ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2015/11/21
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カテゴリ: 観劇・観戦
2015年 11月21日(土)】

 今日は、雲がかかってはいましたが、晴れて暖かくてよいお天気でした。

 今日は、2つの個人的なイベントが重複していました。

 一つは、能の発表会。私が事業部門時代にお世話になった取引先のKさんという方が、退職後能をやっておられるようで、「教室の発表会が京都であるので、おついでがあればお寄りください。」との手紙を以前いただいていました。

 もう一つは、再就職した会社の仲間の京都紅葉案内。

 能の発表会は一日あるようですが、その方の出番は午前中。午前中だけ見させていただいて、午後から紅葉見物とすれば両方ともOKです。能は一度は見たいと思っていましたが、見たことがなく、今回初めてでした。

 場所は平安神宮近くの京都観世会館。能のメッカの一つです。今日の入場は無料ですから、生徒さんの負担も結構あるんではないかなぁなどと、ついつい下世話な推測をしてしまいました。


写真:京都観世会館
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写真:発表会の看板
P1060116(看板).jpg



写真:能舞台
P1060118(舞台).jpg



写真:プログラム
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 一番最初に、この教室を主催する観世流能楽師 重要無形文化財総合認定保持者 古橋正邦さんの番外仕舞 「江口」という演目で始まりました。

 能の予備知識は全くなく、どこで評価するのかもよく分かりませんが、とにかく見終わって、聞き終わって、一種の陶酔感みたいなものが残りました。舞も見事、お囃子も見事。能って(私が見たのは、仕舞と舞囃子ですが)、うまく表現できませんが、何かテンポの遅いラップで太極拳を舞っているような感じで、聞いていて見ていて、とにかく心地よいのです。ちょっとハマってしまいそうです。

 その後、私の知り合いの方も含めた生徒さんの発表が続きました。座ったところから、すっと立って舞を始めるのですが、その立ったときの姿からして、やはり先生と全然違います。当然かもしれませんが。練習をして、本番の場数を踏み、それに加えて肉体も精神も鍛錬しないと、あの先生のような舞は舞えないのでしょうね。でも、皆さん普段一生懸命練習している様子が、それぞれの発表の中に出ていて、微笑ましかったです。

 さて、私の知り合いの方ですが、私よりかなり先輩でしたから、もう70歳くらいになられるのではないかと思います。もう長くお会いしていませんので、お顔を拝見するのは、多分20年ぶりくらいになると思います。少々びっくりしました、白髪で髪を伸ばしておられ「怪傑ライオン丸」のような風貌になっておられました。町で会っても気がつかないでしょう。ご高齢にも関わらず、しっかりとした足運びで舞っておられ、私もがんばらなくてはと元気をいただきました。

 この会の最後には、プログラムにもあるように、片山九郎衛門さんの舞いもあるのですが、午後から紅葉見物会があるので、会場をあとにしました。

 紅葉見物の様子は明日以降の日記で書いていきます。

 能の発表会場へ向かう途中で、心拍数が100くらいまで上がりましたが、能を見ている途中で落ち着きました。でも、その後の紅葉案内で結構歩いて、少々疲れました。早めに寝ます。



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最終更新日  2021/05/13 08:54:49 AM
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