フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記
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遅くなりましたが皆様、新年あけましておめでとうございます。2013年が、皆さまにとって素晴らしい年となりますよう、そして真央ちゃんにとってもパトリックにとっても他のスケーターにとっても素晴らしい年となりますよう、お祈り致します。さて、真央ちゃんの「白鳥の湖」も前半戦が終わりまして、このプログラムの輪郭というものもかなりはっきり見えてきたように思います。ここでお断りです。以下相当辛口、です。辛口と言いますか真央ちゃんに対する愛情が感じられない、と思われる方もいらっしゃると思います。酷過ぎる、と思われる方もいらっしゃるかも知れません。批判ではなく「悪口」「誹謗中傷」だとお感じになる方もいらっしゃるかも知れません。そういった類のことは読みたくないと思われる方は、どうかお読みにならないで下さい。また、この文章はこれで完結というのではなく、続きを書くつもりでおりますので、そのこともどうか考慮に入れて下さい。そして言うまでもないことですが、ここで述べておりますことはあくまで私個人の「独断と偏見」でしかありません。正直言って、真央ちゃんの「白鳥」、私は好きになれないんじゃないか・・と思っていました。ジャパンオープンで感じた初見の印象というものを拭い去ることはなかなか難しく、いやなかなかどころか大変に難しく、途中で観るのが嫌になってしまったくらいでした。何度見ても「しっくり」来ない。心にストンと収まってくれない。真央ちゃんの演技を観てこんな気分に陥るのは、彼女が絶不調だったモスクワワールド以来です。しかもあの時とは全く事情が違う。真央ちゃんは十分「白鳥」を演じてくれているし、彼女なりの想いというのも伝わってくる。それは分かるんです。真央ちゃんファンの多くはこの「白鳥」を凄く気に入ってらっしゃるようだし、ジャッジからの評価も高い。けど私はどうしてもこの「白鳥」を受け入れることに抵抗があった。バレエとは切り離して観なければならない、フィギュアスケートの、浅田真央の「白鳥」なんだと、頭で必死に思い込もうとしてみても、心を欺くことは出来ない。いや、フィギュアスケート版「白鳥の湖」として捉えれば、この作品は普通に素敵なプログラムなんだと思う。他のスケーターがこのプロを滑るところを想像してみると、かなりすんなり受け入れられるのだ。例えば鈴木選手。彼女ならさぞかし魅力的にドラマティックに魅せてくれるだろう。アリッサ・シズニー。彼女にも文句なく似合いそうだ。ということは、どういうことだろう?他の選手なら多分間違いなく絶賛しているであろうこのプロを、何故私は受け入れられないのか?答えは簡単だった。浅田真央が演じる「白鳥」・・・この「白鳥」に私は夢を見過ぎていたようだ。思えば15歳の彼女に一目惚れしたその瞬間から、私は彼女を「氷上のバレリーナ」、という捉え方をして来た。当時バレエ鑑賞に夢中だった私は、15歳の彼女の演技を観て、氷上にバレリーナがいる!と心を震わせたものだ。それ以後私はずっと彼女の「美しさ」に夢中だった。浅田真央の美しさの、正に虜になっていた。どんな時でも私にとって彼女は「氷上のバレリーナ」だったのだ。フィギュアスケーターであるということは勿論、当然ながら分かっている。彼女は私にとって、フィギュアスケーターであり、氷上のバレリーナでもあったという訳だ。「バレエ的」な美しさを氷上で体現出来る唯一の人、そんな風にずっと思ってきた。その彼女が「白鳥」を演じる。それを知った時の驚きと喜びは、ちょっとどのように表現して良いのか分からない。勿論それ以前から、私は彼女には無いもの、彼女が持ち得ていないものの存在に気が付き、焦れるような思いも抱いていた。もう少しこうだったらいいのに、あんなだったらいいのに、う~ん・・と残念に思う所はあった。けど「白鳥」なら、まさに彼女の天分そのもの。「氷上のバレリーナ」真央ちゃんだもの、どんなにか素晴らしいことだろう!とまぁ、一人勝手に妄想に耽っては悦に入っていたのだ。それなのに、「現実」はどうだろう。期待をものの見事に打ち砕かれた気がした。「白鳥」って、これが「白鳥」なの?これが真央ちゃんの、氷上のバレリーナが見せる「白鳥」なの?いやいや、嘘でしょ、こんなのあり得ない!ってのがジャパンオープンで彼女の「白鳥」を見た感想だった。あまりにショックで、このやるかたない想いをぶちまけずにはいられない!ってことで半年ぶり(笑)にこちらに記事をアップしてしまったのでした。それ以後の経緯は皆さまご承知のとおりです。予想だにしていなかった程の反響を頂きました。そして多くの皆様から、真央ちゃんに対する愛情溢れるコメントを頂き、流石に早計だった、浅はか過ぎた、と反省させられました。多くのコメントを頂き、皆様のご意見をじっくり拝見し、そして色々なことを考えさせられました。以来真央ちゃんの「白鳥」を出来るだけ冷静に、おおらかに、生暖かい眼で、観るように努力したつもりでした。けど、先に書きましたように、私にはどうしても「しっくり」来なかったんですね。何度も繰り返し演技を観る内に、次第に彼女の「あら捜し」をしているような自分自身にも気づき、自己嫌悪に陥ることもしばしばでした。何故なんだろう、何故なんだろう?何故私は真央ちゃんの「白鳥」を好きにはなれないのか?真央ちゃんに「白鳥」なら、彼女の代表作になるだろうとさえ思っていたのに、これはもしかして今までで一番の「駄作」ではないのか、とまで思うことも。誤解のないように申し上げておきますが、彼女の「スケーター」としての技術には何の不満も無いのです。無いどころか、彼女のスキルは益々磨きがかかり、向上したように見え(実際そうですし)文句の付けようもありません、しいて言えば気がかりなのはやはりジャンプですが、これも時が解決してくれる、真央ちゃんは絶対に「技術面では」このプログラムを完成させるだろう、と思っています。けど・・私にはこの「白鳥」を滑る真央ちゃんが「輝いている」とは感じられなかったのです。いつもの、あの私を魅了してやまない、それこそ「魔法にかけられる」程の彼女の魅力、美しさも感じられない。真央ちゃん比では普通だな、などと随分冷めた眼で見てしまう。音楽にも負けているようにしか感じられない。結局彼女には演技力が無いんだよ。観客に魅せようという意識もないものだから、こうなるんだ。いやもしかして、これは振付の問題か?そもそもこの「白鳥」、タラソワさんにしては随分「淡白」だよね。真央ちゃん自身の表現の仕方も「淡白」なんだから、相乗効果?で益々「淡白」になるんだよ。等々、遂にはタラソワさんにまで八つ当たりする始末です。個人的にはもっともっと「バレエっぽい」振りを入れてくれても良かったのに、真央ちゃんなら絶対にこなせるに違いないのに、何故こんな「中途半端」なのか?そう、このプロを滑る真央ちゃんの演技は私には何とも中途半端なものにしか見えませんでした。次回に続きます(次回がいつになるのか定かでないのが心苦しいのですが・・・)
2013年01月07日
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