毎日の生活で感じたこと

毎日の生活で感じたこと

2016.11.06
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カテゴリ: 健康
今日午後、日本肺癌学会学術集会の公開シンポジウムに参加してきました。
肺がん医療について、医療者と一緒に一般の人たちといっしょに考える公開講座です。

会場にはたくさんの人が、参加してました。

講演のなかで一番印象に残ったのは、杉山徹先生のお話です。


肺がん患者として治療をした経験の持ち主です。

2008年にCTとPET診断で、PETで細胞が光ってなかったため、「異常なし」と診断。
(その時癌細胞は2センチの大きさ)

2010年には4センチの大きさになっていて、手術・入院。
肺がん患者として、「治療される側」になりました。

クスリによる副作用で、発疹ができました。
クスリを飲む前は、「男だから、そんなに気にならないだろう。」
ところがとても気になり、人前に出るのがとても嫌だったそうです。
入院中は看護師さんの何気ないあいさつの言葉が、とてもうれしかったそうです。

また、こうも思ったそうです。

「肺がん」になったことは、自分の人生の一部。
    病気に向き合うことで、人生の仕切り直しだ。


2011年には、東日本大震災を体験。
家や家族を失った人々を見て、こう思ったのだそうです。

人生、何が起こるかわからない。
     どんな状況でも、向き合うしかない。
         それが生きることなんだ。


2007年日本癌治療学術大会の学会長だった、杉山先生。
初めて患者さんたちが学会参加できるようにしたという、改革派でもあります。
当初は、周囲の批判が多かったそうですが、今も「一般人参加」は続いてます。


先生の講演のあとは、LinQ(リンク)&ジバニャンのコラボミニコンサート!
福岡で活躍するアイドルグループLinQは、「がん啓発」を行っているのだそうです。
ジバニャンも、一生懸命踊ってました。




これは、九州大学大学院附属胸部疾患研究施設教授の中西洋一先生のアイディア。
癌のシンポジウムに参加した人たちが、「楽しかった」と思ってほしいとのこと。

楽しい気持ちになることで、免疫力が上がります。
今まで神妙な雰囲気の会場が、一気に明るくなり、笑顔になれました。


最後に、12月19日~21日に開催される日本肺癌学会学術集会のお知らせがありました。
参加対象は、患者・家族、一般の方々
会場は、福岡サンパレス・パレスルーム
会長は、中西洋一先生
事前申し込みが必要。(12月2日まで)

「参加費が1000円必要ですが、三日間お弁当付き!
 1000円くらいのお弁当が出るから、2000円の得ですよ~」
中西洋一先生が、笑顔でおっしゃってました。

参加申し込みは、「NPO法人キャンサーネットジャパン」HPからできます。





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最終更新日  2016.11.06 20:20:43


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