2016年 6月9日 京都新聞ホームページから
京都府教育委員会は8日、国宝や重要文化財など国指定文化財の保存修理や防災にあてる国庫補助事業の本年度決定分(第1次)を発表した。 神護寺
(京都市右京区)の 「紫綾(むらさきあや)金銀泥絵両界曼荼羅(まんだら)図」(国宝、高雄曼荼羅)
や 大覚寺
(右京区)の 「大覚寺障壁画」
(重要文化財)など新規事業14件と継続事業73件で、総事業費は26億2千万円。
神護寺の両界曼荼羅は、現存では、 最古で空海が直接関わっ
た
唯一のもの。2幅とも約4メートル四方と大きく、紫色の綾に金泥と銀泥で描かれている。ほつれや折れが進んでいるため、修理する。
京都を代表する大覚寺の障壁画は、200面以上あり、全体の修理は明治以降では初めてとなる。多くが 京狩野の祖・狩野山楽
が描いたとみられ、代表作として名高い。絵具の剝離や剝落が進んでいるため、本格的に直す。
このほかの新規事業は次の通り。
【建造物防災施設】観智院客殿(京都市南区)▽伏見稲荷大社権殿など(伏見区)▽大仙院本堂など(北区)▽玉林院本堂など(同)
【美術工芸品保存修理】紙本墨画真山水図ほか(北区・真珠庵)▽渡海船額(東山区・清水寺)▽絹本著色兜率天曼荼羅図(上京区・興聖寺)▽私家集・冷泉家歌書類(上京区・冷泉家時雨亭文庫)▽絹本著色聖一国師像(東山区・東福寺)▽紙本墨書楞伽禅寺私記(同)▽紙本墨画猿猴図(右京区・龍泉菴)
【美術工芸品保存活用整備事業】木造千手観音立像(京丹後市・縁城寺)
神護寺の国宝「紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図」
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