放浪の達人ブログ

< 新しい記事

新着記事一覧(全4135件)

過去の記事 >

2007年05月10日

隠れ家の条件

(4)

カテゴリ：カテゴリ未分類

山奥の部落というものは不思議だ。
どうしてこんな不便な場所に住んでいるのか。
ネパールの奥地でもひっそりと暮らしている家族がいた。

塩津温泉郷というほぼ廃業状態の部落があり
宿泊は要予約と書いてあった。
つまりそれは料理や部屋の準備は何も出来てないという事で
予約が入ればもてなしの準備をするという事だ。
川で魚を捕って来て、山で食材を採って来る。
布団を干して部屋の掃除をする。

そういう隠れ家のような宿に泊まってみたいと思う。
夕方は早くから陽が隠れ、街灯もなく
森の木々の擦れ合う音だけが聴こえる。
こたつやストーブではなく囲炉裏であることが望ましい。

僕が外国人であり、日本を訪れる機会があるとしたら
東京や京都ではなくこういった田舎に来たいと思う。
その国の伝統的な生活様式で暮らしている先住民、
語弊があるかも知れないがそんな感じである。

実際、僕がアジアに行く時もそういったものを求め
それが一時の安らぎではないかと思ったりするのだから。
そしてそういう宿で泊まる夜は深く、
朝は驚くほどにみずみずしく白い。

奥三河

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

最終更新日 2007年05月10日 12時38分28秒
コメント(4) | コメントを書く

■コメント

Re:隠れ家の条件(05/10)

puffpuff9384 さん

そんなところにゆっくりと行ってみたいです～(^^
たまには日常から離れてみたい．．．ですよね．．． (2007年05月10日 16時35分54秒)

返事を書く

Re[1]:隠れ家の条件(05/10)

放浪の達人さん

puffpuff9384さんへ

でも多分女の人は「こんな何もない所イヤ」と言うんだろうなあ。
「俺がいるだけじゃダメなのか？」だなんて
くさいセリフを言っちゃったら尚ドン引きですねえ。（笑）

＞そんなところにゆっくりと行ってみたいです～(^^
＞たまには日常から離れてみたい．．．ですよね．．．
-----
(2007年05月11日 01時15分15秒)

返事を書く

Re:隠れ家の条件(05/10)

cocosaiko さん

滋賀県の山奥の、そうゆう民宿（？）にお食事に連れて行ってもらった事があります。
狩をしてとってきた鹿と山菜のお料理でした。
こんな所に民宿があるの？と思うような場所。
街灯もなく、暗い道を歩いて行くと明かりがあって、、、自然に囲まれて、村ぐるみで子育てをしているようなそんな所。文明社会は、便利だけれど、人間の本質を失ってしまったような、そんな感じを受けました。 (2007年05月11日 10時12分11秒)

返事を書く

Re[1]:隠れ家の条件(05/10)

放浪の達人さん

cocosaikoさんへ

いいですね、そういう所。
人間本来の姿があるかもしれません。

＞滋賀県の山奥の、そうゆう民宿（？）にお食事に連れて行ってもらった事があります。
＞狩をしてとってきた鹿と山菜のお料理でした。
＞こんな所に民宿があるの？と思うような場所。
＞街灯もなく、暗い道を歩いて行くと明かりがあって、、、自然に囲まれて、村ぐるみで子育てをしているようなそんな所。文明社会は、便利だけれど、人間の本質を失ってしまったような、そんな感じを受けました。
-----
(2007年05月11日 12時05分47秒)

返事を書く