ワルディーの京都案内

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2020/11/21
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カテゴリ: 映画
【2020年11月21日(土)】

 今日から3連休。今日はゴルフの予定でしが、手術後2週間は安静にといわれているのでキャンセル。3連休はコロナ感染が上昇中ということもあるし、出控えたほうがいいかも。準備をしなければならないイベントが3つもあるし、来週はフル外出が3日間もあるし、やはり巣篭りにしましょうか。

 録画してあったアランドロン主演「サムライ」(NHK-BSで放送)を観ました。


サムライ
Le Samouraï

監督 ジャン=ピエール・メルヴィル
原作 アゴアン・マクレオ
製作 ジョルジュ・カサティ
出演者 アラン・ドロン
音楽 フランソワ・ド・ルーベ
撮影 アンリ・ドカエ
配給 日本ヘラルド
公開 フランス 1967年10月25日
   日本   1968年3月16日
上映時間 105分
製作国 フランス イタリア







 冒頭のタイトルバックから引きこまれました。アパートの一室、窓の方を映した静止画。と思いきや、タバコの煙がゆらゆらとして人の気配を感じさせる。主人公がベッドに横になったタバコをくゆらしていたんですね。のっけから孤独感、虚無感がドーンときました。途中「ジャングルの中の一頭の虎に似て侍の孤独ほど深く寂しいものはない<武士道>」のテロップ。最後に何故か画面が不規則に揺れる。これから起こることを暗示するように。

 「サムライ」は邦題ではなく、原題から「Le Samouraï」。上の<武士道>の言葉は新渡戸稲造の「武士道」からの引用かとも思ったのですが、「ジャングルの虎」とおよそ日本的ではないので、????と思って調べたみたら、ジャン=ピエール・メルヴィル監督の創作だそうです。

 このタイトルバックの後も、静かな緊張感が続きます。人が何人か殺されますが、暴力シーンは、ごくわずか。全編にわたって、静かな緊張感が続くのです。弛緩の部分が全くありません。
そしてエンディングには、あっと驚く展開。

 ベージュのトレンチコートに身を包んだアランドロンがとにかくカッコイイ。全編にわたってニコリともしません。当時アランドロンの奥さんだった、ナタリー・ドロンが恋人役として登場しています。

 いやー、いい映画でした。久しぶりに骨のある映画を観ました。


予告編




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最終更新日  2020/11/21 09:41:00 AM
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