大阪市住吉区・住之江区の学習塾『創心館』のブログ

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2014.09.08
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カテゴリ: 創心館の理念



先日の 「赤ペン貸しては許されない」 の記事では

言葉足らずの部分がありましたので、補足させていただきます。


先日書いた記事では「赤ペン貸して」が許されない理由として、

端的に言うと「人の邪魔をするな」ということでした。


「赤ペン貸して」を許さない理由としましてはもうひとつあります。

それは、「赤ペン貸して」を許してしまうと、

そこから自習室の雰囲気が一気に騒がしくなってしまうということです。

最初はコソコソ話から始まり、

その頻度が多くなり、話をする人が多くなり、話し声が大きくなり・・・。

まるでひとつの蟻の穴が大きなダムを瓦解させるかのごとく、

自習室の雰囲気は崩壊してしまいます。

その状況から静寂を取り戻すのは非常に大きな困難を伴います。

ですから「赤ペン貸して」という小さなところから注意していかなくてはならないのです。

自習室を静寂に保つということは相当な労力を必要とする作業なのです。


入試当日とは違う雰囲気で勉強していたら

入試当日に力が発揮できないのではないかという懸念をお持ちの方もいるかもしれません。


つまり、入試当日は必ずしも静寂の中でテストを受けられるわけではない。

隣の人の咳がうるさいかもしれない。そんな中でも集中できるようにするべきではないか。


おっしゃることは非常によく分かります。

しかし、イレギュラーは自習室でも起こります。


突然の来客もありますし、電話が鳴ることもあります。

入試当日に起こるレベルと同じレベルで自習室でもイレギュラーが起こりますので、

十分、その対策はできるのではないかと思います。


また、イレギュラーを想定して自習室を騒がしくするのは本末転倒かとも思います。


ただ、入試当日とは違う雰囲気で勉強していたら危ないのは確かです。

例えば、日頃音楽を聞きながら勉強していたら、入試当日は力を発揮できないでしょう。

入試の際には音楽を聞きながら解くことはできません。


また深夜の静寂に慣れている人も要注意です。

深夜の静寂は、まさに文字通り「物音一つしない」環境です。

その環境にあまりにも慣れすぎていたら、入試当日は周りの雑音が騒がしく感じられるでしょう。



創心館ではこの2学期の間、

自習の時間にどれだけ点数を上げることができるかという部分に注力しております。

そのために広告宣伝費を削り、人的リソースを投下しております。

「生徒の成績を上げる」という部分以外の仕事は大幅に減らしています。

生徒がいる時間は極力多くの講師が教室に滞在している状況を作ろうとしています。

安延も白数も生徒がいる時間帯は他の一切の仕事を先送りにして、

とにかく生徒の横について質問に答えようとしています。


他の塾では冬期講習に向けての集客を考え始める時期です。

経営のことを考えたら、他にやるべきことはたくさんあるのでしょう。

しかし創心館では積極的に集客を行うのではなく、

「いかに自習の時間に点数を上げられるか」の一点のみに

会社の全てを注ぎ込む覚悟をしています。



「自習室が使える」と謳っている塾はたくさんあります。

しかし、その自習室に通うことで点数が上がるのでしょうか?


もしかして友だちと遊び感覚で自習に通っているのかもしれません。


創心館の自習室は「点数の上がる自習室」でありたいと考えています。


そのためには静寂に包まれた凜とした雰囲気の自習室が絶対的に必要だと考えています。









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最終更新日  2014.09.08 23:30:24
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