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トップページにリンクを貼ってあったフリーページの「株式月間損益」という項目がありました。が、更新停止としました。「総合成績」とダブっているため、必要がないため。フリーページには、そのまま残してあります。トップページからは削除しました。
2009/02/28
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今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-8.06%。ベンチマークのトピックスは-11.93%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。今週の売買は、買付がクボタ(6326)、コマツ(6301)。売付が商船三井(9104)、カシオ(6952)。他に、デンソー(6902)、ダイキン工業(6367)を売買。売買に関しては、久々に多くなってきました。日経平均が7500円を割り込むなど、買い場と思える水準になったためです。ただ、まだ懐疑の状態であることには変わりがなく、ちょっと騰がったら売り、下がったら買いという短期売買になっています。まあ、全体としては若干の買い越しというところです。「相場は絶望の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福とともに消滅する」との米国の投資家ジョン・テンプルトンの有名な言葉があります。この先に本当の絶望があるかもしれませんし、逆に当分はないかもしれません。いわば、現時点は、懐疑の中で育っている時期かもしれません。などと思いながら、今後も少しずつ買い越していこうと思います。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-8.27%■中国株・・・・-4.81%
2009/02/28
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ホンダより株主通信が届いた。興味深かったのが、太陽電池事業。CIGS型の太陽電池という、シリコンを使わないタイプの太陽電池を製造していること。この辺のことは過去日記でも一応書いたが、ほとんど忘れている。よって、復習も兼ねて、ちょっと書いている。関連過去日記は、こちらとこちら。手元の株主通信によると、CIGS型の太陽電池は製造時に必要とするエネルギーが結晶系の半分ですむとのこと。結晶系に比較して、少ない原料で作ることができるのがその理由らしい。また、担当役員の言葉が載っているので、そのまま転載しておく。「すでに多くのメーカーがしのぎを削る市場へ後から参入するわけですから、先行するメーカーと同じことをしていては追いつけません。非シリコン系太陽電池には、シリコン系にないメリットがあり、これをホンダの技術力、ホンダらしい開発で競争力のある商品に結びつけていこう降という思いがありました。」
2009/02/27
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かなり気まぐれですが、トレードを開始しました。と言っても、株の売買は今に始まったことではなく、ここ数年は短期売買を封印していましたが、それを開封したというところです。始まりも突然ですが、終わりも突然となる可能性が大です。ともあれ、しばらくは、記録簿という形で残してみます。本日の売買は、ダイキン工業とカシオ計算機を売り、デンソーとコマツを買い。確定利益は、+6500円。カシオは、昨日の18時過ぎに配信された岡三証券のレーティング情報によると、「中立」→「やや強気」に変更されていた。その為か、上昇率が高かったので、保有していた現物のカシオ株の一部を売却した。
2009/02/27
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風力発電国内3位の日本風力開発は、長崎県五島列島に国内最大となる出力10万キロワットの風力発電所を建設する。電力需要が多い佐世保市主要部まで海底送電線を敷設し、電気を供給する。投資額は発電所と送電線を合わせて260億円程度で、2011年の運転開始を目指す。豊富な風力資源がある離島と需要地をつなぎ、自然エネルギーを有効活用する。 五島列島北部の宇久島(佐世保市)に風力発電所を建設する。住民が少ない地域に出力2000キロワットの発電機を50機設置する。日本風力開発は27日に佐世保市長を訪れ、計画を説明する。(日経新聞より) 【上記の感想】風力発電についての関心度は低下しているが、この記事を見て、過去日記を読み返してみた。まず、ネガティブなところでは、こちら。個人で風力発電所を営業する方は少数だと思うが、住宅地での発電所は要注意である。それから、こちら。こちらで気になったのは、「三菱重工業は3年ぶりに国内での受注活動を再開する」というところ。理由は、三菱重工業の株は保有していないが、買おうという気が多少あるため。
2009/02/27
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日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)は25日、鋼材需要について「1―3月期が1番の底で、4―6月期に少し戻ってくるのではないか」との見通しを示した。定例会見で語った。2009年度の国内粗鋼生産量は、08年度見込み比微減の1億トン前後になると予想した。 ここにきて、トヨタ自動車が5月に減産幅を縮小するといった動きもでており、4―6月期には「在庫調整が終わり、(粗鋼生産の水準は)実需に近づく」(宗岡会長)という。 1―3月期の国内粗鋼生産量は、約1900万トンと前年同期に比べ約4割減る見込み。同期の粗鋼生産量が2000万トンを割り込むのは40年ぶりという。(日経新聞より) 【上記の感想】急激な景気悪化も、在庫調整にメドがたてば、自然な姿に戻るということ。その自然がどの程度なのかが問題だが。
2009/02/26
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政府は24日、下落傾向が続く株式相場の下支えに向け追加対策の検討に入った。銀行等保有株式取得機構の購入対象資産を拡大し、政府保証付きの公的資金で市場から直接、株式などを買い上げる案が柱。政府と経済界が共同で新たな株式買い上げ組織を創設する構想も浮上している。株安進行が深刻な金融システム不安を引き起こしかねない状況で、政府主導の株価対策に乗り出さざるを得ないと判断した。 政府は決算期末の資金繰り改善に向け、日本政策投資銀行が企業の社債を1兆円規模で購入する方向でも調整。日銀も同様の措置を決めており、金融資本市場の安定化へ全力をあげる。 [2月25日/日本経済新聞 朝刊]【上記の感想】日銀の銀行保有株買い取り再開の記事は、こちら。
2009/02/25
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パナソニックは24日、欧州での白物家電の売上高を2013年度に07年度実績比2倍の800億円に引き上げる計画を発表した。3月に静音性や省エネ性能を世界最高水準に高めた冷凍冷蔵庫と洗濯機をドイツなど7カ国で販売。9月までに17カ国に販売網を広げ、欧州の白物家電市場に本格参入する。 欧州で販売する白物家電は中国で生産して輸出。現地の大手量販店を中心に販売ルートを整備する。4月には日本、中国、タイに続きドイツに研究拠点「欧州HA生活研究センター」を新設。欧州の文化や生活様式を研究して製品に反映する取り組みに着手する。 販売価格は、冷凍冷蔵庫で1000ユーロ(約12万円)超、洗濯機で700―900ユーロになる見込み。両製品とも日本で販売している白物家電の技術を取り入れ、静音性や省エネ性に優れた機能を備えたほか、頑丈さなどにこだわる現地の利用者の要望に応えるように開発した。(日経新聞より) 【上記の感想】白物家電を欧州に販売するというのは、初めて聞いた。少々期待している。
2009/02/25
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株価が安値を更新中ですが、少々の銘柄の入れ替えを行っています。よって、本日の終値で、組入銘柄と比率を確認しておきます。こちらは、前回分。以下が、現在の分です。
2009/02/24
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三菱自動車は24日、3月に国内工場で実施する減産を2月に比べて緩和すると発表した。水島製作所(岡山県倉敷市)は乗用車(排気量660cc超)の生産ラインを15日間操業し、稼働日を2月の7日間から倍増させる。名古屋製作所(愛知県岡崎市)はライン休止日を設けず、24日間操業する。2月の大幅減産で在庫圧縮が進む見通しになったことに対応する。 生産子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)も稼働日を増やす。 トヨタ自動車も今年に入り大幅に減らしていた国内生産の水準を5月から引き上げる方針だ。 (日経新聞より)【上記の感想】「景気回復への静かな兆し」という日記のテーマを作成した。今のところは静かすぎるが。
2009/02/24
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金属・化学など素材各社が在庫調整の進展に伴い減産を緩和する。日鉱金属は工場稼働率を引き上げ、三菱化学も中国で増産に転じた。対中輸出や自動車、電機向け需要で復調の兆しが出ているため。素材業界は昨秋以降、需要急減に対応し大幅減産を実施してきた。世界同時不況の影響が長引くとの見方や不透明な要素も多く、米金融安定化策の行方次第では2番底の懸念もあるが、減産一辺倒の流れが素材産業から変わる可能性が出てきた。 素材生産復調の一因は対中輸出の回復だ。中国内の在庫調整が年末までに一巡し、原油や資源価格の先安観に伴う需要家の買い控えも緩和。ポリプロピレンなど主要三樹脂の輸出量は1月に前年同月比プラスに転じた。(日経新聞より)【上記の感想】久々に明るい記事。関連日記は、こちら。主要三樹脂とは何か?塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンだと思うが、定かではない。
2009/02/24
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紙代理店最大手の日本紙パルプ商事は廃棄物から再生樹脂や固形燃料を製造・販売するリサイクル事業に参入する。熊本市内の回収業者と共同で40億円を投じて中間処理施設を建設し、2010年春に稼働させる。不況や少子化で国内の紙需要が減少するなか、環境分野で事業拡大を狙う。 日本紙パルプ商事は熊本市内の4業者でつくる有価物回収協業組合・石坂グループ(熊本市)と中間処理施設を運営する共同出資会社を設立、建設準備を進めてきた。総投資額のうち日本紙パルプ商事が28億円を、石坂グループが12億円を負担する。(日経新聞より)【上記の感想】リサイクル事業というのも、注目していいかもしれない。持株では、DOWAが金属リサイクルに強みがある。
2009/02/23
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京セラは20日、中国・天津市の太陽電池モジュール工場の生産能力を現在の4倍の年24万キロワットに引き上げると発表した。投資総額は明らかにしていないが30億―40億円とみられる。基幹部品である太陽電池セル(発電素子)の増産に合わせ、セルや他の部品を太陽光発電システムに組み上げるモジュール工程の能力も増強する。 天津市の既存工場の近くに新棟を建設する。3階建てで延べ床面積は2万8800平方メートル。4月に着工、2010年春に稼働させる。同年9月までに既存の3棟から設備を移管するほか新設備を追加。11年以降に生産能力を年24万キロワットに引き上げる。(日経新聞より)【上記の感想】京セラの太陽電池関連の記事が見当たらないと思っていたところ、出てきましたね。関連日記は、こちら。
2009/02/22
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今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-10.36%。ベンチマークのトピックスは-13.93%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。今週の売買は、大成建設(1801)を全株売却し、テルモ(4543)を新規買付。テルモの買付け理由は、年初から3割程下げていること。正確に言うと、-31.77%。と言っても、現実はもう少し高いところで買っています。他の理由は、さわかみ投信の組入比率が大きい銘柄であること。業績面で、少なくとも電気や自動車よりは安心感があること。先頃、ある精密機器株を手放したため、それに替わる銘柄を組み入れたかったこと。など、でしょうか。トピックスが25年ぶりの安値をつけるなど先高感が全く見えない状況ですが、来週は銘柄入れ換えを伴った買付けをし、少々買い越す予定です。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-10.87%■中国株・・・・-2.40%
2009/02/21
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京セラは、太陽電池の基幹部品である太陽電池セルの新工場を、滋賀県に建設すると発表した。同工場は2010年春に稼働する計画で、グループの国内拠点で最大規模となる予定。2011年度に年650MWの生産を目標とする。 新工場では、バックコンタクトセルを中心とした、多結晶シリコン型太陽電池セルの生産を行う。バックコンタクトセルは、同社が多結晶型で世界最高レベルの変換効率を誇るもので、事業の中核に位置付ける考えだ。同工場において、シリコン原料の鋳造から太陽電池セルの製造・太陽電池モジュールの組み立てまでを一貫して行う。(環境ビジネスjpより)【上記の感想】上記は、昨年11月14日の記事なので、けっこう古い。なぜ引用したのかというと、太陽電池で世界4位か5位(だったと思う)の生産量を誇りながら、新聞記事に載ることが最近ないから。さきほど同社がインタビューに応じている記事を見たが、今後5~6年は多結晶シリコン型でいけると見ているようだ。
2009/02/20
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中国の太陽電池メーカーで、世界シェア3位の尚徳太陽能電力(サンテックパワー)は、家庭用太陽光発電装置の販売で日本市場に本格参入する。25日から販売代理店の募集を開始し、年内をメドに100社程度の国内販売網を構築、発電効率の高い新製品も発売する。政府や自治体の補助金制度が相次いで整備されており、今後、市場の拡大が見込めると判断した。海外有力メーカーの参入でシャープや京セラなど国内メーカーとの市場争奪が激化しそうだ。 江蘇省無錫市の工場で生産した太陽光発電装置を輸入し、販売する。太陽光発電装置の施工をする地域の工務店やリフォーム会社、電気店などを対象に販売代理店を募る。全国規模の販売網を年内にも構築し、本格的な販売に乗りだす。(日経新聞) 【上記の感想】中国の企業が、太陽電池のシェアで世界3位とのこと。自分が知らないことが、世の中には多い。日本のメーカーも安閑とはしていられずというところ。家庭用太陽光発電装置の価格が下落し、普及が進むという方向になれば、エネルギー問題にはプラスになろう。しかし、日本のメーカーにとっては、迷惑な話なのかも。
2009/02/19
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ブラームスは20歳の頃、ハンガリー出身のヴァイオリニスト、レメーニと共にヨーロッパ各地の演奏旅行に出ました。その際、レメーニから聞かされたジプシーの音楽に触発されたブラームスは、自らも採譜したものを中心に4手のピアノ用作品としてまとめ、出版しました。それが「ハンガリー舞曲集」です。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】ブラームスのハンガリー舞曲第1番を聴いた。ト短調の作品である。舞曲を演奏する難しさは、自分勝手な速さで演奏できないことだろう。舞曲ではないが、私が最近ピアノで弾いている曲に、ラジオ体操がある。どうしても演奏が速くなってしまい、試しに自分で体操をしてみると、ついていけないというお粗末な具合になる。そういった意味では、実用曲?はごまかしが効かない。そこが辛いところである。
2009/02/19
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ボケは日本の山野に自生しています。草ボケとかシドミとかナベワリとか言われていました。中国系のボケも古くから日本で育てられていました。日本系は草ボケと言われますように、親木から子木、孫木と地下でつながって竹のように生育する性質があり、親木は古くなると枯れてしまいます。花の咲く時期は中国系から比べれば早咲き、四季咲きのものが多く存在します。(日本系の中でも幹が細く樹高も低い性質のものと、幹の太さも樹高も高くなる品種とで分けられます)江戸時代に小石川養生所にボケが植えられて漢方薬として使われていた事がわかっています。一般町民に植物を楽しむ時代が起き、いろんな植物がブームになりました。ボケもその一つで明治の後半に交配育種され、数多くの品種が大正時代に入ってから埼玉の安行と新津の小合で、印刷物として紹介されています。(ボケ図鑑より)【上記の感想】木瓜という植物があるが、名前を聞いたことはあるが、詳しくは知らない。漱石は木瓜が好きだったようで、自ら木瓜のように生きたいとの俳句を作っている。そんなことがあり、先頃ホームセンターに行った時に、木瓜を少々眺めてみた。木瓜と一口に言っても種類が豊富なようだ。ホームセンターにも10種類位はあったように思う。が、大きく分ければ3種類か。すなわち、祝錦、長寿楽、放春花。祝錦は、花に奥行きがある。長寿楽は、花がこみいっている感じ。放春花は、上品な小さな花に特色がある。と、珍しく、自分なりの木瓜評を書いてみた。
2009/02/19
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三洋電機は16日、二色の浜工場(大阪府貝塚市)の敷地内に太陽電池の新工場を建設すると発表した。投資額は60億円で、生産設備を含めると百数十億円になる見通し。生産能力は最大で20万キロワットになる。太陽電池は今後も成長が見込める分野で、三洋は親会社になる予定のパナソニックと組んで生産・販売を拡大する。 3階建ての新棟を建設し、2010年末の稼働を目指す。三洋が手がける結晶型と薄膜型の技術を合わせた「HIT太陽電池」を生産する。島根県雲南市の工場での増強分を合わせて、10年度にHITの生産能力は60万キロワットを超える見通し。一方で薄膜型太陽電池も新日本石油と共同で10年度中の事業化を目指す。(日経新聞)【上記の感想】関連日記は、こちら。太陽電池関連。太陽電池には結晶型と薄膜型があるわけだが、細かいことは既に忘れている。もう一度確認が必要なり。
2009/02/18
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肉食動物で、多毛類、貝類、頭足類、小魚など、いろいろな小動物を捕食する。自分の体の半分くらいの動物にも襲いかかり、大きな口で捕食してしまう。非常に貪欲なことから、腹いっぱい食べるという意味の副詞「たらふく(鱈腹)」の語源となったといわれている。しかし本当の語源は「足(た)らい脹(ふく)くるる」で「満足して(腹が)脹れる」という意味であり、「鱈腹」は当て字である。タラを解剖すると少なからぬ胃潰瘍の病巣が認められ、これがこの過食によるものだとする説がある。この話は魚類学者末広恭雄のエッセイにも書かれ、人口に膾炙することとなった。(ウィキペディアより)【上記の感想】上記は、鱈(タラ)について書かれた部分。本日、(株)なとりの「チーズ鱈」というおつまみ用の食品を食した。過去にも食したことはあるが、自分で買って食べたのは、おそらく初めてになると思う。そこで、鱈について調べてみた次第。この「チーズ鱈」は、なとりの登録商標とのこと。また、なとりは、東証に上場しており、株主優待も実施している。ネットで画像で優待品の詰合せを拝見したが、飲酒時のつまみに良さそう。ジャストパック チーズ鱈 30g
2009/02/17
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全合奏でいきなり始まる展開部はアレグロ・ヴィーヴォで強烈で劇的な展開を示す。そのまま、再現部となり、第1主題がトゥッティで厳しく再現されるが、提示部のような発展のかわりに、苦悩を強めた絶望的な経過部がきて、第1主題に基づいた全曲のクライマックスとも言うべき部分となり、トロンボーンにより強烈な嘆きが示される。やがてロ長調で第2主題が現れるが再現は第1句のみで、そのまま儚いコーダが現れるがもはや気分を壊さず、全てを諦観したような雰囲気の中で曲は結ばれる。(ウィキペディアより)【上記の感想】チャイコフスキーの交響曲第6番ロ短調作品74『悲愴』を聴いた。上記は、その第1楽章について書かれた部分。余の鑑賞力では、レベルが高すぎ。トロンボーンが目立っていたなというのが、精一杯。
2009/02/17
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【北京=尾崎実】中国共産党の中央農村工作指導小組は2日、本籍地以外で働く出稼ぎ労働者(農民工)約1億3000万人のうち、勤務先の倒産などで帰省し、春節(旧正月)明け後も仕事に就けない労働者が15.3%の約2000万人に上ることを明らかにした。金融危機による中国の雇用情勢への深刻な影響が改めて浮き彫りになった形で、中国政府は資金援助付きの職業訓練など、農民工向けの就業対策を急いでいる。 同小組弁公室の陳錫文主任によると、農村からの出稼ぎ労働者は毎年600万―700万人ずつ増加。2009年は失業した農民工と合わせ、約2500万人の就業圧力がかかるという。国営新華社によると、人事社会保障省などは農民工に3―6カ月間のインフラ建設分野の職業訓練を実施する方針。失業登録した新卒大学生についても、実務能力を高めるための技能訓練を施す方向で検討している。(日経新聞) 【上記の感想】上記は、今月2日の記事。先ほど発見。出稼ぎ労働者数が日本の人口を上回るとは、規模が桁外れである。関連日記は、こちら。
2009/02/17
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彼は胃弱で皮膚の色が淡黄色を帯びて弾力のない不活発な徴候をあらわしている。その癖に大飯を食う。大飯を食った後でタカジヤスターゼを飲む。飲んだ後で書物をひろげる。(『吾輩は猫である』より)【上記の感想】漱石の『吾輩は猫である』を読み始めた。高校生時代に読もうとしたが、数ページ読んで中止にした記憶がある。さて、上記の一節である。「彼」は漱石と共通点の多い人物なので、漱石も「彼」と同様に、タカジヤスターゼを飲んでいたと想像する。このタカジヤスターゼというのは胃薬だが、かつて、この胃薬を発明した高峰譲吉(1854~1922年)に関する本を読んだことがある。その時の日記は、こちら。もう3年5ヶ月前の日記になる。計算すると、高峰譲吉は漱石よりも13歳年長になる。『吾輩は猫である』が発表されたのは1905年だが、当時は既にタカジヤスターゼが販売されていたようである。
2009/02/17
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三洋電機は表裏両面で発電できる高効率の太陽電池を量産する。3月から国内や北米で生産を本格化、9月に欧州でも始める。両面太陽電池は発電量が従来に比べ30%向上するのが特徴で、商業施設や駅、一般家庭での需要を見込む。三洋は親会社となるパナソニックとの連携も視野に入れて太陽電池の増産投資を進めており、高発電タイプの投入でさらに攻勢をかける。 結晶型と薄膜型を組み合わせた「HIT太陽電池」のパネル背面をガラスにした両面タイプを量産する。これまでは一部の公共施設の透明屋根やバス停の雨よけなどに試験的に設置してきた。このほど既存のパネル組み立てラインで両面タイプを効率的に作れる生産技術を確立。3月に滋賀工場(大津市)とメキシコ工場で本格生産を開始するほか、9月にはハンガリー工場でも生産する計画だ。 [2月14日/日本経済新聞 朝刊]【上記の感想】太陽電池関連。記事だけだと、両面発電というものはイメージしづらい。
2009/02/17
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内閣府が16日発表した2008年10―12月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比3.3%減、年率換算で12.7%減となった。3四半期連続のマイナス成長で、減少率は第1次石油危機時だった1974年1―3月期の年率13.1%減に続く約35年ぶりの大きさ。金融危機をきっかけにした世界不況の影響で輸出が過去最大の落ち込みとなり、個人消費、設備投資も大きく減った。日本経済は外需を中心に総崩れの状態で、深刻な景気後退に入った。 3四半期連続のマイナス成長は、IT(情報技術)バブルの崩壊で景気が後退した01年4―6月期から10―12月期にかけて以来。10―12月期の実績は日経グループのQUICKが「コンセンサス・マクロ(経済予測)」で民間調査機関30社に聞いた直前の予測の平均値(前期比年率11.8%減)を下回った。 (日経新聞)【上記の感想】GDPを発表する時間だが、8時50分に発表されたらしい。発表時間には今まで関心がなかったので、知らなかった。それはともかく、厳しい数字になりました。
2009/02/16
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~自然食品~「国産」麦こがし【0126PUP5F】【上記の感想】上記は、「麦こがし」というもの。今日知ったばかりであるが、かつては、そのまま食べたり、水に溶いて食べたりしたそうだ。今では、落雁などの和菓子の原料になっているとのこと。手元の歳時記によると夏の季語になっており、かつては人々の生活に密着していたようだ。本日「麦こがし」について書いた理由は、麦こがしを使った菓子を買ったため。ネットで調べると、あるショップのウエブサイトに、「麦こがし」を次のように説明されていた。「麦こがしは、大麦(裸麦)を焙煎し、粉砕したもので、地方によりはったい粉やこうせん、おちらしとも呼ばれます。砂糖を混ぜてそのまま食べたり、湯で練って食べたりもしますが、お菓子の材料としての利用範囲が広く、中でも日本の代表的干菓子・落雁が有名です。」
2009/02/14
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今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-6.89%。ベンチマークのトピックスは-11.02%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。先週の日記に、「日経平均が7500円を下回ったら少々買う」との方針を書きました。で、今週はどうだったかというと、7500円を下回る場面は、なし。だったのですが、少々、売買をしてしまいました。急騰した東京精密(7729)を全株売却し、年初から売られ気味のセブン&アイHLD(3382)を買い増し。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-7.33%■中国株・・・・+0.04%
2009/02/14
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日本産業機械工業会が12日発表した2008年12月の産業機械受注額は、前年同月比18.2%増の6189億500万円だった。海外向けの受注増で、国内の落ち込みを補った形で、6カ月ぶりに前年実績を上回った。 国内は7.4%減の2836億7800万円だった。製造業向けは31.1%減ったが、電力向けで大型の受注があり、減少率は11月の24.0%より縮小した。海外はボイラーなどが伸び、54.3%増の3352億2700万円となった。 同時に発表した08年の産業機械受注額は6兆5865億円で、前年より1.1%増加した。下期は落ち込みが目立ったが、上期の好調で通年では4年連続のプラスとなった。これは1997年の6兆7419億円に次ぐ史上2番目の規模という。 国内は7.5%増の3兆9264億円で、海外は6.9%減の2兆6601億円だった。(日経新聞より)【上記の感想】産業機械という用語がわからないため、わかりにくい。この後調べておこう。
2009/02/13
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広瀬中佐は日露戦争のときに、閉塞隊に加わって斃れたため、当時の人から偶像視されて、とうとう軍神とまで崇められた。けれども、四、五年後の今日に至って見ると、もう軍神広瀬中佐の名を口にするものも殆どいなくなってしまった。英雄の流行廃はこれほど急激なものである。(『それから』ワイド版岩波文庫216頁)【上記の感想】上記は、漱石の『それから』より引用。日露戦争で戦死した広瀬中佐について書かれた箇所である。1909年に『それから』は著わされたが、当時広瀬中佐は既に人々から忘れ去られていたように思われる。その後軍神として復活するわけだが、それはいつのことか。と思い、唱歌『広瀬中佐』が発表された時期を調査してみた。すると、1912年にその唱歌が発表されていた。この頃から復活したのだろうか。深入りはせずに、想像の範囲内に収めておく。なお、こちらで、唱歌『広瀬中佐』を聴くことができます。
2009/02/12
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長谷工アーベストがまとめた2009年1月の首都圏マンションの「顧客マインド調査」によると「今がマンションの買い時」と判断している人の割合が約3カ月前に比べ拡大していることが明らかになった。 今が買い時と判断している人の割合は同社が契約しているモニターが19%と前回(08年10月)調査から5ポイント拡大。モデルルーム来場者も26%と前回調査より10ポイント増えた。買い時と判断する理由として最も多かったのがモニター、来場者ともに「金利が低いから」で、それぞれモニターが69%、来場者が71%を占めた。「マンションの発売価格が下がってきたから」との回答割合は、モニターが前回調査の46%から68%に上昇した。[日経産業新聞]【上記の感想】関連日記は、こちら。マンデベ株への投資は現時点では考えていないが、微妙な位置にあると言えそう。上記は業者自身の調査なので、その辺も含めて考えた方が良さそう。
2009/02/12
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富士重工業や日本製鋼所など機械関連メーカーが相次ぎ国内向けの風力発電機事業を拡大する。富士重工業は日立製作所と共同で大型機を開発し、まず20基以上を製造する。日本製鋼所も今年度の十数基から80基に大幅増産する。三菱重工業は3年ぶりに国内での受注活動を再開する。景気の低迷で機械関連の市場が軒並み縮小するなかで、風力発電機は数少ない成長分野。今後はメーカー間の競争も激しくなりそうだ。 富士重と日立が共同開発したのは、出力2000キロワットの大型風力発電機。制御機器などの主要部品を日立が生産し、富士重の工場で羽根などを造り、完成品に組み立てる。国内の風力発電事業者向けに20数基の発電機を2009年度から順次販売する。[2月12日/日本経済新聞]【上記の感想】風力発電関連。余の関心度は、やや低下気味。
2009/02/12
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温暖化ガス排出削減に向けて自民党が検討している「低炭素社会づくり推進基本法」(仮称)の素案が10日、明らかになった。10年間を排出削減の「特別行動期間」と明記。原子力発電所の稼働率を現在の6割から欧米並みの約9割に上げる目標を掲げるとともに、太陽光発電など自然エネルギーの一定価格での購入を電力会社に義務付ける制度の導入を盛った。今国会に議員立法での提出を目指す。 次期衆院選を控え与野党は対決色を強めているが、民主党が昨年提出した地球温暖化対策基本法案は自然エネルギーの購入制度など自民党案と重なる部分が多く、協調を探る動きが出る可能性がある。(日経新聞より) 【上記の感想】原発の稼働率というものに関心がなかったため、原発の稼働率なるものは常に100%近いものだと思っていた。そうは言っても、昨年か一昨年の何らかの事故?による原発の一部停止により、稼働率が落ちたというくらいは知っている。しかし、それは特殊事情によるもので、停止中の原発も定められた安全性が確認されれば稼働するので、100%近くになると思っていたわけだ。が、実際は90%にするのも困難なようである。それ故に数値が目標化されるわけだ。ただ気になったことがある。と言っても、余が考えたことではない。ネットで発見したものであるが、それは以下のとおり。以下は、借用させていただきましたm(__)m 実績として平均稼働率が高くなることとは別に、地球温暖化の施策として一定の稼働率が決定されると、実態としてはそれが個々の原子炉に「国策」として達成目標になりかねない。その場合、多少のトラブルや異常でも原子炉を緊急停止させないとか、定期検査の一層の簡略化、連続運転の一層の長期化など、さまざまな安全性に影響を及ぼしうる現実面の対応が想定される。 JCO臨界事故の最大要因の一つが、経営効率化の改善圧力が作業現場に掛かり、時間短縮や人員削減、さらには作業手順の簡略化に結びついたことにあるという教訓に従えば、原発の稼働率向上にはもっとも慎重になるべきである。ましてや、現時点では原子力安全規制に関して関与できない中央環境審議会としては、より一層の慎重さが求められる。
2009/02/12
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現代の社会は孤立した人間の集合体に過ぎなかった。大地は自然に続いているけれども、その上に家を建てたら、たちまち切れぎれになって仕舞った。文明は我らをして孤立せしむるものだと、代助は解釈した。(『それから』より)【上記の感想】上記は、漱石の『それから』より引用。100年前の中流家庭も、現代の家庭と似たようなものだったのか。
2009/02/11
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ヨハン・シュトラウス2世は、その生涯の多くをウィンナワルツの作曲に捧げ、この『春の声』の他にも、『美しく青きドナウ』、『芸術家の生涯(生活)』、『皇帝円舞曲』など数多くの名曲を残し、「ワルツ王」と評されることも。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】過日、ヨハン・シュトラウス2世の「春の声」を、吹奏楽団の生演奏を聴いた。春を迎える喜びについて、少々書いてみる。まず、余の場合は、日本でも温暖と言われる千葉県在住であり、当然のように電灯があり、暖房に困ることはない。また、様々な娯楽がある。では、ヨハン・シュトラウス2世の場合はどうか。「春の声」を制作した時は、オーストリアのウィーンに住んでいたと思うが、そのウィーンの冬というのは、日本よりも夜明けが遅いらしい。また、制作時の19世紀前半に、ウィーンに電灯があったどうかだが、少なくとも今の日本のように当然というわけにはいかなかったと思われる。ウィーンに行ったこともない余の勝手な想像の域を出ないが、春を迎える喜びは、余の想像以上のものがあると思う。
2009/02/11
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いくら酔っぱらいの願人坊主でも火が点けば「あちち!ここは何処だ」、「ヒヤ(火屋)だ」。「ヒヤ(冷や)でもイイから、もう一杯」。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】上記は、落語の演目「らくだ」の落ちの部分。可楽の「らくだ」をCDで聴いた。可楽の詳細は、次のとおり。8代目三笑亭 可楽(1898年1月3日 - 1964年8月23日)は、東京府東京市下谷区(現:東京都台東区)出身の落語家。本名、麹池元吉(きくち もときち )。出囃子は『勧進帳』。所属は日本芸術協会。文化放送専属。精選落語会レギュラー。(ウィキペディアより)
2009/02/11
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「お嬢さん、よろしければ私と一緒に踊りませんか?」左手が奏でる低音のフレーズは舞踏へと誘う男性の声。「まあ、どうしましょう・・・。」それに応えるように右手が奏でる高音のフレーズは女性の声。しばらくのやりとりが続いた後、やがて華やかなダンスが始まります。ドイツロマン派の開祖と呼ばれるカール・マリア・フォン・ウェーバーの有名なピアノ曲「舞踏への勧誘」です。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】上記は、ウェーバーの「舞踏への勧誘」について書かれたもの。過日、ウェーバーの「舞踏への勧誘」を吹奏楽の生演奏で聴く機会があった。序奏部が中々面白く、ユーフォニウムが男性役、クラリネットが女性役を演じ、ダンスに誘うという構成になっている。先ほど知ったばかりだが、この曲はピアノ曲としても有名なものらしい。自分も弾いてみようかと思うが、難しそうな部分が多いため、断念。
2009/02/11
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景況感の低迷が続いている。内閣府が9日発表した1月の景気ウオッチャー調査によると、景気の実感を示す「街角景気」の現状判断指数は前月比1.2ポイント上昇の17.1。10カ月ぶりに前月を上回ったが、過去2番目の低水準だった。雇用調整が広がり、個人消費が振るわないとの声が目立つ。ただ景気の先行きを見る指数も上向き、急激な悪化には一服感も出てきた。 調査は小売店の店主やタクシー運転手など約2000人に景気を「良くなっている」から「悪くなっている」までの5段階で評価してもらい、指数にする。調査期間は1月25日から31日。 1月の現状判断指数は2000年の調査開始以来、過去最低だった昨年12月に続く低さ。回答の内訳を見ると「悪くなっている」が51.0%と前月比4.4ポイント下がり、「変わらない」が14.9%と3.8ポイント上がった。景気が急激に冷え込んだ現状に変わりがないと見る人が増えている。(日経新聞) 【上記の感想】上記は、1月の街角景気について書かれたもの。景気悪化にも歯止めというか、これ以上は悪くなりようがないという水準まで落ちたというか。先月だけを見る限りでは。12月の街角景気は、こちら。
2009/02/10
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定職を持たないで遊んでいる者。日露戦争後、国家体制が整備されるにつれて、「立身出世」の野心が実現する余地がなくなったので、高等教育を受けても職業に就かない「煩悶青年」が急増した。明治44年には「高等遊民」問題として社会問題にもなっている。(岩波書店の『それから』より)【上記の感想】漱石の『それから』を読んでいるが、高等遊民について少々書いておきたくなった。上記は、高等遊民の註釈である。高等遊民について書いた過去日記は、こちら。高等遊民の場合は、生活費を稼がなくとも生活できるので、ある意味恵まれていると言える。生活できるから遊んでいると言ってしまえば、身も蓋もない。高等遊民が多数発生し問題化したのにも、理由がある。それが上記である。日露戦争後の不景気や国家体制の整備の進行により、国家の仕事に就くことが困難な時期に、高等遊民が発生したようである。要するに、世の中の変化の時期であったわけだ。
2009/02/09
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日清戦争・日露戦争において日本の軍馬が西欧諸国のそれに大きく劣ることを痛感した政府は、内閣直属の馬政局を設置して馬匹改良に着手した。馬政局は、優れた種馬を選抜育成して質の高い馬を多数生産するとともに、馬の育成・馴致・飼養技術を高めた。さらに、国内における官民の馬産事業を振興するためには、競馬を行って優勝劣敗の原則を馬産に導入すると共に、馬券を発売して産馬界に市場の資金を流入させる必要があるとして、馬券の発売を前提とした競馬の開催を内閣に提言した。賭博行為は違法であったが、競馬は軍馬育成の国策に適うとして、桂太郎内閣は馬券の発売を黙許するとの方針を1905年(明治38年)に通達し、これにより馬券発売を伴う競馬の開催が可能となった。(ウィキペディアより)【上記の感想】上記は、1905年の日本の競馬について書かれた箇所。今、漱石の『三四郎』を読んでいる。その中に馬券を買う場面が出てきたので、調べてみた次第。日本の競馬史は結構複雑である。現在でも中央競馬と地方競馬が並存していることからも、何となく簡単ではないことが想像できよう。漱石の『三四郎』が書かれたのは1908年である。小説に登場するようになったということは、ある程度の経済的時間的余裕がある者は、競馬を楽しんでいたものと思われる。
2009/02/09
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キリンホールディングスは9日、豪清涼飲料大手のコカ・コーラ・アマティルの買収交渉を中止したと発表した。実現すれば5000億円近い大型買収となるとみられていたが、買収交渉が不調に終わった。キリンHDは「これ以上の交渉継続は有益でないと判断し、交渉終了することを決定した」としている。 キリンHDは昨年11月に豪コカ・コーラ・アマティル株の買収提案を発表。計画によると、キリンHDの連結子会社、豪ライオンネイサンが豪コカ・コーラ・アマティル株を取得し、経営統合を目指すものだった。 (日経新聞)【上記の感想】断念ですかぁ。関連日記は、こちら。
2009/02/09
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この作品を肝心のダンスは抜きにして音楽だけで聞かせるとなると、これはもう、演奏するオケのメンバーにとってはかなりのプレッシャーとなります。嘘かホントか知りませんが、あのウィーンフィルがスペインでの演奏旅行でこの作品を取り上げて、ものの見事にソロパートをとちってぶちこわしたそうです。スペイン人にとっては「我らが曲」と思っている作品ですから、終演後は「帰れ」コールがわき上がって大変なことになったそうです。まあ、実力低下著しい昨今のウィーンフィルだけに、十分納得のいく話です。この作品は一見するとととてつもなく単純な構造となっていますし、じっくり見てもやはり単純です。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】上記は、ラヴェルのボレロについて書かれた部分。昨日、ラベルのヴォレロの生演奏を聴いた。15分近くにも渡り同じリズムを刻む曲で、ちょっとストレスを感じましたね。最後は盛り上がり、帳消しになるのですが。また、ソロで演奏する部分が多く、演奏者はプレッシャーを感じるような曲らしい。1928年の制作である。
2009/02/09
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その中国の成長率が、昨年10~12月に6.8%と急激に鈍化した。安定した雇用維持のため「8%成長」を最低目標に掲げる中国にとっては、日本のマイナス成長にも等しい。 中国政府は、09年には8%成長を達成する、と自信を示している。温家宝首相はスイスで開かれた世界の政財界指導者の集い「ダボス会議」で、「昨年末から中国経済の回復の兆しが見えている」と強調した。 だが、国際通貨基金(IMF)は先週、中国の成長率は09年も6.7%にとどまるという見通しを発表した。当分は中国経済の先行きに期待と不安が交錯しそうだ。 中国の高成長は輸出とそれを支える設備増強投資に引っ張られてきた。ところが主要輸出先である米国や日本、欧州の今年の成長率は、戦後初めてそろってマイナスとなりそうだ。市場経済化を本格的に始めた90年代以降の中国にとって、外需に頼らない成長を求められる初めての試練となる。 カギを握るのは内需の拡大だ。中国の国内総生産(GDP)に占める消費の割合は35%。7割の米国や6割弱の日本に比べ、かなり低い。高成長の恩恵が地方の農村や低所得層には薄かったため、消費を主導する中間層が育っていないからだ。 中国政府も昨秋発表した4兆元(約52兆円)の景気対策の重点10項目に、中低所得者向けの住宅建設、農村の基盤整備など、その分野へのてこ入れ策を盛り込んではいる。農村部では家電製品の購入に補助金を出すなど、消費刺激策も打ち出したようだ。(朝日新聞より)【上記の感想】朝日新聞の最近の社説を借用。よくまとまっている。
2009/02/08
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政府は、火山国・日本が豊富に持つ“純国産”のクリーンエネルギーでありながら、ハードルが多く開発が進まない「地熱発電」の普及促進に乗り出す。今春にも発電量を2030(平成42)年までに現在の3倍程度に拡大する目標を打ち出す。また電力会社に地熱発電の電気の買い取りを義務付ける「新エネルギー利用特別措置(RPS)法」の対象に認定することで、開発を後押しする。開発が制限される国立公園内の熱源を公園外からパイプを通して利用する開発手法を認めることも検討していく。 地熱発電は地下から熱水をくみ上げ、蒸気にしてタービンを回すシステム。発電時に二酸化炭素(CO2)を発生しないうえ、半永久的に利用できるクリーンエネルギーだ。 国内では昭和41年に岩手県で第1号が稼働。鉱山開発ノウハウを持つ三菱マテリアルなどの非鉄金属会社や九州、東北などの電力会社が参入し、主要施設で全国18カ所にある。ただ、発電能力は計約53万キロワットと、小規模な原子力発電1基分しかない。 「温泉枯渇」を懸念する熱源近くの地元温泉街による反対のほか、国立公園内に熱源があることや開発コストが高いことなどが普及の障害となっている。 国の産業技術総合研究所によると、全国に2000万キロワット分以上の熱源があるとみられている。業界団体の日本鉱業協会などが「利用した熱水は地下に戻しており、温泉には影響がない」とPRし有効活用を訴えているが、現在全国で93万キロワット分の発電所が開発待ちの状態にある。このため、経済産業省では国としても普及に向けた環境整備が急務と判断した。 RPS法の対象に認定されると、電力会社による買い取りを前提とした事業化が可能になる。現行法も地熱を認定対象としているが、「利用した後に戻しても、いったんはくみ上げるため、環境に影響を与えるとして認定してもらえない」(業界関係者)という。実際、認定は小型発電施設1基にとどまっている。 このため、経産省は同法の運用を弾力化し、温泉など周辺の環境に影響が及ばないことが調査などで確認できれば、積極的に認定していく方針だ。 また最近はボーリング技術の高度化により、国立公園内の熱源を区域外から利用することも可能になっており、RPS法と同様に、環境への影響を調査した上で、こうした開発手法も認めていきたい考えだ。(産経新聞より)【上記の感想】上記は、産経新聞の引用。関連日記は、こちら。地熱発電は、温泉街の住民にとっては耳障りであろう。温泉への影響が全くないという説明は多分困難であろうし、多少は影響が出るというのが常識的なところだろう。温泉枯渇まではいかないと思うが、100年先も大丈夫なのかと問われれば、返答に窮する。難しいところだ。
2009/02/08
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昨年末と比較すると、輸出関連株に比べて内需関連株が軟調と言われています。その辺を確認したいので、征野ファンドの日本株組入銘柄と比率を見ておきます。先週末の終値で計算したものです。なお、およそ1箇月前のものは、こちらです。以下が、現在のものです。
2009/02/08
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三菱商事は21日、オーストラリアで合弁生産している鉄鋼原料用の高品位石炭(原料炭)を減産すると発表した。金融危機に端を発する世界経済の低迷で、日本や中国、インドなどの鉄鋼メーカーの鋼材生産が落ち込んでいることが理由。減産規模は総生産能力の10~15%に上り、今年1~6月で累計300万トン前後の見通し。 減産するのは三菱と英豪系資源大手BHPビリトンが折半出資するBHPビリトン・ミツビシ・アライアンス(BMA)で、年間5000万トン台後半の生産能力を持つ。今後、新興国の鋼材生産が伸びると見越し、供給体制拡充のために昨年7月、オーストラリア東部の未開発鉱区の権益を新たに取得したばかりだった。 オーストラリアの原料炭合弁生産は、三菱商事の資源分野の主力事業の一つで、良質な原料炭の世界貿易量の約3割を占める。(産経新聞 1月21日より)【上記の感想】上記は、1月21日の記事なので、少々古い。新たな株式投資先として三菱商事を調べていたところ、発見。1月末に同社の社長の記者会見があり、その中で原料炭事業について語っていた。要は、原料炭の需要減と円高豪ドル安により、収益が下振れしたとの内容だったと思う。
2009/02/07
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今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-3.99%。ベンチマークのトピックスは-7.96%。引き続き、トピックスを上回る運用になっています。先週の日記に、「日経平均が7500円を下回ったら少々買う」との方針を書きました。そして、現実は下回ることがなかったので、今週の売買はなし。来週の方針は、日経平均が7500円を下回ったら買い、9000円を上回ったら売りとしておきます。部門別の昨年末比は、次のとおり。■日本株・・・・-4.47%■中国株・・・・+3.48%
2009/02/07
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横浜市は金沢区の金沢動物園に大規模太陽光発電装置(メガソーラー)を整備する方針を決めた。合計出力は1000キロワット程度になる見込みで、一般家庭300―400軒分の電力に相当する。市は金沢区の臨海部を再生可能エネルギーの先端地域とする「横浜グリーンバレー」構想を打ち出している。メガソーラー事業はこの構想の一環。来年度予算に関連事業費として5400万円を計上、4月以降に調査検証を始める。 金沢動物園は金沢自然公園(58.5ヘクタール)の敷地内にある横浜市立の動物園。メガソーラーの設置費や稼働時期は未定だが、発電する電力で施設運営に必要な電力をすべて賄う計画。余剰電力は近隣の企業や市の汚泥資源センターなどへの送電も検討する。 2009年度中に設置場所や整備方法などについて調査する。10年度以降に工事に入りたい考え。横浜市は市内の緑地保全を推進する「エコ森プロジェクト」を掲げている。市内外から来園客が集まる金沢動物園にメガソーラーを設置して、二酸化炭素(CO2)削減への取り組みをアピールする狙いもある。(日経新聞)【上記の感想】良い話ですね。上記下線部ですが、一般家庭350軒分として出力を計算すると、1軒当たり2857Wになった。仕事関連として計算してみたが、こんなものかなという感じ。
2009/02/06
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マンション分譲大手の日本綜合地所は5日、東京地裁に会社更生手続き開始を申し立て、受理されたと発表した。グループを含めた負債総額は約2142億円。マンション用地を積極的に取得していたが、市況悪化が直撃。金融機関から新規融資を受けることもできなくなり、資金繰りに行き詰まった。 (日経新聞)【上記の感想】学生の内定取消しで話題になった会社。負債総額はけっこう大きい。マンション市況悪化で資金繰りに行き詰るという、最近お定まりのパターン。今のところ回復の兆しが見えないだけに、マンデベはまだ厳しそう。
2009/02/05
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チャイコフスキーの友人で名ピアニストだったニコライ・ルービンシテインは当初「無価値で演奏不可能」とこの曲を切り捨てました。そこでチャイコフスキーは彼への献呈をとりやめ、当時の大指揮者ハンス・フォン・ビューローに献呈すると「大変名誉に思います。この曲はいかなる点から見ても魅力的です。」との返事をビューローから受けました。その後同曲はビューローの指揮によって初演され、アンコールで終楽章を繰り返さなければならない程の大成功を収めました。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を聴いた。意外にも、チャイコフスキーの友人のピアニストは、この曲をけなしたらしい。人により好き嫌いがある例である。面白いものだ。
2009/02/05
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【シドニー=高佐知宏】オーストラリアのラッド首相は3日、総額420億豪ドル(約2兆3600億円)の追加景気対策を発表した。向こう2年間に9540の学校で新改築に取り組むなど公共事業を積み増すほか、中低所得者層向けに一時金も支給する。 今回の対策は2008年10月に続く第2弾で、同首相は「史上最大の規模」としている。向こう2年間で約9万人の雇用を創出。08年度(08年7月―09年6月)に0.5%、09年度に0.75―1%の成長率の押し上げ効果を見込んでいる。 一連の財政出動に加え、金融危機に伴う税収落ち込みで、08年度は12年ぶりに225億豪ドルの財政赤字に転落する見通し。赤字転落は当初見込みより1年早く、スワン財務相は「向こう3年間は赤字幅が拡大する」との見通しを示した。(日経新聞) 【上記の感想】昨年のFX撤退以来オーストラリア経済には関心がなかったが、記事があったので、過去日記などとあわせて読んでみた。オーストラリアも厳しい状況は変わらずか。
2009/02/04
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