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隣町まで遠征した甲斐があって、同じ頃に撮影されたヴィゴの出演作品のビデオを数本借りてくることが出来ました。これもその一本。どこか寓話的な物語で、とにかく暗いです。気持ちがズシーンと沈んだままになれます。アンドリュー・ワイエスが描く絵画そのままのアメリカの田舎の風景。舞台は50年代のアイダホ。主人公の少年「セス」には、小さなガソリンスタンドを営む気弱な父と、そんな夫を軽蔑して悪態ばかりついている母がいます。母親は兵役につく自慢の長男の帰りをただひたすら待ち望み、長男のいる南国の島々に想いを馳せ、「セス」に愛情を注ぐのを忘れてしまっているかのよう。「セス」はある悪戯がきっかけで興味を持った未亡人「ドルフィン」から、身を裂くほどの孤独感を打ち明けられます。しかし少年に彼女の心情が理解できる筈も無く、父親から吸血鬼の話を聞かされたばかりの「セス」は、「私は200歳よ・・・」を言葉通りにとってしまいます。彼女は吸血鬼だ!そんな恐れを抱く「セス」の周りで、次々と起こる陰惨で不幸な出来事。アーミッシュの村人と対極に位置するような自分本位の村人達。登場人物に幸せな人がひとりもいない救われなさ。「セス」の友達が殺され、容疑をかけられたセスの父親は申し開きも満足にせず、スタンドごと焼身自殺してしまいます。・・・そこで復員して来る兄。ヴィゴはこの復員して来た兄「キャメロン」を演じています。黒髪で黒い服。今まで観たどの作品の時より細い。核実験で被爆している設定とはいえ、繊細な演技と相まって華奢というよりも、この世の人ではないみたいに儚げです。「キャメロン」さえ帰ってくれば、なにもかも上手くいく、―-そう思っていた母親と「セス」ですが、結局なにも変わらない。「キャメロン」も心に深い傷を負っていて、罪の意識に苦しんでいるのだから・・・ヴィゴの痛々しいまでの演技が胸に刺さります。やがて「キャメロン」は心に傷を持つ者同士「ドルフィン」と互いに愛し合うようになります。だけど、―――兄が「吸血鬼」に魅入られてしまった。「セス」にはそう映ります。どんどん衰弱していく兄を見て、「セス」はますます「ドルフィン」に敵意を抱いてゆきます。そんなある日「セス」にとって絶好の機会がやってくる。「ドルフィン」に対する少年の残酷な仕打ちとは・・・あまりにも惨い結末を生んだのでした。泣き崩れる兄の悲痛な姿。初めて「罪」の意味を知った少年のラストの叫びが耳に残ります。・・・と、懸命に真面目に感想を書いていましたが、本当は苦手なんです。こうゆ~の。あ”~~~もうダメ!!『悪魔のいけにえ3』とギャップが大きすぎて、ツッコミ入れるような作品ではないと思うのですけど、思ったことをいくつか・・・@冒頭の「カエル」でかすぎヨ~こわいぢゃない!昭和一桁の父から昔、ああいう遊びがあったとは聞いて知ってたけれど、あのサイズではやらないで~~~@こんな田舎であの時代、大きな黒い車と村に場違いな若者はあまりにも目立ちすぎ、「セス」以外に目撃者がいないなんて不自然すぎる!絶対変よ!@「ドルフィン」役、お願いだからもう少し綺麗な女優さん使って欲しい。仮にもヴィゴが一目惚れするのよ。(声に惚れたのか?)会話の邪魔とばかりに弟を突き飛ばすほどなのに・・・@ヴィゴ「役作り」とはいえ、胸毛まで染めないで!(染めてないのかも・・・)さすがの私も一瞬引いちゃったぢゃない!!しかもその後のシーンで、またしてもヴィゴだけ全裸だし・・・「セス」から見た異様さを際立たせるため?それにしても、茶化さないとやりきれないほど心の冷える怖い映画でございました。
2002年06月30日
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副題「レザーフェイス逆襲」 最も苦手なジャンル「スプラッター」! ヴィゴにハマって早い時期に見つけたものの、パッケージデザインに恐れをなし、棚に戻しちゃったこの作品。でも、『プリズン』観られた勢いで、え~~い、借りてきちゃいました。冒頭、もっともらしいナレーションは入るし、物々しい現場検証シーンもある。シリアスなホラーサスペンスの要素もあるのかと、ちょっと緊張して観ていたら、拍子抜けのB級さ。だけど思ったほど怖くなくて、ホッとしました。舞台はテキサス。ストーリーはドライブ中のアベックが、立ち寄ったガソリンスタンドで罠にはまり、人気のない道へ誘い込まれてチェーンソー持った殺人鬼に追いかけ回されるお話。男の方は捕まってしまい、ヒロインの女の方は命からがら林の中の一軒家に逃げ込むのだけど、なんとそこは殺人鬼達の棲家(人食い一家!!)。果たして彼女の運命は・・・というもの。とにかく、チェーンソーが「ぎゅいいいいん」となると女性から「ぎゃああああ」と声が挙がるその繰り返し、最初ビクついて観ていた私も、だんだん慣れてきてしまいました。気味悪いシーンはあっても、直接的な表現はほとんどなくて、安心して観られました。だいたいこのヒロインが強い。最初から気は強そうなんだけど、か弱いイメージは全く無し!見ていてあんまりハラハラしません。そんなことより、ヴィゴはというと、最初のガソリンスタンドで、カウボーイ姿で登場。名前は「テックス」。若いし、細いし、ジーンズにバンダナ姿がとってもお似合い。ヒロインに向かって「君みたいな美人に会えて幸せだ。」なんて言っちゃってます。ヒロインもでれ~~~っとしちゃって、恋人いるのにヴィゴに色目まで使ってる!そりゃ、解かるけど(笑)とにかくヴィゴはここではごくごく普通の雰囲気です。そ・れ・が~~~正体現してからのヴィゴ!ものすごい豹変ぶり!ヒロインの手に釘打ちつけたり(なんてことすんのよ!)最初は狂気の演技なんだけど、「ママ」の前では突然ボクちゃんになっちゃうの。ヒロインの血を舐めながら上目遣いで、「ゴメンなさい」って顔するのよ~~なんなの~このキャラ?自宅での姿はオーバーオール、なんて可愛いんでしょ!ああその上なにそれ?ピンクの花柄おもいっきりフリル付きエプロンしちゃってる~~!血かと思えば、真っ赤なマニキュアまでしてるし・・・この不気味な可愛らしさは何?スキっ歯効果も絶大だわ。しかもこの辺りの嬉々とした演技。本当に楽しんで仕事してるでしょ?ヴィゴっ!人食い一家の不思議な家族愛も可笑しい。ヒロインのあんた!もういっそこの場は諦めなさいよ。という気さえしてくる・・・(笑)その後ヒロインを助けに来た黒人と「テックス」が格闘になるんだけど、ここでのセリフがまた可笑しい。「ピザを食え!!」と言われて、「もつがいい!」なんて、シレっと言ってくれる。ヴィゴの「アイ・ライク・レバー!」が妙にはっきり聞き取れて、こっちまで「ミー・ツゥー」って答えたくなるわ!(笑)最後火だるまになってましたが、おそらく妹に火を消してもらって、無事でしょう。(願望)「テックス」って、“狩り”の為にはガソリンスタンドの芝居考えたり、車の前に飛び出したり、頭も使えば、体も張る。とっても愛しいキャラなのでありました。あっそういえば、ヒロイン最後助かります。しかも名前も覚えてなかった!う~~んかなり間違った観賞してるな私・・・
2002年06月29日
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これもスカパーで観ました。ヴィゴ主演!!中心で観なくても、もともとヴィゴが中心。なんてったって主演!!(興奮気味)ヴィゴが主役の映画もあったのね~感激!!でも・・・「冤罪で処刑された囚人の霊魂が復讐のため甦り、刑務所を恐怖のどん底に陥れる姿を描いたホラー」なんてガイドに書いてある。えっホラーなの?どうしよう・・・苦手な分野なのよ。とっても(汗) だけど、ヴィゴが主演じゃファンとして外すわけにはいかない!!15年も前の作品だし、きっと大した事ないわよね。自分に言い聞かせて観る事に・・・冒頭いきなり処刑シーン。「グリーン・マイル」で見たのと同じ、旧式の電気椅子が登場。囚人は顔隠してて、誰か分からないけど、なんだかヴィゴにみえます。やだ、もしかしてヴィゴが看守に復讐する亡霊役なの?で、結局そうであって、そうではないとも言えるのだけど、(ウ~~せっかくのヴィゴの2役なのに、さほど重要な意味を持ってないのよ~)この映画で、一番悪いヤツは刑務所長の「シャープ」。20年程前に刑務所内で、自分の犯した殺人の罪を「チャーリー・フォーサイス」という囚人に被せて、電気椅子送りにしています。刑務所不足のため、老朽化で閉鎖されていたイワク付き(「チャーリー」を処刑した)の刑務所が再び使われることになり、そこへ所長として着任してきます。新しい囚人達の中に死刑囚にソックリな男「パーク」(=ヴィゴ)と偽証を頼んだ当時の囚人「クレサス」の姿を見つけ、少し怯え始めるのだけど、なんとも憎たらしくみえますこの人。囚人達が全然凶暴に描かれていないので余計に、です。ヴィゴは鍵開け名人の車泥棒という設定。御用になっちゃった囚人のひとりなんですが、ここではヒーロー。でも、すごーく残念なことに、頑張っている割に、正義感が強いというよりは親切な人といった感じで、インパクトがないの。いろいろ活躍して、囚人達から一目置かれているおいしい役なのに、説得力に欠けちゃう。寡黙なのはいいとして、華奢で、伏し目がちで、美しすぎる・・・掃き溜めにツルなんだもの~~~!!せっかく物語りの中に女性(新しい更生施設建設にむけて現状を調査する役)を登場させているのだから、彼女を徹底的に守る話にするとか、「チャーリー」と「パーク」をなにか関連付けるとか、ストーリー性持たせて、ヴィゴをもっと印象付けて欲しかったです。だけど、最後のシーンでは、ほとんど腕の力だけで壁よじ登って、かっこいいとこ見せてくれます(あの細い腕でスゴイ!)。ここはステキ♪ファンサービス?のシャワーシーンは看守に見られているところが、なんだかえっち。どこかで見たシーンだけど、某「○ミ・ムーア」さんよりずっと色っぽい。やたらパンツ一枚(白のブリーフ姿!)のシーンが多く、露出度はめちゃめちゃ高いのに、ちゃんと服を着ている時の、額から血を流して手当てしてもらってるシーンのヴィゴが一番セクシーで綺麗でした。手当てしてあげたいっ!(笑)紹介文から、「チャーリー」の亡霊が、誰かに乗り移って、復讐の対象をじわじわ追い詰めていく話だと思ったので、亡霊に実態がなくて、思ったほど怖くありませんでした。気持ちは悪かったけど・・・「シャープ」もラストは追い詰められたというより、あっさり殺されちゃって、他の犠牲者達の方が凄惨な殺され方で、よっぽど気の毒。あっ、今気が付いたのだけど、こういう映画ではもしかして襲う側が主人公なのかなあ。この映画の場合、超常現象を操る最後にちょっと出てくるゾンビが主人公?(これもヴィゴがやってるの?)この手の映画はほとんど観たことないから、誰に感情移入して観たらいいのか・・・落ち着かない見心地でした。と、2年前の日記に書いています。まだ20代のヴィゴの美しさは際立っていますけど、作品自体はあんまし褒めてないなあ(汗)追記している今日は2004年5月22日(笑)「オーシャン・オブ・ファイヤー」ヴィゴ大作初主演を祝して、いよいよ本当の初主演作であるこの作品にもDVD化の動きが!!より良い製品を目指して、只今吹き替え音源募集中との事です。詳しくはbregoさんのHPで!過去に「プリズン」を録画された貴方のご協力をお願いいたします。
2002年06月28日
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今月スカパーで放映されていたので、早速ビデオ録画して観ました。ガイドによると、人生に疲れ、中毒者のリハビリ施設に入れられた女性が立ち直っていく姿をコミカルに描いたドラマとあります。ヴィゴ出演の初めてのコメディ。ちょっと期待してしまいました。恋人と、怠惰な日々を暮らす「グエン」(=サンドラ・ブロック)は、姉の結婚式に泥酔して出席。醜態を演じた挙げ句、飲酒運転で物損事故を起こす。そんな彼女にくだった判決は中毒者達の為の更生施設に入所28日間というもの・・・。お話はそれなりに楽しめます。「グエン」と姉との関係修復の過程や、ルームメイトとの係わり方の変化。そしてラストシーンの恋人との決別等は結構心に残ります。だけど肝心な、ヴィゴの役の意味や位置付けが、なんだったの?って感じで終わってしまい残念です。他の入所者達もおとなし過ぎ、なんか禁断症状が出て、暴れだす人がいてもよさそうなのに、静かに講義受けたり、ミーティングしたりするだけ。そこまでひどいレベルの人の施設ではないということかな?もともとこういう施設を見たことないから、比べようもないけど、なんだか社員研修の合宿を見てるみたいでした。所長役のスティーブ・ブシェーミも教え諭すような話し方で、ごく普通の人。アブナイ人の役しか見たことないから、こんな役も出来るのね~意外と似合うわといった感じです。昼メロの話「サンタクルーズ」はいかにもこんなドラマありそうで、笑えました。昼メロにハマッているヴィゴはメチャ美味しい・・・グエン達と3人で並んで見てるところも可笑しいし・・・「主人公は死なない」なんて真顔で言ってるし・・・この作品でのヴィゴはそろそろ引退を考えている、野球選手(ピッチャー)「エディ」の役。「ヤクと女には考える前に手が出るんだ」と凄いこと告白してますが、ココではほとんどずっと禁欲的に過ごしています。いつもの癖が出て「グエン」にキスしちゃうシーンは、ヴィゴの一瞬のためらいがミソ。リモコンの取り合いからの流れが自然で、いい感じ。あとこの作品中のヴィゴは大抵いつもジャージ姿なんだけど、これがやけに似合っちゃってるのよ~~~♪ ヴィゴが着るとスポーツマンって感じがよく出ててステキなの。体形いいもんねえ。やっぱりその辺のおじさんとは違うわねっ。当然だけど馬の所のシーンでは、セリフもなく、主人公の側にチラチラ映る感じが、アーミッシュの村人役を思い出させてナイス!だし、スネちゃったヴィゴも見られるし・・・だけど・・・ラスト少し前、グエンの車を追いかけて、わざわざ停めさせて何を言うかと思ったら・・・セリフ長すぎ、言いわけしすぎ、このシーンのせいで、更生を真面目に考えているようにみえた「エディ」が、ただの「口先男」に変わってしまった。「悪かった」だけでいいやん!なんで、「グエン」に説教までするのよ~~~!ほんと理解できません。ラストクレジットのおまけ映像がなかったら、怒りが収まらなかったわ。☆「サンタクルーズ」の主人公にサインをねだるヴィゴ。美味しすぎる・・・。
2002年06月27日
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ヒッチコック監督の名作「サイコ」はスカパーで彼の特集をしていた時に観ました。今観ても充分ドキッとさせられるので、40年以上前にこれだけの映画を作っていたなんて、本当にスゴイ!の一言。で、今回のリメイク版。評判はすこぶる悪い模様。なんでも時代設定と配役を変え、カラー作品にしただけで、脚本、音楽、カメラアングル等ほとんど原作そのまんまのコピーなのだそうです。ストーリーは、恋人「サム」(=ヴィゴ)の為に、会社のお金を持ち逃げした「マリオン」(=アン・へッシュ)が、逃走途中泊まったモーテルでいきなり何者かに刺殺されてしまう。会社が雇った私立探偵が、彼女の泊まったモーテルを突き止めるものの、彼も戻らない。マリオンの妹ライラ(=ジュリアン・ムーア)は、姉の恋人「サム」と真相を探るため、2人の足取りが消えた、「ベイツ・モーテル」へと向かうが・・・というもの。冒頭、ヴィゴのオールヌード!もうビックリ!!いくら昼下がりの情事の後という設定とはいえ、普通サービスショットなら、脱がすの女性の方でしょ!?思わず目が釘付け・・イエ・点に・・・なんだぁ ちょっと違うじゃん!それなら、今風のアレンジが随所に見られるのかも・・・と思ったのに、やっぱり悪い評判通りそのまんまでした。オリジナルの「サム」は結構男らしい「いい男」に描かれていて、「マリオン」が彼と結婚したいが為に、つい魔がさしてお金を持ち逃げしたのだと、充分納得できるのだけど、リメイク版の「サム」は、現代風のクールな「マリオン」にいいようにあしらわれていて、ちっとも愛されているように見えない。だから、わざわざ説明が入っても、持ち逃げが「マリオン」の計画犯罪だったようにみえてしまって、殺されても可哀相に思えてこないのです。それにしても情けないリメイク版の「サム」。なんてったってヴィゴなんだから、「いい男」には違いないのだけれど、今までに観たヴィゴと違ってなんだか存在感が薄い~。いくら冒頭のヌードでインパクト与えてくれても後半の活躍ぶりが、妹に振り回されてて、てんで印象も薄いまま。とうとうラストまで「いい男」ではなく、「善い人」で終わってしまった。あ~~もったいない、ヴィゴに誰が演ってもいい役なんて・・・でも逆に、こんなお人好しの「善い人」の雰囲気出せるのなら、どうせならそのイメージで、モーテルの主人「ベイツ」役を演って欲しかったです。今回の「ベイツ」は最初から怪しい匂いプンプンさせてて・・・これではヒロインの無警戒ぶりが、現代のアメリカでは在り得なくってイライラしちゃう。オリジナルのハンサムで善良そうなイメージと全然違うのだもの・・・本当にこの監督さんはこれだけの役者揃えておきながら、何考えてんだか!文句ばっか言っちゃったけど、ストーリー無視して絵としてみる分には、ものすごーく普通のヴィゴが見られて幸せ。この顔に少々無精ひげを付け足せば、完璧な素のヴィゴになるんじゃないかと妄想が膨らんじゃう(笑)お手紙書いてるシーンや「ライラ」に行けの合図を送るシーンがメチャ気に入りました。冒頭シーンは言わずもがな・・・
2002年06月26日
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ヴィゴが出演していても、ほとんど気にせず観ていた7本の映画。初出演作はエキストラのようなものですが、同じ軍人役でも、カリスマ教官役と苦悩する部下役。スーツ姿でも、鼻につくほどキザな役と超情けない役。ひとりの女性を想い続ける一途な役と、女性専門の詐欺師役。見た目の印象も、醸し出す雰囲気も、これほど変えてしまえる俳優さんを、私は今まで知りませんでした。カメレオン俳優と言われる演技上手な俳優さんは「ロバート・デ・ニーロ」や最近なら「エドワード・ノートン」等、結構いるのかも知れません。だけど彼のように、なおかつヒーロー役もこなせる俳優は、ハリウッド広しといえども貴重な存在なのではと・・・いい歳をして、ステキーだとか、惚れたーだとか恥ずかしくてあまり大きな声で言えないのだけれど(でも言ってる)これからもヴィゴのこと、ずっと応援していたいな。それにしても、未見のヴィゴ出演作がまだ20本以上もあるなんて!!何から借りようかなあ。楽しみだわ~♪
2002年06月25日
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大好きな曲者俳優「ケビン・スペイシー」初監督作品。「ユージュアル・サスペクツ」ばりのクライムサスペンスが楽しめるのか。「交渉人」風駆け引きの妙を味わえるのか。1年程前にものすごく期待してビデオで観た作品です。結果、密室もので派手さは無いものの、個性派俳優の演技合戦は観られるし、お話も心理サスペンスとして充分楽しめました。ちょっと悲惨な結末ではありましたが・・・ストーリーは盗みに失敗した3人組が車で逃走中、別の事件を張り込み中の警官をはねてしまい、追跡されて逃げ込んだ街外れの古いバーで人質をとって篭城するハメになるというもの。たかがひき逃げで警察のこの大層な包囲網。それにはちゃんと訳があり、追っているのは本当は別の人物で、カナダの武器密売組織の大物。その人物が仲間を轢き殺したと思っているから、警察側は頭に血が登っている。3人はそんな事とは露にも思っていないので、逃げ道も無く、焦りまくって心理的にどんどん追い詰められていく・・・3人は、根は善良そうな兄弟とやたらキレやすい危ない男という組み合わせ。主人公は弟(マット・ディロン)の方で、彼は追い詰められ、良心が崩壊していってしまう・・・店内には従業員と客の合計5人がおり、ヴィゴは人質になるその客のひとり。会社帰りに一杯やりに来たような地味なサラリーマン風。しかも眼鏡に七三分けの髪。ちょび髭まで生やしちゃってて、同じスーツ姿なのに、「デイライト」の青年実業家となんでおんなじ人なのよ~~~!!という変わり様。ここまで変身されてたら、ファンになってなきゃ誰だか全然分かりません。(たぶん・・・)でもそこは「スペイシー」ヴィゴを使っているのですもん。彼はちゃんと物語の「キーマン」であります。そう、本当の顔は警察の追う武器商人「ガイ」の役。でもTV報道で手配写真が流されるシーンが入り、観ている側にも案外早く正体が知れます。そして今度焦り出すのは 「ガイ」の方、TV報道に店内の誰も気付かないよう、何とかしようとしますが、なまじ3人に逃走方法のアイデアを教えたりして、知恵の回るとこ見せちゃったものだから、いくら手配写真と雰囲気を変えていてもTVを見られてはおしまい。おまけに使った偽名が「ギイ」なんだものー(泣)で、皆にバレてからは指折られるわ。袋叩きにされるわ。今の私には直視出来ない・・・(嘘)・・・。この辺りの尋問シーン。ここに至る前にもやけに女性っぽいしぐさが入って、ヴィゴのまた新しい芸風が見られて面白かったのだけど、言い訳する声も悲鳴も、異常にメチャ甲高くて情けない。武器商人なのに、殺しをしない主義のやつだとか警察が確か言ってたし、なかなかユニークなキャラクターだったのわ~。ラストで、殴られて床に伸びていたのが、カッと眼を見開き、隠し持ったダーツの矢で反撃に出る所がちょっとかっこ良いのだけれど、あっけないほど、突入警官にあっさり射殺されてしまう。結局「アルビノ・アリゲーター」はヴィゴなのよね。ストーリー上それは仕方がないのだけれど、ヴィゴにもうちょっと「見せ場」を作ってあげて欲しかったな「スペイシー」さん!あ、そうそう手配写真のヴィゴは文句無くかっこ良いです。欲しいくらい(笑)
2002年06月24日
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以前(いつ頃かも思い出せない)暇に任せてスカパーで観た作品であります。スタローン氏のようなマッチョ系はちと苦手なもので・・・なんか頼まれもしないのに、勝手に救助に向かい、苦労して現場に到着しても、生存者達からいまいちありがたがられていない、ちょっと変わったヒーロー像だったような・・・今回は見直す前に、古本屋で偶然この映画のパンフを手に入れました。ヴィゴは、テリトリー・ビヨンド社の重役で、自社のCMでも活躍・・となってる。ああ思い出した!思わせぶりに登場するも、あっさり土砂の下敷きになってしまう、キザなあの人の役だったのね!続きを読むと、この年「ある貴婦人の肖像」とかけもち出演し、「ある貴婦人・・」では主役を務めたことになっている!?主演??パンフも結構いい加減なのだと分かりました。ストーリーはパニックアクション。ある夕刻、マンハッタンへの地下トンネルで、大爆発事故が発生。出口は塞がれ、帰宅途中の大勢が閉じ込められてしまう。あわや自分もトンネル内に入る寸前だったタクシー運転手の「ラトゥーラ」(=スタローン)は元緊急医療班だった知識と経験を活かし、奇跡的に生存している十数名を救うべく現場へと向かった。しかし彼を待っていたのはあまりにも絶望的な状況だった・・・というもの。冒頭、トンネル内の生存者達の数時間前が順に映されます。ヴィゴはハンサムな青年実業家「ロイ」役。会議ではヴィゴ主演の自社CM(スニーカーの)が流れ、自信満々の「ナルシスト」ぶりが見られます。このCM内でヴィゴってば、走ったり、崖よじ登ったりと、もういろんな事して見せてくれます。ファンにはお宝映像です。フィルムが終わるとクルリと前に向き直り、「俺ってタフだな。」と一言。キザだと感じたこの台詞も、今の私には最高の決め台詞に聞こえてしまう・・・かなり病状が進んだ模様・・・トンネル内に閉じ込められた「ロイ」、パニックを起こしかけている他の生存者とは違い、ただひとり自力脱出を試みようとします。トンネルパトロールの「ジョージ」から並行して走る南側トンネルへの連絡通路がある事を聞き出し、高価そうなコートやスーツを脱ぎ捨て、ロッククライミングスタイル?になります。いつも車に積んでるの?とちょっとツッコミを入れたくなりますが、Tシャツ・スキー帽子(可愛いよ♪)にライト付きの大層な装備、さすがTV(CM)のスター。何を着てもサマになるのね~(笑)。そして彼は一所に集まった生存者達に向かって、「俺が、必ず出口を見つける。」と宣言します。ここにいる誰もが知っているタフさが売りのTVスター。そんな彼の自信に満ちた言葉に、皆だんだん心を落ち着かせます。それにしてもこの「ロイ」、通路探索の前にビデオカメラを手に持つ少女に自分の姿を撮らせるのですよ。役者モード全開で。初めに見た時は売名行為としか取れなかったのですが、今観ると、こんな行為も含めて、彼はどんなチャンスも見逃さない、まさに自力で今の地位を築いた本当にタフな男だと納得がいきます。だからこそ皆も彼のヒーローのオーラに安心したのですよね。だけど悲しいかなこの映画の主人公はヴィゴじゃない!「ロイ」が通路に入るのと入れ違うように「ラトゥーラ」が救助にやって来ます。たったひとりでたいした装備もなく現れるスタローン氏。それじゃ誰だって「ロイ」の方を信じたくなりますって!ラトゥーラに「崩れるぞ!戻れ!」と言われても、「崩れない!勘で分かる。」と言い切り、戻ろうとしない「ロイ」は、結局通路が崩れて下敷きになります。嗚呼~最後まで、自分の信念を曲げるものかというように上を向いたまま・・・このあと映画はスタローン氏の見せ場ですので、まだまだ延々と続くのですが、「ロイ」の事があっても、皆「ラトゥーラ」を信頼し切れないでいます。この辺りのスタローン氏への皆の不信感が、最初に見た時、印象に残ったのだわ。きっと無敵のヒーローが危なげなく皆を救い出す式のお話にしたくなかったのでしょうね。お話は、「ジョージ」や、老夫婦が飼っている「犬」にまつわるドラマなど、ちょっと見せ場がありますが、何せヴィゴが出てないもんで・・・ロイ~「初めて勘が外れたぜ!」とでも言って、瓦礫の下から出てきてくれたらよかったのに~!・・・(笑)蛇足・・・すでに「ロッキー5」でも共演済みだそうですが、スタローンの息子(セイジ・スタローン)も生存者のひとり「ビンセント」役で出演しています。
2002年06月23日
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トム・クルーズの奥様(当時)って主演作ではどんな感じなんだろう?と思って3年位前に借りたビデオがこれと『誘う女』でした。「誘う女」の方が、どぎついキャラにあてられっぱなしで、その毒気に辟易してしまったので、こちらは文芸作品?トムと共演の「遥かなる大地」と同じ路線かな?と少し期待して観たら、なんだかお高いワガママ女が手痛いしっぺ返しをくらう話みたいで、面白くなかったーとしか覚えていません。ヴィゴの役も例によって全く記憶に無かったので、ちょっと気が進まなかったのですが、ヴィゴ見たさに再度チャレンジ。う~~んやっぱり苦手だなあ。この手のお話。もう一回観ても主人公「イザベル」(=ニコール・キッドマン)にちっとも共感できないし、よく解からない映像(旅行のシーン)が挟まれるし、美人で頭脳明晰。気位が高くて、「その辺の女と一緒にしないで!結婚なんかしないわ。私はもっと大きな可能性を秘めた女なのよ!!」とホンと偉そーです。結婚を女の幸せと思っていないところは、当時としてはずいぶん進歩的な考え方だと思うのですが、だからといって世のために何かしている風でもない。なのに、次から次から求婚者が現れ、病弱な従兄の「ラルフ」もそんな彼女に想いを寄せている。彼女の可能性を信じ、ついには父親の莫大な遺産も大半が彼女のものになるよう父親を説得している。でもって、ヴィゴも彼女に熱心に求婚する貴族のひとり「グッドウッド」役(やっぱり・・・(泣))。ウェーブのかかった、栗色のワンレングスヘア。おまけに当時(19世紀)の貴族の衣裳・・・気付かない筈だわ、今まで観た映画とまたしても全然違う雰囲気。めちゃ優男風。彼は「イザベル」の人生の節目節目に現れ求婚しては、手痛く追い払われる・・・それでも彼女を諦め切れない、ヴィゴファンには我慢出来ない役。そのくせ「イザベル」は彼に触れられた頬を撫でながら、ものすごい妄想の世界へ入っていったりしてます。(今回妄想相手のひとりがヴィゴだと分かっているので、妙にドキドキ・・・)また、友人に彼を「醜い男」とか言われると、怒って否定したりする。憎からず思っているけど、この程度の男に堕ちないわよ!という彼女の態度。ムカツクったらありゃしない!!(笑)。で、結局「イザベル」は金目当てで近づいてきた、おちぶれた貴族?「オズモンド」(ジョン・マルコビッチ)の芸術家的雰囲気にコロッと騙され、檻の中に囲われるような、不幸な結婚生活を送るハメになります。私の選択は間違っていないと精一杯の虚勢を張りながら・・・ラスト少し前、夫から逃げるようにして従兄「ラルフ」の死の床に駆けつけ、本物の愛を知るが、とき既に遅し・・・「ラルフ」の葬儀後、またしても「グッドウッド」が登場。「イザベル」に求婚します。今度ばかりは障害となるものは何も無いはずで、押しの強いこと強いこと・・・それでも拒絶する彼女に、「僕を殺さないでくれ!」のまさに殺し文句・・・ええい、ここまでコケにされた女にそんな台詞言うんぢゃな~~~い!!で、ついに「イザベル」も口づけに応じます。(普通の神経なら当たり前・・・このシーンはヴィゴの演技が上手くて、陶酔ものです。)でもやっぱり、「グッドウッド」優しすぎ・・・そこまで愛し続けることが出来る理由が解からなくて、違和感が残るし、またしても彼女は彼を振り切って駆けて行ってしまうし・・・ラストがこれではヴィゴファンには悔しすぎる・・・が、ハッピーエンドでも「グッドウッド」が保険扱いみたいで腹立つし・・・ヴィゴ目当てで観たファンを確実に敵に回しましたね「ニコール」(笑)
2002年06月22日
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5年位前に、弟の薦めでビデオで観た作品です。結構お気に入りだっただけに、今回見直してショックが大きかったです。だって、ヴィゴが演じていた役「エド・ハリス」だと思い込んでいたのですから・・・だからヴィゴはそれ以外の乗組員役だと思っていました。艦長と副艦長いったいどちら側に付いた人だったっけ?と・・・とんでもない記憶違いでした。言い訳全開ですが、この2人なんか似ていませんか? 独特の眼光といい、薄めの唇・頬骨から顎にかけてのライン・・・結構かぶっていると思うのだけど、そう思ったのは私だけかなあ?年齢もだいぶ違うし、額の面積は比べるまでもないけど・・・(笑)90年代以降注目されたハリウッドスターには、まるで疎くて、この頃は主役クラスの顔を覚えるのが精一杯でした。この作品は、黒人俳優は「エディ・マーフィー」しか知らなかった私が、「デンゼル・ワシントン」という素敵な俳優さんを認識させてくれました。ルックスも演技力も素晴らしいと思えた、初めての黒人俳優さんだったので、かなりインパクトがありました。だからこれだけいい演技をしているヴィゴにも、脇役ゆえに当時は意識が行ってなかったのネ。本当に悔やまれる・・・ストーリーは「潜水艦もの」ということで、特殊環境のもと、叩き上げベテラン艦長(=ジーン・ハックマン)と新任エリート副艦長(=デンセル・ワシントン)の対立を「核戦争勃発の危機」を背景に描いたもの。なにせ、狭い艦内でのこと、場面に著しい変化も無いし、派手なアクションもない。しかも近未来を描くSFではないので、結末は安易に想像できる。それでもこのお2人や脇役陣の素晴らしい演技力でどんどん緊迫感が盛り上り、物語にグイグイ引きこまれます。ヴィゴを追っていくと、冒頭、主人公「ハンター」(デンゼル)の娘の誕生パーティーに幼い息子と共に楽しそうに過ごす彼がいます。彼と一緒にいるこの少年こそ、ヴィゴの愛息「ヘンリー」君なのだそうです。一瞬前を向きますが、本当によく似ていて、見ていて頬が緩みます。しかしTVニュースがロシアの緊急事態を告げ、「解決するさ」というヴィゴの希望的観測はポケベルに砕かれます。さて、彼らの任務は核ミサイル搭載原子力潜水艦「アラバマ」での緊急出動。いよいよの事態にはロシア側に先制して核ミサイルを発射するというもの。ヴィゴの役はこの艦の乗組員で武器将校の「ウエップス」(本名でなくニックネームなんですけどね)大尉。物語のキーマンとなる重要な役です。彼は、副艦長に抜擢され、一緒に「アラバマ」に乗り組むことになった親友の「ハンター」を仲間の将校たちに誇らしげに紹介します。それが後の苦悩の始まりとも知らず・・・角刈り軍服姿のヴィゴは凛々しくて見惚れます。乗艦前の整列シーンは、2年後はあちら側(艦長の立場)の人になるのねと、「G.I.ジェーン」のシーンを浮かべてニヤついてしまいました。主人公の「ハンター」は、艦長のワンマンぶりや、彼の対極にあるともいえる艦長のものの考え方にストレスを募らせています。そんな彼を気遣いながらも、「艦長に合わせるしかないだろ」的アドバイスをする「ウエップス」。でも鮮やかなアイロンがけの手つきが「ハンター」のイライラを和らげます。それにしてもこの手つき、妙に女性っぽく(小指立って)てナイス!です。そしていよいよ物語は佳境に。ペンタゴンからのミサイル発射命令を受信。今度は訓練などではない!一気に高まる緊張感。敵潜水艦との交戦による故障で、再度受信した通信文は途中で切れており、命令は不明瞭。ミサイル発射が使命と主張する艦長と、完全な通信文を受信するまでは待機すべきだと主張する「ハンター」。2人の対立に混乱する乗組員達。「ウエップス」は艦長への忠誠心と「ハンター」との友情の板ばさみに悩み、軍人としての規律をとるか人間としてのモラルを貫くのか。己の取るべき道が見つからず、ギリギリの表情をして苦悩し続け、また翻弄され続けます。もう可哀相で観ていられないほど・・特に発射装置を金庫から出すことを拒み、艦長に銃を突きつけられるシーンは息苦しさが最高潮に達しました。艦長に「1・2・3」とカウントされても微動だにせず、彼の死んでも開けないという決意を見てとった時に、やはり信念の人だった・・・と嬉しくなりました。銃口が部下に向けられてはもう仕方がないと・・・物語中、只ひとり「こうもり」にされてしまい、ミサイル発射中止が決まったときの喜びも、たった独りで噛みしめている・・・後ろ向きのガッツポーズが泣けました。何度も出てくる、カウントアナウンスの声もポイント高いですが、赤と青の照明に浮かぶヴィゴのアップが絵のように美しくて、ヴィゴファンには映像的にも楽しめる映画でした。蛇足・・・ライアン・フィリップ映画デビュー作なんですねこの映画。確かに熱帯魚の水槽を見詰める彼が映っています。
2002年06月21日
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この作品がヴィゴの映画デビュー作なのだそうです。映画が好きになるきっかけになった 大好きな「ハリソン・フォード」主演ということで、映画館で観たわけではありませんが、10年以上前に観ました。当時は「アーミッシュ」の事を全然知らなかったので、文明の利器を拒否して暮らす不思議な集団として目に映り、刑事ものにしては「ハリソン・フォード」のアクションシーンがほとんど無くてちょっとツマンナイなー というのが正直な感想でした。「ハン・ソロ」役に惚れたので、「インディー・ジョーンズ」ばりに暴れまわってくれなきゃ、物足らなかったのです。今回は「アーミッシュ」についても少々予備知識がありましたし、スリル・アクションのエッセンスを少し加味した、大人の切ないラブストーリーとして観賞しました。ストーリーは 偶然殺人事件を目撃したアーミッシュの少年の協力を得て真犯人(警察内部の者の犯行)を知った刑事「ジョン」が、犯人に狙われる。それにより、上司までもが一枚噛んでいた事を知り、目撃者となった少年とその母親の安全の為、何とか2人を村まで送り届けるのだが、自らは犯人に撃たれた傷が元で、動くことが出来なくなってしまう。少年の母「レイチェル」の手厚い看護のおかげで、一命を取り留め、アーミッシュの村で傷を癒やすうち、その美しい未亡人「レイチェル」に恋慕の情を抱く。そして「レイチェル」もまた彼に・・・というもの。監督は中盤以降、都会の喧騒の中で生きてきた「ジョン」がアーミッシュの暮らしに馴染んでいく様子を丁寧に丁寧に描いています。質素で、敬虔なキリスト教徒の彼らの暮らしは、観る者の心に染みるものがあります。物語が殺人事件で始まった事を忘れてしまう程です。村には「レイチェル」に想いを寄せる「ダニエル」という男がおり、3人の抑えた恋愛感情が、歯がゆく、見ていてこそばゆくなる程なのですが、この村にはよく似合っています。アーミッシュでの暮らしの見所の一つに、村人総出の「納屋造り」があるのですが、「ハリソン・フォード」は有名になる前、大工仕事で生計を立てていたというだけあって、仕事振りはなかなかのものです。「レイチェル」をめぐって、「ジョン」を苦々しく思っている「ダニエル」も、そんな彼を見直し、女たちからの差し入れのレモネードをひと口飲んで、「ジョン」に手渡します。そんな何でもないようなシーンが心に残る映画です。最後の最後に「ジョン」達の居所を付きとめた犯人達のグループが乗り込んできて、ああそうだった。これはアクションものだったんだという展開になりますが、少年が鳴らした鐘で村中の男たちが集まり、大勢の「目撃者」の前で、銃を持った犯人グループの最後のひとりが手を出せず、「ジョン」達が救われるという場面もGOODです。この村に自分は居るべき人間ではないと、ラストで「ジョン」は村を去りますが、さりげなく見送る「ダニエル」の描き方がまた良いのですよー。いい映画だと思います。「ハリソン・フォード」にも思い入れがあるので、つい肝心の「ヴィゴ」が後回しになってしまいましたが、「ウォーリーをさがせ」モードで楽しませていただきました。ラストクレジットの役名に、読み方は自信ないけど、「モーゼス・ホッフライトナー」とあるので、「姓」からどうやら「ダニエル」の弟役らしいと判ります。だけど台詞はほとんどありません。なんか時々喋ってるのだけど、字幕が出ないので、解からない・・・それでも嬉しいことに画面にはよく映ります。「納屋造り」の冒頭シーンで「ジョン」と一番最初に握手を交わすのが彼だし、(なんかむちゃくちゃ嬉しい!) 作業中のシーンは「ダニエル」の隣に必ずと言っていいほど居てくれてます。 20代半ばのヴィゴ☆とーっても可愛い!!!食事のシーンでも「ジョン」と「ダニエル」の間に座っていて、2人の顔を「この2人何かあった?」とばかりに見比べているし、街で「ダニエル」が観光客に侮辱され、キレた「ジョン」が殴りつけるシーンでも「ざまーみろ!」ってな顔して笑ってる・・・。前髪降ろした吊りズボン姿のヴィゴ☆貴重だわーーー!!眼に焼き付けて置かなくっちゃ!!!そうそう蛇足になってしまうけど、「○―ド○ョー」5月号の158ページ。ヴィゴのことが載っているのはいいのだけれど、デビュー作『刑事ジョン・ブック/目撃者』の卑怯な村人役から、何に出てもずーっと暗いイメージだった・・・とあるのです。ヴィゴは村の好青年役(ホントか?)よ!!街のシーンの傍観者ぶりを指すのか、はたまた後のヴィゴのイメージが記憶違いを呼び起こしたのか?・・・あんまりだわ!!でも「『ロード・オブ・ザ・リング』のハン・ソロはヴィゴ・モーテンセン」ってコピーが気に入ったから許す!!(笑)
2002年06月20日
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「LOTR」を観る前に、この映画で教官役を演じているのは「ヴィゴ・モーテンセン」という名の俳優さんだと、ちゃんと判っていて観た唯一の作品です。「デミ・ムーア」がなにかと話題になっていたので、最初は彼女観たさにレンタルして来ました。彼女、映画の中で片手腕立て伏せは披露してくれるわ、自らバリカンで坊主刈りになるわで凄過ぎて、(言い訳)彼女以外の登場人物の記憶が薄れてしまっていました。これでもかと訓練生をしごき抜く鬼教官役(ヴィゴ)の顔さえしっかり思い出せなくて・・・ストーリーは軍事訓練もの。男性海軍エリート将校でさえ60%が脱落するという、海軍精鋭特殊部隊の訓練テストに初めて挑む女性将校「ジョーダン・オニール」役をデミ・ムーアが熱演します。実戦経験が無く、昇格のチャンスが無い事に不満を持っていた彼女は、やり手女性上院議員から、テストケースとしてこのプログラムへの参加を持ちかけられ、願ってもないチャンスに飛びつきます。が、彼女を待つのは想像を絶する過酷な訓練。覚悟の上とはいえ、他の訓練生も彼女に遠慮の無い嫌悪感をぶつけてきて、はたして彼女はこの地獄の訓練を耐え抜くのか・・・ってところでしょうか?あっさり耐え抜いちゃいますけどネ彼女。(笑)最初に観た時は、結構ドキドキしながら、「デミ頑張れ!」と応援モードだったと思うのですが、この映画のせいもあり、今はもう「強い女」の代名詞みたいになっちゃってますね「デミ」は。ではヴィゴの登場シーンから。サングラスかけちゃって、口髭を蓄え、お顔立ちがよく判りません。値踏みするようなヤーな感じで訓練生を眺め回し、場違いと思えるような詩の一説を唱えながら歩き回っちゃってます。あっ、サングラス外した!!40代後半に見えたなんて、前の日記に書きましたが、う~~~んもう少し若く見えるかな?訓練生達は海軍各部署のエリート将校。そんな彼らになめて見られない様、実際の年齢よりは上に見せてあるみたい。(帽子かぶってない時はオールバックだし。)ここでは俺が神なんだと言わんばかりの(あっ言ってるか)威圧的態度で頑張っておられます。で、腹の底から大声だしているようなんだけど、やっぱり声は高めです(笑) 次のシーンは短パン姿。ファンの眼には美味しい絵です。引き締まった綺麗なお身体していらっしゃいます。狙撃の名手という設定のようで、ライフルを構える姿も素敵です。感情が読み取れないクールな瞳も何もかも、ずーーっと見惚れておりました。「オニール」と殴り合いになるシーンが歳相応に若く見えて一番好きだったかな。彼女に例の台詞を言い放たれて「やれやれお前には負けたよ」という感じで、苦笑するところも・・・「ウンゲイル」は「オニール」にばかり辛く当たっていたように錯覚していましたが、実は男だろうが女だろうが、能力の無いやつは容赦しない。という姿勢をずっと貫いていて、一番公平で、かっこ良いです!本当に「ダイヤルM」の「デイビッド」とは180度違う印象。やっぱり同じ人とは思えません。見た目の印象の違いも然ることながら、ヴィゴの役創りは半端じゃないと感心します。さて、ちょっと真面目にストーリーについて ほぼ4年ぶりに見直してみて思った事は、深く考えずに、スポ根ものを観るようなつもりでいれば充分楽しめる作品だと思うのですが、女性の実戦参加についてや、「オニール」のしている事は、考えれば考えるほど、矛盾が出てきて混乱してしまいます。そもそも同期の同僚よりも出世が遅いのが気に入らないというのが、彼女の実戦参加の志望動機だったし、そんな理由で、あそこまで頑張れるものでしょうか?また「ウンゲイル」の言うように、「女性を助けようとして犠牲者が増える」事は、実戦において充分あり得る事だと思います。心の奥深くにある「女性は守るもの」という意識は、訓練でどうこうなるものではないし、「戦場に女は要らない。」は正論ではと思うのです。あれだけ男と同等の能力を見せ付けられ、性別を超えた仲間意識が生まれたとしても、彼女が肉体的に女である事には変わりなく、例の「俺の○○○を○めな!」の台詞も、本当にレイプされていたら、出てこないはず! 突き詰めれば「オニール」のしている事は究極の負けず嫌いがしている、単なるワガママなのではという見かたも出来てしまうのではないかと・・・なんだか同棲中の恋人がずいぶん女々しく見えて気の毒でした。この作品で「デミ・ムーア」はゴールデンラズベリー賞(主演女優賞)に輝いちゃってますね。この頑張りでこの評価はかわいそうな気もするけど・・・しかも2年連続だし。
2002年06月19日
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が―――ん!!!脇役どころか最重要人物ではありませんか!このちょっとひと癖ある「ハンサム」な女ったらしがヴィゴだったのね。(反論認めません!(笑))「GIジェーン」の鬼教官とも「アラゴルン」ともやっぱり全然印象が違う!!!まるで別人!!(言い切る私もかなり頑固?)でも本当に歳だって20代でも通りそうに見えるし(見えない?)眼がムチャクチャ色っぽいし、キスシーンなんか、もういやらし・・もとい素敵過ぎてクラクラきます。なんで前に観たときにハマらなかったんだろう?基本的に私は「ストイック」で誠実な感じのする俳優さんに弱く、女にだらしない系の俳優さんは苦手なので、こういう不誠実な役どころには 自然と記憶機能が停止したのかも・・・(勝手な事言ってます。)ストーリーは、資産家の妻を、夫と妻の愛人という立場の2人が結託して殺害し、その遺産を手に入れようとするものの失敗して、逆に妻に殺されちゃう話。まあ実際にはもっと複雑なんですが、その程度の見かたしかしていませんでした。だけど今回見直してみて、妻=「エミリー」(byグウィネス・パルトロウ)はともかく、男優の2人がすごくいい演技をしていることに気が付きました。夫役の「マイケル・ダグラス」は恋愛ものより、こういう役の方が似合っていますネ。事業に失敗して破産寸前の夫は確固たる自信のもと妻殺害の完全犯罪を企て、その実行犯に妻の愛人を選び(既に服役歴ありの女性専門詐欺師だと調べ上げています。)彼の犯罪の証拠をネタに承知させます。ところがその日実際に死んだのは妻ではなく、(妻の正当防衛によって刺殺されたのは、)なんと愛人でもなかった。夫は黒幕が自分であることを隠そうとすればするほど、自分の首を絞めることに・・・内心慌てまくっているのに、表面上はあくまで冷静さを失わない。その辺の演技が「マイケル・ダグラス」すごいです。だからといってこの方どうしても好きになれない俳優の一人でもあるのですが・・・・「割れ顎」(ケツ顎ともいう)ダメなんです。昔から・・・じゃあヴィゴはって?あれはえくぼが顎にあるんですっ!!!(笑)そして愛人(役名は「デイビッド」)の「ヴィゴ」妻の財産目当てで、貧しい画家として妻に近づき、まんまと何の疑いも抱かせず妻に愛されています。妻が愛人との関係を知っている友人に「彼(デイビッド)の興味は絵を描く事と「私よ!」」とのろけるのですが、この「It’s me!」という時の「グウィネス」の顔はとてもチャーミングです。後は彼女、犯人との格闘シーンなど結構頑張っているのに、印象薄いです。「ヴィゴ」に話を戻しますが、彼は繊細な画家の役がとても良く似合っています。それもそのはず、この映画の彼のロフトに飾られている作品は、全部「ヴィゴ」自身の手によるものだそうです。またしても「ヴィゴ」驚かせてくれます。作品そのものは現代アートとでもいうのでしょうか?写真と組み合わせたものが多くて上手いかどうかは良く判りませんでしたが・・・演技は、夫が殺人計画を持ち込んだ時の腹の探り合いのような長いやり取りも、緊迫感があってすごく良かったのですが、夫の計画を知った後の心情の変化の演技がすごくいい!!「エミリー」のために花を飾り、キャンドルを灯し、テーブルセッティングしている「デイビッド」の様子は とても彼女を騙す為には見えません。この時点「夫」の計画に最後まで乗るつもりはないのだと思えます。犯行の手付金だけを持ち逃げするため「エミリー」とお別れの晩餐をと思ったのではなかったかと・・・ところが彼女は約束の時間になっても現れない。しびれを切らして迎えに出ると彼女は夫と一緒にいる。それも一見仲睦まじく・・・それを見てしまった時の表情!!!**嫉妬?いやまさかこの俺が本気になる訳がない!**詐欺師としてのプライドを傷つけられて、殺意が芽生えてしまうまでをほんの一瞬の表情の変化で表しています。(私にはそう見えたのよ☆)その後で、彼女からの言い訳の電話を最初無視し、夫に2人の関係を告白すると言いだされると電話に出て、それを思いとどまらせるために適当なことを言って彼女をなだめます。(彼女を家に留める事は彼女の死を意味します。)悪の本性ムキ出しの見ていてゾッとする態度。上手いなあ~と感心します。ところが犯行後、邸から運び出される遺体を「エミリー」だと思い(「デイビッド」もまた刑務所仲間に実行の身代わりをさせている。)やり切れない表情で見詰め、ロフトで彼女のおお伸ばしの写真に突っ伏し号泣します。自業自得なのに、切ないシーンです。そして翌日の彼女からの無事の知らせには今度は電話に飛びつきます。間に合わないのが、またなんともドラマチックで、この辺の電話の小道具としての使い方が、アリバイ工作などで使われるよりも印象的でした。で結局その電話は「リダイヤル」機能を使った夫からの呼び出しにとって替わるのですが。船上への呼び出しに応じた彼だけど、「奥さんとの関係を続けても?」と涼しい顔で言い放ちます。そしてこの辺りから主導権が夫から「デイビッド」に移ります。犯行計画の録音テープを武器に夫を逆にゆすり、とうとう夫から大金をせしめます。紙袋に入ったお金をかかえ、駅の構内を速足で列車に向かうシーンは、私みたく「アラゴルン」からファンになった人にはツボにはまること間違いなしです。大股でガンガン歩いてくれて、「馳夫」さんにイメージかぶります。おまけに前髪が顔にかかり、表情も一瞬「アラゴルン」に見えるところがあります。おいし~ですよ~☆結局夫に予約の列車がバレていて、最後「デイビッド」は待ち伏せしている夫に刺されてしまうのですが、列車のコンパートメントの中で彼はそっと「エミリー」の写真を飾ります。彼女を愛していたことを自ら認めたゆえの行為なのでしょう。彼女に夫の「正体」のテープを送って・・・この後映画はまだ続くのですが、夫もまた最後の最後にドジを踏んで妻に正体がバレ、もみ合ったあげく、妻に殺されちゃっておしまいです。(←簡単すぎっ)初めて観た時は、視線を「妻」に向けて観ていたので、才色兼備おまけに資産家だけど夫と愛人の両方に裏切られていて、哀れな女の人のお話だわネ~ 正当防衛とはいえ、殺人までしちゃうし・・・程度の感想しか持っていなかったのですが、視線を「ヴィゴ」に移したとたん、こんなに楽しめる映画になってしまいました。DVDには別バージョンのラストも用意されているらしいので、いつかプレイヤーを手に入れて観てみなくては・・・
2002年06月18日
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「ロード・オブ・ザ・リング」のパンフでまずチェックしたのが、Castページの「ヴィゴ・モーテンセン」 「GIジェーン」のマスターチーフ役しか記憶になかったし、ラストシーンの白軍服姿しかはっきり思い出せません。ビデオでこの作品を観たのが3~4年前で、実戦経験ありの鬼教官役だったという記憶でイメージするからか、結構歳いっている俳優さん(40代後半)だと思い込んでしまっていました。でも「LOTR」を観たら、その位に見える時もあるけど、もっとず~~~っと若いんじゃない?と思えてきて全く予想が出来ません・・・パンフには1958年生まれとあって、今年43歳なのですね。判ってしまえば なる程と納得のいくお歳でありました。でも「GIジェーン」の時はまだ30代だったのね。私の記憶力って本当にいい加減・・・けれどそんなことよりも最もショックを受けたのが、彼の出演履歴でした。「GIジェーン」以外にも「刑事ジョン・ブック/目撃者」「インディアン・ランナー」「クリムゾン・タイド」「ある貴婦人の肖像」「ダイヤルM」とありました。え~~~っ!?「インディアン・・」以外みんな過去に観てるじゃないのっ!どこに出てたの~!私の眼はフシ穴だらけ、盲点大きすぎ・・・「ダイヤルM」なんて1年以内に観てるのに・・・さらに追討ちをかけるようにネットで出演作を調べたところ、既に観ている「デイライト」にも「アルビノ・アリゲーター」にも出演していた事が判明。こんな素敵な俳優さんに今まで眼がいってなかったとは、なんて間抜けなの~~~!!本当にどこを見ていたんだろう。全部観直さなくてはっ!個性的な脇役さんにチェックを入れながら観るのも、ビデオ鑑賞の楽しみの一つで、「あっ、この人この前のあの作品にも出てたっけ」なんて思いながらよく観ているし、そうやって見つけるのも得意だと思っていたのに・・・まだまだ全然修行が足りません・・・「ヴィゴ」って作品ごとに全く印象が違うのかしらん?いずれにしても早く確認したい~~~
2002年06月17日
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「指輪物語」に出てくる大勢の魅力的なキャラクター達の中でも、とりわけ英雄的で、読者を魅了するのは「アラゴルン」でしょう。「人間」の国の正当な王位継承権を持っていながら、自分に本当にその資質があるか悩み、「人間国」の統一を切望しながらも野伏に身をやつして長年放浪を続けてきた高潔の士。「ガンダルフ」を失った後、旅のリーダーとして仲間達から絶大な信頼を得、「指輪」の誘惑による試練にも耐え、「王」となるべく自信をつけていく過程がとても感動的で、この方を主人公と錯覚してしまうほど惚れ込んで物語を読みました。人間とは言ってもその祖先の「血」にはエルフの「血」も流れており、彼は「中つ国」の人間の三倍の寿命を与えられている(追補編参照)という設定になっているので、物語の中心となっている年には、彼は既に90歳近い年齢に達していることになります。たくましく頼もしい剣の達人にして「王」と成るべく叡智も威厳もあり、年齢不詳のこの難しい役を誰が演じるのか?それが読後の最大の関心事でした。ポスターで観てもどこかで観たような気はするものの知っている顔ではなかったし、で、誰なんだろうと名前を見れば、「ヴィゴ・モーテンセン」 ん?「GIジェーン」で鬼教官やってたあの人?それなら知ってるはずなんだけど・・・ポスターの写真全然違う人みたい!なんかイメージ違うなあ・・・というのが映画を見る前の正直な感想でした。しか~し観終わった後は、もうこの人以外「アラゴルン」は考えられない位になっていました。すごい!!全ての条件満たしているではありませんか!!特に年齢の判らないところなんか(笑) もう画面に釘付け状態。彼の登場シーンは字幕を読むために視線をズラすのが勿体無いほど・・・なにぶん私にとっては「LOTR」最初で最後の劇場観賞だし、この時ほど英語が出来ないのを恨めしく思った事はありません。ほんの少し声が甲高い事に違和感があったもののそれ以外はパーフェクト!!特に「ボロミア」最期のシーン。男優二人の素晴らしい演技に号泣させていただきました。「ヴィゴ」の囁くような「・・・son of Gondor・・・」の台詞には鳥肌ものでした。これじゃちょっと いくら野伏でもあんまりなんじゃあという汚い恰好なのに、時々見せるはっとするほど綺麗な表情&男の色気。映画終了後パンフを貪るように読み、「ヴィゴ」の過去の出演作をチェックしたのは言うまでもありません・・・嗚呼また新に惚れた俳優さんが増えてしまった。それも今度はかなり重症・・・「ヴィゴ・モーテンセン」当分貴方に夢中です。さあ「ビデオ」借りまくらなくっちゃ!!
2002年06月16日
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前置きが長くなっちゃいますが、地元に戻ってきて、落ち着く間もなく、長男が虫垂炎で入院。相継いで次男が腕を骨折するというハプニングが起き、病院通いを強いられてしまいました。病院での長い待ち時間にべつだんする事も無く、この機会に、以前から読みたかったものの、文庫本で全9巻にも及ぶ長編にビビッて手を出せずにいた「指輪物語」を読むことにしました。もともとファンタジー童話は大好きだったし、「スターウォーズ」も「ハリポタ」もRPGの「ドラクエ」等もこの物語無くして生まれ得なかったと聞き知っていましたので、気合が入りました。古い言い回しや、覚えにくい登場人物名・地名に四苦八苦しながらも、子供達が完治する頃にはどうにか全巻読み通す事が出来ました。児童文学とは思えない壮大な物語の深いテーマにとても感動しました。だけど、こうなると話題の映画を観たくなるのは必定。上映期間はもう終わる寸前。毎日余程切羽詰った顔をしていたのでしょうネ。夫や義母から思いがけず、GOサインが出ました。そうしてやっと5月も下旬になって観てくる事が出来ました。それはもう期待通りというかそれ以上の出来だと思いました。「指輪物語」の世界が今こうして目の前に広がっている!!!なんて綺麗な景色なんでしょう!なんて綺麗な映像なんでしょう!!俳優さんたちもほとんど皆まさにハマリ役!!ホビット達も本当に小人に見えるし・・・もうビジュアル的には一部のエルフを除いて言う事なしでした。だいたい「イライジャ」君!あなた人間とは思えません。本当は妖精かなんかでしょ!本当にこの方人間離れした綺麗なお顔してますネ。なのに手のアップになった時のその泥で汚れた深ヅメの指。ものすごくホビットっぽい!!まるで「フロド」役演るために生まれて来たみたい。それに比べると一部のエルフ!誰の事か分かりますよね(笑) 私この方 綺麗だとは思います。だけどエルフにしては健康的過ぎっ! 勇まし過ぎっ!「アラゴルン」に背後から剣突きつけるなんて・・・「フロド」抱えて馬で全力疾走するなんて・・・(泣) この位印象付けて置かないと、次回作に出てくるあるお方が可哀相過ぎるっていうのがあるかもしれないし、「アラゴルン」の人格が疑われかねないというのがあるかもしれないのだけれど、原作と違い過ぎだわ・・・もうこの件はきっといろんなサイトで言い尽くされているのでしょうけど・・・ 後はストーリー あまりにも駆け足でお話が進んでいくので、絶対必要 又は 是非このシーンは観たかったのにと思っていた場面がいっぱい略されていてがっかり・・・折角これだけデティールにこだわって 絵的にはそれぞれの種族をちゃんとそれらしく見せているのに、個々の立場や種族間のエピソードがきちんと語られていないので、何故恐ろしい指輪を葬るのが一番弱そうに見えるホビットでなくてはいけないのか とか 会議の後、何故彼等が仲間として一緒に旅をし、それがどの位重要な意味があるのか等が あやふやのままだと思いました。その辺がすごく惜しい・・・あれっ?大絶賛していたはずなのにどんどん辛口になってきちゃった。それ位熱くなれる素晴らしい原作だったという事で・・・そして今まで誰も成し得なかった実写版での映画化をこれほどの作品に仕上げたPJ監督の心意気に拍手という事で、今回の感想文は終わりにします。
2002年06月15日
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映画が好きで、あちこちのサイトでいろんな映画のいろんな方の感想文を読ませてもらっているうちに、なんだか自分もホームページを作ってみたくなっちゃいました。パソコン初心者でもここなら何とかなるような気がしたので・・・とりあえず日記を書くだけでも許されるのかなあ? 最初ということで、まずは好きな俳優さんのことから・・・初めに惚れたのは「ハリソンフォード」中学のとき「スターウォーズ」を観て、ハンソロ役の彼に夢中になりました。後に自分の母親と同い年と知り、ショックでしたけど・・・彼の主演作は全部観ました。だけどその後 連れ合いが映画に全然興味の無い人だったので、映画館から自然と足が遠のいてしまい、結婚してからは、ゆっくりビデオ鑑賞すらすることがなくなっていました。それでも5年前にその連れ合いが転勤になり、田舎住まいから街に引っ越すことが出来ました。映画館も近くなり、新しく出来たお友達に誘われて観たのが、あの「タイタニック」ほぼ10年ぶりに観た大画面の迫力とディテールにこだわった美しい映像。凝ったスートーリー展開にすっかり魅せられ、映画鑑賞の虜に・・・「レオナルド・ディカプリオ」もそのときは知らなかったのですが、映画雑誌を買い込んで、勉強いたしました。当時人気投票ベスト10に入っている俳優さん(男性ばっかです(笑))の主演作 話題作位押さえておかないととばかりにレンタルビデオで、観まくりました。ミーハーと言われようがこのときは「ブラピ」に「レオちゃん」(ひとまわりも若い!!)「キアヌ・リーブス」に「トム・クルーズ」そして「ジョニーディップ」あたりにメロメロでした。もちろんすっかり渋いおじさまにお成りの「ハリソン・フォード」も外せませんが・・・そうやって沢山観ているうちにだんだん演技の光る脇役さんたちにも眼が行くようになりました。「ケビン・スペイシー」「エドワード・ノートン」といった個性派俳優さんたちも今では大好きです。好きな俳優さんはまだまだ沢山いるのですが、キリがないので今日はこの辺で・・・主人はこの4月また転勤になり、私も田舎の生活に逆戻りです。明日はこっちに戻ってきてから観た衝撃の作品「ロード・オブ・ザ・リング」の感想文に挑戦したいと思います。
2002年06月14日
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