福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」
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火曜日、ハイレベル数学のクラスに新しい受講生が加わった。新しい顔を迎えるたびに、私は心の中で「最高のもてなしをしよう」と思う。どんな状況であれ、最初の印象がその後の学びに大きく影響を与えることを知っているからだ。もしその生徒が他の塾を経験しているなら、私もやりやすい。その経験をもとに、どんな授業が良いのか、どんなスタイルが求められているのかを、私自身も学びながら調整できるからだ。しかし、学習塾が初めての生徒にとっては、もっと細かな配慮が必要だと思う。教室の雰囲気、授業の進め方、ひとつひとつに気を配らなければならない。その生徒の表情や、授業後に書いてくれるSTUDENT REPORT(生徒の感想)は、私にとって非常に興味深いものだ。どんな小さな反応も、私にとっては大切な手がかりだ。そして、今日はその新しい受講生が、初めて私に言ってくれた。「先生の授業は、おもしろいですね。さすがですね、うまいです。」どうやら、「面白い」とは、レベルが高い問題を扱い、その解説がしっかりしているからこそ感じられるものだったようだ。それに、授業自体が楽しいという感覚もあるとのこと。最初の感想としては、正直言って、私は十分に満足している。まだまだ改善の余地はあるが、それでも良いスタートを切れたと思う。■ 生徒のために、もっと良い授業を時々、私は自分の授業に対して、少しばかり複雑な思いを抱くことがある。それは、生徒たちがもっと優れた数学の授業に触れたら、どう感じるのだろうと考えるからだ。私よりもっと素晴らしい授業をしている先生たちがいることを、私は知っているからだ。そのような授業を受けたら、生徒たちはもっと伸びるだろうし、私の授業に対する評価も変わるかもしれない。こんなふうに思うとき、私は少し焦りを感じる。でもその一方で、私は同時に感じていることがある。それは、今だからこそ競い合いたいという気持ちだ。あの頃の、優秀な生徒たちが集う特別クラスでの授業を思い出すと、私は自分の中でまた新たな競争心を燃やしている自分に気づく。あのクラスでは、定期テストの主要5科目で成績が450点以上の生徒たちが集まり、毎回その結果を出すために切磋琢磨していた。あの空気の中で、私はどれだけの成長を遂げただろうかと考えると、胸が熱くなる。■ 勝てるかもしれない、でも今、私はその時のようなクラスに対して、勝負を挑みたいという気持ちがある。勝てる自信があるわけではないけれど、どこかで「もしかしたら勝てるかも」という気持ちがあるのも事実だ。競い合うことがすべてではないと私は思っている。授業における勝負とは、あくまでナンセンスだとも感じる。だが、競い合う機会があっても良いのではないかとも思う。料理の鉄人のように、授業の質を競い合う場があっても面白いかもしれない。とはいえ、毎回の授業が競い合いである必要はない。生徒たちの成長を第一に考え、授業が本来の目的を果たすことが最も大切だ。ただ、時々その競争心が私を奮い立たせ、さらに良い授業を提供しようとする原動力になることも事実だ。■ 最後に新しい受講生を迎え入れることは、私にとっても一つの挑戦だ。どんな授業が求められているのか、どんな点を改善すればより良い授業になるのか、それを常に考えている。でも、どんなに優れた先生がいようと、私は自分らしさを忘れずに、生徒一人一人に合った授業を展開していきたいと思っている。勝負はしなくても、競い合う心を持ちながら、授業の質を高めるために努力し続けることが、私にとっての大切な仕事だ。これからも、新しい受講生との出会いを大切にし、最高の授業を届け続けるために、私は日々自分を磨いていきたい。
2007.06.27
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