ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/09/25
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テーマ: 京都。(6075)
カテゴリ: 修学旅行ガイド
2016年 9月25日(日)】

 修学旅行ガイド第2回目研修の「その3・最終回」です。「その1」は こちら 。「その2」は こちら


(続き)

 清水寺道からバスを乗り換え、金閣寺道へ。途中、生徒たちの多くは、座席に座ることができたので、疲れたのか眠っていました。

 我々の会の修学旅行のガイドの指針では、回りに迷惑にならない範囲で、車窓に見える風景をガイドするのもいいと書いてありますが、同時に、生徒にとって疲れを癒す時間でもあるので、眠ることを妨げてはいけないと書いてあります。




 午後1時半を回りましたが、生徒たちはお腹がずいていないというので、まずは金閣寺を拝観。

 入り口近くにチェックポイント。先生たちが待っていて、生徒たちの状況を確認します。全班が金閣寺を参拝するのでしょうか、チェックポイント設定はここだけでした。

 先生から「昼食は済んだの?」の質問に対して、「まだです。ここが終わったら食べます。」と回答。

 金閣の前では、前回の生徒は相当テンションが上がったのですが、今回の生徒はそうでもありませんでした。ちょっとこちらも拍子抜けという感じです。

 朝の連絡通り、カメラマンがここに待機していて、金閣を背にして、そして本堂を背にして、記念写真を撮りました。旅館前では、我々ガイドも入れてですが、ここでは生徒たちだけです。前回もそうでした。こういう形が一般的なようです。

 出口近くのお土産屋さんに入らせましたが、特に何も買わなかったようです。朝の顔合わせのときに、それぞれに、「何か特に買いたいものはありますか?」と聞くのがいいのかもしれません。名前を覚える機会にもなりますし。それから、それに対応するには、どこにどんなお土産屋さんがあるか勉強しなければなりません。


●昼食

 金閣寺近くでは、バスで2駅のところにある立命館大学の学生食堂をよく利用するようです。12時~13時は学生優先のため修学旅行生は断られるようですが、もうその時間は過ぎていますので大丈夫です。しかし、バスを降りて、歩いて、またバスに乗るか歩いて次の目的地龍安寺に行くのは、時間も押してきたなか、疲れているなか、得策ではないので、近くで賄うことになりました。

 しかし、ここで問題が。女子が「アイス」を食べたいと言います。お昼ご飯は「アイス」でいいとも。男子はちゃんとしたものを食べたそうです。担当先輩は、「ちゃんと食べないと、我々がバテるよ。」と言います。 

 担当先輩が時々使うという「ふうみん庵」には、スイーツもあるようなので、そこにいってショーケースを見てもらいました。女子生徒のお気に入りではないようです。止むなく男子+我々、女子に分かれることに。女子生徒から目を離すことになるので、望ましくはないですが、楽しい旅行にしてあげることも、我々のミッションなので、究極の選択というところです。

 我々は男子生徒といっしょに「ふうみん庵」に入りました。朝の連絡事項で、昼食時に先生に電話連絡しなければならないことになっていますので、連絡を入れました。

「ふうみん庵」
20160925-ふうみん庵.jpg
出典~https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26000616/

●龍安寺

 バスで3駅先の龍安寺へ向かいます。全体の今夕の集合先が妙心寺のため、多くの班の午後の行き先が重複して、バスは我々の学校の生徒で超満員。

 龍安寺ではお庭をバックに記念撮影。お庭を静かに見たい観光客もいるので、お庭の前での大声での説明はできないので、お庭に出る前、あるいはお堂に入る前に説明をしておく必要があると感じました。


●仁和寺

 バスで2駅の仁和寺へ。ここでは中門の前で記念撮影。時間が押していましたが、集合時間に間に合うバスの時間が調べてあったので、休憩所で休憩することができました。本数の少ない路線では、やはりバスの時刻把握が重要です。

 仁和寺から最終集合場所の妙心寺に向かうバスの停留所に向かう時に、男子生徒の一人が「ほな、いこか。」と言います。担当先輩が次に移動するとき、生徒たちに言っていた言葉です。我々は普通に使う言葉ですが、彼らにとっては新鮮で面白かったようです。ノリが悪いと思っていたのですが、シャイなだけで、楽しんではいるようでした。


●妙心寺

 仁和寺から調べてあった午後4時7分のバスに乗って、妙心寺北門前で降ります。妙心寺境内を歩いて、集合場所の花園会館横の駐車場に向かいます。他の班も同様の行動しているので、最後は複数の班が混じっての歩きになりました。ここまで来れば、混じり合って迷子になる可能性もないので大丈夫です。

 妙心寺の境内は広くて、多くの塔頭があります。近所の人が犬の散歩をさせたり、自転車で通ったりして生活道路にもなっています。そんなことに生徒も驚いているようでした。確かにこんなお寺は、京都以外にはなく、妙心寺はその中でも、広さ、塔頭の多さでは京都一番でしょう。


●最後に

 花園会館横の駐車場に到着。集まって、最後のあいさつ。担当先輩が「どうだった?」と聞くと、全員「楽しかった。」とのこと。ノリが悪い印象でしたし、疲れているようでしたが、彼らは彼らなりに楽しんでいたようで、ほっとしました。

 最後のあいさつが終わり、男子生徒が「ほな、いこか」と言って、全員、集合している集団の中に入っていきました。最後はお互いに手を振ってのお別れでした。

 案内が終わったガイドが三々五々花園会館前に集まってきます。担当先輩に最後の報告書の書き方を教えていただきました(前回も教えていただきましたが)。担当先輩はお仲間と集まられるようで、私はそのまま帰途に就きました。


 家内がリコールの修理が終わった車をピックアップに行くタイミングなので、迎えに来てもらう予定でした。バス路線図を見て、まず嵐山に向かい、そこから、バスを乗り継いで松尾橋まで行き(市バスの一日乗車券でそこまで行けます)、そこに家内に迎えに来てもらうことを考えましたが、嵐山で降りたとき、乗り換えのバスが行った直後のようでした。本数は1時間に3本しかありません。

 止むなく、渡月橋を渡って、松尾橋まで歩きました。疲れ果てているのに、余分に2キロ歩いた格好です。合計で歩数は20,500歩に達していました。自宅とは逆方向になりますが、妙心寺前を東行きのバスに乗り、西大路を南下するバスに乗り換えて、そこに家内に迎えに来てもらうのが正解だったようです。


 これで修学旅行研修2回が終わりました。正式な初仕事は、10月29日の東寺五重塔の特別拝観になります。修学旅行は、11月2日に小学校の修学旅行が1件です。


(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)


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最終更新日  2019/08/25 12:42:34 PM
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