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イギリス、ロンドンの観光名所「ロンドン塔」。そこに勤める衛兵を「ビーフィーター」と呼びます。「ビーフィーター」とは「ヨーマン・ウォーダー」の通称で、ロンドン塔の儀式的な衛兵として知られています。かつてはロンドン塔に収監された囚人たち(反逆を企てたとされる貴族)の監視や世話、及び国王及び王家の財産を守護することでしたが、現在ではロンドン塔の観光ガイドと儀式参列が主な職務内容になっています。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】漱石の『倫敦塔』を読んでいる。その中に、「ビーフ・イーター」が出てきたので調べてみた。倫敦塔には、次のように書かれているので、興味をもった次第。「ビーフ・イーターというと始終牛でも食っている人のように思われるがそんなものではない。彼は倫敦塔の番人である。絹帽を潰したような帽子を被って美術学校の生徒のような服を纏うている。」漱石はビーフ・イーターと書いたが、現在は、「ビーフィーター」と言っているようだ。
2009/01/31
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1066年にイングランドを征服したウィリアム1世が1078年にロンドンを外敵から守るために堅固な要塞の建設を命じ、本体は約20年で完成した。その後、リチャード1世が城壁の周囲の濠の建設を始め、ヘンリー3世が完成した。長い歴史の間に国王が居住する宮殿としても使われ、身分の高い政治犯を幽閉、処刑する監獄としても使用された。エリザベス1世は即位前に一時メアリー1世によってここに収監されたことがある。最後にロンドン塔に収監されたのは第二次世界大戦中、イギリスに飛来して逮捕されたナチス・ドイツの高官ルドルフ・ヘスである。また、ロンドン塔に最後に居住した王はジェームズ1世とされる。(ウィキペディアより)【上記の感想】漱石の『倫敦塔』を読んでいる。上記は、ロンドン塔の沿革である。ロンドン塔を知らないため、調べてみた。知らないと、東京タワーのような鋭角的なタワーをイメージしてしまう。写真を見ると、どう見ても、「塔」という感じではないですな。それから、ロンドン塔は、かつて監獄として使われ、処刑が行われていた時期があったとのこと。今でこそ観光スポットとして、そこそこの人気があるようだが、暗い歴史があったことは知っておいたほうが、良さそうだ。
2009/01/31
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ドイツ人の父を持ちロシアに生まれる。幼いころよりピアノを学び1867年にモスクワ音楽院へ入学、ピョートル・チャイコフスキーに師事し1872年に卒業。1893年(明治26年)から1914年(大正3年)まで21年間東大に在職し、ギリシア哲学などを教えた。美学美術史も、彼が初めて講義したものである。「ケーベル先生」と呼ばれ敬愛され、夏目漱石も講義を受けている。その他、教え子には安倍能成、岩波茂雄、阿部次郎、九鬼周造らがいる。(ウィキペディアより)【上記の感想】夏目漱石の『ケーベル先生』を読了。ウィキペディアのケーベルの項には、次のような書き出しになっている。「ラファエル・フォン・ケーベル(1848年1月15日 ニジニ・ノヴゴロド - 1923年6月14日 横浜市)は、東京大学で哲学を講じたドイツ系ロシア人である。」1848年生まれなので、漱石よりも19歳程年長になるようだ。
2009/01/31
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今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-6.52%。ベンチマークのトピックスは-7.59%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。今週の売買は、アスクル(2678)をトレード。自社株買いの発表で急騰したため、保有現物株を売り、翌日買い戻しました。予定外でしたが、微利益を確保。先週の日記で、「日経平均が7500円を下回ったら少々買う」と書きましたが、今週もこの方針は変わらず。もっと言えば、9000円を上回ったら少々売る予定ですが、あまり期待できないような。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-6.41%■中国株・・・・-8.30%
2009/01/31
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世界的な景気後退で、国内の生産活動や雇用情勢の悪化が加速している。総務省が30日発表した2008年12月の完全失業率は4.4%と前月に比べて0.5ポイント悪化、41年ぶりの大幅な悪化幅となった。企業の減産や工場閉鎖などが相次ぎ、非正規労働者を中心に職を失う人が増えている。物価の上昇には歯止めがかかってきたが、デフレ懸念も生じている。日本経済の情勢は一段と厳しい局面に入ってきた。 総務省が30日発表した12月の完全失業率(季節調整値)は、1967年3月と並ぶ過去最大の悪化幅となった。厚生労働省が同日発表した12月の有効求人倍率(同)は0.72倍と前月を0.04ポイント下回った。企業のリストラによる失業が急増。雇用削減の動きが非正規社員から正社員へと波及してきている。 完全失業率は15歳以上の働く意思のある人のうち、職に就いていない人の割合を示す指標。自己都合による求職が5万人増だったのに対し、企業の倒産などによる「勤め先都合の求職」が25万人増えた。完全失業者は前年同月に比べて39万人増え、270万人となった。(日経新聞) 【上記の感想】雇用環境の悪化が進んでいる。10年前の日本の雇用情勢も悪く、私自身、9ヶ月間の失業期間を経験している。10年前は中高年が中心の、いわゆるリストラという言葉が流行していた。昨年は、派遣切り。今年は、まだ始まったばかりで、どうなるかは定かならず。ただ、今年はほとんどの先進国で雇用情勢が悪化しているようで、今後、拙ブログでも採りあげていくようになるかもしれない。
2009/01/30
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穀物メジャーと呼ばれる米カーギルやADMなど海外の穀物商社が牛耳ってきた世界の食糧貿易に日本の総合商社が挑んでいる。巨大市場を背景にした中国企業とメジャーが手を組めば、日本は希望価格で落札できない「買い負け」どころか、安定的な調達そのものが揺らぎかねないからだ。国益とビジネスを背負って総合商社は厳しい戦いを繰り広げている。 三井物産は昨年10月、大豆などの安定調達を目指し、ブラジルで農場を経営するマルチグレインに130億円を追加出資した。天候などに左右される川上の農業分野は大きなリスクを伴うが、三井物産の塚原慶一穀物油脂部大豆・菜種室長は「広い意味で日本の食料自給率向上を狙いたい」と力を込める。 穀物輸入で国内首位の丸紅も平成17年にADMと包括提携したのに続き、昨年8月には米国の大型集荷施設を買収し、「穀物メジャーを通さない調達態勢を整える」(丸紅の桑原道夫副社長)と産地対策を強化している。(産経新聞より)【上記の感想】食糧自給率アップは国策である。たしか50%を目標にしていると思う。この辺のことを、今後は折にふれて書いてみたい。
2009/01/30
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経済産業省を中心に検討している「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画案」が28日分かった。長期的に資源需給が引き締まる可能性があり、排他的経済水域(EEZ)などに眠る資源の2018年度までの開発工程を盛り込んだ。次世代エネルギーと期待されるメタンハイドレートは15年度までに陸上・海洋での産出試験を実施し、その後3年で商業化に向けた技術を整備する。 同計画は、昨年3月に閣議決定した「海洋基本計画」に今年度中に策定すると盛り込まれている。29日の総合資源エネルギー調査会石油分科会、30日の鉱業分科会で議論し、パブリックコメントを募集したうえでまとめる。(日経新聞より) 【上記の感想】期待は大きいメタンハイドレートだが、まだまだ何も見えません。今後も、関連記事は見ていく予定。
2009/01/30
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天神さまにお参りに出かけようとする男。せがれの金坊が連れて行ってくれとせがみます。「あれ買って、これ買ってとうるせえ事言うってんだろ」と取り合いませんが、「今日はずっといい子にしてるから連れてって~」と必死で頼む金坊をしぶしぶ連れて行くことになります。にぎやかな境内には出店がいっぱい。だんご屋を見つけた金坊、最初は「いい子」にしていますが、我慢ができず、ぐずりはじめます。そのあげく「これで“いい子”はおしまいです」と自ら宣言して……。(ラジオデイズより)【上記の感想】上記は、古典落語「初天神」のあらすじ。三遊亭遊雀の一席を聴いてみた。収録は、2007年10月12日、コア石響(東京・四谷)にて。なお、天満宮では天神さま(菅原道真)の誕生した6月25日、薨去(こうきょ)した2月25日にちなんで毎月25日が縁日ですが、特に1月25日を「初天神」といい、盛大に縁日が行われるそうだ。知らなかった。
2009/01/29
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品川の遊郭を舞台にした噺である。前半では花魁と客の心中がテーマとなっているが、後半では自分を騙した花魁に客が仕返しを目論む展開となる。現代では前半のみの話で終了させ、後半の下げの部分までの話をするやり手がほとんどいない。『井関隆子日記』天保10年(1840年)の2月の条に、原話と思われる記述がある。また、上方落語では桂文太が「松島心中」の題で松島遊廓を題材に改作し演じた。(ウィキペディアより)【上記の感想】上記は、「品川心中」について書かれた部分。古典落語の「品川心中」を、CDで聴いてみた。実は、落語をじっくりと聴くことは初の体験である。何故に落語を聴こうと思ったのかというと、最近読むようになった夏目漱石の作物の影響である。漱石は100年前の人物だが、当時の娯楽は当然ながら今とは違う。テレビ、ラジオ、ビデオ、インターネットなどは、もちろん家庭にはない。寄席とかいうものに、漱石は子供の頃良く連れていってもらったという。その辺りから古典落語の世界を覗いてみようと、私は思い立ったわけである。今回は、五代目・古今亭志ん生の「品川心中」であった。昭和35年8月25日収録で、東宝落語名人会での一席である。
2009/01/29
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東京ガスなど都市ガス大手や新日本石油など6社は28日、ガスを使って発電する家庭用燃料電池「エネファーム」について、販売を開始する09年度に全国で4000~5000台、30年度に累計250万台の普及を目指すと発表した。同電池は二酸化炭素(CO2)削減に効果があるとされ、各社は「家庭部門での地球温暖化対策の切り札」とアピールしている。価格は1台320万~350万円程度で、09年度は国から140万円を上限に補助金が出る見通し。(毎日新聞 2009年1月29日 東京朝刊より)【上記の感想】先行している電力会社のエコキュートは、すでに150万台を出荷。そして次なる目標は、20年度までに1000万台とのこと。参照記事は、こちら。今回はガス会社の「エネファーム」だが、たまたまテレビで放映していたので、ちょっとだけ見てみた。と言っても、賃貸住宅居住の我が家が導入するはずはない。エコキュートの牙城を脅かすには、力不足の感は否めずというところか。もとより、詳細を比較したわけではない。ともあれ、企業にとっては厳しいご時世だが、各社が競うことにより地球温暖化防止が進むと思うので、良いことである。
2009/01/29
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-----まず、「日経新聞」より引用です-----(引用開始) 三井造船と昭和電工が「環境素材」をそれぞれ事業化する。三井造船は電気自動車などの動力源となるリチウムイオン電池向け新材料を開発、2009年夏から電池メーカーに採用を働きかける。昭和電工は発光効率が高く省電力につながる次世代照明向け材料を電機メーカーなどに売り込む。両社は環境関連を成長分野と位置づけており、事業化で収益源の多様化を目指す。 三井造船が生産する材料は、リチウムイオン電池の正極材に使うリン酸鉄リチウム。現在、普及しているコバルト酸リチウムと呼ぶ材料では電池の寿命が1―2年程度だが、新材料は結晶構造が安定しており、10年以上に引き延ばせる見込み。携帯電話の電源として利用した場合は、理論的には3分間で充電が完了する性能を持つ。(引用終了)【上記の感想】造船業とリチウムイオン電池、組み合わせには意外感がある。電池に必要な4材料は、電解液、負極材、正極材、セパレーター。三井造船の場合は、この中の正極材につかう「リン酸鉄リチウム」という材料を売り込みたい考えのようだ。関連日記は、こちら。
2009/01/29
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-----まず、「日経新聞」より引用です-----(引用開始) 国際通貨基金(IMF)は28日、米国のローン関連で生じる世界の金融機関の損失見込みが累計で2兆2000億ドル(約196兆円)に膨らんでいるとの推計を発表した。昨年10月の前回推計の1.6倍近くになる。証券化商品など不良資産の値下がりが続いているうえ、実体経済が悪化しているため。金融機関の資金繰り支援に加え、資本再注入、不良資産売却をセットにした金融安定化策を促した。 世界経済の急速な収縮で米国以外でも金融機関の損失は急拡大している。2009―10年の損失拡大をふまえIMFは「欧米の金融機関は5000億ドル規模の新たな資本調達が必要」との認識を示した。 IMFは昨年4月時点の損失を約9400億ドルと見積もっていたが、証券化商品などの値下がりが止まらず10月には1.4兆ドルに増額修正。今回の再修正により損失推計は1年弱で2倍以上に膨らんだことになる。(ワシントン=大隅隆)(引用終了)【上記の感想】一個人にとっては千円と一万円の違いは大きいが、1兆ドルと2兆ドルは大差がない。(笑)「IMFは昨年4月時点の損失を約9400億ドルと見積もっていた」とのことだが、当時の記事は、こちら。
2009/01/29
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-----まず、「思い出す事など」より引用です-----(引用開始)ようやくの事でまた病院まで帰って来た。思い出すとここで暑い朝夕(あさゆう)を送ったのももう三カ月の昔になる。その頃(ころ)は二階の廂(ひさし)から六尺に余るほどの長い葭簀(よしず)を日除(ひよけ)に差し出して、熱(ほて)りの強い縁側(えんがわ)を幾分(いくぶん)か暗くしてあった。その縁側に是公(ぜこう)から貰った楓(かえで)の盆栽(ぼんさい)と、時々人の見舞に持って来てくれる草花などを置いて、退屈も凌(しの)ぎ暑さも紛(まぎ)らしていた。向(むこう)に見える高い宿屋の物干(ものほし)に真裸(まっぱだか)の男が二人出て、日盛(ひざかり)を事ともせず、欄干(らんかん)の上を危(あぶ)なく渡ったり、または細長い横木の上にわざと仰向(あおむけ)に寝たりして、ふざけまわる様子を見て自分もいつか一度はもう一遍あんな逞(たくま)しい体格になって見たいと羨(うらや)んだ事もあった。今はすべてが過去に化してしまった。再び眼の前に現れぬと云う不慥(ふたしか)な点において、夢と同じくはかない過去である。(引用終了)【上記の感想】上記は、漱石の『思い出す事など』の冒頭。『思い出す事など』は、漱石43歳時の作物である。著わす直前の8月下旬に、療養先の修善寺にて危篤状態になった。体力が回復した後、当時を振り返りながら書かれたという。
2009/01/28
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-----まず、ウィキペディアより引用です-----(引用開始)かもめの玉子(かもめのたまご)は、上質の白餡を、薄いカステラ生地で包んで焼き上げ、まわりをホワイトチョコレートでコーティングした卵型のお菓子である。岩手県大船渡市を代表する銘菓である。製造は「さいとう製菓株式会社」、販売は「株式会社鴎の玉子」で、三陸土産の中でも人気が高い。コンビニでは、小さなサイズで食べやすい「ミニかもめの玉子」が売られている。岩手のお土産の定番であったが、コンビニで売られるなど全国展開した結果、県内の売り上げは激減。現在は県内限定での季節商品が販売されている。季節によって限定の味がある。そのほか「むかし鴎ののたまご」というのもある。(引用終了)【上記の感想】かもめの玉子を食した。最近時々いただくようになったが、その理由は全国展開にあるようだ。実際に食したのは、「ミニかもめの玉子」。おいしいものですね。
2009/01/28
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硝子戸(ガラスど)の中(うち)から外を見渡すと、霜除(しもよけ)をした芭蕉(ばしょう)だの、赤い実(み)の結(な)った梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのがすぐ眼に着くが、その他にこれと云って数え立てるほどのものはほとんど視線に入って来(こ)ない。書斎にいる私の眼界は極(きわ)めて単調でそうしてまた極めて狭いのである。 その上私は去年の暮から風邪(かぜ)を引いてほとんど表へ出ずに、毎日この硝子戸の中にばかり坐(すわ)っているので、世間の様子はちっとも分らない。心持が悪いから読書もあまりしない。私はただ坐ったり寝たりしてその日その日を送っているだけである。(『硝子戸の中』より)【上記の感想】漱石の『硝子戸の中』を読了。上記は、その冒頭である。『硝子戸の中』は1915年の作物である。当時の余暇の過ごし方が、今とはまるで違うのに惹かれた。家庭にはテレビはもちろん音響機器もない。娯楽と言えば、寄席に行くこととか、講談を聞くこととかだったようだ。今のように刺激的な娯楽が多いと、話を聴いて何が面白いのかと思う(^。^ゞ漱石の作物を通して、もう少し100年前の世界に触れてみよう。
2009/01/27
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はがきを「端書」と書くのは言葉の語源から来た表記方法で、文字通り、覚え書き・メモ等を端書きしたためである。端書はまた、葉書とも羽書とも記し、郵便制度の成立後は「葉書」という表記が一般になった。そのため、葉書といえば一般的に「郵便はがき」のことを指すが、「葉書」は当て字であり、「端」の代わりに「葉」を使う理由については、「タラヨウ(多羅葉)」の木から「葉書」の「葉」が来た、など諸説あり、確かなことは分かっていない。日本における郵便はがき(郵便葉書)は、郵便物の形態の一つで、1873年より導入され、1900年になってその私製が認可された。(ウィキペディアより)【上記の感想】夏目漱石の『硝子戸の中』を読んでいる。その中に、端書が出てきたので調べてみた。端書とは、葉書のことである。上記のとおり、はがきは「端書」と書くのが語源的には正しいようだ。また、漱石の時代の端書の料金は、1銭5厘だったようだ。しばらくは漱石の作物を読み続けそうなので、端書の料金を記憶しておこう。
2009/01/26
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三洋電機と新日本石油は23日、「薄膜型」と呼ばれる次世代太陽電池事業で共同出資会社を設立したと発表した。2015年度までに1000億円を投じ、年100万キロワットの生産体制を構築する計画で、10年度から8万キロワットで生産を始める。欧州に続き、米国でも環境対策として大規模発電所での太陽電池の導入が進むとみられ、両社は今春に三洋を子会社化するパナソニックとも連携して薄膜型での収益拡大を目指す。 同日付で設立した新会社「三洋エネオスソーラー」は資本金が2億円で、三洋と新日石が折半出資、社長は三洋が派遣、副社長は新日石が派遣した。10年度に200億円を投資して三洋の岐阜工場(岐阜県安八町)内に年8万キロワットの工場を設立して生産を始める。15年度には年100万キロワットを生産する新工場を建設する計画で、建設予定地は国内外から選定する。 両社は三洋の薄膜の研究をベースに、新日石の持つ原料シリコンを気化させたガスの開発成果を活用しながら、光を電力に換える変換効率が10%の商品開発を目指す。(日経新聞) 【上記の感想】新日本石油が将来への布石を着実に打っているような記事。家庭用燃料電池の販売を2009年から本格化するという、こちらの記事に続くものだ。
2009/01/25
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『門』(もん)は、夏目漱石の長編小説。1910年に「朝日新聞」に連載。翌年1月に春陽堂より刊行。『三四郎』『それから』に続く、前期三部作最後の作品。親友であった安井を裏切って、その妻である御米と結婚した宗助が、罪悪感から救いを求める様を描く。(ウィキペディアより)【上記の感想】夏目漱石の『門』を読了。次は、『硝子戸の中』を読もうと思う。
2009/01/24
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『門』(もん)は、夏目漱石の長編小説。1910年に「朝日新聞」に連載。翌年1月に春陽堂より刊行。『三四郎』『それから』に続く、前期三部作最後の作品。親友であった安井を裏切って、その妻である御米と結婚した宗助が、罪悪感から救いを求める様を描く。(ウィキペディアより)【上記の感想】夏目漱石の『門』を読了。次は、『硝子戸の中』を読もうと思う。
2009/01/24
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日本では江戸時代に長崎から持ち込まれたインフルエンザウイルスが幾度か全国的に流行し、「お七かぜ」「谷風」「琉球風」「お駒風」など当時の世相を反映した名称で呼ばれた。古くから風邪、風疫とされるとおり、悪い風が吹いて人々を病気にするという認識があった。幕末にはインフルエンザの名称が蘭学者より持ち込まれ、流行性感冒と訳された。(ウィキペディアより)【上記の感想】漱石の『門』を読んでいる最中である。この中に、インフルエンザが出てきたので調べてみた。なぜかというと、インフルエンザという言葉は新しい言葉で、『門』が書かれた1910年には存在しない言葉だと思っていたから。上記によれば、インフルエンザという言葉が日本に持ち込まれた時期は、幕末とのこと。過去日記でインフルエンザについて書いたのがあったので、メモしておく。2005年11月13日の日記と2007年11月18日の日記。
2009/01/24
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今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-8.32%。ベンチマークのトピックスは-9.97%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。今週の売買は、昭栄(3003)を新規買付。先週の日記で、日経平均が9000円を上回ったら少々売り8000円を下回ったら少々買う予定と書きましたが、そのとおりの行動になりました。征野ファンドには不動産株を組入れていなかったので、初顔の業種になります。今後の売買は、日経平均が7500円を下回ったら少々買う予定です。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-8.00%■中国株・・・・-13.36%
2009/01/24
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【ニューヨーク=藤井一明】米金融大手ゴールドマン・サックスは世界の金融機関が米国のローン関連で抱える損失について2兆ドル(約180兆円)を超すとの推計をまとめた。米国の住宅の値下がりが主因で、損失の見込み額は昨年3月時点よりも78%増えた。米国の景気後退の深刻化を背景に、住宅以外の企業向けやクレジットカードなどのローンに絡む損失も膨らむとみている。 金融機関の損失はローンの貸し倒れに加えて、住宅ローン担保証券などのようにローンをまとめて売買できるようにした金融商品への投資の失敗でも生じる。市場では金融危機の再燃への懸念が根強く、損失の膨張に備えた資本が不十分との見方もくすぶる。米国では今のところ追加できる公的資金枠が3500億ドルしかなく、2兆ドル超の損失が現実になれば、日欧も含めた公的資金の増枠が課題になりそうだ。 (日経新聞)【上記の感想】サブプライム損失、急激な膨らみようです。上記によれば、「損失の見込み額は昨年3月時点よりも78%増えた」と書かれている。そこで過去日記を見てみた。計算している機関が異なるので、3月末よりも78%増ではなく、それ以上ですが。3月5日の日記では、「世界のサブプライム損失、20兆円超――米財務省集計」4月9日の日記では、「金融機関のサブプライム関連損失97兆円・IMFが推計」
2009/01/23
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新年の頭をこしらえようという気になって、宗助は久しぶりに髪結床の敷居をまたいだ。暮れのせいか客がだいぶ立て込んでいるので、鋏の音がニ、三か所で、同時にちょきちょきなった。(漱石の『門』より)【上記の感想】漱石の『門』を読んでいる。その中に、「髪結床」という言葉が出てきたので、調べてみた。一言でいえば、髪結床は床屋のことであるが、これ位は調べる前から分っていた。何を調べたかったのかというと、床屋の語源である。しかし、調べていると、「放送禁止用語」に興味が移ってしまった。放送禁止用語というのは実に多岐にわたっており、この規制(自主規制?)を遵守する現場は大変だなと思わずにはいられず。放送禁止用語の例を挙げると、「床屋」は駄目で、その理由は、「江戸時代、売春を副業としていた店があったという俗説があるため、以前はほぼ全面的に禁止となっていたが、現在は概ね慎重に扱うべき言葉となっており、内容によってはそのまま放送されることも多い」と、あるサイトには書かれていた。「理容師」や「理髪師」や 「理容業」や 「理髪店」はOK。「いちゃもん」は駄目で、「いいがかり」はOK。「坑夫」は駄目で、「鉱山労働者」や 「鉱員」はOK。などですが、拙ブログでは、けっこう放送禁止用語を使っています(^_^;)この日記とか、こちらの日記に。
2009/01/23
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多くの病原性細菌は37℃で最も良く発育するため、菌を接種した培地を37度に調節したふ卵器に納めて培養します。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】病院の細菌検査室に、「ふ卵器」があった。ふ卵器というものを見たのは初めてだったので、技師に聞いてから知ったばかりである。ふ卵器というと卵を温めるものだと思うが、病院での用途は違うようである。上記のとおり、病原性細菌を活発化させるものらしい。(^_^;)本来の使い方だとホッとするが、病院での使い方はゾッとします。ちなみに、ニワトリの卵は38度で21日間温めると雛がかえるようだ。
2009/01/23
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大日本印刷は50億円を投じてバックシートと呼ぶ太陽電池の主要部材の専用工場を福島県内に建設し、生産能力を3倍に拡大する。今月末に稼働する計画で、2010年度に世界シェア15%を狙う。収益源としてきた半導体・液晶向け素材は景気後退で成長が鈍っており、今後は環境分野に積極投資する。 包装資材の生産拠点である福島県泉崎村の工場敷地内に、バックシートの専用工場を建設した。延べ床面積1万4000平方メートルの平屋建て。生産能力は太陽電池の発電能力ベースで、年100万キロワット分と現在の3倍に高まる。 [1月21日/日本経済新聞 朝刊]【上記の感想】大日本印刷の太陽電池関連記事をかつて見た記憶がある。そこで捜してみた。以下に、昨年8月の日経新聞の記事を引用する。(引用開始) 大日本印刷とグンゼは色素を使う低コストの新型太陽電池を2010年にも商品化する。光に反応する色素の薄膜をフィルムに塗布した簡素な構造で、大日本印刷は携帯電話やノートパソコンなど電子機器の補助電源向けに出荷する。グンゼは帽子などにつけて発電機能を持たせる用途を想定している。アイシン精機なども同様の技術による電池を開発中で、異業種が低価格タイプで太陽電池市場に参入することで用途開発が進みそうだ。 大日本印刷は10年中にもプラスチックシートに色素薄膜を塗りつけた太陽電池を生産、販売する。太陽光を電力に替える能力は3.5%にとどまるが、通常の印刷機で製造できるため設備投資が最低限で済む。ノートパソコンのフタに付けて、補助電源にするなどの利用を想定している。(引用終了)大日本印刷は、太陽電池とその部材の双方を生産しているようだ。
2009/01/22
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資生堂へ寄って、三つ入りの石鹸と歯磨を買うのにさえ、五円近くの金を払う華奢を思い浮かべた。 (漱石の『門』角川文庫96頁)【上記の感想】資生堂は歴史のある会社である。ウエブサイトによると、1872年創業とのこと。漱石の『門』が書かれたのは1910年だが、当時の資生堂の石鹸や歯磨は贅沢品だったように思われる。資生堂で歯磨を製造していたとは知らず。同社のウエブサイトを見ると、煉歯磨を日本で最初に発売したのは、資生堂とのこと。以下に、引用しておく。(引用開始)資生堂は明治21(1888)年、日本初の煉歯磨「福原衛生歯磨石鹸」を発売した。歯磨石鹸は歯磨を固形石鹸状に煉り固めたもので、石鹸分を多く含んでいて硬いため、湿らせた歯ブラシで表面を擦り取って使った。それまで日本では粉歯磨しかなく、石灰岩の粉末に香料を入れたものだったため、歯を磨くことはかえって歯を傷めることにもなった。それに引換え歯磨石鹸は滑らかで、歯石を科学的に溶解するうえ、使用感も良好だったため評判になった。粉歯磨が1袋2~3銭の時代に、歯磨石鹸は陶器の容器に入って、25銭とたいへん高価な品物だったが、売れ行きは上々であった。(引用終了)
2009/01/21
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電気事業連合会が21日にまとめた12月の電力需要実績(速報、10社合計)によると、景気の指標となる産業用大口電力需要は前年同月比13.0%減の215億4700万キロワット時と過去最大のマイナス幅を記録した。これまでは石油危機時の1975年5月のマイナス幅(9.3%減)が最大だった。自動車や鉄鋼などの減産の影響が拡大した。 主要7業種でマイナス幅が大きかったのが鉄鋼(24.8%減)、自動車を含む機械(18.1%減)、非鉄金属(18.1%減)。主要七業種のすべてがマイナスだった。 地域別でマイナス幅が大きかったのが中部(17.2%減)、中国(17.8%減)など自動車産業への依存度が比較的高い地域。世界的な自動車販売不振が電力需要に反映した格好だ。東京は10.2%減だった。家庭用などを含む電力需要全体は5.9%減の708億キロワット時だった。 (日経新聞)【上記の感想】電力需要の中の「産業用大口電力需要」というのは、とても正直な指標と言えるかも。9月23日の日記に、「産業用大口電力は0.1%減と37カ月ぶりに前年同月実績を下回ったが、稼働日が昨年より2日少なかったことが主な要因」と書かれていた。つまり、景気が急減速する前の8月の時点では、産業用大口電力は落ち込んではいなかったと言えそう。それが、4ヶ月後には上記のような有様。前例のない景気急降下の影響が良く出ている。
2009/01/21
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新日本石油は2009年度から家庭用燃料電池の本格販売を始める。ガソリンや液化石油ガス(LPG)の既存の販路を活用、全国100社で組織する新しい販売代理店網を構築する。新日石は燃料電池を石油製品の販売減を補う新事業と位置付け、10年度に1万台の販売を目指す。燃料電池は環境対策に役立つとして国も補助金などで普及を支援する方針で、事業化の動きが広がりそうだ。 燃料電池はLPGや灯油などの水素と酸素を反応させて、家庭に電気を供給する装置。発電時に出る熱の利用で湯を沸かして風呂や台所への給湯もでき、エネルギー効率が高い。二酸化炭素排出量を3―4割減らすことができ、国は地球温暖化対策の切り札の1つとして、09年度から購入時に補助金を出す見込み。(日経新聞) 【上記の感想】燃料電池については、ブログにあまり書いた記憶がない。が、ちょっと見てみると、こちらに、「ダイハツが新技術 貴金属使わない燃料電池開発」というのがあった。ダイハツの場合は燃料電池車に使う前提での開発だと思うが、今回の新日石は「家庭用燃料電池」である。最近の経済状況を反映し、ある企業では家庭用燃料電池開発事業一時凍結したという話を聞いたような気がする。よって、現在では今ひとつ活発化が見られず。と言いつつ、将来的には期待したい分野である。
2009/01/21
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パナソニックは19日、世界最大級のリチウムイオン電池の新工場(大阪市住之江区)の起工式を開いた。総投資額は約1000億円で、10月にまず基幹材料の生産を始め、2010年4月に月産2500万個の規模で電池本体の生産を開始する。主にパソコンや携帯電話機向けの電池を生産する。 起工式に出席した福島伸一専務は「エネルギー関連事業はパナソニックの今後の成長を担う戦略事業で、リチウムイオン電池はその中核商品。新工場建設でグローバル展開を加速させる」と述べた。 (日経新聞)【上記の感想】過去のパナソニックのリチウムイオン電池関連記事は、こちら。今回の記事では、特に目新しいことはない。急激な景況感悪化の中での起工式になってしまったが、今回の投資が実りあるものとなることを期待したい。
2009/01/20
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新エネルギーとして期待されている風力発電所の近くで、頭痛やめまい、不眠などの体調不良を訴える住民が増えている。原因は解明されていないが、風車から出る音が関係していると考えられており、環境省が調査に乗り出した。背景には、風車が人家近くに設置されるケースが増えつつあるという事情もありそうだ。 愛知県田原市の久美原風力発電所から350メートル離れた場所に住む大河剛さん(40)や家族が体に異変を感じたのは07年1月、風車が動き始めてすぐだった。体がしびれ、頭が揺すられるような症状が続いて眠れない。風車から遠く離れると楽になり、家に戻ると苦しくなった。 騒音を測ってもらうと、低周波音で家が振動しているのが分かった。「健康には影響がない」と言われたが、一家はアパートを借り、夜になると避難している。地元では「風車病」と呼ぶ人もいる。 低周波音とは、周波数が100ヘルツ以下の音のことで、人には聞き取りづらい。工場のボイラーや冷暖房機などからも発生するため、以前から近隣住民が体調不良を訴えるケースが報告されていた。 大河さんのような訴えは、田原市のほか、愛媛県伊方町、静岡県東伊豆町、愛知県豊橋市、兵庫県南あわじ市で少なくとも約70人に上る。豊橋市では、別の事業者が稼働させている1基のほかに、中部電力(名古屋市)が13基の新設を打ち出すと「人家に近い」と反対運動が起きた。中電は「低周波音被害に対する安全基準値がなく、住民の理解が得られない」と計画を凍結中だ。 日本で風力発電所の建設が本格的に始まったのは90年代末だが、地球温暖化問題が注目されるにつれて増え、07年度末で1409基に。当初は北海道や東北の海沿いなどだったが、ここ数年は適地が少ないこともあって、人家の近くに建ち始めている。静岡県の伊豆半島に約80基を設置する計画があるほどだ。ある風力発電事業者は「風がよく吹き、住宅のない場所があっても国立公園内だったりして、適地探しが大変だ」と話す。 低周波音問題への社会的な関心の高まりに「低周波音問題対応の手引書」(04年)を作成していた環境省は、豊橋市のケースなどを踏まえて、風車と体調不良の関係をめぐる海外情報の収集を開始。風車の一部で低周波音の測定を始めるなどしているが、大気生活環境室の志々目友博室長は「科学的に未解明で、まだ対策目標値が示せない」と言っている。(アサヒコムより) 【上記の感想】住宅地に住む方の話だが、せっかく風力発電機を設置したのに騒音問題で使用できない。そんなことを聞いたことがある。住宅地の風力発電は、現状では厳しいかも。「低周波音とは、周波数が100ヘルツ以下」との記述あり。私の記憶では20ヘルツ以下だと思う。調べておこう。
2009/01/19
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三菱レイヨンは16日、アクリル繊維の国内唯一の生産拠点である大竹事業所(広島県大竹市)の生産能力を6割減らすと発表した。中国の生産拠点についても2009年3月期中に撤退することを検討する。アクリル繊維で国内最大手だが、衣料や寝具向けの世界的な需要減や原料高騰で採算が悪化していたため、事業を大幅に縮小する。 大竹事業所の年産能力を3月末までに13万トンから5万2000トンに縮小する。余剰設備は炭素繊維原料の製造設備への転換を進める。中国の拠点(浙江省)の生産能力は年5万トン。 08年4―12月期の連結決算で、構造改革費用として130億円の特別損失を計上する。また投資有価証券の評価損103億円を計上することも発表。09年3月期の最終損益は従来予想のゼロから200億円規模の赤字(08年3月期は142億円の黒字)に転落する見通しだ。 鎌原正直社長ら全取締役と執行役員は経営責任を取るため、月額報酬の最大15%程度を1月から6月まで返上する。(日経新聞) 【上記の感想】見出しを見たとき、何で~と思った。それは、こちらの記事の記憶があったため。良く見ると、「アクリル樹脂原料」は成長分野だが、「アクリル繊維」は儲からない分野というのが、三菱レイヨンの考え方のようだ。どちらもアクリルなので、まぎらわしい。ついでなので、アクリル樹脂を調べておいた。「ポリメタクリル酸エステル樹脂は高い透明性・耐衝撃性があり、熱可塑形成・着色が容易なことから、無機ガラスの代用品として建築や乗物の窓材、照明器具のカバー、提灯看板、道路標識、日用品、事務用品、工芸品などに利用される。第二次世界大戦中には航空機の風防にも用いられた。また、この樹脂の成型技術の発達によって無機ガラスでは困難な厚さや形状の頑丈な有機ガラスが実現し、水族館での大型水槽展示、また家庭用でも横幅1200ミリメートルを越す大型熱帯魚水槽の製作が容易になった。傷が付きやすいので、大型プレコなどを飼うときは気をつける必要があるが、その欠点を補う特性がある。」(ウィキペディアより)
2009/01/18
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経済産業省は2009年度から、デジタル家電製品などの生産に不可欠なレアメタル(希少金属)の代替材料の開発や使用量の削減の研究対象にプラチナなど3種類を追加する。既に開発を進めているインジウムなどだけでなく、価格が高騰するプラチナなども代替材の開発が必要と判断した。 追加するのは(1)プラントや自動車などの排ガスを浄化するための触媒に使うプラチナ(2)液晶ディスプレーに使用されるガラスを研磨するセリウム(3)テレビなどの蛍光材に用いるテルビウム――の3種類。(日経新聞) 【上記の感想】こちらの日記を読み返してみた。2年4ヶ月前の日記である。この過去日記によると、レアメタルの安定供給対策として、以下の3点が書かれていた。・国家備蓄の拡充を検討。・廃棄された電子機器から効率よく回収する技術の開発などリサイクル制度を整える。・似た機能を持つ代替材料をつくる。今回の記事によると、3番目の「似た機能を持つ代替材料をつくる」に該当する。
2009/01/18
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今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-2.11%。ベンチマークのトピックスは-4.81%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。今週の売買は、古河スカイ(5741)を買い増し、ダイオーズ(4653)を新規買付。日経平均が一時8000円を割るという軟調な展開だったため、少々買付けました。今後は、9000円を上回ったら少々売り、8000円を下回ったら少々買う予定です。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-1.72%■中国株・・・・-8.26%
2009/01/17
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伊藤は国際協調重視派で、大陸への膨張を企図して韓国の直轄植民地化を急ぐ山縣有朋や桂太郎、寺内正毅ら陸軍軍閥と、しばしば対立した。また、日韓併合について、保護国化による実質的な統治で充分であるとの考えから、併合反対の立場を取っていた伊藤だが、統監であったことが韓国国民の恨みを買うことになり、結果的に暗殺へと繋がることになる。(ウィキペディアより)【上記の感想】漱石の『門』を読んでいる。その中に伊藤博文暗殺のことが書かれていたので、調べてみた。伊藤博文の暗殺は、1909年10月。門が朝日新聞に連載されたのは、1910年3~6月。なるほど、時代背景として、一致するわけだ。
2009/01/16
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電力会社でつくる電気事業連合会(東京都千代田区)などは、電気を使う家庭用給湯器「エコキュート」の累計出荷台数が昨年10月に150万台を超えたと発表した。エコキュートは大気中の熱を湯を沸かすエネルギーに活用する給湯器で、2001年に販売を始めた。同会は「従来型よりCO2排出量が少ない。20年度までに1000万台普及を目指す」という。 (読売新聞より)【上記の感想】二酸化炭素の排出量が従来型よりも少ない給湯器である「エコキュート」の普及は、着実らしい。関連日記は、こちら。
2009/01/16
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当時の人力は車が木製で外側を鉄で囲んだもので、凸凹の砂利道、坂道(当時は急勾配が多かった)を引いて走るのには相当の体力が必要でした。やがて車も硬質のゴムのものが造られました高価でしたので新旧両方の車を置いていた様です。お客が「今日は遠出するので木ではなく、ゴムの方で行ってくれ」と注文したそうです。タイヤが出来で空気の入ったハイカラな金属製の乗り心地の良い人力車は明治も過ぎたころでした。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】漱石の『門』(角川文庫)の9ページに、「ゴム車」という言葉か出てくる。註釈によると、「当時改良されていた鉄製ゴム輪の人力車。以前は木製鉄輪であった」と。いまの自転車を見ると、車輪はゴムと軽いアルミの合金で作られているものと思う。かつての人力車の時代は、車夫もお客も相当な体力が必要だったようだ。なお、『門』が書かれたのは1910年。およそ100年前である。
2009/01/16
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紙入れ(かみいれ)は、落語の一席。いわゆる『艶笑落語(バレ噺)』であり、原話は安永三年の『豆談義』に収録されている「かみいれ」。江戸落語では艶笑落語らしい間抜け落ちで終わるが、上方ではその後に短いどんでん返しがあり、恐怖の結末となっている。得意にしているのは10代目鈴々舎馬風。(ウィキペディアより)【上記の感想】漱石の『門』を読んでいる。この本に限らず、漱石の小説には時々「紙入れ」が出てくる。お札を入れる財布と思われるが、これをネットで調べてみた。すると、全く別の落語の一席に「紙入れ」があることを発見。落語は不案内だが、動画サイトでちょっと見てみたところ、なかなか面白いものだなと思った。落語家というのは、当然ながら話し方が上手いし、表情やしぐさが良く練られている。
2009/01/16
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ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15第1楽章を聴いた。ピアノは、マルタ・アルゲリッチ。マルタ・アルゲリッチは、ウィキペディアのよると、次のとおり。マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich 1941年6月5日 - )はアルゼンチンのブエノスアイレス出身のピアニスト。現在、世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人である。(ウィキペディアより)
2009/01/16
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漱石の『坑夫』を読了。『坑夫』は1908年1月1日から4月6日まで「朝日新聞」に連載されたが、ちょっとしたエピソードがあった。それは、当初は島崎藤村の『春』が連載される予定だったが、執筆がはかどらない藤村の希望により、急遽、漱石が穴埋め的に『坑夫』を書くことになったとのこと。藤村の『春』は、その後、1908年4月7日から8月19日まで「東京朝日新聞」に連載された。
2009/01/15
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太陽光発電設備の世界的な新設受注は2004年以降、毎年ほぼ50%増のペースで伸び続けてきたが、アナリストの予想によると、来年は15%程度の成長にとどまるという。供給過剰状態が続くため、来年、太陽光パネルの小売価格は3分の1程度値下がりする可能性もある。さらに、太陽光パネルの世界2大市場であるスペインとドイツでは、国内産業育成を目指した助成策が最近縮小された。 欧州太陽光発電工業会(EPIA)のアデル・エルガマル事務局長は、「売り手市場から買い手市場に変化している」と語る。 こうした状況変化は太陽光発電関連大手の株価にも表れている。太陽光発電関連のETF(上場投資信託)、クレイモアMAC・グローバル・ソーラー・エネルギー・インデックス(TAN)の取引値は、今年4月15日の発売開始から71%も下落した。 業界大手の中にはもっと大幅な株安になっている企業もある。例えば、太陽光発電パネルの基幹部品である太陽電池セルの売上高で世界トップの、2001年創業の中国サンテック・パワー(尚徳太陽能電力、STP)の株価は、年初から90%近く下落している。太陽電池の販売量で世界首位に立つ独Qセルズ(QCEG.DE)の株価も、年初から80%以上値下がりしている。(日経ビジネス 2008年12月?日)【上記の感想】太陽光発電関連の記事のコピペ。太陽光発電は、既に供給過剰気味?
2009/01/15
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【デトロイト=阿部哲也、小高航】世界の自動車大手が電気自動車の実用化を加速する。11日開幕した北米国際自動車ショーで、トヨタ自動車は2012年にも新型車を日米欧で発売すると発表。米ゼネラル・モーターズ(GM)が電池の工場建設を表明するなど米国勢も電気自動車を軸に環境分野での巻き返しをはかる。未曽有の販売不振で経営が悪化するなかでも、各社は生き残りに不可欠な技術と重視しており、今後、主導権争いが激しくなりそうだ。 トヨタは11日、電気自動車の試作車を初公開した。昨年11月に日本で発売した超小型車「iQ」をベースに開発。4人乗りでは世界最小級の車体に、パナソニックと共同開発している車載用のリチウムイオン電池を搭載した。1回の充電で80キロメートル以上の走行が可能だという。 同車両をベースに量産技術を確立し、12年までに日米欧で量販に乗り出す。トヨタが電気自動車で具体的な市場投入計画を示したのは初めてになる。 (日経新聞より)【上記の感想】トヨタ関連の最新の日記は、こちら。上記によると、トヨタも電気自動車の実用化を加速するとのこと。現時点の1充電走行距離が80キロメートル。ちなみに、間もなく販売される三菱の「アイミーブ」の1充電走行距離は160キロメートルらしい。電気自動車の実用化では三菱に後れをとっているトヨタだが、巻き返しがなるかが注目されるところ。
2009/01/15
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内閣府が13日午後発表した2008年12月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数は前月比5.1ポイント低下の15.9と、3カ月連続で過去最低を更新した。景気後退により消費者の購買態度が一段と慎重になったほか、受注減などが響いて企業部門も悪化。一段と厳しさを増す雇用環境も重しになった。基調判断は先月の「景気の現状は引き続き厳しさを増している」から「景気の現状は一段と厳しさを増している」に引き下げられた。 現状判断指数の低下は9カ月連続。内訳をみると、家計動向関連が18.2と前月から4.3ポイント低下した。「前もっていろいろ手を打ったのに、クリスマスの盛り上がりもない」(沖縄の居酒屋)と、かき入れ時のクリスマス商戦も盛り上がりに欠けた。 企業動向関連も12.4と6.8ポイント低下。「世界経済の悪化を受け、主要顧客からの発注量が大きく減少している」(中国の輸送用機械器具製造業)という。雇用関連も7.2ポイント低下の8.5となり、家計、企業、雇用の3項目すべてが過去最低を更新した。 (日経新聞)【上記の感想】やっぱりそうかという感じ。前回の街角景気は、こちら。過去数ヶ月の基調判断は、次のとおり。5月は、「景気回復の実感は極めて弱い」6月は、「景気回復の実感はさらに一段と弱くなっている」7月は、「現状は厳しい」8月は、「現状は厳しい」9月は、「現状は厳しい」10月は、「厳しさを増している」11月は、「厳しさを増している」12月は、「一段と厳しさを増している」
2009/01/14
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民間調査会社の富士経済(東京・中央)は13日、海外の27カ国に関して太陽光や地熱など「新エネルギー」発電の導入量予測をまとめた。新エネルギーで発電容量が最大となるのは風力で、2020年の累計導入容量は27カ国合計で47万1014メガ(メガは100万)ワットと08年見込みの4.3倍を予測した。太陽光も20年に08年見込み比4.8倍の4万8725メガワットに急拡大するとみている。 調査したのは欧州、東アジア、北米などの国々で、米国や中国、ブラジルなど人口や電力使用量の大きな国をほぼ網羅した。風力発電はエネルギー政策の転換を図る米国で20年に08年見込み比6倍に拡大するほか、導入コストが安いことなどから中国でも同期間に5.5倍になると予測した。太陽光発電が急成長する国としてはイタリアやフランス、英国、中国を挙げている。(日経新聞) 【上記の感想】富士経済の予測記事。同社は、昨年末に、リチウムイオン電池材料が年率11%の成長と予想している。参照記事は、こちら。風力・太陽光発電の拡大は地球のために必要なだけに、一層の成長を望みたい。
2009/01/13
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日本板硝子と旭硝子はそれぞれ「薄膜型」と呼ばれる最新型の太陽電池パネル用ガラスを増産する。日本板硝子は2010年度にも生産能力を現在の2倍強に拡大する。旭硝子は09年中にベルギーに加工拠点を設ける。世界的な景気低迷で、建築用や自動車用ガラスが低迷するなか、数少ない成長分野である太陽電池用の投資を重点的に増やす。 日本板硝子は英国と米国で合わせて5000万ユーロ(約64億円)を投じ、建築用ガラスの加工拠点を改良し、能力を引き上げる。年産能力はそれぞれ6万トン。英国では09年2月に、米国では10年にも稼働する。(日経新聞) 【上記の感想】旭硝子はセルモジュール用材料を製造し、太陽電池関連銘柄の一角である。関連日記は、こちら。
2009/01/13
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足尾暴動事件(あしおぼうどうじけん)は、1907年2月4日から2月7日まで、足尾銅山の坑夫らが、鉱山施設などを破壊、放火した事件。足尾銅山暴動事件、あしおどうざんぼうどうじけん、とも。(ウィキペディアより)【上記の感想】一言すれば、足尾暴動事件は上記のとおり。ウィキペディアのよれば、事件の背景には、「当時、足尾銅山は、足尾鉱毒事件で命令された鉱毒防止費用などが負担となり、鉱山労働者の賃金は安く、しかも、労働条件は過酷なもので、労働者の不満は高まっていた」ということがあったそうだ。さて、私が読んでいるのは、漱石の『坑夫』である。この作物を漱石が発表したのは、1908年。すなわち、足尾暴動事件の翌年である。足尾鉱山とは無縁と思われる漱石が、なぜこのような内容の本を書けたのかというと、暴動直後の足尾銅山で短期間帳場の帳付けとして働いた青年から、話を聞いたからとのこと。
2009/01/12
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ブルグミュラーの練習曲の18番《不安》を、弾いてみました。2週間位練習しましたが、この程度です。
2009/01/12
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ヤフーのブリーフケースが会員専用サービスになったので、ファイルを削除中。過去に弾いたピアノ演奏を振り返りながら、こちらに移動していきます。今回は、《月光第1楽章》で、演奏日は2006年11月17日。
2009/01/12
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トヨタ自動車は11日、2012年までに次世代電気自動車を北米市場で発売し、近距離の移動手段として普及を目指す計画を発表した。昨夏の経営方針説明会で10年代の早い段階に電池性能を高めた近距離走行用の電気自動車を量産する方針を明らかにしていた。米デトロイトで11日開幕した北米国際自動車ショーで発表した。 トヨタは2010年代の早い時期にハイブリッド車の新車種を10車種程度投入する方針も明らかにした。同社は1997年にガソリンエンジンと電気モーターを併用する「プリウス」を発売して以来、ハイブリッド車の累計販売台数が170万台を突破している。ハイブリッド車の新車種を追加することで、年間100万台のハイブリッド車を販売する目標の早期実現を目指す。 (日経新聞)【上記の感想】次世代電気自動車の意味を確認しておく。少々古いが、2008年3月26日の読売新聞には、次のように書かれていた。「エンジンと燃料タンクの代わりに電動モーターと大容量電池を搭載し、走行中にCO2をほとんど排出しない次世代エコカー。70、90年代の2度、開発機運が高まった。米カリフォルニア州が自動車メーカーに一定台数の販売を義務付けた90年代には、トヨタやホンダなどの大手メーカーも米国で市場投入した。だが、充電時間が長く、航続距離が短いことが障害となり普及しなかった。」ということは、ハイブリッド車は次世代電気自動車ではないようだ。
2009/01/12
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地球には、大気中にある二酸化炭素を吸収する力があります。ひとつは陸上生態系、すなわち森林などの植物とその下の土壌です。陸上生態系は現在、年間で9億炭素トンの二酸化炭素を吸収しているといわれています。これは、森林破壊などによる二酸化炭素の放出を差し引いた数字です。もうひとつは海洋です。海は現在、年間に22億炭素トンの二酸化炭素を吸収しているそうです。つまり、現在の地球は1年間に合計で31億炭素トンの二酸化炭素を吸収しています。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】1年間の二酸化炭素の排出量が、吸収量の3倍位あるようである。現在の年間の吸収量は31億トン。記憶するために、ブログに書いておく。何となくとだが、今年の年賀はがきは、カーボンオフセットはがきにした。1枚55円で、そのうち5円が寄付金として使われるのだが、その使い道が二酸化炭素の排出量を減らすか、吸収量を増やすかのどちらかに使われるらしい。多分。それから、今日知ったことだが、二酸化炭素のことを英語で「カーボン」というそうだ。
2009/01/11
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非鉄大手のDOWAホールディングスは年内にも中国で家電リサイクル事業を始める。不要になったテレビや冷蔵庫、洗濯機など当面、年40万台程度を回収して金や銅などの金属資源を抽出、再利用する計画。中国では今後、老朽化して廃棄対象になる家電や自動車が大量発生する見込みだ。このため中国政府は今月から資源再利用などを促す新法を施行しており、先行してノウハウを蓄積してきた日本企業の商機が広がりそうだ。 中国での自動車や携帯電話の年間販売台数は世界全体の1割を超え、日本を上回る消費大国に成長した。今後も急ピッチでの需要拡大が続けば部品に使う金属資源などが世界的に不足する恐れが強く、同国でのリサイクル体制の整備は世界の資源需給の行方を大きく左右することにもなる。(日経新聞)【上記の感想】DOWAホールディングスは、征野ファンドの組入比率1位の企業。中国で家電再利用事業に進出するという。想像外なので、何とも言えない。
2009/01/11
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