【現代劇】マリアージュ・ブラン~嘘つき弁護士の愛の法則~全40話 40
風起隴西-SPY of Three Kingdoms-全24話 24
【現代劇】イジワルな君に恋をした~Sweet First Love~全24話 24
燕雲台-The Legend of Empress-全48話 48
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我的宠物少将军 be my cat最終話莫修染(バクシュウセン)は4つの魂珠の力で蘇小荷(ソショウカ)は生き延びることができると知り、自ら藍魂珠に戻ると決意した。そこで最後の思い出に再び小荷の理想の逢瀬を叶えることにする。その夜、修染は小荷を郊外に呼び出し、まずは天灯に願をかけて空に放った。そして魚焼き店で小荷の檸檬魚を食べなかったお詫びに手作りの料理でもてなす。小荷は修染が求婚してくれると期待に胸をふくらませていたが、はぐらかされるばかりだった。修染と小荷は小舟に揺られ甘い雰囲気、そこで修染は小荷に魂珠を渡した。「大切にしろよ、藍魂珠は明日、渡すよ」「え?それだけ?…魂珠じゃなくて、求婚状よ!」小荷はついに痺れを切らし、自ら催促してしまう。「何だ?忘れたのか?2度も婚礼しろと?」修染は落日ですでに結婚したと伝え口づけしたが、小荷が急に意識を失ってしまう。小荷が目を覚ますと莫府の部屋に戻っていた。すると修染が付き添っている。( ̄▽ ̄;).oO(恥ずかしすぎる…口づけの最中に倒れるなんて、また馬鹿にされちゃうしかし修染はいつになく優しい笑顔を見せた。「ゆっくり休め」「どうしたの?…昨夜から何だか様子が変よ?私を捨てる気?」「今までも、そしてこれからも吾輩の心はお前のそばにある」「ふふっ、でも玉狸星には?」「帰らぬ」「だめよ、帰ればいい、その代わり私を連れて行って」小荷は修染の胸ぐらをつかんで引き寄せ、唇を重ねた。…小薄荷、すまない、求婚状も将来も与えてやれない…小荷が再び眠りに落ちると洛風(ラクフウ)が魂珠を持って入ってきた。「吾輩は魂珠に戻る、蘇子墨(ソシボク)に渡してくれ…莫家と公主を任せたぞ」その時、莫羽寂(バクウジャク)が現れ、話があると修染を連れ出した。羽寂は兄が輿入れ後からすっかり人が変わったと訝しんでいた。それが先日、大哥と子墨の話を立ち聞きし、疑いが確信になったという。「あなたは別人だ…」「その通り、吾輩は莫修染ではない、しかし記憶や感情はある」確かに修染は幼い頃に兄弟で釣りをしていた時、羽寂が池に落ちたと覚えていた。あの時、莫氏は修染に罰として三日三晩ひざまずくよう命じ、羽寂は兄のため布団と粥を差し入れる。しかしその夜、東院が火事になり修染の母は亡くなった。それ以来、兄弟は疎遠となり、わだかまりが解けないまま修染は青州へ出兵してしまう。羽寂は兄に護符を届けたが、修染は視線すら合わせてくれなかった。「謝罪したくとも大哥は私を拒んだ」「許していたぞ?」咕咕狸(ココリ)は青州で死を覚悟した修染が羽寂に宛てて書いた手紙を渡した。…お前を遠ざけてきたことは事実だ、母を失った悲しみをお前にぶつけていたのだ…年月と共にわだかまりは解けたが、仲直りの術が分からなかった…この戦で人生を終える前にお前に謝りたいすると修染は小荷を羽寂に託すと伝えた。「しっかり守ってくれよ」「それを果たせるのは大哥だけです!」その時、子墨が慌てて駆けつけた。「大変だ!小薄荷が消えた!」小荷の部屋には迷昏が充満し、洛風が倒れていた。修染たちは慌てて全ての窓を開けて洛風を起こすと、直前に莫正庭(バクセイテイ)を見たと訴える。「まさかあやつが?!」その時、青雲(セイウン)が駆けつけ、莫正庭の庭で招財(ショウザイ)の死骸と文を見つけたと報告した。…莫修染、女を助けたくば命と引き換えだ、明日の申の刻に莫羽寂に藍魂珠を持たせよ…小荷は幼い頃の夢を見ていた。咕咕狸を抱いて竹林を逃げている子悠(シユウ)、しかしそこに黒い影が現れる。「はっ!」小荷が目を覚ますとはりつけになっていた。目の前にはちょうど魂珠の力を取り込んだ黒衣の男がいる。「そんな…二老爺?」すると莫庭正に乗り移った孰湖(ジュクコ)はまもなく七星毒の効果が現れると教えた。あれは10年前、自分の一撃を受けた子悠は猫后の力で九死に一生を得る。しかし子悠の身体は七星毒に侵され、18歳まで生きることは叶わなかった。「左腕を見てみよ」小荷の腕には確かに謎の赤い線が浮き出ていた。この線が心臓に達すると、穴という穴から血が噴き出して死ぬという。( ̄▽ ̄;)<イヤイヤイヤ…もう少し可愛い死に方はないの?そこへ約束通り羽寂が藍魂珠を持って現れた。羽寂は藍魂珠を投げ渡し、その間に小荷を解放した。すると藍魂珠を確認している孰湖めがけて修染が襲い掛かる。「はっ!お前、生きていたのか?!」「孰湖、お前の勘も鈍ったな」実は藍魂珠は子墨が作った偽物だった。咕咕狸と孰湖の戦いが始まった。激しく投げ飛ばされる修染、それを合図に潜んでいた洛風、南屏晩(ナンヘイバン)公主、布偶(フグウ)が飛び出し、一斉に襲い掛かる。しかし孰湖の霊力はすさまじく、羽寂たちが束になって対抗しても無駄だった。すると倒れた布偶が小荷を呼び、本物の藍魂珠を渡す。「王子は契約を解いたから実力が出せないの…今すぐ新たな契約を…」「ダメだ!」咕咕狸は小荷が剣をつかむのを見て止めたが、小荷は手のひらを斬って藍魂珠を握りしめ、倒れてしまう。\\\\٩(ΦωΦ)و //// ババーン!咕咕狸は力を取り戻し、渾身の一撃を繰り出した。「…まさか…あり得ぬ…ぐふっ!」ついに孰湖は敗れ、吸収した霊力がそれぞれの魂珠に戻った。修染が小荷を腕に抱くと、小荷は朦朧とした意識の中で修染に口づけして契約を解いてやる。「臭猫…私のために死なないで…」「バカだな、私がいる限りお前は死なぬ」「今度は私があなたを守る番よ…愛してる、心から…」すると小荷はそこで再び意識を失ってしまう。小荷は莫家で目を覚ました。しかしなぜか修染の姿だけが見えない。すると子墨は少将軍なら生きていると教えた。「ただ…」修染は小荷を救うため4つの魂珠の力を与えた。全ての力を失った咕咕狸は猫の姿となり、少将軍には戻れなくなったという。小荷は咕咕狸と布偶を連れて兄と共に青山鎮の逸趣(イツシュ)堂に帰った。そして1年後、今朝も小荷は修染が戻ると信じて咕咕狸に薄荷蜜を作っている。小蕓(ショウウン)は無駄だと呆れていたが、子墨と布偶は暖かく見守ってくれた。無邪気に鳴いている咕咕狸を眺めながら思わず涙ぐむ小荷、その時、偶然にも薄荷蜜の中に小荷の涙がこぼれ落ち、青く輝く。するとそれを舐めた咕咕狸のもとに離散していた青い光が集まり、ついに修染の姿に戻った。「戻ってきたの?…2度と戻らないのかと…ゥッ…私を捨てたのかと思った」「バカだな、捨てるはずないだろう?」布偶は無事に玉狸星に帰った。結局、小荷のそばに残ることを選んだ修染はその夜、求婚状を渡す。「簡単に署名しないからね」「吾輩は最後の機会を与えたぞ、好きにしろ」相変わらず口喧嘩の絶えない修染と小荷、しかしこれからもずっと小荷が咕咕狸の主に変わりはない。おわり( ๑≧ꇴ≦)ラスボス弱っwwwで最後の最後でまた女主が感じ悪くなって終了でした前半のイチャイチャ、まあファンにはこれがいいのでしょうが、謎の裸祭り(違うw)といい、ちょっとキツかったかな〜( ̄▽ ̄;)それにしてもそもそも咕咕狸はどうして魂珠に閉じ込められたのか?…( ゚д゚)え?
2022.01.21
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我的宠物少将军 be my cat第15話莫羽寂(バクウジャク)が蘇小荷(ソショウカ)のため競り落とした黄魂珠は偽物だった。騙された小荷たちは店主を追求、すると店主は確かに本物を持っていたと訴える。ただ黄魂珠を披露する直前、急な眠気に襲われ、目覚めると黄魂珠が消えていたというのだ。どうやら天狗(テンコウ)と同じく、蝶も魂珠から逃げてしまったらしい。その話を莫修染(バクシュウセン)が外で聞いていた。修染が東院に戻ると卿子悠(ケイシユウ)が魚づくしの料理を準備して待っていた。「まずはお酒でも飲んで身体を温めてください」すると酒を飲んだ修染は急に意識が遠のいて行く。子悠に毒を盛られたと分かった修染、しかし身体の自由が利かなくなっていた。「少将軍、これは何?」子悠が修染の懐から取り出したのは小荷からもらった香袋だった。修染が目を覚ますと洛風(ラクフウ)が酔い覚ましを持って待っていた。「もう午の刻ですよ?お酒に弱いとはいえどうも妙ですね?1杯飲んだだけなのに…」「…何も思い出せない」ともかく酔い覚ましを飲もうと手を伸ばした修染、その時、籠手に黄色い粉が付着していることに気づいた。それは立ち聞きした店主の話の状況とよく似ている。…突然、眠気に襲われた、目覚めると黄魂珠が消え、床には黄色い粉が残っていたんだ…すると修染は妙策を思いつき、洛風に″祝宴で紅白の魂珠を披露する″と知らせを出すよう命じた。修染の祝宴まであと3日、小荷は舞を披露する子悠に対抗して琴を演奏しようと決めた。そこで羽寂から琴を習うことにしたが、なかなか気に入った曲が見つからない。痺れを切らせた南屏晩(ナンヘイバン)公主がともかく弾いてみろと急かし、小荷を座らせた。小荷はしぶしぶ琴を弾いてみると、ふと幼い頃の記憶が蘇って来る。すると誰に教えてもらったのか、小荷は美しい曲を見事に弾いてみせた。(  ̄꒳ ̄)<天賦の才ってやつかしら?錦陽侯冊封の祝宴が始まった。洛風は剣舞を披露したが、公主はその詩が自分への愛の言葉だと気づいてうっとりする。次は子悠が披露する″蝶夢(チョウム)″の舞だった。控えの間で出番を待っていた小荷だったが、こっそり子悠の舞を偵察する。|ω-`)<ふん!平凡な舞じゃないの~大したことないわしかしその時、子悠がくるくる回りながら黄色い粉を撒き散らし、皆を眠らせてしまう。子悠は魂珠が珍宝閣にあると突き止めた。莫修染は意志が強く聞き出せなかったが、夢の中で招待客を傀儡にして修染から聞き出すことに成功する。一方、修染はまだ夢の中にいた。すると琴を持った小荷が現れ、なぜか子悠しか知らない思い出の曲を奏でる。『少薄荷がなぜこの曲を?…そうだ…卿子悠かっ!』修染はこの夢こそ子悠の罠だと気づき、目が覚めた。祝宴の招待客は全員、眠っていた。修染は倒れている小荷を見つけ、必死に呼びかける。すると修染に起こされた小荷は、実は子悠こそ夢を操る蝶だと知った。「じゃあ…魂珠は全て奪われてしまったのね…(ノД`)」「ふっ、手は打ってある」修染は子悠の酒に例の道士の杏黄散(キョウオウサン)を盛っていた。すると庭園で苦しんでいる子悠の姿を見つける。「最初から怪しいと思っていた、だが確証が持てなくてな… だが夢の中で魂珠の場所を探られた時、蝶だと確信した」しかし子悠がふいをついて黄色い粉を浴びせ、修染は小荷の夢の中へ迷い込んでしまう。小荷は逸趣(イツシュ)堂で猫を膝に置き、修染への想いを募らせていた。そこで修染は夢を壊そうとしたが、どこからともなく蝶の声が聞こえる。『無理に夢を壊せば小荷は目覚めなくなるわよ?2人で永遠に夢の中にいたら?』困惑した修染は小荷を説得して夢から脱出するしかなかった。しかし小荷は自分を捨てた修染に怒りをぶつけ、興奮のあまり夢が崩れ始めてしまう。その時、修染は小荷の腕に鈴の腕輪がないと気づいた。『鈴の音で目が覚めるかも…』すると腕輪をくわえた猫を見つける。修染は蝶がこの猫に乗り移っていると見破り、一撃で倒して鈴を鳴らした。修染と小荷は夢から覚めた。子悠はすでに息も絶え絶えだったが、最期の力で修染に暗器を放つ。咄嗟に気づいた小荷は身を挺して修染をかばい倒れた。修染は蝶にとどめを刺し、小荷を抱き留めたが、その時、偶然、小荷の腕に赤いあざがあることに気づく。(ΦωΦ)<このあざは…まさか小薄荷が命の恩人の子悠だったのか?小荷は蝶の暗器で気を失った。すると知らせを聞いた子墨が駆けつけ、少将軍と2人で話したいという。実は小荷は幼い頃、咕咕狸(ココリ)を救って深手を負っていた。一緒に襲われた猫后も弱っていたが、息子の恩人である小荷に力を授けてくれたという。それでも小荷は18歳までしか生きられそうになかった。『ただし4つの魂珠を集めればその力で少薄荷を救えるわ』そう言い残し、猫后は消散してしまう。小荷は怪我の影響で咕咕狸のことも魂珠のことも何も覚えていなかった。そこで身の安全のため名前を変えたという。子墨は魂珠を探すため玉石院に入って学んだが、結局、何の手がかりも得られなかった。しかしある時、見知らぬ人物から魂珠の話を聞いて急いで都へ向かったものの、天狗に操られてしまったという。「その人物が孰湖(ジュクコ)なのか?」「孰湖は母君が倒したはずでは?」「孰湖はしぶとい、肉体は滅んでも人の身体を借りて復活したのだ」修染はまず4つの魂珠で小荷を救おうと決めたが、その話を羽寂が聞いていた。小荷が目を覚ますと修染が付き添っていた。「魂珠が揃ったのに浮かない顔ね…ふふ」すると小荷は命の恩人である自分に礼をするよう悪戯っぽく笑う。修染はまず薬を飲むよう言ったが、小荷は苦い薬を拒んだ。そこで修染はまた口移しで飲ませてしまう。「安心しろ、私の一生を捧げるよ」小荷が回復し、修染は洛風に命じて小荷の理想の逢瀬を準備させた。すると布偶(フグウ)が血相を変えて乗り込る。「小薄荷と最後に1日過ごして死ぬつもり?!」「小薄荷のためだ」修染は小荷が魂珠の力を吸収すれば孰湖は復活できないと安心させた。しかし布偶は弟が死ぬのを黙って見ているわけにはいかないという。「玉狸星に戻って他の方法を探しましょう?!」「これは命令だ、従ってくれ」その夜、小荷は着飾って修染との約束の場所へやって来た。「今宵、小薄荷は誰よりも幸せになる」すると公主は洛風を連れて先に帰ってしまう。修染と小荷はまず2人で天灯を上げた。…梁山伯と祝英台のように死んでも一緒にいられますように……少薄荷、もう一緒にいられないが、心はいつもお前のそばにある…つづく( ๑≧ꇴ≦)なるほどね〜さてラスボスはあの人か、それともあの人か?って玉石院って都にあるのかと思ってた( ̄▽ ̄;)
2022.01.19
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我的宠物少将军 be my cat第14話蘇小荷(ソショウカ)は莫修染(バクシュウセン)が玉狸星に帰っていないと知り、咕咕狸(ココリ)の本心を確かめるため莫府に戻った。しかしすでに暇をもらった侍女だと門前払いされてしまう。意地でも入ろうとする小荷、そこへ洛風(ラクフウ)から知らせを聞いた修染が駆けつけた。「すでに新しい侍女を迎えた」修染は小荷を諦めさせようと冷たくしたが、その時、落日から戻った莫羽寂(バクウジャク)が現れる。「私が雇おう」こうして小荷は東院から西院の侍女になった。小荷が留守の間に羽寂の愛犬・元宝は出産、再び身ごもっていた。子供は双子で進宝(シンポウ)と招財(ショウザイ)、しかも招財は修染が飼っているという。修染が犬を飼うとは意外な事実、すると羽寂は小荷が以前、使っていた部屋を用意してくれた。修染は焼き魚店に姉・布偶(フグウ)を訪ね、卿子悠(ケイシユウ)が無事だったと教えた。しかも小荷まで戻って来たという。「あなたはどちらの主が好きなの?私は…小荷に1票!」修染は姉の冗談に苦笑し本題に戻った。実は莫家を探っても孰湖(ジュクコ)の形跡がないという。すると布偶は姿を消していた子悠が今になって現れるのは偶然すぎると怪しんだ。「念のため確かめた方がいいわ」小荷は修染の新しい侍女を偵察していた。涼亭で舞の稽古をする子悠、そこへ修染が招財を連れてやって来る。「可愛い犬ですね~抱っこさせてください」しかし招財は子悠に噛みついてしまう。|ꇴ≦)و✧<グッジョブ!招財!すると修染は招財を使用人に預け、子悠の手当てをすることにした。錦陽(キンヨウ)侯の冊封を祝う宴まであと7日、洛風は会場の準備に余念がなかった。すると祝宴に招かれた南屏盤(ナンヘイバン)公主がひょっこり現れる。仲睦まじい洛風と公主、一方、小荷と言えば子悠に嫉妬し、猫屋敷まで追いかけていた。(˘・з・˘)<何が秘密基地よ!他の女を連れ込んじゃって!小荷は木に登り、中の2人の様子をうかがう。( ゚д゚)<見つめ合ってるわ!いまいましい…修染は子悠の傷に薬を塗ろうと薬材をすり潰していた。そこで子悠は袖をまくり上げ、噛まれた傷を出す。すると修染は子悠の腕に赤いあざがあることに気づき、やはり本物だと分かった。(꒪ꇴ꒪〣)<はっ!また見た!憤慨した小荷はうっかり足を滑らせ、木から落ちてしまう。その時、修染は鈴の音が聞こえた。修染は木から落下する小荷を抱きとめた。のぞき見がばれてばつが悪い小荷、そこで魂珠を返してくれればすぐに去るという。しかし修染は必要なので渡せないと断った。「二度と私の前に現れるな、目障りだ」そんな2人の痴話喧嘩を子悠は猫屋敷から見ていた。公主は洛風が早く出世すれば父も縁談を認めてくれると話した。喜んだ洛風は祝宴を成功させると奮起したが、恋に破れたばかりの少将軍の手前、人目を忍んで会おうという。この提案に驚いた公主は早速、小荷を訪ね、少将軍と早く仲直りするよう訴えた。|ω・`)<話せば長くなるんで… 大丈夫!時間はたっぷりある>( ̄꒳ ̄)b公主は小荷に子悠という恋敵が現れたと知った。そこで少将軍の好みを知り尽くしている小荷ならではの策を授ける。小荷は早速、焼き魚店へでかけ、修染のために魚を焼いた。これを食べれば必ずや修染の心を取り戻せるはず、すると布偶に呼び出された修染が店に現れる。しかし修染は子悠を連れていた。修染はせっかく小荷が手作りした檸檬魚を子悠に勧めた。しかし子悠は油と塩気が多いため肌に悪そうだと手をつけない。「魚がお好きでしたら今度、私が料理を…」小荷はついに我慢の限界、興奮して包丁を片手に2人の席に駆けつけてしまう。すると子悠は余裕たっぷりに嫌味を言った。(๑ŏωŏ)<…老板娘?野菜料理はありますか?今日は菜食をする日なんです修染は小荷に呆れて席を立ったが、小荷が引き止めた。「魂珠を返して」「兄と再会できただろう?」「哥哥は魂珠が必要なの」修染は渡せないと断ったが、なぜ蘇子墨(ソシボク)が魂珠を欲しがっているのか訝しんだ。「子悠、行くぞ」(๑ŏωŏ)<老板娘?あの方は短気なのです、お許しを…ニコッ(*`ω´)ギギギギ…そんなある日、駿宝斎(シュンホウサイ)が黄魂珠の競りを行うと触れ回った。修染は洛風に招財を連れて行くよう命じ、この機に子墨を調べることにする。こうして当日、駿宝斎の前に一同が顔をそろえた。修染に寄り添う子悠を見て面白くない小荷、すると子悠がこれ見よがしに修染の腕に手を回し、中へ入ろうと猫なで声を出す。困惑する修染だったが、小荷を守るには莫家から追い出すしかないと小荷を無視した。子墨が姿を見せないまま、競りが始まった。修染は美しい髪飾りを競り落とし、その場で子悠の髪に挿してやる。後ろの席に座っていた小荷は怒り心頭、今にも立ち上がりそうになったが、布偶が落ち着かせた。そしていよいよ黄魂珠が出品される。羽寂が2000両の値をつけると、修染はすぐさま3000両に釣り上げた。その時、洛風が何やら少将軍に耳打ちする。すると修染は急に席を立ってしまい、その隙に羽寂が4000両で黄魂珠を競り落とした。洛風は別の部屋で子墨を足止めしていた。そこへ修染が現れ、洛風に招財を連れてくるよう頼む。しかし妹と生き物に囲まれて育った子墨にとって犬はどんな動物より身近だった。「孰湖という名は?」「知りません」羽寂は小荷に黄魂珠を贈り、自分の想いを告白した。しかし小荷は自分の心には莫修染しか入り込めないときっぱり断る。一縷の望みさえ失った羽寂、しかしかえって気が楽になったと笑った。「ではこれは友からの贈り物だ」そこへ突然、子墨が現れる。「それは偽物です」つづく(  ̄꒳ ̄)子墨…可愛いのに演技が傀儡のままというw謎解きのおかげか最後に来て持ち直してきましたね
2022.01.19
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我的宠物少将军 be my cat第13話落日での最後の日、莫修染(バクシュウセン)は蘇小荷(ソショウカ)と王府を散策しながら、主従関係を解消したいと切り出した。小荷はいつのも強がりだと思い、改めて自分が好きなのは咕咕狸(ココリ)自身だと安心させる。「そうじゃない、吾輩は帰りたい…玉狸星に」「じゃあ私も行く!」無邪気に修染に抱きつく小荷、すると修染は愛おしそうに小荷に口づけした。その時、藍魂珠が光を放ち、ついに2人の主従関係が解除されてしまう。「これで自由だ…」「一生そばにいると言ったのに…忘れたの?!」「すまぬ、全部、嘘だった」小荷は深く傷つき、藍魂珠を投げ捨て、泣きながら駆けて行った。修染は小荷の兄・蘇子墨(ソシボク)から詳しい話を聞いた。…彫刻がうまくいかず悩んでいた時、ある者から紅藍黄白の4つの魂珠を見つけたら霊力を得て彫刻を極められると言われたのです、仮面のせいでその者の顔は見えませんでした、藍魂珠はすぐ見つかりましたが、白魂珠を見つけてすぐ天狗(テンコウ)に操られることに…あの時、天狗は自分を倒してもさらなる敵が待っていると言い残していた。「すまない、少薄荷…これも孰湖(ジュクコ)を探すためなんだ」修染は小荷を手放すことで危険から遠ざけようとしていた。莫羽寂(バクウジャク)はしばらく落日に残り、銭荘(センソウ@銀行)の努めに携わると小荷に伝えた。すると小荷は兄と一緒に故郷へ帰るという。「そうか、勤めを終えたら2人に会いに行くよ」一方、心が通い合った洛風(ラクフウ)と南屏晩(ナンヘイバン)公主は別れを惜しんでいた。風風~寂しいわ~>(*´・д・)(・д・`*)<晩晩~私も寂しいよ~修染たちは落日を出発した。するとやがて山道が2つに分かれる。…小薄荷、すまない、孰湖を始末しなければ安寧はないのだ…修染と小荷は別々の道を進み、修染は天璃へ、小荷は青山鎮へと帰って行った。逸趣(イツシュ)堂に戻っても小荷は何も手がつかなかった。すると主を心配したのか小醤油が現れる。「心の赴くままに現れて去って行く、だから猫は嫌い 相手のためを思う行為でも、その相手は傷ついているのよ?」その頃、修染も姉の焼き魚店に居座り、酒で寂しさを紛らせていた。洛風から荒れている事情を聞いた布偶(フグウ)は酒を取り上げたが、実は孰湖が生きていると知る。「なるほどね、孰湖は魂珠を奪おうと攻撃してくる…だから小薄荷を遠ざけたのね 卿子悠(ケイシユウ)の二の舞は避けたいもの」母と子悠の敵を討つと決意した修染、本来なら魂珠を持って玉狸星に戻り、孰湖をおびき出して始末するのが最善だった。しかし咕咕狸は小荷と離れがたいのだろう。それにしてもなぜ孰湖は自分で魂珠を探さず、わざわざ蘇兄妹を利用したのだろうか。すると修染は孰湖が母の攻撃で深手を負い、魂珠を収集するだけの力がないのだと気づいた。恐らく孰湖は莫家に潜んでいるが、魂珠が全て揃わねば姿を現さないだろう。そこで布偶は犬の鋭い嗅覚を利用するよう助言した。修染が屋敷に戻ると洛風が早速、犬を連れてきた。(ΦωΦ)<元宝…何だか痩せたな?(^ꇴ^)<違いますよ~元宝が産んだ双子の一匹、招財(ショウザイ)です心を入れ替えた玉(ギョク)夫人はすっかり優しくなり、少将軍が犬を探していると聞いて貸してくれたという。しかも元宝はまたお産が近づいていた。人懐こい招財は屋敷の人間から可愛がられた。結局、孰湖らしい怪しい人物は見つからなかったが、思いがけず叔父の莫正庭(セイテイ)に向かって招財が急に激しく吠える。「招財がご無礼を…お許しください」洛風が探りを入れると、正庭は元宝のお産を手伝ったので血の匂いがしたのだと説明した。(ΦωΦ).oO(やはり4つの魂珠を見つけ、おびき出すしかないのか?小蕓(ショウウン)はいつまでも元気がでない小荷にお見合いを勧めた。そこへ偶然にもお薦めの相手である欧陽(オウヨウ)公子が猫を求めて訪ねてくる。するとその手に懐かしい扇(オウギ)があった。「その扇、友人も持っています」「あ?これか?錦陽(キンヨウ)侯が愛用している扇の復刻版だ」錦陽侯とは天璃の少将軍のことで、なんでも落日との和議に貢献し爵位を賜ったという。そこで猫好きの錦陽侯にあやかり、猫を飼いたいというわけだ。…帰ってないの?…小荷は咕咕狸がまだ玉狸星に戻っていないと知り、何が事情があると気づいた。すると子墨が考え事をしている妹を見つけ、藍魂珠がないと訴える。小荷は兄が魂珠を集めていた理由を知らず、修染にあげてしまったと話した。「彫刻の腕前を極めるために集めていたのに…」「じゃあ莫修染に会いに都へ行かない?」小荷は思いがけず咕咕狸に会いに行く理由を見つけた。一方、修染は未だ黄魂珠を見つけられずにいた。そんなある日、食事に立ち寄った酒楼で芸妓が懐かしい曲を奏でる。…あの時の?吾輩を助けてくれた娘なのか?…芸妓は母と一緒に死んだと思っていた子悠だった。子悠は猫后が最期に力を授け、生き延びることができたという。「あなたをずっと探していました、都で紅魂珠が見つかったと聞き、芸を学びつつ探していたのです 母君の代わりにあなたへ恩返しします」すると子悠は修染の手を取り、猫后も自分たちの再会を喜んでいると笑顔を見せた。気まずい修染は慌てて手を離し、危険なので身を隠すよう勧める。しかし子悠は修染のそばを離れないと拒否、そこで修染は莫家で引き取ることにした。小荷は再び小蕓に店を任せ、子墨と都へ出発した。子墨の話では玉石院の同窓が黄魂珠を知っているという。小荷は玉石院の徐(ジョ)大人をいまいち信用できなかったが、ともかく修染から魂珠を取り返してみせると意気込んだ。しかし莫府を訪ねてみると、小荷は少将軍に暇を出された侍女だと門前払いされてしまう。洛風は庭園で公主からの手紙を嬉しそうに読んでいた。すると正門から何やら言い争う声が聞こえる。何事かと様子を見に行ってみると、なぜか小荷が屋敷に入れろと騒いでいた。洛風は急いで少将軍に報告、驚いた修染は子悠の入れてくれたお茶も無視して飛び出してしまう。つづく( ๑≧ꇴ≦)まさかラスボスは元宝?!それにしてもなぜか玉石院を医館だと誤解していた管理人の動揺w
2022.01.18
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我的宠物少将军 be my cat第12話蘇小荷(ソショウカ)は莫修染(バクシュウセン)と南屏盤(ナンヘイバン)公主の縁談を止められず、婚礼当日の朝を迎えた。しかし回廊で侍女とすれ違った小荷はおかしなことに気づく。「ちょっと待った!」ちょうど侍女が花嫁に届けようとしていた履物はなぜか異様に大きかった。(  ̄꒳ ̄).oO(もしかして?莫修染と公主の婚礼の儀が始まった。計画では花嫁役が洛風(ラクフウ)のはずだったが、修染はなぜか小荷が成り代わっていると気づく。しかしこのまま計画を進めると決め、2人はそのまま拝礼の儀を済ませ、床入りの儀に向かった。小荷はたとえ芝居でも修染の相手は自分しかいないと言った。「あなたが好き…いつも私を守ってくれる」「ん?好きなのは吾輩か?少将軍か?」すると答えに窮した小荷は藍魂珠で修染を咕咕狸(ココリ)に変えてしまう。(ΦωΦ)<まったく…女子というものは…(^ꇴ^)<教えてあげない♪しかし衛兵が修染を呼びに来たため、小荷は咕咕狸をすぐ人型に戻した。「早く天狗(テンコウ)を捕まえ来てね」小荷は公主から預かった白魂珠を渡し、修染を送り出す。「吾輩が戻るまでこの部屋から出てはならぬ、いいな?」(*´・_・)、お、おう落日のしきたりで花婿は初夜を迎える前に幸運の花結びを招待客に投げることになっていた。そこで修染は花結びを得た者に白魂珠を贈ると発表し、莫羽寂(バクウジャク)に目配せして放り投げる。すると羽寂と呼延昊(コエンコウ)が同時に花結びをつかんだ。羽寂は仲良く白魂珠を2つに割って公平に分けようと提案し、すかさず修染が賛同する。しかし修染が隕鉄でできた何でも斬れるという剣を手にすると、呼延昊が慌てて止めた。「少将軍、割る必要はない」呼延昊は祭壇へ近づき、いきなり白魂珠の箱を奪って逃げてしまう。呼延昊の指笛を聞いた刺客が楼閣に火を放った。小荷は外が急に騒がしくなって不安になり、約束を破って部屋を出てしまう。すると衛兵の中に兄・蘇子墨(ソシボク)を見つけ、思わず後を追った。しかし突然、刺客に襲われ、さらわれてしまう。修染は呼延昊を追いかけ、山間で対峙した。その時、日光に当たった呼延昊の目に三日月が見える。「呼延将軍、いや天狗と呼ぶべきだな」「まさか見破られるとは…さすがは玉狸星の王子だ」そこで呼延昊は魂珠の力を使おうと化粧箱を開けたが、中身は饅頭(マントウ)だった。驚いた天狗は一撃を放ち、修染が避けた隙に逃げてしまう。すると洛風が駆けつけた。「少将軍、大変です!小薄荷が行方知れずに…」小荷が目を覚ますと、見知らぬ小屋ではりつけにされていた。するとそばに兄の姿がある。しかしどんなに呼びかけても子墨は無反応だった。「叫んでも無駄だ、そやつは私の傀儡だからな」小屋に入ってきたのは呼延昊に取りついた天狗だった。あの夜、小荷は宴席に残っていた呼延昊に修染の行き先を尋ねたが、実はその時、天狗に記憶を読み取られていたという。天狗は修染の正体と小荷との馴れ初めを知り、今回の計画を立てていた。こうして労せず藍魂珠を手に入れた天狗、そこで残りの魂珠を手に入れるため王府に矢文を放つ。…戌の刻、紅白の魂珠を携え1人で森へ来い…弓矢には確かに修染が小荷に贈った鈴の腕輪があった。羽寂は第三試合で襲撃された時、刺客たちが落桜花を恐れていたと教えた。洛風も確かに小荷が落桜花が入った箱を開けた時、刺客が動けなくなったと思い出す。「天狗の弱点なのでは?」修染は約束通り独りで森に現れた。そこで魂珠を渡すふりをして空の化粧箱を投げ、その隙に小荷を解放する。( ゚д゚)b<藍魂珠は天狗の腰袋の中よ!再び騙された天狗は激怒、しかしその時、物陰に潜んでいた羽寂たちが高台から一斉に落桜花の花粉を撒き散らした。すると傀儡だった刺客たちが一斉に目を覚まし、子墨も正気に戻って妹と再会を果たす。追い詰められた天狗は逃げ出したが、先回りした羽寂と公主が行く手を阻んだ。後ろからは修染が追いつき、天狗はついに挟み撃ちにされてしまう。修染たち3人は一斉に天狗に襲いかかり、公主が藍魂珠の入った腰袋の奪取に成功した。そこへちょうど小荷が駆けつけ、公主が藍魂珠を返す。しかし強敵の天狗を前に3人は苦戦した。すると洛風が到着、公主をかばって負傷してしまう。その時、月が消え、暗闇が広がった。「ウェッ~ハッハハハハ!天は我に味方した!」実はその夜は月食だった。天狗は月食により霊力が増大、修染はまともに一撃を食らい、激しく血を吐いて倒れてしまう。驚いた羽寂は小荷に兄を連れて避難するよう叫び、公主たちと協力して天狗を捕らえることにした。小荷は草むらに隠れ、修染を抱きしめながら必死に呼びかけた。その時、修染がうっすら目を開き、小荷の頬に手を伸ばそうとするも息絶えてしまう。「目を開けて!臭猫!あなたが好き!本当に好きよ!ねえ、どうして何も言ってくれないの?! どうしよう…どうしたらいいの?…ねえ、どうしたらいい?!うわーん!」小荷はなす術なく号泣、涙が藍魂珠にこぼれた。すると涙を吸い込んだ藍魂珠が輝きを取り戻し、修染が再び目を開ける。(꒦ິ⌑꒦ີ)…うわーん…(˙꒳˙)ほえ?…(꒦ິ⌑꒦ີ)うわーん!生きてたーっ!修染は藍魂珠の力で息を吹き返し、復活を果たした。そこで鈴がついた腕輪を小荷の手首にはめてやる。「この鈴が鳴ったら駆けつけると約束した…二度と外すなよ」小荷はうなずくのが精一杯、思わず修染に抱きついて安堵の涙を流した。羽寂たちは必死に応戦していたが、天狗の相手ではなかった。その時、修染が現れ、天狗に飛びかかる。藍魂珠の力はすさまじく、天狗は殴り飛ばされ、首をつかまれた。「喜ぶのは早い、私を倒してもさらなる敵が待っている…ぐぐぐ…」すると修染は白魂珠を取り出し、天狗を閉じ込めた。修染は天狗を退治し、落日を救った。こうして和親がなくとも落日国と天璃国の和議が成立、さらに落日王は恩人の少将軍に白魂珠を贈る。修染は任務を終え落日を発つことになったが、羽寂だけはまだ数日ほど留まりたいと頼んだ。小荷は誕生日に渡すはずだった龍仔(リュウシ)を子墨に贈った。しかし兄が操られていたなら、誰があの文を送ってきたのだろうか。すると子墨は魂珠を狙っている者が他にいるかもしれないと警戒した。一方、公主をかばって負傷した洛風は調印式を欠席、独り部屋に残って手当てしていた。そこへ公主が駆けつける。公主は自分をかばってくれた洛風を黙って介抱し、その優しさを実感した。修染と小荷は2人だけで最後の落日王府での時間を過ごした。すると修染が急に約束を覚えているかと聞く。「お前の兄を見つけたら主従関係を取り消すと…」つづく( ๑≧ꇴ≦)視聴者を盛大に裏切る天狗の正体よぉぉぉ…って、不覚にも小荷にもらい泣き…してないw
2022.01.17
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我的宠物少将军 be my cat第11話南屏晩(ナンヘイバン)公主の婿選びに参加した莫修染(バクシュウセン)たち。すると第二試合の宝探しの最中、蘇小荷(ソショウカ)が再び黒衣の刺客に襲われてしまう。しかし危ないところで修染が駆けつけ救出、こうして宝物を発見できた修染と莫羽寂(バクウジャク)、呼延昊(コエンコウ)の3人が第三試合に駒を進めた。羽寂は修染が刺客から小荷を救出したことから、2人の仲が接近することを恐れた。そこで宴の席で自分が天狗(テンコウ)を捕まえて見せると釘を刺し、小荷を決して譲らないと牽制する。修染は相手にしなかったが、その時、しつこく言い寄る呼延昊に嫌気が差した公主が怒って帰って行った。すると修染は洛風にすぐ追いかけるよう促す。「少将軍…しかし…」「いいからすぐ行け」修染は洛風が駅站で公主を介抱してから密かな恋心を抱いていると気づいていた。一方、小荷は雷(ライ)侍衛に呼ばれ、宴を抜け出して蕭(ショウ)大人に会っていた。蕭大人はどうやら刺客が小荷を狙っていたようだと話し、落日(ラクジツ)に敵でもいるのかと聞く。しかし小荷は初めての土地で敵などいるはずがないと答えた。「では兄君の蘇子墨(ソシボク)はどうだ?」「兄をご存じで?兄を探しているんです、何か手がかりが?」しかし蕭大人は王子から兄がいると聞いただけだと言った。小荷は宴に戻ったが、すでに散会していた。しかし公主に振られて独り泥酔している呼延昊を見つける。「少将軍を知りませんか?」「池の方に行ったぞ」その頃、修染は庭石に腰掛け、何やら考え事をしていた。…刺客は明らかに吾輩と小薄荷を狙っている、一体、何者だ?…小荷は難しい顔をしている修染を見つけた。しかし修染は小荷の額に赤く光る印を見て驚愕する。その印は落日に発つ前、姉・布偶(フグウ)から聞いた話と同じだった。『天狗の目は日光に当たると独特の三日月の形が現れる 天狗は孰湖(ジュクコ)に次ぐ強者(ツワモノ)、落日では十分、用心して』天狗は人の心を読んで傀儡にしていた。一度、心を読まれると眉間に赤い印が光るという。何も知らない小荷は蕭大人に呼び出されたと報告、兄のことを知っていたと怪しんだ。すると修染は赤い印のことは隠し、くれぐれも勝手に行動するなと釘を刺して帰ってしまう。「ちょっと!話はまだ終わってない!」一方、洛風は泥酔する公主に付き添っていた。公主は修染が小荷を刺客から救った場面を目撃し、どうせ少将軍は自分に興味がなく、小荷にはかなわないと嘆く。「あんな風に私を助けてくれることはないわね…」すると公主は洛風の腕の中で眠ってしまう。「私が助けますよ」翌朝、公主は吹っ切れたのか、修染を訪ねた。少将軍の目的が小荷のために白魂珠を手に入れることだと気づき、白魂珠を譲るという。「これで天狗を捕まえて、無理強いはしたくないの、試合は棄権して欲しい」しかし修染は受け取らなかった。「天狗の話は内密に…恐らく近くにいるはずだ」修染は天狗が人の心を操る術を持つため、早く捕まえねば落日も危険だという。「でも策はあるのか?」「もちろんだ(๑•̀ㅂ•́)و✧」第三試合の課題は3年に一度だけ花が咲くという落桜花(ラクオウカ)を手に入れることだった。落日では英雄が愛する女子に愛を誓う時、この花を採りに行くという。「険しい道のりになるゆえ、くれぐれも用心を…最終地点で到着を待っています」修染は蕭大人が天狗だと疑い、警戒した。修染たちは早速、森へ入った。小荷は相変わらず自分に冷たい修染に不満が募る。すると一行はまやかしの術でいつの間にか同じ場所へ戻っていた。どうやら敵が近くに潜んでいるらしい。修染は小荷に危険が及ぶと考え、ここは別行動にしようと決めた。そこで突然、木に駆け登ると、方角を見極めて先に行ってしまう。最終地点に現れたのは修染と羅針盤を持っていた呼延昊だった。2人は同時に落桜花の箱に手をかけたが、その時、刺客が襲撃する。するとちょうど羽寂と小荷が到着、争いに巻き込まれてしまう。一方、修染は逃げ出した蕭大人を追いかけ捕まえていた。そこで目潰しをかけて瞳孔を確認したが、三日月の印がない。…こいつは天狗ではないのか…小荷は戦闘のどさくさに紛れ、こっそり化粧箱を奪取した。しかし刺客が気がついて襲いかかってくる。驚いた小荷は箱の蓋を盾にしたが、その時、刺客は急に記憶が蘇り妹の小荷を殺せなくなってしまう。するとそこへ修染が現れ、驚いた刺客は撤収した。小荷は修染が自分を守るため置いてきぼりにしたと分かっていた。そこで落桜花を修染に譲り、仲直りしようという。修染は内心うれしかったが、結局、天狗を見つけられず、このまま公主を娶るふりをして天狗をおびき出すしかなくなった。第三試合で落桜花を手に入れた修染が公主の花婿に決まった。明日はいよいよ婚礼、その夜、修染は洛風にくれぐれも計画通りに動くよう釘を刺しておく。すると酒に酔ったことなどない小荷が泥酔して現れた。(ΦωΦ)<酔った姿もものすごく可愛いニャ…悪酔いした小荷は公主を娶らないで欲しいと散々からんだが、修染は手刀で小荷の首を突き眠らせてしまう。(ΦωΦ)<許してくれ、無茶はさせたくない、傷つけたくないんだ…翌朝、洛風は公主の身代わりになるため花嫁になりすました。その頃、小荷はようやく目を覚ましたが、いつの間に自分の部屋に戻ったのか覚えていない。外に出てみると王府は公主と少将軍の婚礼を祝う赤い布で覆われていた。小荷は回廊で偶然、侍女とすれ違ったが、その時、おかしなことに気づく。つづく( ̄▽ ̄;)てっ展開は早いのよ、展開は…
2022.01.16
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我的宠物少将军 be my cat第10話白魂珠を手に入れるため南屏晩(ナンヘイバン)公主の婿選びに参加することになった莫修染(バクシュウセン)。洛風(ラクフウ)は試合に勝てば公主と婚姻することになると警告したが、修染はこれも時間稼ぎだという。「勝ったらお前を公主の婿に据えてやる」一方、蘇小荷(ソショウカ)は自分に告白しながら婿選びに名乗りをあげた修染に不満を募らせた。しかし目的は婿の座ではなく自分のために白魂珠を得ることかもしれないと思い直し、本心を探るため修染の部屋へ向かう。するとちょうど洛風が小荷の気持ちを心配していた。回廊で聞き耳を立てる小荷、その時、修染はわずかな鈴の音に気づく。「な~に、あやつは吾輩の魅力に夢中だ、寵愛を得られて光栄だと思っている」小荷は相変わらずうぬぼれの強い修染に呆れ、怒って帰って行った。(ΦωΦ)<ふふ、昨日の言葉に感動して機嫌を損ねたふりでまた告白させる気だな?そうは行くか洛風は少将軍に敬服した。確かに人は嫉妬してこそ己の本心に気づくもの、小荷は必ずや少将軍を止めて愛の告白をするはずだという。莫羽寂(バクウジャク)が小荷の部屋にやって来た。そこで婿選びに参加するのは小荷のために白魂珠を手に入れたいからだと告げる。修染の態度にへき易していた小荷には渡りに船、2人で協力したいと申し出た。落日王府に花婿候補たちが揃った。候補の中には公主が嫌う落日王の側近・呼延昊(コエンコウ)の姿もある。そこへ小荷がやって来た。修染と洛風はてっきり小荷が止めに来たと思ったが、実は羽寂と一緒だと知って落胆する。すると進行役の蕭(ショウ)大人が試合の説明を始めた。試合は全部で3つ、優秀な成績の候補が次の試合に進めるという。しかし驚いたことに第一試合は″対(ツイ)″を題材に刺繍の腕を競うことだった。これは王妃の希望で、娘のために己の限界に挑戦できるか見たいという。説明が終わり、落日王は最後に試合に勝った候補へ贈る宝物を運び入れた。そして自分の懐から白魂珠を出す。花婿候補たちは美しい魂珠に目を奪われたが、修染と小荷は顔を曇らせた。…天狗の模様がないわ…逃げ出したのか?今日は刺繍の練習日、そこで小荷は落日で最高の刺し手を見つけ、羽寂の指導を頼んだ。憤慨した修染と洛風は繍春坊に先回り、小荷と羽寂に闘志を燃やす。(ΦωΦ)<小娘め、吾輩に逆らうとはいい度胸だ( ̄^ ̄*)<ふん、そんなに公主を娶りたいんだ?やがて熱心に刺繍をしている修染の元に店主が刺した穴が残らないという象牙の針を持って来た。しかし修染が急に立ち上がって店主にぶつかり、針を落としてしまう。店主は慌てて針を拾ったが誤って指を刺した。すると急に気が触れたように笑いながら出て行ってしまう。修染は店主を怪しみ、洛風に目配せして針を調べるよう指示した。鴛鴦(オシドリ)の刺繍をしていた羽寂だったが、どこか気品が足りないと漏らした。すると小荷が糸のせいだと教え、七彩糸を使うよう助言する。「私が買って来ます」洛風が報告に戻ると、少将軍の部屋は刺繍糸が蜘蛛の巣のように張り巡らされていた。「少将軍、これは何ですか?」「七彩糸だ(ブスッ」すると洛風は針に西域の珍しい毒が塗られていたと伝える。工房の主人は大金を積まれて毒を塗ったと認めたが、依頼人は仮面の男で顔が分からなかった。恐らく駅站で襲って来た刺客と同じ、天狗の配下だろう。第一試合は王妃の独断で莫羽寂が勝者となった。少将軍が好きな公主は父に泣きつくが、落日王は王妃に頭が上がらない。そして第二試合に進む候補が発表されたが、修染は途中で出て行ってしまう。小荷はヘソを曲げた修染の様子を見に来た。すると洛風がひとり部屋に張り巡らされた糸を回収している。洛風は小荷のせいで小将軍が落ち込んでいると責め、試合に勝ったら白魂珠を小荷に贈るつもりだったと教えた。例え試合に勝っても公主を娶るつもりなどなかったという。「確かにうぬぼれが強いが、口下手なだけで、そなたへの想いは本物なんだ」一方、天狗は莫修染の弱点がどうやら侍女だと報告を聞いた。「なるほど、明日の試合で手を下すぞ…ワハハハハ~」第二試合では知力を争うことになった。屋敷のどこかに隠したかんざし・くし・髪飾りを探し出し、探し当てた3人が次の試合に進む。その時、少将軍を助けるため公主が現れた。すると小荷は修染と公主が楽しそうに話す様子に気づき、面白くない。宝探しの間も2人が気になり、部屋の前で思わず聞き耳を立ててしまう。実はその時、修染は公主のおかげで宝探しの大きな手がかりを得ていた。散々、修染をやきもきさせて来た小荷だったが、今度は自分が嫉妬する羽目になった。修染の本心を知りたい小荷、しかし修染は淡々と宝探しに勤しむ。すると小荷が独りで正殿に現れた時を狙い、潜んでいた刺客が襲いかかった。その時、修染が現れ小荷を助けたが、暗器を避けるため咄嗟に手に入れた宝箱を投げてしまう。「私につかまれ!」小荷は無我夢中で修染に抱きつくと、修染は帷(トバリ)をつかんで宙を舞った。そこへ洛風が呼んだ衛兵が駆けつけ、刺客は退散する。つづく( ๑≧ꇴ≦)ちょwww天狗の仮面が雑すぎるwwwそれにしても女主、好きになれないわ~いや顔は可愛いのよ( ̄▽ ̄;)
2022.01.12
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我的宠物少将军 be my cat第9話莫羽寂(バクウジャク)は小醤油(ショウショウユ)を預かり、雌の猫と見合いをさせた。しかし盛りではなかったのか、嫌がって側仕えの青雲(セイウン)まで引っかかれてしまう。すると南屏晩(ナンヘイバン)公主が現れ、妙策があると言った。弟には強がってみせた公主だったが、やはり利害が一致している二少爺に手を貸すことにする。「落日には獣を飼い慣らす習慣がある」蘇小荷(ソショウカ)は羽寂に咕咕狸(ココリ)を預けたものの、次第に心配になっていた。そこへ洛風(ラクフウ)が現れ、公主と二少爺が咕咕狸を去勢するらしいと知らせる。驚いた小荷は慌てて裏手の小屋へ駆けつけ、外で待っていた羽寂と公主を激しく非難した。「私の猫に何てことを?!」小荷は2人を押しよけ、間一髪のところで咕咕狸を救出した。その頃、莫修染(バクシュウセン)を狙う謎の男がいた。覆面で顔を隠した男は莫修染が落日に来ると知り警戒する。「準備は良いか?」翌日、修染は屋根の上に登ったまま降りてこなかった。心配した小荷は自ら屋根に上がったが、修染は口もきいてくれない。そこで小荷は修染が最近、機嫌が悪く苛立っていると指摘、契約を取り消すことばかりしか頭にないと嘆いた。「…契約は取り消さない、魂珠も見つけてやる!プイッ!」「やっとしゃべったわね~クスッ」すると小荷は手作りの薄荷の匂い袋を贈った。「これで機嫌を直してくれる?どうして最近、二少爺に攻撃的なの?何か誤解していない?」「お前が好きだから!」思いがけず修染から告白され、小荷は危うく屋根から落ちそうになった。その時、修染が咄嗟に小荷を抱きとめ、そのまま2人で庭にある鞦韆(シュウセン)へ飛び移る。見つめ合う二人、そこで修染は小荷に口づけしようとしたが、小荷は花粉症で思い切りくしゃみが出てしまう。そんな仲睦まじい2人の様子を偶然、公主と羽寂が見ていた。小荷は気まずくなって逃げるように部屋に戻って行った。すると羽寂が現れ、修染を酒に誘う。羽寂はこれまで兄と争った事はなかったが、酔った勢いで小荷だけは譲れないと切り出した。一方、小荷は修染の告白に困惑していた。「はっ!生き物が主を慕う感覚と同じかしら?…確認しよう!」すると修染が二少爺の部屋で酔っぱらっている。「またお酒を飲んだのね?…帰るわよ!」しかしそこへ公主までやって来た。公主は少将軍と酒を飲みたいと訴えたが、小荷は修染が酔い潰れて猫に戻ってしまうと焦り、代わりに自分が相手をすると申し出る。実は修染と羽寂が飲んでいたのは″男児涙(ダンジルイ)″と言われる落日の強い酒だった。容易に涙を見せられぬ男でさえ泣くほど強い酒だという。「これを飲む勇気があるの?」「もちろん!」修染と羽寂は早々に潰れた。すると泥酔した公主は小荷が本当は少将軍を好きだと問い詰めながら眠ってしまう。小荷は外で控えていた洛風に公主を預けて送り出すと、羽寂が不意に目を覚ました。「小薄荷、悪かった…勝手に去勢なんて」「いいのよ、じゃあ小将軍を連れて帰るわね」洛風は泥酔した公主を送り届けた。しかし公主は洛風を少将軍だと間違って押し倒し、そのまま眠ってしまう。小荷は大きな修染を何とか支えて部屋へ送り届けた。すると修染はまだ告白の返事を聞いていないと迫る。「これは梁山伯が祝英台を想う気持ちと同じだ…」「よかったら雌猫を紹介するわよ?」なかなか本気にしない小荷だったが、修染が急に手を握り締めて真面目な顔になった。「″好き″とは何なのかやっと分かった… お前がいないと不安になるが、距離が近すぎても落ち着かない お前が喜んでいると吾輩も嬉しい、悲しんでいる時は吾輩も辛い 玉狸星に帰ることも、もう諦めた…ずっとお前のそばにいたい」修染は小荷に口づけしようとしたが、ふと思い直しておでこにそっと触れた。その時、突然、給仕が戸を叩いた。「汁物を届けに来ました」給仕は″洛将軍″からの差し入れだと言った。曲者だと気づい修染は汁物を手にしたが、飲むふりをして投げ捨てる。すると潜んでいた黒衣の刺客たちが現れた。小荷は何事かと驚いて様子を見に行くと、修染が刺客と応戦している。一方、洛風は何とか公主を寝台まで運び一息ついていた。その時、急に外が騒がしくなる。公主は剣戟の音で目を覚ましたが、洛風の姿に驚いて思わず引っ叩いた。刺客は修染の敵ではなかった。そこで刺客は咄嗟に小荷に襲いかかり、修染は小荷をかばって背中を刺されてしまう。しかし洛風が兵士を連れて駆けつけ、刺客たちは慌てて逃げて行った。小荷は修染の傷の手当をした。「さっきはありがとう…だけど次からはもう無茶しないでね、軽い傷でよかった」修染は隙を見てまた小荷に口づけしようと迫るが、小荷に引っ叩かれてしまう。翌朝、公主と王子は自分たちの地盤で少将軍が襲われたことに憤った。修染の話では刺客が何者かに操られているようで、自我を失い、痛みすら感じていない様子だったという。追跡した洛風は刺客の逃げ足が早く、落日の方向へ消えたと報告した。(ΦωΦ)<ん?洛風、その顔どうした? ( ̄▽ ̄;)<あ…転びました…すると修染は傀儡の術を操る天狗(テンコウ)の仕業だと考えた。「白魂珠を見つければ問題はおのずと解決する…」その頃、天狗は莫修染の暗殺に失敗した配下に激怒していた。しかし配下を殺さず、再び薬を飲ませて操る。「白魂珠を手に入れるまでは殺す価値もない…」薬を飲まされたのは小荷の兄・蘇子墨(ソシボク)だった。修染たちは無事に落日城内へ入った。すると公主を慕う呼延昊(コエンコウ)が一行を出迎える。馬車を降りた羽寂は、修染と小荷が仲良くお揃いの襟巻きをしていることに気づき、面白くなかった。白魂珠は落日王が持っていた。実は公主の嫁入り道具のひとつで、少将軍を招いたこの機に婿選びの試合を開催したいという。小荷のために白魂珠を手に入れたい修染と羽寂も参加を決めたが、小荷は自分に告白したはずの修染が名乗りを上げたことに不満が募った。つづく(  ̄꒳ ̄)もう放置しようと思った矢先、まさかの死ね死ね団wあの厚化粧が気になるわ〜無駄に復活する視聴意欲w
2022.01.11
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我的宠物少将军 be my cat第8話落日へ向かう道中、蘇小荷(ソショウカ)は馬車の揺れに酔って気分が悪くなった。異変に気づいた莫修染(バクシュウセン)は洛風(ラクフウ)に馬車を停めさせ、山道を探ると言ってこっそり薬を調達する。しかし戻ってみると小荷は莫羽寂(バクウジャク)から絵をもらって楽しそうに話していた。憤慨した修染は洛風に薬を投げ渡し、もう一台の馬車から南飛徳(ナンヒトク)王子と侍女を追い出して独りで乗り込んでしまう。やがて今夜の宿となる駅站(エキタン)に到着した。主の嫉妬に気づいた洛風は、風流な二少爺に対抗するためには経験を積んで戦術を磨くべきだと助言する。「まずはこちらをどうぞ、小薄荷に買っておかせました」洛風はこんな事もあろうかと恋物語の名作を何冊も用意していた。「…口を出す暇があったらお前こそ兵法を読め」修染は早々に洛風を追い払って″梁山泊(リョウザンパク)と祝英台(シュクエイダイ)″の絵本を読んだ。すると意外にも感動して泣いてしまう。″梁山泊と祝英台″は主人公の2人が2匹の蝶に姿を変えていつまでも愛し合ったと結んでいた。そこで修染は蝶が舞う中で甘い言葉をささやき小荷の気を引こうと画策する。しかし裏庭に現れた小荷は偶然にも水辺で琴を弾き始めた羽寂に気づいて方向転換した。修染は追いかけようとしてうっかり蝶が入ったカゴを倒し、蝶は香り袋を持っている羽寂の方へ飛んで行ってしまう。すると小荷は羽寂の美しい琴の音色に蝶まで集まって来たと感激した。計画が失敗したどころか羽寂の恋を手助けしてしまった修染。部屋に戻り悶々としていたが、ふと″梁山泊と祝英台″の絵本でも恋敵となる馬文才(バブンサイ)の存在が2人の愛の真摯さを際立たせていると気づいて奮起する。すると洛風が自分の変貌術を使い、少将軍が羽寂になりすまして小荷から嫌われるよう仕向ければいいと助言した。小荷は羽寂と村の琴坊へ行く約束だった。羽寂に変身した修染は何食わぬ顔で一緒に出掛けてしまう。一方、洛風は少将軍の身代わりを務めることになった。すると少将軍に想いを寄せる南屏晩(ナンヘイバン)公主が市場へ行こうと誘いにやって来る。洛風は具合が悪いと断ったが、公主がちょうど弟のために医者が来ていると呼んでしまう。「急に元気になりました!出掛けましょう!」今日の羽寂はどこかおかしかった。大人げなく子供にからんだり、わざと射的に失敗して小荷に嫌われようとする修染、しかし羽寂の姿とは言え小荷と過ごす時間は楽しい。すると運悪く市場で公主と自分に成り済ました洛風に遭遇してしまう。(ΦωΦ)<仮病のはずだろう?( ・ノェ・)コショッ<公主が恐ろしげな医者を呼んで八つ裂きにされるところだったんです!(ΦωΦ)<羽寂の方は大丈夫だろうな?( ・ノェ・)コショッ<はい実は洛風は二少爺に黄連(オウレン)を使っていた。公主は仲良しな兄弟の様子に目を細めた。しかし小荷は2人の様子でいよいよ変だと気づき、ある方法を思いつく。小荷は2人の元へ向かうと、急に龍仔(リュウシ)を出した。すると羽寂が驚き、修染が慌てて小荷を遠ざけてくれる。(  ̄꒳ ̄).oO(やっぱり、ドラ猫が二少爺になりすましているのね…そこで小荷は4人で琴坊へ行こうと誘った。小荷は店の千頭琴に目をつけ、羽寂に弾いて欲しいと頼んだ。修染では弾けないと高を括ったが、驚いたことに偽羽寂は見事な音色を響かせる。公主は羽寂の腕を絶賛、洛風も思わぬ主の才能に拍手した。(ΦωΦ)<ふふふ、吾輩にできぬことなど何もないのだ~一方、羽寂は側仕えの青雲(セイウン)から洛風からもらった汁物に下剤が入っていたと報告を聞いた。その夜、小荷が部屋に戻ると修染がいた。すると謎の踊りを披露する。「これこそが玉狸星の求愛の舞だ」修染は小荷に花を一輪差し出し、今夜は小荷の好きにしろと迫る。「抱擁しても構わぬぞ?」「チッ、白い菊なんて縁起でもない!」小荷は羽寂に成り済ましたことを指摘したが、そこへ運悪く羽寂がやって来た。「早く出て行って@窓」「嫌だ!」そこで仕方なく魂珠を使って猫に変えてしまう。↓やられた…またこの手か…小荷は羽寂にこっそり猫を飼っていると教えた。すると羽寂が琴坊へ行けなかったことを謝罪、小荷は笑ってまた今度と言う。(ΦωΦ)ピキッ<今度だと?!咕咕狸は興奮し思わず羽寂に飛びかかってしまう。公主は少将軍と羽寂の関係がおかしいと気づいた。すると王子が2人は小荷に惚れていると教える。何でも少将軍が小荷に花を買っているのを見たとか。「全て白い菊だった、薄気味悪かったよw」「贈り物に白い菊?…やはり少将軍は人並外れているわ~ ←違うw それにしてもお前がこれほど耳ざといとはねえ~」「全部、姉上のためだろう?それより姉上は二少爺と手を組んだ方がうまく…」「黙れ!私を見くびるな」小荷は羽寂に成り済まして自分を騙したお返しに咕咕狸をカゴの中に入れた。すると羽寂が現れ、小醤油はさかりがついたせいで興奮したのだという。「元宝もそうだった」そこで自分が預かりたいと申し出た。小千は咕咕狸を反省させようと羽寂に預けたが…。つづく(  ̄꒳ ̄)もうどうでもいいのですが…猫が見たいw
2022.01.08
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我的宠物少将军 be my cat第7話錦鯉が紅魂珠に戻ったものの、深手を負った蘇小荷(ソショウカ)は昏睡状態になった。莫正庭(バクセイテイ)の見立てでは3日ほど薬を飲み続ければ治るが、身体を冷やしてはならないという。小荷を守ってやれなかった莫修染(バクシュウセン)は責任を感じ、日夜つき切りで看病した。うまく飲み込めない薬湯を口移しで流し込み、夜は猫の姿に戻って小荷に寄り添い温めてやる。こうして咕咕狸(ココリ)の献身的な手当により小荷は2日目に無事に目を覚ました。苦い薬を飲みたくないと駄々をこねる小荷、すると修染は再び口移しで飲ませてしまう。( ゚д゚)・・・突然のことに小荷は唖然となったが、なぜか怒ることができなかった。南屏晩(ナンヘイバン)公主は弟を助けてくれた小荷に感謝し、宴席を設けた。実は昨日、落日(ラクジツ)の父から文が届き、少将軍を招いて和議を結びたいという。そして兄を探していると言う小荷に恩返しとして紅魂珠を譲った。すると南飛徳(ナンヒトク)王子が似たような白い玉を見たことがあるという。「中に犬がいた?!」「いたいた!」喜んだ小荷は白魂珠を探すため、修染と一緒に落日へ行くと決める。一方、玉(ギョク)夫人は心を入れ替え、息子に今後は自由に生きるよう伝えた。母に感謝する莫羽寂(バクウジャク)だったが、玉夫人から欲がなくても譲れない物もあると見透かされてしまう。修染は焼き魚店を訪ね、布偶(フグウ)に白魂珠が落日にあると教えた。しかし布偶は順調すぎると気づき、まるで誰かに導かれているようだと疑う。(ΦωΦ)<まさか孰湖(ジュクコ)が?でも死んだはずだ翌朝、小荷が猫屋敷を訪ねると、なぜか修染が扇子で顔を隠していた。何かおかしいと気づいた小荷は扇子を取り上げ、修染の顔をまじまじと見つめる。すると修染は小荷に見惚れてしまい、鼓動が激しくなった。思わず口づけしそうになる修染、しかし小荷が薄荷の葉をくわえさせる。「猫はアゴ周りが荒れるのね、大したことはなさそうだけど、吹き出物には薄荷が効くわ」そこへ偶然、洛風(ラクフウ)が現れ、親密そうな2人を見て慌てて引き返した。洛風はいつの間にか少将軍と小荷の仲が進展していたことに驚いた。しかし修染はこれも主従関係を取り消してもらうためだと自分の気持ちを認めない。「まさか当事者が気づいていないんですか?」呆れた洛風は賭けをしようと持ちかけた。「望むところだ!負けたら練兵場を30周な」小荷が落日への買い物で留守のため、今日は侍女・霜華(ソウカ)が修染に仕えることになった。すると霜華は何も言われずとも毛皮の外套を着せ、肌荒れが気になれば正庭からもらった軟膏を差し出す。厨房には好物の菓子を作らせ、非の打ち所がない霜華、しかし洛風は完璧すぎて人間味がないとケチをつけた。土産探しに街へ出た公主は偶然、小荷と出くわした。そこで何か変わった土産がないか相談すると、小荷は持ち帰れない特産品があるという。それは布偶(フグウ)の店で食べられる焼き魚だった。一方、修染と洛風は落日へ随行させる精兵を選抜していた。天璃の体面にも関わるため、戦に長けるだけでなく徳のある者を選ばねばならない。そこでまずは一次選考で馬歩、二次選考では少将軍の功績を語らせ、三次選考では直接、修染が手合わせした。小荷は修染にすっかり傾倒している公主に困惑した。そこで欠点を並べ立てるが、公主はむしろ少将軍も血の通った人間だと安心する。一方、練兵場から戻った修染は不機嫌だった。洛風はやはり小荷がいないと集中力に欠けていると指摘、本心に気づくべきだと訴える。しかし修染は洛風の負けと決めつけ、走って来いと命じた。公主たちと落日に発つことになった修染と小荷。1日ぶりに小荷に会えた修染だったが、思いがけず羽寂が同行したいと申し出た。すると大哥を独りで休ませてやりたいからと、小荷に自分の馬車へ乗るよう勧める。しかし小荷と一緒に乗りたい修染は拒否、さらに少将軍と一緒に乗りたい公主まで現れ、結局、狭い馬車に4人がひしめき合うことになった。おかげで王子は侍女と2人、馬車の中で足を伸ばし快適に過ごす。やがて馬車は郊外の山道へ入った。小荷は揺れのせいで急に気分が悪くなってしまう。つづく(  ̄꒳ ̄)…って何これ?
2022.01.07
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我的宠物少将军 be my cat第6話風月無辺(フウゲツムヘン)で倒れた落日(ラクジツ)の南飛徳(ナンヒトク)王子。王子が使った部屋には争ったような跡があり、蘇小荷(ソショウカ)は琵琶弾きの女子2人と王子の他にもう1人いたはずだと訝しんだ。すると窓枠に落ちている鱗を見つける。妓女はそう言えば水盤の鯉が1匹、減っていると気づいた。そこで小荷は南屏晩(ナンヘイバン)公主が持って来た紅魂珠を化粧箱から取り出して確認、しかし錦鯉は戻っていない。その時、突如、妓女の1人が小荷に襲いかかった。莫修染(バクシュウセン)は魂珠を奪おうとした妓女を撃退したが、小荷は手の甲に傷を負ってしまう。布偶(フグウ)は莫家に弟を訪ねた。咕咕狸(ココリ)は主とすっかり同じ傷を負ったが、自分が怪我をしても小荷には何も起こらないと知り不公平だという。すると布偶が手立てはあると意味ありげに微笑んだ。「ふふふ…血の契りを交わして生死を共にすれば?」「お断りだ」それにしても錦鯉の力はすごかった。しかし布偶はその妓女が錦鯉ではなく玉狸星域から来た魚星人だという。実は魚星で料理を学んだ布偶は魚星人に詳しかった。修染が姐を見送りに出ると、ちょうど小荷が訪ねて来たところだった。小荷は少将軍と布偶が親しいと知って驚いたが、ふと修染の手の傷に気づく。「あなたも傷を?…まさか主従契約のせい?」すると布偶は小荷にも傷薬を渡し、帰って行った。修染は猫屋敷で小荷の手の傷に薬を塗ってやった。すると小荷は修染が莫羽寂(バクウジャク)の呼んだ医者を断り、布偶に傷を見せたことを訝しむ。「何か隠しているでしょう?」そこで修染は話をそらし、実は妓女が錦鯉ではないと教えた。紅魂珠に引き寄せられるのは何も鯉だけでなく、魚星人の特性だという。錦鯉は男の精気を吸って人型を保っていた。男が多くて水に近い場所と言えば風月無辺、錦鯉は必ず妓楼の近くに隠れているだろう。小荷はならば妓女たちに紅魂珠を近づけて正体を暴こうと提案したが、咕咕狸のように主従関係がなければ変身しなかった。「じゃあ変装して探りに行きましょう?」しかし修染は小荷が怪我をすれば自分も無事でいられないと教え、引き止めた。また聖旨が下り、3日で曲者を見つけねば莫一族が刑に処されてしまう。「お前は屋敷にいろ、邪魔をするな」小荷は仕方なく羽寂を頼った。すると羽寂も独自にこの事件をまとめていたという。実は最近、王子とよく似た事件が起きていた。どうやら曲者が動き出したのは半月ほど前で襲われたのは王子が5人目、被害者は男ばかりで、場所はいつも風月無辺のそばだと分かる。犯行は3日おきで時間は必ず亥の刻から子の刻、次に動くのは七夕の今夜だ。小荷と羽寂は錦鯉を捕まえるため、七夕祭りで賑わう市場へ出かけた。しかし市場には恋人同士しか入れないと止められ、小荷は思わず羽寂の腕に手を回して寄り添う。一方、修染は女装した洛風(ラクフウ)を連れて市場にいた。その時、偶然、小荷と羽寂の姿を目撃する。小荷が気になり錦鯉どころではなくなる修染、そうとは知らず小荷は羽寂と夜店を楽しみながら付近を警戒していた。するとどこからともなく女の歌声が聞こえて来る。「この歌声…聞いたことがあるわ」小荷と羽寂は歌声に導かれて歩いている男に気づき、あとを追いかけた。2人は男が裏道に入ったところで捕まえたが、そこへ錦鯉が現れる。「よくも邪魔をしたな」小荷は咄嗟に羽寂をかばい、錦鯉の一撃を受けた。そのせいで修染も打撃を感じ、小荷が襲われたと分かる。急いで駆けつけた修染は錦鯉に襲いかかり、面紗(メンシャ)が落ちた。「念夏(ネンカ)!」羽寂に顔を見られた念夏は驚いて逃げ出してしまう。錦鯉はかつて羽寂の侍女だった念夏に取り憑いていた。当時を知る乳母の話では、念夏が羽寂に想いを寄せていると知った夫人が前途の妨げになると追い出したという。しかも行き先は風月無辺だった。念夏は必死に抵抗していたが、結局、半年前に客を取り、湖に身を投げたという。玉夫人に紅魂珠を売った駿宝斎(シュンホウサイ)に確認したところ、修染の予想通り半年前に輸送中、紅魂珠を湖に落としていたことが分かった。恐らく水のせいで封印が解け、錦鯉が身を投げた念夏に取り憑いたのだろう。話を聞いた公主はあの紅魂珠が本物だと知った。羽寂は謹慎する母を訪ね、兄に毒を盛り、念夏を妓楼に売ったと責め立てた。すると玉夫人は思わず羽寂を引っ叩き、全て羽寂に家督を継がせるためだったと訴える。羽寂は自分のこと理解しない母に落胆し、財産などいらないと言って出て行ってしまう。一方、修染は急に小荷を抱きあげ、猫屋敷に連行した。「な、何よ!私には魂珠があるんだからね!」「他の男と気軽に出かけたな?…他の男に笑いかけるのは許さん!」「どうして?!」小荷は怒って帰ろうとしたが、修染に引き止められてしまう。「お前は私のものだ」すると修染は小荷の手首に鈴のついた腕輪をはめた。「危険な時はこの鈴を鳴らせ、十里以内なら駆けつける」修染は錦鯉を捕まえるため、公主に紅魂珠を借りたいと頼んだ。そこで公主は自分も仲間に入れて欲しいと頼む。修染は了承し、早速、街に告示を貼った。…駿宝斎は明日、紅魂珠の競りを行う…予想通り駿宝斎の倉庫に曲者が現れた。曲者は鍵のかかった化粧箱から魂珠を盗んで倉庫を出たが、網に捕らわれてしまう。そこへ公主が駆けつけた。物陰から様子を見ていた念夏は思わず悔しがり、うっかり物音を立ててしまう。「錦鯉はあそこよ!」公主に見つかった念夏は慌てて塀を飛び越えたが、すでに修染と小荷が待ち構えていた。しかし念夏が術を放ち、修染が小荷をかばっている隙に逃げられてしまう。難を逃れた錦鯉だったが、羽寂に行手を阻まれた。しかし羽寂は錦鯉に突き飛ばされ、危ないところで修染が受け止める。「ありがとう、大哥」すると錦鯉は塀を蹴って飛び上がり、山へ逃げてしまう。修染は洛風に小荷の足止めを頼んで林へ入った。しかし錦鯉を見失ってしまう。すると錦鯉の怪しい歌声が聞こえて来た。「子悠(シユウ)?」咕咕狸はかつて怪我をした自分を助け、可愛がってくれた子悠の幻覚を見てしまう。一方、小荷は洛風に足止めされていた。そこで隙を見て洛風の頭を殴りつけ、林へ入ってしまう。錦鯉の歌声を耳にした小荷は咄嗟に破いた手巾で耳をふさぎ、魂珠の光で修染を探し始めた。小荷はふらふらと歩いている修染の後ろ姿を見つけた。しかしそこへ念夏が現れる。小荷は仕方なく念珠を放り投げ時間を稼ぎ、その間に修染を起こそうとしたが、紅魂珠ではないと気づいた念夏が現れた。小荷は突き飛ばされ木に激突、同時に修染も打撃を受け、それがきっかけで幻覚から目覚める。そこで修染は落ちていた魂珠の力で反撃し、錦鯉を撃退することに成功した。修染は意識を失った小荷を連れて慌てて帰った。すると遅れて羽寂と公主がやって来る。その時、念夏の意識が戻った。念夏は最期に愛する羽寂の顔を見られたと笑顔を見せ、事切れる。こうして念夏に取り憑いた錦鯉は公主が持っていた紅魂珠に戻った。つづく(  ̄꒳ ̄)魚星人って…謎のB級SFかwただどうもねえ〜女主が好きになれないわ(←いや顔じゃなくてキャラ設定が
2022.01.06
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我的宠物少将军 be my cat第5話玉(ギョク)夫人は莫修染(バクシュウセン)の正体が化け猫だと訴え、寝殿から現れた猫に術をかけるよう道士に命じた。困惑する道士だったが、その時、修染が出てくる。「私に用事ならここにいるぞ?」修染は誰かが酒に薬を盛り、あらかじめ猫を準備し、自分に化け猫の疑いをかけたと説明した。「まさか黒幕が玉夫人だったとは驚きましたよ…」しかし玉夫人の侍女・翠巧(スイコウ)が確かに猫の耳が生えていたのを見たという。すると蘇小荷(ソショウカ)が以前、店でもらった猫耳を出した。実は酒に酔うと猫耳をつけて遊んでいるという。あくまで誰かに陥れられたと主張する玉夫人、そこで莫氏は医術に長けた正庭(セイテイ)に修染の酒を調べさせることにした。修染の酒には確かに毒性のある山茄(サンカ)花を含む薬が入っていた。道士は妖魔の正体を暴く杏黄散(キョウオウサン)だと釈明、玉夫人に頼まれたと証言してしまう。焦った玉夫人は道士に惑わされたと訴えた。輿入れ後から修染が別人のようになり、東院から猫の鳴き声がしたり、小蓮(ショウレン)の報告で筆頭侍女の部屋へ行ったところ、修染の衣と猫がいたという。修染は自分の侍女の部屋に入ることが問題かと呆れたが、それより思いがけず小蓮が実は玉夫人の間者だと発覚した。大少爺を陥れた道士と侍女たちは追い出され、莫氏の逆鱗に触れた玉夫人も3年の禁足を命じられた。実はあの時、小荷が機転を利かせ蜂蜜と薄荷(ハッカ)の葉で解毒薬を作り、修染を人間の姿に戻すことに成功する。しかし耳だけはまだ猫のままだった。小荷は思い切って切り落とすしかないと短刀を出したが、修染が指笛で猫を呼び寄せ、時間を稼ぐ。身代わりになってくれた猫は咕咕狸(ココリ)によく似た野良猫、小荷は小醤油(ショウショウユ)と名づけ、可愛がった。「ところで飛び出した錦鯉は?」「安心しろ、必ず見つけてやる」猫屋敷に洛風(ラクフウ)が現れた。実は別れの挨拶に来たという。洛風は見た目が少将軍でも主とは思えず、もはやここに残る意味がないと言った。「はお、ならば送って行こう」そこで修染は洛風との思い出の場所である点心の露店にやって来た。かつて物乞いだった洛風はこの露店で包子(パオズ)を盗もうとしたところを修染に見咎められる。しかし何とか逃げ出し、洛風は無事に幼い子供たちに包子を分け与え、自分は水を飲んでいた。すると修染が現れ、温かい包子をくれる。『私について来い…』咕咕狸の頭の中には少将軍の記憶が全て残っていた。実は咕咕狸と莫修染は一体化したようなもので、修染の記憶に影響されて洛風を厚遇していたという。「さもなければ襲われた時に始末していたぞ?」修染は路銀を渡し、席を立った。「じゃあしっかり生きろよ、あ、これもやる、傷薬だ」小荷は修染に誘われて布偶(フグウ)の焼き魚店にやって来た。しかしどういう風の吹き回しか、洛風が献身的に少将軍の世話を焼いている。洛風はすっかり修染に傾倒し、少将軍は猫界の王者であり、滑らかな毛並みと尖った爪、皆に慕われていると絶賛した。(´⊙ω⊙`)<ちょw毒でも飲んだの?そこへ布偶が小醤油を抱いてやって来る。小荷は小醤油を焼き魚店に預けることにするが、修染は反対した。「平凡な猫の助けなどいらぬ!」「主は私よ!私が決める!」修染は小荷と些細なことで言い争いとなり、勝負に勝てば3日だけ主にすると約束してしまう。(*  ̄-)o″ じゃんけんぽん! ″o(- ̄ *) 小荷はトカゲの龍仔(リュウシ)を利用し、じゃんけんに勝った。そこで酒の肴に踊りを強要したり、買い物に連れ出して荷物持ちにしたり、咕咕狸の能力を使って露店の賭け事で大儲けする。言うことを聞かなければ魂珠で猫にされ、咕咕狸は不満が募った。形勢逆転を狙う咕咕狸だったが、そこへ羽織をまとった小荷が現れ、うっかり見惚れてしまう。しかしこれも毛皮が原因だと気づき、無理やり小荷から羽織を奪い取った。そこへ莫羽寂(バクウジャク)がやって来る。羽寂は先日のお詫びに兄へ貂(テン)の毛皮がついた羽織を持って来た。「小薄荷、羽織らせてくれ」すでに毛皮を脱いだ小荷なら例え密着しても何てことはない。修染は小荷に惚れるはずないと安堵したが、羽寂が詫びに来たと言うのは口実だと分かっていた。「母親の許しを請いに来たのだろう?」「母のためではなくお詫びに来たのです、大哥と争う気はありません」修染は到底、玉夫人を許す気などなかったが、小荷が主の権限で修染に仲直りするよう強要した。「仲直りをするなら握手しなくちゃ」仕方なく嫌々手を伸ばす修染、すると喜んだ羽寂は思わず兄の手を引っ張って抱きついた。莫氏は修染が玉夫人を許したと聞き、懐が深いと感心した。今は兄弟が手を取り合い落日(ラクジツ)との和議を成功させねばならない。莫氏は修染と羽寂に礼部が起草した和議の協議書を見せ、公主と王子の署名が必要だと言った。和議を望んでいる公主は問題ないが、壁となるのは王子だろう。小荷は魂珠から逃げ出した錦鯉を捕まえるため、庭園の涼亭で魚図鑑を調べていた。「錦鯉の色はさまざまであり、輝きを持つ鯉もおり千差万別である 鯉は雑食で適応力が高く、鱗の数で年が分かる、ねえ…」そこへ南屏晩(ナンヘイバン)公主が現れた。公主は小荷が少将軍の侍女だと気づき、話がしたいという。「少将軍が深傷を負って生死の境をさまよった時に妻を取ったが逃げられたと聞いたわ この話は本当なの?」「本当です」「なぜその女子は逃亡したの?少将軍の想い人?」「ご心配なく、少将軍が好きなのは完璧な自分だけです(キッパリ!」すると予想外に公主はさすが豪傑な少将軍だと感激し、惚れがいがあると喜んだ。|ω・`).oO(どうやら男を見る目がないみたい、いや惜しいわ~その時、侍女が王子が倒れたと知らせにやって来た。南飛徳(ナンヒトク)は何かに驚いて卒倒していた。護衛の話では昨日は紅魂珠を持って独りで風月無辺へ行ったという。叫び声が聞こえたので中に入ってみると、王子が倒れて床に紅魂珠が落ちていた。公主は修染たちと風月無辺に駆けつけ、妓女たちから話を聞いた。妓女の話では王子は紅魂珠を手にご満悦だったが、酒に酔うと妓女たちを追い出して独りでこもってしまったという。すると部屋の中を見回していた小荷が訝しんだ。「琵琶弾きの女子2人と王子…もう1人ここにいたはずよ」つづく(  ̄꒳ ̄)猫耳、ここで出て来たのね〜
2022.01.04
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我的宠物少将军 be my cat第4話蘇小荷(ソショウカ)に翻弄され怒り心頭の莫修染(バクシュウセン)こと咕咕狸(ココリ)。姉・布偶(フグウ)の店で気分転換していると、偶然、小荷が莫羽寂(バクウジャク)を連れてやって来た。どうやら羽寂が紅魂珠(コウコンジュ)を見つけ、小荷に渡したらしい。小荷は魂珠を見ながら笑顔を見せ、お礼にごちそうすると言った。「ここの焼き魚やつみれ、最高なの、老板も良い人なのよ?この前の代金も払わなくちゃ」しかしそこへ修染が現れる。「なぜ俺の侍女と一緒に?」羽寂は一緒に食事をしないかと誘い、頼まれ事を手伝っただけだと釈明した。すると修染はいきなり小荷の紅魂珠を取り上げて握りつぶしてしまう。「これは偽物だ、見分けもつかないとは…」小荷は落胆し、仕方なく修染と帰ることにした。…大哥とこんなに話したのは数年ぶりだ…羽寂は2人の背中を見送りながら、どこか嬉しそうだった。猫屋敷に戻った修染と小荷。小荷の話では他にも密かに魂珠を集めている者がいるらしい。(ΦωΦ)<まさか孰湖(ジュクコ)ではあるまいな…いや、ありえん、死んだはずだともかく修染は小荷と違って約束は守ると断言、兄の手がかりである魂珠を探すことにした。早速、咕咕狸の聴覚を使って聞き耳を立てる修染、すると紅魂珠は駿宝斎(シュンポウサイ)という店で売られていると分かる。しかし能力を使いすぎたせいで人間の姿を保つ力がなくなり、修染はそのままばったり倒れた。「えええ!ちょっと~大少爺?!…咕咕狸!莫修染!少将軍?!」驚いた小荷が呼びかけていると、運悪く洛風(ラクフウ)が差し入れを持ってやって来た。洛風はちょうど修染が猫に変身する様子を目撃、差し入れを落として逃げて行ってしまう。「化け猫だぁぁぁ!」いつもはいけすかない修染だが、猫はやはり可愛い。小荷は体力を回復させている咕咕狸に寄り添い、やがて眠くなってしまう。(ΦωΦ)<こやつ…機嫌が良い時はまあまあ…って何を考えてる俺!咕咕狸は夜空を見上げながら、早く契約を取り消して自分の星に帰らねばならないと焦った。翌朝、小荷が目を覚ますと、隣にはすでに修染に戻った咕咕狸がいた。「うわーっ!人の姿に戻っていたなんて…」「人の姿でいられるのは6刻だけだ、まあ吾輩と共寝できて光栄と思…」ボカッ!(o゚Д゚)=O三☆)゚◇゚)))アゥ!「イタタタ…優しくした方がいいぞ?紅魂珠を見つけた」「本当?!」すると小荷は念のため洛風に猫になるところを見られたと伝えておいた。洛風は莫修染が猫妖に殺されたと誤解、敵を討つべく寝殿から出て来た修染に襲いかかった。しかし腕が立つ咕咕狸に叶うはずがない。「殺せ、私は少将軍のしもべ、主を殺された以上、生きる意味はない」すると咕咕狸は修染の記憶をたぐり寄せ、話して聞かせた。あの時、敵軍の奇襲に遭った修染は自分が標的だと気づき、おとりになって配下を逃したという。「お前を助けようとした少将軍の思いを無駄にする気か?よく考えろ」修染と小荷は駿宝斎を訪ねた。しかし一足遅く玉(ギョク)夫人が今朝方、魂珠を買って行ったという。そこで修染は他にも魂珠を探している者がいなかったか聞いた。店主は確かに半月前、蘇(ソ)という書生が来たが、銀子が足りなかったという。「きっと哥哥だわ…」玉夫人は最近の修染の様子がおかしいと訝しく思っていた。輿入れ以来まるで別人のよう、あの日も侍女の箪笥に修染の衣がありながら、中にいたのは猫だけだ。「何か裏があるわ…」すると側仕えの翠巧(スイコウ)がちょうど屋敷に道士が来ていると思い出した。道士は夫人の手の甲に引っかき傷があることに気づき、猫妖かもしれないと言った。見事に言い当てた道士に驚きを隠せない玉夫人、そこで道士は杏黄酸(キョウオウサン)を渡し、これを酒に入れて飲ませれば正体を表すとそそのかす。そんなある日、修染と羽寂は父に呼び出された。実は陛下が落日(ラクジツ)との和議を望んでいるため、公主と王子を都へ招いたという。莫家は和議の話し合いを託されたが、うまく運ばなければ大問題になるだろう。すると羽寂は落日側に弱みを見せないよう進言した。しかし修染は譲歩ばかりでは侮られると指摘、相手の出方を見て要求をのませるべきだという。「うむ、修染がいれば私も心強い、明日、宴を開いて公主と王子を招く」莫氏は息子のどちらかが公主に気に入られ婚姻を結ぶことになれば鼻が高いと言った。宴に現れた落日の南屏晩(ナンヘイバン)公主は早々に修染との手合わせに興じた。「さすがは名高い天璃の少将軍、私の負けだわ」2人は意気投合し酒を酌み交わして席に戻ったが、修染は見知らぬ男の姿に気づく。しかし咕咕狸は修染の記憶を思い出し、その男が叔父だと分かった。(ΦωΦ)<ぁ…数年前に医術の修行に出た修染の叔父か…玉夫人は早速、公主に紅魂珠を送った。しかし公主は偽物だと呆れる。確か10年前に現れたという紅魂珠は中に錦鯉の姿が浮かぶはずだ。そこで修染が魂珠を確認すると、色合いを見るに本物だが錦鯉がいない。恐らく咕咕狸と同じように錦鯉も逃げ出したのだろう。修染は中身がなくても貴重な宝物だと魂珠を贈り、その場を丸く治めた。歓迎の宴が始まり、莫氏の音頭で一同は乾杯した。しかし修染は急に具合が悪くなり、小荷は咄嗟に風邪気味のため酔いが回ったと取り繕う。心配した莫氏は退席を許し、修染は小荷に支えられながら帰って行った。すると後を追って来た翠巧に修染の猫耳姿を見られてしまう。翠巧の報告を聞いた玉夫人はほくそ笑み、客人に面白い出し物を用意したと伝えた。修染は毒酒のせいで猫に戻った。小荷は咕咕狸を抱いておろおろするばかり、そこへ洛風が現れる。「早く逃げろ!安全な場所へ案内する」その時、外から玉夫人の声が聞こえて来た。仕方なく洛風は莫氏たちを出迎え、少将軍なら休んでいると報告する。しかしここで引き下がれない夫人、道士を呼んでお祓いを始めると、寝殿から猫が現れた。道士は猫を捕まえた。そこへ猫を追って小荷が飛び出してくる。「老爺、夫人、実は少将軍が昨夜、拾って来た猫です、ご迷惑をおかけいたしました」すると夫人は侍女を捕らえろと命じた。羽寂は慌てて間に入り母と対峙、莫氏は客人の前で面目が立たない。「これが出し物か?恥をかかせないでくれ」「老爺、皆に証人になって頂きます、この猫こそ莫修染なのです!」莫氏は突拍子もない話に呆れたが、玉夫人は道士に術をかけろと迫った。つづく
2021.12.29
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我的宠物少将军 be my cat第3話主と真実の愛の口づけを交わせば主従契約を取り消せると知った莫修染(バクシュウセン)こと猫王子・咕咕狸(ココリ)。そこで腹心・洛風(ラクフウ)が手に入れた蘇小荷(ソショウカ)の夢のデートを実現し、心をつかもうと考えた。一方、西院の玉(ギョク)夫人は実子の羽寂(ウジャク)に家督を継がせるため、継子の修染を排除しようと画策していた。すると東院に送り込んだ間者の小蓮(ショウレン)が報告にやって来る。実は大少爺が筆頭侍女にした娘と買い物へでかけたが、途中で娘は1人でどこかへ行ってしまったという。その夜、修染は郭(カク)嬷嬷(モーモー)に頼み、小荷を郊外まで連れ出した。行き先も知らず馬車に乗せられた小荷は羽寂が魂珠を見つけたのかと期待したが、待っていたのは猫王子。すると修染の合図で天灯が上がる。小荷はふと聞き取り調査で一番見たい景色という問いに″天灯が彩る夜空″と書いたと思い出し、猫王子にからかわれたのかと疑った。しかしその疑いの眼差しを自分への好意だと勘違いした修染は早々に口づけを迫り、引っ叩かれてしまう。修染は次に小荷を連れて食卓についた。すると満香楼(マンカロウ)の料理人が現れる。小荷は食欲がないと断ったが、修染が自分の苦手な料理を除いて全て注文した。確かに一番食べたい物という問いに″満香楼の全ての料理″と書いた小荷。せっかくなので料理を平げ、わざとこれから舟に乗りたいと頼んだ。水が苦手な咕咕狸は渋ったが、すでに小荷に見抜かれていたと知る。「第3問を忘れたの?」小荷は第3問の理想の逢瀬に″舟に乗る″と書いていた。背に腹はかえられず、修染は小荷と小舟に乗った。水が怖くて口づけどころではない修染、すると小荷は強がる修染の姿を見て久しぶりに大笑いする。「子供の頃、舟に乗るのが好きだったの、哥哥がよく青山(セイザン)湖に連れて行ってくれた だけど哥哥も水が怖くてね、私を不安にさせまいといつも平気な顔をしてた 哥哥は唯一の肉親なの、私も成長したし、今度は私が哥哥を守ると伝えたかった でも行方不明になって…」「つまり哥哥を探すために都へ来たのか?」修染は小荷もか弱い娘だと同情したが、うまく慰めることができない。その時、洛風が気を利かせて花火を打ち上げた。小荷は夜空を彩る大輪の花に大喜び、これも修染の演出だと誤解する。「どんな企みかは知らないけど、今日は楽しかった、ありがとう」修染は小荷が打ち解けた隙に口づけを迫ったが、小荷が不意に小さな葉をくわえさせた。「美味しいでしょう?」「(ΦωΦ)モグモグ…ん?…美味い!」すると小荷はこれが自分の愛称である薄荷(ハッカ)だと教えた。「まだあるか?!」修染はすっかり薄荷に魅了され、口づけのことなど忘れてしまう。洛風は少将軍が猫屋敷を立てたのは猫を飼っている小荷のためだと思い、協力していた。しかし昨夜の作戦は失敗、そこで女心をつかむ技を伝授してくれる場所があると吹き込む。実は洛風が案内したのは妓楼だった。艶かしい妓女たちは女子を振り向かせる方法を提案するが、修染は妓女たちがヒラヒラと揺らす羽の扇子が気になって仕方がない。扇子に飛び掛かりたい気持ちを必死に押さえる修染、するとある妓女が″酒″だと助言した。修染が酒を持って小荷の部屋にやって来た。何事かと思えば兄を心配する小荷に上等な酒を持って来たという。(ΦωΦ)<今日は酒を飲んで悩みを忘れろ~ふふふ(* ˙꒳˙ ).oO(お酒?そうか、この猫を酔わせて言う通りにさせようっと実は小荷、青山鎮では名の知れた酒豪だった。一方、玉夫人は南屏晩(ナンヘイバン)公主が天璃を訪れると聞いた。公主は祖母に草原で育てられ、成長してから落日(ラクジツ)に戻ったという。「世間知らずな粗野な娘でしょうね、いろいろと教えてさしあげねば… で、例の物は見つかった?」「店を3カ所に絞って探させていますので、すぐ見つかるかと…」「急いで、明日までに見つけて」するとそこへ小蓮(ショウレン)が駆け込んで来た。実は大少爺が風月無変(フウゲツムヘン)に行ったという。玉夫人は色恋とは無縁の修染が妓楼に行ったと聞いて目を丸くしたが、報告にはまだ続きがあった。「それが大少爺は酒を持って小薄荷の部屋に入って行きました!」莫家の名誉を重んじる夫がこれを知ったらただでは済まないだろう。玉夫人は現場を押さえようと早速、東院に乗り込むことにした。咕咕狸は酒に弱かった。目を覚ました修染は気分良く伸びをしたが、小荷を酔わせて契約を取り消してもらうつもりが自分が酔い潰れてしまったと気づく。「契約のためだったんだ…(ボソッ」「ぁ…家に帰りたいだけだ、契約を取り消せば帰れる」そこで小荷は兄を見つけてくれたら契約を取り消すと持ちかけた。すると修染が咕咕狸の聴覚で玉夫人が近づいて来ると気づく。焦った小荷は修染を魂珠で猫に戻そうとするが、なぜか効果がなかった。「肝心な時に使えないんだから!あ~ばれたら私の名誉に関わる!どうしよう…」小荷は屋敷を追い出されたら兄を探せなくなると動揺し、修染に隠れるよう強要する。しかし修染は隠れる必要などないと拒み、追い詰められた小荷は言うことを聞くと約束した。「約束だ、真実の愛の口づけをしてくれ」「明日ね!」修染が箪笥の中へ隠れると玉夫人が入って来た。部屋に修染の姿は見えなかったが、確かに酒臭い。玉夫人は奥の箪笥が怪しいと戸を開けたが、中から猫が飛び出して来た。(´゚艸゚).oO(ブッ…お酒のせいで変身に時がかかったんだわ翌朝、猫屋敷の荷物をまとめた修染は東院へ向かった。するとちょうど庭園で羽寂に会いに行く小荷を見つける。\\\\٩( ‘ω’ )و ////バーン!(  ̄꒳ ̄)<華麗な登場に驚嘆しただろう?( ̄▽ ̄;)<むしろ恐怖なんですけど…修染は約束通り真実の愛の口づけをせがんだ。しかし小荷は酒の席での約束など無効だと煙に巻いて逃げ出してしまう。つづく( ˙꒳˙ )え?口づけしても愛情がないからダメなんだろうな~と思いきや女主が嘘つきとかどうなの?w
2021.12.28
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我的宠物少将军 be my cat第2話少将軍から花嫁の替え玉に使われた蘇小荷(ソショウカ)を探せと命じられた腹心の洛風(ラクフウ)。早速、人相書を眺めながら出かけようとしたが、ちょうど使用人の面接で莫(バク)家を訪れた小荷を見つけた。小荷は失踪した兄・子墨(シボク)の手がかりが莫家にあると知り、使用人として潜入することにした。莫家は100軒近い銭荘を持つ天璃国一の富豪で使用人の仕事は全部で108個もある。すると小荷にぴったりの仕事、犬の世話係があった。「…蘇小荷です、小薄荷(ショウハッカ)と呼ばれています、犬の世話係が希望です」しかし面接官はなぜか東院の筆頭侍女に採用したいという。困惑する小荷だったが、筆頭侍女なら勤務時間は毎日2刻だけ、しかも月給は100両で100日も有給休暇があると聞いて快諾した。小荷の居所は公主の部屋のように広くて豪華だった。そこへ突然、少将軍が現れ、なぜかビー玉を詰め込んだ箱を持って来る。莫修染(バクシュウセン)に乗り移った猫は人間の心を操るには贈り物が有効だと学んだばかり、しかし肝心の贈り物が間違っていた。「この契約状に署名すれば、このお宝は全てお前のものだ」しかし小荷は契約状の見たこともない不思議な字体に困惑する。…ビー玉がお宝って( ̄▽ ̄;)…そうか、面接はこの人が手を回したのね…何だか怪しい契約状だわ、身売りの契約だったら大変そこで小荷は署名を拒否した。ここで困った時の龍仔(リュウシ)、と思いきや、屋敷の衣服に着替えていたため、懐に入っていない。すると修染は何とか署名させよう小荷ににじり寄った。その時、うっかり自分が落とした筆を踏んで滑り、そのまま正面にいた小荷を押し倒してしまう。はずみで唇が重なり合ってしまった2人…。(ΦωΦ)オワタ__修染は小荷の首飾りに触れてしまったと気づいた。小荷の胸の上で修染は猫に戻った。…これも契約のせいだ、玉璃(ギョクリ)星の王子がもてあそばれるとは…そこへ洛風がやって来る。洛風はてっきり小荷の猫だと思い、東院では少将軍以外は猫を飼えないと教え、猫を捕まえて出て行ってしまう。(((;゚Д゚)))ィャィャィャ…その猫… ニャア~(ΦωΦ).oO(洛風!手を離せ~!小荷は修染の正体が化け猫だと知り、その夜、莫家から逃げ出すことにした。しかし塀に登ったところで本来の目的を思い出す。「相手はただの猫よ?妖怪だとしても小ちゃな化け猫じゃない!」「おいおい、俺は猫妖じゃないぞ…」ちょうど木の上にいた修染が訂正した。「あなた何者なの?!ってか何猫よ?」すると修染が塀に飛び移り、小荷を抱えて夜空に飛び上がった。修染は小荷を連れて裏山に完成した猫屋敷に到着した。そこで実は自分が玉狸星の王子だと告白し、もう一度、契約状に署名するよう頼む。小荷は子供騙しの嘘だと呆れ、署名も拒否した。その時、過って紐に手をかけ、天井からぶら下がっていた猫用カゴが勢いよく頭に激突、そのまま気を失ってしまう。(ΦωΦ)<ぁ…ヤバい!こいつが負傷したら… ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ バッタリ!〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓主従契約 第一条主が負傷したら猫も負傷する〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓翌朝、小荷が目を覚ますと胸の上に猫がいた。「(はっ!)このドラ猫!寝込みを襲う気ね!スケベ猫め!」小荷は猫王子の顔をグリグリして仕返しした。小荷は兄の手がかりを探すため、玉(ギョク)夫人がいる西院へ向かった。しかし噂では東院と西院の仲が悪いと聞いている。「西院に入っても大丈夫かしら?」すると偶然、西院の侍女が暗くて不気味な珍宝閣の掃除に行きたくないともめていた。「だってあそこの職人が失踪したんでしょう?」小荷はその職人が兄ではないかと疑い、わざと侍女にぶつかって謝罪、お詫びに珍宝閣の掃除を買って出た。西院にやって来た小荷、すると前から黒いフレブルが興奮して走って来た。小荷は落ち着かせようとフレブルを撫でてやったが、そこへ二少爺が現れる。「元宝(ゲンポウ)は見知らぬ者にだけ吠える、そなたは誰だ?」「私は東院の侍女です…西院の侍女に頼まれて掃除に来ました」小荷は元宝のお腹に赤ちゃんがいると教え、飲み水を持って来ると断って逃げ出した。「うまく逃げられたな…ふっ、また会えるだろう」莫羽寂(バクウジャク)は面白い娘を気に入った。昼間だというのに珍宝閣は陰気な雰囲気の漂う部屋だった。すると小荷は蝋燭立ての底に血がついているのを見つける。まさか子墨は誰かにこの蝋燭立てで殴られたのだろうか。不安が募る小荷、その時、棚の隅に落ちている書き付けを拾った。…哥哥の字だわ…ひとまず書き付けをカバンにしまって帰ることにしたが、ふと振り向くといつの間にか修染が立っていた。修染は再び契約状を出し、署名しろと迫った。「いいか、お前の前に立っているのは天下無双で凛々しい玉狸星の王子…その名も咕咕狸(ココリ)だ!」「ココリって(´゚艸゚)∴ブッ!ともかく署名はしないわ~陰謀かもしれないし」「陰謀だと?あの日、お前が吾輩の隙をうかがい、接吻したな? おかげで主従関係が成立し1日6刻しか人の姿になれぬ」「ん?つまり私が主なのね?」小荷は少将軍の弱みを握ったのなら自由に操れると気づいた。そこで修染を兄の捜索に利用しようと思いつき、契約状を破り捨ててしまう。憤慨した咕咕狸は小荷を拘束、すると小荷は少将軍が接吻で猫になると誤解し、自ら唇を重ねた。しかしなぜか修染は猫王子に変身しない。その時、修染の手がうっかり小荷の首飾りに触れ、青い光と共に猫の姿に戻ってしまう。(ΦωΦ)やられた…またこいつに顔をグリグリされる…小荷は猫王子を捕まえ風呂に入れた。(ΦωΦ)やめろー!風呂は嫌いだ!覚えてろよ!契約はいつになったら取り消せるのだー!しかし咕咕狸は暴れているうち、偶然、小荷の首飾りに触った。すると再び人間の身体に変身、小荷は真っ裸の少将軍に驚き、慌てて逃げて行く。(ΦωΦ)契約状を破った上に吾輩を風呂に入れ、この完璧な肉体に触ったな?ギギギギ…小荷は猛ダッシュで部屋に戻った。今は猫王子より兄を探すことが先決、そこで早速、子墨の書き付けを読んでみる。…藍魂珠(ランコンジュ)は丸くて透き通り、しま模様の美しい猫の姿が見える…紅(コウ)魂珠はケシのように鮮やかで、泳ぐ錦鯉の姿が浮かぶ…白(ハク)魂珠には天に住むという犬に似た天狗(テンコウ)の姿が見える…黄(コウ)魂珠は美しく輝く月のようで、ひらひらと舞う蝶の姿が映る小荷の魂珠は藍魂珠だった。まさか自分が魂珠に閉じ込められていた猫を解き放ってしまったのだろうか。…10年前の夏至に恒星が消え、無数の隕石が轟音を響かせて地上に落ちた…地上には湯飲みほどの大きさの穴が空き、その中に落ちた星には熱くて近づけなかったどうやら昨夜の修染の話は本当だったらしい。それにしても子墨はどうして魂珠を探していたのだろうか。咕咕狸は少将軍として軍営に顔を出した。すると練兵の指導中、自分を見ている人影に気づく。(ΦωΦ).oO(姐?玉狸星から来たのか?!小荷にご馳走してくれた焼き魚店の布偶(フグウ)は咕咕狸の姐だった。「10年前、猫后(ビョウコウ)は玉狸星を守るため孰湖(ジュクコ)と死んだ この数年、どこにいたの?」「昔の話はやめよう、早く玉狸星に戻りたいよ…」布偶は弟が主従契約を取り消せず悩んでいると言い当てた。「藍魂珠のお嬢さんを見たわ~なかなか可愛らしい子ね?」咕咕狸は契約を取り消す方法がないか聞いたが、布偶は署名させるしかないという。「まさか…契約状を破られたとか?(´゚艸゚)∴ブッ まあ他にも方法はあるけど、難しいと思うわ…」実はもう1つの方法とは、主と真実の愛の口づけを交わすことだった。小荷と恋に落ちなければならないと知った咕咕狸は頭を悩ませた。すると食欲がない少将軍を見た洛風は小荷への恋煩いだと気づく。「私が悩みを解決して差し上げます!」一方、小荷は侍女の小蓮(ショウレン)と東院の買い物に出かけた。店主は小荷に聞き取り調査に協力して欲しいと頼み、景品ももらえるという。「景品?!…あ!老板娘?あの猫耳ももらえるの?」「もちろん」「(何々?)第一問は一番見たい景色、第二問は一番食べたい物、第三問は理想の逢瀬?」店主の話では七夕に開く催しのために調査しているという。小荷は小蓮を先に帰し、質屋へ向かった。すると偶然、街に出ていた羽寂が小荷に気づき、あとを追う。…あの時の東院の侍女か…小荷は質屋で魂珠を質に入れた人がいないか聞いた。小荷の魂珠を見た店主は恐らく不正に手に入れたと疑い、もし売ってくれるなら言い値で買うと持ちかける。その時、羽寂が乗り込んで来た。「やはり盗人だったのか」「二少爺、なぜ私が盗んだと決めつけるの?あなたもこの人たちと同じね」「まさか、私は藍魂珠の持ち主を知っているんだ」「兄を知っているの?!」羽寂は東院の侍女が子墨から良く話を聞いていた妹の小荷だと知った。子墨の失踪には必ず裏があり、実は羽寂も調べていたが手がかりはないという。そこで小荷は文と一緒に藍魂珠が送られて来たと説明し、兄を探すためには4つの魂珠を見つけなければならないと訴えた。すると羽寂は残りの3つの魂珠探しを自分も手伝うと約束する。一方、修染は洛風から小荷の聞き取り調査の結果を手に入れていた。「うむ…私が願い事をかなえてやろう」つづく(  ̄꒳ ̄)…ってか何これ?w
2021.12.25
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我的宠物少将军 be my cat第1話…女子なら誰でも幸せな婚姻を夢に見るいつの日か愛する人に嫁ぎたい爆竹が響く中、花嫁行列が進む豪華な衣装に身を包み、祝福の中で床入りするのそれなのになぜこんな目に?!話はあの日にさかのぼる…動物好きの蘇小荷(ソショウカ)は青山(セイザン)鎮で逸趣(イツシュ)堂という寵物店を営んでいた。小さい店だが犬や猫、うさぎはもちろん、馬や鹿、爬虫類まで取り扱う。そんなある日、差出人不明の文が届いた。早速、開封してみると、何やら青い小さな珠が転がり落ちる。文には都の玉石院にいるはずの兄が失踪したとあった。「″兄を探すには4つの魂珠(コンジュ)を見つけろ″と…」恐らくこの小さな珠がその魂珠だろう。「どうも怪しいわ、都へ行って来る」小荷は小蕓(ショウウン)に店を任せて出発した。鼻歌まじりで山道を進みながら道端の枝を手折る小荷、するとうっかり指を切ってしまう。…不吉な予感?いやいや…その時、小荷の血が首飾りの中に入れた魂珠にうっかり落ちたが、小荷は気づかなかった。依然、戦が続いている辺境、小荷は道すがらで深手を負って落馬した兵士を目撃した。驚いた小荷は駆け寄って声をかけたが反応はない。腰佩には″天璃″とあった。「天璃の兵士ね…なら見捨てられないわ」その時、敵軍が兵士を捜索する声が聞こえて来た。小荷は時間を稼ぐため兵士の馬を走らせてオトリにし、その間に草むらへ逃げ込んだ。次第に迫ってくる落日(ラクジツ)軍、追い詰められた小荷は一か八か蘇生術を試みることにする。「一刻を争うんだもの、仕方がない」大きく息を吸い込み、思い切って兵士に口づけする小荷、その時、首かざりに入れていた魂珠から青い光が放たれた。「…小娘の仕業だったのか」Σ( ̄。 ̄ノ)ノ え?!気がつくと2人の口づけを落日軍が見ていた。小荷は護身用に持っていた短刀を抜いて牽制した。「来ないで!近づかないで!」敵軍に包囲され、もはや絶体絶命の小荷、すると倒れていた兵士の脳裏に戦の記憶が蘇り、突然、目を開ける。…人間と主従関係を結ぶとは、この上ない屈辱だ…(ΦωΦ)キラーン!兵士がふいに立ち上がった。しかしどこか様子がおかしい。木に背中を擦り付けながら、爪を立て、何やら意味不明な言葉を話していた。(ΦωΦ)<ニャンニャニャニャ~フニャニャニャ~ゴロゴロ~ニャニャニャニャニャ?!取り憑かれたか?@敵軍>(´・д・)(・д・`*)<そうみたい@小荷小荷はこの隙に逃げようとしたが、落日軍は見逃してくれない。すると兵士が颯爽と敵軍に飛びかかり、小荷を救出した。「このバカ娘、なぜ私に口づけを?」「助けたのよ?」2人が痴話喧嘩していると落日軍が再び襲いかかって来た。「魂珠の中にいたから久々の運動だ」兵士は軽い身のこなしで敵を一掃したが、気がつくとあの娘の姿が消えていた。「まずい!魂珠はあの女が持っている!」兵士はあっという間に小荷に追いついた。そこで小荷の首かざりに手を伸ばしたが、懐から思いがけず龍仔(リュウシ)が顔を出す。(〣ΦꇴΦ)<うわーっ!この星にもトカゲがいる… ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ バタン!天璃に少将軍を乗せた馬車が帰って来た。山中で倒れているところを発見された少将軍は息も絶え絶えで、軍医いわく目覚めない可能性もあるという。そこで輿入れの吉事で回復を願うことになった。その若さで多くの戦功を上げて来た護国少将軍は英雄、民たちは少将軍の馬車を迎え、突然の悲劇に涙する。一足早く都に到着していた小荷は少将軍が例の兵士だと気づいたが、それより兄の捜索が先決だった。小荷は玉石院の徐(ジョ)大人の屋敷を訪ねた。兄・子墨(シボク)はもう何日も姿が見えず、大人の話では莫(バク)家の玉(ギョク)夫人に呼ばれたあと行方が分からなくなったという。小荷は莫家を訪ねてみると伝えたが、徐大人は大きな屋敷のため簡単に入れないと警告した。その時、家職が大慌てで駆けつける。「(コソッ)老爺、大小姐が嫁ぐくらいなら自害すると…もうすぐ莫家から迎えが来ます」「大事な娘を奪われてたまるか…」徐大人はたまたま居合わせた小荷を利用することにした。小荷が目を覚ますと、なぜか花嫁の身代わりとなり花輿に乗せられていた。全てを察した小荷は逃げ出そうとしたが見張りに囲まれ出られない。やがて延寿(エンジュ)堂に到着、しかし前庭に入ると輿入れというより葬式のような趣だ。寝所に置き去りにされた小荷、そこで面紗(メンシャ)を外すと、寝台で寝ている新郎の姿を見つける。「ん?どこかで見た顔だわ…(はっ!)あなたね! 少将軍のくせにトカゲに驚いて死んだの?!信じられないわ___」小荷は少将軍の息を確認するため手を伸ばしたが、その時、首飾りが少将軍の身体に触れた。すると突然、少将軍の目が開く。「あははは~( ̄▽ ̄;)って目が覚めたの?」「そうさ、自分から会いに来てくれるとはな」今度こそ逃すまいと小荷に迫る少将軍、しかし再びトカゲを見て悲鳴を上げた。「動かないで!…これでお別れね」小荷は窓から飛び降り、無事に脱出した。中庭で息子の悲鳴を聞いた莫氏は玉夫人と一緒に寝所へ駆けつけた。元気な息子の姿に感激しきりの莫氏、しかし息子の様子がおかしい。「誰だ?」「自分の父親を忘れたのか?!」少将軍はこの男が莫修染(バクシュウセン)の父親だと分かったが、それより5刻も眠っていたと知って驚愕した。「出て行ってくれ!早く!」莫氏は息子の変わりように困惑、すると玉夫人が少し休ませたほうが良いとなだめて帰って行った。少将軍はあと1刻しか猶予がないと焦った。そこで人里離れた林の中へ逃げ込み、本来の猫の姿に戻る。…長い間、眠っていたのは身体が適応できていないからだな、魂珠の影響で霊力が安定し覚醒できた、人間の姿になれるのは毎日6刻だけ、あの女が負傷すれば吾輩も同様だ、女を探して契約を取り消し、魂珠を奪って玉狸(ギョクリ)星へ帰ろう…婚姻から逃れたものの、小荷は路銀を失い、残ったのは魂珠と龍仔だけだった。やがて美味しそうな匂いに誘われて焼き魚店に到着する。すると店主・布偶(フグウ)は小荷の首飾りを見て驚いた。…なぜ藍(ラン)魂珠を?もしかして…布偶は持ち金がない小荷に焼き魚をご馳走した。感謝した小荷は必ず支払うと約束し、莫家を知っているか聞いてみる。莫家と言えば天璃で随一の名家で大金持ち、実は使用人を募集していた。小荷は兄の手がかりを探そうと早速、使用人に応募しようと決めたが、希望者の多さに目を丸くする。「本気を出さなきゃ」一方、莫家に戻った修染のもとに皇帝から褒美の品が届いた。しかし修染は金銀財宝には目もくれず、真っ白な毛皮を手にしてうっとりしている。「少将軍、1つご報告が…あの花嫁は玉石院の娘ではなく、替え玉に使われた蘇小荷という娘でした 院長に話を聞いて人相書を作りました」「似ているが…絵の方が美人だな、探して来い!」(ΦωΦ)<おお~すごいな~この毛並み、柔らかい~…それにしても人間の身体にしては莫修染は吾輩に相応しい身体だ…あの娘と主従関係を取り消すまで使わせてもらおう修染は嬉しそうに毛皮を首に巻きつけながら、裏山に猫屋敷を建てろと命じた。設計図を受け取った腹心・洛風(ラクフウ)は拝命したが、使用人たちは意識が戻った少将軍は人が変わったようだと噂する。つづく( ๑≧ꇴ≦)あはははははははは~配音最高か?w
2021.12.24
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