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ワインを買うのをやめられない毎年「今年こそワインを買うのを減らそう」と思っているのだけれど、なかなか減らない。今年は掘り出し物の福袋があったので、さっそくガッツリ買ってしまった。購入分析したよ1998年途中からExcelでワイン購入記録を付けているので分析してみた。単価と購入金額をプロットしたのが次のグラフだ。左軸が購入金額で右軸が単価。2020年の購入金額が落ち込んでいるのは5月までの集計だから。あらためて見ると、2000年から2006年までの平均単価が約8,000円オーバーと恐ろしく高額になっていることに驚く。DRCやDm Leroy, Rousseau, Vogueなどを買っていたのも2006年までだ。同様に1級シャトーやPetrus、Ausoneなどを買っていたのも、そのくらいまで。いまはその在庫をご褒美としてたまに楽しむ生活。そして3千円前後のおいしいワイン探し。ちゃんと調べていないが、2000年代半ばから中国やロシアなどのワインバブルが始まったのだろうか。2010年以降に購入した高額ワイン2010年以降に購入した2万円以上のワインは↓こんなかんじ。ChampagneやOpusは複数ビンテージ買っている。Louis Roederer CristalKrug VintageCedric BouchardOpus OneRidge Monte Bello →リッジホテルに泊まった記念MEURSAULT 1er CRU CLOS DES BOUCHERES(Domaine Roulot)Alsace Riesling Selection de grains nobles 1989(Gerard Schueller) →1989はAlsaceのGreat Vintage桔梗ヶ原メルロー シグナチャー ポン・デ・ザール シャトー・メルシャン →桔梗ヶ原ワイナリーに行った記念BourgogneがRoulotだけなのに驚くが、著名な生産者のトップクラスは手の届かない範囲になっているからだろう。そしてRoulotの1er Cruを飲んだことがなかったから。BourgogneのGrand Cruも買っているのだけれど全部2万円切り。わたしはACブルなどのレジョナルに偏見はないけれど、知り合いの中にはACブルは飲まないって人もいる。実際にブルゴーニュを訪問してACブルを出す生産者はほんのわずか。テロワールのワインではないからね。とはいえ、素晴らしいレジョナルに出会った経験もあるだけに悩ましい。最近買っているワイン最近3~4年は、ケースで8,000円-12,000円くらいのスパーク詰め合わせや、会員だけが購入できる某所の放出品&福袋をよく買っている。いずれも安いので年間の平均単価は1,000円台かと思いきや、2,000円台を維持している。ほかによく買っているのは、3,000円前後で楽しめるワインだろうか。好みに依存するけれど、イタリアや日本だと3,000円前後で楽しめるものが多い。日本は味わいというよりは知的好奇心の楽しさだけどね。ブルもないわけじゃないけれど、なかなか厳しいところ。ほぼ毎日飲む人間にとって3,000円はデイリーの価格ではないけれど、1,000円アンダーのスパークと組み合わせれば、1本あたり2,000円切りも可能。昔ほど高額ワインに手を出していないので、結局のところ「買う量を減らすには飲む量を減らすしかない」という当然の結論になりそうだ。ワインショップソムリエやセラー専科、京橋ワイン、ヴェリタスなどのスパークリングセットは我が家の日常飲みとして絶賛活躍中。セラー専科(リカマン)は16本箱があるのに驚く。スパークは瓶が重いのに、14本/16本入っていると箱の重さにビックリする。1本あたり643円(税別) 送料無料 シャンパン製法&金賞入り!『辛口泡だけ』特...価格:9900円(税込、送料無料) (2020/5/14時点)こちらの上級品はちょっと変わった銘柄も入っている。全てシャンパン製法!プレミアム特選スパークリングワイン12本セット 4弾【送料無料】価格:12540円(税込、送料無料) (2020/5/14時点)全部フランス産 辛口スパークリング5本セット 第12弾 スパークリングワインセッ...価格:4378円(税込、送料別) (2020/5/14時点)
2020.05.12
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前回の続き。今回の主役。最近は買っていないけれど、もっとも好きなブル白生産者の一つだったギュファン・エナン。2002 Pouilly-Fuisse "Tri de Hauts de Vignes"(Guffens-Heynen)プイィ・フュイッセ トリ・ド・オード・ヴィーニュ(ギュファン・エナン)Bourgogne, France - 白辛口1万円くらい, ワイン&地酒 TODA, 2004年6月購入ギュファン・エナンは定番アイテム以外に、年によって限定キュヴェを出していて、これもその一つ。2004年当時でも1万円しているので、おそらくトップレンジ。輝きのあるゴールドイエロー。バター、マロン。柔らかでしなやか。南を感じる酸。心配した酸化はなく、自宅熟成16年のコンディションは上々。開けた当初はおとなしめで、もう少し早く開ければよかったと思ったけれど、時間の経過と共にマロンフレーバーが湧き上がり、おいしくなってきた。ボーヌの偉大なクリュのようなスケールや荘厳さはないけれど、しみじみと楽しめるいいワイン。前者をQueenだとすれば、後者は10ccのI'm not in loveのやさしさ。とはいえ、ギュファン・エナンはリリース後2~5年くらいで飲みごろになることが多いので、ここまでストックしなくていいかも。まあ若いときの魅力と、熟成したときの魅力は違うけどね。飲み頃/総合:飲みごろの最後/★★★★(大ぶりのグラスにたっぷり入れて、少人数でじっくりおいしさをかみしめたい)下のラインならばマコン・ピエールクロがオススメ。ギュファン・エナンを探す2014 Chassagne Montrachet Rouge 1er Cru Clos de la Maltroie(Domaine Michel Niellon)シャサーニュ・モンラッシェ ルージュ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・マルトロワ(ドメーヌ・ミシェル・ニエロン)Bourgogne, France - 赤辛口セールで5千円くらい, 2018年4月購入現在の評価は知らないけれど、シャサーニュではラモネと並ぶ生産者。とはいえ、個人的にあまりいい経験が無く、驚くボトルに出会ったことがない。ラモネはパスグラから1er Cru、Grand Cruまですごいボトルに出会っているのに。こちらのワインは2年前にも開けているけれど、そのときは若いと感じて放置。2年ぶりに開けてみると、底が見えるきれいなルビー色。香りのボリュームは多くなく、明るい外観とは逆に味わいは黒い印象。アルコールが少し浮いて低重心。酒質自体はなめらかなので熱にやられてないと思うけれど、他の流通経路で飲んでいないので確かめようがない。過剰に補糖している?アルコール度13.5。グラスが進まないほどマズくはないけれど、ウキウキしないワイン。白の生産者の赤って好きなヤツ多いのに。飲み頃/総合:?/★★(可憐さと正反対で残念。ロット/ケースでコンディション不良の可能性もゼロではない)これでこの日のオンライン飲み会は終了。1回目のDRC、2回目のフンブレヒト、そして今回のギュファン・エナン。毎回狙ったワインが当たりでよかった。
2020.05.11
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ワインバーのオンライン飲み会に参加。この日は3本用意。NV JEROME BLIN La Pouillote Extra Brutジェローム・ブラン キュヴェ・プイヨット エクストラ・ブリュットChampagne, France - 白泡辛口7,000円くらい, 伊勢丹新宿店, 2019年12月購入ムニエの名産地ヴァレ・ド・ラ・マルヌのVincellesの生産者。このキュヴェもムニエ主体。伊勢丹のノエルに生産者が来ていたので、そのとき購入。伊勢丹のセンチュリートレーディングが引いていて、他では全然売っていない。ご本人は、いかにも田舎のおじさんぽい素朴なかた。試飲したときは、少し酒質が暴れているのが気になったけれど、半年寝かせて、いい感じにまとまってきた。味わいは素朴でありながらも、それなりの厚みや複雑性もあっていい感じ。エクストラ・ブリュットは辛口の振れ幅が大きいけれど、辛口すぎなくちょうどいい。飲み頃/総合:いま/★★★+(来年のノエルでもリピートしよう)サインボトル今回もツマミは二子玉川のnaturamさんのフレンチセット。2週間前に注文して満足度が高かったので再び注文。つづく。
2020.05.10
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NV VEUVE HENRY & FILLE Brut Blanc de Blancs(Francois Montand)ヴーヴ・アンリ・エ・フィーユ ブラン・ド・ブラン ブリュット(フランソワ・モンタン)生産者情報が少ないこちらのワイン。他にもワイン名が「Francois Montand」のスパークもリリースしている(フランソワの方がメイン?)。フランソワ・モンタンはジュラの生産者。いろいろな資料から推測すると、このブラン・ド・ブランはユニ・ブラン、コロンバール、シャルドネのブレンドで瓶内二次発酵。似た名前にVeuve Ambal(ヴーヴ・アンバル)があるけれど、こちらはクレマン・ド・ブルゴーニュ最大の生産者。当然まったくの別物。ただし、ヴーヴ・アンバルはクレマン・ド・ブルゴーニュ専業だけれど、いくつかのワイナリーを傘下に持ち、そちらではヴァン・ムスーを作っているから紛らわしい。とくに後者は、このヴーヴ・アンリとラベルが似ている。で、こちらのヴーヴ・アンリは「わたしの勝手な、フランスのスパークはハズレが少ない理論」どおり、2千円アンダーのスパークとしては優秀な味わい。このクラスとしては十分なボディがあり、満足度が高い。飲み頃/総合:いま/★★★+(コスパ高し)【あす楽】【よりどり6本以上送料無料】 ヴーヴ アンリ エ フィーユ ブラン ド...価格:1419円(税込、送料別) (2020/5/12時点)フランソワ モンタン ブリュット 750ml 正規 フランス スパークリングワイン価格:1304円(税込、送料別) (2020/5/12時点)
2020.05.09
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2016 ますかっとベーリーA Y Carre(ダイヤモンド酒造)山梨 - 赤辛口3,000円, 2019年11月購入もっとも好きなベーリーAと聞かれて、筆頭として挙げたいのはダイヤモンドの高級ライン。とは言っても3千円台でリーズナブル。特に熟成したものは絶品。昨年末のワインツーリズムで飲んだばかりなので、若いことはわかっていたけれど、やっぱり若い。現在のトレンド甘さを抑えた造りで、それでいてほどよい力強さもある。飲み頃/総合:あと3~10年/★★★+(わかっていたけれど早かった)
2020.05.08
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福袋の一本。少し重量級ボトルで濃い色のビンに入っていたので赤だと思っていたら、グラスに注いでビックリ! 白でした。バックラベルにはグリューナーと書いてあるので、ちゃんと読めばよかった。 2013 RIED ZOBINGER GAISBERG GRUNER VELTLINER L5(LAURENZ V.) リード・ツェービンガー・ガイスベルク グリューナー・フェルトリーナー L5(ローレンツ・ファイブ) Austria - 白辛口 5,000円くらい 日本では、なかなか人気が出ないオーストリア。F.X.ピヒラーのようなスーパースターは存在するけれど、全体的に値段が高いのと(安ワインが輸入されていない)、白が主体のため、人気が出ないのだろうか? 20年近いワイン歴でオーストリアワインを買ったのは約20本。 なんだかんだ言いつつも、フランスのワイン法やボルドーやブルゴーニュの格付けは知的好奇心をくすぐるちょうどよい難易度。たくさん輸入されているので、お金さえ出せばいろいろ買えるしね。 そこでオーストリアのワイン法やテロワールってどんなのと調べていたら、日本語オフィシャルサイトを発見。よくわからん。 で、こちらのワイン。L5は良年だけ作る限定品。 オレンジを感じる香りで、リースリングや甲州をほうふつさせる。モーゼル産リースリングほどのミネラル感は無く、甲州よりも厚みがある。アフターには少しの苦み。香りや口に含んだときの質感はさすがの出来で、あきらかに高級ワインであることを感じる。 オーストリアもやるななどと思い、半分残して翌日飲んでみると、高貴で高級な香りは飛んでしまい、普通のグリューナーになってしまった。天ぷらや軽めの前菜に合わせるにはいい感じなのでは無いでしょうか。 飲み頃/総合:いま~5年/★★★(初日に開けたときは少し驚いたけれど、2日目には続かず)
2020.05.07
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観光地の日光に近い下今市駅の近くにある片山酒造(こちらも日光市)。一般にはあまり知られていないけれど、その理由は店頭販売が主体で多くが県内で消費されているから。とくに原酒 素直シリーズのクオリティーはなかなかのもの。初めて2019年の春に訪問したときは「観光客多いんでしょ」とか「トリップアドバイザーの口コミほめすぎでは」などと思っていた。だけれど、超絶親切な対応とお酒のおいしさに感銘。今年の1月には絞り見学に行ってしまった。2019年5月 初訪問時のブログ 初回は貴之氏では無いかた。ご親族or蔵人さん? われわれだけのために長い間付き合っていただきました。2020年1月 絞り見学時のブログ このときは貴之氏。絞りの日だったので見学者も多かった。社長の貴之氏はアクティブなかたで、ALL BLACKS公認の日本酒を出したり、海外から積極的に見学を受け入れたりしていた。またSNSも積極的だった。コロナ騒動が始まってからも、近隣飲食店のテイクアウトを積極的に紹介していた。ところが2020年5月6日のfacebookに4月30日に亡くなったとの訃報。死因はあきらかにされていないけれど、1月に会ったばかりで、前日までfacebookが更新されていただけに信じられません。黙とう。見学はしばらく中止だけれど、騒動が落ち着いたあと日光に訪れた際には寄ってみてください。いい酒蔵ですよ。片山貴之氏
2020.05.06
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NV Farmers Market Rosso Bioファーマーズマーケット ロッソ ビオItalia - 辛口赤単品だと1,700円くらい(福袋の1本), AEONブドウ栽培と醸造の両方でヴィーガン認証をとった南イタリアのワイン。品種はネグロ・アマーロとプリミティーヴォのブレンド。まあ、ブドウ品種どうこうではなく(そもそもイタリアの多くは地品種って事情もあるけど)、カジュアルに食事を楽しむワイン。個人的には、ビオとかヴィーガンとか忘れて、楽しいデザインのラベルを見ながら気楽に食事と楽しみたい。ワイン自体はニュートラルで親しみやすい味わい。
2020.05.05
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昨年2回訪問した大阪の「河内ワイン」。1回目は試飲だけで、2回目はツアーに参加(そのときのブログ)。GWにDMが来ていました。ステイホームで家飲み需要は増えているものの、飲食店のクローズで影響を受けているワイナリーが多そう。山梨 NHK NEWS「 宣言延長 ワイナリー先行き不安」によると、勝沼醸造は半分以上が飲食店・ホテル向けで、4月は前年同月比で売り上げ56%減だとか。わが家は、ものすごい勢いで空きボトルが増えています。GWだけで30本以上開けたような...。ワイナリーの営業スタイルによって影響はそれぞれだと思うけれど、河内ワインはバスツアーを大規模に受け入れていたので、さらに影響が大きそう。となると石和のモンデやマルスも?大阪の各ワイナリーのWebサイト見るとカタシモもセット販売してますな。河内ワイン飛鳥ワインカタシモワイナリー2018 金徳葡萄酒ロゼ(河内ワイン)こちらのロゼは初回訪問して印象のよかったもの。ほどよい辛口で、メルロー、マスカット・ベーリーA、シラー、サンジョベーゼ、プティ・ヴェルドのブレンド。セニエや実験的栽培しているブドウの混醸なのかな。★★★(週末のランチにいかが?)
2020.05.04
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2011 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Referts(Domaine Bachelet-Monnot)ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ ルフェール(ドメーヌ・バシュレ・モノ)Bourgogne, France - 白辛口7,000円くらい, ひしゃく屋, 2014年2月近年評判のよい若手生産者のバシュレ・モノ(バシュレ兄弟が運営)。以前ワインショップの垂直テイスティングに参加したこともある。キレイだし、フツーにおいしいのだけれど、驚きはない。6年寝かせたので、もっと変化すると思ったのになあ。2014あたりのビンテージだったら、また違ったかも。飲み頃/総合:いま~5年/★★★(1万円アンダーならあり。でも飲みたいのは安くておいしいか、高くてもスゴいかなんだよね)
2020.05.02
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2017 Saint Aubin 1er cru "les Pitangerets" Rouge(Jacques Carillon)サントーバン プルミエ・クリュ レ・ピタンジュレ(ジャック・カリヨン)Bourgogne, France - 赤辛口3,300円, 松屋酒店(フィッチ), 2020年4月購入KONA9113さんオススメのブルゴーニュ。透明感があり、やさしくチャーミング。5千円アンダーでは安心できる味わい。赤:[2017] サントーバン 1er "レ・ピタンジュレ"...価格:3300円(税込、送料別) (2020/5/7時点)わたしの定点観測銘柄はヴィレーヌのディゴワーヌ or メルキュレだったのだけれど、高くなったのと、昔ほど感銘することもなくなったので2013年ビンテージで中断。その後、特定銘柄の観測はやめてしまった。過去3,4年のブルゴーニュ購入履歴を振り返って見ると、たまに1万円を越えるものを買っているけれど、つまみ食い的な節操のない買い方。それでも印象のいいものをピックアップするならば、パタイユとドニ・ベルトーかな。とくにパタイユのランセストラルはスゴい。
2020.05.01
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今年1月にワイナリーに行ったときに購入したもの。微妙なバックビンテージが売っているのが丸藤のいいところ。2009 ルバイヤート メルロー「塩尻収穫」(丸藤葡萄酒工業)長野, 日本 - 赤辛口4,950円, 2020年1月購入酸化を危惧したけれど、ワイナリー蔵出しでコンディションは上々。ボルドーで想像するメルローの複雑さはないけれど、しなやかにまとまったミドルボディ。いまが飲みごろ。飲み頃/総合:いま/★★★(やさしい味わい)2013 プティ・ドメーヌ ルバイヤート(丸藤葡萄酒工業)山梨, 日本 - 赤辛口4,180円, 2020年1月購入今年1月のテレビ番組にプティヴェルドが登場した丸藤。プティヴェルドは売り切れだったので、次にプティヴェルド比率が高いドメーヌルバイヤートがすぐに売り切れたとか。ドメーヌルバイヤートは昨年秋に飲んだばかり。こちらのプティは、ファーストのドメーヌと比べると凝縮感やスケールは一回り小さい。しかし2013年という良年もあって、ファーストを知らなければ勝沼地区の欧州系赤としてはなかなかのもの。好み次第だが、メルローとどちらかと聞かれれば、プティドメーヌに軍配。飲み頃/総合:いま/★★★
2020.04.30
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自宅には何台かワインセラーがあり、日常のデイセラーとして20年近く 三菱電機エンジニアリング RMP-25A を使っている。 なかなか面白い製品で0度~45度まで設定でき、「ワインセラー」ではなく「ペルチェ式 電子適温庫」として発売されていた。たしか定価は10万円超で、生産中止後の在庫品で6万円台だったような気がする。 温度帯が広いのでワインや日本酒の保存だけでなく、パン生地の発酵やヨーグルトの発酵、チーズの熟成などもできると説明書に書いてあった。実際、過去にピザ生地の発酵に使ったこともある。 デイセラーが便利なのは以下の理由だ。 ・夏冬関係なく、赤ワインを適温にできる ←これが一番の理由 ・小型でリビングの手元に置けるので、飲む予定のワインを入れてけばすぐ取り出せる ・この機種はボトルを立てられるので、オールドビンテージワインのオリを沈めるのに使える ペルチェ式の多くは室温以上を設定できるので、冬場に室温が低いときでも、赤ワインを適温保存できるのは便利だ。冷やす系は保冷ジャケットやワインクーラーを使えばいいけれど、暖める系は難しいからね。 いままでいろいろなセラーを使っているけれど、買うべきは「信頼できるメーカー(保守サポートがあるもの)」だと思っている。現在は状況が違うかもしれないが、知人を含め中国メーカーのものは故障率が高いと感じている。5年故障率は数パーセントとかそういうレベルでは無く80%-100%(自分調べ)。 そんななか、このセラーは偉い! 20年近く故障知らず。 とはいえ、ある程度たってからは年に1度くらいはディスプレイに「E4」というエラーコードが表示され止まっていた。 このエラーコードは「背面の吸気・排気口を掃除して」というメッセージで、電源OFF→掃除機で吸い取る→電源ONという対処していた。過去数回は背面カバーを外して掃除したことはある。 RMP-25A 電源OFFなので消えているけれど1度単位で温度設定できるディスプレイ 背面の吸気口。いままでは掃除機で吸い取るだけだった。 しかし今回は、簡易応急処置では復活せず。いちおう工学部電気学科卒だし、PCの組み立ても得意だしってことで、少し分解することにした。 背面のカバーを取り外すと、冷却ファンの羽根にはすごい量のホコリが付いていた。さらにファンを取り外すと、とんでもない量のホコリにビックリ! カバーを外すと2つの冷却ファン。いちおう掃除後の画像。羽根にもホコリはびっしり付いていたし、中の空洞部分には積もっていた。 いままで外側のカバーを外さないで掃除機で吸っていたけど、構造を考えるとほとんど効果は無かったかも。それなのに掃除(?)のたびに復活したのはすごい。 それとは別に冷却ファンが松下製(Panaflo)だったのにもビックリ。この手のパーツは台湾や中国だと思っていたのに。と思ったら産業用にいまでも作っているようだ。OEMかもしれないけど。 こちらがホコリの量。女性のげんこつくらいの量はあるかも。 電源を入れて復活。1日たってもエラー表示されないので直ったらしい。三菱電機エンジニアリング様、いい機種をありがとうございます。この機種をいまでも使っている人は少ないと思うけど、メンテナンスの参考にしてください。プラスドライバーと歯ブラシ、掃除機、ぞうきんだけでOK。 実は今回デイセラーの買い直しを覚悟していました。ってことで、以下の条件で検索。 ・6本から9本入ること ・幅40cm、高さ50cmくらい ・信頼できるメーカー ・静かなこと ・できればペルチェ式 ワイン用では安いしいいかも デバイスタイル deviceSTYLE 《基本設置料金セット》CE-8W ワイン... 価格:20150円(税込、送料無料) (2020/5/3時点) これもよさげ さくら製作所 SAKURA WORKS 低温冷蔵クーラー ZERO CHILLE... 価格:57010円(税込、送料無料) (2020/5/3時点) 大きいしペルチェ式じゃないけど候補の一つ さくら製作所 SAKURA WORKS 《基本設置料金セット》SAB-50G ワ... 価格:43816円(税込、送料無料) (2020/5/3時点) 三菱電機エンジニアリングも、まだペルチェ式を手がけていました。ホテル用がメインのようだけれど、家庭用もありました。とはいえ冷蔵庫なので、温度はおそらく4, 5度。 【ポイント3倍・送料・代引き無料】 小型電子冷蔵庫 RK-201-K(右開き) 価格:38280円(税込、送料無料) (2020/5/3時点) セラーとは別に常備していると便利なのがジャケット型のクーラー。赤ワインを冷やすときやスパークの保冷用として。冷凍庫には2個常備。 【送料無料】【ラッピングOK】 ル・クルーゼ アイスクーラースリーブ WA126... 価格:1942円(税込、送料無料) (2020/5/3時点)今回調べていて気付いたのはワインセラーで有名なさくら製作所の保冷ジャケット。温度帯ごとに3種類出ています。とりあえずル・クルーゼで十分かな。 さくら製作所 SAKURA WORKS ワイン専用保冷ケース WINE SUIT... 価格:2990円(税込、送料別) (2020/5/3時点)
2020.04.29
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前回の続き。1999 Alsace Pinot Noir Wintzenheim(Domaine Zind Humbrecht)アルザス・ピノ・ノワール ヴァンツェンハイム(ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト)Alsace, France - 赤辛口2,200円, 東急本店, 2002年11月購入この日の真打ち登場。当時ワイン会か何かで出会って、おいしさと安さに驚いてケース買いしたもの。ラスイチのボトルを久しぶりに開けてみました。グラスに注ぐといきなり官能的な香り爆発。エロティックでなまめかしく、ハイトーン。香りだけで恍惚としてしまう。味わいもまさにピークど真ん中。酸化は一切無く、ミドルボディながらも果実味と熟成感を楽しめるいい感じ。先週のDRCを「剛」とすれば、こちらは「華」。これが2千円台とは驚きの素晴らしさ! ブラインドで出されれば、余裕で1万円以上と答えてしまう。今年飲んだワインランキングNo2に選出。No1. 1996 Grands-Echezeaux(DRC)No2. ここに滑り込み。No3との差は大きい越えられない壁No3. 1990 Ch.Pichon Longueville Baron数時間かけて飲んだところ、DRCは全然落ちなかったの対し、こちらは徐々に果実味が細り苦みが出てきた。ポテンシャルの違い、熟成ピークのどこにあったかの違いなどが原因だろうか。そしてコルクの状態が違うのも印象的だった。DRCは全体にワインが染みてずっしりだったのに対し、こちらは先頭が染みていただけで、コルク全体は若々しかった。いままでの経験でも、DRCの古酒のコルクは全体的に染みているものが多く、抜いたあとに乾燥させると細くなるものが多い。飲み頃/総合:いま/★★★★++(すごい)ウンブレヒトのピノ・ノワールを探すドメーヌ・ツィント・フンブレヒト アルザス・ピノ・ノワール・ハインブール [20...価格:4708円(税込、送料別) (2020/5/2時点)生産者名の読み方の話読み方で悩むDomaine Zind Humbrecht。日本ではツィント・フンブレヒト or ツィント・ウンブレヒト。Hを発音しないフランス語の流儀に従えば「ウンブレヒト」だけれど、ネットショップでは「フンブレヒト」が多い。フランス人はどんな発音をするのだろうと思い「FrenchWineNews Youtube」を見ると「ズィン・ウンブレッキ」のように聞こえる。「フ」か「ウ」の議論がどこか飛んでしまうくらい違う。どっひゃー。でも↓のサイトだと「ズィント・ウンブレヒト」かな。How to pronounce Zind-HumbrechtWhat is the Clos Saint Urbain? How to Pronounce? French Alsace Wine Info & Pronunciation名前は固有名詞だから、Chateau Climensのように標準的な母国語読みがシャトー・クリマンでも、本人に尋ねると「クリマンス」が正解なんてこともあるからややこしい(出典:ワイナート)。あらためて調べるとこんなYoutubeを発見。しっかり「クリマンスが正しい」と解説している。How to Pronounce Chateau Climens? (CORRECTLY) 1855 Sauternes Grand Cru French Wine PronunciationChardonnayもCabernet Sauvinonも、アメリカでは「シャルドネ」「カベルネ・ソーヴィニョン」とは発音しないから、それぞれの国独自の発音でいいのかも。正規インポーターがあるなら、それを尊重かな。正規インポーターの日本リカーではフンブレヒトですな。
2020.04.28
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DRCを開けた翌週も、ワインバーのオンライン飲み会に参加。NV Zoemie De Sousa Brut Precieuse Grand Cruゾミエ・ド・スーザ ブリュット・ブレシューズ・グラン・クリュChampagne, France - 赤辛口6,500円くらい, 伊勢丹新宿店, 2018年11月購入お気に入りのゾミエ・ド・スーザ。ゾミエのほうは結構飲んでいるのに、ド・スーザはあまり飲んだことないかも。カチッとしたアタックが印象に残ることが多いのだけれど、このボトルはフォーカスが定まらない。ブラインドで飲めば普通のシャンパーニュなのだけれど、このとき買ったボトル(他にも数本買った)はいいときと比べると落ちる。以前から感じているけれどシャンパーニュって、ビン差・ロット差が大きいような。86飲み頃/総合:いま/★★+(もっと期待は高かった)2015 Bourgogne Rouge(Jean Marc Millot)ブルゴーニュ・ルージュ(ジャン・マルク・ミヨ)Bougogne, France - 赤辛口4,378円, リカーショップヒラオカ, 2020年4月購入知り合いのソムリエ曰く、グラン・ゼシェゾーではルネ・アンジェル亡き後、DRCに近いジャン・マルク・ミヨ。そこまでの予算はないので、とりあえずACブルを買ってみました。期待しすぎたこともあるけれど、可もなく不可もなしの平均的なACブル。2015マジックもなかった。ACブルとしては高額なほうなので、これならばもっと他の選択肢がある。ACブルのブドウはどこから来ているのかわからないので、最低でもVR村名か。85飲み頃/総合:いま/★★+(もっと期待は高かった)GEは約3万。手を出せる範囲だが、飲みごろが先だと思うと...。ジャン・マルク・ミヨのワインを探すエシェゾー グラン・クリュ[2017年]ジャン・マルク・ミヨ 赤 750ml E...価格:32780円(税込、送料無料) (2020/5/2時点)つづく。この次に開けたボトルは桃源郷だった。
2020.04.27
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STAY HOMEになって、レストラン応援のためにテイクアウトを利用する今日この頃。正直なところ、利益構造がテイクアウトに最適化されていないので高めになりがち。イタリアンやフレンチだと100g1000円前後(サラダや小麦粉を使った料理を除く)。応援なので多少の高さは許容すべきなのだけれど、それでも作る技術がある人にとっては、値段が気になってしまう。とくに煮込み系はアマチュアでも作りやすいしね。そんななか、いままでで一番のオススメは二子玉川のnaturam。こちらはフレンチセット2人前(4,000円×2=8,000円)。Instagramの画像を事前に見ていたのだけれど、お店で実物を受け取ると、その豪華さにテンションマックス。受け取るときに料理の説明をしてくれ、写真より実物の方が全然いい。皿の大きさは30cm角と巨大。ワインボトルと比べるとわかるはず。右下の紙に包まれているのはパテ・ド・カンパーニュのサンドイッチで、真空パックに入っているのは牛肉の赤ワイン煮。ずれないようにプラ容器やナプキンを両面テープで固定しているのはナイスアイデア。真空パックは湯煎で15分。付け合わせまであるのが心憎い。キッシュとチョコレートケーキ二人で全部食べきれず、残りは翌日食べました。これで8,000円はリーズナブル。オススメです。
2020.04.26
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ワインの好みは断然フランスなのだけれど、家ではイタリアワインを飲む機会が増えている。フランスは味も好きだし、知的好奇心の対象。イタリアは、その昔スーパータスカンとかバリバリのも飲んだけれど、いまは5千円アンダーの地ブドウが好み。知的好奇心の対象からは少し外れる。そしてイタリアは、今回紹介するようなバックビンテージを安く入手できるのが魅力的。スペインも古くて安くいのがあるのだけれど、アメリカンオークが得意じゃないので微妙。おいしいと思うのもあれば、そうで無いのもある。2005 Lange Rosso Pasia(Casa Vinicola NICOLELLO)ランゲ ロッソ パシア(カーサ ヴィニコラ ニコレッロ)Piemonte, Italia - 赤辛口1,936円, トスカニー, 2020年4月購入こちらはネッビオーロとバルベーラのブレンド。熟した果実、土、少しの熟成香。味わいはミドルからフルボディで熟成を感じられる飲みごろ。おそらく蔵出しでコンディションもいい。バローロのような純粋さ、コアの充実度はないけれど、家飲みワインとしては上々。これが2千円だと思うと素晴らしい。調べてみると同じ作り手でネッビオーロ100%のもあるようだ。そちらはリアルワインガイドの安旨大賞を2年連続で取っている。飲み頃/総合:いま~5年/★★★+(コスパ最高)カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロのワインを探すカーサ ヴィニコラ ニコレッロ ランゲ ロッソ パシア 赤 2005年 750m...価格:1691円(税込、送料別) (2020/5/1時点)ランゲ ネッビオーロ 2006年 カーサ ヴィニコラ ニコレッロ元詰LANGHE...価格:1529円(税込、送料別) (2020/5/1時点)それで思い出したのが、数年前に飲んだファネッティのロッゾ・ディ・モンテプルチアーノ。こちらもバックビンテージなのに2千円台。dancyuか何かの雑誌で紹介されていて4本買ったところ全部おいしかった。ニコレッロよりも熟成感があり、繊細で官能的。2004 Rosso di Montepulciano(Fanetti)ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ(ファネッティ)【6本〜送料無料】ロッソ ディ モンテプルチアーノ 2004 ファネッティ 75...価格:2365円(税込、送料別) (2020/5/1時点)
2020.04.25
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日本の瓶内二次発酵スパークを紹介。NV KIZAN SPARKLING TRADITION BRUT(機山洋酒工業)山梨, 日本 - 白泡辛口3,200円, 2020年2月購入かなり前から瓶内二次のスパークを手がけているキザン。甲州100%。泡は細かいながらも色は濃いめで、酸化のニュアンスが多い。コルクやGI Yamanashiというラベルを見る限り、デゴルジュマンが古いくはないと思うけど、少し不健全なボトルか。それとも、このロットはこういうスタイルなのか不明。ワイナリーで飲んだボトルはもっと違う印象だった。飲み頃/総合:?/?(評価不能)2014 日本のあわ トラディショナル・メソッド トリロジー(シャトー・メルシャン)日本 - 白泡辛口通常は6千円台。メルシャンのパスポート会員特典でもらったもの。リーズナブルな日本スパークは数多く手がけているメルシャン。だけれど瓶内二次は試行錯誤しているようで、2014からは品種構成をリニューアル。山梨県笛吹市御坂地区産の甲州、長野県上田市椀子ヴィンヤード産のシャルドネとピノ・ノワール、長野県北信地区産のピノ・ノワール、3つの産地の3品種を使用。シャンパーニュほどのボディはないけれど、以前より骨格が出てきて瓶内二次らしいきめの細かさや複雑さもある。マンズや丸藤と共に日本を代表するスパーク。冷やしすぎないほうが、おいしいと思う。飲み頃/総合:いま/★★★(日本スパークとしては素晴らしいけど、安心院のコスパには勝てない)
2020.04.24
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2015 AOP Collioure Le Clos de Paulilles Blanc(Domaine Cazes)コリウール レ・クロ・ド・ポリーユ・ブラン(ドメーヌ・カズ)Languedoc-Roussillon, France - 白辛口3,500円, DRINX, 2018年8月購入2017年に出席したドメーヌ・カズのメーカーズ・ディナー(そのときのブログ)で、もっとも印象的だったのがこちら(甘口を除く)。ドメーヌ・カズ傘下のレ・クロ・ド・ポリーユの白(キリンの紹介ページ)。グルナッシュ・ブラン80%、グルナッシュ・グリ20%。前回のテイスティングコメントは↓シャトーヌフ・デュ・パープの白を思わせる味わいで、しっかりとした体躯と、だれない酸日本に入ってきているドメーヌ・カズは1千円台後半という競争が激しい価格帯のためか、キリンが一生懸命プロモーションしながらも知名度イマイチ。そのなかでもロゼは結構オススメ。そして、こちらはカズがコリウールに新しく取得したドエーヌで、ワンランク上のクラス。3年ぶりに飲んだけれど基本的な印象は変わらずローヌ系の白に近い味わい。シャルドネの親しみやすさ艶やかとは異なるキャラクタで、もう少し素朴でタイト。パプの白くらい上等になると黒トリュフが出てくるのだけれど、そこまでには至らず。とはいえ、Anything but chardonnayな選択としては悪くない。88飲み頃/総合:いま/★★★(たまにはシャルドネ以外もいいですよ)ドメーヌ・カズ カノン・デュ・マレシャル ロゼ 750ml※12本まで1個口で発...価格:1339円(税込、送料別) (2020/4/29時点)【正規品】レ・クロ・ド・ポリーユ ブラン 2015フランスワイン/白ワイン/ラン...価格:3238円(税込、送料別) (2020/4/29時点)東銀座カーヴ・デ・ランパールのテイクアウトを合わせてみました。冷蔵の煮込み系は沸騰しない程度の湯煎で15分。簡単!ホロホロ鳥とシャンピニオンのフリカッセ ヴァンジョーヌの香り(クリーム煮込み)牛ハチノスのトマト煮込みとシャンピニオン
2020.04.23
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2012 Ch.D'AIGUILHEシャトー・デギーユCastillon Cote de Bordeaux, Bordeaux - 赤辛口3,278円, カーヴ・ド・リラックス, 2019年12月購入ラ・モンドットなどで有名なステファン・ヴァン・ナイペルグ伯爵が所有するシャトーの一つ。いわゆるモダン右岸系であまり得意ではないのだけれど、バックビンテージだったのと、以前すごいボトルに当たったので買ってみました。以前の経験では、買ってすぐは濃さに驚き、数年後に残りを開けるとビックリするくらい成長していたというもの。グラスに注ぐと、底が見えない濃い色合い。右岸でここまで濃いのってどうなのよと思いつつ飲んでみると、見た目通りのフルボディで予想以上に若い。ただ、テロワールの貧弱さからか、洗練度や緻密さを感じるのは厳しい。値段を考えればありだけれど、どうせなら2015などのグレートビンテージを買って寝かせるのがいいのかも。飲み頃/総合:いま~15年/★★★(よくもなくわるくもなく)
2020.04.22
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2012 Anjou Cabernet Franc V.V(Chateau de Fesles)アンジュー・カベルネ・フランVV(シャトー・ド・フェル)Loire, France - 赤辛口1,600円, 東急東横, 2015年11月アンジュー最古のドメーヌの一つで、甘口で定評のあるシャトー・ド・フェル。こちらは東急のセールで購入したもの。購入直後はカベルネ・フランの根菜っぽさやタンニンが目立っていたけれど、5年寝かせたことでだいぶしなやかになってきた。それほど複雑さはないものの、ミドルからフルボディでビストロチックな食事に合わせるのにはいい感じ。飲み頃/総合:いま~5年/★★★
2020.04.21
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2013 曇野池田 メリタージュ スペシャルラベル(サッポロ グランポレール)長野, 日本 - 赤辛口6,696年, Amazon, 2019年9月購入昨年ロブションで開催された「グランポレール メーカーズランチ」(そのときのブログ)で飲んで、一番印象的だったのがこちら。たしかAmazonと西日本地区限定販売品。メリタージュのファーストビンテージながら、収量の少なさとビンテージのよさが結実して優れたワインができた。パリの審判で勝利した"Stag’s Leap CASK23"も、たしか若木だったはず。半年ぶりに飲んでみると、2013ながら十分タンニンがあるフルボディ。格付けメドックと比べると少し荒さはあるけれど、このクラスの日本ワインとしてはいい仕上がり。あと5本あるので、3年もしくは5年後に飲んでみたい。飲み頃/総合:いま~15年/★★★+(サッポロもがんばっています)
2020.04.20
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前回の続き。1996 Grands-Echezeaux(DRC)グラン・ゼシェゾー(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)Grands-Echezeauxはリリース時に入手して寝かせていたこともありコンディションは極上。コルクがスゴく湿っていて重い。グラスに注ぐと香木を思わせる香りがムンムンで恍惚感に浸ってしまう。体躯はだいぶ柔らかくなりながらも、しっかりとしたストラクチャと果実味があり、幾層にも重なる味わいのベール。古酒の領域というほど枯れていない。2時間以上かけて飲んだけれど、まったく落ちる気配がないのはさすが。スゴいワインであることは間違いないけれど、ノックアウトされるほどではない。飲みごろとしてはピークの一つだと思うけれど、熟成感が感じられるという意味では初期で10年後に飲んでみたい。98-いま値段を調べるとえげつないことになっていますな。40万...。1/10以下で買ったのに。飲み頃/総合:いま~10年/★★★★★(外さないでよかったぁ。でも、もしストックがあれば5~10年待ちたい)DRC以外で飲んだワインはこちら。2006 Gonet Sulcova Brut Grand Cruゴネ・スルコヴァ ブリュット・グラン・クリュ2006年に訪問したゴネ・スルコヴァ(エペルネの生産者)。こちらは数年前に伊勢丹のノエルで購入したもの。熟成感を感じられる味わいで、グランクリュらしい複雑性もある。いまが飲みごろの終わりで、これ以上たつと酸化香が出てきそう。902005 Bourgogne Rouge(Emmanuel Rouget)ブルゴーニュ・ルージュ(エマニュエル・ルジェ)リリース当初に飲み素晴らしさに驚いたルジェの05ACブル。前回から10年以上たってだいぶ柔らか。熟成香はまだ少しで、酒質のなめらかさ柔らかさが印象に残る。若いときのほうがインパクトがあったけれど、これはこれでおいしいワイン。91飲み頃/総合:/★★★++(若いときのほうがよかったかも)ルレ・サクラのお惣菜。アワビとタケノコと若めのコンソメスープ。ひよこ豆と蜂の巣の煮込み。煮込みはおいしいけれど、冷凍ということもあり、コンソメの味はいま一歩。カーヴ・デ・ランパールのお惣菜。パテ・ド・カンパーニュと高原比内地鶏と豚足のバロティーヌ。豚のリエット(画像なし)。パテ・ド・カンパーニュは肉がごろごろでナッツとの食感も楽しい。DRCがハズレないでよかった。
2020.04.19
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知り合いのワインバーがオンライン飲み会をやるってことで気合いが入ったワインを用意。3月のファインズの試飲会で、リシュとラターシュのチケットを持っていたのに残念ながら中止。そんなこともあり、久しぶりにDRCを飲もうと悩んだ末にセレクトしたのがこちら。全部で4本用意。結局バシュレ・モノは飲まなかったけど。Gonet Sulcova Brut Grand Cru 2006Puligny-Montrachet 1er Cru Les Referts 2011 / Domaine Bachelet-MonnotBourgogne 2005 / Emmanuel RougetGrands-Echezeaux 1996 / DRC東銀座カーヴ・デ・ランパール(左)と、桜新町ルレ・サクラ(右)のテイクアウト。こちらは自家製のコック・オー・ヴァン(鶏肉の赤ワイン煮込み)ワクワク、おいしいといいな。次回へ。
2020.04.18
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2014 高畠マジェスティックL’OGRE BLEU 青おに(高畠ワイナリー)山形, 日本 - 赤辛口3,500円, 伊勢丹浦和, 2017年11月購入高畠の赤ミッドレンジ。高畠はワイナリーにも行ったし(ただし高級ライン全部売り切れで何もできず)、イベントでいろいろ飲んでいるわりには、よく分かっていないワイナリー。こちらの青おには高畠のミッドレンジで、高畠町産メルロー、高畠町産カベルネ・ソーヴィニヨン、高畠町産プティ・ヴェルド。フルボディで思いのほかタニックで少しぎこちなさもあるが、国産としてはしっかり作られている。とはいえ、ボルドーほどは洗練されていない。このワインにはひかれないけれど、他のラインナップを調べると意外に高くないので、こんど買ってみようかな。飲み頃/総合:いま~10年/★★★(まあまあ)あらためてラインナップを調べてみた。するとフラッグシップとプレミアムシリーズは3500円~6000円と、国産ワインとしてはリーズナブルな値付け。フラッグシップのアルケイディアでも5000円だし、評判のよいピノも4000円ちょい。高畠ワイン アルケイディア セレクトハーベスト [2012] 750ml※12本...価格:4999円(税込、送料別) (2020/4/25時点)高畠 ピノ ノワール エステート ランチ ゾディアック 2016 自社畑100%...価格:4378円(税込、送料別) (2020/4/25時点)
2020.04.10
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2013 Vire-Clesse Thurissey(Domaine Sainte Barbe)ヴィレ・クレッセ チュリセ(ドメーヌ・サント・バルブ)Bourgogne - 白辛口3,700円, キタザワ, 2015年6月購入なぜ買ったのか覚えていないけれど、2015年に数本買ったサント・バルブ。ワイン雑誌で評価されていたのか? マコン好きなので、きっと血が騒いだのだろう。ずいぶん前に開けたボトルは(他の畑かも)、なぜかだいぶ甘くてビックリして、残りのボトルは放置していました。セラーをあさっていたら見つけたので久しぶりに抜栓。ゴールドイエローでそこそこ熟成が入っている。蜜やべっこう飴のようなニュアンスはあるが、前回のような甘さはなくてひと安心。ある程度上質なワインに通じる質感はあるものの、果実味がゆたかでストライクではない。マコンだったらヴェルジェやコルディエが好み。他にもあるけどね。飲み頃/総合:飲みごろ後半/★★+(好みじゃないので、もう買わない)
2020.04.08
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2015 Cono Sur Pinot Noir 20 Barrels Limited Editionコノ・スル ピノ・ノワール 20バレルズ・リミテッド・エディションChili - 赤辛口1,980円, フェリシティ, 2018年9月購入チリのミッドレンジ(実売1,500~3,500円)はパワフルすぎて苦手なものもあるのだけれど、コノスルのシングルヴィンヤードと20バレルはいつも安心できる味わい。というか、コスパとエイジングポテンシャルに感心することが多い。このピノ・ノワールはファットで南な味わいで、ブルとは求めるものが違う。だけれど品質だけを評価するならば、目の詰まった緻密さや、ほどよくコントロールされた凝縮感はなかなかのもの。とはいえ、メルローやカベルネ、カルメネールのほうがいいとは思うけどね。ためしに6本買って5年寝かせてください。そこそこ化けますよ。飲み頃/総合:/★★★(ピノも悪くはないがボルドー品種がオススメ)コノスルの20バレルシリーズを探す
2020.04.06
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2013 III be & Auromon(Jean Claude Mas)トワベー・エ・オウモン(ジャン・クロード・マス)Limoux, Languedoc-Roussillon - 赤辛口1,598円, キタザワ, 2015年6購入安ウマで知られるジャン・クロード・マス。その中でもトワベー・エ・オウモンは高級ラインでヘビー級ボトルに入っています。メルロー主体。このビンテージはリアルワインガイドで安ウマ大賞を取ったはず。購入当時はパワフルだったので、久しぶりに開けてみました。品種を知らずに飲んだのだけれど、柔らかで艶やか。南に感じるスパイシーさや土っぽさはなく、素朴にやさしい。このクラスで5年寝かせると、さすがに熟成が進んでいる。複雑さを期待してはいけないけれど、酸化は皆無で柔らかくなった飲みごろ。「リムー=シャルドネ」のイメージなのだけれど赤もよかったのね。いまでも値段が変わっていないのも立派。飲み頃/総合:いま/★★★+(コスパで+をおまけ)ジャン・クロード・マスのトワベー・エ・オウモンを探す
2020.04.04
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2015 Chianti Classico(Fontodi)キャンティ・クラシコ(フォントディ)Toscana, Italia - 赤辛口3,132円, かわばた酒店, 2019年2月購入高額なキャンティ・クラシコもあるなか、リーズナブルでハイクオリティなフォントディ。WINE REPORTが2015のフォントディとフェルシナをほめていたので、それぞれ1ケースと半ケース購入。購入して約1年。定点観測していて、はじめは固さが目立ったけれど、今回はようやく初期の飲みごろに。当然まだ若いけれど、初期には感じられなかったおいしさが出てきた。おかげで2016も半ケースほど購入してしまった。フェルシナがインポーター変更でディスカウントされているので狙い目かも。飲み頃/総合:いま~20年/★★★+(今後が楽しみ)
2020.04.01
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買ってよかった調理器具ランキング 包丁編買ってよかった調理器具ランキング フライパン編買ってよかった調理器具ランキング 番外ガスコンロ編 に続いて小物編。3アイテムを紹介。トップバッターは「プジョー エリスセンス 電動ペッパーミル」。車のプジョーが作っています。最初は2箇所を触れるとオンになる静電式のスイッチにビックリ。片手で使えるので料理中も楽々。LED照明が付いているのも心憎い。ホームパーティーで映えること間違いなし。小型版も何種類か出ていて、違いは粒度の調整方法。こちらはボディをひねるだけなのに対し、小型版は歯に付いているネジで調整。プジョーの電動ペッパーミルを探す送料無料 PEUGEOT 電動ミル エリス センス ペパーミル 27162 【k...価格:11550円(税込、送料無料) (2020/4/21時点)2つめは「Microplane プレミアム ゼスターグレーター」。いわゆるチーズ削りです。ニンニクやショウガにも使えます。はじめて使うと驚くほど高速に削れるのにビックリするはず。プレミアムゼスターグレーター 46020価格:2475円(税込、送料別) (2020/4/21時点)3つめは「貝印SELECT100のT型ピーラー」。皮むきとして優秀だし、チーズを削るのにも使えます。100鈞とは別次元の使い心地。貝印 SELECT 100 T型ピーラー 皮むき器 DH-3000【smtb-K...価格:1078円(税込、送料無料) (2020/4/21時点)
2020.03.27
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買ってよかった調理器具ランキング 包丁編買ってよかった調理器具ランキング フライパン編に続いて、今回は番外編としてガスコンロを紹介。自宅のビルトインコンロは約25年前の旧型。あまり調子もよくなかったこともあり、3年前に最新型に買い換えました。買ったのはコチラ。型落ちだったこともあり、設置費込みで約10万円(設置費2-3万円かかります)。パロマ ビルトインコンロFaceis(フェイシス) PD-800WV-60GJ-L/Rそれで思ったのは、もっと早く換えればよかったと言うこと。スゲー便利!SIセンサー付きで安全なのは当然として、毎日便利さを実感する機能が満載。・お湯が沸くと自動的に止まる湯沸かし機能・2口分のタイマー機能・温度設定が可能・グリルは魚だけでなく、トーストやピザも焼ける。そしてグリルパンを使えばオーブンに。オーブンレンジも持っているけれど、圧倒的に時間が早いのが特徴・火力を自動調節する煮物機能・ガラストップなので掃除しやすい過去10年に買ったキッチン道具で一番便利さを実感できたものかも。最後に今後購入を検討するかたへのオススメ事項を。・湯沸かし機能は必須・温度設定機能もあると便利・グリルは水なし、両面焼き!・天板素材はガラストップでなくてもいいかも。ホーロー製でも優れたコーティングのものがあります・高火力バーナーは1つで十分。機種選択で左右を選べるので壁から遠いほうを高火力に・生産完了品などの型落ち品が狙い目・ビルトインの場合、設置費2~3万も予算に入れて。免許が必要なので素人は工事禁止
2020.03.24
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2015 Funky Chateau La Preiere fois Cabernet Sauvignonファンキー・シャトー ラ・プリミエール・フォア カベルネ・ソーヴィニョン長野, 日本 - 赤辛口8,000円, 2018年4月購入大人気で入手困難なファンキーシャトー。わたしのイメージでは、限られた特約店だけで売られ、そこそこ瞬殺されているような感じ。以前に長野ワインフェスに出ていたころが懐かしい。で、コチラは少しビオっぽい香りがあり、国産としてはしっかりとした凝縮感。なめらかな酒質は、さすが上級グレードと思わせる。とはいえ、ビオっぽさをどう思うか。1時間以上かけてゆっくり飲んだけれどビオっぽさは飛ばなかった。ボーペイサージュは好きなのだけれど、それとは違うビオっぽさ。値段が値段だけに評価の分かれるワインだと思う。飲み頃/総合:いま~15年/★★★(好みが分かれると思う)
2020.03.22
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同居家族(=すでに濃厚接触者)だったら花見をしてもいいよと言われていたときの出来事。いつもの砧公園へ。公園全体では3分から4分咲き。これは何本かあった咲いている木。コロナ騒動もあって人は少なめ。翌週3月27日からは、公園から花見自粛が出てしまいました。食べ物はジョナサンのテイクアウト。このときは『ツマミ盛り合わせ「おかずプレート」+ピザ』のキャンペーン期間で、たしか1600円くらい。ケールのサラダは800円くらいで合計約2500円と激安。とはいえ「おかずプレート」は、それなりの味かな。1回目&アウトドア限定だったら、そこそこ楽しめるけど。サラダはおいしいです。ワインはカヴァとメルシャン桔梗ヶ原メルローロゼ。桔梗ヶ原はセニエらしくタンニン多め。高めの温度がオススメ。そしてフェルミエ メルロー。色は薄くてライトな味わいだけれど独特のうまみがあって面白い。フェルミエ メルロー [2018][日本ワイン][国産ワイン][赤ワイン][新潟...価格:3850円(税込、送料別) (2020/4/18時点)平穏が訪れることを願って。
2020.03.20
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買ってよかった調理器具ランキング 包丁編に続いて、フライパン編。今回オススメしたいのは「イタリアTVS社のフライパン」。【クーポン配布中】送料無料 tvs mito チタンコート フライパン 26cm...価格:5500円(税込、送料無料) (2020/4/15時点)【クーポン配布中】送料無料 tvs mito チタンコート フライパン 28cm...価格:6050円(税込、送料無料) (2020/4/15時点)いままでフライパンはティファールやプロ仕様のアルミ製、錦見鋳造の「魔法のフライパン」などいろいろ使ってきました。なんだかんだ言っても、家庭では、くっつきづらいノンスティック加工のものがオススメ。格好付けて、イタリアンなどでよく使われるプロっぽいオールアルミ製を買ったら、くっつきすぎてあまり使いませんでした。ノンスティック加工とは、くっつきづらい加工を施したもの。英語のstickには「くっつく、貼り付ける」という意味があり、フッ素系とセラミック系があります。昔はテフロン加工と呼んでいたけれど、以下の理由からノンスティック加工と呼ばれています。・テフロン加工はデュポン社の商標で、フッ素系の一種・フッ素系以外にも、セラミック系があるで、TVS社のフライパンの何がいいかというと、こんなところ。・くっつかない性能が高く、それなりに耐久性がある・ティファールなどの収納式と違い、フチが斜めなので炒め物系で鍋が振りやすい・大きさのわりに軽い・外側も加工されていて汚れづらいいまでもティファールは使っているけれど、鍋がメインでフライパンは焼き肉やすき焼き用になっています。オススメのサイズは28cm。自分の場合、魔法のフライパンが26cmなのも関係しているのだけれど。楽天でTVS社のフライパンを探す貝印のオフィシャルオンラインストアもオススメです。割引率の高いチケットを入手できることが多いです。「魔法のフライパン」は納期4年待ちなので、いまほしい人には勧めないけれど、いいものだと思っています。それほどくっつくわけではないし、オール金属なのでオーブンに丸ごと入るのが便利。ハンバーグやパエリア、カスレなど活用シーンが増えるしね。
2020.03.14
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前回の続き。2015 Beringer Private Reserve Cabernet Sauvignon Napa Valleyベリンジャー・プライベート・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニョンベリンジャーのフラッグシップ。パワーがありながらも、ウルトラシルキーな酒質。カリフォルニアというと、ややもすると暴力的なパワーをほうふつする人もいるかもしれない。しかし、このようなトップレンジのほとんどは、バワーの背後にエレガントさを兼ね備えているように思う。飲み頃/総合:10年~/★★★★(将来が楽しみ)199? Deux Chapeaux Cabernet Sauvignon Napa Valleyデュー・シャポー カベルネ・ソーヴィニョン最後に飲んだので味の記憶がないけれど、ほどよい熟成でおいしかったような気がする。飲み頃/総合:いま/★★★+これでワイン会が終了。泡、白、赤のいずれも素晴らしかった。次にワイン会ができるのはいつになるだろう。コロナが収まって、世の中が落ち着ける日がくることを願って。
2020.03.04
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前回の続き。2015 Bourgogne Hautes-Cotes-de-Beaune Jardin du Calvaire Blanc(Etienne Sauzet)ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ブラン(エティエンヌ・ソゼ)ソゼのオートコート。こんなの知らなかった。この日は素晴らしいワインばかりで埋もれてしまった。★★★(あまり記憶なし)2016 鴨居寺シラー(シャトー・メルシャン)持参品2。メルシャンのシラーといえばマリコヴィンヤードだけれど、こちらは山梨県山梨市鴨居寺地区。ちょうどグランポレールの北に広がる地域。勝沼近辺の赤は凝縮感に乏しいものが多いけれど、さすがメルシャンというか、シラーが土壌に合っているのか、なかなかすばらしい仕上がり。マリコほどでは無いけれど黒コショウがあり、日本を代表するシラーといえる。飲み頃/総合:いま~15年/★★★+1997 Fontalloro(Felsina)フォンタローロ(フェルシナ)「キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ランチャ」と共に、キャンティの名手フェルシナを代表するキュヴェ。97年はトスカーナのグレートビンテージ。香りからただならぬ雰囲気。20年近い熟成でこなれつつも、下り坂ではないボディがあり、余韻も長く見事な味わい。まさに飲みごろの素晴らしいサンジョベーゼ。今まで飲んだイタリアワインベスト10に入る素晴らしさ。飲み頃/総合:いま/★★★★++(スゲー)ちなみにトップ5候補は、カーセ・バッセのソルデーラ・リゼルヴァ94、ダルフォルノ・ロマーノのヴァルポリチェッラ97、ガヤ バルバレスコ98。漏れもあると思うけれど、このあたりが感涙グループ。次にフォントディのキャンティ・クラシコ97、バローネ・リカーゾリのカステロ・ディ・ブローリオ99、クインタレッリのヴァルポリチェッラ・クラシコ75,テヌータ・ディ・トリノーロ99、オルネライア ビンテージ失念、ルピカイア98、...。あらためてExcelの購入履歴を振り返ると、1万円を超えるボトルで期待に応えたものは少なかった。ガヤは単一畑もオールドビンテージも結構飲んでいるのに。とはいえガヤが素晴らしいと思っているので巡り合わせなのだろう。それとは別にマッセートもサッシカイアも1万円前後で買えた2000年くらいが懐かしい。賢いイタリアワインの買い方は、3千円から1万円くらいのワインを3本から12本買って10年寝かせるのがいいのかも。オススメはフォントディやフェルシナなど5,000円アンダーで買えるキャンティ・クラシコ。これらの生産者以外でもいいけれど名手といわれる生産者が望ましい。このあたりをケース買いして、少しずつ熟成具合を確かめるのは楽しい。つづく。フェルシナのキャンティ・クラシコを探すフォントディのキャンティ・クラシコを探すフォンタローロ [1998] フェルシナFelsina Fontalloro価格:11000円(税込、送料別) (2020/4/13時点)【1997年】フォンタローロ フェルシナ Fontalloro Felsina ...価格:23430円(税込、送料無料) (2020/4/13時点)
2020.03.03
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コロナ騒動がおとなしかったころの新年会。NV Cremant de Bourgogne La Fun en Bulles(ANNE GROS - Negos)クレマン・ド・ブルゴーニュ(アンヌ・グロ)持参品1。東急東横で見かけて買ったボトル。有名ドメーヌのクレマン・ド・ブルゴーニュは何度か飲んでいるけれど、今までスゴいと思うことはなかった。またアンヌ・グロでも、こちらはネゴシアンなので期待しないで抜栓。ところが一口含んだ瞬間にわかるおいしさ。クリーミーでエレガント。シャンパーニュより柔らかで、酒質の緻密さ充実感は見事なもの。いやービックリした。値段は約4,000円と安めのシャンパーニュ並みだけれど、2倍といわれてもそう思ってしまう素晴らしさ。★★★★(ビックリ度を考えると+を付けたい)アンヌ・グロのクレマンを探す2014 Riesling Tradition RHEINGAU(Robert Weil)リースリング・トラディション(ロバート・ヴァイル)ドライでキリキリと締まる酸。安定しておいしいヴァイルさん。実際は後半で飲んだこともあり、もっとマリアージュを考えた順番だったらさらによかったと思う。★★★2007 Chablis Grand Cru "Les Clos"(VERGET)シャブリ・グラン・クリュ レ・クロ(ヴェルジェ)いきなりのレ・クロ。そしてわたしの好きなヴェルジェ。こんなバックビンテージが、いまでもショップで売っていたのだとか。おそらく蔵出しでコンディションも上々。10年以上たっているとは思えない若々しさで、味わいも複雑。ラヴノーやドーヴィサにたまにある神がかったボトルにはかなわないけれど、普通に飲めば素晴らしいシャブリ。調べてみるとタカムラで売っているので、最近入ってきたのかな。★★★★シャブリ グラン クリュ レ クロ [2007] ヴェルジェ ( 白ワイン )価格:10560円(税込、送料別) (2020/4/11時点)つづく。
2020.03.02
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コロナ騒動がひどくなかったころ、武蔵小山の都立林試の森公園で観梅。大きな公園なのに、全然知らなかった。このとき開けたのはGANDIA FINCA DEL MAR Brut(ガンディア フィンカ・デル・マル) 。白もいいけれどRoseがイチオシ。今年に入って50本近くスパークを開けていると思うけれど、2千円アンダーでは光るおいしさ。セットで買うと1本約800円。最大300円クーポン配布 【よりどり6本以上送料無料】フィンカ・デル・マル カヴ...価格:1518円(税込、送料別) (2020/4/10時点)最大300円クーポン配布 1本当り780円(税別) 送料無料 フィンカ デル マ...価格:5148円(税込、送料無料) (2020/4/10時点)最大300円オフクーポン配布すべてシャンパン製法!極上辛口スパークリング5本+1...価格:4397円(税込、送料無料) (2020/4/10時点)
2020.03.01
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2015 CALERA Pinot Noir Central Coastカレラ ピノ・ノワール セントラル・コーストうきうきピノ3本1万円セット, うきうきワイン, 2019年3月購入堀賢一さんの記事に触発され2000年前後はよく飲んでいたカレラ。当時の輸入元やまやが家の近くにあったことも一因。購入履歴を見ると全銘柄合わせて54本購入。しかしカリフォルニアから興味が無くなったこともあり、ここ10年で買ったのは5本。それも、ほとんどが激安/福袋などの要因で、本当の意味で買ったのはロゼの1本だけ。とはいえロゼは酸がしっかりしてセニエらしさもあり、おいしかった。カレラ ロゼ ”ヴァン・グリ・オブ・ピノノワール” セントラルコースト[2017...価格:4268円(税込、送料別) (2020/3/31時点)そして少なくとも日本では人気の高かったカレラも、2017年にダッグホーンに買収。子供が継がなかったことが原因だとか。それにしてもアメリカは買収が激しい。オーパスやパルメイヤー、スタッグスリープもみんな買収されてしまった。コンステレーション・ブランズとガロだけで、どれだけブランドを持っているのだろう。で、そんなことは置いておいて、久しぶりにセントラルコーストを飲んでみました。裾ものなので期待しないで飲んでみると意外においしい。ブルゴーニュとはキャラクターが違うものの、柔らかながらも凜としたところがあって好印象。★★★+(セントラル・コーストって、こんなよかったっけ)ここ10年のビンテージはあまり飲んでいないカレラだけれど、隠れた名品は「マウント・ハーラン ヴィオニエ」。5千円前後で、この味わいは素晴らしい。カレラのマウント・ハーラン ヴィオニエを探す
2020.02.29
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たまに自宅ワイン会での料理を紹介しているように、料理はよく作ります。ワイン好きの知人は既婚男性でも料理をする人が多いのかなと(自分調べ)。いろいろな調理器具を使ってきたなかで、いくつかオススメを紹介します。今回は包丁編。トップバッターはグローバルの包丁。GLOBAL 包丁 牛刀3点セット ◆【今なら三大特典 キッチンタイマー+スポン...価格:17600円(税込、送料無料) (2020/3/29時点)20年近く使っています。持っているのは「GLOBAL-PRO 牛刀20cm」と「GLOBALペティーナイフ 13cm(GS-3)」。オススメする理由は次のとおり。・切れるのは当然として見た目がかっこいい・ハンドル一体型で衛生的・メーカー純正シャープナーがある・メーカー純正の研ぎ直しサービスがある現在の国内販売は「GLOBAL」と「GLOBAL-IST」の2本立て。GLOBAL-PROは2015年で生産中止。わたしのGLOBAL-PRO牛刀20cmは片刃で純正シャープナーが使えません。ノーマル品にすればよかったと後悔。追記このブログを書いたら包丁熱が再燃して「GROBAL 牛刀20cm」を買っちゃいました。さらにGLOBAL-PROを研ぎに出したら(2回目)、だいぶ細身になってきたので魚用にしようかな。純正シャープナーが優秀GSS-01からGSS-04まで、4種類あってオススメはGSS-02以降。GSS-01は簡易用。GSS-02からGSS-04までは包丁の種類によって使い分け。違いの詳細はこちら。砥石の換え駒のようなスモールパーツまで売っているのが良心的。包丁研ぎ器 GLOBAL(グローバル) シャープナー SHARPENER GSS...価格:5500円(税込、送料無料) (2020/3/29時点)メーカー純正の研ぎ直しサービスがスゴい宅配便で送れば、1本1,100円(税・返送料込み)で研いでくれます。切れ味がよみがえるのは当然として、GLOBALロゴも再印字してくれるので、まさに新品同様。これだけやってくれて、この値段は安すぎ(一部特殊な包丁は1,650円)。詳細はこちら。まとめいまだと「GLOBAL」と「GLOBAL-IST」があるけれど、グローバルの特徴であるハマグリ刃の「GLOBAL」でいいのかなと。どちらを選ぶにしてもシャープナーを考えて、どちらかに統一したほうが便利(最新のGSS-04は両方対応)。ペティーナイフもそろえるなら、もう一本はGS-2牛刀20cmがオススメ。でも女性ならば18cmのほうが使いやすいかも。2本とシャープナーまで買って約2.5万円。研ぎ直しサービスも考えると一生ものなので、かなり安いのではないでしょうか。グローバル包丁セットを探す
2020.02.28
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2017 Barbera d'Alba PIAN ROMUALDO(Prunotto)バルベラ・ダルバ ピアン・ロムアルド(プルノット)Piemonte, Italia - 赤辛口3,971円, エノテカ, 2020年2月購入2019年にNHKで放送された『世界はほしいモノにあふれてる「コスパ最高 絶品ワインを探す旅 イタリア」』で紹介されたワイン。3本紹介されて、こちらが第1位。第2位のブリッコ・エルネストは2本飲んでます。エノテカのHP(「コスパ最高!絶品ワインを探す旅」こぼれ話 その②))では次のように紹介。バローロエリアの南に位置するモンフォルテ・ダルバ村の単一畑で、標高500メートルというブドウの栽培限界にあることから、ミネラル感のあるエレガントなスタイルのワインで、コチラのボトルは番組で紹介された2016年では無く、新ビンテージの2017年。ビンテージ的に2016よりは劣るかも知れないが、凡庸なバルベラが多いなか、それらと一線を画す独特のエレガントさ。平均的なビンテージだけに凝縮感は望めないけれど、それでもまったくイヤでは無い。2017年をリピートしようかなと思ったら2016年を発見。数本ポチってしまいました。飲み頃/総合:いま~10年/★★★++(2016年が飲んでみたい)【6本〜送料無料】バルベーラ ダルバ ピアン ロムアルド 2016 プルノット ...価格:3586円(税込、送料別) (2020/3/28時点)
2020.02.27
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ブル好きなのに、ブルが高騰したこともあり、イタリアと泡(スパークリング&シャンパーニュ)が多い今日このごろ。気に入ったワインをいくつか紹介。2016 MAGARI(Ca'marcanda(Gaja))マガーリ(カ・マルカンダ(ガヤ))Toscana, Italia - 赤辛口会員限定40% offで4,488円, エノテカ, 2019年11月購入ガヤがトスカーナのボルゲリで手がけるカ・マルカンダ。こちらのマガーリは2015年から品種構成を一新。カベルネ・フラン主体のボルドーブレンドへ。一言で表せば、パワーと品位の両立。若さ十分で飲みごろは先なのだけれど、並々ならぬ品位を備えた酒質に少したじろぐ。ボルドーのまねごとでは無い、ボルゲリならではのハイトーン。カ・マルカンダを立ち上げて20年ちょっと。すべての努力が集結して、ここまでよくなっているのか。安めの店ならばセールでなくても6千円アンダーで買える。この値段ならば6本は買っておきたかった。飲み頃/総合:5~20年/★★★★(ポテンシャル抜群)カ・マルカンダのマガーリを探す
2020.02.26
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2016 NAPA HIGHLANDS Cabernet Sauvignon Napa Valleyナパ・ハイランズ カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・バレーNapa Valley, USA - 辛口赤4,398円, 信濃屋ワイン館, 2020年1月購入「ホンマでっか!?TV」の中で、明石家さんまさんが「2017年に(自腹で)買って良かったものベスト10」の第3位として紹介したことで注目されるようになったナパ・ハイランズ。カリフォルニアの赤に興味はあまりないのだけれど、オーパスは好きなので買ってみました。少し甘いバニラ、ほどよくコントロールされた凝縮感。とはいえ、1万円クラスに感じる品位や質感はないかな。熟成すればもう少しよくなるとは思うけれど。飲み頃/総合:いま~20年/★★★(可もなく不可もなく)ちなみに、ここ数年で素晴らしいと思ったカリフォルニアはコチラの2本。イングルヌックは、まさにオーパスレベル。そしてガイザーピークはサンフランシスコのK&Lで$35で売られていたfrom Private Cellar。ところが熟成で大化け。ワインは開けてみるまでわかりません。Inglenook Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2013Geyser Peak Cabernet Sauvignon Reserve Sonoma County 2000■【お取寄せ】 イングルヌック カベルネソーヴィニョン ラザフォード ナパヴァレ...価格:13640円(税込、送料別) (2020/3/26時点)
2020.02.24
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羽根木公園に行ったついでに、帰りは東松原駅近くの羽根木餃子へ。あらぎり肉の餃子が店の特徴。ニンニクが入っているのはニンニク餃子だけということで、スタンダードとニンニクを注文。ニンニク餃子はビックリするくらい入っていてやり過ぎ感あり。トマトやチーズにすればよかった。全体的にはジューシーな餃子。ビールはSVBのタップマルシェがありました。とはいえ、いつも飲んでいるのでハートランドを注文。もう少し感動を期待していたけれど、餃子は経験値が高いこともあって、専門店としては普通な印象。
2020.02.23
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世田谷区の梅の名所羽根木公園へ。訪問した2/21は少しピーク越え。寒い年だと、ようやく咲き始めのときもあるのだけれどね。翌週は予定していたイベントが中止になり、暇を持て余して行ってみると中止。とはいえ公園なので、何でもあり。オリジン惣菜でカンパーイ。買ってきてよかった。
2020.02.22
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NV Pierre Gerbais Reserve(Pierre Gerbais)ピエール・ジェルベ・レゼルヴ(ピエール・ジェルベ)Champagne, France - 白泡辛口4,500円くらい, 伊勢丹新宿店, 2019年12月購入年始には同じ生産者のブリュット・ナチュールを開けたので、今回はスタンダードのコチラを開けてみました。で、これが驚くほど酸度が高い。シャンパーニュらしい上質さは感じるものの、「赤坂 榮林」の酸辣湯を食べたときのような衝撃。いまどきのシャンパーニュで、こんなに酸っぱいのがあるとは。飲み頃/総合:いま/★★+(瓶差もあるだろうし、好みの分かれるところ)
2020.02.21
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正月に有楽町のフランチャコルタ・バーに行ってから、急に気になり始めたフランチャコルタ(そのときのブログ)。シャンパーニュは、わからないくらい生産者が多いのに対し(1万件前後? 資料によりバラツキあり)、フランチャコルタは約150件。そしてサテンはベラヴィスタの銘柄だと思っていたのに、5気圧以下のブラン・ド・ブランだとわかったこと。2013 Franciacorta SATEN(BELLAVISTA)フランチャコルタ・サテン(ベラヴィスタ)Lombardia, Italia - 白泡辛口会員割引で5,000円くらい(通常は約1万円), エノテカ, 2019年10月購入ハイトーンで独特の香味。それなりに熟成期間が古いので熟成に由来するものか。サテンと言うことで、ソフトで細かい泡。スムース。上質感は感じるものの、しなやかすぎて好みの分かれるところ。同じ生産者ならば好みはスタンダードかパス・オペレ。★★★NV Mirabella Franciacorta SATEN(Mirablla)ミラベラ フランチャコルタ サテン(ミラベラ)Lombardia, Italia - 白泡辛口2,750円, 信濃屋ワイン館, 2020年1月購入あまり記憶がないけれど、スムースさが特徴。★★★ー
2020.02.20
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代官山にあるスプリングバレーブルワリー東京(SVB TOKYO)に行ってきました。いつもはアラカルトかイベントで来るのだけれど、今回は初めての飲み放題コースの来店(要事前予約)。たしか「スペシャルシェアボード(フリーフロー2時間制付き)」で5千円しなかったはず。東横線の地下化で生まれたログロード代官山にあります。肉ガッツリ盛り5人前だいぶ食べちゃったけれどケールのサラダフリーフローはスタンダード6アイテム+スペシャル2種類からチョイス可能。定番アイテムはいつも飲んでいるので、限定のギャラクシーウォーカーがおいしかった。7~8杯飲んで余裕で元を取りました。おすすめです。コロナの影響か、いつもよりすいていました。
2020.02.19
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数年ぶりに甲州市勝沼ワインゼミナール2020に参加してきました。現在を考えると、これ以降のお酒イベントはほとんど中止になってしまった。有賀社長今回のテーマは、銘醸地ボルドーから眺める甲州ブドウの将来と「勝沼」のテロワール。甲州でのワイン造りの歴史と土壌の話し。背後に山や丘がある地形なので、場所によって土壌が違うらしい。テイスティングはコチラの4種類。1と2、3と4がそれぞれ似ている。前者は柑橘系。最後はフリーテイスティングタイム。赤白合わせて30種類くらい出ていたかも。個人的に白のNo1リュナリスシリーズがなくなり、甲州もソラリスシリーズに統合。看板ブランドなだけにおいしい。土壌サンプルいま(3月中旬)は見学を中止しているワイナリーが多いので、現在の状況が収まり、早く復帰することを願います。春のワインイベント(ワインツーリズム、丸藤の蔵コン、マンズのリニューアルオープン)もほとんど中止になってしまった。
2020.02.15
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この季節恒例の長野ワインフェス in 東京 2020に参加してきました。会場は以前と同じ帝国ホテル。いつもの人気No1は、ワインの値段の高さもあってリュードヴァンなのだけれど、今年は楠ワイナリーが大人気。あとで行こうと思っていたら、無くなっていました。昨年は椀子ワイナリーを訪問したメルシャン。当然ながらどれもおいしい。椀子ワイナリーを訪問した最大の収穫は、椀子ソーヴィニョン・ブランが10年近い熟成に耐えうるとわかったこと(向上するという意味で)。ロワールやニュージーでは、10年以上熟成した素晴らしいものを飲んできたけれど、酸が弱めの日本白で驚きだった。小諸近くの有名旅館「中棚荘」が立ち上げたジオヒルズワイナリー。数年前よりよくなっている。リュードヴァン画像がないけれど、今回飲んだ中でトップクラスによかったのがサントリーの塩尻メルロ。トップレンジの岩垂原メルロも出ていたいけれど、いま飲んだ点では塩尻メルロの勝ち。【よりどり6本以上送料無料】 サントリー 塩尻ワイナリー ジャパンプレミアム 塩...価格:3520円(税込、送料別) (2020/3/13時点)コスパ最高のアルプスワイン。スタンダードのミュゼドゥヴァンが安くておいしいのは当然として、推したいのは5千円のリミテッドシリーズ。このレベルのトップレンジを5千円で販売しているのは、山形の酒井ワイナリーと並んで立派。アルプスのリミテッドシリーズを探すこちらもコスパ優秀な井筒ワイン。白も赤も手抜かり無し。あずみアップルグランポレール例年は1人1皿形式だったけれど、今年からブッフェスタイルへ。そのおかげで入場料が安くなったのかも知れないが(昨年は7,000円で、今年は5,000円)、1回目は瞬間蒸発でありつけなかった。2回目に出てきたときには食べられたけど。このあたりは評価の難しいところ。われわれの仲間は去年の方がよかったと言っていたけれど、はじめから○時と○時に合計2回出すとアナウンスしていれば不満が少なかったかも知れない。元競輪選手のシクロヴィンヤード。小規模生産者ながらいいですよ。自然派っぽいル・ミリュウ。本題じゃないけれど、Webサイトがスーパー重くてビックリ。わたしもエンジニアの端くれとして、こんなWebサイト作っちゃダメでしょ。いろいろ飲みまくって満足。50種類飲めたかどうか。以前より出展ワイナリーが少なくなっているのは残念だけど。
2020.02.14
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