ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/08/17
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カテゴリ: 京都のニュース
2016年

 京都市内で地蔵盆の開催率が最も高い東山区で21日、地蔵の歴史を学んだり、 数珠回し などの行事を楽しんだりする「地蔵盆に親しむ会」が開かれる。京都の夏の伝統行事を広く発信する。昔ながらの福引で、近年は珍しくなった 「ふごおろし」 の体験もある。

 京都市によると、地蔵盆は江戸時代以前から続き、市内では約8割の自治会や町内会で行われている。2013年に自治会・町内会を対象にしたアンケートでは、東山区での開催率が90%と最も高かった。上京区が89%、北区と中京区が85%と続き、西京区は65%だった。

 地蔵盆に親しむ会は東山区などが主催する。午前の部は大人向けとし、鷲頭雅浩区長が地蔵信仰の歴史を紹介した後、地域の六道珍皇寺などを案内し、地蔵菩薩(ぼさつ)や閻魔(えんま)大王像などを見学する。

 小学生向けの午後の部では、地蔵に関する紙芝居の後、3グループに分かれて数珠回しや切り絵、地蔵の化粧などを体験する。くじで当たった景品を、稲わらで作った「ふご」と呼ばれる籠に入れ、2階などの高所からつり下ろすふごおろしも行う。

 東山区によると、ふごおろしは区内の地蔵盆でも近年、ほとんど見られなくなったという。今熊野学区の南日吉町西南地区はふごおろしを続けている数少ない町内会。石井良之会長(71)は「子どもたちが喜んでくれるのが一番。年配者も懐かしいと言って積極的に協力してくれる」と話す。

 地蔵盆に親しむ会の会場は東山区役所。午前の部は同10時、午後の部は同2時開始。午後は参加費300円が必要。申し込みは東山区役所TEL075(561)9105。


2階から下ろされるふご。近年は地蔵盆でふごおろしがほとんど見られなくなった(京都市東山区)
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最終更新日  2019/04/22 08:59:40 PM
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