ、父母の思いが分かるようになります。父母と一心、一体、一念、一和を成すようになるのです。考えと感情と言葉と行動が一つとなって現れます。神様を父母として侍って生活すれば、人と自分は二つではなく一つの血統であり、同じ兄弟姉妹であることを感じるようになるでしょう。私の中の多くの煩悩を断ち切ることができ、兄弟間と同じである国家間の戦争も終結することができます。天の父母様に侍る一つの世界のための堅固な礎石愛する青年指導者の皆様!私と文総裁は、試練が訪れるとき、それを避けませんでした。いわれなき迫害が来ても、誰も恨まず、かえって彼らを愛しました。そのように試練を克服すれば、思いもよらない多くの祝福が与えられました。半世紀を経て194ヵ国に宣教を広げて国際平和の基盤を築いたのです。天の父母様に侍る一つの世界のために、確固たる礎石を築きました。皆様がこの基盤の上に平和運動を展開すれば、私たちの人生と歴史は、はっきりと変わるでしょう。私たちの精神文化は、急進的に進化するでしょう。超宗教超国家的な平和世界への発展を促進化していくことができるでしょう。誰もが願う幸福な人生と平和の世界を、私たちは成し遂げることができます。皆様!感謝は天運を受けるようにし、許しは人の心を開き、愛は人を動かします。万事に感謝し、怨讐までも許し、隣人を私の体のように愛し、平和のために一つになりましょう。日本の青年たちよ!広い舞台に出ていって、世界を救う先頭に立ちましょう。愛する天の父母様!日本を祝福してください。ここに集まった子女たちが、頭ではなく心であなたに侍って生きるようにしてください。真理の甲冑をまとい、知恵の目で世界を見詰め、愛で隣人と世界のために平和の主役として働くようにしてください!ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.10
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HJグローバルニュース (2020年 5月 9日)FFWPU PeaceTV1.真の父母様の動静- 天地人真の父母様天宙聖婚60周年記念特別集会2. 主要ニュース- 幸せな天苑の園 孝情こどもの日■日本語http://www.ipeacetv.com/vod_view/11577■聖婚60周年 上映映像http://www.ipeacetv.com/vod_view/11579一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.10
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サンクチュアリ教会のとうごま氏記事「文鮮明師聖和前の真実。文師は韓鶴子女史の背信を指摘していた!」(2020-05-02)で紹介していました映像「JooJangYong TV 1」は、UCI側からのものであったようです。韓鶴子総裁や家庭連合を貶めるものであれば、彼も支派を超えては「なりふり構わず」といったところですか?!ところが、それもまた「ウソ「JooJangYong TV 1」-- 真の父母様宣布文サイトにて詳細」で粉砕されていました。映像「JooJangYong TV 1」からは金栄輝会長の名前も挙げていました。であれば、金会長の肉声にも耳を傾けて見るべきと思いますが、とうごま氏はその映像は確認されたのでしょうか。・[PeaceTV] 金栄輝先生、2013年11月9日ラスベガススピーチ(2019.06.17)(PeaceTV映像「金栄輝会長アメリカ5カ都市巡回講演 天の父母様の摂理と 真の父母様の業績」はこちらから)。さて、真の父母様の「最終一体の宣布」は本物です。以下も何ら問題はないでしょう。真のお母様に最も近い息子・娘が「第三教主」真のお父様は、今後における相続者としての”後継”の秩序について、次のように語っておられます。「先生が霊界に行くようになればお母さんが責任をもつのです。その次には息子・娘です。息子がしなければなりません。息子がいなければ、娘がしなければなりません。後継する者が誰だということは既に伝統的に全て(準備が)なされています」(マルスム選集318-260)「私(注、お父様)がいなくても、お母様の前に一番近い息子・娘が第三の教主になるのです」(同、202-83~84)(『UCIを支持する人々の言説の誤り No.2』P.18から)あるとすれば、そのお母様を貶めては否定される子女様方ということになります。お母様に近いでしょうか? 遠いでしょうか?ところで、今回はとうごま氏記事「連載「人類の涙をぬぐう平和の母」第12回「天の父母様教団」消滅を立証する。」(2020.05.09)ですが、韓鶴子女史はこの「自叙伝」の中で、教団後継者(家庭連合では中心者と呼ぶようだ)を長男・文孝進様の子息に定めた事は明らかである。●「教団消滅の立証」01人類堕落の原因は「血統逸脱問題(姦淫)」である。…(略)…●「教団消滅の立証」02長男孝進様は「血統逸脱問題」に抵触している。…(略)…●「教団消滅の立証」03正統性の根拠がない者は後継者(中心者)となり得ない。●第一の理由まず、最初に指摘しておかなければならないのは、再臨主文鮮明師の聖和前に、アボニムが、「」はない。●第二の理由教団の核心教義(人類普遍の真理)である、「原罪」問題に抵触した人物の血統が、後継者(中心者)となり得る原理は存在しないという冷徹な事実である。とうごま氏の原理解釈に少し問題を感じます。人類堕落の原因が「血統逸脱問題(姦淫)」と書いていましたが、それが原因ではなく(外的)結果に過ぎませんでした。より根本的原因は、原理講論P.121の「罪」についてに明記されていました。https://ffwpu.family/library/divineprinciple/fall/fall2#2-2(五) 罪罪とは、サタンと相対基準を造成して授受作用をなすことができる条件を成立させることによって、天法に違反するようになることをいう。その罪を分類してみれば、第一に原罪というものがあるが、これは人間始祖が犯した霊的堕落と肉的堕落による血統的な罪をいい、この原罪は、すべての罪の根となるのである。「原罪」ほか「遺伝罪」「連帯罪」「自犯罪」も書かれていました。すべての罪の根は「取って食べるな」の戒めを守らず破ったということではなかったですか。『天法』ともいうべきものはなんでしょうか?私自身の考えでは「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」だと思います。お父様のみ言からもそれを多く見ることが出来ますし、また、『家庭盟誓』にもそれが盛り込まれるようになりました。「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」は、先ずもって神様(天の父母様)がそのようにして投入されては被造世界を創造されたということでした。よって、神様であってもそれを曲げることはできず、人間の堕落していく姿を見られても「干渉することが出来なかった」のは、神様が定められた「創造原理の絶対性と完全無欠性のために」であったという話です。私の過去記事では何度も2008年4月6日のお母様を中心とした顕進氏と国進氏のカインアベルの儀式を取り上げていました。その場でもお父様は2008年3月17日聖和された長男孝進様について語られていましたし、同年のヘリコプター事故後もまた、8月1日の天正宮訓読会でお父様は以下のように語られていました。 その日(2008年3月17日)は、孝進君が責任を持って霊界に行った日です。世の中を旅立つときに、二時間前に……。分かれた霊界と肉界を埋め合わせ、統一圏の大道を築くために行ったのです。世の中で言えば、長子である息子は父母様の誇りであり、父母様の栄光であり、父母様の勝利の結実とならなければなりません。(孝進様は)サタン世界の渦中で、その波に引きずり回され、世の中をすべて回りながら、最後には、真の父母しかいないということを知ったとき、父母の前に長子として責任を果たすことができないわたしが何をするのかと、申し訳なく思ったというのです。天上世界の新しい朝となったその世界、天と地が分かれ、父母と子女が分かれ、万有の存在の細胞と細胞がすべて分かれうる、その場を受け継いでいくならば、息子の召命的責任を果たしてから行くということで、命をささげたのです。統一家の最後の壁を片付けて越えていくことによって、孝進に対して、嫉妬心、ねたみ、恩讐の概念を持つことができない場が始まるのです。 その場に上ったので、一つになることができなかった自分の兄弟たちを一つにするために、父母の前に考の道を行くようにさせ、神様と真の父母を分けた壁を一つにして、天上世界に安息日ではなく安侍日を迎えることができる秘訣として双合十勝数を抱き、自分が代わりに孝子の道を行き、果たせなかったすべてのことを、自分が死んで体と霊のすべてをささげてこれを初願成就させようとしたのが、孝進お兄さんが行った道です。それを知って、二時間以内にそのような決心を成し遂げることができるように天は措置してくださり、神様が、また真の父母が助けて、過去の誤ったこと……。 過ちというのはありえないというのです。……(『ファミリー』2008.10月号 P.17~)記述や写真選別から自叙伝「平和の母」は、「長男孝進様の血統が相続者」をお母様が意思表明ために書かれた書物だととうごま氏の連載の第1回目から終始一貫していました。そして、彼が推すところのサンクチュアリ教会の亨進氏ではない長男孝進様の血統が後代を継ぐことに「愛の減少感」を感じては、『「天の父母様教団(聖会))」消滅』などと書いているようです。「先のものが後になり、後のものが先になり」というところですか。彼のいうところの「教団消滅の立証」の第1番は、私からは原理解釈にズレがあり、その2番にも連結しようとしていましたが、お父様のみ言を見れば聖和される2時間前に地上のすべてを整理して行かれたこと、最後の最後まで真の父母様に対しては「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」を貫かれた孝進様を「父母様の誇り」「父母様の栄光」「父母様の勝利の結実」とまで賛美しておられました。以上をまとめれば、「教団消滅の立証」の1番・2番は「没」、第3番目の第二の理由に関しても立証1番目の原理解釈のズレを理由としたものであり、これも「没」という結論になります。残るは立証3番目の第1の理由ですが、これもまた自称ルポライタイーtomy4509の過去記事からは「没」となりました。とうごま氏は祝福家庭・6000双ですからお父様ダンベリー解放前の1985年8月16日の「一勝日」の記憶はあるでしょう。全員が韓国産の天然炭酸水「生水」を飲みました。モーセ路程で「イスラエル民族がシンの荒野を出発して、レピデムに宿営したとき、神はモーセに命ぜられて、ホレブ山の磐石(岩)を打たせ、水を出して彼らに飲ませられた(出エ一七・6)。」と同じような状況でした。当時その詳細は分からずとも、その場に同参された立場でお父様が米国で行われた「伝授式」にも同意されたことになります。一勝日でのお父様のみ言は下記リンクで詳細を見ることが出来ます。すべてを読むには非常に長いですので、その中から二番目(お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その2)」)を読まれれば、「長男孝進様(または、その血統)が後継者となることを明言した事実」が語られていますので、是非確認してみてください。一勝日(1985年8月16日)(2018.08.14)【関連記事】一勝日(1985年8月16日)に語られた真の父母様のみ言お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その1)お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その2)お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その3)お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その4)お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その5)お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(雑記1)お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(雑記2)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.10
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道5. 国連は神様の理想を実現すべき代表機構*このみ言は、2000年8月18日にアメリカ、ニューヨークの国連本部で開催された世界平和超宗教超国家連合2000年総会で宣布されたものである。高名なる貴賓、各国からお越しになられた指導者、そして紳士淑女の皆様。きょう、このように世界平和理想のための精誠が込められ、威厳あるこの殿堂において、2度目の演説の機会を持つようになったことを光栄に存じます。すべての人類は神様の子女1992年4月10日、韓国・ソウルのオリンピックスタジアムにおいて、私と私の夫は、国際連合の非政府機構として世界平和女性連合を創設したことがあります。当時、世界72ヵ国から15万人の女性が殺到して、本連合の創設の熱気をより高めることとなりました。世界平和女性連合は、創設以来、世界185ヵ国において活発な活動を展開しており、平和文化と文明間の対話を指向する国連の方針に積極的に協力してきました。女性連合は、すべての女性が皆、一緒に神様の娘としての本質的な価値をもっていることを覚醒させることができるように、多様なプログラムを支援してきました。そして、後進国家の女性たちに奨学の恵沢とともに、教育の機会を提供してきており、国際的な姉妹結縁の行事を通じて、人種と宗教間の和解を追求してきました。エイズの予防活動を通じては、婚前純潔と夫婦間の貞操の重要性を強調してきました。世界平和女性連合と世界平和統一家庭連合の創始者として私は、国連の加盟国家の大部分を巡回し、その国の国民と直接に対話と交流を分かち合うことができる機会をもってきました。また、国際救護親善財団の総裁として、数十年間救護奉仕活動を世界的に展開してきています。世界各地を見て回った私の経験として、道徳性の喪失、戦争、飢餓、貧困、劣悪な教育環境、疾病等、世界を苦しめている諸問題が、ますますより深刻化していることを感じています。世界が抱いているさまざまな問題の中で最も深刻なものは、神様のことが分からない霊的無知と家庭の崩壊であると言えます。神様は、存在します。そのおかたは、世界を創造された後に、これに背を向けて遠くに行ってしまわれたおかたではありません。普通の親と同じように、神様は、御自身の子女たちが苦痛を受けるときに嘆息されるおかたなのです。神様が受けておられる最も深い苦痛というものは、正に人類が神様の心情を感じる能力を喪失したということにあります。このような理由によって、私たちは、神様が親であられ、すべての人類は神様の子女であり、互いに兄弟姉妹であるということを感じることができないのです。神様と普遍的な真の父母の理想なくしては、真の兄弟姉妹の理想は成されえません。私は、真の愛による夫婦の揺るぎない軸を中心とした、真の家庭を打ち立てる運動に専念しています。そのような家庭の中においてのみ、真の父母像、真の夫婦像、真の子女像が定立されるのです。平和世界も、繁栄する国家も、真の家庭を基盤とすることによってのみ可能です。私の夫である文鮮明牧師は、このような善の目標を成し遂げることができるように、私を理念的に指導し、全幅的に支援してくれており、常に感謝しております。平和理想世界実現のために一筋に生きてこられた方文鮮明牧師は、一生を神のみ旨と平和世界実現のために献身してまいりました。幼少のころより、神様と特別な関係を結んできつつ、人生の目的、悪の根源等、人生の根本問題に対する答えを得るために、神様と深い祈祷の交感を続けました。私の夫を知っている人はだれでも、夫がこの上なく真摯で深刻な人物であるということを感じるようになります。夫は、自身のすべてのものを投入する人生を通じて神様に仕えてきたのであり、捜し出した真理のみ言は、世界185ヵ国にいる数多くの人々と若者たちの人生を転換させてまいりました。夫の一生は、決して平穏ではありませんでした。夫は、あらゆる無理解と試練に耐えなければなりませんでした。背信と拷問、収監生活、数回にわたるテロによる威嚇を甘受しなければならなかったのです。しかし、そのいかなる障害も、60余年前、韓半島の山上で神様とイエス様にささげた約束を成し遂げるための、夫の決心を防ぐ術はなかったのです。私の夫の献身的な人生は、個人的な安楽と衣食住を超越するものであったということを、私は妻として、だれよりも近くで見守ってきました。自らの家庭をおいて、民族、国家の因縁を犠牲にしてでも、神様の心情を慰労してさしあげて、神様が願われる平和理想世界を地上に実現するための一筋の道を生きてきた人こそ、正に私の夫であるということを証しいたします。私は、今回の大会に参加してくださった皆様に深く感謝を申し上げる次第です。国連は、神様の心情奥深くに宿る理想を実現すべき代表機構であると考えます。私は、このような摂理史的な組織が、神様から賦与された責任を全うして、平和時代を率いる団体として祝福を受けることができるように祈祷いたします。神様の祝福が、皆様すべてと今回の大会とともにありますよつ祈願いたします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.08
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天地人真の父母様天宙聖婚60周年記念特別集会日時 : 天一国8年 天暦4月16日 (2020.5.8) 水曜日 午前9:00場所 : HJ天宙天寶修錬苑 大聖殿一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 特別集会の記念映像からは、原理原本(1952年)の時から既に「天の父母に侍らなければならない」との記述が成されていたということです。1960年の御聖婚前からお父様は、こんにちの「天の父母様教団」を予見しておられたということではないでしょうか!!
2020.05.08
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これまで「JooJangYong TV 1 お母様は決して、真のお父様と一つになっていません」のウソについては、私からはその一部を以下記事群で書いていました。真の父母様の「最終一体の宣布」は本物!!(その1)真の父母様の「最終一体の宣布」は本物!!(その2)真の父母様の「最終一体の宣布」は本物!!(その3)さらには、その詳細については2020.05.06付で「真の父母様宣布文サイト」でUPされていましたので、そちらを確認していただければ幸いです。2020.5.6 「UCI側の映像『お母様は決して、真のお父様と一つになっていません』の誤り―― UCI側が流すみ言改ざんに基づいた〝虚偽の主張〟に注意」を掲載しました。2020.5.2 「郭錠煥氏の『統一家の祝福家庭・兄弟姉妹に送る書信』に対する応答」を掲載しました。なお、それら内容はこれまでも宣布文サイトからは「み言改ざんや誤訳など」といっては応報していたものばかりです。批判・反対される方々はそれらを一切チェックせずに同じことを繰り返すばかりで、何ら新鮮味を感じません。自らの間違いを反省することなく、その間違いを拡散しては混乱を引き起こそうとする扇動作戦です。知恵ある方は、このようなデマ宣伝に惑わされることなきよう十分にご注意ください。cocoaさんほかもお母様肉声映像を挙げていましたが、記事「韓鶴子総裁の改ざんされたみ言動画「生声で聞く独生女教の核心教理」」の如くでした。逆には、金栄輝会長の生声での「真の父母様最終一体」の証言(PeaceTV映像、こちらから)を聞かれるべきではないでしょうか!!自分の都合の悪いものにはフタ、ではなく事実・真実を追求していかれるべきと考えます。「沈黙は金」という言葉もあります。間違ったことを拡散されることは「罪の繁殖」にもなります。cocoaさん、それでもなおも映像「独生女分析 (チュジャンヨンTV)」を挙げられる動機は何ですか。内容を見れば、宣布文サイトから、私から指摘していた「み言の改ざんや誤訳」を繰り返した映像ではありませんか!!誰がこのようなウソ・偽りを繰り返す映像を信じることが出来ますか?おととい来なさい、という話です。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.07
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道4. 摂理観から見た韓国、日本、アメリカの位相*このみ言は、2002年6月14日、韓国ソウルのシェラトン・ウォーカーヒル・ホテルで開催された21世紀韓国・日本・アメリカ指導者の連合活動のための韓国女性指導者招請講演会で宣布されたものである。尊敬する女性指導者、そして紳士淑女の皆様。公私共に御多忙でいらっしゃるにもかかわらず、きょうこのように満場の盛況を呈してくださったことに対して、深く感謝いたします。韓国はもちろん、全世界が今、ワールドカップの熱気で熱くなっています。勝利を叫ぶサッカーファンたちの熱狂する声を聞いていると、あたかも全世界の人々が一つの兄弟姉妹になったような感じがします。キリスト教を中心とした摂理は真の父母を迎えるための準備しかし、周囲を見回してください。どれだけ多くの問題が直接的に、あるいは間接的に私たちの生活を脅かしているでしょうか。今や私たちは良かれ悪しかれ、21世紀に入る敷居を越えました。歴史学者たちは、この21世紀は太平洋文明圏時代だと言っています。ところで、この太平洋時代は、韓国、日本、アメリカの3国によって主導されるでしょう。それだけでなく、世界は、この3国のモデルに従っていこうとするでしょう。しかし、指導的な立場というものは、自動的に成り立つものではありません。それは、関連国家の相互間における強力な連関性を土台として成り立つものであり、特にその指導者レベルにおいての相互連関を絶対に必要とするものです。したがって、私たちは、この3国の指導者たちを糾合して教育し、アジアの平和はもちろんのこと、世界の平和を定着させることに総力を傾けなければならないと思います。尊敬する指導者の皆様。私は、きょうこの招請講演会に参加するために、すべてを差し置いて訪ねてこられた指導者の皆様に儀礼的な挨拶をしようと、この壇上に立ったのではありません。神様と一心、一体、一念の基準で生きてきた私たち夫婦の生きた経験によれば、神様は、歴史と現実の中で生きて役事される方であることは疑う余地がありません。したがって、摂理的観点から見た韓国、日本、アメリカの位相を皆様に御説明しようと思います。神様の創造理想は、アダムとエバが神様の真の愛によって真の人として完成し、真の父母となり、真の家庭を成し遂げることです。その真の父母と真の家庭を始原として、人類は、真の社会、真の国家、真の世界、さらには天宙へと繁栄しながら、地上・天上天国を成し遂げるようになっていました。ところが、不幸にもアダムとエバは、未完成段階において、天使長の偽りの愛によって堕落してしまいました。また、真の父母ではなく偽りの父母となったアダムとエバが築いた最初の家庭において、兄カインが弟アベルを殺害することによって、罪悪が結実してしまったのです。本然の創造目的を回復するために、神様は、第ニアダムである救世主をこの地に送って摂理を進められました。その摂理のための最初の基盤がユダヤ教とイスラエルの国でした。その基盤の上に、イエス様が救世主として来られたのです。イエス様は、このように真の父母と真の家庭の理想を、選民イスラエルの国において成就し、それを全世界に伝播するために来られたのです。しかし、ユダヤ教とイスラエルの国は、イエス様がメシヤであることを理解することができず、イエス様を不信したのです。その不信はとうとう極に達し、イエス様は、再臨を約束されながら十字架の道を行かれました。復活されたイエス様は、霊的に第ニイスラエルであるキリスト教の基盤を立て、これを世界的に築いていかれました。そのような摂理的な背景があったので、世界的な次元でキリスト教を中心とした摂理が、第三アダムとして来られる再臨主、すなわち真の父母を迎えるために進められたのです。アメリカは、すべてのキリスト教を代表した国家、すなわち第ニイスラエルの長子国家です。アメリカは、建国の始祖たちの信仰も、建国の精神も、すべてキリスト教に由来します。神様が準備された地において、アメリカが短い歴史の中で世界を指導する強盛な国になることができたのは、再臨主として来られる第三アダムのみ旨に従うという神様の摂理によるものなのです。聖書は両面から預言されている箇所が多い第二次世界大戦のとき、アメリカ、イギリス、フランスを中心とした連合国が、日本、ドイツ、イタリアを中心とした枢軸国に勝ち、キリスト教の基盤を極大化したことや、韓半島に熱心にキリスト教を伝播し、その信仰が最も熱烈な国として実を結ばせたのもアメリカでした。神様の摂理上、第三イスラエルである韓国の防衛のためにも、アメリカが先頭に立ち、国連の旗のもとで16ヵ国の国が参戦するなど、犠牲的な支援を惜しまなかったことは、皆様もよく御存じであると思います。このように、韓国とアメリカの両国が、単純な友邦国家の次元を越え、特殊な関係を維持するようになったのは、すべて神様の摂理の中で成された結果なのです。キリスト教が、第二次世界大戦直後に、文鮮明総裁を通して神様の教えを受けていたならば、7年以内に神様が望まれたみ旨がこの地上に成し遂げられていたでしょう。アダム国家である韓国の統一も成し遂げられていたはずであり、共産圏の世界的な膨張もなかったでしょう。ところが、不幸にも、キリスト教が先頭に立って文総裁に対して反対し、迫害したのです。摂理の中心存在を拒絶したキリスト教は、衰退の道へと落ちていきました。第二次世界大戦直後と比較するとき、今日の教会は、信仰も、熱意も、純粋性も、生命力も、すべて失いつつあります。世界のキリスト教が責任を果たせなくなることによって、エバ国家(母の国)になるべきイギリスの代わりに日本が選ばれました。実際、神様の中心摂理であるキリスト教圏とは関係の遠い日本は、天の特別な恩恵で選ばれたのです。このような点から、日本は神様の摂理における使命を果たしてくださることを願います。それでは、神様が送られた摂理の中心である救世主は、なぜいつも不信されるのでしょうか。堕落によって築かれた悪主権の世界なので、善の実体を歓迎しないのです。これを憂慮された神様は、イスラエル選民とユダヤ教を立ててイエス様を迎えるようにされたのであり、世界的なキリスト教の基盤を築いて再臨主を迎えるようにされました。しかし、選んで準備した第ーイスラエルと第ニイスラエルの、摂理に対する無知と自己中心的な思考のために救世主は苦難を受けられたのです。メシヤが雲に乗ってやって来るものと思っているユダヤ教徒の前に、人として現れたのですから、信じられなかったわけです。旧約聖書を間違って解釈することによって、メシヤの命を奪ってしまったという事実を知らなければなりません。また聖書の預言は、両面で預言されていることを知らなければなりません。なぜかというと堕落した人間は、気まぐれにああしたりこうしたりするからです。神様と一つになっていた人が、背を向けてサタンと組んで神様を滅ぼし、サタンと組んでいた人が、神様のところに戻ってきてサタンを滅ぼすということがあるのです。旧約聖書を見れば、イザヤ書第9章、第11章、第60章の三つの章を見ると、救世主が栄光の主として堂々と来ることが記述されていますが、第53章では苦難を受けることが預言されています。信じて迎えることができずに、イザヤ書第53章の預言が成就され、栄光の主の預言は延長して再臨のときに成就されるようになることを、皆様は知らなければなりません。イスラエル民族の観点と神様のみ旨は異なっていた新約聖書も、旧約聖書と同じように、メシヤが来ることに対する預言は、蕩減復帰の原則によって両面で預言されています。ヨハネの黙示録第1章7節を見れば、再臨するメシヤは、間違いなく雲に乗ってやって来ることが記述されています。しかし、テサロニケ人への第1の手紙第5章2節を見れば、「主の日は盗人が夜くるように来る」と預言されています。雲に乗って来るのに、盗人が夜くるように来ることができるでしょうか。今日のキリスト教徒たちは、雲に乗って来ることは信じ、盗人のように来ることは信じていません。ですから、私たちは、知恵深くなければなりません。旧約時代の実情から見て、主が雲に乗って来ることもあり、人として来ることもあることを私たちは知らなければならないのです。ユダヤ民族が何よりも待ち望んだメシヤを神様が送ってくださったにもかかわらず、どうして彼らは、来られたメシヤを殺害してしまったのでしょうか。旧約聖書のマラキ書は、新約聖書の黙示録に該当します。マラキ書第4章5節以下を見れば、「見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがたにつかわす。彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる」と堅く預言されているという事実を私たちは知らなければなりません。エリヤは、イエス様が来られる900年前の人であり、火の車に乗って昇天した人です。人々は、火の車に乗って行ったエリヤがそのままの姿で来ると信じていたところに、エリヤが来たという話もなく、突然イエス様がメシヤを宣布したのです。すると人々がイエス様の弟子たちに、「あなたの先生がメシヤであるならば、エリヤはどこにいるのか」と質問するので、弟子たちがイエス様のところに来て尋ねる場面が、マタイによる福音書第17章10節から13節の内容です。「弟子たちはイエスにお尋ねして言った、『いったい、律法学者たちは、なぜ、エリヤが先に来るはずだと言っているのですか』。答えて言われた、『確かに、エリヤがきて、万事を元どおりに改めるであろう。しかし、あなたがたに言っておく。エリヤはすでにきたのだ。しかし人々は彼を認めず、自分かってに彼をあしらった。人の子もまた、そのように彼らから苦しみを受けることになろう』。そのとき、弟子たちは、イエスがバプテスマのヨハネのことを言われたのだと悟った」。するとユダヤ人たちの不信はより一層深まり、イエス様が洗礼ヨハネをエリヤだと言ったのは、自分がメシヤを装うためであると不信したのです。さらに、ユダヤ教とイスラエルの国を滅ぼす魁首だと言い、べルゼブルの頭だと決めつけてしまいました。このように、イスラエル民族が信じていた観点が、イエス様を送られた神様の摂理のみ旨とは異なっていたという事実を知らなければなりません。この地上に神様のみ旨を成し遂げるために、万民に神様から送られたメシヤは、ユダヤ教徒たちが従わなかったことによって、食い違いの事情を抱えたまま死んでいったという無念の歴史が、私たちの知らない中で起こっていたのです。創造主神様の根本は真の愛イエス様は、ユダヤ民族中心の救世主を待つ信仰の前に現れました。実際にイエス様を通した神様のみ旨は、ユダヤ教とイスラエルの国を越え、全世界を救おうとされるものでした。地で期待する希望と天で成し遂げようとするみ旨がずれてしまったのです。再び来られる主の場合も同様です。2000年もかかって再臨主のために準備された基盤は、せいぜいキリスト教徒だけの救援を願うというのが精いっぱいの信仰基盤でした。しかし、再臨主は、神様が願われる世界と万民の救援、さらには創造本然の理想世界を成し遂げようとして来られるのです。その世界は、信じて救われるような宗教圏の世界ではありません。堕落とは無関係で、宗教が必要ない、宗教を卒業した真の愛と真の父母の世界を成し遂げようとして来られるのです。創造主、神様の根本は真の愛です。真の愛は、与えて、また与えて記憶しない利他的愛です。この真の愛によって天国を成し遂げようとされる神様のみ旨のために、私は夫と共に生涯を投入して与えながら生きてきました。摂理の中心の3ヵ国である韓国、日本、アメリカは、平和理想世界を形成する模範にならなければならない位置にいるのです。天道に従い、世界と全体のために生きて大きく与えるとき、無限なる神様の祝福による繁栄を成し遂げるでしょう。もし、自国の利益だけを追求すれば、摂理の中において中心の位相を守ることができず、もっているものも失うことになるでしょう。ユダヤ教とキリスト教の歴史的な実例まで挙げてお話しする、私の深い心を受け入れてくださることをお願しいいたします。平和世界実現の決定的な条件尊敬する指導者の皆様!神様の創造理想を地上と天上世界に成し遂げようと、真の愛を中心として、より大きいもののために投入して生きてきた私と夫の文鮮明総裁が力を注いできたいくつかのことをお話ししようと思います。第1に、2002年5月21日、「ワシントン・タイムズ」創刊20周年を祝賀する祝賀宴を行うに当たり、なぜ「ワシントン・タイムズ」を創刊したのかということです。私たちは、これまでの20年間、途方もない財力を投入してきました。ここに何らかの政治的な目的は微塵もありません。神様の摂理の中心国家であるアメリカを正しく立て、救世救国の理念によって世界を指導する立場に立つことを願って創刊したのです。アメリカが享受している政治、経済、軍事的な強国としての祝福は、アメリ力だけのためのものではありません。「唯一なる神様のもとの一つの国」という理想がアメリカ建国のスローガンであるとすれば、今からは、「唯一なる神様のもとの一つの天宙」を指向しなければなりません。第2に、宗教間の対話と和合が、平和世界実現の決定的な条件だということです。信仰儀式や教理が異なっているとしても、善を指向する根本的な教えは一つです。さらに、宗教の出発は、霊的無知を打開するための神様の摂理の一環として、文化圏の背景に適合するように出発したのです。今からは、「家庭理想を通じた平和理想世界の実現」をモットーとして共に出会わなければなりません。私たち夫婦が創設した「世界平和超宗教超国家連合」、超NGO(非政府組織)であるWANGO(世界NGO連合)運動、そしてアメリカで真の家庭運動を主導している「米国聖職者指導者会議」もその一環です。宗教間の対話と和合のために、去る40年間、統一教会自体で使う予算よりも多くを超教派超宗教運動に投入してきたのは、このような神様のみ旨を知っているからです。第3に、人種間の葛藤を解消し、唯一なる神様のもとの一つの兄弟姉妹として、地球村大家族の世界を指向してきたことです。五色人種すベての人は、共に平等な神様の子女たちです。肌の色や歴史的な背景が優劣をもたらすことは微塵もありません。神様を中心とした祝福結婚を通して、超人種的に真の家庭の理想を実現することは、一つの世界を創建していく近道なのです。これを看破した私たち夫婦は、1960年代以降、人種や国境、文化を超越して国際交叉祝福結婚を主導してきたのです。特に、日韓米3ヵ国の女性たちを世界の男性たちが配偶者として迎えたいと考えるケースが多くなります。世界がだんだんと近くなるに従って、国際祝福の貴い価値は、より一層輝くようになるでしょう。この機会に、3ヵ国の根本的な関係を摂理観的側面から探ってみようと思います。人類歴史は、神様の救援摂理歴史であり、救援摂理とは、失ってしまったものを取り戻す復帰摂理です。したがって、エデンの園において堕落したアダムとエバと天使長との関係と、堕落した家庭の最初の結実であるカインとアベルとの関係が世界的に拡張されたものが、今日の韓国と日本、そしてアメリ力と世界の関係なのです。6000年の全体歴史を総蕩減する終末において広がった国際関係も、摂理的な理解から探ってみなければなりません。日本は、伝統的に女性神である天照大神を信奉する国です。韓国は、摂理的にアダム国家であり、さらには父の国なので、その女性指導者たちは父の妹格となり、神様のみ旨のために共に思い悩み、精誠を尽くさなければなりません。本来キリスト教は、来られる主の前に新婦の立場です。したがって、キリス卜教の代表国家であるアメリカの女性は、再臨摂理の前に娘の使命、妹の使命、新婦の使命を果たさなければなりません。日本は、堕落したエバの立場を世界的に蕩減するために、今からは成熟した神側の母の国としての使命を果たさなければなりません。そのために日本が摂理的に歩んでいく道は、娘として、妻として、母として、女王として、世界の前に犠牲になってでも愛する、そのような道を行かなければなりません。3ヵ国協同体の誕生を期待さらに、日韓米の3ヵ国が中心となって平和世界を成し遂げていくためには、理想的な愛の一家族にならなければなりません。怨讐関係だった過去の恨みを洗い流して一つになる道は、韓国と日本、日本とアメリカの若者たちが互いに交叉結婚をすることです。互いが親戚関係を結び、血縁関係が成立すれば、真の愛の理念に基づいて平和世界を成し遂げていくモデルが生まれるようになるのです。このように、神様の立体的なみ旨を知っている私たち夫婦は、以前から怨讐国家同士だった韓国と日本、さらに日本とアメリカの若者たちを一つに結ぶ国際交叉祝福結婚を主導してきたのです。先ほどもお話ししましたが、アメリカは、第ニイスラエルの使命国家、さらには長子国家として、天の父母に侍ることにおいて先頭に立ち、世界の兄弟国家を助け、導いていく使命をもっています。ですから、アメリカの女性たちの使命は大きく貴いというのです。私は、きょうのような貴いセミナーを通して、皆様が人類の未来に影響を与える、より大きく価値ある人生の道を求め、成し遂げられることを願います。この集いは、韓国の女性界を代表する各分野の指導者たちが、21世紀を導いていくべき指導理念を模索するための厳粛なる集いであることを知っています。今後、このような集いを一層拡大し、日韓米3ヵ国の指導者たちが中心となって、21世紀を開く新たな基礎を固め、さらに3ヵ国間において、多様な分野で継続して議論し、協力し合いながら、相互連帯を強化させることができるよう、模範的な新しい3国協同体が誕生することを期待します。紳士淑女の皆様。このような日韓米3ヵ国の協同体が土台となり、真の愛を中心とした新しい連合体の活動は、世界的な次元の平和と奉仕の文化をつくり出す真摯な目標を掲げて持続されるべきであり、そのすベての目標が達成されなければなりません。このような活動が、各国の指導者の皆様と共に出発するだけにとどまらず、今後、皆様によってアジアと世界を糾合し、神様を中心とする平和の国を創建する集いに成長することを願います。皆様に神様の御加護が共にあることを願います。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.07
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韓国ブログ「ピース展望台」(2020.05.06)記事からです。http://blog.naver.com/PostView.nhn?blogId=peacepeace2018&logNo=221948860437韓国のSBS ”ニュース追跡”が10年ほど前に特集した映像です。日本語の翻訳をいれてYouTube 5本に分けて紹介しています。キリスト教からの統一教会への迫害がどういうものであったかの資料の一つです。①SBS『統一教会(統一協会)信者拉致監禁事件-清美13年ぶりの帰郷』徹後藤http://kidnapping.jp/ 実の家族によって強制的に信教の自由を奪われる統一教会(統一協会)の信者たち。その背後で強制改宗に携わり金銭を得ている人物の姿も浮かび上がってきた(SBSドキュメンタリー動画)。統一教会信者に対する拉致問題の詳細な情報は文頭のリンクよりご覧ください。※統一教会は正式には「世界基督教統一神霊協会」と言い、文鮮明氏により創設されました。②SBS『統一教会(統一協会)信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』③SBS『統一教会(統一協会)信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』④SBS『統一教会(統一協会)信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷』⑤SBS『統一教会(統一協会)信者拉致監禁事件-きよみ13年ぶりの帰郷
2020.05.07
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05/06の朝、不思議な夢を見ました。父の葬式の夢でした。縁起でもない? といっても、父は20年ほど前にすでに他界しています。その父の棺桶からゴソゴソと物音が聞こえてきました。まわりの止めるのも聞かず、開けてみると生き返った父でした。もちろん、皮と骨のような細々として冷たい父でしたが、抱きかかえているうちに次第に暖かくなり夢でありながら最後は私の体に吸い込まれていくような感触もありました。統一教会には猛反対で一時は「親子の縁を切る」とまで言われて2年ほどは家に近づくこともなかった時期もあったのですが……今後は神氏族メシヤに大きく力を貸してくれるといった前兆ではないかと思ったりもしています。清平の「先祖解怨」もしていたのですがママさんが50拝の敬拝を最近始めた精誠もあったからでしょうか?!一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.07
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天地人真の父母様 天宙聖婚60周年記念特別集会インターネット生中継案内日時: 天一国8年 天暦4月16日 (2020.5.8) 水曜日 午前10:00場所 : HJ天宙天寶修錬苑 大聖殿生中継:韓国語、日本語、英語、スペイン語、フランス語、中国語生中継詳細案内◆韓国時間で行事開始時刻、30分前から放送を開始します。◆生中継視聴方法1) PeaceTV(http://www.ipeacetv.com/)に接続し、視聴希望言語のタブをクリックしてください。2) PeaceTV携帯アプリをインストールすれば、モバイル環境でも快適に生中継をご覧になれます。(Wi-fi環境でのご利用をお勧めします。)(Google Play、App Storeで、「PeaceTV」を検索し、インストールしてください。)◆準備事項1) Window7のパソコンをご利用の方は、「Google Chrome」ブラウザでご覧下さい。(「Internet Explorer」ブラウザでは、再生がされない場合がございます。)2) 10Mbps以上のインターネット環境3) Flash Player (最新バージョンをお勧めします。)一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓
2020.05.06
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道3. 新世界を目指した偉大なる挑戦*このみ言は2014年4月22日にウルグアイ、モンテビデオのビクトリア・プラザ・ホテルで開催された「天宙平和連合」国際指導者会議で宣布されたもので、文善進世界会長が代読した(韓鶴子総裁、侍墓期間のため)。南北米の各界の指導者の皆様、宗教指導者および女性指導者、平和大使の皆様、そして世界各国からお越しいただいた指導者の皆様!「天宙平和連合」の主催でこの美しい都市、モンテビデオで開かれる今回の国際指導者会議(ILC)で皆様にお会いでき、非常にうれしく思うとともに感慨もひとしおです。このビクトリア・プラザ・ホテルは、私にとって特別な意味がある所です。南米をはじめとして、全世界に向けた重要な平和事業がここから出発しました。20年以上も前にビクトリア・プラザ・ホテルのコンベンションの起工式に、ルイス・アルベルト・ラカーゼ当時のウルグアイ大統領をはじめとして、政官界主要人士と中央銀行総裁など多くの指導者たちが私と夫の文鮮明総裁を歓迎し、新しい未来に向かって前進していくことを約束しました。南北米統合運動の展開ここを中心に南北米の平和運動を展開したことが昨日のことのように鮮やかに思い出されます。私たち夫婦が提唱した「神様のもとの人類一家族」のビジョン、すなわち「私たちは神様の子女である」という真理が、ここで繰り広げた様々な事業の中心に定着しています。このようなビジョンを実現するために、今まで私たち夫婦は全世界に様々な平和基盤をつくり、今や神様の恩恵によってそのビジョンが現実化されています。南米でも新しい希望の花が咲き、実が結ばれることを願います。この偉大な大陸を中心として美しい自然の中で、誰でも自由に、そして平和に神様を父母に迎えた一兄弟姉妹として一つになり、幸福を享受する新しい世界を夢見てきました。それは神様の願いであり、人類の念願であり、子孫万代へとつながっていくことを願う夢です。その夢を実現するための挑戦は偉大だと思います。現在、気候の変化、貧困、地政学的緊張と紛争が高まる中で、全世界が苦痛を受けています。南北米の多くの国々も様々な面で難局に処しています。しかし、南北米は新世界を創建する上で無限の可能性をもっている大陸です。このような中南米大陸に天運が集まってきつつあります。今度の6月にブラジルで開かれる2014ワールドカップと2016夏季オリンピックの開催がその兆しです。世界の耳目が南米に集中しているのです。皆様!天の声に耳を傾けなければなりません。心の目で見るときに見え、塞がれた耳を開いてこそ聞こえるのです。尊敬する南北米の指導者の皆様!私たち夫婦は人生の黄金期と言える時期に、30年以上もの間、神様の祝福を受けて世界強国となったアメリカを呼び覚ますために全心全力を投入しました。その祝福はアメリカだけのためではなく、世界のためのものです。それゆえに、自由陣営の先導国家たるアメリカは、神様の本然的な理想である真の愛を中心とした平和世界の建設に向けて先頭に立つ責任があります。しかし、1960年代以降、麻薬と性開放によって青少年が未来を失い、家庭が破綻し、建国精神が光を失ってしまいました。アメリカの倫理道徳と精神に病気が生じたのです。私たち夫婦は、1971年にアメリカに到着して以来、大衆運動を通して、アメリカの霊的な覚醒を促しました。私の夫である文鮮明総裁は、この病気にかかったアメリカに向かって「私は火を消す消防士として、病気を治す医者としてアメリカに来ました。アメリカは神様を中心とした建国精神へと立ち返らなければなりません」というメッセージを、アメリカ国会議事堂で数百人の国会議員たちに伝えることはもちろん、アイゼンハワー大統領やニクソン大統領に伝え、多様な背景をもった数十万の大衆に向かって叫びました。私も国連本部とアメリカの主要都市を巡回しながら、平和のメッセージを伝えました。その平和のメッセージは、アメリカや北米大陸だけのためではなく南北米大陸全体のためのものでした。それゆえ、1980年10月に私たち夫婦は「力ウサ(CAUSA)」を設立しました。南北米で実施したカウサ・セミナーを通して、神様を中心とした地球村のビジョンを提示し、自由と正義の価値、自然環境と宗教和合に焦点を合わせました。冷戦時代の紛争を克服するために、全体主義と好戦的な無神論に基づいた国家の統制を受ける政治・経済制度に対する批判とその代案を提示しました。南北が統合の夢を現実にさせる時その代案として私たち夫婦は、グッド・ガバナンス(good governance)、経済的正義、NGOの発展、宗教間の対話、そして青少年の人格教育を提唱しました。社会の各界各層で私たち夫婦の教えを歓迎し、物質主義や、紛争を先導する思想に対抗し得る代案として浮上しました。そのようなカウサ・セミナーを北米や中南米大陸の全域で開催しながら、真の解放、発展、平和は「神主義」によってのみ可能であると教育しました。私たち夫婦は、共産主義の破壊力を直接経験したことがあるので、共産主義の拡散を防ぐために全力を尽くしました。その一方で自由陣営では、倫理道徳の価値観を喪失し、精神的に病んでいるということも知っていました。信仰と家庭を支えてくれる自由民主主義社会が病んでいました。私の夫は、進歩と保守の葛藤を解消し、両陣営が共に社会と国家のために一つになることができるように指導しました。左翼と右翼を包容した「頭翼思想」を通して、共生・共栄・共義の世界をつくろうと唱えたのです。言論の新たな標準になろうと1982年に「ワシントン・タイムズ」を設立しました。「ワシントン・タイムズ」を通して、家庭の価値を擁護し、自由の旗印を掲げました。冷戦を終息させる上で決定的な役割を果たした「ワシントン・タイムズ」は、アメリカのロナルド・レーガン大統領やイギリスのマーガレット・サッチャー首相などに認められました。今でも正直で責任ある言論文化を主導しています。南米でも、1996年にアルゼンチンをはじめとして、中南米16ヵ国で「ティエンポス・デル・ムンド」紙を創刊しました。私たち夫婦は、脱冷戦以後に「神様のもとの人類一家庭」の旗印を再び掲げました。1996年にアメリカのワシントンD.C.でジョージ・ブッシュ、ジェラルド・フォード両アメリカ元大統領とイギリスのエドワード・ヒース元首相など、世界の指導者が参加する中で、「世界平和統一家庭連合」を創設しながら、真の家庭運動を本格的に始めました。それ以降、家庭連合は全世界194ヵ国に支部を置いて活動を続けています。そのすベての努力は、南北米の真の統合のためのものでした。2008年4月にワシントンD.C.で「天宙平和連合」の主催によって「南北米の発展と平和のための新しいパラダイムとグッド・ガバナンス」というテーマのもと、南北米頂上会議がジョージ・H・W・ブッシュ元アメリカ大統領とフリオ・マリア・サンギネッティ元ウルグアイ大統領などの後援で成功裏に開催されました。私たち夫婦は二人の指導者をはじめとした300人以上の参加者に南北米の統合のために積極的に参加することを要請しました。今やその夢を現実化させる時となりました。中南米を中心とした理想共同体ビジョン尊敬する南北米の指導者の皆様!私たち夫婦は、アメリカを中心として35年間蓄積してきた基盤を南米にすべて注ぎ込み、執念を燃やしました。その一環として超宗教運動を通し、超教派的な和合と南北米と新旧教の統合のために努力してきました。1995年12月にここモンテビデオで「神様のもとでの新旧教の和合」というテーマで重要な超宗教大会を開催しました。アメリカのカトリック大学のウィリアム・センクナー博士が議長を務めました。その大会後、数千人に至るキリスト教の聖職者と神学者、そして信徒が多様な超教派活動に参加しました。1990年代後半に私は南米16ヵ国を巡回講演しながら、新しい希望のメッセージを伝えました。その時、8ヵ国の首脳と会談をもち、南北米の統合と新旧教和合の必要性を力説し、社会の指導層に共感帯を形成するきっかけとなりました。私たち夫婦は、南米摂理の本部をブラジルのジャルジンに置き、ここに「世界平和理想家庭教育本部」を立て、共同体の理想を実現する担い手を全世界から集め、40日間の集中的な教育を実施しました。「新しい希望農場」を立て、共同体の生活を体験するようにしました。ここで理想共同体の運動が根を下ろし始めたのです。また、パンタナール地域であるパラグアイのプエルト・レダを中心として理想村建設をより一層具体化させました。そこに第一次として農場を立て、未来の人類のための資源開発と理想的な共同体の建設を提案しました。これとともにレダ地域に養殖場を造りました。海で捕まえる漁獲量だけでは全世界に供給しきれないので、養殖をしようということでした。2013年5月にパクーの養殖が成功し、フェデリコ・フランコ当時のパラグアイ大統領をはじめとした政府の指導者が立ち寄っていきました。多くの逆境の中でもレダにいる私たちの開拓者たちの血と汗と涙でつくられた共同体は今でも発展し続けています。その地域の住民のために病院、学校、総合センターなどを造る計画です。私たち夫婦は、サザン・コーン(南米大陸の南部地域)の国々が南米大陸の全体に占める比重が大きいので、その地域に大きな関心を注ぎました。その国々を中心として経済共同体が形成されれば、遠からず南米大陸全体が共生と共栄の道に沿って一つの国になると考えたのです。経済的な協力関係が政治的な協力関係につながり、究極的には国民間に和合と協力を図るようになるのです。これとともに私たち夫婦は、平和を促進するにあたり、趣味産業とスポーツ事業の役割がどれほど重要なのか知っていました。特にサッカーは世界中の人々から愛されているスポーツです。私たち夫婦は、2002韓日ワールドカップ開催後に、国際クラブサッカー大会である「ピースカップ」をつくりました。サッカーの皇帝と呼ばれるペレが「ピースカップ」の発展のために多大な努力を傾けてくれました。その大会は世界各大陸から代表的クラブチームが参加し、サッカー人たちからたくさんの愛を受けています。ブラジルのサンパウロにあるソロカバ・サッカーチームとジャルジンのセネ・サッカーチームを引き継ぎ、立派なチームに育て上げました。運動選手としての最高の基準と共に倫理的価値と運動選手としての精神を教育するために先頭に立ちました。全世界全分野の世界平和の基盤愛する指導者の皆様!文鮮明総裁は、数多くの生死の岐路を克服してきました。民主主義の代表国家と言われるアメリカでも言葉にはできない迫害を受けました。脱税容疑をかけて、夫を無念にも拘束したのが代表的な迫害でした。私は夫のダンベリー収監日である1984年7月20日を暦から消し去りたい思いでした。その日、「私の代わりにアメリカのために祈りなさい」とおっしやり、笑いながらダンベリーへと向かった夫を見て、どれほど心の中で涙を流したかしれません。「怨讐までも赦しなさい。そして、ために生きなさい」とおっしやった言葉がダンベリー精神です。すべてを奪われ、失った状況にあっても、天のみ旨に従って、より大きいもののために生きる人生を歩むのです。そのような苦難の中で、私たち夫婦はアメリカと世界のために、さらに多くのことをしました。トラック200台を買い入れ、余剰食品を貧しく支援の必要な人々に配達しました。「ワシントン・タイムズ」を通して、信仰、家庭、自由、奉仕の価値の拡散に力を注ぎました。するとジョセフ・ローリー牧師など、数多くのキリスト教の牧師が宗教の自由と人種差別撤廃の隊列の先頭に立ちました。天の摂理は奥妙です。これまで巡回講演も多数しました。奥地の中の奥地からはじまり、世界各国の国会議事堂や国連本部でみ言を伝えました。喉がかれるほどにみ言を伝え、南米の高山地帯では酸素ボンベを横に置き、応急車を待機させながらも、巡回講演をやめませんでした。一刻も早く天のみ言を伝えるためでした。一日もゆっくり休むことなく東奔西走したのです。人々は一つのことだけでも手に余るといいますが、疲れを知りませんでした。理想家庭を通した平和世界のビジョンが急速に実現されていきました。唇がはれ、足がはれた身を起こし、神様に感謝の祈祷を捧げました。2005年に「天宙平和連合」を創設してすぐに私たち夫婦は120ヵ国巡回講演路程に出ながら、命を懸けて1日1国家に平和思想を伝えました。続いて2006年に私たちの子や孫たちが私たち夫婦に代わり、南北米の諸国で講演をしました。その時伝えたみ言を今でも引き続き全世界に伝播しています。私たち夫婦が全分野において世界的な基盤を築いていく過程には、言葉では言い表せない苦痛がありました。私たち夫婦に対するテロの脅威は数えきれないほどありました。フランスでは、何者かによって私たちの教会に銃弾の洗礼が降り注がれ、アフリカと東ヨーロッパ圏では悲痛にも宣教師たちが殉教にまで遭う事件が発生しました。私たち夫婦は、愛する彼らの霊魂を胸に葬りました。人類の真の父母として、また真の師として、そして台風のように吹きつける摂理のキーをしっかりとつかんで進むべき真の主人としての道は遠く、険しいものでした。そのような苦難に至って設立した国際平和機構は、全世界の全分野にわたって活発な活動を展開しています。今回の国際指導者会議を通して、私たち夫婦が創設した「天宙平和連合」によって展開されている活動や「世界平和統一家庭連合」で主唱する祝福結婚運動、「世界平和女性連合」、そして「世界女性平和ネットワーク」などのたくさんの活動が紹介されると思います。特に私が設立した「圓母平愛財団」では、未来の人材を育成する事業を展開しています。数千人のグローバルな人材たちに年間数百億ウォンの奨学金を支援しています。南北米と世界の平和のための提案尊敬する指導者の皆様!私たち夫婦は天の導きのもとで今まで生きてきました。神様の召命を受け、私たち夫婦は真の父母の心情で人類を抱き、神様の解放、人類の救い、そして世界平和の実現のために全生涯を捧げてきました。平坦でないその路程に多くの苦難と逆境がありましたが、天が下さった使命を完成するために中断なく前進しました。皆様が神様のもとの一家族として人類のすべてが和合し、幸福を享受する平和の世界を実現することに参与してくださることを祈ります。このようなビジョンのもとで皆様にいくつか提案をしようと思います。第1に、自然環境を積極的に保護することに先頭に立とうということです。今、世界は地球温暖化と自然破壊によって途方もない災難に遭っています。中国やアフリカ大陸の砂漠化が急速に広がり、当事国はもちろん、周辺諸国に深刻な被害を与えています。現在、アマゾンの密林地帯の山林破壊によって地球の肺が死につつあります。自然は神様が私たち人間のために下さった家であり、繁栄するための環境です。自然を愛さなければなりません。人間が万物を大切に扱って主管すれば、自然も人間に必要なものを返してくれるでしょう。自然と人間は、神様が創造なさった有機体という価値観をもたなければなりません。飢餓と栄養失調に苦しむ人々を救済しなければなりません。それで、広大な南米大陸に牧場を造ったり、養殖場を運営したりしようと思ったのです。アラスカのコディアックに水産物工場を建てたのもそのためです。フィッシュ・パウダーを大量生産して、飢餓に苦しむ人類に食糧を提供するという構想はずっと以前から明らかにしてきており、アラスカの工場で生産したりもしました。そこでの加工技術をいつかはレダ地域に移すつもりです。公害を防止しながら食糧問題を解決し得る海洋事業をするべきであるといつも強調してきました。陸地の原資材だけでは増大する人口をまかなう食糧を十分に供給することができないと考え、南北米の海洋圏を開拓するべきであると言ったのです。第2に、これから国境と人種、そして宗教の壁を崩し、「神様のもとの人類一家族」の理想を実現することに先頭に立とうということです。私は、交叉交体祝福結婚による理想家庭の実現のために努力してきました。怨讐どうしを和解させ、世界を一つに結ぶことができるのは祝福結婚しかありません。祝福結婚は「理想家庭を通した平和世界の実現」という目標のもとに数億組がこれに参加しており、実際に人類が直面している高い障壁を崩しています。第3に、南北米における宗教の和合と一致に先頭に立ってください。一つの世界は、何よりも宗教の和合と一致から始まらなければなりません。歴史の中で神様は、宗教を通して人類を導いてこられました。天運が押し寄せる今、南北米の宗教間における調和と協力がいつの時よりも切実に要求されます。南北米の宗教指導者と皆様が宗教の和合と対話に先頭に立ってくださるよう願います。第4に、きょうここに参加している指導者の皆様が、私たち夫婦が南北米で展開しているプロジェクトを具体化することに参与してくださることを切に要請します。神様が願われる新世界は、超宗教、超国家、超人種の世界です。国境のない自由、平和、統一と幸福の世界です。神様はいらっしゃるので、南米に注いだ精誠は決して無駄にはならないでしょう。それをどのように具体化し、短縮させるかは、私たちにかかっています。皆様の手で理想共同体を実現し、新世界を実現するアクション・プラン(行動計画)をつくってくださるようお願いします。尊敬する南北米の指導者の皆様!南米において新世界の実現を目指して出発して以来、20年以上になります。すでにその夢の相当な部分が実現しています。南北米は21世紀に中心大陸となり得る資源を無限に保有しています。これまで政治的、経済的、社会的な理由から混乱と困難を経てきましたが、ここに神様の祝福が共にあることでしょう。今年(2014年)の8月には、「天宙平和連合」をはじめとした関連団体が韓国で第2回「世界平和頂上会議」を開催する予定です。今回の頂上会議は2年前に聖和された私の夫を追慕する行事になります。2周忌には私たち夫婦が南北米を中心に繰り広げてきたプロジェクトを振り返る機会を設ける予定です。過去を振り返りながら未来のための準備に天運が共に臨み得る絶好の機会です。今回の会議を通して南北米が一つの心と一つの志で新たに出発する重要な契機となるよう願います。指導者の皆様!私たち夫婦は人類と世界のために生きる真の父母、真の師、真の主人の路程を歩んできました。これまで皆様にお見せしたように、皆様の人生も勝利の路程となられることを期待します。平和の新世界を目指した偉大なる挑戦に皆様が参加してくださることと思います。「神様のもとの人類一家族」の夢を実現するために先頭に立ってくださることを願います。神様の祝福が皆様と皆様の家庭、そして皆様の国の上に共にあることをお祈りします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.06
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▲韓鶴子総裁が釣られたハリバット韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道1. 平和の根源は神様*このみ言は、2002年8月10日から9月30日まで開催された天地父母統一安着生活圏韓国・日本・アメリカ大会で宣布されたものである。愛する祖国の兄弟姉妹の皆様、そしてこの歴史的な大会を見守っている世界の人々と、霊界の祝福家庭の皆様。私たちは、いよいよ実に歴史的で摂理的な時を迎えました。6000年間、天と地がこれほどまでに待ち望まれてきた平和の理想世界、すなわち地上・天上天国を創建する天運の時が私たちに訪れたということです。天は、歴史を通して摂理されながら、その時代と地域的文化に合わせて宗教を許可され、人類は、その宗教圏内で平和の世界を成就するために、不断の努力を傾けてきました。しかし、人類は今日も、あらゆる不条理と不道徳の中から抜け出すことができずに、うめき苦しんでいます。津波のように押し寄せる堕落の風潮を食い止めることができないまま、激しい波にのみ込まれる自らの姿にふと気づき、驚愕を禁じ得ないのが現代人たちの姿なのです。それでは、私たちには永遠に希望がないというのでしょうか。私は、夫である文鮮明総裁と共に、神様のメッセージを伝えることに生涯を捧げてきました。そして、その預言的なメッセージの数々は、時代と環境の現実的な制約を超え、事実であり、真理であることが証明されてきました。人間の創造と堕落私は、きょうもこのように天のメッセージをもって皆様の前に出ました。信じるか信じないかは皆様に任せられていますが、私は悲壮な覚悟でこのメッセージを、終末期を迎えた今日の人類に、神様に代わってお伝えします。「平和の根源は神様」と題してお話しします。どうか心の扉を開き、無知と混沌で綴られた今日の終末期を生きている皆様への天の警告を、謙虚に受け入れる知恵を見せてくださるようお願いします。本来、人間はエデンの園で、神様を中心として、永遠の自由と理想と平和を享受しながら暮らすように造られました。しかし、私たちの始祖であるアダムとエバの堕落により、そのような本然の世界が成し遂げられませんでした。堕落したその日から、この地上には苦痛と悲しみと悲運の歴史が始まりました。真の愛と真の理念をもって生きるべき人間が、真の理念をもつことができず、真の愛が何であるか分からなくなってしまい、幸福な環境で暮らすべき人間が、幸福の園を失ってしまったのです。自由と平和を謳歌し、ひいては創造主の前に心情で一つになった幸福のすベての要素をもって、栄光をお返しすべき人間とならなければなりませんでしたが、そのような人間になることができなかったのです。サタンは、私たちの真の父母を蹂躙し、私たちの真の家庭と真の兄弟を蹂躙し、真の氏族、民族、国家、世界を蹂躙したのです。それだけでしょうか。今まで6000年の長い歳月の間、神様を苦難と逆境に追い込んだ張本人です。このように、堕落はこの地上に罪悪の歴史を出発させ、その日から、この地は平和の地どころか苦痛の地となり、罪悪がこの地上に植えつけられたその日から、人間が身を置く至る所に、平和ではなく闘いの歴史路程を経てくるようになったのです。個人的には心と体の葛藤として闘いが継続され、家庭においては家庭的な闘いがあり、またこの闘いは民族的な闘い、あるいは世界的な闘いへと拡大され、今日、世界のどこを見ても、争いのない所がないという歴史を綴ってきたことを私たちは知らなければなりません。これらはすべて人間堕落の結果なのです。世界中の数多くの国家の中には、環境が良くなくても良い種をもつ国家があるでしょうし、環境が良くても悪い種をもつ国家があるでしょう。もしこの世界がすべて良い種を受けていたとすれば、すなわち、もしこの世界がもともと良い木から採れた良い種を、良い環境で育てていたなら、今日のこの世界は、平和の世界、希望の世界、未来の保障された世界になっていたに違いありません。しかし、不幸にも私たちが暮らしているこの世界は、平和の世界、希望の世界、未来の保障された世界にはなっておらず、善悪が混在する世界になっています。周囲に現れる環境は、善の環境というよりは悪の環境になっています。このように周囲が悪の環境に取り囲まれているので、いくら種が良くても、良い実を結ぶことができないのです。人類歴史を見ても同じです。人類が善であるためには、まず人類を形成している個々人が善でなければなりません。堕落していなかったなら、私たち人間は、理想的な春の園を迎えていたでしょう。その理想的な春の園で、神様が喜び得るそのような人々として育ち、そのように育った人類なら、この地上に創造本然の文化世界を開花させ、文化世界を創造したその中で、私たち人類は、平和で、幸せに暮らしていたでしょう。万物が春夏秋冬の季節に従って巡ってくるのと同様に、人類歴史もまた、春の季節、夏の季節、秋の季節、冬の季節のような過程を経ながら、永続する世界になるべきだったのですが、堕落することによって、人間の世の中では、人々が喜び得る希望の時、栄光の一日を迎える喜びの出発ができなかったのです。人間始祖アダムとエバから生まれたカインとアベルは、神様の愛を中心として生まれた子女ではありません。神様の真の血統を伝授されるアダムとエバが、堕落行為を通してサタンの偽りの血統を受け継いだがゆえに、彼らから生まれた子女たちは、神様の子女ではない、悪魔サタンの子女になるしかない運命のもとに生まれついたのです。ですから、イエス様もヨハネによる福音書第8章44節で、「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている」と戒めたのです。アダムとエバは、神様のむちで追い出された私たちの最初の先祖となりました。しかし、本来アダムとエバは、神様から「愛するアダムよ、愛するエバよ、私はあなた方を、万宇宙の創造目的の世界、愛の園を建設するために造ったので、あなた方は平和と幸福の主人であり、父母であり、王である」という祝福を受けるべきだったのです。言い換えると、アダムが、千秋万代、永遠に変わることなく地上の王として、また天上の王として立たなければなりませんでした。天地が生じ、神様と人間の関係が生じたのち、初めて真の主人、真の父母、真の王の名をつけられる方とは誰かというと、正に私たちの始祖アダムだったのです。神様を解放しなければならない私たちの責任それでは、何が人間をこのように悲惨な堕落の道に追いやったのでしょうか。一言で言うと、堕落とは、自己中心的自覚から始まりました。今日、私たちの周辺で、堂々と我が物顔で猛威を振るっている極度の利己主義的思考と行為が、正に私たちを堕落の道に追いやった元凶なのです。他人の立場や境遇を考える前に、自らの利益や都合だけを追求する拙劣な行為、他人が死のうと死ぬまいと自分だけが生きようという破廉恥な姿は、みな堕落が引き起こした行為の片鱗なのです。しかし、これは、創造当時に神様が計画された本来の目的ではありません。神様もこのような世の中を願われず、人間もこのような世の中に生まれて暮らすことを願いませんでした。したがって神様は、このような悲惨な歴史、悲しみと苦痛に満ちた歴史を清算して、本来願われた平和の世界、幸福の世界、自由の世界、善の世界を取り戻すことを目的として立て、この堕落した世の中を収拾してきていらっしゃるのです。これがすなわち復帰の道であり、救援摂理の道なのです。堕落したアダムとエバの子孫に転落した人類になりましたが、人間には誰しも本然の世界を指向する本心が残っているので、人類は歴史を通して神様が願われる世界を望み、指向してきたのであり、私たちのその希望は、行くまいとしても行かざるを得ない、困難であるとしてもかなえざるを得ない理想として残されたのです。神様は、堕落した人類に、時代に従って、新しい理想と新しい心情を取り戻してあげるために、今日に至るまで摂理を繰り返してこられました。もし、そのような理想を成就する一日が、天と地に訪れなければ、また、天と地を動かすことのできる中心存在、そしてその中心存在を軸にして共に動くことのできる人々が現れ、天地が一つになって一つの目的を指向できる道を開くことができなければ、この地上に真の自由と平和と理想が訪れないのです。そうなると、人間は蕩減復帰の歴史過程から抜け出すことができなくなるでしょう。このような事情があるので、神様は、私たちに栄光の立場でお訪ねになることができないのです。平和と自由と理想をもってお訪ねになることもできません。反対に祭物の峠を歩んで私たちをお訪ねになるしかないのです。蕩減復帰の道だからです。神様の悲しい心情を一掃してさしあげる一時、すなわち神様の心中にしみ込んでいる恨を解いてさしあげることのできる一時を探し立てることができない限り、人類の平和はもちろん、神様の創造理想もこの地上でその実を結ぶことはできないのです。ですから、私たちは、神様の胸にしこりとなっている恨を解くことによって、神様を解放してさしあげる責任があります。しかし、このような事実を、今日、イエス様を信じる聖徒たちは知らずにいます。私たちは、堕落した人間なので、堕落以前の本然の状態を取り戻し、神様を失ってしまった人間なので、神様を失う以前の立場を取り戻し、人類の真の父母を失ってしまったので、真の父母を失う以前の立場を取り戻さなければならないのです。私たちは、神様と真の父母を中心とした平和の園において、子女として生活できるその立場を訪ねていかなければならないようになっています。この課題を成就するために、今日の私たちには、新たに救援摂理が残るようになったのです。全知全能の神様は、どのような作戦によって地獄のようなこの世界を平和の世界へと変えるのでしょうか。本来、人が堕落していなければ、神様の愛を中心として人間の心と体が二律背反的な位置に立つことは絶対にあり得ません。しかし、堕落することによってそのような位置に立ったので、歴史路程を再度収拾し、一つの世界平和圏をつくって安着できる基地を用意するために、神様は救援摂理、すなわち復帰摂理において、多くの宗教儀式や規則を通して、受難と犠牲と流血の歴史を綴ってきたという事実を知らなければなりません。しかし、仮に心情の基準を立てることができないままその世界を取り戻したとしても、それはいつか再び整理しなければなりません。いくら良い理想をもったとしても、あるいは全世界を一つにして理想的な平和世界を樹立したとしても、個々人がその世界を考え、その世界に応じ、その世界の動きによってその世界と一つになる心情の基準をもつことができなければ、いくらそれが願っていた理想世界だとしても、その世界は自分自身とは何の関係もなくなるのです。絶対者、創造主によってつくられた万物も、創造主の愛を受け、また創造主と一つになることが目的です。したがって、万物の霊長と言われる人間が、万物を主管できる立場に立とうとすれば、必ず神様の心情を身代わりする位置に立たなければなりません。このような心情は、神様と人間が父子関係だということを証明してくれる証票であることはもちろん、万物と人間を結んでくれる鎖でもあるのです。ところが、このような平和の理想世界、すなわち創造本然の世界を復帰するには、必ず蕩減の条件を立てなければなりません。蕩減復帰の過程を経なければならないのです。蕩減復帰とは何を意味するのでしょうか。何であっても、その本然の位置と状態を喪失したとき、それらを本来の位置と状態に復帰するには、必ずそこに必要なある条件を立てなければなりません。そのような条件を立てることを「蕩減」といいます。しかし一般社会では、「蕩減」という言葉をそれほど重要視していません。そのような言葉はありますが、その内容をよく知らずにいるからです。天と地、神様と私たち人間だけならば、このような「蕩減」という言葉は必要ないはずです。すべて、私たちの最初の先祖を堕落させたサタンのゆえなのです。サタンがいなければ蕩減も必要なく、今日私たちが、喉が張り裂けるほど叫んでいる「宗教統一」という言葉も必要なく、「神様の解放」や「人類の解放」といった単語も必要ない世界になっていたでしょう。堕落が人類歴史の破綻、苦悩と失敗の歴史、戦争の歴史をもたらしたので、これを一掃してすべての根本問題を解くためには、神様のために生き、人類のために生き、すべてのもののために生きる真の愛の生活から、その根源を探し出さなければなりません。そうでなければ、平和の根源は発見できず、平和の根源を発見できなければ平和の世界も見いだすことはできないのです。イエス様は、この地に来て何をしたでしょうか。迫害を受けて十字架で亡くなりながらも人類を愛そうとしました。十字架を中心として愛を施すことに我を忘れて逝った人です。愛を受けようとしたのではありません。怨讐までも愛そうとしました。皆様の人生においても、愛を受けようという方向性から、愛を与えて生きようという方向性に転換し、その基準が世界化されれば、その時には平和の世界が訪れるでしょう。愛を受けようという意識ばかりをもった人々が暮らす所には、永遠に平和の世界が来ることはありません。自分の父母だけが父母ではなく、自分の兄弟だけが兄弟ではなく、自分の息子、娘だけが息子、娘ではないのです。すべての人を自分の父母、自分の兄弟、自分の子女のように感じ、接することのできる人格体になれば、皆様は死亡の世界で苦しむ多くの民を見るとき、涙なくして向き合うことができないはずです。青少年が麻薬と放蕩の沼でもがくのを見るとき、自分の子女を救う心情で、彼らを救うために心血を注がざるを得ないはずです。それは、受けようという愛ではなく、我知らず与えようとする愛の発露なのです。自由と平和の前提条件は統一自由や平和は、統一を前提条件としています。夫婦間の生活について一度考えてみてください。二人が一つになっていないのに、真の意味で夫婦の自由を享受できるでしょうか。夫婦が一つになれなければ、円満な家庭は期待できないのです。家庭の平和は、絵に描いた餅になってしまうのです。個人や家庭はもちろん、世界的に「愛を受けるのではなく、愛を与えよう」と考えられる人を育てておかなければ、統一の世界や平和の世界は訪れることはありません。変わることのない神様のみ前に、いつでも心変わりするような人になろうというのは神様に対する冒瀆です。変わることのない愛の前に、変節を前提とした愛を行うことは、愛に対する冒瀆です。私たちは、神様と苦楽を共にできる基点、すなわち変わることのない頂点において、自分の心に平和の基盤を用意し、さらには自由と幸福の基盤を用意できる基準を備えなければなりません。そして、その基準を中心として体を完全に主管し、この世界を統一できる実力を備えていく運動が、この地上で展開されなければならないのです。イエス様がもたらした新しい世界主義運動が、正にこのような運動なのです。これこそ、今日このように混濁した世の荒波をかき分けて生きていく人類の前に、神様が最後の終末的警告として下さったみ言であることを銘記しなければなりません。これは、私たち全員にとって宿命的な課題です。運命的ではなく、宿命的なのです。宿命は変わらないものです。運命は自分の努力によって改めることも、変更することもできますが、宿命は変更できません。絶対に逃れられない天命です。皆様。私たちが人生を生きながら、誰でも一度は平和の起源、あるいは幸福の起源がどこなのか、という疑問をもったことがあるはずです。果たして平和と幸福の起源はどこでしょうか。それはアメリカでもなく、韓国でもなく、国連でもありません。問題はどこにあるのでしょうか。心と体が闘うこの人間の胸の中で、いかに平和の宇宙観をもち、幸福な世界観をもつかということが、限りなく重大な問題なのです。私たちの小さな胸の中では、6000年続いてきた戦争の砲火がいまだに燃え上がっています。第一次世界大戦も激戦であり、第二次世界大戦ももちろん激戦でした。しかし、そのような戦争は、すべて過程的な戦争だったのです。長くて5年を越えることのない戦争でした。ところが、皆様自身において展開する心と体の闘争は、終わりも知らずに破滅に向かって走っていく最悪の戦争です。自らの一生に向かって大砲を撃っています。心と体の決戦場は、神様とサタンとの善悪の戦場となり、熾烈な激戦が展開しているのです。しかし、このように霧の中に閉ざされ、垣根の中に封じ込められた人間像を、果たしていかに解放するかということが問題です。霧を吹き飛ばしてしまう風が吹くようにしなければなりません。高い天も恐れずに立ち塞がっている壁を爆破してしまわなければなりません。これが私たちの宿命的闘争路程です。睡眠を主管しなければならず、食欲を主管しなければならず、非原理的な性的欲望を克服しなければなりません。それで、文総裁は、早くからこの道を出発しながら「宇宙主管を願う前に自己主管を完成せよ」という標語を掲げて、一生の間、闘ってきたのです。聖書では、今日の人類を「孤児」と言いました。国家も「主人がいない国」と言いました。皆様の心は、ほんの一時でも真の平和を享受したことがあるでしょうか。皆様の国には主人がいるでしょうか。昨今の政治の現実を見てください。この国、この民族を真に愛し、生命を捧げて統一を成就しようとする真の愛国者をどこに見いだすことができるでしょうか。心の病にむしばまれていくこの国の若者たちを救ってあげる思想や理念を、誰が提示できるというのでしょうか。実に切なく、悲痛な思いを抑えるすべがありません。このようなことはすべて、私たち個々人において、一心一体一念の基準を立てることができていないことに由来するものです。心と体の統一なしに、いかに家庭の和睦や国家と世界の平和を願うことができるでしょうか。私たちの本心が平和と幸福と統一を願うのは、永遠不変の真理です。しかし、問題は私たちの肉身です。心を包んでいる器なので、好き勝手に脱ぎ捨ててしまうこともできず、時々刻々と色合いも、方向性も変わってしまうこの体を、どのように扱うかということが鍵です。堕落人間の体はサタンの王宮です。それで、使徒パウロも、「わたしの肢体には別の律法があって、わたしの心の法則に対して戦いをいどみ、そして、肢体に存在する罪の法則の中に、わたしをとりこにしているのを見る。わたしは、なんというみじめな人間なのだろう。だれが、この死のからだから、わたしを救ってくれるだろうか」(ローマ7:23、24)と嘆きました。私たち自身を深く見つめてみれば、善と悪の二つの目的を指向する要素が内在しているのを発見することができます。善を指向する心があるかと思えば、正反対に悪を指向する体があります。これを解決できなければ、歴史的に怪物のような怨警である体は、いつまでもそのまま残り、永遠に私たちを苦しませるでしょう。使徒パウロの嘆きも、正にこの点を指摘しているのです。心身一体を通した人格完成皆様。世界平和を成就する道は、戦争ではありません。お金と権力と知識もその解答ではありません。国連の力でもできません。利己的な個々人の欲望と自国の利益にばかり血眼になっている国連の舞台では、何も期待できません。私たち自身の中に堕落性が残っている限り、いくら理想を掲げ、平和を叫んでみても、そこにはいつも闘争と混乱の歴史が乱舞するでしょう。したがって、この堕落性を根絶することなくしては、平和の道を模索できないという結論を下すようになるのです。世界平和の基準は、歴史時代の終末点にあるのではなく、闘っている自分の心と体を統一させるところにあるのです。人間の心と体の分裂が拡大すればするほど、それに従って葛藤と苦痛も大きくなります。私たちの心は、神様の監視所であり、体はサタンとの一線です。したがって、私たちは、心と体の不一致を狭め、衝突を避け、ついには一つに統一させなければならないのです。私たち自体の中に根を下ろした堕落性を抜いてしまい、心身一体一念の境地に到達するためには、私たちに真の父母が必要です。選択の余地もなく偽りの父母から受け継いだサタンの偽りの血統を除去してくれる真の父母に会わなければなりません。真の父母に会って真の愛の真理を受け継ぎ、ために生きる真の愛を実践する人生を生きなければなりません。皆様。世界を一度注意深く見てみてください。小さくは夫婦間の葛藤から、大きくは国家間の衝突と戦争に至るまで、推測できないほど多くの問題点を抱えています。そこには、原因と理由も限りなく多く存在します。しかし、その根本を掘り下げてみれば、男性と女性の問題に帰結されます。いくら大きな問題でも、調べてみれば結局、男性と女性の問題に集約されることは否定できません。人類の出発は、本来、男性と女性の関係から出発したのではないですか。家庭での不和が拡大され、各種の社会問題と国家、世界の問題にまで広がるのです。したがって、すべての家庭で、すべての社会と国家で、そして世界的次元において、男性と女性に関わる問題さえ完全に解決して、一つの標準型をつくっておくならば、世界は、一つになった平和世界、すなわち創造本然の理想世界になるでしょう。神様は、本来私たちの始祖であるアダムとエバを中心として、この地に真の平和の世界を定着させようとされたのです。彼らがもし堕落せずに神様のみ旨どおりに成長し、人格完成していたならば、神様の祝福とともに、彼らは真の家庭を築き、罪悪と苦痛のない理想天国を創建したでしょう。その世界が正に永遠の平和世界になったのであり、人類は、子々孫々神様の直系の子女として、神様と直接交流することはもちろん、先に霊界に行った先祖とも自由自在に往来しながら交流し、幸福な人生を享受したのです。罪を犯そうとしても犯すことのできない絶対善主権の世界になったのです。そのような世界で、どうして心と体の葛藤を想像することができ、家庭の不和を心配できるでしょうか。数千年間、天と人類を弄んで蹂躙してきた悪魔サタンが出現するようなことはあり得ないのです。このように、最初のボタンをかけ違えた人類歴史ですが、天は私たちをお捨てになりませんでした。失ってしまった子女を取り戻す復帰摂理に、6000年間心血を注いでこられたのです。ただの一度も、御自身の人間創造を後悔したり、サタンに翻弄され挫折したりすることなく、ただ一途に、真の愛と許しの心情で復帰摂理を展開してこられたのです。きょう皆様がこのように、貴いみ言を通して、神様に対してより深く学び、知るようになったということは、偶然ではありません。この場まで皆様を導いてきた天と先祖に対して感謝する心をもたなければなりません。今、私たちの最優先課題は、心身の一体化を通じて私たち自身の人格完成を成し遂げ、サタンの支配下で四分五裂した家庭を収拾して、真の家庭を探し立てることです。上は1代目の位置にいる祖父母に対して天のように侍り、2代目の父母の前に絶対服従しながら、3代目の立場に立った子女たちは、絶対夫婦となって、子女を罪なく純粋に養育し、一つの家庭において三代家庭圏を立てるようになれば、天はその家庭と永遠に共にあるようになります。皆様の家庭は、神人合徳の境地において、人類に永遠の平和と幸福をもたらす揺籃となるでしょう。皆様。本然の人間は、心と体が神様の真の愛に感応しながら一体となって生きるようになっています。しかし、今日この地上の多くの人々は、心とは何であるかを知らないまま生きています。心自体が、神様の愛を中心として安息するための、自分の人格形成の基盤だということを知らずに生きているのです。この心の中には、神様も迎え入れることのできる余裕があります。どのような人でも正しい心をもつようになれば、万民を一度に平和の王宮に移したいと思うのです。私たちの心と体が闘うことなく真の統一の起源を形成できる可能性をもっているのは、人間が神様に似た子女だからです。神様の最後の警告を深刻に受け入れるべき絶対者である神様は、自体内に矛盾や葛藤はありません。神様は、男性性相と女性性相の中和的存在でありながらも、男性格主体としていらっしゃるお方です。人間が心と体の二重構造になっているのと比較することができます。神様は、自体内に、絶対的でかつ完全な統一を形成して存在していらっしゃいます。したがって、そのような万有の大王であられる神様に似た子女として創造された人間も、心と体の完全統一を形成できるというのは、論理的にも可能な説明です。ところが人間は、堕落によって心と体が調和統一の基準を失ってしまい、葛藤と矛盾の泥沼で苦しみながら生きてきました。堕落した人類を救おうとする神様の愛は、歴史的に多くの宗教の出現として現れました。悪の勢力がはびこる世の中で、心が体を100パーセント治める生活を営むということは、ほとんど不可能なことです。したがって神様は、歴史的に、時代や文化、そして地域的な環境や条件を考慮して、必要適切な宗教を許されたのです。そして人間は、宗教の教えに従って、心を中心とした人生の道を一つ一つ開拓してきました。現実世界に執着せず、永遠の世界に希望をおいて生きる道を学んできました。キリスト教を見ても、現実世界に焦点を合わせて生きなさいという教えはありません。この世で裕福に暮らすために、利己主義的な生活を送ってもかまわないとは教えないのです。必ず心の世界における平和を強調するのです。「神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」(ルカ17:21)と説いているのが、その良い例です。ここでいう天国論は、この世的な豊かさと権力を意味するものではありません。仏教でいう「天上天下唯我独尊」も同じ脈絡で理解することができます。宗教によってその方法は異なるかもしれませんが、一様に人間に希望をかけて、自らを省察しながら、心が体を主管して生きる道に導くことが、宗教の使命でした。このように神様は、6000年間という長い歳月の間、宗教を通した人類救済の摂理を展開してこられましたが、どの宗教指導者や聖人、賢人も、どのようにすれば私たちの心と体の葛藤を克服し、永遠の統一と平和を成就できるかを明らかにして教えることができなかったのです。どうしたら心を中心として体を完全に征服できるかについて、教えることができませんでした。人類は、平和の基盤を見いだすことのできるところ、すなわち、父母が永遠に一つになり、夫婦が永遠に一つになり、兄弟が永遠に一つになり、父母と子女が永遠に一つになり、一族が永遠に一つになる心と体の統一点を提示できなかったのです。しかし、今や時が来ました。天が待つことは終わりました。私たちが生きているこの時代こそは、人類が歴史的に迎えた終末の中の最後の終末期です。天はもうこれ以上、人類救済の摂理を延長することも、延期することもできなくなりました。天と地が待ち望んできた人類の真の父母が、今やこの地上に顕現して、すべての責任を一人で負い、復帰摂理を成功裏に遂行しているからです。混沌と放蕩によってもつれたこの世界に、本然の真の愛の秩序を立てているのです。皆様。「信じる者は、幸いである」という言葉があります。この天の真理を伝えている文総裁夫婦こそが、正にその真の父母なのです。今、人類に平和を約束できる思想体系は、文総裁の説く真の父母思想しかありません。共産主義も民主主義も失敗しました。残るのはただ「ために生きる哲学」、すなわち永遠の生命と、真の愛を基盤にした「天父主義」だけであり、神様の対象である自分が、神様より高い価値をもった存在であると誇れる自分自身を発見することです。ここにおいてのみ、永遠の平和世界、すなわち永生の地上・天上天国が連結されるのです。霊界からのメッセージの忠言私たち夫婦は、人類の真の父母の資格をもって、既に全霊界を統一しました。四大宗教の教祖であるイエス、釈迦、孔子、ムハンマドはもちろん、彼らの高弟級の120人ずつからメッセージを受けています。霊界で開催されたセミナーを通して、私たち夫婦の教えである「統一原理」と「統一思想」を学んだのちに送ってきた彼らのメッセージは、一様に希望的であり、真の父母に対する感謝の言葉に満ちています。さらには、マルクスとレーニンをはじめとして、霊界に行っている世界的な共産主義者たちも、真の父母の命令に従って「原理セミナー」を修了し、悔い改めと痛恨の涙で綴ったメッセージを送ってきています。今、彼らの希望は、ただ一つです。それは地上の信徒や信奉者たちが、一日も早く、真の父母である文総裁の教えを受け入れ、永生のために準備しなさいというメッセージです。つかの間の地上生活で、貴い一生を浪費せず、誰もが肉体を脱げば入っていって永遠に一緒に暮らすことになる霊界での生活のために、知恵深く準備して来なさいという忠言で満ちています。皆様。これは何を意味するのでしょうか。第1に、老若男女、地位の高低を問わず、全人類は今、神様が実際に生きて働いていらっしゃるという、厳然たる事実を信じなければならないという点です。観念的にのみ信じて暮らす神様であってはなりません。私たちの一挙手一投足を、燃える炎のような目で見守っていらっしゃる神様であられます。御自身の懐を離れてサタンのもとへ行った人類が、悔い改めて再び御自身の懐に帰ってくる日を待っていらっしゃいます。放蕩息子になって離れていった子女が、懺悔の涙とともに父の懐に帰ってくる姿を思い描いていらっしゃいます。いまだに地上にとどまって人類復帰のために血と汗と涙の道を歩んでいる真の父母様を慰め、真の父母様に侍りながら生きてほしいというのが神様の願いです。終末期であるこの時代に下さった神様御自身の警告を深刻に受け止め、誤った人生の軌道を修正し、後悔のない生活を送ることを願っていらっしゃる神様であられます。第2に、霊界の実在を事実として受け入れ、私たちの生活すべてを天倫に合わせて生きなければならないという警告です。前進的自我を発見し、前進的主体性を探し立てて、この地上に平和世界を定着しなさいというむちとしてのみ言です。神様が見守り、数千、数万の聖人や賢人、そして皆様の先祖が、皆様の日常生活を注視していることをはっきり悟るなら、誰があえて天倫から外れた生活をすることができるでしょうか。今からは、遠からず皆様も霊的な体験をすることになるでしょう。皆様の先祖が動員されて、皆様の生活と考えまでも直接監視し、指導する時が来ました。私たち夫婦の教えを信じて従う多くの統一信徒たちは、既に生活の中でこのような境地を経験しています。愛する祖国の同胞の皆様、そして本大会を見守る世界の人々と霊界の祝福家庭の皆様。人類の真の父母であるメシヤが再臨したこの時代、韓国と北朝鮮が銃や剣ではなく、愛と真理で統一されるこの時代、世界のすべての宗教が真の父母の教えのもとに一つになるこの時代、霊界のすべての聖人と賢人と先祖が降臨し、直接私たちと交流しながら暮らすことになる、歴史的で摂理的なこの時代を迎えた皆様は、本当に恵まれた人たちです。今後、全人類は、人種と理念、そして国境を超越し、平和の世界を創建するに当たり、召命された責任を果たしてくださることを願いながら、きょうの私の話を終えようと思います。神様の限りない祝福が皆様の家庭と国家に満ちあふれることをお祈りいたします。ありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.06
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命第1部 平和世界に向かう道2. 恒久的な平和世界の構築*このみ言は、2014年8月10日、韓国ソウルのヒルトン・ホテルで開催された「ワールドサミット2014」で宣布されたもので、文善進世界会長が代読した。尊敬する世界各国の指導者、著名な宗教指導者、平和大使、各国代表、そして内外の貴賓の皆様!天宙平和連合(UPF)が主催し、世界平和統一家庭連合と世界平和女性連合(WFWP)、ワシントン・タイムズ財団、そして世界日報(韓国)が共同後援するこの重要な「ワールドサミット2014」に出席してくださった皆様に感謝の言葉を申し上げます。私たちが活動を始めた頃きょう、私たちは、2年前に霊界へ旅立った私の愛する夫であり、全人類の真の父であられる文鮮明総裁の遺産とその生涯を称えるためにこの場に集まりました。文鮮明総裁の聖和2周年を迎えて、私は、過去数十年間進めてきた摂理の活動と、これを導いてこられた真のお父様に敬意を表すると同時に、神様の摂理完成に向けての道を開拓するために、「ワールドサミット」をはじめ、広範囲にわたるプログラムの開催を指示しました。全歴史の希望であり、神様の希望であるこの目標を達成するため、私たちと共に力を合わせることを願います。1960年、私たち夫婦はここから遠くない場所にある素朴な家で聖婚式を執り行い、命の尽きる日まで世界平和と人類の繁栄のために昼夜、働くことを、天の父母様であられる神様の前に誓いました。私はその日をまるで昨日のことのように鮮やかに覚えています。私たち夫婦は、神聖な使命を完遂しようとする天の摂理によって結ばれました。結婚生活を始めた私たちは、大きな希望とともに重大な責任を感じました。神様は人類歴史上の出来事や成果をお独りでは主管なさいませんでした。むしろみ旨を理解して従う個人を探して育てようとされました。神様は摂理の過程において、それぞれの個人、特に中心人物が自らの責任を果たすことを願われました。その召命に応じた者は、その道があまりに険しく危険であり、苦痛を感じるほどに大変な道であるという事実を悟るようになります。真のお父様と私は、私たちが直面した道に対して、無邪気に、無知な状態で立ち向かったのではありませんでした。一方で、私たち夫婦は最も親密で強力な天の父母様(神様)の愛と導きと保護を直接体験しました。そのような経験は私たちの絶対的な信仰、責任、決意を鼓舞してくれました。しかし、もう一方では論理的な説明を徹底的に無視する、反対と妨害を受けることもありました。善と悪の勢力が、いつも手の届くような近くにあったのです。韓国はそれ自体が一つの戦場です。植民統治の屈辱と戦争の恐怖をこの韓半島で直接経験しただけでなく、いまだに分断国家のままです。独裁的な共産政権が、38度線の北側を掌握すると、故郷を捨てるように強要され、大切に守ってきた故郷で家族、友人、知人たちと共に生きることができなくなりました。私たちが活動を始めた頃の韓国は、破壊的な戦争の余波から少しずつ抜け出していましたが、国民は依然、数十万人の無辜の命を奪っていった悲劇の歴史を嘆いていました。当時の韓国は、世界から「隠者王国」と呼ばれてきた旧習を重んずる閉鎖的な国であり、小さくて貧しい国でした。そのときの統一教会の本部教会は、一部屋ほどの大きさにすぎませんでした。従ってくる食口もごく少数であり、貧しかったのです。それだけでなく、既存の政治と宗教の勢力から、数多くの迫害を受け、根拠のない誹謗と偏見に包まれました。しかし、神様の恩賜で私たちの教会は成長に成長を重ねたのです。私たちの活動を導き支えてくれた理想今日、世界的に尊敬を受け、そのビジョンと原則を地球村の至る所に伝播した運動組織が、このような戦争の灰の山と悲惨な貧困、不当な迫害を乗り越えて出てくることを誰が想像できたでしょうか。神様は強力で不思議な方法で役事されます。多くの苦難の歳月の間、変わらず私たちの活動を導き支えてくれた本質的な理想は、正に、神様は私たちの真正なる父母であられ、私たちは皆、唯一なる神様の息子、娘であるという事実、すなわち「神のもとの人類一家族」でした。私たちのすべての努力と、これまでに設立された数多くの平和団体は、完全にそのようなビジョンを達成するためのものでした。そして、そのビジョンは神様の恩寵と多くの食口の血と汗と涙の土台の上に、今、岐路に立っているように見える世の中で、希望の花のように咲き始めています。たとえ今日の世界があたかも “暗黒時代” に入っていくように見えても、私たちが神様の召命に応じるならば、私たちは平和の新時代に向かう道に立つようになるでしょう。今回の「ワールドサミット」(参加)はそれ自体、神様の召命に応じるものです。気候変動と貧困の問題から地政学的不安、テロリズム、宗教間の葛藤に至るまで、また、家庭崩壊や犯罪から倫理的、精神的な混乱に至るまで、この世界は多くの難題に直面しています。皆様もまた、南米と北米、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、中東、オセアニアなど、自分の国と地域で、明らかにこのような困難に直面していることと思います。これらの問題は、政府だけの力では解決できません。なぜならば、その根本原因が、本質的に、政治的、または経済的次元にだけに限られたものではないためです。むしろ、その根は、神様との関係が断絶し、人間の心の深い所に利己心が居座っているところにあります。紳士淑女の皆様!国家の世界のために私たちは心を開いて天の父母であられる神様の導きに従わなければなりません。尊敬する指導者の皆様、神様のみ旨に従って、私たち夫婦は、世界的変化の基盤をつくり、霊的、道徳的覚醒を遂げるために、自らと家庭をささげて半世紀を超える歳月を送りました。霊的、道徳的原則は、(すべての存在は)それ自体のために存在するのではなく、この世の中に生の基礎を形成するために存在します。すなわちこの神聖な原則は、ただ宗教だけでなく、政府、貿易通商、教育、学問、言論、文化、芸術、そして最も重要な家庭生活全般にわたるすベての領域に適用されます。家庭連合創設と超宗教・超国家的活動尊敬する指導者の皆様!私たち夫婦が築いた実体的な基盤は、魔法のように、あるいは運良く成し遂げられたのではありません。完全な献身と不断の努力の中で神様の摂理と一致し、一般大衆から文化、宗教、経済、政治権力の中心に至るまでのすベての領域に絶え間なく投入してきた結果です。次に述べるのは、私たちがこのような原則を適用してきた分野です。家庭:神様は、愛の学校として家庭をつくられました。神様の創造原理に従えば、家庭は、人間のすべての制度圏の中でも、最も基本的で必須の場所です。家庭がなくては、人類は一つの種として生存できません。家庭が失敗すれば、社会、国家、世界も失敗します。神様を中心として結婚し、家庭の安寧を回復することで、世の中を回復させることができるのです。私たち夫婦は祝福結婚を通じて、このような目標を成し遂げるために努力してきました。皆様も御存じのように、全世界の数百万組が祝福式に参加し、神様を中心とする理想家庭をつくることによって世界平和を実現するという責任感をもって、結婚の誓約をしました。私たちは、若者たちに国家や宗教、人種を超越した結婚を考慮するように奨励しました。そのような家庭を通して和解を増進させ、一つの世界をつくるために貢献することができます。統一教会の発展の結果として、1996年、ワシントンD.C.で、神様のみ旨に従って世界平和統一家庭連合を創設しました。調和のとれ、繁栄した世界をつくるための基盤として、神様を中心とした健全で安定した家庭を養成して強化することに専念する、世界的運動の機関をつくったのです。創設大会に、米国のジョージ・H・W・ブッシュ元大統領とジェラルド・フォード元大統領、エドワード・ヒース元英国首相が参加した家庭連合は、以来、194ヵ国で活発にそのビジョンを促進し、拡大してきました。超宗教的協力:世界70億の人口のうち、3分の2以上が宗教をもっています。歴史上の偉大な文明は、宗教と霊的な基盤によって支えられました。宗教は、常に私たちの存在の根本となるより深い実在を考察し、私たちの目と心が天に向くように導き、天からこの地上に送られたかたの言葉に、耳を傾けるように教えてきました。しかし、神様がこのように直接的な介入をされる間にも、宗教と宗教家はたびたび真実の道から外れました。それによって今日(私たちは)偏狭な宗派主義と急進主義、偏見など、宗教の暗い面を目撃しているのです。このような逸脱は宗教家たちを深刻な不和と紛争へと導きました。このような現実は天のみ旨を阻害するだけでなく、神様の心情を引き裂き、悲しませています。このため、すべての宗教指導者と信徒が相互尊重と協力の中で和解できるように導く、運動組織の存在が必要なのです。半世紀を過ぎても、私たちは教会を建てることよりも、普遍的で超宗教的な対話に、より多くを投入してきました。それほど重要だからです。中東、特に聖地での私たちの努力は、MEPIすなわち中東平和イニシアティブ(Middle East Peace Initiative)を通してUPFが主導してきました。その始まりは、私の夫である文鮮明総裁がそこ(イスラエル)を訪れた1965年にさかのぼります。当時、真のお父様は(エルサレムの)ゲッセマネの園の近くにある聖地で、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム(イスラム教)間の和解のために熱心に祈りました。真のお父様は神様とイエス様、モーセ、ムハンマドに涙で訴えたのです。その日以後、宗教間、さらには各宗教内で分裂した多様な分派間の和合と協力を増進させるための重大な投資を、一度も欠かさず毎年、行ってきました。2000年、私たち夫婦は国連で、国連の傘下に超宗教委員会を設置することを提案する講演をしました。この委員会は、霊的、道徳的な「上院」としての役割を果たし、国連の役割を補完するでしょう。超宗教委員会のメンバーは、宗派または党派的利益を超越し、一国や一宗教ではなく、一つの家族として全人類の利益を主張するようになるでしょう。その翌年の2001年9月11日に、世界貿易センタービルと米国防総省がテロ攻撃を受けたとき、私たちは(攻撃があった4週間後に) ニューヨーク市で暴力拡散阻止のための主要な超宗教・超国家会議を招集しました。そして、イスラーム指導者との協議のもと、平和促進のための「イスラーム・サミット」を相次いで開催することを計画しました。そして、その後、十数年間、宗教間の不和と紛争の可能性がある複数の地域で、同じような取り組みを実施してきたのです。グッド・ガバナンスと国家間の協力:宗教間の敵対的な関係と内部腐敗が、恒久的な平和を阻害するのと同様に、それは国家間の関係にも当てはまります。25年前に冷戦が終息したとき、人類はすぐに平和の新千年紀が到来するかもしれないと思いました。しかし、まだ今日も多くの障害が残っていることが分かります。中東は今、戦火が絶えません。ウクライナの危機は、国際秩序の安定を害しています。東アジアは、軍国主義の鼓舞、島をめぐる複雑な領土紛争、そして北朝鮮の核兵器開発などの継続的な脅威にさらされています。私たちは、UPFやWFWP、その他の組織のプログラムを通して、「ハードパワー」による侵略と葛藤の代わりに「ソフトパワー」による政治を提示し、紛争の解決策を模索するために積極的に努力してきました。例えば過去数年間、私たちは北東アジアの平和促進を目標にした一連のプログラムを進めてきました。それがMEPIに相応する活動である北東アジア・イニシアティブ(Northeast Asia Peace Initiative: NEAPI)です。NEAPIは、韓国をはじめ日本、アメリカ、そして最近ではロシアのウラジオストクで継続的に開催されました。これからは中国、モンゴル、北朝鮮でもこのような活動を拡大するつもりです。対話を通じて相互尊重と信頼を重ね、協力を阻む障壁を崩すことができます。共産主義反対運動とアメリカを覚醒させた運動冷戦時代には、私たちは、暴力的革命を擁護し、自由を制限して無神論を信奉する共産主義の理念に立ち向かいました。勝共運動は、宗教の自由、制限された政府、法治主義、市場開放に対する確信に基づいています。このような理想は、1980年に創設されたCAUSAという団体を通して現われました。また、1985年にはジュネーブで、世界平和教授アカデミーの主催で主要な国際会議を開催し、ソ連の崩壊が近いことを訴え、その後の世界に備える必要性について議論しました。私たちは、決して対話の扉を閉じませんでした。ソ連と北朝鮮の首脳との出会いのためにあらゆる努力を傾けました。1990年、ゴルバチョフ大統領とライサ夫人の支持と参加により、モスクワで言論人会議、頂上会談を行いました。ロシアが共産主義から民主主義へ円滑に移行するのに必要なすべてのことに最善を尽くし、寄与しました。グッドガバナンスと青少年の人格教育、市民社会の強化、そして宗教の自由を強調しました。そして翌91年、私たち夫婦は、北朝鮮を訪問し、現在の金正恩・国防委員長の祖父である金日成主席に会いました。北朝鮮の政策に対する反感、また夫(真のお父様)の暗殺を企てた国にもかかわらず、私たちは金日成主席を抱擁し、対話の門を開けただけでなく、経済協力、スポーツ、芸術、観光、人道主義的救援などの民間交流のために、国境を開放することを促進させました。南北の平和統一に必要な信頼構築と緊張緩和のために、北朝鮮に莫大な資源を投入したのです。過去数十年間、アメリカ大陸、特に米国にも多くの投資をしました。米国への愛は、民族主義や、米国の抱える問題に無知であったからではなく、世界の中で米国が占める特別な地位と責任を理解しているところから来ました。自由世界のリーダーとして、米国は宗教の自由、人権、民主統治、法治主義の理想を代表しています。世界中の多くの国が米国の独立宣言文と憲法を畏敬して模倣しました。米国は神様の祝福を受けて神聖な使命を与えられました。そのような祝福には重大な責任が伴います。真の愛を中心とした恒久平和の世界を構築するために、他の国を助け、その祝福を分け与えるという使命と責任です。しかし不幸にも、1960年代に入り、多くのアメリカ人がこのような責任を忘れ始めました。薬物乱用と乱れた性関係、個人主義と物質主義が蔓延するようになり、霊的、道徳的崩壊が起こり始めたのです。1971年に米国に到着してから、私たち夫婦は、霊的・道徳的刷新を力説する大衆運動を通じて、大覚醒を呼び起こすために努力しました。真のお父様はいつも、「『医者や消防士の役割』を果たさせるために、神様が私たちを呼ばれた」と語られました。米国を治療して、利己主義と腐敗の炎を消すために召命されたのでした。米国は道に迷い、建国当時普遍化していた神様を中心とする精神を、取り戻す必要がありました。それ以降、私たちはアイゼンハワー、ニクソン、レーガン、ブッシュの各大統領と数百人の米議会議員、そして多様な宗教、人種、文化的背景を持つ数百万人の一般アメリカ人に、このようなメッセージを伝えました。万物を愛させ、守らせるために人間を創造2008年4月、私たちは、UPFの後援を受けて、「アメリカ大陸の発展と平和のためのリーダーシップとグッドガバナンスの新しいパラダイムに向けて」というテーマで、ワシントンD.C.で「アメリカ大陸サミット」を開催しました。ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領とフリオ・マリア・サンギネッティ元ウルグアイ大統領が、この会談の成功に大きく寄与してくれました。私たち夫婦は、二人の元大統領に南北アメリカの和合のために働いてくださるように伝え、励ましました。また、ブラジル・ジャルジンに「世界平和理想家庭教育本部」を設立して全世界から共同体理想を実現する担い手を呼び集めました。「新しい希望農場」を造成し、共に生活し、土地を耕し、交流生活をしながら世界各地から集まった人々と一緒に学ばせました。環境との調和の中でモデル的理想共同体をつくる運動を始めたのです。パンタナール地域では、パラグアイ川流域のプエルト・レダを中心に、自然の中で共同生活をして働く国際ボランティアたちと一緒に、理想の村を造成するプロジェクトを進めました。世界中の人のための資源開発というビジョンのもと、農場を設立し、魚の養殖事業にも着手しました。今後は、公海で漁獲できる魚だけでは供給が不十分になるからです。2013年5月に初めてパクーの養殖に成功すると、パラグアイのフェデリコ・フランコ大統領(当時)をはじめとする政府関係者がレダを訪問して感謝の意を表しました。その他にも、過去40年間、アラスカ・コディアックから南極大陸に至るまで、また韓国・麗水からマサチューセッツ州グロスターに至るまで、数多くの海洋、水産、造船事業が推進されました。環境のための適切な責務と保護は絶対に必要です。気候変動、海面上昇、森林破壊、砂漠化、きれいな水の供給不足、栄養不足、そして食糧費の高騰などに対して、私たちは即時に注意を傾けなければなりません。神様が、地球、祝福された万物を愛し、守るように人間を創造されたことを覚えておかなければならないのです。超国家的平和と超宗教的平和は緊密に結びついている超宗教・超国家的協力、「アベルUN」に向けて:韓国の人々は国連に対して強い尊敬の思いをもっています。もちろん、潘基文・国連事務総長が韓国人だという事実を大変誇らしく思っていますが、より重要な理由は、朝鮮戦争当時、国連が韓国を救うために介入したという歴史的事実があるからです。真のお父様も、1950年、北朝鮮の興南監獄で死刑執行の直前に、国連軍によって解放されました。夫と私は、何度か国連で演説をしました。栄光の中でスピーチする場でしたが、国連を新たに変える必要性を感じることができました。国連に超宗教委員会を設置することを提案したことは先に言及しました。これを念頭に置いて、私たちは「アベルUN」という概念をつくりました。御存じのように、アベルは聖書に出てくる人物で、兄カインとは異なり、天の前に謙虚で信仰的であり、神様に対してこの上ない孝心をもっていました。しかし、神様への愛にもかかわらず、アベルは、怒りと嫉妬で我を失ったカインに殺害されました。このようなカインとアベルの力関係は、歴史を通して、個人だけでなく制度、理念、国家的次元で明白に現れました。「カイン類型」の人もいれば、「アベル類型」により近い人もいます。夫と私は、神様を中心に正直と善意を守る「アベル類型」とその遺産を支持してきました。このような経緯で「アベルUN」、すなわち、国家的利益を超越した最高の霊的・道徳的原則を支持するために邁進する国連の必要性を強調してきたのです。「アベルUN」は、加盟国が自ら神様を中心とした原則主義の国家に変わるときにのみ樹立することができます。そして、「アベル国家」は、一国の国民と文化、制度が、神様のみ旨と普遍的原則に従って変わるときにつくることができます。私たちは、このような目的をもってUPFを創設しました。この目標を達成するために、政府と宗教の両者においてグッドガバナンスが実践されなければなりません。超国家的平和と超宗教的平和は相互に緊密に連結されているからです。女権伸張と言論活動、国際ハイウェイ・プロジェクト女性時代:女性もまた、神様の摂理において中心的な役割を担っています。妻、母、姉妹、娘としての役割だけでなく、すべての分野で男性と同等の役割を果たしています。1992年、神様を中心とした家庭と平和世界創建のために献身する、世界的な女性のネットワークを形成するという趣旨で、WFWPが創設されました。真のお父様が霊界に行かれる直前に、WFWPの基盤の上に「アベル女性UN」として、世界女性平和ネットワークを発足させました。WFWPは、全世界に支部を置いており、劣悪な地域に学校や孤児院を設立するなど、広範な人道主義イニシアティブを開発することに積極的に参加しています。人類歴史において、事実上すベての社会で女性は差別と虐待を受けました。しかしここ数十年間は、全世界的に男女共に、このような不幸な歴史を終結させ、歴史の新しい章を開くために努力してきました。次第に多くの人が、女性たちがより良い教育を受けるために平等な機会を与えられ、社会各界で責任を果たしてこそ、この世界が発展することを悟ってきています。歴史的にも、女性が排除されたり、抑圧されたりするところでは社会、政治、経済、さらには精神的発展さえも不振だったことを確認することができます。責任ある言論:私たち夫婦は、平和に対するビジョンを固守し、1982年にワシントン・タイムズを創刊しました。以来30年以上、ワシントン・タイムズは、言論としての最高基準を守り、宗教、家庭、自由、奉仕の普遍的価値を支持してきました。ロナルド・レーガン元(米国)大統領やマーガレット・サッチャー元(英国)首相のような世界的な指導者に認められて、冷戦の終息をもたらす一助となりました。そして今なお真実で責任あるジャーナリズムを代表し、先頭を切る役割を果たしています。1996年に同じビジョンをもって、アルゼンチンのブエノスアイレスで(スペイン語紙)ティエンポス・デル・ムンド(Tiempos del Mundo)を創刊し、それ以降、南アメリカおよび中央アメリカ全域に16ヵ国の言論機関を設立しました。韓国にはセゲイルボ(世界日報、1989年創刊)があり、日本では世界日報を創刊(1975年)しました。これらの言論社は、宗教、家庭、自由、奉仕の価値を支持し、専門ジャーナリズムの最高基準を確立するために努力しています。国際トンネルおよびハイウェイ・プロジェクト:平和で繁栄する世界をつくるための重要な努力の一つが、通商と貿易です。私たちは1981年から、全世界を一つに結ぶ国際ハイウェイ、鉄道、トンネルのシステム開発などを提案してきました。韓国と日本をつなぐトンネル建設のために努めており、北米とロシアを連結するベーリング海峡を横切る鉄道およびトンネルシステムを提案しました。通商と貿易は、多様な文化文明の人々が互いに関係を結ぶ平和の手段になりました。歴史上の「シルクロード」のような国際ハイウェイやトンネルのプロジェクトは、アルゼンチンの最南端から南アフリカのケープタウンまで、モスクワからニューヨークまで、橋梁とトンネルを通して通商を可能にすることでしょう。私たちの活動は中断なく続く最も困難な時期を経験する間にも、私たち夫婦は休むことなく努力しました。あらゆる機会を捉えて、神様のメッセージを世界に伝えました。時には、人生すべてを飛行機の中や舞台の上で過ごしているように思われることもありました。地球上のほぼすベての国を訪問して神様のみ言を伝えました。真のお父様が、喉がかれるまでみ言を語る姿を目撃したのも、数限りなくありました。南アメリカや中央アジアの山岳地帯でみ言を語られるときには、酸素ボンベを横に置いて、救急車を待機させておかなければなりませんでした。真のお父様は一度もゆったりと休んだことがありません。ある日(地球の)東側にいるかと思えば、その翌日には西側にいました。多くの人々にとっては、夫が成した数多くの仕事のうちで、たとえその一つでも、満足に行うのは難しいでしょう。真のお父様は、むくんだ足で具合の悪い老躯を支え、乾いた唇で神様に感謝の祈りをささげました。そして今、日増しに、理想家庭を通した平和世界のビジョンが形を整えていく驚くべき現象を目撃することができます。2005年、UPFを創設して以後、真のお父様は生命の脅威さえ意に介さず、1日1ヵ国を訪問する120ヵ国世界巡回を通して、平和のビジョンを伝播しました。その翌年の2006年まで、子供たちと、孫・孫娘も共に、世界の多くの国で講演をしました。人類の真の父母として歩んでいく摂理路程は、あたかも荒々しい暴風雨の中で航海するような長くてつらい道でした。しかし、私たちに近づく苦難にもかかわらず、難しい障害は克服され、私たちのビジョンを拡大していく数多くの実質的な活動が全世界に影響を及ぼしています。世界的な平和基盤は今、日々、より強固になって拡大しています。真のお父様が霊界に行かれた以後も、私たちの活動は中断なく続いています。実際には、より一層激しくなりました。最も重要な成果の一つは、二人が一つになる国、すなわち天一国という世界的な運動に法治の基盤を提供する憲法を制定したことでした。真のお父様は常に天一国と憲法の必要性について言及されました。真のお父様が霊界に行く前に指示された天一国憲法(教会法)の制定作業は、今年(2014年)完成し、去る基元節(一周年。2014年2月)に天の前に奉呈しました。神様と真の父母様を中心としたこの憲法に従い、天一国最高委員会と天一国5権機関が樹立されます。最近私は、真のお父様と共に講演のために何回か訪れたことのある、スイスを訪問しました。スイス・アルプス山脈の12の最高峰に登り、祈りと回顧瞑想をしながら、真のお父様と霊的に近づく時間をもちました。私は毎日、夫を身近に感じることができました。愛する「ワールドサミット」参加者の皆様、真のお父様と私は、神様の導きに従う人生を生きてきました。真の父母の心情で全人類を包容しなさいという神様の命を奉じて、神様の解放と人類救援、平和世界実現のためにすベてを投入しました。その道で数多くの苦難や試練を体験したりもしましたが、天の使命を遂行することを中断しませんでした。「神様のもとの人類一家族」の理想を実現する、平和と繁栄の「一つになった世界」をつくるこの偉大な使命を、共に果たしていくことができるように願います。太初に神様が計画されたように、自身の国を新しく変化させて、恒久的平和世界を構築するために、できる最善の努力を尽くしてくださいますようにお願いします。そのような世界は宗教、人種、民族、国家の境界を超越します。神様の理想世界は国境のない自由、平和、統一、幸福の世界です。今回の「ワールドサミット」が、全世界の万民のための重要な転換点になることを祈ります。来年開催される「ワールドサミット2015」では、私たち夫婦が神様のみ旨に従って支持してきた平和の原則を最もよく実践した個人や団体に鮮鶴平和賞を授与しようと思います。これに対する皆様の積極的な参加と推薦を期待します。皆様全員が、「新しい天宙平和世界の創建」というこの時代の挑戦課題を、受け止めてくださるように願います。皆で一致団結して「神様のもとの人類一家族」をつくりましょう。皆様、個人と家庭、国家に神様の祝福が共にあることを祈願いたします。誠にありがとうございました。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.06
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韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル第2部 理想家庭と平和世界のモデル12. アメリカに再び天の父母様を迎えよう*このみ言は、2015年12月5日にアメリカ、シカゴのクラウン・プラザ・ホテルで開催された真の家庭価値運動20周年記念大会で宣布されたもので、文善進世界会長が代読した。尊敬する内外貴賓の皆様!真なる家庭の価値を確立するために刻苦の努力を尽くしておられる指導者の皆様!最近、天の父母様の創造理想実現の根となる家庭の価値が急速に崩れていきつつあります。文鮮明総裁と私は、真なる家庭の価値を確立して、天の父母様の願いである「ワン・ファミリー・アンダー・ゴッド(One Family Under God:神様のもとの一家族)」の理想世界を実現するために、去る1971年にアメリカにおける摂理を始めて以来、「真の家庭の理想と価値」をひたすら主唱してきました。特に文総裁と私は、天が世界的な摂理をするためにあらかじめ準備し、祝福なさったこのアメリカの地で、急速に崩れていきつつある家庭の価値を回復しようと、去る1996年に全地域5000人以上の宗教指導者をワシントンD.C.に招請して、真の家庭の重要性を教育し、その教育を受けた宗教指導者は、真なるアメリカの復興のために、天の父母様を中心とした真の家庭の価値を回復する運動に参加することを決意しました。その偉大で神聖な運動の中心に、正にきょうこの場に参加している皆様がおられたのであり、皆様の精誠と努力によって、きょうこの運動が意義深い20周年を迎えることになりました。これまでの皆様の労苦に、今一度感謝の言葉を申し上げ、きょう受賞された方々にもお祝いの言葉を申し上げます。家庭は人倫でなく天倫尊敬する指導者の皆様!私たちは家庭を通して生まれ、家庭を通して成長します。家庭は、生まれたときから私たちの人生の根源であると同時に根本であり、出発です。これは、宗教と文化、人種と国家を越えた普遍的な価値であると同時に真理であり、太初に人間始祖アダムとエバを創造し、彼らに生育し、繁殖し、万物を主管させることを願われた天の父母様の創造理想でした。しかし、真の愛を中心とした理想家庭の完成を通して喜びを感じようとされた天の父母様の創造理想は、人間始祖の堕落によって悲惨に崩れ落ち、家庭の真なる価値は人類歴史の裏道へと跡形もなく消え失せてしまいました。一例として文明史的な観点から見ると、今日の西欧文明を誕生させた根本とも言えるヘブライズムとヘレニズムの二大思潮は共に、家庭よりは個人を強調するだけで、天の父母様の創造理想である真の家庭の重要性はもちろん、理想家庭に対する明確なビジョンを提示することができませんでした。特にこのような流れが人間中心主義を主唱した近代思想と結合して拡張されながら、外部との交渉さえない絶対個人の存在論を誕生させたのであり、国家を含めたすべての関係の基本単位を家庭ではなく個人に規定することによって、親子の関係も国家の統治者と被統治者との関係のような一種の契約関係として規定するという愚を犯してしまいました。すなわち親と子を個体相互間の利益に基づいた契約関係として規定することによって、天倫ではなく、人倫の関係に転落させたのです。今日、世界各地で、尊属殺人などのように以前は想像もできなかった残酷な事件や事故が発生している理由や、領土紛争、宗教紛争、人種間の葛藤、全世界で起きているテロや今日重要視されている環境問題の根本的な原因も、真なる家庭の価値を喪失したところに起因しています。天の父母様を中心とした一家族(One Family Under God)を理想的モデルとして誕生したアメリカにおいて今日起きているこのような現象は、より一層深刻な問題として台頭し、アメリカの存立そのものを脅かしています。50パーセントに達する離婚率は、家庭の神聖さを余すところなく崩壊させており、青少年の脱線問題、フリーセックスなどの問題は、かつて類例がないほど深刻であり、国家の存立を揺さぶっています。このような現実を憂慮し、心配する天の声を聞いた文総裁と私は、1971年に祖国と家族を後にしたままアメリカに来て、一生をアメリカの道徳的回復と復興のために全地域を巡回しながら、「火事が起こった家に消防士として来た。病を患っているアメリカを治療するために医者として来た」と叫びました。アメリカの願いと希望は天の父母様愛する指導者の皆様!皆様が生まれ、両足で踏んで暮らしているこの地はどのような国でしょうか。皆様の先祖たちはどのような夢を抱いてこの地に足を踏み出し、どのような理想を実現しようとこの地に定着したのでしょうか。深い暗闇、一寸先も見えない茫々たる大海の中であらゆる波風を乗り越え、彼らを耐えぬかせた一縷の希望の光は正に天の父母様でした。ピルグリム・ファーザーズが新大陸に到着した後、寒さと飢えで半分以上が死んでいく時も、未来の子孫のために、翌年にまく種を残して飢え死にしていった彼らのただ一つの希望と願いは正に天の父母様でした。ゴリアテに対するダビデのようにイギリスとの命を懸けた独立戦争をする時も、彼らの願いは天の父母様でした。天の父母様は、彼らのすべてであり、天の父母様に仕えるための彼らの勇気と決断と意志は偉大さそのものであり、神聖さそのものでした。独立戦争当時、世界的な強大国だったイギリスは、国王と国民が一つとなって戦いましたが、アメリカは天の父母様と天の父母様を愛する息子と娘が一つとなって戦いました。天の父母様のみ旨を掲げたその偉大な聖戦において、天の父母様は御自身の息子、娘たちの手を挙げてくださったのであり、そのようにして信仰の自由を保障するアメリカが誕生しました。「至誠感天(誠を尽くせば天も感動する)」という言葉は、正にアメリカの誕生について言う言葉でした。言語と民族と文化は違いますが、天の父母様を中心とした一つの国家、天の父母様を中心とした一家族の完璧な理想をアメリカは示したのです。しかし、アメリカのこのような生来の神聖さが崩れ始めました。物質文明の利己と科学に基づいた無神論的な思想の挑戦に直面しながら、世俗化され、崩壊し始めたのです。文総裁と私は、アメリカから離れておられた天の父母様を目撃しました。アメリカのどこにでも天の父母様がいらっしゃるべきなのに、かえって至る所から天の父母様が離れ始められたのです。人々の心、家庭、学校、教会から天の父母様が離れつつありました。振り返ってみると、ニューヨークのマンハッタン5番街を散策しながら、アメリカを離れられる天の父母様に取りすがって限りなく涙を流したことが昨日のことのようです。イエス様の願いは真の父母指導者の皆様!アメリカの建国理想は何だったでしょうか。アメリカを誕生させたキリスト教の理想は何だったでしょうか。2000年前、独り子イエス様がこの地に来られた使命と理想は何だったでしょうか。正に天の父母様を中心とした一家族を築くことでした。天があらかじめ準備なさった独り子と独り娘が聖婚して、家庭、氏族、民族、国家、世界を築きあげ、本然の創造理想を完成することでした。宗教と文化、人種と国家の区分のない一つの世界、天の父母様が思いのままに愛することのできる真の父母と子女たちが一つとなって暮らす世界でした。しかしイエス様は、天があらかじめ準備なさった独り娘に出会って「小羊の婚宴」をすることができず、真の父母になることができませんでした。イエス様は、真の父母の理想と平和の王の理想を残し、十字架の刑場で寂しく消え去りながら、「再び来る」という約束を残さなければなりませんでした。「ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった」(マタィ23:37)というイエス様のその切実な絶叫が今も私の耳元に鳴り響いています。愛する指導者の皆様!文総裁と私は、このような天の秘密と、天とイエス様のやるせない事情を知ったがゆえに、その恨を解いてさしあげようと、去る2003年にイエス様を平和の王に推戴し、悲しみの象徴だった十字架を教会のてっぺんから下ろす運動を全世界的に展開したのです。しかし、これだけで天の父母様とイエス様の恨が解怨成就されるわけではありません。天の父母様の創造理想を完成するためには、真の家庭の理想を完成しなければなりません。このように見ると、イエス様以降2000年にわたるキリスト教の歴史は、独り娘を探し求めてきた歴史であると言うことができます。真の家庭の理想完成のための真の父母としての人生皆様!文総裁と私は1960年に、天が準備された独り子と独り娘として聖婚しました。聖婚後、私たちの人生の目標はただ一つでした。正に天宙の真の父母であられる天の父母様を解放させ、失った父母の立場を再び取り戻してさしあげ、死亡圏で苦しむ青盲(目は開いているが、実際は見えない人)のような無知蒙昧の人類を救い、天の父母様の懐に取り戻してさしあげることでした。文総裁と私は、このような理想のために骨がきしみ、身が震える万難に打ち勝ち、親を失った孤児の境遇に転落してしまった人類を導いて、世界救援の道を歩んできました。初不得三(精進すれば必ず成功するという意味)、七転び八起き、死生決断、全力投球という単語が、み旨を目指した私たちの生き方を表す典型的な表現になりました。天の父母様の独り子として来られ、6000年の間準備してこられた独り娘と出会い、真の父母の心情で全人類を抱こうとしたその人生は、あたかも荒れ狂う暴風雨の中で海を航海するような、つらい路程でした。最後、聖和される前に、人類に神氏族メシヤの使命完遂を願われた文総裁の切実な遺言もまた、正にこのような真なる理想の完成にありました。愛する指導者の皆様!私は文鮮明総裁天宙聖和3周年記念式で、全世界の統一家と天の父母様にこのように約束しました。きょうお集まりになった皆様は、文総裁にどのような話をしたいですか。私はこのように話したいです。「もうこれ以降は心配なさらないでください。私たちが必ず責任を完遂します。本郷苑で、これまで狐独であられた天の父母様を慰労され、頌栄の対象として自由になられることを切に願います。」皆様は私たち夫婦の生き方を見てきました。皆様は、私たち夫婦が天の父母様の願いをかなえてさしあげるために、どのような人生を送ってきたかを見てきましたし、天が祝福したこのアメリカの地の危機を克服するためにこちらに来て、数多くの迫害の中でこのアメリカを生かすために私たち夫婦がどのような人生を送ってきたのかを見てきました。皆様に、真実を見つめることのできる目と真実を聞くことのできる耳があるならば、私たち夫婦の人生が誰のための人生であり、何のための人生であったか、あまりにもよく分かることでしょう。指導者の皆様!私たちの天の父母様のために立ち上がりましょう。失った放蕩息子を捜す親の心情で6000年間、失った子女を捜してこられた天の父母様のために立ち上がりましょう。親を失った幼子のように、ただただ天の父母様を探し求め、数万里の大西洋を越え、このアメリカの地に定着したピルグリム・ファーザーズと世界各地から信仰の自由を求めて、激しい迫害と困難の中でこの地を訪ね、このアメリカを信仰の国として根付かせた数多くの人々の懇切なる精誠、彼らの懇切なる願い、彼らの懇切なる念願を再認識しましょう。そうして、天の父母様の摂理のために祝福したアメリカ、偉大な摂理の地であるこのアメリカに再び天の父母様をお迎えしましょう。天の父母様が思いのままに往来して、御自身の子女たちと共に踊って歌える真なる家庭の理想が息づくアメリカとなるようにしましょう。天と天一国ははっきりと皆様のことを記憶することでしょう。皆様の家庭に天の父母様の愛と祝福が共にあられることをお祈りします。一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ 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2020.05.06
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一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 真の父母様宣布文サイトでは05/02付で、新着NEWS「郭錠煥氏の「統一家の祝福家庭・兄弟姉妹に送る書信」に対する応答」がUPされていました。そのほとんどは過去にサイトで紹介していた反証ともいうべきもので、復習授業みたいな過去のリンクが多く紹介されていました。興味のある方、まだ知らない方は復習授業・補習授業として受けられたらいいと思います(こちら)。その中から「天の父母様」について以下がありましたが、その一部が以下です。②「神様の呼称を天の父母様に変更した」という批判について 真のお父様は、神様が「天の父母」であることを明確にしておられました。『原理講論』も、神が「天の父母」であることを明確に述べています。また、「天の父母様」という呼び名自体も、2010年の「神の日」に、真のお父様がすでに神様に対し語りかけ、祈っておられた呼び名でした。この内容は、すでに機関誌『世界家庭』2020年4月号等で、明らかにしています(資料はこちらをクリック)。 それを簡潔に述べると、 「真のお父様は『平和神經』に収録された『霊界報告書』の表題に『神様は人類の父母』と明記しておられ、『天基元年』を宣布された2010年の『真の神の日』の祈祷で、神に対し『天の父母様(하늘부모님)』と呼びかけて祈っておられます。……真のお父様は『私たちが最後にすることが……天の父母を教えてあげること』であると語られ……これは、私たちが最後にすべき責任です。『天の父母様』の呼称になったことで、今や『天の父母を教えてあげる』時代となった」 (『世界家庭』2020年4月号、85、88ページ)と言えるのです。『平和神経』は八大教材教本の一つにも数えられています!!となれば、「天の父母様」呼称変更には何らの問題もないでしょう。もしも問題があるとすれば、八大教材教本を重視するとしながらもその「天の父母様」呼称をを否定される支流人の方々です。さらには、『平和神経』の【霊界報告書】をさかのぼっていけば、『神様は人類の真の父母』(光言社 2002年1月13日初版)も私の書棚から発見しました。聖和された李相憲先生が霊界から送ってきたメッセージ・シリーズで、キリスト教の十二弟子はじめとして聖賢120人のメッセージです。「神様は人類の父母」のプラカードのもとで行われた霊界での「統一原理セミナー」の感想を、それぞれに霊界から送信してきたものでした。その第1番手が「イスカリオテのユダ」です。クリスチャンの方々もその12弟子の霊界メッセージを読まれてはどのように思われるでしょうか? 『神様は人類の真の父母』(光言社 2002年1月13日初版) 1)イスカリオテのユダの告目イエス様の教え一再臨主が人類の真の父母 おそれ多くも、ユダがどうして自ら告白をすることができるでしょうか。しかし、イエス様と様々な兄弟が一箇所に集まって私、ユダを評してくださり、イエス様が「統一原理セミナー」に共に参席してくださりながら、十二弟子を地上よりもより一層愛してくださるので、このような告白ができるようになりました。このようなイエス様の恩恵のすべてを言葉では表現できません。 きょう、イエス様が私たち十二弟子を特別に呼び集められ、「統一原理セミナー」のプログラムの日程にそって教育を受けることを希望されました。セミナーの日程が長くて多少難しかったのですが、私たちがイエス様の教えを受けた時のように真に立派な教育を受けました。熱情的な講師たちの詳細な講義を聞き、私たちは多くのことに目覚めるようになりました。 「神様は人類の父母」というプラカードのもとで、様々な次元の講義の主題を通して、私たちは、本当にあまりにも途方もなく具体的な内容を悟るようになりました。ちょうど人間が生きていく人生の教科書を分析してくれるように、講師たちは、人間生活の必須な部分を具体的に講義してくださいました。なじみが薄くてあまりにも感動的な内容が多かったので、私たちの姿は毎日毎日変わっています。 そして、イエス様がすべての講義内容に本当に丁重な態度で臨まれ、私たちも姿勢が崩れないようにしようと非常に努力しました。その姿がはっきりと見えるほどでした。そして、メシヤ論に対する講義が進行する時、イエス様はあまりにもたくさん泣かれて、私たちもやはり声を出して泣いて、講師も講義をしながら共に泣かれました。メシヤ論が終わるや否やイエス様が立ち上がられました。そして、私たち十二弟子を再び呼び集められ、過去に施してくださった愛を再び回顧なさって心情のこもった話を交わされました。そして、最後の結論のみ言を語られる前に私たちに確認されました。 イエス様は、私たちに「メシヤ降臨とその再臨の目的」がどのような内容かを尋ねて、「皆さんは私を信じて従ってくれるのか」と再び確認されたのち、「私、イエスは、再び降臨された再臨主を師として侍ることにした。そして、私、イエス様は、再臨主、すなわちメシヤの前で地上のある女性と夫婦の因縁を結んだ。今、新しい真理を明らかにされた真の先生に従うつもりだ。その方がほかでもない再臨のメシヤ、文鮮明先生であられる。その方はすべての人類の父母として来られたので、皆さんもその方を父母として侍なければならない」と、とても強い語調で、そして、非常に真剣に語られたのち、痛哭の祈祷を神様に捧げられました。 「天のお父様、私、イエスの失敗が神様の心をそれほど痛めたとは想像さえできませんでした。再臨主を送るしかない状況で復帰摂理を経綸なさる天のお父様の寂しさがどれほど大きかったでしょうか。そして、恨の多い歳月を再び収拾なさる再臨主の苦衷がどれほど多かったでしょうか。私、イエスと十二弟子全員が主なる神様に決意して誓います。地上で苦労する再臨主、文鮮明先生を私たちは永遠の真の父母として侍ることを決意して誓いますゆえ、きょう私たちのすべての集いを祝福してくださって栄光を受け入れてください」と祈祷されました。この蒔この姿を見て号位する者、足をバタバタする者、胸を打つ者ほど、色とりどりの姿が現れました。私も頭をたたいて泣いていました。その時はそれこそ涙の海でした。 私たちは、全員知っていました。主、イエス様の痛みを誰よりもよく知っていました。その時はイエス様お一人で主の道を歩んでいかれるには、周囲の環境があまりにも難しかったということをよく知っていました。 そして、再臨のメシヤが来ざるを得ない摂理的曲折と、再臨主が歩まれた道を今回の教育を通してよく知るようになったのであり、よく悟るようになりました。 私たちの主が侍る真の先生の道に、私たちは惜しみなく従うつもりです。今、イスカリオテのユダは、決して不孝な子の位置に立たないと何度も彗一ロいました。イスカリオテのユダは本然の姿に帰りたいと思います。(二OO一年八月二十七日) 2)シモン・ペテロ再臨主の指示と教えに従ってこそ まず「神様は人類の父母」という主題のもとで進行したセミナー教育に対する所感を簡略に話そうと思います。地上でもこちらでも、私はこのような形態の教育を受けたことがありませんでした。それで、初めは非常になじみが薄くてぎこちないものでした。しかし、教育内容は真に恩恵深いので、その雰囲気も非常に良いものでした。講義内容は、神様のみ言や主のみ言のように非常に親近感があり、かつ熱く感じられました。 今まで私たちは、イエス様の指示と教えを受けましたが、これから再臨主を父母として侍る中で、再臨主の指示と教えを受けなければなりません。シモン・ペテロも再臨主を絶対的に信じて行動することを誓Ⅰいました。ここで学んだすべての講義内容をもう一度聴講したいと思います。(二OO一年八月二十八日) 3)アンデレの所感十二弟子の責任を痛感しながら まず主の十二弟子の中の一人になったことを感謝し、きょう神聖な教育の場所に参加したことを栄光と思います。アンデレは、私たちの主イエス様が地上で数多くの苦労をされたにもかかわらず、結局神様の新しい摂理歴史に再臨のメシヤが必要だったという事実があまりにも胸痛く思います。そして、私たちの主イエス様は、歴史に残された責任者として、この事実がどれほど胸痛く思われたかを考えると、より一層胸が張り裂けそうになってきます。 そして、イエス様は、再臨のメシヤに数多くの困難を残したということを認識され、今日のキリスト教徒の現実を直視して涙を流されました。「今からは再臨主によく侍ろう」と誓って言い聞かせるイエス様の姿が、私たちをより一層切ない思いにさせました。イエス様は、あまりにも難しくて困難な環境でメシヤの責任を遂行されましたが、私たち十二弟子は、弟子としての責任を十分に履行できなかったという事実を今回のセミナーを通してはっきりと知るようになりました。 ですから現在、再臨主の弟子たちはどれほどになるか分かりませんが、彼らはイエス様の時のように胸痛い事情を残さないことを懇切に願います。これが、アンデレの切実なお願いです。私たち十二弟子は、イエス様と共に再臨主を人類の父母として侍ることを堅く誓って決意します。(二OO一年八月二十八日) 4)ヤコブの所感神様の摂理と人間の責任を痛感 イエス様は、「十二弟子の集いだ」と言われるので、私たちだけの集いであると考えていたのですが、新しい内容の講義を聞きながら、ヤコブは、少なくない衝撃を受けました。その心情を表現する方法がありません。驚きであり、胸が痛くもありました。そして、あまりにもおそれ多いことでした。ヤコブが十二弟子の中の一人だという事実があまりにも恥ずかしく感じられました。 神様の摂理が、そのように組織的であり合目的的に流れてきたのをまるで悟ることができませんでした。人間の責任がそのように重要なことであるということも分かりませんでした。あまりにも途方もない摂理の前に、ただただ罪人の姿以外には、他の姿はあり得ないということを悟り、身の置き所がありませんでした。このような状況で恥ずかしさのために所感を述べることができるでしょうか。しかもこれが、地上人に伝えられるというので、所感をどのように表現すべきなのか分かりません。一つ所感を表明するならば、それは、イェス様の弟子として責任を果たせていない明確な罪人であることを評してくださることを願うのみです。 そして、私たちは、新しい真理の前に申し訳なさを抑えることができずにいます。再臨主は、イエス様のように苦労なさらないように地上人がよく協助して、数多くの月日を待たれた神様の心を痛めることがなければよいという心が切実です。 そして、再臨の主様、ヤコブが誰なのか御存じないと思いますが、私を許してください。再臨の主様、私たち弟子ゆえにイエス様の困難があり、イエス様の困難は再び再臨主に連結するようになったことを知るようになりました。この点を心より容赦を請うものでございます。再臨主を人類の父母様として侍ることを誓います。(二OO一年八月二十八日) 5)ヨハネのの所感有形実体世界と無形実体世界の理論に感動 地上人、特にキリスト教徒たちは、今霊界で展開しているこのような現実、イエス様を中心とした十二弟子が共に「統一原理」を学んでいるということをほとんど理解できないでしょう。 肉体はありませんが、肉体をもった時よりももっと自由で、すべてのものが便利で、どれ一つとして窮乏することがないこちらで、神様から指示を受けた教育現場で私たちが「統一原理」を学んでいるという驚くべき事実を、どのように表現すればいいのでしょうか。無形実体世界と有形実体世界の理論と真理は、イエス様以後再臨のメシヤの精誠と苦労によって明らかにされたという事実に相当な衝撃を受けました。その感激を到底表現できません。 数多くの新しい理論と内容の教育を受けましたが、ヨハネにはそれをすべて発表する機会が与えられなくて非常に残念です。一つだけ明らかにするならば、それは再臨主、メシヤを私たちの師、いや人類の父母として侍るべきだという点です。今回のセミナーを通してこの点をよく指導されたのですから、これ以上に有り難く感謝なことがどこにあるでしょうか。ただただ感謝だけです。(二OO一年八月二十九日) 6)ピリポの所感人間の責任分担を痛感 ピリポは、生まれた時から恵まれた人は別に決まっていると考えていました。しかし、この教育を受けたのち、とても多くの部分に目覚めました。人間において各自に任せられた固有な責任があるのに、その責任を遂行することができなければ摂理歴史が延長されるという事実を学んで、私自身を大きく悔いるようになりました。摂理歴史が中心人物の失敗により遠ざかっていく時、絶対者神様の計画が数多くの月日を待つしかなかったのです。新しい中心人物が立てられる時まで摂理歴史は待つことの連続でした。私たちの主イエス様もそのような過程を当然経てきたと考えるようになりました。そして、ピリポに任せられた責任は何だったのだろうかということを考える時、私の心はとても不便でした。しかし、とても長い、待つ歴史の連続から、今この頁理を悟るようになったので、この頁理を目覚めさせてくださった再臨主に心より感謝いたします。 人間に与えられた小さな責任が人類歴史の運命を左右することを悟りました。この途方もない真理の前に頭を下げるしかないでしょう。特にキリスト教の絶対予定説は、私が誤って考えていたようです。神様の摂理歴史において人間の責任が絶対に必要であると、すべてのキリスト教徒が共に目覚める機会が来ることを期待します。 再臨主を人類の父母として侍るべきだという真理は、あまりにも自明な真理であると同時に途方もない真理だと思います。この車実の前にただ感謝します。(二OO一年八月二十九日) 7)マタイの所感再臨のメシヤが必要な理由 マタイは、イエス様の十二弟子の中の一人ですが、このように体系的な勉強を受けてみたことがありませんでした。あえて所感を発表することにも申し訳ないだけです。あまりにも感動的な部分が多いので、どのように表現していいか分かりません。しかし、所感を簡略に発表しなさいと言われるので、一つ事実だけを発表します。イエス様以後、再臨のメシヤが私たち人類に必要だったという事実に、マタイはあまりにも驚きました。神様の摂理の中で、人間を救うためには仲保者が絶対的に必要でした。それで、神様の待つ歳月が数えきれないほど流れてきました。これが、あまりにも胸が痛むことです。再臨のメシヤが人類を救うための神保者として来られました。 再臨のメシヤは、すべての人類にそして、絶対者神様の前に絶対に必要な方です。地上に生きている数多くの聖徒が、再臨のメシヤが人類の父母の位置に堂々とお立ちになることができるように最善を尽くしてくれたらと思います。今イエス様の心情がいかばかりでしょうか。ここで教育を受けた十二弟子の心情は呆然とするばかりです。マタイは喜ぶどころか非常に複雑です。 新しい真理を明らかにされた再臨の主様、真に感謝いたします。再臨の主様、真にお疲れ様でした。今はただこの程度の表現しかできません。再び「原理」を学びます。(二OO一年八月二十九日) 8)カナノの人、シモン神様は人類の父母 神様が人類の父母だという衝撃的な事実、エデンの園から歴史の出発が誤っていたという事実、これを復帰するために中心人物が必要だったという事実などを今回のセミナーを通して新しく悟るようになりました。そして、神様は人類の父母ですが、私たち人類が自ら神様の前に直接出ていくことができなかった理由をはっきり悟りました。、擬への、擬への位置から出発して、神保者を通じなければ自身の位置に行くことができない点があまりにも無念ですが、驚くべきことです。 このような真理を明らかにされた再臨のメシマの苦労に、感嘆と驚異の念を表さざるを得ないのです。今、私たちは、神様を人類の父母として侍る中で、再臨のメシマを私たちの父母として奉らなければならないという根本真理を悟ったので、無念な復帰摂理の事実を教HIにして真の子女になることを決心しました。新しい真理の前にもう一度感謝と栄光を捧げます。(二OO一年八月二十九日) 9) トマス原罪を清算なさった再臨主 トマスは、イエス様の弟子の中でも最も足りないと常に考えていました。今回の教育の場で、トマスはあまりにも不足で様々な面においてよそよそしく、おこがましいと思ったのですが、イエス様が親しく私にみ言を下さいました。それは、「私たちは、主神様に不孝者で資格もないが、不足な姿を満たすために努力しなければならない」ということでした。それで、今回のセミナーに参加しました。 ここでトマスは、あまりにも無念な復帰摂理の事情に目覚めました。心より感謝申し上げます。人間は、今まで原罪をもって生まれたということ、人間の先祖から歴史の出発が誤っていたというのは真に無念です。それから数多くの歳月、私たち人間は神様の子女の位置に立つことができなかったという事実、誤った歴史があまりにも長い歳月そのまま流れてきたという事実、このような中で新しい中心人物が現れ、新しい人間の先祖として登場して原罪を清算しなければならないという事実を新しく悟りました。このように途方もない内容を悟って本当に驚きました。再臨主は、このような誤った歴史と原罪を清算なさったので、どれほど困難で複雑であられたでしょうか。それは想像もできないと思います。 しかし、初めて聞いた内容がたくさんあるので、講義内容のすべてを正しく理解することはできませんでしたが、トマスにはあまりにも感謝なことです。今、再臨主をどのように助けてあげなければならないかということなど、考えれば複雑です。しかし、イエス様の指示によって一生懸命に学びながら努力します。トマスは再臨主の助けになることができる部分を求めて一生懸命に仕事をします。(二OO一年八月三十日) 10)バルトロマイ (ナタナエル)人間の責任分担論で人間の高貴さを悟り 不足ですが、バルトロマイの所感を伝えようと思います。私たちがイエス様の十二弟子でありながらも、当時の時代的環境をよく知らなかったがゆえに、十二弟子としての責任を果たせずに再臨主が必要になったということを考えると、申し訳なくて恥ずかしく、身の置き所がありません。神様の摂理歴史において、中心人物が責任を果たせないゆえに摂理が延長に延長されたという事実を見る時、真に人間は貴重な存在だということを知るようになりました。人間個人の責任不履行が、このように人類歴史と神様の前に大きな犯罪になっているという点、そして、人類歴史が延長されるごとに、私たち人間は罪を犯し、そのような姿で生きてきたという点、地上の数多くの人類は、まだ一様に神様に不孝者の姿で生きているという点、そして人類は、歴史の前に犯罪者だという点などをはっきりと悟るようになりました。再臨主は、このようなすべての不孝者を新しく収拾なさらなければならないので、私たち十二弟子のような人々が、人類歴史に再び現れないことを願う心が切実です。 私たちは、再臨のメシヤをどのように助けてあげなければならないでしょうか。イエス様の指示によってすべての人類が不孝者の位置から外れることができるように最善の努力を傾注します。(二OO一年八月三十日) 11)タダイ (ヤコブの子ユダ)私たちにも祝福を タダイの所感を話そうと思います。人間は生まれる時から原罪をもって生まれたという事実は、あまりにも衝撃的です。人間始祖アダムとエバがなぜ神様の摂理を知らなかったのか、神様のみ言に不順従だったのか。人間始祖の堕落は、人類に血統的に遺伝されたということは信じ難いのですが、それは事実でした。それを考えれば無念で耐えることができません。再臨の々シヤは、人類の血統的な問題まで解決されなければならないのに、こちらに来ている数多くの人々はどのようにしてその恩恵を受けることができているのか気になります。もちろん、私たち十二弟子も、自分たちの責任を果たせなかったのですが、私たちの原罪が真の父母によって清算されるならば、私たちもその恩恵を受けたいと思います。イエス様も祝福を受けましたが、私たちはどのようにしなければならないのか、再臨主の前に進んでいくことができる条件は何か、気になってもどかしく思います。 再臨主、真の御父母様、私たちにも道を開いてください。これは、タダイの懇請だけではなく、すべての十二弟子の共通の懇請です。(二OO一年八月三十日) 12) アルパヨの子ヤコブ (小さなヤコブ)人類の真の父母、文鮮明先生 今十二弟子の最後のヤコブの所感を伝えようと思います。原理教育は、人間ならば誰もがすべて学び、身につけ、実践しなければならない人生の道案内になるはずだと思います。それはあまりにも体系的で人生の必須な指針書です。このような内容を詳細に教えてくださったすべての方に感謝します。このような原理と真理を探し出してくださった再臨主、文鮮明先生、人類の真の御父母様、真にお疲れ様でした。感謝いたします。私たち十二弟子を代表して感謝と敬拝を捧げます。(二OO一年八月三十日)
2020.05.05
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一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル第2部 理想家庭と平和世界のモデル6. 祝福と永生*このみ言は、1998年1月23日に「4000万双祝福勝利および文鮮明先生み言訓読大会」で文総裁が語られたものであり、その後、韓鶴子総裁が2月23日から4月16日まで開催された「真の家庭運動日本み言訓読大会」と「真の家庭運動アメリカみ言訓読大会」で宣布なさった。世界人類は、終末期に生きています。今、世の中の家庭が壊れつつあり、父親と母親、そして子女たちが怨讐の関係になっています。なぜそのようなことが起こるのでしようか。真の愛がないからです。一番重要なことは、永生の問題が分からないからです。霊界があるか、ないかということを知らずにいるのです。永生問題を知らなければならない理由人間は間違いなく永生するということを知れば、他の人が「罪を犯せ」と言っても、犯さないでしよう。「自分のために生きよ」と言っても、そのようには生きないのです。これが分からなければ、キリスト教を信じても、何の宗教を信じても、絶対に天国に行けません。神様の理想世界に行けないのです。真の愛は、生命を投入しなければならないのです。この永生問題と連結されなければ、社会の革命も不可能です。現在よりもっと疲弊して没落した環境に陥るとすれば、誰もが「その場には行かない」と言うでしょう。しかし、永生問題、永遠の生命の問題というときは、環境的条件をすべて克服できるのです。宗教はそれで偉大なのです。永生問題がかかっています。永生問題の概念さえ確立しておけば、そしてそれが事実であるという主観が立つようになれば、自分の息子、娘と家族を引っ張っていくのです。今までの宗教は、そのような思想界を包括し、習慣性によって環境に編み込まれた現在の文化背景の根拠を、すべて消化させることができないのです。それはなぜでしょうか。永生という概念を確立できていないからです。キリス卜教もそうです。キリスト教も、今まで信仰してきたとしても、「終わりの日」になって環境が変われば変わるほど、すべてかき回されてしまうのです。なぜでしょうか。それは、永生という概念がないからです。永生問題においては、自信がないというのです。神様がいるのかいないのか、分かりません。生命を懸けて、環境を越えていけるかという問題について見るとき、すべてそこに所属して四方を見回しながら、現在の生活の方便に従ってその道に陥りつつあるのです。信仰の道というものが、今生きている人生、肉身生活の準備ではなく、永遠の世界の生活のための準備であるという信念さえもつようになれば、その人は放っておいてもいいのです。人は時間がたてばたつほど、40歳を超えて50歳を超えるほど、死ぬ日が近づいてくるために、永生の概念について深刻になります。愛というものは、年を取るほど希薄になりますが、永生の概念さえ分からせれば、年を取るほど、だんだんと深刻になるのです。そのため、真の宗教理念だけが、今後、世界を料理できるのです。邪悪な環境、混乱した変化がどれほど頻繁に起こっているでしょうか。しかし、永生の概念さえ徹底すれば、頻繁に変わる環境を貫いて越えていくことができ、どのような所から悲喜劇が起こってこようとも、すべて問題にならないのです。神様は、アダムとエバを真の愛の相対として造ったのではないでしょうか。それは間違いありません。そのように造ったのですから、真の愛の対象となって生きなければなりませんでした。それを言葉だけでなく、実感しなければなりません。また、体恤しなければなりません。真の愛の力がどれほど偉大かということさえ感じるようになれば、「この道を行ってはいけない」と言っても、行くようになっているのです。そのため、生活するときにいつも力を注がなければならないことは、どのようにして永生の概念を確立するかということです。それさえ確立されれば、すベて終わるのです。これを確立するときにも、理論的にそれが的中し、びったりと当てはまるときに心に響きます。肉身と一番近い位置で一つになるのは青少年のときです。16歳以前は、堕落前の本性基準を100パーセント活用できる時です。16歳以前はアダムとエバが堕落する前なので、本性基準が生きています。ですから、青少年時代に神様を知らなければなりません。神様を知ることによって、自分と神様との不可避的な関係が分かるのです。「その関係が、なぜ不可避なのだろうか」ということを分からせるために、永生概念を確立しなければならないのです。いつもこれを考えなければなりません。一生と永生皆様は、どれくらい生きると思いますか。「70年、80年は生きるだろう」と思うでしょう。その前には死ぬと思わないのです。皆様は欲張りです。自分は「80歳で死ぬ」とか、「100歳になって死ぬだろう」と絶対に信じたとしても、あす死ぬか、きょう死ぬか、分からないのです。御飯を食べながら死ぬか、または今晩、靴を脱いで部屋に入り、寝ている途中で死ぬか、分かるでしょうか。皆様は、「ああ、私は若いので、これから少なくとも40年、50年は生きる」という欲心をもっているでしょう。神様に保障されていますか。皆様はできるだけ短く、1年以内に死ぬものと考えてください。この短い期間に準備をすべてしなければなりません。そのような観念をもって、できるだけ短く見積もるほど良いのです。短く見積もるほど、損をしないのです。短い期間に正しく準備すれば、その内容が自分の永遠の生命の家を建てるのです。それでは、その短い期間に神様を愛してみたでしょうか。神様と一つになって、神様と愛し合いたいのに、愛することができないのです。神様は、「愛しなさい!」と言われます。人間の世界で暮らす間、すべての人の中で一人でも神様に紹介するために、24時間、精誠を尽くしてみなさいというのです。そのように生きて死ねば、永遠の生命の主体になるのです。皆様は何歳まで生きてから逝きますか。神様の命令によって、すぐに死ぬ場に出ていくとすれば、どうしますか。だとすれば、何かを残さなければなりません。天が自分を褒めることのできる何かを残すべきなのですが、自信はありますか。寝る時間が惜しく、食べる時間が惜しいというのです。心配しようにも、心配する暇がありません。一生と永遠の問題ですが、その一生を短く見積もるほど、価値があるのです。他の人をどれほど愛するのか、人をどれほど愛する人になるのか、その次に、家庭をどれほど愛したのか、氏族をどれほど愛したのか、このように個人を愛し、家庭を愛し、氏族を愛するのは、全人類を愛するための教材です。彼らを愛するのは、全体を愛するための教材を愛することです。これをすれば、私たちの一生において絶対に損をしないので、この上なく知恵深い考えなのです。永遠の生命を追求する人間永遠の生命の世界を追求するのが信仰生活です。永遠の神様の愛を追求するのが信仰です。永遠の生命とともに永遠の愛と一致するために、神様の喜びと「私」の喜びが出会い、二つの喜びではなく一つの喜びとして感じられる結着点を求めていくのが信仰の道です。ですから、信仰生活をする私たちの個体が、どれほど主体的愛と生命力をもって生きるかということが、何よりも重要な問題にならざるを得ません。私たちが五官を通して感じる感覚の一切を統合して、この生命、または真の愛とどれくらい関係を結んで生きるかによって、人間としてどれほどの価値をもっているかという問題が左右されるのです。そのため、私たち自身が、生命力と湧き出る真の愛の心をもって対人関係を結び、社会生活をしてきたかという問題を、再び考えざるを得ないのです。もし、そのような立場に立っていることができなければ、それは停止、もしくは後退することなのです。人は一生だけでなく、永生します。宗教は今まで、地球星からなくなることなぐ文化背景と風習が異なるすべての環境を経てきながら、世界的な版図を拡大させてきました。人は一生が問題ではなく、永生しなければならないからです。人は、この時代においてのみ生きるのではなく、宇宙と共に生活しなければなりません。一生は100年以内の短い生涯ですが、生涯を限界として、そのままなくなるのではありません。その限界線を克服すれば、限界としていたこのすベての地球村の生活を越え、超然とした立場で生存し続けられるのです。そのような世界は厳然と実在しますが、ないとしても、今に至るまで苦痛の中で呻吟しながら生きる人類を同情して助けるためには、理論的にでも永生論を主張しなければならず、理論的にでも神様を中心とした理想国家の形態を推理しなければならないのです。そのような面からも宗教が必要です。しかし、理論的に考えられた宗教理想という事実を知れば、誰が満足を感じるでしようか。「ある!」と断定できなければなりません。「ある!」というのは、自分が定めるのではありません。「ある!」というのは、創造の初めから定められているのです。根本から「そうだ!」と言えるところまで明らかにしなければならないのです。ですから、皆様の永生問題とともに、宗教問題を中心として神様の問題まで解決しなければなりません。このような諸般の問題が連結されているのです。永生しなければならない理由神様は、人間をどのような存在として造ったのでしようか。神様の絶対唯一の価値となる、真の愛の対象者として造りました。これは驚くべき事実です。近頃、人間の生命の価値はどのくらいになりますか。いくらになりますか。そのような無価値な人間ではありません。神様のみ前に、宇宙を与えても取り替えられない高貴な価値、真の愛の相対圏として男性を造り、女性を造ったという驚くべき事実を知らなければなりません。人は真の愛で生まれ、真の愛で大きくなり、真の愛で生き、真の愛で死にます。しかし、そのままなくなるのではありません。主体であられる神様が永遠、不変、唯一なので、その方のみ前に対象的な真の愛の立場に立つようになれば、永生するのです。永生という理論がここから出発するのです。生命から始まるのではありません。今日、この地上で一番の真の人は、どのような人でしょうか。神様と内外で一体となり、子女の立場で完全に真の愛を受けられる人が、真の人です。そのような人が神様と共に暮らしていく生活を、真の人生の道というのです。人々は、誰もが最高を願っています。人間が最高の位置に行くようになれば、神様は「私」のものです。また、私は神様のものです。そのようになれば、私は神様の息子になり、神様御自身と一つになるので、宇宙は誰のものになるでしようか。私のものになるのです。それでは、神様が一番愛し、一番貴く思う物があるとすれば、それを1日、もしくは10年や100年ぐらい共に過ごしたあと放り投げるように造ったでしょうか、永遠に共にいるように造ったでしょうか。永遠に共にいるように造られたのです。人も同じです。人が生まれて死ねば、終わりになるのがいいでしょうか、永生すべきでしょうか。永生しなければなりません。なぜでしょうか。人は、絶対者である神様が、絶対的な真の愛を中心として喜べる対象だからです。それでは、皆様は永生を願いますか、願いませんか。漠然とですが、永生を願っています。自分にとって貴い物があれば、避難するときにそれをもっていきますか、もっていきませんか。もっていきます。それを誇りたいと思うのです。それを一日、二日だけ誇るのではありません。自分が死ねば、それを自分の後代に残したいと思うのです。永遠に残したいと思うのです。それは、神様も同じです。神様が永生される絶対者であるなら、その方が愛する対象も永生しなければなりません。ですから人々は、昔から永生することを願うのです。これをはっきりと知らなければなりません。ですから、絶対者であられる神様は、永生する価値をもった、愛する息子、娘を探さざるを得ないのです。私たち人類は、神様が造られた傑作であり、神様に似ています。神様が永遠であられるので、私たちも永遠の性稟をもたなければならないので、私たちの心は老いることがないのです。ですから、人は永生してこそ、その傑作としての存在価値をもつことができます。人間は万物の霊長です。ここから「霊」という言葉が出てくるのです。人は永生しなければなりません。創造主の永遠なる真の愛の相対永生の論理をどのように探しますか。神様は知恵深い方です。もし、神様が愛の理念を立てなければ、孤独単身で、喜怒哀楽を感じられない神様になるでしょう。愛は絶対的愛ですが、この愛を失われた神様は、歴史始まって以来、誰も体験できない、深刻で息の詰まる立場、絶対的に悲惨な立場に立ったのです。誰も慰められません。永遠に慰めることができないのです。その本然の息子、娘を犠牲にして、それで満足するのではなく、御自身が夢見た願いである真の愛の理想的相対を再現させて、それを抱いて千里、万里移動しながら、もっと輝くように装い、もっと美しく表示できなければなりません。万宇宙を彼らのために、そのように和動するように造ったのです。大気圏に絶対低気圧圏ができれば、高気圧圏が生じ、自動的に循環運動が起こります。神様は本当に知恵の王です。なぜ投入し、忘れてしまわなければならないのでしょうか。自動的循環原理を通じて永遠の回転が始まるので、永生論理が設定されるのです。投入してまた投入するところから、永生の論理が始まります。ために生きるところでは滅びません。小さなところから大きなものに成長し、その大きなものが次にはどこに行くかと言えば、中に入って核が生じるのです。神様が絶対的な真の愛の相対を求めるとするなら、誰をもってきて立てるのかと言うとき、「それは間違いなく人間である」と結論づけることができます。ですから、「万物之衆唯人最貴(万物の中で人間が最も貴い)」という言葉が出てきたのです。これが、創造主の永遠なる真の愛の相対、創造主の真の愛の相対になるという結論を出すとき、その真の愛と一つになった真の愛の相対は、永生するという論理が生じるようになるの永生というのは自動的な産物です。永生はここから始まるのです。真の愛の関係を中心として、永生論理をどのように立てるかという問題は、宗教では極めて大切な話です。男性や女性に永生があるのではありません。神様の真の愛に永生があるという結論が出てくるのです。真の愛によってのみ救いが可能今日、キリスト教の人々は「イエス様を信じれば永生する」と言います。話としては良い話です。「それでは、永生はどのようにするのですか」と尋ねれば、「永生をどのようにするも何も、そのようにしてするんだ!」と言います。永生というのは、継続的な作用をつなげていかなければなりません。彼らは体をもったまま人生の道を永遠に行くことができるというのです。そのためには、心臓の動脈と静脈のような循環器官が正常に動かなければならず、神経系が正常に動かなければならず,大脳と小脳のあらゆる作用が正常に動き続けなければなりません。では、どのように永生するのかと尋ねれば、皆様はどのように答えますか。イエス様を信じれば永生しますか。信じれば救われますか。とんでもないことです。真の愛によってのみ、救いを受けるのです。神様の創造原則から見るとき、真の人だけが神様の真の愛の同伴者なので、真の愛をもてば、永遠に生きられるのです。その真の愛の圏内に入っていれば、霊界や地上で暮らすとき、自分がどこに行って暮らすのか、すべて目にするようになるのです。皆様。大洋を行き来する大きな船が破損する危険が生じるときは、その船の中で暮らしていたねずみが錨綱をつたって陸地に逃げるという話を聞いたことがありますか。微々たるものにすぎない動物も、未来の自分の生死の境を見極められるのに、万物の霊長である人間は、それができないのです。これは堕落したためです。この堕落の仮面をどのように脱ぐかという問題は、すなわち悪魔の愛と、悪魔の生命と、悪魔の血統からどのように抜け出すかという問題です。これを中心として、「解脱」という言葉を使うのです。「解脱」という言葉は、「抜け出す」ということではないですか。完全に抜け出して、関係のない立場、自主的な立場に立つという意味です。永生に必要な観念「私」は永生する人です。その次に、真の愛を実践する人です。私は永生と真の愛を、ここで実践する人だというのです。自分がここで何をするにしても、その活動や、工場で働いたり何かをしたりすることが、永生を延長させる材料だというのです。永生できるように訓練し、永生できるように育てる訓練材料を探し出すことが、「私」のすべきことだと考えなさいというのです。皆様にとって永生と真の愛は、いつも必要です。永遠に必要なのです。「私たちは永遠に生きられる。永生を願う!」というように、永生を願うのですが、変わらないものは真の愛です。他のものはすべて変わります。環境的に変わるのです。それでは、なぜ真の愛は変わらないのでしようか。真の愛はすべての生命力の中心なので、変わらないのです。真の愛はなぜ変わらないのでしょうか。真の愛は、理想的な要件の中心位置を占めるからです。中心は、その周囲がすべてなくなるまでは、なくなりません。真の愛は宇宙の中心であり、神様を中心とした真の愛と一致しているので、神様が残っている限り、残っているというのです。真の愛とは何でしょうか。皆様が結婚するとき、結婚相手は優れている人を願うでしょう。また、自分の息子、娘が、自分より優れていることを願わない人がどこにいますか。それは誰に似たのでしょうか。神様に似たのです。それは何かと言えば、神様も、真の愛の相対は自分より優れていることを願うというのです。それを否定できますか。絶対的な神様が私たち人類の父であれば、その父は絶対的に行わないのに、その息子、娘の前で絶対的に行いなさいと命令できますか。命令できません。神様も、真の愛の相対は自分より優れていることを願われるという原則から見るとき、人間の価値は最大の価値をもつのです。真の愛を中心として、神様より高し、価値があるというのです。真の愛と直結した永生そのため、皆様の心は最高のものを願っています。それは不可能なことではありません。万人が平等に可能なのです。堕落しなかったならば、可能なのです。天上の高く貴い立場からこの宇宙を眺めて管理し、主導するようになっているのであって、他の何かを眺めて、無理やり服従するようにはなっていないのです。皆様の心がそうでしよう。解放された心です。誰の支配も受けたくないのです。これは万人共通です。真の愛の位置にいれば、神様の位置、天の国の玉座に思いどおりに行けるのです。神様の友達になれるのです。真の愛ゆえに人間を造ったというとき、永遠であられる神様、絶対的な神様、永生する神様なので、その真の愛に一致した人間が永生するというのは、自然な論理です。ですから、永生しようとすれば、その真の愛の圏で暮らさなければなりません。真の愛によって永生が可能です。なぜでしょうか。創造の出発、動機、過程から、すべての目的が真の愛を中心として完成するのです。過程を通じて結果が出てきます。自分の体と心の完成というのは、真の愛に属することによって根本的に可能になっています。無限の根本、原因から過程、それから理想の結実を結ぶのは、真の愛しかありません。真の愛によって、真の愛を中心として、神様も永存しているのです。神様は何を中心として永存するのでしょうか。永生は、真の愛によって連結されるのです。ですから、永生の環境を形成するためには、真の愛の環境を中心として生活しなければなりません。真の愛の実体圏をもつには、真の愛を中心として、実体的な体恤をしなければならないのです。皆様は、神様が霊界のどこにいらっしゃるか、はっきりとは分かりません。皆様は、神様のこのような絶対的な中心、愛の中心という観念をはっきりと知らなければなりません。その真の愛の力は、最も速い力なのです。その真の愛は、直短距離を通ります。それで、このようなことを教えてあげるのです。なぜ文鮮明総裁が、このようなことを強調するのでしょうか。それを知っているからです。神様を知り、永遠の世界を知っているからなのです。神様を知り、永遠の世界を知れば、いい加減に生きることはできません。神様、永生、真の愛を知らなければならない第1に、神様を知らなければならず、第2に、永生を知らなければならず、第3に、真の愛を知らなければなりません。これは投入です。100パーセント以上、投入です。100パーセント以上、投入するところに永生があります。真の愛をもたなければ、永生がありません。永生しない人は神様に出会えないのです。これから、世界をどのように収拾するのでしょうか。第1に利他主義、第2に真の愛、第3に永生です。これで世界が収拾されるのです。これの反対は利己主義です。これはサタン側と通じるのです。その次に真の愛です。真の愛とは何であると言いましたか。自分の生命以上に投入しなければなりません。生命以上に投入しないところには、真の愛がないのです。文総裁はアメリカに来て、生命と財産と統一教会のすべての精誠を注ぎました。ここから真の愛が成立するのです。真の愛が成立しなければ、永生はありません。なぜでしょうか。皆様の悪の生命の最高の起源は、サタンの血から受けたのです。サタンの血統です。サタンに属するのです。愛もサタンの愛です。これ以上にならなければいけないというのです。それで、聖書には「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。これがいちばん大切な、第一のいましめである」(マタイ22:37-38)とあるのです。この言葉はどういうことでしようか。心を尽くして、思いを尽くしなさいと言ったのは、生命まで懸けなさいということです。これが第1の戒めです。第2の戒めは、「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」(マタイ22:39)ということです。「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」というのは、どういうことでしようか。生命を懸けて、真の愛を実践しなさいということです。生命を投入しなければならないというのです。なぜ生命を懸けなければならないのでしょうか。生命を懸けなければ、第1に、サタンを屈服させられず、第2に、サタンの環境から抜け出せず、第3に、サタンの血統から抜け出せないのです。この三つです。たとえサタンの環境は抜け出せたとしても、サタンの血統はどうすることもできません。真の愛は生命を超越するのです。真の愛と関係を結んだ死後の世界神様には時間という概念がありません。時間の概念がないというのは、永遠に初めであり、終わりであるという意味です。過去も現在も未来も、同じだというのです。そのようになっても嫌でないように作用を起こすことのできる、神様が安息できる本質とは何でしょうか。そのようなものが問題になります。それは何でしょうか。全知全能の能力でしょうか。違います。神様の知恵、全知全能ではできないというのです。それによっては、安息できないのです。真の愛の力だけが可能です。神様も「真の愛!」と言えば、「そうか!」と言うのです。それ以外は、神様にとって必要ではないのです。私たちは最後、どこに行かなければならないのかといえば、霊界です。それは何を意味するのでしょうか。一般的に死後の世界だと言いますが、死後の世界ではありません。なぜ、死後の世界にならないのでしようか。真の愛と関係している世界だからです。真の愛と関係している世界なので、死後の世界ではないのです。真の愛を中心として出発したものなので、自分が真の愛の立場に立つようになるときは、既に今ここが霊界です。ですから、真の愛が偉大なのです。真の愛によって縦的な球形運動をしてこそ、上下、前後、左右が和合できるのです。縦は縦、横は横になって和合できなければ、上下、前後、左右全体が和合できないのです。統一が起こりません。真の愛だけが統一できるのです。そのため、統一教会が真の愛を中心とした統一理想世界を論じるのも、原理観に一致した結論なのです。神様は人間を引っ張ってくださろうとします。神様も息をするのです。真の愛の呼吸をされるのです。神様も宇宙に拍子を合わせるので、真の愛を中心として、宇宙が永遠に続くのです。真の愛に永生があるというのです。ですから、皆様はここまで行かなければなりません。そうしてこそ、神様の呼吸圏に入っていくのです。真の愛も息をするのです。宇宙の脈拍がこのようになるので、男性や女性が「ああ!私は嫌だ!」とは言えないのです。拍子が合うときは、互いが本当に愛し合わなければなりません。方向がすべて同じです。一方向です。すべて、神様を中心とした一つの方向なのです。天国に行くためには祝福の門を通過しなければならない霊界も肉界も、真の愛に従って動きます。その縦的な真の愛の主軸を中心として、環境的条件は自分自ら自動的に拍子を合わせるのです。「その共通分母は何か」と言うとき、過去の人も、現在の人も、何と答えるでしようか。「永遠性と同伴できる資格は何であり、私たち人間の世界で必要とするすべての欲求の要因は何か」と言うとき、それは真の愛だというのです。それは取るに足らない愛ではありません。真の愛です。それでは、真の愛とは何でしようか。縦横を通じて90度を備え、どこであれ角度がすべて合わなければなりません。東洋の家にも合い、西洋の家にも合い、南方型の家にも合い、北方型の家にも合い、五色人種(すべての人種)、文化背景、宗教背景がすべて違ったとしても、この道を一緒に行けるのが、正に真の愛です。今日、この世界には多くの人々が暮らしています。世界に60億以上の人が住んでいますが、統一教会で言う「祝福」の意味を知る人は、多くないでしょう。この「祝福」という言葉は、統一教会で初めて始まった言葉であり、その「祝福」という言葉を中心として、今まで祝福結婚行事をしてきたのです。それでは今後、人類はどこに行かなければならないでしょうか。全人類は、祝福の門を通らなければ天国に行けません。数多くの人がキリスト教を信じていますが、そのキリスト教自体も祝福という門を通らなければ、天国に行けないのです。このように言うとキリスト教では「統一教会の文鮮明総裁は独善的な発言をたくさんする」と不平を言います。このような考えをもつ人、またそのように言う人もいるかもしれませんが、それはその人たちの話であって、統一教会で語る祝福結婚は、堕落した人類にとって必ず行くべき道です。いくら反対しても、霊界と肉界を連結して天国に入っていくべき重大な問題となるのが、この祝福結婚だというのです。今日、一般の宗教を信じる人々は、「救い」と言えば、個人の救いを考えます。よく信じれば、自分は天国に行くと信じる立場です。しかし、本来の神様の理想について見てみれば、天国は一人で行くようにはなっていないのです。夫婦の霊人体私たちは、真の愛の理想を訪ねていく群れです。ですから、霊界の代弁者として立つために、真の愛の理想を自分の体に、現実に身につけて、その真の愛をどれほど横的な世界に植えるのか、種として蒔くのかという、ここから真の愛の心をもって互いに与え合いながら育つのです。このようにして、真の愛の実を結び、その夫婦が霊界に入るようになるとき、神様の永遠なる真の愛の圏に抱かれて、神様と一つの体になるのです。神様と一つになるのです。人は、この地上においてその殻がすべて老いていきますが、夫婦生活をして、真の愛で愛し合えば愛し合うほど、霊人体は美しくなります。それはどういう意味かと言えば、人間が長く生きれば生きるほど、内的な人間である霊人体は、最高の円熟した美男、美女になるということです。肉身という殻は服のように脱いでしまわなければならないのに、これが若いままでくっついていれば、どうするのですか。ですから、老いれば外的な面の殻はすべて使えなくなりますが、内的な中身は成熟して、永遠の未来の相続者となり、最高の美人になるのです。秋の豊かな実りになるのです。ですから、神様を直接愛する前に、皆様の足の先から、皆様の食べる食ベ物を愛し、物質を愛し、万物を愛し、皆様の体を愛さなければなりません。万物を愛することによって、万物の要素を吸収し、自分の体を愛さなければなりません。なぜ結婚しなければならないのか皆様の第1の父母は皆様を生んでくれた父母ですが、第2の父母は地球です。この地です。皆様は、皆様の肉身が大きくなれるように、地からその要素を供給されるのです。地が肉身の第2の父母です。第2の父母を経て、第3の父母に帰るのが死です。第3の父母のところには、そのまま行くのではありません。第3の父母のところに帰ろうとすれば、本来の父母だった神様の姿に似なければなりません。ですから、結婚はなぜするのかといえば、神様の姿に似るためにするのです。神様は二性性相としていらっしゃる方として、その二性が合体化した一体的な存在であられ、その神様の分I生的人格自体が男性と女性なので、彼らが合性一体化して種のようになり、神様の本性的な位置に帰らなければならないのです。ところが、その種を連結させるためには、真の愛の道理である結婚をしなければならないので、生まれながら真の愛を受け、成長しながらも真の愛を目標にして成長し、暮らしながらも真の愛を中心として暮らし、逝くときにも真の愛に帰るために逝かなければならないのです。その真の愛の道を行くという結婚の目標を中心として訪ねていかなければ、永生の方向が狂うという事実を、皆様は知らなければなりません。祝福結婚と永生は、真の父母から始まります。真の父母と真の愛で一体になるというのは、個人、家庭、国家、世界、天笛が完成し、神様の創造理想が完結することなのです。真の父母が生まれた所は人類の祖国であり、地上天国と天上天国の出発地になるのであり、神様の全権時代を迎えるようになるのです。ですから、滅びることなく全盛の時代へと発展するでしよう。大韓民国の国民は、訓読会を通して真の父母と超国家的に一体となり、万国に勝利圏を備えて、万国の祖国となりましよう!ありがとうございました。
2020.05.05
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一休さんのような機知(トンチ)ではありません。奇知=人とは異なる知恵すなわち神様の知恵世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。↓↓ にほんブログ村ランキング参加中。応援クリックお願いします。↓↓ 韓鶴子総裁御言選集 - 目次韓鶴子総裁御言選集 1巻 真の父母様を中心とした一つの世界 第1部 真の父母としての韓鶴子総裁の生涯 第2部 国家の復帰のための世界宣教戦略 第3部 伝統の伝承と相続 第4部 世界平和実現の課題 第5部 二世教育と未来の人材の養成 第6部 孝情天苑を中心とした理想天国のモデル 第7部 天一国安着のための祝福家庭の責任韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル 第1部 真の愛運動と女性の役割 第2部 理想家庭と平和世界のモデル韓鶴子総裁御言選集 3巻 天一国と私たちの使命 第1部 平和世界に向かう道 第2部 神様と人類の希望 真の父母 第3部 天一国安着のための私たちの使命韓鶴子総裁御言選集 4巻 愛しき君よ 花咲かせたまえ 第1部 真のお母様はいかなるお方か 第2部 聖婚と天の新婦の道 第3部 荒野路程と真のお母様の勝利 第4部 女性時代の開幕と世界巡回 第5部 真の父母宣布と清平摂理 第6部 最終一体宣言と天一国時代 第7部 真のお父様の手紙 人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]韓鶴子総裁御言選集 2巻 理想家庭と平和世界のモデル第2部 理想家庭と平和世界のモデル3. 真の家庭と私'このみ言は、1995年5月18日に中南米17ヵ国巡回講演で文鮮明総裁が語られたもので、以後、韓鶴子総裁が9月14日から10月26日まで開催された日本巡回講演と韓国大学巡回講演で宣布なさった。きょう、お話ししようと思うのは、「真の家庭と私」という内容です。世界で問題となっているのは家庭ですが、真の家庭とはどのような家庭かということを中心として、お話ししたいと思います。真の家庭とはどのような家庭か「今、私たちが生きている世界は、善の世界か、悪の世界か」と尋ねてみれば、誰もが「悪の世界である」と答えるでしよう。なぜ、悪の世界なのでしょうか。全世界の歴史を見ても、どの国の歴史を見ても、戦争の歴史が続いてきたという事実を、私たちは知っています。そのように世界が悪であるとすれば、すべての国が悪であるという話であり、すべての人、私たち自身も悪であると言わざるを得ないのです。私たち自身をよく見れば、私たちの体と心も闘っているという事実を否定できません。そうだとすれば、この闘いの起源はいったいどこにあるのかということが問題にならざるを得ないのです。「私」自体内に紛争があって平和の基地をもてないときは、いくら家庭が平和で、国と世界が平和だとしても、幸福になり得ないというのです。皆様が御存じのように、第一次、第二次、第三次世界大戦も終結しましたが、私たちの体と心を中心としたこの闘いは、未来まで続き得る闘いであることを、私たちはまるで知らずにいたのです。このような問題を中心として考えるとき、神様がいらっしゃるのであれば、私たちの体と心の闘いが、なぜこのように歴史性を帯びて続くようになったのかということが大きな問題になります。人間が罪を犯したというとき、罪を犯した人がそれを蕩減しなければなりません。罪を犯したこと自体に神様が責任を負い、干渉することはできないのです。それでは、体と心が闘う起源地はどこでしょうか。私たちの生命は父母から受け継ぎましたが、また父母をさかのぼっていけば、第1代の私たち人類の先祖の位置までさかのぼるようになります。すなわち、第1代の先祖であるアダムとエバの夫婦の愛に問題があったために、このようになったと見るのです。生命の起源は父母の愛によって始まります。ですから、私たちの生命が出発する前からこのような闘いが始まったと見るならば、父母が愛し合うその場が問題になったという事実を、私たちは考えざるを得ません。アダムとエバの愛が喜びの愛になれずに、相反する愛の起源となって生命の根が打ち込まれたことによって、私たち人間自体の紛争が始まったと言わざるを得ないのです。聖書は、アダムとエバが堕落することにより、エデンの園から追い出されたと記しています。追い出された人類の先祖が、子女を繁殖したのは事実です。追い出したアダムとエバについていって、神様が結婚式をしてあげたはずは絶対にありません。誰のもとで結婚式をしたのだろうかと考えるとき、堕落することによってサタンのもとで結婚式をしたということを、私たちは認めざるを得ないのです。体と心、夫婦、子女統一を願う真の父母堕落は、サタンによってエバが誘惑され、その誘惑されたエバがアダムを誘惑したところから始まりました。ですから、私たちの先祖であるアダムとエバが愛を中心として夫婦関係を結ぶとき、喜びの関係ではなく、相反する関係で結ばれることにより、その関係に根を置いている私たち人間も、体と心の闘争の起源を連結せざるを得ないという事実は、何よりも理論的なのです。堕落は淫乱によって始まりました。このような願わない愛の関係によってサタンと一つになり、善の先祖になれず悪の先祖となって、悪の愛と悪の生命と悪の血統の根をもつようになったのです。このようなことが事実であれば、私たち全人類の堕落した子孫が、家庭を越えて、氏族を越えて、国家と世界まで発展した今日、50億の人類はサタンの子孫であり、悪の父母の血統を受け継いだことを否定できないのです。私たちの体の中に、神様が最も嫌うサタンの血が蠢動しているという事実を、誰も考えられませんでした。これが問題です。それでは、この根をどのように清算するのでしようか。サタンが愛の根をどこに打ち込んだのかというと、体、すなわち肉身に根を下ろしたのです。もし堕落していなければ、体と心が一つになるのは自然の道理です。堕落することによって、天に相対する良心のプラスと、これに反対する体のプラスが衝突しているために、ここから闘争の歴史が始まったという事実を、私たちははっきりと認識しなければなりません。このため、神様は善悪の分立歴史を展開せざるを得ないのです。神様は公的であられるので、全体のために生きる道を選びながら、愛と平和の目的に向かう反面、サタンは私的立場を取り、全面的に善の側を破壊しようとする立場に立って、憎悪と戦争で永遠に人類が天の側に行けないよう、天と地上世界を滅ぼそうとしています。神様は、サタン側に回った人類を打てないので、人類を取り戻すために天の側が打たれて取り戻し、サタンは打って奪われる作戦を取らざるを得ません。サタンは私的なことを中心として、憎悪と闘争によって天を滅ぼすための破壊を、歴史を通して行ってきており、天は反対に公的な立場で、愛と平和によって再創造してきているのです。終末になれば、サタンは人類を支配してきた立場を天の側に奪われるようになるので、「神はいない」という無神論を提示して、人本主義と物本主義、そして共産主義の出現を助け、天の側の右翼とサタンの側の左翼の闘争を世界的に展開したのですが、天の側の勝利によって、第二次世界大戦以後、キリスト教文化圏の勝利と平和の世界に転換する大変革時代を迎えるようになるのです。今の時代は個人主義の王国時代です。真の愛を中心として願う天の家庭を完全に破壊させたフリー・セックス時代と父母否定時代であり、夫婦否定時代と子女否定時代であり、ホモやレズビアンなど、天の側を完全に破壊する地上地獄の時代ですが、これを天国に転換するためにメシヤの再臨があるのです。そのため、メシヤは真の父母として体と心の統一、夫婦統一、子女統一を願うのです。神様が願う家庭と「私』と世界を知らなければならない全世界的に今、問題は、私的にも公的にも、物質が先か精神が先か、無神論か有神論か、観念か実在か、進化論か創造論かということです。これをはっきりさせなければなりません。例を挙げてみましょう。動物世界を見れば、生まれるとき、目が先に生じます。その目は、物質それ自体です。その目が生まれる前に、太陽があることを知っていたでしょうか、知らなかったでしょうか。その目という物質自体は知りませんでしたが、生まれるときは、先に知った立場で、太陽を見ることができるように生まれたのです。知った上で生まれたというのです。空気があることを、その目自体は知りませんが、既に空気の中にはほこりが飛ぶことを知っていて、目をカバーするまつ毛が準備されていることが分かります。そして、目自体は知りませんが、あらかじめ涙を蒸発させる輻射熱があることを知り、目に涙腺を置いて防備するようにしたのです。本来の物質自体は知りませんでしたが、生じる前にそのような事実を知った上で生まれたというのです。結論として、私たちはこのことから、思惟と存在、精神と物体、観念と実在、有神論と無神論、創造論と進化論について論争する問題を解決できるというのです。ですから、確かに神様によって創造されたということを否定できません。そのため、本然の神様の創造理想世界に帰り、神様が願う家庭と「私」と世界をはっきりと知らなければならないのです。私たちの体と心を見れば、体は地獄の基地になっており、良心は天の国の基地になっているという、この二つの世界の分岐点をもっている人間であることが分かりませんでした。このような立場に立っている私たち自身を見ると、体が心を引っ張り回しているというのです。歴史を通じて、体が心を自由自在に引っ張ってきたというのです。もし良心が強くなれば、自然と天に帰っていくので、世界は既に天のみ前に立つことができたはずだというのです。また、この良心よりも、肉身が良心を引っ張り回すというのは、堕落するときにサタンと関係を結んだ偽りの愛の力が、堕落するときの良心の力よりも強かったということです。神様はこのようなことをよく知っているために、堕落した人類を放っておくことができず、この体が良心を引っ張り回す力を弱める作戦を行わざるを得ないのです。このように、歴史的に天が働くその救援的な役割をもたせて立てたのが、宗教だというのです。宗教の目的神様は、異なる文化的背景に従って多くの宗教を全世界に立てたのですが、心を引っ張り回す体を弱め、その力を取り除くことが宗教の目的であることを、今まで宗教を信じる信仰者は知らずにいたのです。堕落がなかったならば、宗教は必要ありません。誤ったので、これを修正するために宗教が必要だったというのです。ですから、神様は宗教を通して何をしようというのでしょうか。心を引っ張り回すこの体を追い詰めようというのです。皆様は、宗教を信じることによって救われ、キリスト教を信じることによって天国に行き、仏教を信じることによって極楽に行くと思っています。しかし、天国は神様の真の愛を中心として一つになった子女が入るようになっています。天国に入れるアダムとエバの家庭は、神様の子女として、血族であり、神様の愛を中心とした家庭とならざるを得ないのです。そのような家庭が入る所が天国であることを、今まで誰も知りませんでした。ですから、良心の力を強化するために、この体を打たなければならないのです。良心を解放させ、良心が体を自由自在に引っ張り、堕落していない本然の神様の愛の懐に帰らなければならないというのです。それでは、宗教がしなければならないこととは何でしょうか。体が最も嫌がることを提示することです。体が嫌がる「断食をしなさい」、「奉仕をしなさい」、「犠牲になりなさい」ということを言うのです。それだけではなく、最後には「祭物になりなさい!」と言います。祭物は血を流すようになっています。生命を懸けることができなければならないというのです。ですから、聖書で「自分の命を救おうとするものは、それを失い、それを失うものは、保つのである」(ル力11:33)という逆説的な論理を教えているのも、肉身が生きるままに行けば地獄に行くのであり、肉身を抑制して良心の解放圏を形成すれば天国に行くという意味です。私たちの体を完全に屈服させ、良心が絶対的な主体の立場に立つようになれば、私たちの良心は無限の欲望と無限の希望をもつようになっているのです。今日、歴史時代において数多くの宗教があり、数多くの宗教指導者がいましたが、その宗教指導者と宗教を信じる人々は、体を完全に占領して無の状態に立ち、良心を中心として本然的基準で天と相対できる立場に立った、解放された人間になれませんでした。私たち人間は、堕落することによって偽りの愛の根を中心として野生のオリーブの木になってしまいました。神様の真の愛を中心として根を打ち込むべき人間が、悪魔の愛を中心として根を打ち込んだために、野生のオリーブの木になったという事実を、どのように清算すべきでしようか。これは現在、生きている私たち人類が解決すべき、重大な宿命的課題として残っているのです。皆様自身を中心として見るとき、皆様の良心は、皆様のあらゆることについて、知らないことがありません。良心は「私」にとって、父母よりもさらに近い位置に存在することにより、永遠の愛をもって、永遠に神様の懐に抱かれることを願っているのです。世の中の父母は、結婚すれば別れることがありますが、良心は私を中心として、私が生まれる前から私と共に存在し、私を愛しながら、永遠に神様の子女として解放しようとするのです。それが良心の使命なのです。良心の願いは絶対的中心者を占領すること良心の世界には、師は必要ありません。ある国の教育を担当する大臣が、「良心を教育しよう」と宣布したという話を聞いたことがありますか。良心が本然の道を行くとすれば、「私」が一生の間、行くべき道をはっきりと知って、間違いなく神様の懐に帰っていけるようにすベて教えてくれ、導いてくれるということです。皆様が良心を中心として見るとき、良心が自分の一生のあらゆることを知っているのと同じように、霊界に行けば、地上で行ったすべての事実がはっきりと分かるようになっているのです。傷のない子女、すなわち永遠なる神様の真の息子、娘になるように働き掛けるのが私の良心の使命であることを、今まで知らなかったのです。霊界に行かない自信のある人はいますか。いずれにせよ、誰もが行くのです。皆様が霊界に入れば、すぐに名前が分かるようになっていて、皆様の一生だけでなく、数千代の先祖も一瞬にして分かるのです。そこは時空を超越した世界なので、良心に背く内容を残してはならないのです。そのため、良心は師よりも優っているという事実を知らなければなりません。ここには著名な方々と教授が来ていると思いますが、皆様は良心以上に教えてあげられる内容をもっていません。皆様の良心は、航海する船におけるコンパスと同じ役割をしています。皆様の中には、年を取った方々と若い方々がいらっしゃいますが、結婚するとき、相手が自分よりも劣ることを願う人はいますか。いません。また、「愛する相手が自分より10倍優れていることを願うか、100倍優れていることを願うか」と尋ねるならば、ためらうことなく「100倍!」と答えるのです。可能であれば、千倍、万倍、億万倍、もっと優れていることを願うのです。ですから、良心は最高の愛を求め、絶対的中心者を占領しようとするのです。私たちの先祖も、私たちの子孫も同じです。このような質問を神様にしてみても、同じ答えが返ってくるでしょう。皆様。欲心と欲望はすべてかなえられるという見込みはないでしょう?歴史始まって以来、今まですベての人々が、「良心の願いは達成できない、不可能である」という結論を下しています。しかし、ここに立っている私は「可能である」という結論を下しているのです。皆様の良心のふろしきはどれほど大きいでしょうか。良心の大きさはどれくらいでしょうか。良心が神様を占領したというとき、それで終わると思いますか。神様よりもっと大きいものがあれば、そのもっと大きいものを占領したいと思うのが良心の願いでしょうか。それとも、そこまでは願わないでしょうか。神様よりもっと大きいものがあれば、そのもっと大きいものを占領したいと思うのが良心の願いなのです。それでは、良心の願いはいったい何をしようというのでしょうか。宇宙で最高のものがあるなら、その最高のものも占領し、それ以上に大きなものがあっても、また占領しようとするのです。良心は、それほど大きなふろしきだというのです。神様が一番占領したいものは人間の真の愛それでは、神様の心はどれほど大きいでしょうか。人間の良心のふろしきと神様の心を比較すれば、どちらがより大きいでしょうか。神様の心が人間の良心より大きいとすれば、神様が一番占領したいと思うものは、この上なく大きな人間の真の愛だという結論が出てくるのです。神様が絶対的な方であるなら、一人でいて寂しいでしょうか、幸福でしょうか。皆様がいくら大統領でも、妻がいなくて一人で暮らすようになれば、かわいそうなのです。愛の対象がいなければかわいそうになるのです。神様も相対が必要でしょうか、必要ではないでしょうか。いくら神様でも、一人では寂しいのです。人間はお金がなければ寂しく、知識がなければ寂しく、権力がなければ寂しく思うのですが、神様はお金を必要とせず、知識も必要とせず、権力も必要としません。創造主だからです。神様に一番必要なものとは何かが問題です。神様のことを何と言いますか。神様は愛の王であられ、愛の主人であられます。もし愛の王であられ、新郎であられる方が神様であれば、相対者である王妃が必要だというのは絶対的原理です。それでは、「絶対的な神様の愛の相対になる方とはどなたでしょうか」と尋ねれば、どのように答えますか。それは、真の人間であるというのです。皆様はお金を必要とし、知識を必要とし、権力を必要としますが、妻がいなければ、すべて意味がありません。夫には妻が必要であり、子女が必要であり、妻は夫が必要であり、子女が必要です。そのような愛の対象が暮らす所が家庭です。私はここで、良心の願いをいっぱいに満たせる愛の主体であられる神様に侍り、その神様の愛の対象である男性と女性が一つになって、その愛の中で息子、娘を生み、幸福で豊かに暮らせる家庭こそ、神様の真の愛を中心とした地上天国の最初の出発基地になるということを主張します。私たち人間が、愛する相対が自分より何千万倍、無限大の価値ある存在として現れることを願うのと同じように、神様も、御自身の愛する相対が無限の価値のある存在になることを願うのです。そのような人が、真の人間です。皆様、そのような男性と女性が、正にアダムとエバだったという事実を知りませんでした。私たちに高い良心の願いが与えられたのは、神様が主体であれば、人間は対象の立場にある存在だからです。ですから、神様の分身ではなく、神様とは違う、別個の人格者だというのです。そのような対象に、神様より数千万倍価値のある存在になることを願う、良心に基づく欲望を許してくださったのです。それが良心の作用だということを、私たちは知らなければなりません。神様が創造当時、理想として願った真の愛、偉大な愛を中心として、人間と愛の関係を結び、一つになれる神人愛一体の家庭を築いたならば、今日、私たちは天国とか地獄とか言うこともなく、そのまま天国に入るようになるのです。ここで問題になるのは、神様の真の愛と人間の真の愛が、一つの主体的愛と相対的愛として一つになって一点から出発しなければ、神様の愛と人間の愛が異なる二つの愛として出発するようになり、二つの愛の方向と目的地になるということです。このようになるとき、神様と人間が願う絶対的理想世界を見いだすことはできません。この二つの愛が一点から出発できることを願った神様のみ旨は、堕落によって完全に停止してしまったというのです。真の愛と真の生命と真の血統を受け継ぐことによって救いが成就するサタンの愛を中心に偽りの父母が生まれ、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を受け継いだ子孫なので、すべて地獄に行くのです。天国とは関係がありません。ですから、体の強い力を制御して、心が思いどおりにできる人を中心として、良心を通して神様の愛を占領しなければなりません。ところが、私たち人間はその事実を知らなかったのです。皆様。恋煩いというものを知っていますか。恋煩いにかかった人は、恋煩いにかかった動機を解決してあげれば、すべてが解決します。堕落した人間ですが、堕落していないアダムの本性が残っているので、それが恋煩いにかかったように神様の愛を慕い、また慕うというのです。良心は、「神様の真の愛を、どのようにして占領するか」と言います。お金があり、知識があり、権力があっても、自分の生命を懸けて愛する人を失ってしまえば、何の役にも立たないのです。皆様が心を解放して解怨成就させ、良心世界において360度に解放圏を形成すれば、その良心は自然に神様の真の愛と連結されるようになっています。愛のふろしきと良心のふろしきのうち、どちらが大きいかと言えば、愛のふろしきが大きいのです。なぜなら、良心は愛から始まったからです。良心を解放し、神様の真の愛と一つになって暮らしてから入る所、神様を中心とした愛の血族を準備して、彼らを中心に暮らしてから入る所が天国です。その愛を占領できなければ、永遠に天国に入れず、その日のために数千万年、待たなければなりません。堕落した人間は、神様の真の思想と経綸の明かりが神様の真の愛とともにともされて一体にならない限り、天国とは関係がありません。真の良心と真の愛が一つになって暮らす人は、自動的に天国に入ります。イエス様を信じても、神様の愛と結合できなかった人は、天国に入れないのです。体と心が闘う人は天国に入れません。サタンの血統を受けて紛争が起きている人は、天国に入れないというのです。このようなことを開拓すべきすべての宗教が自ら争うときには、「終わりの日」に、すべて滅びるのです。争う所には神様がいらっしゃいません。ですから、宗教を信じるというのは、体を打って良心を解放する断片的なものであって、これが救いの門を開く鍵ではないのです。神様の真の愛を中心として、真の愛と真の生命と真の血統を受け継がなければ、救いはあり得ないという事実を知らなければなりません。宗教を信じることによって救われるのではありません。宗教を信じるのは、体を追い込むためです。良心の解放圏を備えるようになれば、良心の願いは神様よりも高まるというのです。人間は神様に帰らなければならない皆様。自分がすることを良心が先に知るでしょうか、神様が先に知るでしょうか。良心が先に知るというのです。私たち人間は相対的な存在なので、夫と向き合う妻のように個性も人格も異なっているのです。もし神様が先に知るとすれば、人間は神様の分身であり、一つの体なのです。一人では、相対的な理想を完成できないというのです。人間は神様の真の愛から出発したので、対象的な人格者として神様に帰るのです。神様に帰らなければなりません。父母が100歳になり、息子も年を取って80歳になれば、父と息子は父子の関係はもちろん、友達にもなるのです。女性と男性は、力で比較すれば相手にもなりませんが、愛というものが介在すれば、妻と夫が互いに押したり引き寄せたりしながら、一つになるというのです。人間が神様のみ前に対象的な愛の存在になったとすれば、神様が喜ばれるでしょうか、喜ばれないでしょうか。神様は、神様の理想的な対象を未来の希望として願いながら、愛の対象が完成する前にこの宇宙をお造りになったのですが、愛の対象として完成したのちに、アダムとエバがそれ以上に大きいものを再び創造してほしいと言えば、神様にそれを創造できる能力があるでしょうか、ないでしょうか。私たちの良心の願いが無限であっても、それを創造してくださる神様であるということを知らなければなりません。このように無限な神様の真の愛を中心として、対象の価値をもつ存在として人間を造ったのですが、これを完全に失った人間になったので、再びこれを回復しなければならないのが人間の生涯であり、人類歴史の目的であるという事実を知らなければなりません。各宗教では、宗教の主人たちが再び来ると言いました。イエス様が再臨すると言い、仏教では弥勒仏が来ると言い、儒教は新しい孔子が来ると言い、イスラームのシーア派ではマフディーが来ると言ったのです。神様が宗教を立てた目的は何でしょうか。神様が一番愛する息子、娘、神様の骨と肉が一つになる、そのような愛する息子、娘を中心とした愛する家庭、愛する氏族、民族、国家を形成するのが神様のみ旨に違いないということを、はっきりと知らなければなりません。そうだとすれば、メシヤはどのような方かということを知らなければならないのです。永遠なる神様の真の愛を根として初めて地上に訪ねてこられ、すべての宗教が願う理想を完成する方が、再臨のメシヤであることを知らなければなりません。神様の真の愛によって夫婦が一つにならなければならないそうして、真の父母となり、失われた真の愛を中心として、真の生命と真の血統を理想家庭として地上に探して立てようというのが救援摂理の目的でした。堕落によって神様は、アダム家庭の真の母と息子、娘をすべて失ってしまいました。神様が触れられる真の息子、娘がいなかったというのです。神様の真の愛を中心として、血統的な関係をもてる神様の家庭がなかったのです。堕落した父母によって偽りの愛と偽りの生命と偽りの血統の因縁を結ぶことにより、私たちの体と心の闘いが起こりました。アダムとエバが怨讐になりました。アダムの二人の息子の間で殺戮戦が起こったのです。ですから、神様がこれを復帰するための救援摂理は復帰摂理なので、失われた真の体と心が一つになった息子、娘として、絶対的に一つになった夫婦と息子、娘が、神様の真の愛を中心として完全に一つとなり、神様と永遠に一緒に暮らせる真の家庭を築くのです。そして、新婦格であるキリスト教と連結させて、神様と血縁関係を結ぶことにより、神様の真の愛で統一された家庭、氏族、民族、国家、世界を再び編成しなければならないというのです。これが神様の救援摂理の完成です。この国の指導者の皆様。皆様の国が神様の祝福を受けることを願うでしよう。そのためには、神様の真の愛を中心として、体と心が一つとなった民にならなければなりません。神様の真の愛を中心として、夫婦が絶対的に一つになれなければならないというのです。神様の真の愛を中心として子女が絶対的に一つになれる家庭の数が多くなるとき、神様がこの国に来て暮らすようになるというのです。そのようになれば、自然にこの国も世界の中心国家にならざるを得ないのです。人間も、自分の一番愛する人が農村や貧民窟にいるとすれば、その愛する主体は対象が暮らす所に行って、共に暮らしたいと思うのです。どのような所でも、愛する人がいる所に行って暮らしたいというのです。それと同じように、神様も一番愛する息子、娘がいる所であれば、農村や貧民窟も天国になるのです。統一教会とはいったい何をする所なのでしようか。神様の真の愛を紹介する所であり、真の愛を中心として体と心を一つにしようとする所であり、体と心が一つとなったその夫婦を、絶対的に一つになるべき理想的夫婦にしようとする所です。その息子、娘は絶対的に別れることのない統一された兄弟にしようという、そのような主義をもち、神様の命令によってその使命を遂行するのが、統一教会であることをお伝えします。国際合同祝福結婚の意義偽りの愛による偽りの父母から、偽りの愛と偽りの生命と、そして偽りの血統によって始まったすべての汚されたものを完全に清算し、真の神様と真の父母の愛を中心として私たち夫婦が真の父母となり、神人愛が一体となった真の愛の種、真の生命の種、真の血統の種を接ぎ木してあげるための礼式が、国際合同祝福結婚式になるのです。堕落によって、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統の種を受け、偽りの結婚式をした家庭を反対に復帰するため、新しい結婚式に国際的に多くの家庭を参加させ、天の大きな祝福を伝授してあげようという礼式が祝福結婚です。日本の全国民が大きな祝福を受け、天国家庭に転換されて、地上天国に入籍する国民になることを願ってやみません。こうして、超国家的な血縁関係を結成し、神様を中心とした天宙的大家庭主義を形成することにより、真の父母主義、夫婦主義、兄弟主義を宣布して心情文化世界を成し遂げ、地上から天上世界まで、天国に入っていける解放された地上天国の世界を完成しようというのが、統一教会の目的です。第二次世界大戦以降、文鮮明総裁は全世界的に50年間、迫害を受けてきました。罪があったからではなく、自分たちを救うために多くの迫害を受けたことが分かる時代になったので、今や反対に、一番立派であると考えるようになりました。文総裁の手によって共産主義が滅びました。ゴルバチョフ大統領と金日成主席を教化させた人が文総裁です。滅びゆくアメリカを救うためには文総裁でなければならないという、希望的な体制をつくっておきました。韓半島の困難な政治的背景にも、文総裁が関係しているのです。中東もそうです。アメリカの共和党が40年ぶりに勝利したのも、文総裁が背後から影響を及ぼしたためであるという事実を知らなければなりません。アメリカの共和党が民主党に勝ったということに関して、背後で文総裁が関与していたという事実を皆様は知らなかったかもしれませんが、このような事実を見るとき、日本が文総裁をアメリカよりも先駆けて絶対的に占領するようになれば、世界の一等国家になるでしょう。文総裁は今まで、語ったことはすべて成し遂げてきました。全世界が文総裁をたたき潰し、葬り去ろうとありとあらゆることをしましたが、死なずに堂々と世界の頂上に立ち、きょうもこうして叫ぶことのできる立場に立ちました。それは天が愛するからであり、神様が絶対的に保護するからであることを知って、統一教会について生命を懸けて学んでみなければならないと思うのです。解放と自由と統一と幸福の天国きょう、このような意義深い日に出会い、信じるに値する立場で一番重要な事実について紹介したことを理解してくださり、どうか忘れずにこの道に従って、皆様が新しい覚醒のもとに決意し、皆様の家庭と皆様の国に祝福を誘導する指導者となるようにお願いします。これにより、理想的家庭が皆様の国に出発し始めるのです。皆様も御存じのとおり、私たち夫婦は真の父母として全世界に知られています。今日、私たち夫婦が本当に真の父母として、真の愛、真の生命、真の血続によって天と連結されたことが事実であれば、この地上には平和を成し遂げた「真の家庭と私」から、解放と自由と統一と幸福の天国が芽生えてくることを心に留めてくださるようにお願いします。皆様の家庭と国に神様の祝福があることをお祈りいたします。ありがとうございました。
2020.05.04
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